モモやん小泊の日々つれづれ日記
バックナンバー
2004年9月1日(水) フェリーと宿とカミさんの熱と。。。
義母が泊まりに来るというのでカミさんは朝から大騒ぎ。何が大騒ぎかというと、あまりにひどい状態の部屋を掃除しなくちゃならないわけなのである。オイラもとりあえず手伝うのだが、オイラも明日から北海道なので、その準備も必要なのだった。困った。
海外に頼んでいたCRFの新しいパーツも届いたが、組む時間がない。
んでとりあえずフェリーを予約しようと思ったら、前日便と当日便はインターネット予約(割安になる)は出来なくなっていたのだった。
今日からうちの社長は一足先に帯広に飛んでいるのであった。で、当初は宿がなくてなくて、仕方なくトマムに泊まって片道二時間半(一日5時間だ!)で通うとか言ってたんだが、行ってみたらなんだかいっぱい空いてるらしく、すぐ近くの十勝川温泉に宿が取れたという。宿の心配はないと考えていいのかしら。ネットで買ったチケットにつく宿の権利、メールで怒ったら、宿に確認して、宿から直接電話させます、という返信が来たが、結局今日はメール来ず。どーしよう。
軽く片づけを手伝った後、銀行へ行き、バイク屋に寄ってみたら暇そうなので、オイル交換をする。家に戻ってみたら、カミさん、熱があって調子悪いという。義母に泊まってもらうのは今回はやめにして、店屋物でそうそうにお休みなさい。
としようと思ったんだが、やっぱり寝られず、いつもの飲み屋に行ったら、最近よく飲んでいるお兄ちゃんが来ていたのでそのまま次の店へ。もう6年も千川に住んでるのに、一度も行ったことのなかった、ウチから一番近くの小料理屋のマスターが来ており、今度行く約束をする。明日は朝から準備をして昼には出なくちゃならないのに、また午前様。。。
2004年9月2日(木) 北海道の準備と、仙台からのフェリー
今日出発だというのに、朝、フェリー会社に電話。一応バイクの空きはあるということなので、船室は、PCを持ち込んで仕事をしたかったこともあり、A寝台をおごってみた。またしても動き出すのが遅すぎ、当日だとチケットレス予約(ちょっと安い)もできない。ほんとに準備が悪いなぁ。
でもまぁ空きがあって良かった良かった。この便の空きがないと、八戸か青森/大間にせざるを得ず、もしそうだとすると、こんな午前中ゆっくりしてる場合じゃなくなっちゃうのであった(早朝に出てその日の最終便に間に合うかどうか、だね)。仙台便だと夜8時出港なので、昼に出ても十分間に合うのである。それもあって、荷造りとか全然してなかったのであった。
懸念の宿は、相変わらず連絡がなく、最後のつもりで電話をしてみるが、やっぱり予約は入っていないという。あきらめて、社長が泊まっているという十勝川温泉を調べる。結構いっぱい宿はあるが、安そうな国民宿舎から当たってみたところ、3日は空きがあるが、4日はまだわからない、という。急に無料宿泊所(近くの体育館)を用意したりして、客がそっちに流れてしまっているらしい。宿の人たちも大変だ。とりあえず4日は何とかなるだろう、という読みで、3日だけ予約。4日の夜は仕事はないとは思うが、荷物の管理とか考えると、やっぱり無料宿泊所は不安だし。最悪の場合はそれしかないけど。さて、どうなりますか。
ちょっと夕べ飲み過ぎたのだが(またか)、とりあえずキャンプ用品をクルマから出してきて積んでみる。テント、シュラフ、マットに椅子、カッパまで箱の前(箱の中に入れない)に積めなくもないのだが、結構ぎちぎち。しかも、箱には工具と着替えを入れて、それをクッションにPCとカメラを積むつもりなのだが、北海道はひょっとしたら寒いかも、という予測もあるので、思いの外着替えが増えて、入らない。北海道では全部宿、にしても、帰りに東北を走りながらどっかで一泊したいので、それはキャンプでもいいかなぁ、と思ってはいたのだが。考えてみたら、もしキャンプをするなら月曜日か火曜日の夜で、多分F1の仕事があったりするので、キャンプなんてしてられない可能性もあるのだった。やっぱりビジネスに泊まろう。ということで、キャンプ用品はごっそり除くことにした。でもフェリーで北海道キャンプツーリングするかわいいヲンナノコと知り合って一緒にキャンプしませんかなんて言われちゃったりしちゃったらどうしようなんてそんなわけねーだろと自己つっこみしながら荷造り。やっぱ箱はいいわぁ。一応保険でシュラフとシュラフカバーを積んでも、全然楽勝のパッキングとなった。
まず家のすぐ近くのGSでガスを満タンに。で、いきなりGSを出るところでバスっとエンストして立ちゴケ。かっちょわりい、というよりも、久々の長距離ツーリングのスタートなのに、なんかさい先悪い感じ。
まず首都高で東北道へと向かう。東北道の浦和の料金所(ETC専用レーンが4つ!もあった。平日だからなのか、普及率は思いの外高いのか。。)に入るために速度を落としたら、なんかちょっと匂う。プラスティックの溶けるにおいである。やばいか!と、通過後にチェックしてみたら、今回新たに着けたノーマルマフラーと、インナーフェンダーが接触して溶けてる。ノーマルなのに。。。溶けたプラスティックがマフラーに沿って流れている。火、着かないだろうなぁ。
最初は、久々のツーリングということもあるのか、カラダがなじんでない感じで、100km/hペースでやっと、という感じだが、だんだんペースも上がっていく。雲行きがやや不安なのだが、何とか持ってくれ、と祈るような気持ちで北上。昨日の天気予報では、都内は午後以降雨で、東北は昼頃が一番降水確率が高かったので、何とかうまい具合にくぐり抜けたいと思っているのだが。
黒磯のちょっと手前あたりで、右前ウィンカーのレンズがぶらぶらしてる!のに気付く。幸いにもすぐ黒磯PAという看板が出たのでそこに滑り込んで直そう、と車線変更した途端、レンズは外れてからんからーんと後ろへ転がっていった。残念。ナップスで買った汎用のウィンカーレンズだが、仙台とか北海道に売ってるところあるかしらん。
黒磯でトイレ休憩だけして走り出したら、シールドにパラパラと雨粒が当たりだした。まだ濡れるような量ではないが、ちょっと不安。さすがにフルメッシュのジャケットだけだと寒くなってきたので、ちょっと早いが給油と食事休憩に安積SAへ。メーター282km(ホイールが変わっているので1.2倍くらい出る)で11リッター。次のSAまですぐだったし(20kmくらい)、その次くらいまでは楽勝で行けたなぁ。
寒いので合羽の上は着るとして、下とブーツカバーはどうしようかしら、と悩んで、ズボンだけ(ブーツカバーはなし)で走り出す。ところが、安達太良を越えたあたりで雨が強くなり出した。しまった!ブーツカバー着ければ良かった、というような後悔はいつものことで、ものすごい雨になってしまい、靴はびしょびしょ。あーあ。
仙台付近では雨は小やみになったがまだ完全にはやまない。びしょびしょのカッパで店には入りたくないんだが。。。と悩みながら、市街地の、歩道橋下にバイクを置く。向かいにMOSがあったので、ここで無線LANが使えるかも、という読みである。ところが、入り口にそれらしい表示はない。まぁ田舎のMOSだとないところの方が多いし、とあきらめてエッジでつなぐ。つないで、周辺の無線LANスポットを検索したら、ありゃ、ここも無線LANあるじゃないの。いつも使ってるT41の内蔵無線LAN接続ソフトだと、自動的に探し出してつなぎに行くんだが、今回はT21を持ってきており、外付けのSony製無線LANの接続ソフトは意識的に接続先を選択してやらないとダメなのだった。うーん。とりあえず重い転送がある仕事だけ終わらせるが、ものすごく冷房が効いており、濡れた服でがたがた震えながらの作業ではこれ以上いられそうにないので、とりあえずフェリー埠頭まで行ってしまうことにした。フェリー埠頭なら、うまい飯屋もあるかもしれないし。
仙台市街地での目的は、ネットにつないで仕事をすることと、地図(北海道と東北)を購入することであった(地図無しでツーリングに出るなよ。。。)。第2の目的を遂げるべく近くのブックオフで地図を探すが見あたらない。で、またしても、地図無しで当てずっぽうでフェリー埠頭へと向かう。フェリー埠頭にも地図は売ってるだろう、という読みである。だいたいの向きはわかってるが、標識がよくわからず、途中で一度コンビニに寄って、地図を立ち読みしてフェリー埠頭へ。途中で尾張小牧ナンバーの緑のシェルパを抜く。後ろに箱を積んでおり、いかにも北海道行きのツアラーといった雰囲気。ずいぶんゆっくり走っているのでそのままぶち抜いてしまったが、きっと埠頭でまた会えるだろう。
フェリーのチェックインを済ませ、2回の売店へ。これが、典型的なSA食みたいな食堂で、売店の地図もろくなのがない。失敗。あわててカレーをかっこみ、残りの作業はフェリーに乗ってゆっくりやろうと言うことにした。この辺はエッジのエリア内に入っているようなので、出港までは作業できそうだからである。
ところが、実際に乗り込む段階に至って、乗り込み口のすぐ手前で、他の車待ちでずいぶん待たされることになった。こんなことなら待合いでギリギリまで作業してれば良かったか、とまたしても後悔。隣で乗り込み待ちをしてるのは先ほどの緑シェルパ君。よく見たら女の子であった。サスも短く切ってるのか、マフラーにも自作?プロテクタが着いてたりして、結構ツーリング慣れしてると見た。
さて、フェリーに乗り込んでいよいよ部屋である。A寝台を予約したと前述したが、これは、一番下の2等は広いところで雑魚寝、B寝台だと合宿所のような二段ベッド、A寝台はカプセルタイプで空調・TV付きということなので、それなら電源と鍵付きの部屋になるか、と読んだのだ。ところが行ってみてびっくり。電源がないっ!鍵もないっ!ドアもちゃんとしたものではなく、ただのロールカーテン。これ、空調とTVがあるというだけで、B寝台の二段ベッドと何も変わりないじゃん。と、部屋のアップグレードを頼もうと思ったのだが、チェックインの段階ですでに1等もスイートも全部満室なのだった。ちょっと二等の大部屋を覗いてみたら、一応電源はあり、そこに分岐ソケットをさして、携帯を何人かが充電していた。携帯はフロントで、100円で充電できるんだけどなぁ(一度に4個だけだけど)。廊下のコンセントにも、充電器に繋がった携帯が下がっていたりして、みんな携帯、充電したいのねぇ。
ウチのPCも満充電にしてあるし、スペアバッテリも一本持っては来ているんだが、明日やらなきゃならない仕事のことを考えるとちょっと心許ない。乗船してから、出港するまで(出港が40分以上遅れた)の間にちょっとバッテリのみで仕事をしたのだが、それだけでセカンドバッテリ分はなくなってしまった。
出港してしまえばネットは繋がらないし、電源もないしで、バッテリを消耗するPCでの作業(や暇つぶし)は出来ないのでうろうろする。とりあえずカレーだけじゃ足りないので、バーに行ってやっと!の生ビールとフランクフルトで乾杯(1人だけど)。そのうちの放送で、10時から船内のTVでTAXI3をやるという。また、船内のミニシアター(があるんだよ、これが)でマトリックス・リローデッドやるそうだ。すごいな。
とりあえずTV付きの寝台にしたんだし、TAXI3は先日カミさんの実家に行ったときにカミさん達が見てたんだが、オイラはちゃんと見てないし、ということでベッドに戻ってTAXI3を見る。まぁこのシリーズはどれ見てもはずれなく楽しいねぇ。でも1時間半で終了。
こんなに短かったっけ?と、酒を補充しようと船内に出てみると、ミニシアターではまだマトリックス・リローデッドをやってた。後で立ち見でいいや、と入ってみたが、15分くらいで飽きた。ダメだな、アレは。
PCで作業したいが、バッテリが辛いし、だからといってさすがに携帯のように、PCを充電器につなぎっぱなしで廊下に転がしとくわけにはいかないので、いろいろ探し回っていたら、ロビーのところで、なんとか電源につなげる席を確保。ただ、小僧がひっくり返って携帯を充電してるので、とりあえずあいつのが終わるまで、と風呂に入ることにする。
ここで問題だったのは荷物だ。貴重品といっても、財布だけじゃなく、PCを持ってきてるので、これもどこかにしまいたい。ところが、風呂場のロッカーは貴重品オンリーで小さくて、PCは入らない。鍵無しロールカーテンの寝台にはおいとくわけにもいかず、結局外のロッカー(200円)に入れ、その鍵を貴重品ロッカー(こちらは料金が返ってくる)に入れるという間抜けな羽目になった。
そりゃ、そこまでやらなくても、寝台のカプセルの中に入れておけば早々盗られるものではないと思うが、でもこのPCはオイラの生命線なので、財布と共に、常に持ち歩かざるを得ないのであった。重いんですけど。今回くらいの仕事だったら、やっぱり何とかVAIO U(旧型)を入手して、そっちを持ってくるべきだよなぁ。バイクに積む荷物の余裕もできるってもんなのに。
しかし、やっぱり事故はあるらしく、貴重品はフロントに預けろ、と書かれていたり、そのロッカー周辺をカメラで録っていたり(張り紙もあるし、映っているTVが置かれている)と結構物々しい。
考えてみたら、この有料大型ロッカーは、クルマで来てるわけじゃない、でも二等とかに泊まる人のための貴重品ロッカーなんだな。その割には全然使われてなかったけど。さすがにこういう船で二等に泊まるのは若い子ばっかりで、貴重品ロッカーなんて必要のない層ばっかりなんだろう。
風呂を上がったら件の電源も空いていたので、ビールを飲みながら、TVでやっていたBSのアジアンXゲームを見ながら日記作業。一時半頃撃沈。
2004年9月3日(金) 北海道1日目(長文注意)
昨夜はギリギリまで寝ていようと、アラームも9時半にセット(10時半到着予定)したのに、8時過ぎには結構でかい音の放送で、飯が出来たと伝えられて目が覚めてしまう。いまいちゆっくり寝られたという感じではないが、とりあえず起きて荷造りを始める。
そういえば、この苫小牧〜仙台間のフェリーというのはいまいちマイナーな感じで、オイラも今回調べるまでは知らなかったし、たいていの人は大洗か、八戸から、というようなことを言う。マイナーなのか、最近出来た路線なのか、とも思ったのだが、ふと思い出した。吉田拓郎の名曲「落葉」の中で、「苫小牧発〜仙台行きフェリー〜」というフレーズがあったじゃないの。昔からの路線ではあった訳よね。
苫小牧の港が見え始めたあたりから、何度かエッジでの接続を試し、入港作業なんかをやってる間にメールのやりとりもする。携帯も入るようになって留守電を聞いたら、なんだか帯広の、トラブってた宿からの留守電が昨夜入ってるみたいだ。もともと2日の夜から予約は入ってたはずだからね。でも、2日の午前中に確認の電話を入れて、予約は入ってません、といわれたのに、夕方いきなり言われたって無理だよ。こっちは東京からなんだから。もう次の日になっちゃってるが、一応こちらからかけてみる。が、この宿、午前中は全然出ない。どーなってるのかしら。まぁ帯広に着いてから考えよう。4日夜の宿もまだ決まってないし。
フェリー旅ってのは悪くないと思うんだけど、乗っている間確実にメールや携帯のアクセスが遮断されちゃうってのは、オイラみたいな仕事の人間には辛いなぁ。せめてメールだけは何とかつなげられるように出来ないのかしら。電話は衛星の奴が船の中にあるんだけど。衛星のタイムラグがある回線で、PCの接続って出来るのかな。一応FAXは繋がるみたいだったんだけど。その辺もためしておけば良かったかしら。
繋いでみたら、思いの外でかいデータが送られてきており、それを必死に受けている間にどんどんみんなが下船していく。結局終わりの方になってしまったのだが、バイクだからこれでも良かったのだな。ただ、もう誰もなんのフォローもしてくれず、エレベータから出たらただひたすらでかいトラックのコンテナだらけの中で、どっちに行っていいのかすらわからない状態だったのはちょっと困ったけど。
とりあえずフェリーを降りたはいいが、地図がないのでどっちに行っていいのかすらよくわからない。おおざっぱな方角では海を背にして右なんだろうが、埠頭から国道に出るのすらわからない。
まずは午後1時に配信しなくてはならないリリースの作業をしたいんだが、いまいち苫小牧港近くには何もなさそうなので、埠頭にあったおおざっぱな地図を記憶に、当てずっぽうで市街地へ向かう。苫小牧の駅近くならなんかあるだろうし、走ってればそれはわかるだろうと踏んでいたのだが、甘かった。全然駅とか、それに付帯する繁華街なんて見あたらないのである。仕方ないので、でかい国道?沿いにあったファミレスに入り、ちょうど昼飯時だし、と昼飯を食いながら作業する。
イレギュラーな仕事なので、やたら携帯に連絡が入り、そのたびに席を立たなくてはならないのでちょっとあわただしい感じだった。席で堂々と、でかい声で携帯を使ってる奴ってのは確かに嫌なもんだが、遠慮して小さな声でしゃべってれば、でかい声で同席の奴とおしゃべりをしてるオバサンとか若い衆(オイラも酔っぱらうと人のことは言えないんだが)よりは迷惑じゃないと思うんだけどなぁ。
とりあえずリリース配信の目処は付いたが、配信まで1時間ほどあり、昼飯時で混み始めたのでこのまま席を占領しているのも悪いか、と店を出る。地図を買って、その辺の喫茶店で配信作業はすればいいか、と出た訳なのだが、これも北海道では甘かったのだった。
でかい街道沿いなのに、ファミレスも本屋も喫茶店もない!とりあえず目に付いた車用品店へ入ってみたが、地図らしいものは見あたらない。そのまま進むと、レッドバロンがあった。ここには用品(ウィンカーレンズが欲しいのだ)とか地図とか無いかしら、と寄ってみるが、ここは純粋にバイク屋のようだ。しかし、応対してくれた店員が親切で、ちゃんと一番近い本屋を紹介してくれた。
本屋へ到着したら、ちょうど時間なのでリリースの配信作業を、と思ったのだが、隣にある喫茶店は休日(なのか休業なのか)。仕方なく店の前(地べた)でPCを開いて作業を行い、地図を購入。これでとりあえずの仕事は終わったし、いよいよツーリングの開始である。
今日は午後7時からの札内のSSSだけ見るつもりなので、せいぜい300km位の距離だから、かなり道草しても大丈夫なはずだ、と、まずはツーリングマップルに載っていた、苫小牧近郊の林道2本へと向かう。
苫小牧から海沿いに進む高速道路はまだ開通したてなのか、無料期間だということで、それで突き進む。それにしても地図で見てるよりも遠い気がする。北海道ならでは、だろうか。
程なく林道に突入。とはいえ、モタード仕様だし、PCとデジカメも積んでるし、で、まったりペースで走っていく。路面は荒れてないし天気もいいし、快適。やっぱり林道は楽しいなぁ。
北海道とはいえ、この辺の林道を走っている限りではうちの方の林道とあんまり変わらない印象。でもこのKLXのモタード仕様で林道を走るのは初めてだし、ダート走行そのものも久しぶりだし、と最初はかなり慎重なペースだったんだが、だんだんペースが上がっていく。こういうときが危ないんだよね。
ちょっとストレートが開けたあたりでスロットルを開けようとしたら、水たまりに阻まれた。ウェアは普通のGパンにスニーカーだし、靴の替えもないのでそろそろと渡る。いくつも渡っていくうちにだんだん慣れてきて、端の浅そうな所をバンクに見立ててスラロームするかのように。気持ちいい!と乗ってきたとたんにしめってるところにフロントを取られてズルっ!
やばいっ!と思わず左足が出て、泥の中に足を突っ込んでしまった。バイク自体はそのまま90度くらいスピンして何とか転ばずにストップ。
ちょっと頭を冷やそう、と一度バイクを停めて撮影でもしてみる。考えてみたら、今回のツーリングでバイクの写真を撮るのはこれが最初だ。今回はD70しか持ってこなかったので、取り出すのが結構面倒くさいんだよね。やっぱりMZ3も持ってくるべきだったか。というか、MZ3よりも薄くて軽くて、気軽に持ち運べる奴がやっぱり欲しいねぇ。

バイクの前に見えるような水たまりの連続する道だった。 アレがなければフラットアウトで行けそうだったんだが。。。 |
1本目の林道を過ぎて程なく、ツーリングマップルに載ってたもう1本の林道へ。走りやすい、と書いてあった気がしたんだが、走り出したら雨の浸食による縦溝は結構深いし、坂の斜度もきつい。嘘じゃん、と思いながら走り、途中で地図を見直したら、荒れ路面、と書いてあり、走りやすいとあったのは隣の林道だった。まぁドライだったこともあって、一応モタード仕様でも走れる林道だったので良かったけど。ただ、結構長さがあり、途中は相当人が通っていないっぽい荒れ具合だったり、かなり枝道や分かれ道も多く、悩まされる林道だった。ツーリングマップルでは分岐は1カ所、ほぼ一本道なのだが。
地図を何度か見ながら進み、心細くなってきた頃、何とか集落にたどり着いた。かなり走ったし、ツーリングマップルに載ってない名前の林道も走った。ツーリングマップルにはない道を走って、結構先の方に抜けちゃったんじゃないか?と思いながら、集落の名前とか、現在地を知るための何かを探すが、何も見あたらない。というか、書かれている地名がツーリングマップルにないのである。うろうろしているうちに、道路工事をしている場所に出たので、そこにいたおにーちゃんに地図を見せて現在地を聞く。だいたいこのあたりだ、と指されたのはツーリングマップルで地図通りに林道を抜けてきたあたりだった。結構走ったつもりだったのに、これしか進んでなかったのか、とちょっとがっくり。
それ以上に、集落名なんかが全然入っていないことにも愕然とする。昔からオイラが愛用してきた(「ツーリングマップ」時代から)ツーリングマップルは、小さな集落名やバス停の名前も入ってたりして、へんぴな道で迷ったときなんかとても役に立ったんだが、今時はダメになっちゃったんだろうか。
そんなことを考えながら走っていて、ふと気づいた。縮尺が違う! いつも使っている関東のツーリングマップルは13万分の1(中部編は14万分の1だった。前の奴は確か全部14万分の1だった気が。。。)なのだが、北海道編だけは20万分の1だ。カバー範囲が広いからか、と思ったが、ページ数は少なく、明らかに薄い。それで値段は変わらない。北海道の移動は確かに本州のそれに比べればハイペースで進んでしまうことも多いし、情報密度の低い地域も多いのかも知れないが、それならそれでもうちょっと書き込んでくれてもいいんじゃないかしら、と脇道大好きなオイラは思うのであった。
その先も、あえて国道は避けて行こうと思っていたのに、ランドマークに気づかず、いつの間にか国道へと出てしまう。悲しい。仕方ないのでそのまま帯広方面へと進む。もう一本、砂利ダート8kmっての、走りたかったんだけどなぁ。
かなりハイペースの道を走って、ちょっと大きな街に出て、道の駅があるのでそこで一休み。日高の街だった。手前のとこででかい熊のオブジェがあったり、馬の牧場も見かけたが、オイラにとって日高といえばHTDE(バイクのエンデューロレース)である。つーことはこの周辺には林道いっぱいあるんだろうなぁ。もうちょっとちゃんと準備して(オフ仕様にして)時間の余裕も持たせて来れば、その辺を探検しながらというツーリングも出来たかも、とちょっと思う。ただ、さっきの林道も含め、本当に脇道を全部漁っていったらいつまで経っても先に進まないんじゃないかというくらい脇道林道が多いので、よっぽど余裕がないと難しいかも知れない。どっかこの辺の近くにでもビバーク地を決めて、めいっぱいアタックするのは楽しいだろうなぁ。
日高の道の駅で一休み、で、ちょうど小腹も減ってきてたので、手打ちそばという看板に惹かれて店に入る。もちろん頼むのはもりだ。
しかしこれが悲しくもはずれ。確かに手打ちなんだろうが、ぶつぶつで短くて歯ごたえも悪い。時期的に香りなんかは期待してないが、もうちょっとこうずずっと気持ちよくすすり込めるようなそばが食いたかった。。。残念。
しかし、もう9月だとはいえ、そこそこにバイクは多い。これが8月のまっただ中だともっとバイクは多いんだろうか。関東圏でも、奥多摩とか箱根とか、いわゆるツーリングのメッカみたいな所を走らない限り、特に平日はほとんどバイクとすれ違うことのない最近なので、バイクとの遭遇率(というか4輪との比率)の高さには驚かされる。やっぱり北海道はバイク乗りにとっての聖地なのかなぁ。
今晩見る予定のスーパーSSまでに帯広に到着すればいいわけなので、時間的には余裕があるのだが、地図で見る限り、あんまり遠回りも出来ない(何より、日高と帯広の間は道が一本しかない)のでそのまままっすぐ行って、早めに宿にチェックインすることにした。
日高から十勝へ抜ける日勝峠は、近くに迂回路のようなものが全くない一本道の峠道。上りは追い越し車線もちょくちょくあり、いいペースだったのだが、峠を越えたあたりから大渋滞。つーか、一本道で片側一車線しかないので、繋がらざるを得ないんだろう。道自体はそこそこ広く、路肩も十分にあるので、(違反だが)バイクで抜けていくことは可能なのだが、大型トラックが多いのと、峠道でくねくねしているので路肩からの追い抜きも気を遣う部分が多く、ものすごい疲れた峠越えになってしまった。
峠を越えたら、あとは帯広の駅前まで一気。帯広の市街は碁盤の目状になってるとは聞いていたが、電車の線路は斜めに走ってるのね。ちょっと悩みつつ駅前に到着。ラリーカーのモニュメントでHQは程なく発見。
でも、さすがにもうラリーは始まっちゃってるので、HQ入り口付近には知り合いらしき人は誰もおらず。メディアセンターにも入れないし、とりあえず宿へ行くか、と、その前に、例の宿にもう一度かけてみる(昼間も何度かかけてみたが、全然出なかった)。今度はちゃんと出て、予約していた向こうのミスだという。そんなことを言われても、と怒りの返事をするが、とりあえず金は全額向こうからもらったので、泊まるならご自由に、その後の金銭の話はそちらでしてください、とのこと。してくれったって電話番号わからないし、それらしい携帯からかかってきたのにかけ直しても通じないんですけど。
もし料金を払うことになっても、かなり安い価格でビジネスホテルに泊まれるのは魅力なのだが、今晩はすでに十勝川温泉の国民宿舎に予約を取ってしまっているし、温泉街というのも楽しそうなので、とりあえず今晩はそちらに行くことにし、明晩は、そちらの予約がどうしても取れなければ行く、ということにした。
十勝川温泉へ向かうが、これが思っていたより遠い。温泉街もかなり小さく、飯が食えるような飲み屋なんかがあるかどうかちょっと不安だ。ただ、来るまでに通ってきた帯広の街もあんまり店が開いてないようで、本当にラリージャパンで盛り上がってるのかしら?とちょっと不安になる。
無事宿に到着し、明晩の予約について聞いてみるが、やっぱりダメらしい。やはり明日はあのビジネスホテルに泊まるしかないか。。と、部屋に入ってエッジで繋いでみる。来る前にHPでエリア情報を調べた限りでは、この十勝川温泉街まではぎりぎり入っていたのだが、この宿ははずれにあるらしく、入らない!仕方なく部屋の電話で、札幌経由で繋ぐ。26000bps。悲しい。
メールチェックを終えて、いよいよ札内のSSSを見に行くことに。とりあえずどの辺でやってるかすらわからないのだが、バイクならどっかに停められるだろう、と当てずっぽうで向かう。札内川を渡ると、隣の橋?の方にSSSが出来、ライトアップされているのが見える。そっちに行きたいのだが、その方向は全部警察がふさいでおり進めない。当然といえば当然だが、仕方ない、今日はシャトルバスのチケットも入手してあるのでシャトルバスで行こう、と、帯広の駅前に戻り、HQ近くにバイクを停めてシャトルバスで特設ステージへ向かった。
着いたのはSSSが始まるほんの10分くらい前。スタンドは超満員で、入り口近くのスタンドは、スタンド席のチケットを持っていても入れない状態。こっちは安い券なのでうろうろしながら、写真が撮れるポイントがないか見て回る。しかし、金網がかなりゴツく、これだとストロボを炊いたら金網しか写らないだろう。立体交差のジャンプスポット付近だと、ジャンプするクルマは金網の上から撮れるかも、とそういうポイントを探して落ち着く。まぁタッパがあるからなんとかなるんだが。
いよいよSSSスタート。しかし、この観客達、今まで何をしてたんだろう。エキジビション的な何か、この前にやってたんだろうか。

ジャンプの上側に飛び出してくるクルマを撮るのは、 いくら一眼レフでも難しかった。 数枚切ったがクルマが写ってたのこれ一枚。。。 |
トップ10が終わったところで、んじゃ帰るか、と歩き出すが、観客は動かない。そりゃそうだろうな。4000円なり8000円なりのチケットを買って、この15分くらいのトップドライバーだけ見て帰る人はそうそう居まい。まぁこの直後は新井さん&奴田原さんのバトル(は帰りがけにちょっと見た)やスズキ勢もあるんだけど。こっちは混む前に帰りたいので、速攻でシャトルバスの所へ急ぐ。
ところが、帰りのシャトルバスの回しに関して、現場スタッフの対応が悪く、ちゃんと決まってなかったのか、全然バスが動かない。バス乗り場付近ででかいバスが何台も、何周もしてやっと乗り込む。うちのバスの担当だったオタクっぽいスタッフは、「今日が初めてなので手際が悪くて申し訳ありません」みたいなことを言ってたが。明日以降はもうちょっと良くなるといいねぇ。
急遽札内を見ることになったという社長に電話したら、ゲストパスで現場までレンタカーで直行、ホスピタリティブース側で見てたそうだ。悔しい。
で、問題になったのはその後であった。社長によると、出かける前から問題になっていた別の仕事で引っ張っていたCD−Rの作成、7日中納品になったという。オイオイ、そんな話聞いてないよ。まだ中国語訳も、レーベルデザインも出来てないのに、即日仕上げの業者に持ち込むにしても、6日(月曜日)には東京にいなくちゃダメじゃん。ということは、最悪でも5日夜のフェリーには乗らなきゃまずい。ちょっとバイクの調子が不安(ちょっと音が気になりだした)なので、なるべく東京に近い方へ行っちゃいたいが、このラリーがあるので、5日夜のフェリーは恐らくメチャ込みだろう。
悩んだが、結局帰ることにして、カミさんに帰りのフェリーを押さえてもらう。最悪明日夜出発の便で、仙台か大洗に着ければ、5日夜には東京に戻れる。程なく連絡があり、仙台はあるが、大洗だと夕方便(午後6時頃出発、翌日昼1時過ぎ着)はもういっぱいで、夜便(夜12時前に出発、翌日午後7時過ぎ着)ならあるという。仙台便はまだだが、バイクのことを考えたら大洗便の方がいいので、そっちを押さえてもらう。夜10時近くなり、予約時間ぎりぎりだったが何とか押さえられたようだ。
これで明日の宿の心配をする必要はなくなったが、明日の夜の札内SSSは見られなくなった。せっかくスタンド席の券を入手したのに。。。まぁ、その券は、今回さんざん苦しめられた宿の奴から買ったものなので、結局そういう運命だったのかも知れない。とりあえず直前に、陸別のSSチケットも買ったし、そっちを朝見て、昼間は北愛国のサービスと、社長がやってるエコカーイベントを覗いて、ツーリングして帰ることにしよう、ということになった。
そこまで決まればもう気楽なので、やっと飯を食いに出ることにする。宿で聞いたら、ちょっと歩くが、温泉街の中心地に2軒ほどうまい居酒屋があるという。どちらもなかなか捨てがたかったが、岩ガキなど魚介類の書かれた黒板が気に入り、手前の一軒へ。
マスター1人でやっている小さな店で、オイラが入ったときは他に一組しか客は居なかったが、ここならエッジが入る、と仕事をしながら飲んでたら、ちょろちょろ客が入り始め、カウンターも、ボックス2つもいっぱいになってしまった。カウンターの2組の客は、話をしてみたらJTBのツアーらしい。この近くの宿はそれで押さえられちゃってるわけだな。明日のSSSのチケット、要らない?と聞いたんだが、ツアーで全部決められた通りに回るようで、明日の札内は見られないらしい。なんだかなぁ。国内なんだから、宿さえ押さえちゃえば自分で回ればいいのに。
岩ガキも鰹のたたきもうまかった。いくら丼とかその辺は酒が入っちゃったので食べられなかったのが残念。そもそもオイラは小食なので、ああいうところに1人で行くと、あの手の食事ものは大抵食えなくて悲しい思いをするのだった。次は家族連れで来られるかなぁ。
マスターはラリー歓迎派のようだった。帯広の駅前、寂しかったですよね、と言ったら、あれでもいつもよりはにぎわってるんだそうだ。帯広もゆっくりとした過疎が進んでいるんだそうだが、農業メインの地域なので、不況の影響は受けにくいのがありがたいね、と言っていた。この先も、長くここでラリーが開催されるようになれば、もうちょっと変わるんだろうけど、まだわかんないもんなぁ。
あとは宿に戻って、風呂に入ってビール飲んで寝るだけ。今晩はF1テストのリリースが来るはずなので、明日は4時半起きだ。早く寝なきゃ、といいつつ1時頃までTVを見ながら飲んでしまう。フェリーの確認メールが届いており、安心しつつもちょっと悲しい夜であった。
2004年9月4日(土) 北海道2日目(長文注意)
朝は8時45分から陸別のSSがスタートし、それを見に行きたいので、結構早めに出発する必要がありそう。昨夜宿で確認したら、朝食は6時半からとのことなので、開始と同時に飛び込んで、急いで食って出発しよう、ということにし、それまでにF1のリリース作成を逆算すると、4時半くらいには起きて作業をしなくちゃならない。目覚ましをかけたのだが、こういうときは起きちゃうもので、4時からリリース作業を開始。5時半頃終えて、とりあえず荷造りをして、バイクに荷物をくくりつけに行く。そしたら、6時ジャストなのに食堂開いてるじゃないの。と、あわてて食事してチェックアウト。目標よりもちょっと早い6時半には出発、と相成った。
ところが走り出したらメッシュジャケットじゃやっぱり寒い。カッパ着とけば良かったかしら。それにしてもみんなペースが速い。ちょっと途中でわからなくて地図を見るとさっき抜いたクルマに抜かれて、ということを繰り返しながら高速に乗る。道的にはもう迷わないと思われるが、今度は片側1車線なのに後から結構なペースで来るクルマを行かせるのと、遅い車を抜くのとでなんだか気が抜けない。エンジンの音と、スピード違反が心配で赤切符ぎりぎりの速度に押さえているんだが、結構抜いていくクルマがいる。
程なくして、後から青くてでかい音のインプレッサが来た。レプリカかな、と譲ったらこれが本物のワークス・インプレッサ!それもペターだ!もちろん回りを走っている4輪もみんな気づいているようで、2車線の部分に来ても、抜いていくわけでなく、前後に固まりになった状態で走っていく。身を乗り出してビデオを回してる奴もいる。こっちも写真は撮りたいが悲しくも二輪。1車線のところで路肩側に出て、ちょっとの間併走しながらペターを眺めてみる。昨年アルペンの時にインタビューしたけど、もちろん覚えてないだろうなぁ。グラサンしてるし。
NZやオーストラリアのWRC、APRCでも公道を走るラリーカーと併走した経験はある(中国では、峠道でものすごい勢いでブラックマークを付けながら走り抜けるコリン・マクレーに抜かれるという経験もしたことがある)んだが、やっぱり日本国内だと印象が違う。何より公道走行の基準に適していない(日本の法律では)WRカーが走っているというのはやっぱりすごいことだ。関係者のここに至るまでの苦労は並大抵ではなかったんだろう。頭が下がる。
高速を降りたら、国道へ曲がるところに多くの観客がいて、待ってましたとばかりに写真を撮っている。これはいいや、と、地図を確認するのと、カッパを着るために一休み。するとすぐにヒルボネンもやってきた。あわててカメラを取り出すも間に合わず。その後に来た新井さんや、スバルのN連合には間に合った。昨夜も新井君だけ撮れたし、どうもそういう流れみたいだな。
奴田原さん達も行ったあとこちらも出発。足寄の市街地に入ったあたりから渋滞している。こういうときはバイクは強い。路肩を抜けていくと、ペター達も詰まっているのが見えた。これは面白いなぁ。
それよりも、足寄の街周辺の盛り上がりが結構すごい。市街地も、そこへ行くまでの国道でも、そこかしこに観客がいた。旗を振ったり写真を撮ったり、イスなどを出して完全に観客モードになっている人がたくさんいるところを見ると、アレも一つの楽しみ方なのだろう。帯広周辺の盛り上がりがいまいちな気がした(木曜日のセレモニアルスタートはものすごかったらしいが)が、こちらは結構盛り上がっているようだ。
程なく陸別のSSに近くなってきて、そこかしこに一般車はこっちの駐車場へ、みたいな看板が出ている。こっちはバイクだから、ぎりぎり行けるところまで行って、出来れば近くに置いちゃおうと思っているので、無視してどんどん行く。コースに近づくとまた別の駐車場らしき看板が出てくる。これって、馬鹿正直に一番手前の駐車場に入っちゃったら損なんじゃないのかしら。
コース入り口が見えるところ、奥にバイクが数台停まっているのを見かけてそこに停める。会場に入ると、まだスタートはしていないようだ。林道の奥の方に行く手もあるんだが、午前だけで早めに戻らなきゃならないし、ゴール手前の開けたところが、一番写真を撮るには都合が良さそうなので、写真撮影に良さそうなポイントを探して居座ることに。もうちょっとしたら00カーがスタートし、その後ちょっと間を開けて0カーが来るとのアナウンス。ちょっと間があるので奥の売店が並んでいるところを冷やかす。スバルのブースではステッカーを無料で配っている。もちろん貰った(スバルファンの友人へのおみやげ)が、これ、ラリー終わったらヤフオクで売る奴いっぱい居るんだろうなぁ。
00カーが通り過ぎるので撮影のテスト。0カーがマキネンだというのはちょっと前のニュースでも聞いていたが、00カーは誰かしら。アルペンの時は藤本さんが走ってたが、今回はパンフレットも何も買ってないのでわからない。程なく、下の方に見た顔を発見。アルペン関係者の某氏。今回はTV関係で来ており、偉いさんを連れて回っているらしい。パスがないんでチケットを買って自腹で来た、という話をしたら、言ってくれればパスは何とかしたのに、と言われた。しまった。こっちの手があったか。まぁ彼も、最初はまともなパスが出ず、かなり無理を言ったらしいんだが。。。
バイクで来たと言ったら、ずいぶん感心していた。彼もバイクが好きで、先日ドカのMHeを買ったばっかりだという。他にも持ってるんだし、次はバイクで来れば?と言ったが、MHeも含め、あんまりツーリング向けのバイクではないのばっかりらしいし、仕事もあるだろうからバイクではなかなか難しいだろう(でも国沢「親方」はバイクで来てるらしいが)。
結局その彼と見ることになったが、0カーのマキネンの走りも含め、ずっと現場で見てきた人だけに、なかなか辛口で面白い観戦となった。天気も良く、写真も調子よく撮れている(はずだ)。ただ、結構こちらに姿を見せてから見られる区間が長く(観戦としてはいいことなんだけど)、D70の連写では、途中でバッファがいっぱいになってしまうので、後半の一番いいターンの部分でシャッターが落ちなくなってしまう。00カーと0カーで試しておいて良かった。
しかし、やっぱりワークスドライバー&WRカーの走りは迫力が違う。特にデュバルやヒルボネンらの若手が元気でいい感じ。短いSSだけど、これだけ観客の集まっている前だから(特に、他の林道SSはほとんど観客が居ないはずなので)、もうちょっとみんな見せる走りをしてくれてもいいんでないかしら、とは思う。まぁ、あとで写真を見たら、みんなそれなりにすごい走りはしてるんだけど。

序盤湧かせてくれたロバンペラ。立ち上がりで土手に乗り上げてたけど。。。 |

元気な走りできっとファンが増えただろうデュバル。 はるか手前から横向いてて、ロバンペラ(もドリフトしてた方だけど)と ほぼ同じ地点なのに角度が違います |

まだまだ現役!個人的に大ファンのサインツ。 チームメイトのローブと似たような走りなので、 やっぱりマシンがこういう感じなのかな |

そしてやっぱりこの人は見せてくれます。の ソルベルグ。ものすごい歓声でした |

ちょっと引いてみた図。小さくてわかりにくいけど 走ってるのは元テインジュニアの鎌田君 |
上位15台くらいが終わったところで挨拶して引き返すことにした。この時間なら昼前に帯広に戻れるだろう。出口付近で、コースから出て次のSSへと移動するラリーカーを何台か見たが、まだこの周辺で走るので、帰路ではラリーカーは見られないなぁ。午後の再走までは見られない(フェリーに間に合わない)が、その間にやるというバギーカーや4輪ATVのデモ走行は見たかったなぁ。
帯広市街へ戻り、一度ヘッドクォーターへ。某新聞のデスクに会うが、さすがに他は関係者も見かけず。仕方なく、昼飯を食って北愛国のサービスへ向かうことにした。サービスなら結構関係者が居るだろう。
昼飯は、前もって調べておいた、FTTHで高速無線LAN回線接続が出来るというホテルのレストランに行くつもりでいた。ちょっと市街からはずれた場所で、ちょっと迷ったが、無事到着して、帯広名物である豚丼をオーダー。

帯広名物らしい豚丼。 ちなみにここはみどりが丘温泉。 山椒だか胡椒だかがすごいけど、そこそこ美味でした |
接続してみたら、作業するつもりだったrallyx.netのデータがまだ送られてきてない。電話したら、向こうも現場で忙しいのでもうちょっと後になるという。明日もフェリーに乗ってしまうので、夜7時までアップデートできませんが、と伝えたら、それでかまわないと言う。まぁ、オフィシャルHPが日本語であるし、専門誌でない新聞などでの速報も多いだろうから、別にいいのかしらん。忙しいというのが一番でかいんだろうけど。
また、もう一つ、明日(日曜日)午後行われるJGTCの仕事に関しても、現地にいる担当に、フェリーなので7時まで連絡が取れないことを伝える。どっちにしてもそのくらいまではもてぎにいるはずだ、というので、どうせなら水戸で落ち合おうかとも言った(でかい写真データのやりとりがあるのだ)が、多分そんな早く水戸には戻れない、とのことなので、作業は深夜にしよう、ということにする。
次は北愛国のサービスへ。大まかな地図を見る限り、ここからならそう遠くないはずだ、と店のオバサンに聞くが、まだずいぶんあるという。その辺の感覚は違うかも知れないし、まぁいいかと(またしても)当てずっぽうで向かう。ただ、途中でたくさん北愛国SP方面への看板が出ていたので、迷うことは(あんまり)なかった。ここも、ずいぶん手前(川の対岸)に駐車場があって、ぞろぞろ長い橋をみんな渡っているが、バイクはそこそこ近く、シャトルバスの発着所の脇に停めるスペースがあり、そこに誘導してくれた。それでもちょっと歩いたんだけど。
しかし、サービスはものすごい人。各チームのサービスエリアから車検場へと向かうルートの上に橋が架かっているのだが、これがものすごい人で対面交代の一方通行になってるくらい。メディアパスではないのでチームのサービスエリアにも入れず、頼みのRallyXブースにも知った顔はいないので、ざっと一回り見てそのまま帰ることにした。それにしてもすごい人である。いくつか行った海外のラリーでも、こんなに観客の多いサービスは見たことがない(そんなに行ってないけどさ)。
RallyXのブースでは、速報を配っていた。ペラ一枚ものだが、両面カラー印刷で、エプソンのカラーレーザープリンタとタイアップしているらしい。内容的には、昨日受け取ったシェイクダウンのリリースと同じである。ネット用のデータも、いつもとちょっと違うフォーマットだなぁと思ったが、これと共用化して、この仕事もあるので忙しいんだな。でもずいぶん綺麗に出来ており、これは他の所でも配ればいいんだよなぁ(配ってたのかも知れないけど)。

北愛国のサービス。 車検用ルートを渡る橋の上からパチリ。 右側にちらりと見えるのが車検用ルートで、 人だかりは、この橋を渡りたいのだが 現在逆向き一通なので待っている行列。 |
サービスを出て、あとは最後の目的地、帯広近郊の八千代牧場というところで社長たちがやっているエコカーイベントを覗くだけである。またしても「だいたいこっち方面だろう」という勢いで向かう。今回は勘がどんぴしゃ当たったのだが、それにしても遠い。ひたすらまっすぐな道を進んで牧場へと到着。牧場がまた広く、イベントをやっている所まで行くのが大変である。ずいぶん手前で、一般車はこれ以上行けない、ということで駐車場の隅にバイクを置かされ、歩いてイベント会場へ行くことに。駐車場は草だらけで、ちょっとスタンドが心許ない(スタンドが柔らかい路面に潜るとバイクは倒れてしまうのだ)のだが、下に敷くような大きな石も見あたらず、隣のアメリカンもなんとか立ってるようなので、大丈夫だろうとイベント会場へ向かう。天気も良く、朝は寒いくらいだった長袖Tシャツの上にメッシュジャケット、では汗だくである。北愛国や札内でも感じたが、何でこんなに歩かせるかなぁ。土地は広いんだから、もうちょっと駐車場を近くにしても、という気はするんだが。まぁ新潟の実家でも言ってたのだが、全てがクルマでの移動になっちゃって、ほとんど歩いたりもしなくなってしまうということもあるらしいので、こういうときはちょうどいい運動なのかも知れない。うん。
イベントは子供向けが多く、エコカー試乗も自分で運転できるわけではないとのことで、まぁこんなもんかな、という感じ。
やっと実際に社長に会い、余った今晩の札内SSSのチケット要らないか?と言ったら、みんなゲストパスを持っているという。要るか?といわれたが、もう遅いっちゅーの!昨日の時点で貰っていれば。。。。

牧場を後にしてすぐの場所で。 今回で一番北海道らしいカット |
さてあとは苫小牧へと戻るだけ、だが、このまま帯広近くの国道や高速まで戻っちゃうのは芸がないので、この牧場周辺の道路、なるべく南側のはずれ(その南は山で道がない)を走り繋いで、日勝峠の入り口まで行くことにした。地図の上では1ページの半分だが、走っても走っても景色の変わらない牧場の中の一本道である。ほとんど車に会わず、地名の標識も少なく、間違うと未舗装路や袋小路に入ってしまうルート。基本的に碁盤の目状になってはいるんだが、ほとんど標識などがないので、どこを走ってるのかわからず、太陽の向きと時間で方向を判断しながら、目的の清水を前にして迷ったりもしながら何とか国道にたどり着いた。ツーリング的に考えると、かなり楽しい帰路ではあった。あとは幹線道路を戻るだけである。
そして、またしても日勝峠が鬼門となるのだった。
登りはそれなりにいいペース。S13?が真後ろについて煽ってくる。こっちはエンジンも心配だし、一応赤切符を切られない程度で登っていくのだが。仕方ないので追い越し車線のところで抜かせる。でも今度は付いていけちゃうんだよね。そうこうするうち、後から荷物満載のCBR900?がやってきて、前のS13を煽りはじめた。なかなか抜かせないのでイライラ来てるようだ。オイラのバイクとはレベル違うだろうよ。その2台がペースを上げ(でも結局CBRが抜いていった)、オイラとの間が少し開き始めたら、今度は後からカローラだかの商用バンが煽ってきた。結構タイトな区間で、トンネルが多く、平衡感覚がつかみにくくて怖い。ちょっとしたストレートでぱっと開ければ引き離せるんだが、もうバイクが心配で徹底的にスロットルが開かない方向になってるので向こうもイライラ来てるみたいだ。といっても一般道の山道で、3桁に届こうかってスピードで走ってるんだけどねぇ。むー。北海道は怖い。
そして下りに入るとまたしても大渋滞。来るときに比べて、路肩が抜けにくかったが、まぁバイクの特権ということで前へと行かせていただく(先のS13はなんと!女の子の運転だった)。で、またしても日高の道の駅で一休み。何人かのライダーと軽く話をしたりしながら、今回はさすがにそばは食わずに、名物らしいソフトクリームを食って出発。ソフトクリームはかなり濃厚な感じでうまかった。
その後は比較的クルマの少ないルートを抜けていったが、やっぱり何カ所かで取り締まりらしき姿を見かけた。飛ばさなくて良かった。まぁ、バイクが心配だったというのもあるにせよ、そもそもこのバイク、90km/hくらいで走ってるのが結構気持ちいいんだよね。これが最新のリッターロードバイクとかだと退屈で辛かったり、つい開けて捕まっちゃったりしたかも知れない。
暗くなりかけた頃苫小牧へ到着。まずフェリー埠頭へ向かってチェックイン。苫小牧−大洗のフェリーは商船三井フェリーと東日本フェリーの共同運行で、今回カミさんは商船三井の方を押さえてくれてたようだ。夕方便(18:45発)がまだ出ておらず、東日本の方はまだ夜便(23:45発)の受付を開始していない。しかし、商船三井の方はすでに受付を開始しており、チェックインだけして苫小牧の駅の方へと戻る。
苫小牧駅前の繁華街で、おみやげ&夕食でも、とちょっとうろうろしてみる。ただ、日曜日だからなのか、もう遅いのか、イマイチ店が開いてない。駅前の長崎屋とヨーカドーに入っては見るが、さすがにおみやげになりそうなものは売ってない。
ショッピングモール風の通り(錦町横町、らしい)に入ってうろうろしてたら、建物の中に飲み屋の屋台が並んでいるらしいところを発見(居酒屋「人情」という看板の下に、8軒分の看板あり)。ここで飯&酒にするか、と入ろうとしたところ、向かいにも似たような場所があり、そこに「生肉使用のジンギスカン580円」という看板が。そういえば今回北海道に来て、ジンギスカンは食ってないな、とそちらへ向かう。ちなみに、その隣には即席の案内所があった。あんまりアングラな案内所ではなかったっぽいけど、そんなに案内するほど店、開いてたのかしら。おみやげ屋を聞いたが、ないという返事だった。
「らむらむ」という名のそのジンギスカン屋へ入り、ビールとジンギスカンを頼んでまずは仕事。エッジで繋いでメールをチェックする。2時過ぎに昨日の速報が来てたが、まぁいいだろう。ただ、写真が2点しか来てないので、電話で確認して、今日陸別のSSで撮った写真を使う。速報もアップして、やっと落ち着いて飲みに。
ジンギスカン、580円なのに、生肉でにおいもない。これはあたりだったようだ。この通りの屋台街はまだ出来たばかりのようで、他のテナントはあまり多くない上、今日はほとんど開いてない。ただこの店は、ママも比較的若くて美人だし、料理もうまい。後から隣にやってきた女性客は、ママの友人だということで、その女性の母上と4人で楽しく飲んでしまった。
ビール2杯とジンギスカン2人前、枝豆ほかちょぼちょぼ食って3000円以下てのは、ホントにいいのかしら、って感じだ。その上、ハスカップを漬けた焼酎まで分けて貰ってしまった。ママさん、本当にありがとう。また来たいが、いつになるかなぁ。苫小牧で夜時間がある人はにはおすすめの店ですよ。

右がママさん。関係ないが、後には苫小牧駒場高校の 甲子園優勝記事が貼ってある。行きの本屋でも見かけた。 やっぱり苫小牧では未だにビッグニュースなんだよなぁ。 |
フェリー埠頭に戻り、土産と船内での暇つぶしを買って、いよいよ乗船。ほとんど先頭で船に入る。バイクは一段降りて、乗船甲板の下の階へ。一番奥へ、と誘導されて入ってみて気付いた。ここ、前が開くわけじゃないから、頭から突っ込んだらバックで出さなきゃならないし、最初に入れた奴はみんなが出終わるまで出られない。まぁオイラはゆっくり、ギリギリまで船の中で作業をしようと(PHSが繋がるようになったらすぐ作業開始なので)思っているし、そういう意味で最後に出なくちゃならないのは好都合なのだが、隣に停めた(最前列)BMW(しかもでっかいRT)のオジサンは「このバイク、バックギアも着いてないし、出すの大変だよぉ」と嘆いていた。でも入れるときは大急ぎなので、向きを変えてバックで入れさせる、なんてことはできないんだろうな。
今回はもう諦めて二等寝台を選択。まずはベッドへ。二段ベッドに荷物を持ち込んでみれば、頭上のランプのスイッチの隣に、コンセントがあるじゃないの!こりゃ、ここにいればPCはずっと使ってられるな、とちょっと安心。ライダーも結構いたんだが、まとまって宴会、という感じにはなってない。みんなバラバラ。もう疲れてそんなこともしたくないのかな。なんか行きとは印象が違ってちょっと面白い。元気なのはクーラーに大量の酒を持ち込んだちょっとその筋っぽい連中。この船は雑魚寝の二等がないようで、隣のベッドの若者が、本当にこのベッドでいいのかどうか心配している。ラウンジ、と書かれているスペースは朝からオープンのようで入れない。なんか、イマイチ居所のない感じの船だなぁ。また出発が遅れてるので、昼間は食堂になるところ(の一部を食堂休業時間中開放している)で、電源があったので接続して、今回の旅の写真を何点か、いつものBBSに書き込んでみる。そうこうしてるうちに、風呂が12時半で終了だと聞かされ、あわてて風呂へ。ロッカーが返金式なのは好印象。これなら使うとき以外はいつも貴重品をしまっておき、何度でも出し入れ出来る。こうでなくちゃね。
全体的に仙台便よりも古いというか、設備が安っぽいのだが、こんなもんなのかしら。昔乗ったブルーハイウェイラインに比べても、ちょっと狭い感じがする。TV見られるラウンジも狭いし、ビールを何本か空けて悲しく睡眠。
2004年9月5日(日) 北海道から帰宅
朝は、ちょっとした放送はあったが、さすがに仙台便ほどではない。こちらの疲れと余裕の違いもあるのかも知れない。比較的遅くまで寝るでなく、起きるでない感じでぼーっとしていたが、船が揺れるとギシギシと音がするのが気になりだした。そういえば、以前乗ったブルーハイウェイライン(今は亡き有明/釧路便)で、仕事だったので一等個室をあてがってもらったのだが、やっぱりギシギシ音がするので参った(そのときは台風で、かなり酔った)記憶があった。行きの仙台便では音がしなかったのだが、新しい船のせいなのか、A寝台だったからなのか、それはわからない。
ベッドでPCの電源は使えるのだが、やっぱり狭苦しくて使う気にならない。基本的に充電はしておいたわけだが、作業はやっぱりどこかラウンジみたいなところでやるしかなさそうだ。といっても、ネットにも繋がらないし、日記のアップデートくらいしかする事はないんだが。
さすがに退屈して昼ちょっと前に起きだし、ぶらぶらしてたらレストランが開いたのでとりあえず飯を。昼間、何も出来ずにぼーっとしてなくちゃならないのはやっぱり辛い。クーラーボックスで酒を持ち込んでいるおっさん連中が宴会をやっているが、それ以外はみんなおとなしいものである。特に宴会のようなものは行われていない。
PCで作業なんかも出来なくはないのだが、台風がいる(とは言ってもそんなに近くはない)せいなのか、微妙に揺れるので、あんまり気を入れてPC作業をしていると酔ってしまいそうだ。
船内では生ピアノ演奏をやったりもしてるが、基本的にはみんな、TVを見ながら時間をつぶすしかないようで、楽しみにしていたラウンジも、妙にこぎれいなソファーが並べられており、みんな無言でTVを眺めているだけ。天気が良ければまだ良かったのだが、時折小雨が落ちているようなどんよりとした空模様では、デッキに出る気にもならない。
そんな退屈な時間をやり過ごし、やっと到着の時間が近づいた。
もう外は真っ暗。早速エッジでネットに接続する。相変わらず画像のサイズ変更が出来ないようで、馬鹿でかい画像データが送られてきており、ひたすら我慢してメールを受信。そうこうしているうちにどんどんみんなは降りていく。しかし、バイクはどうせ最後な上に、その中でも一番最後になるのはわかっているので、せかす船内の乗務員に「どうせ最後だし、排気ガスが嫌だから」とぎりぎりまで粘る。もう1人、全然動かないバイク乗りがいると思ったら、隣に並べたBMW乗りであった。あんまりせかす(そりゃそうだろう。客が居たら掃除だのなんだのバタバタはしにくい。もう作業を始めてはいたけど)ので、仕方なくガラガラになったエレベータで下りてみたら、降り口でまだみんな並んでいる状態なので、そのまままた登ってきてしまった。
もうちょっと作業を進め、さすがに乗務員達もしびれを切らしたあたりで再度下へ。さすがに今度はすいていて、手前に置かれたバイクたちが少しずつ動き出している状態だった。どーせみんな出ないとオイラは出られないのだが、荷物の積み込みもあるからちょうどいいタイミングだったかな。
荷物を積みながら、隣のBMWオジサンとちょっと話す。ナンバーが非常に近く、(同じ管轄でアルファベットも同じ、数字が100番台違い)、話したら家も王子なのだという。奇遇ですな、とちょっと盛り上がってしまった。首都高王子線までは同ルートだが、まぁ高速ではペースが全然違うから、一緒に帰るということにはならないだろう。
下船して、埠頭あたりで残りの仕事をしてしまおうかとも思っていたのだが、埠頭はもうほとんど人もおらず、寂しい状態のようなので、高速のSAで仕事をすることにして出発。走り出してガスがないことを思い出す。フェリーに乗る直前にリザーブにしたから、もう数十キロは走ると思うが、高速に乗っちゃうとちょっとやばいので、先に高速乗り口があったがやり過ごし、その先のGSで入れる。メーター426kmで15リッター。ほぼ350kmと考えて、リッター23くらい走っている。あのペースだとやっぱり燃費はのびるなぁ。意識して計算した中では最高の燃費かも知れない。
高速に乗り、最初のSAで仕事をする。SAに入るときにはバイクは1台しかいなかったのだが、仕事を終えてバイクへ戻ったら、数台に増えており、中にはあのBMWも。今まで何やってたのかしらん。挨拶だけして先に出発。途中でえらい勢いで抜いていった。やっぱりあの手は楽だわなぁ。乗り換えようとは思わないけど。
常磐道の途中一カ所と、首都高の王子線へ曲がるあたりから雨に降られた。カッパ無しでもずぶぬれにはならなかったが、最後は路面は結構濡れてるくらいの雨。最後の最後にちょっと濡れたな、という感じだ。
漠然と大洗だと2時間くらい?と思っており、それなら仙台(4時間)でも変わらないかな、と思っていたんだが、走ってみたら100kmちょっとであり、その気になれば1時間ちょっとで帰れる。確かにこの近さは魅力だ。都内の渋滞を4輪で抜けて、有明まで行くことを考えたら、こっちの方が全然近かったな。確かに有明便が無くなったのもわかるような気がする。10時間近く遠回りするんだからねぇ。
ともあれ、何とか大きなトラブルもなく家までたどり着いた。かなり大急ぎのスケジュールになってしまったのは残念だが、久々のソロロングツーリングが出来たという点でかなり楽しい旅になった。KLXを完調にさせて、もうちょっといろいろ出歩きたいな、という気にさせてくれましたな。
やっぱりバイクでのツーリングは楽しいのであります。
2004年9月6日(月) 新しいプリンタとVAIO稼働
そのためにわざわざ北海道から帰ってきた仕事、に必要なプリンタを買いに行く。こないだ格安のPIXUS550i(キヤノン。型落ちだったので1万以下だった)を買ったばっかりなのに、仕事でCDRレーベル印刷が必要になったので、一つ後の型の560iでも買うか、とビックカメラへ(550は出来ないが560は出来る)。ちょっと前(年始あけの在庫もの)に、この辺の大型カメラ店で1万円を切る特価品があったのを見た記憶があるのだが、さすがにもうその手は見つからない。560iを見ていたら、エプソンの競合機が結構安く、どちらもCDRレーベル印刷機能もある。どうしようかな、と店員に聞いてみたら、カラーがメインなら絶対にエプソン、だという。家には既にレーザーがあってモノクロはそっちで刷るので、と言ったらエプソンしかない、と言われてしまい、それを信じてエプソンのつよインク(G700)を買ってしまった。
インクの吐出サイズやdpiだとキヤノンなのだが、エプソンは6色(キヤノンの560は4色)インクで、やっぱり違うという。まぁ550でちょっと画質に不満があったというのもあるんだが。本当にエプソンの方がいいのかどうかは、まだ仕事の奴以外ではテストで数枚刷っただけなのでなんともいえないが、速度も画質も全然おっけーというレベルではありそうだ。
プリンタを買った後、久々にバイク屋に行ったら、預けてある知人KLRは、エンジンがバラバラだった。見てみるとピストン傷だらけ。オイル切れなのか、オーバーヒートか。とりあえず手持ちの部品取りエンジンがあるので、そっちから腰上は全部移植して貰うように頼んでおく。

ピストンが傷だらけなんだが、この写真じゃ(フルサイズでも)わかんないのよね |
上の写真は携帯で撮ったんだけど。やっぱりこの画質だと、別に、常に持ち歩ける小さいデジカメが欲しくなる。エクシリムカードはどうだろう。北海道1人でツーリングしてて、D70しか持ってかなかったので、なかなか写真が撮りにくくて困った。一旦停めて、後の箱を開けて、クッション(服だけど)の中から引っ張り出すのはやっぱりめんどくさい。MZ3でも不満はないんだけどねぇ。もうちょっと薄いと持ち歩きやすいのも確か。
さて、家に帰ってきて、CDR大量作成の開始である。書き込むデータを作っていて、CDRの自動起動でちょっと悩む。WEBでautorun.infの情報を仕入れたが、いざ大量に焼き終えて、チェックをしてるときに、ふと思いついてXPマシン(TV録画用デスクトップと、カミさん用のノートの2台)に挿入してみたら、どちらも起動しない。うちのマシンはかなりいじくり回してるし、個人的には自動起動は嫌いなので、それは切ってる可能性もあるんだが。皮肉なことに、今メインで使ってるT41では、CD-ROMなんかを使うことが減ってきてることもあって、デフォルトの自動起動が入っており、ちゃんと起動するのだった。ただ、うちのT41はWin2Kなので、本当にXPでも動くかどうかわからない。XPの自動起動設定も、一度デフォルトから変更してしまうと、なんだかいきなりアプリケーションの関連づけが動いちゃうし。rundll32.exeを使うというちょっと裏技的なautorun.infなので、確証が持てない。
どうしようか、と悩んでいたが、いつまでもこうしていても仕方ないので、先日買って箱から出しただけで接続していなかったVAIO RZをちゃんと使えるようにすることにした。こいつは中古だがリカバリ済みらしいので、XPのデフォルト状態になっているはずだ。買ってすぐ接続しなかったのは、TV録画用なので、TV関連の接続をするのが面倒だったのである。特に、ウチはスカパーのチューナーを繋いでおり、その環境をより快適にするために買ったVAIOなので、一気に全部やらないと意味がないのだ。
忙しいときにそんなことを、と思うかも知れないが、とりあえずここまで二十数枚焼いてみた感じでは、データ焼き込みは1枚あたり1分強(50Mちょっとしかないので)、レーベルプリントがちょっとかかって2,3分という感じなので、最初から焼き直しをしたとしても、50枚なら3時間もあれば出来るという計算で、それなら今晩遅くにやってもいいだろう、という判断である。
本当はTV録画まで全部やりたいところなのだが、この週末はF1があり、一応録画や静止画保存をしなくてはならないため、もしこのVAIOがちゃんと動かなかったらまずいので、VAIOはTV録画関連の接続はせず、ディスプレイとLANだけ繋いでスタンドアローンで、今までのビデオ録画機と並列で動かすことにする。今までのデスクトップはTVの上の方にあるので、CD焼き込みのたびに立ち上がる必要があったのだが、VAIOは手元にまだ置いてあるので、その点でも楽ちんになった。
キーボードとマウス、ディスプレイとLANケーブルだけ繋いで、まっさらなVAIOが起動した。まずはCDRの自動起動をチェック。無事動いたので、そのままそのデータをどんどん焼き、レーベルを印刷していく。
さて、仕事の目処が付いて余裕が出来たのでちょっとネットサーフィン。ここのところずっとエッジだったので、やっぱり光は快適だわぁ。で、いつも覗いているBBSで北海道のことを書いたら、ほぼ同じ時期に北海道に行ってる連中が多かったことにびっくり。また、北海道ベテランの人が2週間くらい前に来ていて、その周辺で結構うまいものを食ってたのがちょっとショック。やっぱりちょっと調べておけば良かったなぁ。別にあの豚丼もまずくはなかったけどさ。
いつも楽しみに読んでいる雑文書きページで、
こんなすさまじい記事が。もう腹抱えて笑わせて貰いましたよ。ただ、これは恥ずかしいだろうなぁ。ある意味ランパブ的なものなんだろうけど。アレも個人的にはかなり恥ずかしい空間だった。
次は
Wired Newsから。これ、ホントかな。何よりもレーシックが強度の近視には聞かないというのは知らなかった。オイラはもうダメだろうなぁ。レーシックよりも高いというのがちょっと難だ。日本は、強度近視患者が結構多いはずなんだが、この辺は保険治療対象にならないかなぁ。
レスポンスのラリー・ジャパン速報。ラリー車が普通の公道を走る、ということを説明したいというのはいいんだけど、このタイトル。馴れましたか?っておいおい、ニュージーランドやオーストラリア、イギリスでもずーっと昔からラリーやってるんですけど。。。
こりゃひどいね。このネタを紹介してくれたサイトでもけちょんけちょんだったが。よくこんな文章が書けたもんだ。
上のリンクを見つけた、最近ちょこちょこ覗いている
サイト。結構近くに住んでいるようなんだが。
8月30日の日記で、MacとiPodに関する記事がある。まぁねぇ。今更、という気はするけど。この人は基本的にMacに向いてるけど(元エバンジェリストだったって書いてるし)、オイラは「アンチMacユーザ」(アンチMacではない)なのでその辺ちょっと意識の相違は感じるけど、マーケしやすい、というアイロニーたっぷりで書かれた部分はちょっと面白い。
MacかWindowsか、という話はもう語り尽くされた感はあるが、未だにしたい人がいるネタであることも確か。まぁ、もうどっち使っててもそんなに違いはないだろう。些細な操作を体が覚えちゃってるかどうか、位の話で、そんなもんは、同じWindows同士やMac同士でも、環境をカスタマイズしてたら共有できないのと同じだ。ちなみに、オイラはCTRLキーがAの隣にあるのがデフォルトだし、キー配列もASCIIが身に付いているので、普通にツルシで買った(買ったまま使っている)PCを使うのはかなり苦痛を伴うし、作業効率も著しく落ちる。そういう意味で、Macでも作業は可能だが、Macで作業すると作業効率が落ちるのだ。逆の人もたくさんいるだろう。
ただ、仕方なくその環境で仕事をしなくちゃならない、という状況がある程度の期間続くと、体がそれになじんでしまったりすることもある。人間なんてそんなモンだろうと思う。
2004年9月7日(火) 久々の秋葉原と上野へ
深夜までかけて残りのCDRを仕上げ、7日中に欲しいとのことだったので、午後にでも持っていこうと寝坊していたら、午前中に電話があり、急ぎで持ってきて欲しいとの連絡であわてて持っていく。やはり向こうもバタバタなようだ。
水道橋の本社で渡した後、どうせこっちまで出てきたんだし、と久々の秋葉原へ。じゃんがらで昼飯を食おうと入ったら、つけ麺があるので頼んでみる。角肉と玉子、カピタン(揚げニンニク)はデフォルトなので、それをトッピングしてもらうよう頼んだら、「大盛りじゃなくていいですか?」と聞かれてつい「お願いします」と言ってしまう。ダメだのぉ。
案の定、途中で気持ち悪くなり(寝不足で朝から何にも食ってないところに一気に入れたんだから、当たり前だ)、ちょうど大盛り分くらい残してギブアップ。この手の飯屋で残すのは久しぶり。悔しいし店にも悪いがどうにもならなかった。悲しい。
さて、今回秋葉に行ったのは、DVD-Rを購入するためなのだった。昨日、VAIOを稼働させたので、やっとDVD-Rでバックアップが取れる。今までのデスクトップにもDVD+Rドライブは付いていたんだが、+Rはメディアが高いし、ここのところ何故か立て続けに書き込みを失敗していた(真夏で熱暴走していた可能性もあるが)ので使ってなかったのであった。
中央通り裏の店を冷やかして回る。もう最近はこの辺しか見て回らなくなってしまった。怪しいメディア系なんかをいっぱい売ってるショップで見てみると、ノーブランド(恐らく台湾や中国製メディア)だととてつもない値段のものがある。ヘタすりゃ1枚30円を切る。その辺のショップで売ってるCDRより安いかも知れない。
で、もっと恐ろしいのは、その同じショップで、国産メディアやメジャーなブランド製はちゃんと高い値段で売ってるってことなのであった。それを見てしまうと、DVD-R初心者としては、安いメディアの購入はちょっと怖くなってしまう。
ま、それでもデータの差分バックアップ(メインのデータは常にPC内に残っており、バックアップした後消すものはあまりない)と、取り溜めた動画(結局見ないものが多いだろう)が主なので、安い奴でいいか、と買ってみる。どのくらいの頻度でダメなのか試してみたい気もしたし。さて、どうなりますか。
久しぶりの秋葉で、ゲームも見てみようといつものOVERTOPへ。コリン・マクレー・ラリー4が出ていたので、すごい欲しかったのだが、今の状態ではFFBW(フォースフィードバックホイール)が繋がらない(ゲームポートがない)のと、まだ結構するのでやめておいた。やっぱりUSB版のFFBW買うしかないのかなぁ。MSはたしかこの辺から撤退したはずなので、ロジテックのしか置いてなかった。それよりも、店の壁に
「武者震」のチラシが貼ってあり、在庫も置いてあるようだ。これ、昔出た当時にニュースで見た記憶があるが、欲しい!もう最近は机でちゃんと仕事をしてないので、普通のFFBWを引っ張り出しても、取り付けられないのだ。これにFFBW着けて、TV出力で大画面でCMRやってみたいのぉ。
その後はこれまた久しぶりの上野へ。北海道ツーリングで飛んでっちゃったウィンカーレンズや、その他ちょっと気になった部分のパーツが入手できれば、と思っていったのだが、凋落具合は想像以上だった。オイラの趣味がマイナーだというのもあるのだが、それにしても何も必要なものが売ってない。少なくともナップスに行けばあらかたは揃ってしまうのだから、こりゃただでさえあんまり良い噂のない上野じゃ、ますます客は減るばかりだよなぁと感じる。高校時代ここに通い詰めた身としてはちょっと寂しい。
そういえば藤波の世界チャンピオンが決まったそうで。久々の日本人世界チャンプですな。めでたい。来年こそは凱旋GP、見に行きたいなぁ。
さて、戻ってきてからはまたネット。ずっと重いネットには繋がなかったので、ちょっとその間で気になったネタを2つ紹介。
まずはやじうまウォッチにあった記事から。
このページ、中の研究紹介(Reserches)にある、「魔法のほうきをイメージした新しい乗り物Sweeper」がちょっと面白い。もしこれを公道で使ったら、やっぱり免許が居ることになるのかなぁ。
こっちは面白い小物だが、ここまで持ち運ぶ人間がPCを持ち運ばないか、という話でもあるな。基本的には元のデータがメモリカードに入ってるわけだし、PCがない環境でUSB接続のHDDとかCDRに移し替える、という使い方になるだろうけど、それだとCDRは電源無しじゃ動かない、というのがちょっと辛いね。USB1.1なのも。過渡的な商品なのかな。記事にもあるとおり、アイデア的には面白いと思うんだが。
そういえば、秋葉で見かけたCMR4、デモ版なかったかしら、とネットで調べてみたら、すでにCMRは05のデモ版が出ていた。しかしねぇ、300M近いですよ。デモ版のファイル。すんごいよねぇ。
2004年9月8日(水) VAIOつづき。CRFのスイングアーム
またしてもやじうまwatchより。
こういうのはセンスだよなぁ。これはかっこいい。
引き続きVAIO RZをいじっているのだが、標準で音楽CDのバックアップソフトが付いてるのにはたまげた。今回入手した奴はツインドライブ(片方はDVDマルチ、片方はCDR)だから、もちろんそれは可能なんだが、仮にも音楽レーベルを持ってるSonyがこれをやるかね。MP3にしてHDD内に取り込まれて、ネットにも流されるくらいならCDをコピーしてくれた方がいいんだろうか。そこまでは考えてないか。
で、Vaio Updateなる、Windows UpdateやIBMのThinkpadソフトウェア導入支援のような、自動で導入されているソフトやドライバのバージョンを調べてアップデートするソフトが入っているんだが、これがイマイチ詰められてない感じなのだ。中古でリカバリ済みのものを購入したので、当然最初にチェックすると、山のようにアップデートが必要なソフトのリストが出てくる。ところが、このアップデートリスト、複数選択が出来ないので、全部まとめて一気にアップデート、という操作が出来ないようで、一つずつちまちまやっていくしかない。オイラは今回中古で比較的古いものを買ったから、とはいえ、もし新品で買ったとしても、何らかの形で再リカバリかけなくちゃならなくなったら、これ全部やらなきゃならないわけである。
また、アップデートのボタンを押せば全部が全部自動的にアップデートを終えてくれるわけではなく、ものによっては、ただ解凍するだけなので、該当するディレクトリへ移動して、setup.exeを起動しなくちゃならないものもあった。そういったものは、あとでこちらで手動でアップデート済みのチェックをオンにしなくてはならない。また、ものによっては解凍しかしないのに、手動アップデートチェックがない項目もあり、これはアップデート済みなのにずっと未アップデート表示になってしまう。
Windows Updateはその内容的に批判が多いが、操作としては、スキャンしてアップデートすれば自動的に必要なアップデートを終えてくれる。複数アップデート項目がある場合は複数選択も出来るし、出来ない項目はちゃんとコーションが出る。IBMのソフトウェア導入支援も同様だ。このくらいまでは詰めて欲しかったな。
それから、このVAIO、何をやるためにはどのソフトを起動すればいいかがわかりにくい。データをDVDにバックアップするのにはどれを起動すればいいのか、TV録画予約はどれを使えばいいのかよくわからない。マニュアルにはあるのだが、もうちょっと直感的に分かるようにしてもらえないだろうか。プログラム名をGiga Pocketなんて名前にしないで、TV録画/再生にしてくれるだけでいいと思うんだけど。
その辺は誘導ソフトが付いているようなのだが、これが、なぜだか起動するとエラーで落ちてしまう。リカバリして他にほとんどソフトなんて入れてないんだけどなぁ。
CRF50に着けるつもりで取り寄せたCRF70用スイングアーム、既に無理矢理組み替えてはあったのだが、Rブレーキパネルのまわり止めの位置が違い、このままではRブレーキが使えない。前日50用のスイングアームだけ持って行き、該当部分を削り取って無理矢理70用スイングアームに溶接しようか、なんて相談していたら、直接スイングアームに穴を開けて、カラーを入れたボルトを止めればいいじゃん、という話になった。早速バイク屋へ行き、まずはCRFのスイングアーム回りの改造である。話にすれば簡単なのだが、一応バイクのフレーム部品なので、結構分厚い鉄板であり、穴を開けるのに苦労する。
それでも一応形になって、やっとまともに走らせられるようになったわけである。次はもう入手済みの前後リム組み替えと、マニュアルクラッチの組み込みだ。9/19のイベントまでに完成させられるかしら。
2004年9月9日(木) IWA JAPANとタイ料理とCMR4デモ版
夕べも仕事をしながらデスクトップPCのデータの置き換えなんかをやってたらかなり遅くなってしまった。それ自体は、今週末F1があるのでかまわない(少し夜型の方がいいのだ)のだが、今朝は朝からバタバタと起こされて、そのまま床屋>バイク屋と移動、午後はカミさんと自転車を買いに行ったり飯食ったりとしたりで、結局寝られず。午後4時のリリース配信を終えたらどうにも耐えられずのびてしまった。
夜は以前プロレスに行ったIWA JAPANの選手が、誘ってくれた知人の店に来るということで約束しており、9時頃そちらへ向かう。別の筋で有名なチョコボール向井と、人気女性レスラー竹迫望美ちゃん、そして関係者の方であったが、直接会って話をして意外だったのは、チョコボール向井が想像以上にストイックであったことと、竹迫望美ちゃんが、私服&普通の髪型だと、ものすごく可愛いことであった。正直あの宣材(というか、チラシやポスターとか、HPとか)に使ってる写真はもうちょっと考えた方がいいんじゃないかしら、くらい。サインももらったし、写真も撮ってもらった(嫌だって行ったのに)けど、だから、じゃなくて、今回の件で両方ともファンになってしまった。まぁチョコボール向井はもともと結構好きな方だったんだけど。
こんなことを言っちゃうとチョコボール向井には失礼なんだが、最初は、体をそれっぽく作ってる、というだけの完全な色物だと思っており、そういう意味で結構好きだったんだが、前回の(8/31)大会で、思ってた以上にちゃんと動けてて、実際に会って見たら印象が違った(いい意味で)からである。
しかし、IWA JAPANのホームページ、もうちょっとなんか考えた方がいいんでないのかなぁ。
昼はカミさんと買い物に出たので池袋西口のタイラーメン屋へ行ってみた。最近はそんなに辛いのもダメじゃないんだが、トムヤムクンはあんまり好きじゃないのよねぇ。酸っぱくて。日替わりランチは、鶏肉のオイスターソース炒め添えご飯(これはうまかった)とトムヤムスープのビーフン。バーミーナムにできれば良かったんだけど。カミさんはラーメンが選べる生春巻きのセットにしたのに、トムヤムラーメンにしてしまい、塩っ辛いとぶつぶつ。久々のタイ料理屋だったのに、失敗でした。隣の2階の中国料理屋で、火鍋があったのがちょっとそそる。でも2人+娘じゃ辛いんだよなぁ。
CMR4のデモ版を今更ながらやってみる。リプレイが結構重い。これ、市販版では直ってるんだろうか。一つ前とはいえP4の2.8Gに1Gのメモリを積んで、GeForce5200の128Mだから、これで解像度はVGAサイズで、オプションもみんな軽くして、それでも重いってのは結構辛いんじゃ無かろうか。
2004年9月10日(金) 体調不振、父母会、イタリアGP公式練習
どうも寝不足から来る(と思われる)体調不良が完全に戻らない。北海道行きでちょっと無理がたたったんじゃないかともカミさんは言うんだが、帰りのフェリーじゃ丸一日ごろごろしてたようなもんなんだけどなぁ。やっぱり家じゃないと体や精神は休まらないんだろうか。もうそんな歳なのかしら。
まぁ帰ってきてからもずっとバタバタで、あんまりまともな生活をしてないので疲れがたまってるってのは間違いなくあるとは思うのだが。
夕方は子供の保育園の父母会の集まりへ。バザーをやるので、その打ち合わせ。結構美人の多いママ達と会って話をするのは楽しいのだが、毎回、こんなんでいいのかしら、と思う。他の父母会とか参加したことがないからわかんないのよね。
F1はイタリアGP公式練習なのだが、今回は社長が中国で現場におらず、ネットに張り付き、現場にいる向こうのPR担当の英文のみが頼りの厳しい仕事。しかも、今回からいきなりフォーマットを少し変えやがって、訳や構成をどうするか悩む。相変わらずリザルトはぱっとしないし。そろそろもうちょっと勢いづいたリリース、書かせてくれないもんかしら。
2004年9月11日(土) 地元の祭りその1
この週末は地元の祭りで、でも土曜日は子供御輿&山車しかでないので、昼近くに起きた後子供とそっちへ。まださすがに御輿が担げる歳ではないので、山車の付き添いを手伝う。ただついて回るだけだし、山車もそれほど重いものではないのでそんなに危険はないと思うのだが、やっぱり悪ガキはいるし、それなりの人手がないと辛いんだなと実感。

最後にちょっと子供御輿につかせてみたが、さすがに届かないね。 |
戻ってきて公式練習3,4回目の対応をしてる間に、カミさんと娘は、転園していった友人が久しぶりに帰ってきているとのことでそっちへ。終わった後、そっちを覗きに行こうかな、とは思ったのだが、行くと飲んじゃうのは間違いなく、まだこっちは夜中の本番が待っているので、1人寂しく長崎神社の、本家の周辺をのぞきに行く。
地元の、千川の祭りは長崎神社の祭礼であり、もう千川に住んで6年以上で、少なくともそのうち4,5年は祭りに参加して御輿を担いでいるのだが、だからこそというか、本家の祭りは見に行ったことがなかった。話によれば、通り抜けるのが大変なくらいの盛り上がりを見せる、露店がいっぱい出る祭りらしいので、今年こそは行こうと思っていたのであった。カミさん達も呼べれば良かったのだが、なんかまだ飲んでいるようなので、1人でバイクで向かう。途中で、娘の同級生&ママと、昔、娘が乳児の頃保育園の同級だった男の子&ママにばったり。ずいぶん大きくなってはいるが、やはりこっちのことは覚えていないらしい。それでもやっぱり、バイクに興味を示して乗りたがるあたりは男の子である。
祭りをやっている椎名町駅周辺は道がよくわからず、当てずっぽうで行ったのだが今回は当たり。ただ、さすがにクルマは入れないようにしてあるし、周辺は駐輪自転車でいっぱい。ちょっと回って、自転車の隙間を見つけてバイクを置く。
確かにかなりの人出である。普段の日でも、クルマで入るのはちょっとためらわれるような通りの両側に露店が出て盛り上がっている。これは子供は楽しいだろう(いや、大人も楽しいですけど)。
戻る道すがら、地元の盆踊りをちょっと覗く。カミさんと子供達は、オイラと入れ替わりで長崎神社方面へ行ったらしい。あの子供達連れてったら大変だわ。
で、オイラは1人戻ってきてF1予選の対応である。こっちの祭り組も、カミさん連中もみんな飲みに行っちゃったようだ。そんな中、オイラの今日の夕飯は歌舞伎揚げ。寂しいのぉ。
F1では、向こうサイドでものすごいミス。そんなことを言っちゃうとこっちの仕事はどうなのよ、という話にもなりかねないんだが、やっぱり英語のHPの影響はすごいでかいはずだし。もうちょっとがんばんなさいよ、クリス君。
2004年9月12日(日) 祭り2日目
夕べ遅くまでやってた仕事の疲れが抜けきらないまま、朝から御輿だ。これ自体は楽しいんだが、普段運動不足なのでさすがに体に響く。特に、体格が合わないせいもあって、毎年膝を痛めてしまうのだった。今年も左膝が途中で痛み始めたが、なんとか最後まで担ぐことが出来た。
今年は、娘の同級生と、その親の両方を誘ったので、ちょっといつもよりもにぎやかな感じの祭りになった。1人はパパがフランス人で、体もでかく、こちらも高さが合わずに辛いと言いながらも、楽しんでもらえたようである。子供達も、やっぱりいつものメンバーが多いと盛り上がり方が違う。
打ち上げの後、例年通り銭湯へ行って、盆踊りで、知り合いの娘が太鼓デビューするのでその写真を撮った後、ちょっと仮眠。で、F1の仕事だ。
相変わらずのレースぶりで、これじゃあファンは見る気がなくなっちゃうよなぁ。もちろん、上位5チームが強いので、トップ10に入るのだって大変だというのはわかるんだが、そろそろその上位5チームに割って入るくらいのパフォーマンスは見せて欲しいもんである。
2004年9月13日(月) 怪しい電池とおもちゃ
またしてもハードな週末であった。しかも、成績はメタメタ。F1は言うに及ばず、全日本F3でも2戦ともホンダにやられ、ポール獲得のIRLもホンダがトップ5独占。何つー週末だ。ホームページのトップに(って言い方は本来おかしいんだけど)モータースポーツの最新ニュースのヘッドラインを3つ載せるのだが、一つくらいは景気のいい内容じゃないと辛いねぇ。
昨日子供がお祭りで買ったおもちゃ、透明ケースの内部が光りながら回るのだが、回るだけで光らなくなった。電池かな、と思って交換しようと電池を散りだし、手元にあった単三電池を入れようとしたが入らない。手元にあった電池と見比べてみたら、確かに単三と書いてあるんだが、明らかに小さい(長さ、太さとも)。多分本体、電池共に中国製かなんかだとは思うんだが、電池自体を多少小さく作っちゃうのは(他の機械には入るから)ある程度は許されると思う(本来は規格そのものに許容誤差があるはずだが)が、それにあわせてケースまで小さく作ってどうするんだろうか。祭りのおもちゃだけに、あっという間に電池が無くなったのだが、これじゃ交換できないよ。回りながらLEDが規則正しく光るという、ちょっと凝ったおもちゃなだけに残念。加工して使えるようにするか。うーん。
2004年9月14日(火) 中古デスクトップとCRF改造とCD−Rの追加。
やっと、やっと、丸一日お休み。でもカミさんがバイトなので家事はちょっとあるわけなんだけれども。昼間はオヤジの所へ行き、ぶっこわれたというPCの代わりに、先日買ったデスクトップPCを持っていく。
まずHDDを入れ替えるためにケースを開けると、きったねぇ。。。。タバコを吸いまくるオヤジのPCだからある程度予想はしていたが。こりゃ、電源も動かなくなるだろう。
今度の機械はDELLのDimension Cとか言う機械。Pen3の866とか書いてあるから買ったのに、立ち上げてみたらCeleronの566なんですけど。明日文句言いに行かなくちゃ。
その後バイク屋に行ってみたら、常連(店をやっててダートフリークとかにつながりがある)に頼んでおいたCRF用の緑の外装が届いてる!しかも、ユニバーサルキットで何とかしようと思っていたシェビートラックスカワサキのステッカーキットも、CRF50用が出たばっかりとのことで、それも仕入れていてくれた。なんて好タイミング!あわててCRFを持ち込み、ステッカーを貼って外装を交換。ついでに、やろうやろうと思っていたマニュアルクラッチ化とホイールリムの交換を行ってしまうことにした。両方やってたら絶対に終わらないので、ホイール組み替えはオイラがやって、クラッチの方はバイク屋のメカ君に頼むことにした。
こっちはリム組み。バイク屋のニップル回しを借りてバラし始めようとしたら、いくつかのサイズに対応するニップル回しなのに、一番小さいサイズでも合わない!ということは、これは自転車用なんだろうと、近くのドンキホーテに自転車用ニップル回しを買いに行く。無ければハンズでも、GALAXYでも行けばいいか、と出かけてみれば、運良くあったのでそれを持ってバイク屋へ。ところが、今度はそのニップル回しじゃ小さすぎて入らない!なんだよこれ、とガックリ来たが、小さいのなら削ればいいじゃん、とベビサンで削り込み、無駄金にはならずに済んだのであった。
サイズが小さいのでスポークも短く、作業がちょっと面倒だったのと、スポークの角度が強くついているために、振れ取りにちょっと苦労したが、なんとかそれなりに仕上がった。前後黒いリムに緑のワークスカラー、かっちょよすぎる!
さて、クラッチの方なのだが、そのメカ君も大きいのばかり乗っていて、モンゴリはいじってないそうなのでよくわからないといいながら何とか組んでくれた。出所の怪しいパーツなのでちゃんとCRF用ではないのだが、どうせ同じだろうとたかをくくって入手したもので、組もうとバラしたらチェンジシャフトの長さが違う!ちょっと短く、それでも組めなくはない(モンキー系はこれが普通なんだろう)んだが、そうするとノーマルCRFのチェンジペダル(の締め付けボルト)がケースに当たってしまうのであった。とりあえずチェンジベダルのボルトは着けずに、差し込んだままでOKとする。で、そのまま忘れて家に帰る途中で、ペダルを落として大慌て。。。
家に戻ってみれば、先日作ったCD−R、明日までに追加してくれという依頼。仕方なく再度CD−Rのデュプリケートとレーベルプリントの用意をする。
わずか一週間前にやった作業なんだけど、どのソフトを起動してCDのレーベルを焼いたか忘れてしまった。この辺、似たようなソフトが多すぎて、どれを起動していいのかわからない。そういえばVAIOも、標準で着いてくる奴は、どのソフトを起動すれば何が出来るのかが全然わからないし、一つ一つのソフトの操作系統が統一がとれておらず、非常に使いにくい。
また、今回買ったエプソンのプリンタでCDレーベル印刷する際は、CDを専用の板に取り付け、その板を印まで差し込め、とあるんだが、その印まで一旦差し込んだだけだと、印刷指令が出た瞬間に何故か板がちょっと飛びだし、そのせいで板がちゃんと差し込まれていないというエラーになる。ちょっと飛び出したときに、再度、ほんの数ミリ差し込んでやればいいだけなのだが、毎回これをやるのはちょっとアホらしい。何でこんなことせにゃならんの。Atokの機能もむかつく。せにゃ、と入力するには「SENYA」と入力する訳なのだが、最近のバージョンで付いてきた頭のいい補完機構が働いて、わざわざ「せんや」にしてくれるのだ。その時点でローマ字に変換すると、すでに「SENNYA」になっている。アホじゃねーか。
VAIOでCD−Rを焼くときも変だった。XP標準のCD焼き込み機能を使うのだが、連続焼き込みがちょっと変。1枚焼き終わってトレイが開き、「次も同じデータで焼きますか?」と聞かれるので、チェックボックスをオンにして、新しいCD−Rを入れてOKボタンを押す。そうするとその新しいCD−Rは書き込みできないと言って吐き出すのである。新しいCD−Rを入れないまま、OKボタンを押し(そうすると当然「ディスクがないので入れろ」と言われる)、新たなディスクを入れればうまくいくのだが、やっぱりちょっと変である。連続でやってればそのときはリズムに乗ってしまうのでまぁそんなにミスはしない(とはいっても、50枚も焼くと何枚か忘れてて怒られる)のだが、こんなモンちゃんとチェックして欲しいなぁ。
2004年9月15日(水) CRF雑考
やっとCRFが落ち着くところまで出来た!あとは公道を胸を張って走れるように、電装系をきちんと仕上げるだけだ。

KLX650と親子状態でぱちり。 KLXはぴかぴかのサイドカバーがやっと着きました |
アメリカから取り寄せたフロントディスク化キットは、思わぬところで話題になっていた。オイラが行きつけのバイク屋では、腐れ原付ツーリング、といって、かなり古めの原付(Vベルト無断変速は禁止!遠心とかのミッションも禁止!なのである)でやるツーリングを企画しており、その関係でみんなすごく古くて変な原付を所有している。パッソルとかロードパル、せめてパルホリデーくらいならオイラもわかるんだが、パルフレイ、なんて言われると、そんなバイクあったっけ?ってな感じである。そんな変なバイクをちゃんと修理して乗ってる連中が多いのだ。
で、その辺の原付の前足が、どうもモンキー系と近いらしく、このディスクキットがそのまま着くんじゃないかという話になった。ハミングとか、あの辺の10インチ車では、このスポークホイールが流用できるんじゃないかとか盛り上がっている。変な店だ。
この古くて決して速くない、バイク屋のメカ君のパルフレイと、マニュアルクラッチ化でかなり実用性の増したCRF50で、シグナルGPをやってみたのだが、見事に負けちゃってショック。やっぱボアアップか。
7月中旬のツーリングで溶かしてしまったKLXのサイドカバーが、やっと届いた。2ヶ月かかった。しかし、高い!KLX250用も高いんだけど。ステッカーがまた高いんだよなぁ。ステッカーは無しと頼んでおけば良かった。
急に冷え込んだ気がする。店で飲んで外に出ると寒い。どんなもんかとネットでアメダスを見てみたら、まだ20度くらいはある。それでも寒く感じちゃうモンなんだねぇ。まぁTシャツ一ちょなわけなんだけれども。
2004年9月16日(木) 練馬でラーメン食って、VAIO RZのセットアップ
なんだかまだ眠い。体調が戻らない感じ。
このページにある、編集長のブログで、
ライブドアの堀江氏のことを書いたら、ものすごい反論があり、かなり話題になったようだ(やじうまウォッチより)。
かなりいろいろな意見が帰ってますなぁ。個人的にはスノッブだとは思うんだけど。ブログだから、とかみついてる奴もいるが、あんたらがかみついてるのもブログだろうに。まぁ、これだけ、感情的に見えるほどの攻撃をしてくる人がいるというのは、そういう人たちにとってはカリスマといえる存在なんだろうな。この人。
体調が悪いから寝てたいのに、宅急便やら盛況の宅配やら画届いたり、電話が鳴ったりで寝られず。腹が減って死にそうになったので、練馬に買い出しに行くついでに、最近練馬周辺のラーメンが熱い、という噂なので行ってみることに。
ネットで、池袋あたりから、西武池袋線沿線とかを検索すると練馬も入ってくるので、ちょっと気になっていた「ぼにしも」へ行く。しかし、某サイト、この店を紹介するのに、「その名の通り煮干しの〜」って、ぼにしもって煮干しのアナグラムじゃないだろ。
店内は明るく比較的清潔で、スープもうまいが、麺がちょっとかん水くさいのが残念。ここまで和風のスープなら、もうちょっとかん水臭を抑えてくれれば好みだったのに。
ずっと前から、VAIO Uの中古を物色してるんだが、最近おかしなことに気が付いた。だいたい7万前後でU1、U3でももうちょっと出せば買えるんだが、U101だけ異常な高値が付いてる。何でだ?と調べてみたら、U1とU3はクルーゾーなのだが、U101だけはCeleronなのだ。でもU3はクルーゾーでも933MHzだし、U101のCeleron600の方が性能いいんだろうか。友人が以前、U1が出てすぐに買って、あまりの遅さにすぐ売っちゃったらしいんだが、我慢できないほどなのかな。オイラは基本的に、Win2K入れて、最低P2-300くらいあれば何とか使えるので、あの大きさ考えたらU1でも十分じゃないかとは思ってるんだが。。。
夜は体調最悪。眠りかけたところで子供が騒いで、無意識のうちに八つ当たりしてしまったようだ。反省。
夜中目覚めたら、そのまま神経がたかぶっているのか全然眠れないので、録画していた番組を見たいというカミさんのリクエストに応えるべくPCの入れ替えをする。入れ替えの途中だったため、なぜだか今まで使っていたPCの音が出なくなっていたので、思い切って新しい方にHDDの入れ替えなんかも行う。
9/6にCDRチェック&作成のために起動だけはさせていた、新しいマシンはヤフオクで手に入れた新古のVAIO RZ。もちろん、スカパーの簡単な予約を期待してのことである。まぁでもこれで、P4-2.8に1Gメモリ、120GB HDDという、一応ビデオ録画メインマシンとしては遜色ないスペックだ。これに、元々あるデスクトップの120GB HDDを移動し、合計240GBで使おうというわけである。
まずは元のマシンの動画データを全部MPGに書き出す。そこで一気にケーブルを全部抜き、本体をおろし、120GのHDDのみ(そのマシンは30G+40G+120Gという偏ったマシンなのだった)外してVAIOに取り付ける。VAIOもDVD-RとCD-Rのツインドライブなので、これでATAデバイスはいっぱい。やっぱりパラレルATAの4個ってのは足りないねぇ。まだシリアルATAマシンにしてない悲しい私なのだった。
このVAIO、CPUも一昔前(当時は最新)で、Pentium4 Northwoodの2.8Gである。とはいえ、ここのところCPUの進化はあんまり進んでない感じなのでとりあえず当分はこれでも十分だろう。同じマザーを使っている?上位機種が3.06のHT対応CPUを使っていることを考えれば、将来的にはそれに入れ替えることになると思うのだが、とりあえず2.8から3.06になってもそれほど劇的には変わらない(HTの効果はわからないが)し、2.8でも今までの1.8から比べればはるかに速くて快適だ。
ただ、ビデオカードだけは、標準で入っているのがGForce MX440なので、これはちょっと、と以前池袋に行って買っておいたFX5200に入れ替えた。これだとビデオカードからTV出力が出るので、ビデオ関連しか出力できない(しかも専用ソフトでしか)VAIO標準よりもいいのだ。ゲームも快適になるだろうし。やっぱりここまでのスペックのマシンを入手したらバリバリ3Dゲームもやってみたいもん。TVの大画面で。
ところがこのTV出力がくせ者だった。苦労して、録画回りやTVライン、スカパーチューナーなどもつなぎ、やっとこれでOKかな、と電源を入れてみたが、TVには白黒でしか出ないのだ。やっぱり玄人志向を買ってしまったのがまずかったかしら、と玄人志向のHPへ行ったら、確かにFAQに同様のQAはあるのだが、そこに書いてある説明の選択肢が、どこを選べばいいのかわからない。nVIDIAのコントロールパネルというか画面設定のダイアログ、わかりにくすぎ。
イライラしててPCの作業を始めたのだが、没頭してたらずいぶん気分的には楽になった。不思議なモンだ。とりあえずかなり遅い時間になってしまったし、続きは明日、と寝てしまう。
2004年9月17日(金) VAIO実用化、新自転車購入、モトパンが。。。
起きてちょっとしごとした後、夕べの続きでVAIOをいじる。ドライバを最新にしたりしてたら、やっとなんとかTVにも出るようになった。
次はちゃんと録画/再生や録画予約出来るようにしなくちゃならないのだが、標準のマルチメディア系ソフト、独自のものばかりなので何を立ち上げていいのか全くわからない。マニュアルを見ればいいんだが、マニュアルがまた多い。マニュアルを片手に試行錯誤する。この辺はしょうがないけどね。
リカバリ状態なので、デスクトップにはくだらないプロバイダのオンラインサインアップだののアイコンがいっぱい並んでおり、その辺を消しまくる。メーカー製PC(除くIBM)はこういうのが嫌いだ。
このVAIOには、PC用のリモコンが付いており、ビデオの再生/録画やチャンネルコントロールも出来るのだが、これが、TVとPC切り替えとか、モードも3つあったりとかよくわからない。同じソニーの製品なので、TVそのもののリモコンや、スカパーのチューナー用リモコンと非常によく似ている。そして、TVがソニー製なので、TVモードだとちゃんと電源やチャンネル操作も出来る。ということは電池切れではないはずなんだが、PCはうんともすんとも反応しない。
また、その機能が欲しくてわざわざVAIOを買った、スカパーチューナーのAVマウスとの連携もうまくいかない。マニュアルを眺めていろいろいじくり回していたら、リモコンモードの設定にやっと気づいた。家はデフォルトの1chで動いたが、3chあるってことは、他のメーカーのリモコンとはかち合っちゃったりするんだろうなぁ。スカパーのチューナーでもリモコンモードの設定があるので、そこまで気づくのにちょっとかかってしまった。でもこれで一応満足行く機能が全部使えるはずだ。とりあえずテストで夜のラリーの番組を録画予約しておく。

VAIOのリモコンとスカパーチューナーのリモコン。 TVの奴は最近使ってないので出てこなかった |
非常によく似た3つのリモコンだが、TV用は基本的にTVしか操作できないのでほとんど使わない。スカパー用は、スカパーの多チャンネルに対応しているため、これじゃないとダメな上に、TVもシーケンシャルにチャンネルを変えるだけなら(しかも地上波はチャンネルが7つしかないのでシーケンシャルでも困らない)出来るので、それだけで十分だったのだが、今度はPC操作も、録画/再生あたりはリモコンのみで出来る。しかも、VAIO用のリモコンは、TVモードにすれば普通にTVリモコンとしても使えるので、ちょっとの間はこの2つをうまく使い分けるのには混乱することになりそうだ。両方の機能が入ったリモコンが欲しいなぁ。
また、もう一つ問題なのはWindows Media Player。このVAIOのメイン録画/再生ソフトはGiga Pocketなのだが、前のデスクトップで取りためた動画もかなり(100GB近い)HDごと移動してあり、これがなぜかGiga Pocketにインポートできないので、結局WMPで見るしかないのだが、画面を最大化すると、触ってないのに時々メニューが出てきてしまうし、動作中に最大化から戻そうとすると停まってしまう(マウスカーソルは動くがALT+TABもCTRL+ALT+DELも効かない)。これもなぁ。Windows Updateはしてるが、何が原因なのかよくわからない。まぁおいおい使いながらトラブル出ししていくしかないだろう。録画そのものはちゃんと動いているようで一安心。
さて、ビデオ録画マシンとして実際に使ってみた感じ、さすがに早いし、反応がいい。今までのIOの奴だと、起動までちょっとかかるし、チャンネルの切り替えなどもちょっとタイムラグがあった。録画していない表示モードでも、実TV画面と並べてみると、明らかに遅れているのがわかるくらいだったし、起動に時間がかかるので、連続録画の場合は3分空けなきゃならず、非常に使いにくかった。しかし、その辺の不満は全て解消された。
ただ気になったのは、スカパーの録画である。このVAIO RZというシリーズは、スカパーのチューナーに付いているAVマウスと連動させることで、スカパーチューナーで録画予約をすると、自動的にPC側でも録画が行われる、という機能を持っており、それを狙って購入したのだが、実際にやってみたら、要するにそのタイミングで録画がオン/オフするだけなのだった。確かに今までのアナログビデオ機器ならこれでいいんだろうけど、デジタルで録画する以上、番組情報も一緒に入れて欲しい。今までのIOの奴は、一応ちゃんとUSBでデジタルデータをやりとりしていたので、番組情報もちゃんと取り込まれていたのだ。うーん、これは困った。ただ、実用的には明らかにVAIOの方が使い勝手が良さそうなので、当分はこれで行くとしようか。
PCが一段落したので、カミさんと買い物ついでに、先週注文しておいた自転車を引き取りに行った。近く(環七沿いだけど)に最近出来た、OKストアという安売りスーパー。自転車も確かに安いのだが、基本的に注文販売なので、注文後2週間ほどかかる。それでも、3段ギア付きで1万円、国産、に惹かれて購入したのだ。ただ、防犯登録はその店ではやっておらず、うちの近くの別のスーパーへ行ってくれという。合理的なのか、よくわからないシステムだ。しかし、このOKストアってのは大橋巨泉とは関係ないのかな。オーストラリアやニュージーランドで、あのでかい顔が付いた、OKストアだかOKショップってな店を結構見かけたのだが。アレとは全然関係ないんだろうか。こっちは普通のスーパーなのだが、オーストラリア産の肉とかが一杯並んでるのを見るとちょっと勘ぐってしまう。安くていい物を売ってくれれば別にかまわないんだけど。
その後、ずっと欲しかったSHIFTのフリースタイルタイプのモトパンを個人売買で購入したので取りに行く。SHIFTのものでも、最近のは結構デザインが派手で、なるべく地味なのを探していたのだが、いい具合に真っ黒(ステッチのみ白)を見つけたのだ。。32インチだし、ちょっとゆるめでいいか、と思った(普段履いているジーンズやモトパンは30インチ)のだが、履いてみてびっくり。腰回りはきちきちで腰パッドが入らないくらいだし、長さも足りない。まぁなんとか締められるし、ブーツを履くからこのくらいでいいのかも、と無理矢理納得する。しかし、そんなに太ったのかしら。でも長さが足りないのは困るなぁ。前に買った、FOXは28インチだといきなり短くなって、ブーツとパンツがちゃんと被らないことがあったんだが、30インチ以上だとそんなことはなかった。SHIFTのこのパンツを買うには34インチ以上を買わなきゃダメなのか。。。
2004年9月18日(土) 隣町のお祭り
今週は隣町の祭りで、つきあいの関係で担ぎに行くことに。明日はイベントで出られないので、今日だけでも、と午後の御輿に出かける。狭い路地をくるくる回りながらちょくちょく休憩。酒とつまみで幸せな御輿であります。
そんな中、恐らく地元(隣町)のメンバーに、いつも行く安売り酒屋のレジにいる可愛い子を発見。この辺に住んでるんだなぁ。隣にいたでっかいのが彼氏なのかどうか気になるところであります。その彼氏?らしい連中は動きがめちゃめちゃで、我々の仲間内には不評だったけど、とりあえずケンカにはならずに済んだ。祭りの時って、あの程度のことでもケンカになっちゃうんだよね。
そのあとは当然みんなで打ち上げ。飲み続けたかったが、みんなは明日も祭りだし、オイラは早起きして遠出なので10時過ぎにお休みなさい。
2004年9月19日(日) CRF50のイベントで浜松へ(長文注意)
あまり眠れないまま5時過ぎに、目覚ましがなる前に起き出し、準備をする。オフロード系のイベントというか、コースなんかに走りに行くようなのはもうずいぶん久しぶりなので、ウェアやらヘルメットやら大騒ぎ。結局新しいゴーグルが見つからず、古い方のゴーグルを引っ張り出す。スポンジがぼろぼろで、こんなの使えるのかしらん。
あまりきちんとしたタイスケがあるわけではないようなのだが、10時頃にはイベントは始まっているということなので、6時に出発すれば、4時間見当で10時くらいには付くだろうとあわてて荷物を突っ込んで首都高へ。朝早いとはいえ、さすがに日曜日、連休中ということで、詰まってはいないがクルマは多い。東名もそんなにペースは上がらない。
そういえば、PTクルーザーをやたらに見るな、と思っていたら、どうもイベントでもあったようで、静岡に入ったらすごい数のPTクルーザーを見かけるようになった。すごいペイントやカスタム、珍しいカブリオレまで。都内にいれば比較的見かけるクルマではあるが、こんなにいっぱい見たのは初めて。好きな人、やっぱりいるんだなぁ。あの扱いやすいサイズで、現代的な車体やエンジン、走りで、でも雰囲気はレトロというか、いわゆるパイクカーだとは思うんだが。
東京を出てしばらくは、空は重いものの雨は落ちなかったのだが、御殿場を超えた先と、もう一カ所、山越えの向こう側でちょっと降られる。現場で降らなければいいんだけど。
浜松ICで降り、先日のツーリングで走ったのと同じルートで浜名バイパス方面へ。浜名大橋の付け根、というのはわかっていたのだが、どこでバイパスを降りたらいいのかわからない。バイパスに入ってすぐの出口は、浜名湖花博のせいでかなり詰まっていたので、仕方なくそのまま走っていくと、浜名大橋を超えてしまった。失敗。

前回撮れなかった浜名大橋からの眺め。 でも前回はすげぇいい天気だったのだ。残念。 この後方、橋の下が今回のイベント会場。 |
浜名港、弁天島方面へ回って目的地へ。こっちの方が混んでなかった分早かったかも。もしそうなら怪我の功名だな。現場は海沿いの駐車場で、サーファーがたくさん来ている。そのすぐ脇、浜名大橋の真下に特設コースが造られており、イベントやミーティング自体は駐車場側でやるらしく、もうかなりの人が来ているようだ。
まずは受付。フリー走行及び模擬レース、ダートドラッグはわかっていたが、ジャンプのクロスアップコンテストもあり、みんな全部に参加希望のチェックが入っている。クロスアップなんて出来ないよ。おっかなくて。受付でその旨話したら、とりあえずチェックだけ入れて、現場でジャンプ見てやるか決めれば?と言われた。いやいや、とても怖くてアレでジャンプなんて出来ないので、クロスアップのチェックだけは外して申し込み。
会場(といっても駐車場だけど)を見て回ると、駐車場には色とりどりのCRFが。一通り見て回るが、みんな本気だ。オイラのCRFが一番ノーマルに近いんじゃないか、というくらい。確かにほぼどノーマルというのもいるんだが、そういう人は、もう一台(以上)持ってきていて、友人を連れてくるのにもう一台ノーマルを、というパターンぽい。うちのCRFに貼っているシェビートラックスカワサキカラーのステッカーは、CRF50用は出たばっかりだし、オイラしかいないだろうと思っていたのに、結構見かける。よく見たら、みんなXR50用だ(ちょっと違う)。確かに、よく見ればCRF50でこのステッカー、はオイラしかいないけど、似たのは既にいっぱいいる、という状態で、自慢のフロントディスクも、もっとすごい、ハブから交換とかがいっぱいいて、こりゃカスタムコンテストもダメだわ。
また、到着当時から小雨が降ったり止んだりだったのだが、みんな自立タープというかポップアップテント系も用意していて、やっぱりこの辺はやってないとダメだね。エスティマにサイドオーニング(横に着ける、巻き取り式のタープ)を着けるという手もあるが、この駐車場のような所ではアレは使えないし。

多分何人かでシェアしてるんだと思うが、 ポップアップテントにこの台数、である。 こんな感じの団体がいくつもあったのだ |
そうこうしているうちに、着いたときにはパラパラと降っていた雨が本降りになってしまった。こりゃダメかな、とクルマの中で一休み。しかし、それが止んでからは天気は回復に向かったのか、雨も落ちなくなり、程なくフリー走行も始まる、というアナウンスがあった。おいおい、午前中はコンテストだけじゃなかったのかよ。だったら、久しぶりだし、早めに走り出さなきゃ、とあわてて準備。バイクを降ろし、テール回りの保安部品を外して、ライトカウルをゼッケンプレートに交換したいのだが、とめるためのタイラップは持ってきたが、既に着いているライトカウルをとめているタイラップを切る工具がない。大慌てだったので、何も工具を持たずに来てしまった。仕方なく、斜め前の人に工具を借りる。ちゃんとポップアップテントの中に、可愛い彼女も一緒で、うらやましい。
また、向かいに車を停めている人たちのウェアがかっこいい。TLDのフリースタイルタイプである。あんなの雑誌やカタログ、HPじゃ見たことがない。日本にはあんまり入ってきてないのかも。あのパンツ欲しいなー。

右、ポップアップテントに可愛い彼女。 真ん中はいじりまくったCRF。 左にちょっと写ってるのは、TLDウェアの人。これ、欲しい。 |
さて、フリー走行でも走るか、と着替えを始める。久々だし、一番お気に入りのFOX上下(もう10年以上前のモデルだけど)で決めちゃおうかな、と思って着てみたら、やっぱり30インチなのにそんなにきつくない。あのSHIFTのパンツ(32インチ)が極端に小さいんだな。以前、Xtremeのパンツを買ったときは、32インチなのにガバガバで、友人に上げてしまったのだった。メーカーでのサイズ差って大きいなぁ。
しかし、考えてみると、今回は1人で来ているので、普通のモトパンだとクルマのキーを入れておく場所がない。一応財布やPC、デジカメなんかもあるのでキーを着けたまま、もしくはドアを開けたままにしておくのは心許ない。仕方なくSHIFTのパンツ(ポケットがある)に履き替えた。モトクロスブーツを履いてみるが、やっぱり短い感じ。でも仕方なくそれでフリー走行へ。くそー。TLD買おう。
他のライダーを見てたら、さすがはCRFレースだけあって、スニーカーもいるし、メットも自転車用(フルヘルだけど)もいる。これならゴーグルはいいか、と、スポンジ部分がぼろぼろになっているゴーグル装着は諦め、オークリーの超古いアイシェードで決めることにした。明らかにオイラだけウェアとかが一昔(以上)古い。うーむ。
さて、フリー走行へ向かうが、まずコースへ渡るのに1.5m位の土手を登らなくちゃならない。何カ所かみんなが通ってる場所はあるが、これ、初心者じゃまずここが渡れないじゃん、という感じ。相当強者揃いっぽい。コースはストレート部分が堅いが、ターンインして立ち上がりからコース向こう側は全部ふかふかのサンド。こりゃ、CRFじゃ辛いぞ。ただでさえホイール径が小さく、最低地上高が低いのに加え、パワー的に、2速だとちょっとでも速度が落ちたら砂にパワーを食われて走らなくなってしまう。ポジションも、ずいぶん高いハンドルにして良くなったと思っていたのに、オフを本気で走るにはまだ幅が狭かった。どうも窮屈な格好でコーナリングしてしまう。しかし、ギャップやジャンプのようなものは全くなく、基本的には全くフラット。サンド部分の深いワダチ攻略がキモになりそうだ。
5周位したらもう体が辛くなり、とりあえず一旦戻る。カメラを持ち出し、みんなの走りを撮影。おいおい、走りも本気だよ。コーナーに目いっぱいで突っ込んできて、テール流しながら立ち上がっていく。CRFってあんなこと出来たのか、というか、あのレベルの連中とレースやんのかよ。とちょっとビビる。
そのあとはコンテストとミーティング、という話だったのだが、一番楽しみにしていたミーティングは、単なるレースのライダーミーティングで、オーナー同士の情報交換、にはならなかった。そういうのは駐車場で勝手にやれ、ということだったのかも知れないけど。カスタムコンテストは想像通り他のマシンが占め、個人的にもお気に入りだった、いじくりまくりビッグフットモンキーバハと、モンキー(見た目ノーマル)に2台のラジオフライヤーを繋いだ奴の2台は特別賞を貰っていた。
賞品はDVDやビデオ、ボディー用ステッカーキットなどが主で、受付時にDVDを買っちゃったし、とりあえずカラーリングはシェビートラックスカワサキカラーで満足しているので必要なかったけどね<負け惜しみ しかし、上位に入った人のインタビューで、そこまでにかかった額は50万だとか何とか。すっげぇ。確かに、F回りだけで10万オーバー、なんてのみんな付けてたからなぁ。恐ろしい世界だ。

モンキーにラジオフライヤーを接続してトレイン状態。 いろいろと人を載せて楽しませていた。 急ステアを切ると転ぶので危ない。 |
その後はランチタイム、なんだと思うのだが、こちらは飯も飲み物もない。駐車場に入ってしまったので、買い出しに出ると再度駐車料金が取られるのがちょっとしゃくである。来る予定になっていた友人に電話をしたら、オイラが行くかどうかわからなかったので、まだ家にいるという。とりあえず食い物と飲み物を買ってきて貰うことにして、脇の駐車場で好き勝手に走って遊ぶ。みんな巧い!

ノークラ、見た目ほとんどノーマルのCRFでも 上手な人はちゃんとウィリーを決める。 手前に薄く見えるタイヤあとは、みんなで ドリドリした跡。膝スリしたり、ステップ擦ったり してる連中がいたのに、オイラは出来なかった。 練習しなくちゃ。 |

若くて美人なママと、CRFに興味を示す子供。 うちの娘よりも明らかに幼いのだが。 やっぱり連れてくれば良かったなぁ。 |
友人が到着して、いよいよレースへ。彼にカメラを渡して会場へ。うちのCRFは排気量こそ50ccだが、クラッチをマニュアル式に変更してあるので、本来のレギュレーション(A.M.B.A.JAPANというところで定めている)ではストッククラスではないのだが、今回は出走台数が台数なので、排気量だけ(50ccとそれ以上)で分けることになったようだ。どちらのクラスもだいたい10台位ずつのようだ。
しかも排気量に関しても、自己申告だけである。その辺はこの手の小さなイベントならではだし、別にいいんだけどね。こういうの好きだ。グリッドに着いてみれば、本気の連中と、今回初めてオフを走るような、ゴーグル無し、ウェアもジーパンにパッドのみ、みたいな連中と2極に別れるようだ。どーなるかしら。バイクは遠心クラッチのモデルもあるので、右手ヘルメットタッチで5周のレースがスタート。

トップページにも載せたスタート直後の 第一コーナー写真。真ん中にいる 黄色いメットがオイラ。 オイラの写ってる写真は友人が撮ってくれました |

後から追い上げられてるの図。 パンツは短いのと、膝が擦りそうになっているのが わかると思う。もう既にこの頃は、 ここからまともな位置まで足を上げるのすら 辛い状態だったのだ |
序盤はえらい速い連中4台が先に行ってしまい、その後に何とか着ける。想像通りの展開になったが、3周目くらいでもう足が上がらなくなってきた。4周目、トップグループに抜かれて周回遅れになり、足が上がらない状態で最終コーナーへフラフラと入っていったら、トップグループじゃないのにも何台か抜かれた。ダメだこりゃ。
トップ5台しか順位を取ってないということなので、何位なのかはわからないが、下から数えた方が早いことは確か。くっそー。鍛え直して出直さなきゃ。
戻ってみれば、友人が笑いながら出迎えてくれた。序盤は良かったけど、後半は膝でこいでる状態だったそうだ。まぁ、これでこのバイクでレースする上での欠点も見えたし。次のカスタムプランも見えてきた感じ。なにより、久々のレースはやっぱり楽しい!また暇を見つけて、XCRとかも直して走りたい、と思わせるだけのものはあったのだった。
続いてオープンクラスのレースをやって、その後クロスアップコンテスト。オイラは怖くて飛ぶ気にならないので、一番の場所を取って、撮影に専念することにした。2つのランプ(離陸と着地)があったので、こりゃ怖くて飛べないわ、と思っていたのだが、さすがに最初はぴったり付けた状態であり、それなりの速度で入っていけばなんの問題もなさそうだ。やっても良かったかな、と撮影しながら思っていたが、どんどん間隔は広がっていく。おいおい、こんなのCRFで飛べるかよ、というくらいまで広がり、確かに何台か突き刺さり始めた。それでも、マシンが軽く、速度もそれほど速くないので、ケガ人は出ない。サスペンションがプアなので、飛び過ぎちゃうとまた、着地で転んだりするのだった。また、終盤はフリースタイラーらしい連中がアクションを決めてくれ、会場は大盛り上がり。みんな熱いぜ。

最初はこんな。これなら行けるかな、とは思うが、 飛びすぎてがっしゃん!の連中も結構いたのだ |

そして終盤は、こんなの飛べるかよ!まで広がる。 ライダーもみんなびっくり |

アクションジャンプ3連発。思いっきり逆光だったのに、 ストロボの強制発行しなかったのが失敗。 かなり引っ張り上げてあるけど、ちょっと辛いね。 しかし、このアクション!信じられん! |
そのあとはダートドラッグ。ただダートでドラッグレースをやるだけじゃなく、中間点に高さ30cmくらいの木製ジャンプ台を飛ばなければならないのだ。たかが30cmと思うかも知れないが、実際には、フルサイズのオフロードバイクでもスピードを乗せて飛ぶのは怖い大きさである。まして、ドラッグレースだから基本的には全開で入っていかなければならない(勝てない)。これは怖い。
一緒に走る相手は、遠心クラッチのまま、ということは、カムとかキャブとか変えてない限りは、ほぼストックのまま、ということで、マニュアルクラッチにしてある分こっちの方が有利だ。ただ、パワーウェイトレシオの差は出てきてしまうと思うが。

スタート前の緊張風景。 ちょっとウェアが替わってます |
スタート前までは写真を撮ってもらえたのだが、いざ、走る段になって電池が切れてしまったそうで、写真がないのが残念。スペアバッテリ、持ってきてたんだから渡しておくか、先に変えておけば良かった。
こっちが好スタートを切り、マニュアルクラッチならではの加速で順調に相手を引き離す。ところが、ジャンプでビビリが入り、着地で崩れ、速度も落ちたところに向こうが追いつき、最後の直線でぎりぎりのデッドヒート!フィニッシュライン直前で惜しくも交わされ、2回戦進出はならなかった。ま、ここで勝っても次の次はオープンクラスとの戦いになっちゃうし、ギャラリーには大ウケだったので良しとしよう。

個人的に今回のベストショット。 オープンクラスの2台のデッドヒート。 綺麗に飛ぶんだ、これが。 |
その後再びフリー走行時間となり、あとは表彰式を待つだけとなったが、オイラはどうせ表彰されるような結果じゃないし、一刻も早く帰って、祭りの連中の打ち上げに参加したいので、早々に退散することにした。ただ、駐車場では、同タイミングでアメ車のミーティングがあったらしく、いろいろと楽しそうなことをやっていた。最初は、カマロがラインロック(フロントブレーキだけロック)で、激しくバーンナウトさせていたのだが、そのうち、いわゆるスポコン(日本車をスポーツ風にカスタムしたもの)でバーンナウトを始めた。ただ、スポコン車はほとんどがFFなので、簡単にはバーンナウトは出来ない。どうするかというと、みんなでよってたかって押さえつけて、無理矢理停めてしまうのである。これは大ウケだった。

みんなでこーやって引っ張ってバーンナウトさせる。 かなり苦労していたが、出来たときにはみんな大ウケ |
会場の関係者と友人に挨拶し、まっすぐ帰路へ。ストレートに行けば4時間くらいで帰れるので、8時前には着く計算。ところが、当然そう世の中甘くはない。何より日曜日の夕方である。
東名は横浜町田を頭に30kmの渋滞。1時間半かけて抜けてみれば、特に原因は見つからない。やっぱり大和の登りで起きた自然渋滞なんだろうか。結構速度低下に注意の看板は出てるんだが、効果ないのかな。だとするとやっぱり道路をなんか変えるとか対策が必要なんじゃなかろうか。 まぁ、渋滞が辛かったとはいえ、350km以上の移動でさして疲れはないんだから、やっぱり4輪は偉大だ。トランポ欲しくなるよなぁ。
あとは祭りの連中の相変わらずの大宴会。みんなは3次会以降に流れていったようだが、さすがにそこまでは着いていけずに沈没。
2004年9月20日(月) 温泉&鉄板焼き
さすがにくたびれたので、今日はゆっくりして、夕方当たりに昨日の片づけでもしようかと思っていたら、昼過ぎに「温泉に行こう」というお誘い。確かにちょっと前から行こうという話はしていたが、こんなに早くからかい、とあわててクルマの掃除。
今回行ったのは、蕨のいわゆる新しいタイプの日帰り温泉施設(
HPでは堂々と「スーパー銭湯」と入ってるが)。綺麗だし、いろいろと種類があって楽しい。一緒に行った男メンバーがなかなか入ってこないので、1人でゆったり入っていたら、連れてきていた子供(1歳未満)を連れて入ってきた。彼らが洗う間代わりに抱いていたのだが、ずっと機嫌が悪く、泣きわめいてかなり迷惑なので早々に洗って退散。まぁオイラはもともと烏の行水だし、その割には堪能したと言えるんだけど。
そのあとは休憩所でプチ宴会。オイラは運転手なので、1人飲めずにシラフで付き合う。自動販売機形式の生ビールサーバがちょっと面白い。みんなずいぶんゆっくり休んでおり、暗くなって撤収。帰りは思ったよりも混んでおり、急ぎたかったので外環に乗ってみたら、予想していた場所に出口がなく、乗ってすぐ降りることに。わずか1区間、2km位だろうか。ずいぶん高い高速になってしまったが、みんな初のETC経験だったらしく、楽しんでくれたので良しとしよう。
そのあとは、今日は敬老の日だから、と実家へ行って、親父、おばさん、妹とその娘を連れて、駅前の友人がやっている鉄板焼き屋へ。本当は人気の焼き肉屋に行きたかったんだが、既に長蛇の列で、休日は予約もやってないとのことで断念。まぁ鉄板焼きも楽しんでもらえたようでなにより。
明日はやっと休めそうだ。
2004年9月21日(火) TVを見ながら思う
今日のニュース。すげぇなぁ。これ、このことについて東芝に連絡とったのかしら。
やっとまったり出来たので、録画しておいたラリー・ジャパンの番組(ESPN)を見る。いきなり福井さん、TTE時代の派手だった時代の話を振られちゃったりして。確かにいい時代だったとは思うけどねぇ。
しかし、みんな狭い狭いとは行ってるが、実際に走ってるのを見て実感。日本の林道だー!オンカービデオで見てると、見慣れた日本の林道を、見たことのないスピードで通過していく。やっぱりすげぇなぁ。
初めてちゃんとVAIOで撮った録画画面を見る。遅めの画面だと確かに綺麗なのだが、ちょっとハイスピードな動きになるといきなり荒れるのがわかる。ビットレートが結構ぎりぎりに設定されている印象。ビットレートは調整できるのかな?VBRに出来ればそれがベストなんだが。。。この辺は、IOのボードでVBRに設定した方がちょっといいかも。
そのあとは、やはり録画しておいたDASH村を見ながらちょっと思う。ウチみたいに、数日に一回子供の送り迎えで数キロ使う程度、というのが多い場合は、ソーラーで溜めといた電力で走れるとかなり違う気がする。やっぱり子供の送り迎えで食うガソリンはでかいんだよねぇ。
19日に行ったイベント、行く前の40km弱(送り迎えなど)でメーターが4分の1くらい使ってたんだが、帰りは高速オンリーだと250km以上走ってやっと半分になるか、くらい。燃費で言えば倍以上違う計算になる。もちろん燃料計はそんなに精度良くないし、信じられるもんじゃないんだけど、それでも相当違うだろう。送り迎えメインなら軽とか小さくて燃費のいいクルマがいいんだよね。まぁ、何より駐車場代の高い東京にいる以上、2台持つのは難しいし、軽だと遠くに出かけたり、実家に帰るのが辛いからなぁ。
2004年9月23日(木) 友人の見舞い&お台場イベント&ラリーのTV
8/21の日記で書いた、バイクで事故った友人、快方に向かっているようで、良かった良かった。夕べいつものところに飲みに行ったら、明日から別の病院に移る、ということで、ずっと面会謝絶だと思っていたのだが、もう既に面会は出来る状態らしい。ということで、娘と2人で面会に行く。まだしゃべり方がぎこちなく、事故ったバイクの名前など、ちょくちょく言葉が出てこないような感じがあったり、話している内容もちょっと支離滅裂だったりするのだが、体はほとんどもう問題ないようで、明日からリハビリ専用の病院に移るのだそうだ。頭を打っているので、その辺はまだ心配だが、まずは元気そうな姿を見られて胸をなで下ろす。それにしても、開頭手術をしたらしく、その跡が生々しい。どの程度リハビリにかかるのかはわからないが、若くて体力もあるから、そう長くはならないだろう。早く元気に戻ってきて欲しいものである。
そのあとは子供とお台場へ。MEGAWEBで行われる、トヨタのモータースポーツイベントを見に行くためである。いつもなら専門のカメラマンが行くのだが、今回はそこまで必要性を感じなかったのか、特にそういう仕事はなく、それでも、もしオイラが撮っておければ、とD70を持って出かけた。個人的にはダンスマンのライブも見たかったりするのだ。
首都高はほぼ順調。ただ、首都高を降りた先、R357をくぐるトンネル出口付近の壁の所に、おまわりらしき姿を見かけてちょっとどきどき。あのトンネル付近にはループコイルがあると社長に昔聞いていたのに、すかっと忘れていた。まぁ多分赤切符なスピードはぎりぎり出てなかったはずだけど。急いでなくて良かった。
うちの娘はこの手のイベントはあまり得意でない。でかい音でクルマが走ったりするとビビっちゃってダメなのだ。しかし、今日はカミさんの調子が悪く、まぁ、正確には仕事でもないので、ダメなようなら他の所へ行こう、と覚悟してのお台場入りであった。
一般客用のチケットを貰っても良かったのだが、既にピットウォークの券は配り終わっており、知り合いもいないしどうしようかとうろうろしていたら、MEGAWEBの社長にばったり。久しぶりだったので、娘を見て大きくなったねぇ、なんて挨拶をしていたら、パスの話をするのをすかっと忘れていた。仕方なく関係者受付へ行き、社名と名前を告げると、即応でゲストパスが出た。こっちは全然知らないんだけど、名前は知られてるようだ。うーん。
まだデモ走行の始まる前で、みんなまったりしているところへ入っていき、久々に会った関係者に挨拶。奇しくも関係者への娘初披露みたいになってしまった。カミさん連れてこなくて良かったのかも(笑)
ヴィッツカップカーのデモランで来ていた片山右京さんにも挨拶。オイラのことは忘れていたようだったが、ル・マンの時の話をしたら、「ああ、あのときの」と言ってくれた。まぁ、どこまで覚えていたのかはわからないが、右京さんとは、98,99年のル・マン(トヨタTS020)のときに、オイラも2年連続で現地へ行き、インタビューしたり、ちょっと仕事をさせて貰っていたのである。で、99年の予備予選の時(予備予選は一月ほど前で、そのときはオイラは日本での対応だった)、ちょうど娘が出来たことが発覚し、現場の社長とのやりとりの中で「結婚しました。今年中にパパになります」と伝えたところ、現場の右京さん達も喜んでくれた、という話があったのである。
そのときの娘がもうこんなに大きくなりました、という話をしたら、「もうあれから5年も経つんだもんねぇ」と感慨深そうでありました。
そのあとは相変わらず細々とお世話になっているテインの藤本さんにも挨拶。セリカのデモランをやるそうだが、ちょっとウェアがきつそうだ。話をしてたら、ラリー・ジャパンでは00カーを運転していたそうである。まぁ考えてみればそうか。最も最近の日本人FIAチャンピオン(APRC)だもんなぁ。戻ってきてから写真をよーく眺めてみたら、たしかに00カーの中に見慣れた顔がいましたよ。

サファリ仕様のワルデガルドの165セリカ、 奥に緑のウェアの人が小さく写ってます。 帰っちゃったので走りが見られなかったのが残念 |

ラリー・ジャパンでの00カーの写真。 確かに緑色のウェアの人が運転してますよ。 見慣れない色のランサーなんて乗ってるからわからなかったよ |
そのあとは、若手F3ドライバーの中嶋一貴くんと番場琢君(あとFTドライバーがいたけど名前失念)らがサインしてるところを見てたら、番場君がステッカーを配っており、娘が欲しそうにしていたのでサインと一緒に貰う。やっぱハンサムやね、この子は。今年のトムスF3勢は、インギングに押されてちょっと勢いがなくなってるけど、頑張って欲しいもんであります。
そして実際にF3のデモ走行が始まり、橋の上から眺めていたのだが、やはり子供がおびえて早く行こうと言い出したので、仕方なく退散。WRCセリカの走りも見たかったし、関係者から、スープラの走りがかなり楽しいと聞いていただけに、残念。ダンスマンも見られず。
まずは隣のビーナスフォートへ。手前の広場で、トランポリンと逆バンジーを組み合わせたようなアトラクションをやっている。一応大人もやれるようだが、実際にやっているのは子供ばかり。そうだよなぁ。こりゃ怖い。実際に飛んでいる子供を見てたら、飛ぶ飛ぶ!
いつものコースで、ビーナスフォート内の子供の遊び場で遊ばせたあと、一旦DECKS方面へ移動。お猿さんの芸を眺め、お台場一丁目商店街を冷やかして再びパレットタウンへ。暗くなったので観覧車はどうかな、と思ったら、やっぱり長蛇の列。昼間はガラガラだったのに。当然か。

お猿さんの芸。いろんなところで(ここでも過去に)見ているが、 ローラースケートは初めて。しかも、履いたままこのジャンプ! |

ゲームセンターにはこんなアトラクションが。 風船がいっぱい詰まった網の中、扇風機が回ってるので 風船がはね回っている。何が楽しいのかわからないが 子供は大喜び。ただ、入るためのチェックが コイン式の回転バーだけで、ちょっと甘い感じ。 |
ということで、ゲームセンターで遊び、軽く腹を満たしたら帰路へ。娘はクルマの中で、クレープを食べながら撃沈。お台場から日曜夜とかに帰るときは、帰路が問題である。首都高は、レインボーブリッジ上が詰まっちゃってるので、乗れない(乗りたくない)のだ。レインボーブリッジ下の一般道(知り合いは「ビンボーブリッジ」と呼んでいる)を抜け(ると芝浦は後方なので入れないし、どうせ浜崎橋は渋滞だ)、海岸通から昭和通に入って、そのまま八重洲線に乗れたような、と思っていたのだが乗れず、なんとか銀座から乗り込む。ところが、やっぱりというか八重洲線の合流から、5号はずっと混みっぱなし。王子線が出来たのは便利でいいんだが、そのせいで下りがすごく混むようになっちゃったのよね。ま、それでもメチャ時間がかかったというわけでもなく帰宅。行きがスムースだっただけに、贅沢を言ってしまう日曜の夜であった。
夜はESPNで、録りそびれていたラリー・ジャパンの事前情報番組を予約録画。野球のせいで10分番組が遅れたのだが、VAIOにしてからのスカパーでの録画予約は、チューナー側からAVマウスでリアルタイムにコントロールするのでちゃんと補正されるのだった。すげぇ。番組データが入らない(単にスカパーで録った、としか表示されない)のは不満だが、これはいいかも。まぁ、あんまり野球とかで番組スケジュールが狂うことはスカパーではないんだけどね。
番組内では、初めての日本へ向けて、チーム関係者やドライバーに日本についてのクイズを出していたが、これが難しい! 日本の島の数なんて、日本人でも知らない奴が多いんじゃないか? だいたい、世界最大の輸出を誇るのが蛙の足だなんてオイラも知らなかったよ。
FIAのオフィシャルビデオのようだが、面白い構成だった。この事前の番組はいつも楽しいのよね。スカパーでは、ESPNが古株だが、最近AXNでも同じ素材を使って番組を始めたので、そっちしか見られない人も要チェックです。
2004年9月24日(金) 鯨と中国GP公式練習
スーパーで見かけて、久しぶりに鯨の刺身を食う。やっぱり高いなぁ。昔(15年近く前)桜木町で鯨の刺身や焼き肉状態で大量に食ったことがあるんだが、もうあの店は見つからないよなぁ。常連だった友人のおかげで、2階の座敷を借り切る状態で飲んだような記憶がある。また行きたいなぁ。
F1中国GPは公式練習。時間が早くて、上海だと1時間の誤差なので、全ての作業が一応午後8時くらいには終わってしまうのがちょっと変な感じ。これだと終わってちょうど飲みに行ける。
昼間はまだ暑い位なのだが、夜飲みに行くのにTシャツだと肌寒い季節になってきた。夜はいつもの店で知り合いと出会ってもう一軒。おごって貰ってしまった。
2004年9月25日(土) 中国GP予選とオークリーのMP3プレーヤ
F1中国GP予選。予選日は朝9時のフリー走行からある(公式練習は昼前と2時過ぎ)のだが、いつもならこれが夕方になるところ、本当に朝から作業しなきゃならないのがちょっと辛い。実はヨーロッパのF1レース対応ってのは宵っ張りな人間には向いてるのかも。まぁこれが最終戦ブラジルとか、アメリカだとまた辛いんだけどね。全然寝られなくて。
サイトで使用する写真で、特徴的な建物を入れたいんだが、思いっきりメインスポンサーの中国石化が入っているのでまずいという。そりゃそうだろうが、メインスポンサーなのでこれは難しい。
オイラの愛する
oakleyの新製品は、MP3プレーヤだというのは情報で知っていたが。こりゃかっこよすぎる! オイラは通勤しないので、この手のプレーヤは必要ないんだが、これは欲しい!欲しすぎる!
2004年9月26日(日) F1中国GP決勝
F1中国GPは決勝日。決勝は午後3時からなのだが、いつもの同好会で、池袋の「ふくろ祭り」の御輿をかつぐので、3時までちょっとだけ行くつもりだった。ところが、小雨で、カミさんの調子が悪く、子供を連れて行くわけには行かずに断念。
F1は予選で好調だったパニスがスタートでトラブル。逆に不調だったゾンタが健闘したが、トラブルでリタイア。うまくいかんもんだ。
仕事は9時過ぎに何とか一段落したので、打ち上げやってるかな、と思ったのだが電話の連絡が付かず。どっか地下ででも飲んでるんだろうか。打ち上げだけ参加、といっておけば良かったのだが、それも出られるかどうかわかんなかったんだよね。とりあえず近くの店を何軒かうろうろするがどこにもいない。
池袋まで行くか、と自転車を向けたが、途中で、今乗っている自転車には、鍵もライトも付いてない(両方ほとんど使わないので家に置きっぱなしで忘れてきた)のに気づき、すぐ近くに夜中も営業のディスカウントショップがあったのでそこでライトと鍵を買うことにする。安い奴を選んでレジまで持っていって、財布を開けて真っ青。金が一枚も入ってない。そういえば、昼間祭りに出るために、首から提げるタイプの奴に移し替えたんだっけ。悲しくレジの人に謝ってすごすごと帰途へと付く。
家に着き、もう飲みに行く気も起こらず寂しく就寝。
2004年9月27日(月) Plateが!
やっと仕事が一段落したのでガレージやバイクにかかりたいが、今日は天気が悪くて残念。
ちょこちょこデータの整理をしているのだが、まとめてDVDにバックアップを取ろうとして改めて気づいた。D70を買ってからこっち、写真容量の増え方がすごいことになっている。まぁ1枚1.5Mくらいの写真を、偉い勢いで連写しちゃうし、メモリカードも2Gオーバーだから(といっても撮るのは多くても一回に数百枚単位だけど)、仕方ないんだけど。写真データは見たいときにすぐに見られるようにしたいので、一応HDDの中にも全部置いておきたいのであった。もうノートの方には入らないけど、デスクトップはでかいHDD着けた甲斐があったかも。あとは、増設した120Gの中にある、取りためていた動画を少しずつ見たり、DVDに焼いたりしてスペースを減らしていくだけである。
そういえば、クルマの中に入れっぱなしにしていたOakleyのPlate、久しぶりにかけようとして驚いた。ノーズ部分のペイントがはがれてしまっているのである。
この「Plate」というモデルは、発売前から「これはOakleyにとっての“Juwel”だ」ってティザー広告(見たのはHPのみだが)してたモデルで、価格も日本での定価が28000円もするモデルだ。その割に、実物を入手してみたらノーズピースもイヤーソックもアノブタニウムになっておらず、全体的にプラスティッキーで期待はずれだった、というのはちょっと前に日記で書いた。
オイラはちょっと安く、個人売買で入手したので、最悪実は偽物だった、という可能性もあるんだが、箱やその他の付帯物も付いてきたし、実際に見たことのある偽物は、明らかに細部が異なる(というか、パチもんはみんな、この特徴的な、手間のかかる数ピース構造にはなっておらず、一体で型どりしたものばかりだった)ことや、レンズのマーキングなども含め、ほぼ間違いなく本物だと思うのだが、だとすればこの処理の安さはやっぱり悲しい。入手したときにも、箱が安っぽくなっていてちょっとショックを受けたものだが。うちにはかなり古いOakleyが数多くあり、ZEROあたりはかなり実際に愛用しているが、未だ塗装がはがれたものはない。これは悔しいなぁ。
夜、カミさんが雑誌「ダンチュウ」を見ながら、カツカレーが食いたいと言っている。今日の昼間、病院でオイラがカツカレー食ったのよね。で、中野に新しいカレー屋が出来たらしい、と言うので見てみた。中野といえばコート・ロッジとスジャータ(どちらもスリランカカレー)だろう、と言ったのだがカミさんは知らないらしい。確かスリランカだったよな、とネットで調べてたら、
面白いものを見つけた。月刊アスキーの元編集長である遠藤さんだな、これは間違いなく。最近はあまりアップデートしてないんだろう。結構つぶれちゃった店が多いのが残念。
2004年9月28日(火) KLXをいじる
いい季節になってきた。この季節の間に、ガレージをとにかく掃除しないと、この先寒くなるとその辺がおっくうになって結局やらずにまた春になってしまう。
車に積めるものは積み直したいところなのだが、現在、来月末行われる保育園のバザーの商品が山のように車の中を占領しており、今後また確実に増えるので、いつもなら積みっぱなしにしてあるキャンプ用品類を一旦撮りだし、ガレージへ。また奥のKLRとカタナの作業が遠のいてしまう。こないだのイベントでちょっと走る気になったのに、XCRが取り出せるのはいつになるんだろうか。。。
ともあれ、ガレージ内にキャンプ用品を置くためのスペースを作らなくてはならないので、積みっぱなしにしていた工具やパーツなどを引っ張り出す。そしたら、組まなきゃならないのにほっぽってあったパーツが気になり、新たに手に入れた、KLXのノーマルタンクや純正キャリア類への換装を始めてしまうのだった。
キャリアは今までKLX250用のラフ&ロード製アルミキャリアを着けており、これでも基本的には不満はないのだが、サイドカバーを外すのにキャリア全体を外す必要があり、面倒なのでやはりノーマルに換えることに。ただ、ノーマルは中央部分が樹脂なのと、せっかく着けたKXフェンダーの一部をカットしなくちゃならないのが残念。でもさすがにノーマルパーツで、取り付けたらしっくりくる。キャリアは基本的に箱を積むために着けるのだが、箱のベース取り付けには、キャリアそのものに穴を開けるなどの加工が必要になりそうなので、今日はキャリアだけで終了。
その状態でバイク屋へと言ってみたら、エンジン大修理大会だったKLRがほぼ仕上がっていた。自賠責も入れて貰い、あとは予約を取って車検を受けに行くだけである。
戻ってきて今度はタンクの方にかかる。入手したノーマルタンクは赤。色違いでちょっと変なのだが、色はそのうち考えよう、ということで作業に入る。やはり入手前の事故?の影響だかでステーが曲がっており、すんなりとは着かないが、力任せにステーを曲げたりしながら何とか装着。やはりポジションや見目は(色を除けば)こっちの方がしっくりくるね。
外したビッグタンクの方ははかなりまだガソリンが入っている(というか入れたばっかり)なので、くそ重いタンクを持ち上げ、新しいタンクへとガソリンを移し替える。そしたら程なく、新たに着けたタンクのコックからガソリンがにじみ出した。。。また全部外して、ガソリン抜いてやり直さないと。。。
時間もないし、面倒くさいのでとりあえずガソリンを抜いて、今日はここまで、で終えてしまう。

タンクの色は変だけど、ノーマルタンクと ノーマルキャリアは結構いい感じ。
|
2004年9月29日(水) こんどはKLR
KLRを譲った友人が、やっぱり倒立がいいというので、うちのKLXの足回りと交換する。KLRはライト回りがいい加減だったので、そっちも車検が通るように仕上げなくちゃならない。うちのKLXに着いていた倒立フォークはKDX250用で、これは微妙にキャリパーや取り付けが異なるため、ブレーキングなどのモタード用大径ディスクキットがそのままでは取り付けられない。KLRに着いていた正立はKLX−ES用なので、こっちには着けられるのだ。というか、現時点でKLX用の1cmオーバーサイズディスクが組んであり、渡す前はうちのKLXよりもブレーキは効きが良かったのだった。
ところが、壊れてこっちに来るちょっと前から、その友人から、ブレーキが全然利かないのでパッドを交換する、というような話が来ていた。パッドは換えたばっかりだったはず。。。と見てみると、なんと! ディスクが反っていた。
確かにブレーキングのオーバーサイズディスクはフローティングなどになっていない一枚物だが、こんなになってしまうとは。ここまで行ってしまうと確かに効かないだろう。今回のフロント回り交換で、このオーバーサイズディスクが使えるぞともくろんでいたのに、一気に計画がダメになってガックリ。
バイク屋で2台同時にジャッキで上げ、フロント回りを組み替えなくてはならないので、KLRの方はほとんどバイク屋のメカ君に任せてしまう。ついでに、メーター回りもきちっとやってくれるそうなのでそっちもお任せ。
しかし、やっぱり正立はいいんだよなぁ。正立&KLX初期型用ライトカウルになったが、やっぱりこのたたずまいはかっこいい!
2004年9月30日(木) ビッグシングルオフ車ブーム? ワンチップ8001エミュレータ他
台風一過でいきなり暑い。もう明日は10月だというのに、今日は30度越えだという。これで今年の真夏日は70日を越えたということで、1年の約5分の1が真夏日と考えると、やっぱり東京はほとんど亜熱帯なのねぇ。個人的にはこれで冬が寒くなければいいのに。
バイク屋に入っていたXR650Rをメカ君と大将が試乗。あまりの速さにみんな驚いている。みんなバカっ速いリッター持ってたり、乗った経験もあるのに、やっぱりこの速さはちょっと違うんだろう。
そのバイク屋にはちょっと前にBMWのF650GSダカールも入ってきており、ちょっとしたビッグシングルオフ車ブームである。ダカールはシートの座り心地のよさにちょっとまた欲しくなる。XRをブリッピングした直後だと、低域のレスポンスが悪い感じもするのだが、実はこのくらいの方が乗りやすいんだよね。
その後、やっと完全に仕上がったKLRに乗って帰る。これはこれでやっぱり楽しい。KLXは速すぎるんだな。低速トルクは圧倒的にKLX650の方が上なのだが、その分KL600Rの方が下からスムースに回り、マフラーを変えてるせいもあるのか、上まで全体的によく回る。KLX650は全体的に一発一発が力強いが、その分上は回りにくい感じで、また、力強すぎてコーナーとかで開けにくくなっている。KLRよりも重心が高い感じなのも相まって、ちょっとタイトコーナーで気を遣う感じ。KLXに慣れているのもあるだろうが、KLRだと気楽に寝かせて気楽にスロットルを開けられるから、トータルでも多分こっちの方が速いだろう。個人的に乗るなら、一発一発の力強いKLXの方が好みなんだが、KLRも乗ると楽しい。
4スト600シングルクラスまで来ちゃうと、やっぱり少し鈍めにしといた方がいいのかもなぁ。と感じる今日この頃。
やじうまWatchで
すんごいページの紹介記事を発見。
すんげぇ。
個人的には当時はSHARP派だったのでMZをメインに遊んでおり、学校の授業で使い倒したのは8001MkIIだったので、この初代8001はちょっとなじみが薄いのだが、それでも懐かしさはある。というか、すごいとしか言葉が出ない。内容的には、オイラレベルの知識じゃ全然付いていけないくらい高度なんだけど、もとのPC8001やZ80系で、懐かしい言葉がいっぱい出てきて楽しい。
また
航空写真ソフトの紹介。この系統は相変わらず購入よくをそそるのだが、そろそろ買いかなぁ。3Dとの連携がめちゃめちゃ楽しそうだ。
DVD+Rを以前買った関係で届くメルマガにあった
情報。欲しい。うちはちょっと離れた所にTVを置いたりしてるし、古い家なのでアンテナを引っ張り回すのがちょっと大変。スカパーは1台しかつなげられないし、と考えるとこの手が欲しくなる。この値段ならちょっと考えちゃうかも。うーん。買っちゃおうかなぁ。
夜はなんだか神経がおかしくなってるのか、スペシャル番組全盛の時期なのもあるのか、TVがやかましくてとても聞いていられない。まぁいつもそうだ、という人もいるかとは思うんだが、オイラ普段はそんなことはないので、やっぱり疲れてるんだろう。