モモやん小泊の日々つれづれ日記
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2005年7月19日(火) ジェベル125を引き取りに
夕べも朝5時に起きちゃった後、なかなか寝付けなかったのだが、今日も3時過ぎに目が覚めてしまう。夜中、酒を飲んだ後寝られないわけではないのだが、なんでこんな時間に目が覚めちゃうんだろう。
昼、友人に頼まれていたジェベル125を引き取りに行く。東大の駒場キャンパス。行くのは初めてなのだが、想像していたよりも近かった。最近はこの手の所にはあまり縁がないが、一時期は大岡山の東工大キャンパスに通ってたし、本郷もちょろちょろ用事で行ってたりしたもんだが。久しぶりに行ってみると、この古くていかにも、な感じは久しぶりだ。
それでも回せばそこそこ走る。ただ、メーターを見ると、全然速度が上がってなくて笑ってしまう。道はちゃんと調べなかったので、こっちでいいだろう、と言い加減に北上したところ、そのままR20、中野通りに接続した。ここが通れるようになってるとは。下北とか行くのにずいぶん便利になってるな。
乗って帰れるということなのでヘルメットを持って来てみたのだが、エンジンをかけたら、結構すごい音がする。これ、大丈夫かなぁ。フロントブレーキが利かない。昔、RH250に乗っていたことがあるのだが、そういえばアレも効かなかったなぁ(ただ、当時はメンテのスキルも知識も低く、ちゃんとメンテしきれなかったというのはある)。
戻ってきてネットで調べてみたところ、CR80用が着くとか、KDX250用も着きそうだ、みたいな情報。ホントかよ。その辺ならウチ、転がってるはずだけど。KLX用じゃダメかしら。あれはサポートピッチが大きいか。。。
2005年7月20日(水) 久々にバイクの整備
まずは引き取ってきたばかりのジェベルから。とりあえずオイル交換をしてみる。オイルを抜いてみたらものすごい汚れていた。バイク屋で勧められたので、店で一番固い、新しいワコーズのタフツーリング(25W-50)を入れてみる。多少音が小さくなったような感じではあるが、辛いのは確か。どーしようか。
次の問題はチェーン。普通に走っていても、強めにエンジンブレーキをかけるとチェーンからやばそうな音がする。とりあえずセール中だというナップス(20%オフ)へ行き、チェーンを買うが、スプロケは置いておらず。とりあえずチェーンだけでも換えて、スプロケはバイク屋で注文して後で換えよう、とよくバイクを見てみたら、スプロケもものすごい状態だった。こんなの初めて見た。これじゃ、チェーンだけ換えるわけにはいかない。とりあえずバイク屋に注文だけして今日はおしまい。
夜中、1時過ぎにふと目が覚めて、ふらふらと外へ。飲みに行くつもりだったが、結局どこにも入らず、1時間半散歩してしまう。
時期的に子猫を結構見かけるが、さすがに人なつっこいのはなかなかおらず、眺めるだけに終わる。うちのクロを拾った近くで、そっくりの一匹を発見。しっぽの感じといい、兄弟かな? ただ、体格が全然違う。餌が違うのか、早くから去勢したせいもあるのだろうか。
U50標準のキーボードがどうにも耐えられなくなってきたので、布団で転がりながら入力する用に、別にキーボードが欲しい今日この頃。本当なら、T41と同じ動作感が予想されるIBMのトラベルキーボードが欲しいのだが、枕元に置く関係上、誤って踏んづけてぶっ壊しても惜しくない程度のものが欲しい。その条件で、できるだけキータッチがよく、できればポインタも着いていれば言うこと無し。でもトラベルキーボード買っちゃおうかなぁ。もしくは、壊してもいいという意味で言えば、TP570とか600Eでも、もうそんなに高くないし、踏んで壊しちゃったら、部品集めて直すという手もあるのよね。でもでかくて邪魔だしなぁ。
2005年7月21日(木) 車検へ向けてKLXの整備。コンセントネット。PSPブラウザ
KLXの車検対応として、ずいぶん前に購入してあった、サンテカ(サンヨーテクニカ)のHIDを着けてみる。いつもはノーマルのKDX220用(最初のKLX250SRとかと同じ。多分35/35w)が着いているのだが、これじゃ多分光量的に足りなそう、ということで、同じライトながら、HIDの奴に替えてみたわけである。4輪でHIDが通ってるんだから、2輪でも大丈夫だろ、という考えなのだが、本当に大丈夫だろうか。
ついでに、取り付けに苦しんでいたキーボックスもちょっと奥目に移動。ナンバープレートも、車検対策でよりテールランプに近くし、ナンバー灯がちゃんと働くように。
バッテリを充電して、試しにエンジンをかけてみたら、一発でかかった。最初は多少かぶってるっぽいかんじだったが、ブリッピングしているうちに好調に戻った。なんだ。やっぱり原因はタンクキャップのエア抜きだったんだろうか。
久しぶりに乗ってみたら、音が静かで、スムースなのでびっくり。先日のジェベルとの比較が大きいんだろう。パワー/トルクの違いで驚くかとも思ったのだが、それよりも、音や振動の方が気になるとは。そもそも、KLXだって、ここのところちょっとエンジンから細かい音が出だして気になってたというのに。
タンクに、バイク屋にあったシリコンスプレーが目に付いたので、ちょっと吹いてみたら、すげぇ!タンク表面に細かくヒビのような状態になっていたのが、綺麗になくなってしまった。
ついでなので、戻ってきて、久々の洗車。ジェベルの方も、カバーは掛けてあったとはいえ、結構ホコリだらけなので洗う。オイラはそもそもあんまり洗車は好きじゃないし、普段全くしないのだが、一応、車検のときに綺麗だとチェックも甘くなる(というより、汚いと必要以上にチェックされそう)んじゃないかしら、みたいな甘い考えも込みで洗ってみたのだが。でもやっぱり綺麗になると気持ちがいいね。特にジェベルは、もともと綺麗なものを大事に乗っていた(その後長期放ってあっただけ)ようで、とても綺麗になった。これはやっぱり、エンジンやブレーキもちゃんとやりたいねぇ。
コンセントを使ったネット、というアイデアはずいぶん昔から出されていて、いつ実用になるんだろう、と思っていたが、
これは面白いな。泊まりで出かけるときとか、ちょっと電源回りは気になるんだよね。電源から火事になることは結構あるみたいだし(知り合いの店がなったし)。ガスでは、マイツーホーというシステムで、外から電話で大元を切る、というのができる用になっていて大変便利(まだ使ったこと無いけど)。電気でも出来ないかなーとはちょっと思う。電気の場合は、全部切っちゃうと冷蔵庫とかまずいんだけど、例えばウチなんか、古い家なので、大元のブレーカーから先、3系統くらいの子ブレーカーが付いてるんだが、アレを外部のネットとかからコントロールできると面白いかも。ただ、コントロールするPCの電源とか、いろいろ考えなくちゃいけないことは多いんだろうけどね。
そして、
ついにPSPに、本家自らWEBブラウザ機能を搭載。前々から、PSPをハックしてブラウザ等で使用する、という連中がいるのは知っていたが(日記で書くつもりでメモっていたが、まだ書いてないね(笑))。本家から出るのはありがたいことではあるが、ハックの楽しみというか、そういう意味ではちょっと魅力が落ちたかも。贅沢な望みだけど。
ただ、このブラウザがどのくらいの機能を持っているのかが気になる。今ネットのWEB関連をメインに仕事している身として、どのくらいのレベルまでのページを作っていいのか、というのは常に考えているからだ。現在は、携帯専用ページを除けば、IEをメインとした対応がほとんどで、そこにMozilla系とSafariなどが加わるくらいだろうか。ちょっと前だと、セガサターンのブラウザでアクセス、なんてのもあったのだった。
これに、M1000(ドコモ)や京ポン(WILLCOM)みたいな携帯ベースのフルブラウザとか、このPSPブラウザが出てくることで、ActiveXとか、あんまりトリッキーなことはしないようになってくるんじゃないかとは思うんだが(オイラは現時点でもしてないけど)。
個人的には、WEBなんて、基本は、本当にピュアなHTMLだけをベースにして、もっともっと軽く(ブラウザとか、閲覧環境)できないかと思う。テキストと、写真を含めた画像をレイアウトしたコンテンツでいいんだと思うんだけどなぁ。フラッシュとか、動画、その他新しい技術を使ったものを否定するものではない。それは何らかの、対応するアクセス環境を持つ人専用のものとして分けられればいいだけじゃないのかなぁ。
2005年7月22日(金) 車検落ちた!
くそー!KLX、車検落ちた!
昨日、サンテカのHIDに換え、午後イチでテスター屋へ行ってみたのだが、やはり全然光量が足りず。どうしようかと落ち込んでバイク屋へ行ってみたら、まだ時間あるし、そこにある(修理待ちで置きっぱなしの)KLRのライトを着けていけばいいじゃん、と言われる。
とは言っても、あのKLRのライトは結構無理矢理取り付けてあるので、脱着も簡単ではない。その時点で、3時ちょっと前。順調に作業が終わったとしても、4時には受付が終わってしまう(書類の受付は3:45締め切り)し、その前にテスター屋で調整を終え、代書屋で書類を作ってもらわなくてはならない。全然間に合わないよ、と諦めかけていたのだが、バイク屋の大将に勧められて作業を進めたところ、3時ちょっと過ぎにはライトの換装が終わってしまった。
あわててテスター屋へ飛び込むが、かなり混んでいる。仕方ないので、バイクはそのまま置いて、書類を代書屋で作成。そのまま受付へ。3:45分のぎりぎりで受け付けて貰い、「それじゃ4番ラインに持ってってねー」という声を背に、テスター屋へ戻る。光量は文句無し。光軸をチェックし、テスター屋から直接ラインへ。
金曜日ということもあり、かなり込み合っていて、厳しくチェックはされなかった。といっても、別に整備不良があるわけじゃないんだけど。ホーンのチェックもされなかったし、ハンドル幅(換えてあるから、厳密にチェックされると書類をやり直す必要がある)とかを測られることもなかった。
外観チェック、ブレーキチェックの後、最後のライトチェック。隣の奴(見るからに旧車会系)が苦労しているが、こっちは一発で○が出た。安心して窓口行くと、「3cm程高いんだよね」だと。「まだ5分あるから、再調整して持ってきて」というので、あわてて一周する。ライン脇の壁を使って、ほんのちょっと下げて再度ラインに入ってみれば、今度は低すぎだと言う。後はもうどんどん片づけて、ラインを閉じているのでこの時点で終わりだ。おいおい。
戻ってからバイク屋で話をしたら、ほんのちょっと高いくらいだったら、いじらずに、ちょっと座る位置を変えて前を沈めればいいんだよ、と言う。それはわかってたけど、○が点いたから絶対大丈夫だと思ったんだよね。と返したら、○が点いたら落ちることはあり得ないから、隣の奴と間違えられたんじゃないか、とのこと。
もう確認する術はないけど。悔しいなぁ。
また月曜日行かにゃならん。。。
ここのところで言えば、KLRを2台(そのうち1台は2回)とFZXなんかも通しているので、ここ3,4年で4,5回ユーザ車検を通していて、すべて(それも、バイク屋が「よくこれが通ったな」というようなバイクで)一発で通っていただけに、今回の結果はちょっとショックだ。猛暑の中を走り回り、心労もあってかなり疲れてしまった。
夕方からはF1ドイツGPの公式練習。なんだかぱっとしない結果だなぁ。
2005年7月23日(土) ドイツGP予選の後、久々のメンバーで飲み
疲れが溜まりまくってるのか、昼間は全く動けず。
夕方からドイツGP予選だが、またしても全然ダメダメ。困った困った。
なんとか作業を終え、昔から行き着けている飲み屋がもうすぐ追い出しで無くなってしまうので、ということで、昔ながらの仲間に呼び出されて出かける。
他の客もみんないなくなり、いい加減帰りたいのだが、付き合いで話をしていたら、追い出しの時に、ゴミを置いていこう、という話になった。オイラが冗談で、バイクの部品とか、タイヤとかバッテリとか、と言ったら、大歓迎だという。ありがたい話なんだけど、そんなもんなのかしら。
2005年7月24日(日) 4レース連続の日曜日
長い週末を締めくくる日曜日(時差の関係でこっちでは月曜日にかかる)の始まりである。
まずは現地土曜日夜決勝のNASCARなのだが、土曜夜のレースということもあってか、向こうサイドの動きは鈍い。とはいえ、勝ってしまった(しかもポール・トゥ・ウィンで1−2)ということなので、いつもの(勝てなかった)レースよりは早い対応をしてくるだろう。ゆっくりの方が、他のレースと重ならないのでありがたいんだけど。GTの方は、タダでさえゴールが遅く、リリース作業がF1決勝に重なる、ってのに、赤旗中断で2パート制になったせいなのか、やたら遅い。それでも、こちらも1−2−3−4という結果なので、景気のいい内容になりそうだ。
で、F1をやり、GTをなんとか終えて、そろそろアメリカも朝か、とチェックしてみれば、案の定上がっている。ただ、写真などの対応が遅いので、IRLの後になるかな、と思っていたら、社長が明日はずっと忙しいので、朝までに上げておいてくれという。これで今晩は寝られないことに決定だ。NASCARの作業をやりながら、始まってしまったIRLをLiveTimingで見る。
やっぱりペンスキーの2台は抜けてるな。前戦あたりから、ガナッシやチーバーも速くなってきたように思えたが、今回は全然ダメ。
で、ちょっと目を離していたら、エリオが後退してしまい、ホーニッシュの孤軍奮闘状態になってしまった。上位3台はみんなアンドレッティ・グリーン。強すぎだっちゅーの。
でも、その後再び気づいて見てみればレースは終わっており、ちゃっかり(とは言っちゃダメだが)ホーニッシュが勝っていた。やっぱすげードライバーだなぁ。
2005年7月25日(月) 4レース連続週末の続きの月曜日
全く寝られず、へろへろ。
一睡もしないまま、なんとかリザルト表を作り、IRLの作業を終える。あとはNASCARの写真待ち。という状態で一旦倒れる。かろうじて夕方、追加分の写真があることに気づき、そっちの作業も終了。なんとか今週の仕事も終わった。
でも、結局バイクの車検(再検査)には行けず。午後行こうかと思ったのだが、カミさんに、あまりに顔色が悪いのと、台風が近づいているため、ヘタすると返ってこられなくなる可能性があるとのことで止められたのだ。結局、雨は降らなかったのだが。
しかし、これで、台風のために明日と明後日はものすごい雨になりそうなので、車検はその後だなぁ。
夜、カミさんがネコ(昨年5月生の新入り、グレ。♂)を去勢手術に連れて行く。連れて行こう、連れて行こうといいながら、結局この時期になってしまった。でもまぁ、まだ初めての発情期は迎える前で、間にあって良かった良かった。
国際オリンピック委員会(IOC)が後援する、オリンピック以外の種目を集めて開催する国際スポーツ大会「ワールドゲームス」というのが22、23日にドイツで行われたそうだ。んで、その中で、モータースポーツの代表としてインドアトライアルが行われ、6カ国が参加、日本は3位に入ったという(ソースはトーチューなんだが、あそこ有料なのよね)。
トライアルと言えば、モータースポーツとして唯一、オリンピック種目になるかも、なんて話もあったんだけどねぇ。
6カ国ということは、世界トップの国6つだろうから、3位でもすごいことだとは思うが。現世界チャンピオンを抱える日本としては、デナシオンも含め、もうちょっと、と思えてしまうのだな。すごいことだけど。
ロードレースも、4輪に比べれば乗り手の占める比重は大きいと思うけど、でもやっぱり、モトクロスやトライアルには叶わない感じがある。
2005年7月26日(火) プロがブログで書くということ
夕べはなんだか勢いのまま、この日記とかの作業を延々とやってしまい、気付けば朝方。思いっきり寝坊してしまった。今日はレクサスの発表会だそうで、関係者の方は台風の中で大変そうである。<人ごと
読売新聞の1面に掲載されていたトフラー夫妻の文章(昨日だったかな?)。ブログの登場で、文章書き、マスメディア側の、プロフェッショナリズムに対する意識が変わってきている、という内容(だったと思う)。ま、この業界に片足を突っ込んでる身として、確かに、本当にプロの物書き、といえる人間なんて本当にわずかだし、大メディアですら、コントロールされた情報を垂れ流してるだけ、という部分が少なくないことも確か。立場だけで、雑誌や新聞、TVなどのメディア上で、愚にも付かないようなことを垂れ流している人間がいっぱいいること、そして、ブログ(に限らず、ネット上で、なのだが、ブログの登場で、より裾野が広がったことは確か)の登場で、プロよりも鋭い文章を書いている人間もたくさんいるだろう。
もともとの、雑誌やなんかで書かれていたものはそれほど嫌いじゃないけど、ブログになって、あれ?と思うこともある。オイラの知る少ない例では、小田島隆氏と勝谷誠彦氏がいる。小田島氏と言えば、パソコン黎明期からの、ちょっと斜に構えたエッセイものなんかが上手で、当時の単行本なんかも何冊か持っているのだが。最近のブログは、毎日見に行きたいと思わせるものではない。また、勝谷氏の方も、言いたいことはわかるし、わかりやすいスタンスという意味で、それを理解して読めばそれなりだと思うのだが、あまりに読みにくい。あの文体、そして改行無しのスタイルは、わざとやっているんだと思うが、読みにくいことに変わりはない。
この両方に共通するのではないか、とオイラの考えるのは(本人などには失礼だが)、やはり、雑誌などの文章(ページ)は、筆者一人で作られているものではない、ということだ。それは、見栄えだけではなく、文章の内容に関しても、やはり(もちろん筆者本人の了承は得た上で)、それなりに手を入れられるのが当たり前だと思うし。レイアウトなんかに関してはいうまでもないだろうし。
ブログやネットだと、その辺がストレートな分、確かに書き手の言いたいことがストレートに伝わって、それはそれでメリットがあるし、おもしろいとは思うが。ブログやネット以前に、雑誌なんかの、読みやすく処理されたものを見てしまった経験がある以上、ちょっと、という印象は否めない。
そういう意味で、それなりに知られているプロが、ブログなどで自説を展開するのには注意が必要なんだろうね。読みにくいまま載ってしまうとか、内容的にまずいものもそのまま載ってしまう、という危険は絶対にあるし。オイラがやってるような業界でも、関係者からのインタビューをそのまま載せてしまったら、内容的にまずいことがあって回収、なんていくらでも可能性があるし。
前述の方のページとか、わかる奴、読みたい奴だけが読めばいい、なんて考え方もあるらしい。でも、そりゃどうかと思う。ブログは金を払って見に行くわけではないが、だったらなぜ公開するのだ、という話だろう。わかりにくいけど、本当に必要なら苦労して(読みにくいものを)読みとれ、というのは傲慢だと思う。何か、他者に伝えたいことがあってものを書いてるんだろうし、ならばできる限りわかりやすく伝えるのが道理だろう。
マスコミというのはマスに対するコミュニケーションではあるが、マスに対してでも、ミクロに対してでも、コミュニケーションの基本は、相手にわかりやすく伝えることだと思うんだが。
2005年7月27日(水) KLR再車検
朝から車検。9時のスタートと同時に並ぼうと思って出かけたが、テスター屋でチェックして、印紙を貼ってもらって(この時点で9時はすぎちゃってるわけだが)、9時ちょっと過ぎにラインに入ろうとしたら、すでに長蛇の列だった。
あまりの暑さと長蛇の列に、いったん戻ろうかとちょっとめげる。久しぶりに入手したばっかりのプロトレックで見ると、(誤差はあるにせよ)38度近い。
バイク屋の店長には、「ライトだけの再検査なんです」と言って横をすり抜けて行っちゃえ、と言われたが、さすがにこれだけ並んでて、いろんな所に「割り込み禁止」の張り紙があるところではちょっと辛い。また、普通ならトラックやバスは入ってこないラインも、混んでいるせいか、トラックやバスで埋まっており、横を抜けるのは難しい。新車のトラックやバスだと、見るところが結構多いので、ライト(一番最後)に至るまでにかなり空白があり、ライト(しかも一灯)のチェックなんて、その隙間で一瞬で終わっちゃうんだけどな。
結局30分ほど並んで、今度は一発で通過できた。これで、やっと大手を振って、あと2年KLXに乗れるわけだ。
昼飯は近くのドンキで冷麺を食おう、と行って、ビビン冷麺と言うのがあるので食ってみたが、これはちょっと失敗。普通の冷麺にしとけば良かった。
その後は一旦戻り、ジェベルの整備。オイルに、先日入手した格安添加剤(怪しい)を入れ、チェーンとスプロケットを交換した。添加剤はめちゃめちゃ安かったので期待していなかったのだが、確かに全然変化はわからない。というか、そもそも状態が悪すぎたのかもしれない。
夜は、何とか走れるようになったジェベルを届けに池袋へ。こういうときに一杯飲む、Bobby's Cafeという店に行く(帰りは歩きなので)。入り口付近に、外人の団体がいっぱいいて、宴会状態になっており、それを横目に、冷房の利いた店の中で飲む。外ももうそれほど熱くないし、ビールなんかを飲むには、むしろ外の方がいい陽気ではある。でも日本人手、こうやって店の外で飲むのはあんまり好きじゃないみたいなんだよね。オイラが好きな、キリンシティ(あのスタイルの店は、どうして増えないんだろう)とかでも、夏場の外の席は、外人に占領されちゃってることが多い。オーストラリアとか、あの辺に行ったときも、外で飲んでる人、店が多い。確かに、陽気がよければ気持ちいいよなぁ。
2005年7月28日(木) XR600改だっ!
友人に頼まれて、代理で購入することになったバイクを中目黒まで見に行く。相変わらず山手通は鬼のように混んでいる。あんまり通りたくない道だ。
XR600だということで、行ってみれば、87年式の初期型!ツインキャブだ!これは憧れの一台なのであった。
でも、エンジンはなぜか、赤エンジンで、しかもセルが付いている。ということは、XL600RかXL600ファラオだと思われるのだが、確かに、フレームにはXR600Rとあり、車検証のエンジンナンバーも合っている。載っているタンクはどう見てもXL600Rのもの。ということは、ニコイチなのか?それとも、XR600Rに、XLエンジンを積んで輸入したんだろうか?そうだとすると、カムやピストンなど、中身が気になる。ぱっと見る限り、キャブは強制開閉だし、マフラーは交換されてしまっている。
試乗させてもらった限り、さすがに低域ではKLX650にはかなわない感じだが、スロットルを開けていけば、抜けのいいマフラーと相まって、かなり元気な加速を見せる。これは楽しい。ただ、もう一つポジションがあわない。街乗りのみで使っていたようで、ハンドル幅が狭いのは仕方ないとはいえ、見た目にかっこいいダートラシートと、XL用とおぼしきタンクとのつながりが悪く、また、シートも低くなっているので、コーナーで押さえ込もうとしても下半身が決まらない。この辺は改善の余地ありだな。ま、とはいえ、なかなか楽しそうな一台ではあります。
戻ってきてから調べてみたところ、エンジンナンバーはPD04ということで、やはりそれはXL系だ。XRだとPE04になるようだ。車検証には構造変更などの表記はないので、やはり輸入時にXLエンジンを積んでしまったんだろう。こちらとしては好都合、願ったりかなったりである。ハーネスやバッテリをなんとかできれば、セル付きのXR600ができるということだし。ハーネスなんかは、GB400/500系が流用できないだろうか、なんて想像だけが広がってしまうのであります。
2005年7月29日(金) XR名変。レースのLiveTiming
あまりの暑さに、動きたくないのだが、ふと気が付いて、昨日受け取ってきたXRの名義変更に行くことにする。出発が遅く、住民票を取りに行き、印鑑を買いに行って陸運局に着いたのは3時30分過ぎ!確か、車検の時に、受付は3時45分までだったのを記憶しており、これじゃ間に合わないかも、とかなり焦って代書屋で書類を作ってもらう。
ナンバーを返却し、変更の受付へ行ってみれば、メチャ混みでずらっと並んでいる。考えてみれば、今日は7月最後の金曜日なのであった。混んでいるのは当たり前だ。で、程なく受け付けも終わり、あとは書類とナンバー交付を待つだけ、という段階で気づいた。ユーザ車検の受付のみ、3時45分まで、なのであった。他の書類業務は、一応4時まで受け付け、ということになっているらしい。とはいえ、今日は4時を回っても、まだ長蛇の列ができており、なかなか終わりそうにはないが。オイラのほうといえば、4時をちょっと回ったところで書類も出て、新しいナンバーも貰い、無事終了。あとは実車を引き取ってくるだけである。しかし、作業が終わるまで、どこに置こう。。。
トーチューのニュースで(トーチューは有料サイトなので、リンクしても見られないのね)、チャンプカーのライブ映像を無料ネット配信するんだと。すげぇ!TV屋との契約がない?(もしくは強くない)チャンプカーならではなんだろうか。CART時代はよくこのサイトも見てたけど、LiveTimingはCARTの奴が一番よくできてたと思う。今や、F1でもIRLでもバイクでも、LiveTimingでリアルタイムに順位やラップタイムの情報なんかは得られるけど。もう一つ歯がゆい思いをすることも結構ある。
以前2ちゃんねるのモータースポーツ板で、F1のLiveTiming用に流れているデータを受け取って、独自の表示をするソフトを開発している動きがあり、あれはおもしろかったのだが、一部の、すぐに否定したがる層なんかの動きもあって、地下に潜ってしまったようだ。残念。初期の頃ちょっと使ったことがあるのだが、確かにオリジナルのLTよりは便利になっている。しかし、どうせならもっといろいろと機能を増やして、見られる情報を多くして欲しいんだけどなぁ。一度に、じゃなくてもいいのだ。データを全部ストアしておいて、毎回計算して表示したっていい。たかだか2,30台が、多くて200周する程度のデータ量である。今のPCパワーであれば何でもないと思うのだが。やはり、自分で作るしかないのだろうか。
ジャストから新しいソフトが発売。発想が面白い。買おうかな。つか、エーワンの専用ラベルってのを買えばいいだけの話なんだよな。こんなのが出てるとは知らなかった。
F1ハンガリーGPの公式練習の作業を終えた後、そろそろ寝るか、と思ったところで電話。こんな時間に誰だよ、と思ったら、クライアントさんでした。明日スケジュール外のリリースが出るとのこと。んで訳をやらねばならず(たいした量じゃなかったけど)。眠い。
2005年7月30日(土) XR引き取り。
名変も終わってることだし、平日の山手通は鬼のように混んでいて走りたくないので、土日ならちょっとはマシかな、と、今日XRを引き取りに行くことにした。
電車で中目黒まで行き、まだちょっと待ち合わせ時間には早いので、どこか喫茶店でも、でも駅前のコーヒーショップじゃちょっとなぁ、と、目的地のある、駅前商店街を歩く。商店街の中に一軒くらいは喫茶店があるだろう、との目論見で行ったのだが、歩けど歩けど喫茶店が見あたらない。目的地をちょっと過ぎたあたりで、オーガニックレストランを発見。自家製のジンジャーエールがあると店頭の黒板に書かれているので入ってみる。ちょっと高めだが、出てきたものは、微炭酸で、ショウガのにおいがかなり強い代物。これはこれでうまいんだが、今の、のどが渇いていてさっぱりしたものを飲みたいという要望にはちょっとあわなかったかも。しかし、セキュリティ無しの無線LANが簡単につながったので、これは良しとしよう。場所が場所なので、もう来ることはないだろうけど。そういえば、この商店街の中には、オーガニックレストラン?みたいなのが結構あったな。そういう街なんだろうなー。オイラには無縁ぽい。
バイクを受け取る。前オーナーは始動が気になるようだ。まぁ、オイラはKL600Rの初期型(セル無し)に乗っていたことがあるので、そんなに心配もしてなかったんだけど。彼は入手したての頃、激しいケッチンを受けて、結構ショックだったらしい。
ま、試しに、とやってみたところ、エンジンは簡単にかかった。始動性はいいようだ。前オーナーは、スタンドを立ててステップに左足も乗せて、と言ってくれたが、このシート高なら、オイラはスタンド無しで、またがったままでも全然普通にかけられる。キック連動のデコンプも効いているせいで、キックも比較的軽いし。温間時の始動性が気になるが、とりあえずこのくらいの始動性なら、セル無しでも普通に乗れそうだ。
そのXR600改でいよいよ出発。山手通を北上する。土曜日だからもうちょっと空いているかと思ったが、全然そんなことはなく、やはりかなりの混み具合だ。この辺を通るときは昔から、首都高工事を避けるために、富ヶ谷の交差点を右折し、代々木公園の脇を抜け、そのまま十二荘通りを抜けて、再び青梅街道から中野坂上へ、というルートをいつも通っている。そうすると、代々木公園の脇の道なんか、けっこう飛ばせるのだ。XRの低速からパルシブで、上までよく回る、面白いエンジンを満喫(とまでは言えないが)する。
最近問題なのは、そこから先、東長崎駅周辺とか、そこから先も、とにかく混み続けることである。要町とか、もう熊野町までべったり混んでいる。椎名町の陸橋を越えてしまえば、あとは左の脇道に入ってしまうんだが。そこまではひたすら渋滞の中をすり抜けることになってしまう。
大久保通りへ下るところで、後から、ドカの古い、ベベルのイモラレプリカ?らしきもの(ピカピカ)がやってきて、併走することになり、その先で一度シグナルGPで全開競争をやる。いくらも行かずに渋滞の車にぶつかっちゃうんだけど。とりあえずあの時点では互角に近かった。面白かったのは、もう一台、ゼルビスみたいなバイクがいて、置いてきぼりだろうと思ったら、結構付いてくる。おっ?と思ってよく見たら、タンクにはSUZUKIとあり、ナンバーも緑フチだ。GS400のカウル付きかな?あんなデザインのがあったのか。
XRは、乗り始めはインパクトのあるエンジンに全てが行ってしまうのだが、乗り慣れてくるといろいろとアラが見えてくる。まず、クラッチが重く、スロットルも重い。そして、フルブレーキングしたときなど、ステムからカツンとショックが来る。ここもダメっぽい。ま、前足はFTR用かなにかにごっそり換えてしまうつもりなので、そのとき整備すればいい話なのだが。
そして、先日の試乗の時にも感じたが、やっぱりポジションがあわない。ニーグリップしにくいし、コーナリング時に前に座ることも出来ない。ちょっと動こうとすると、シートベースの角にズボンが引っかかってしまう。一番しっくりくるのは、尻を一番後のストッパー部分まで下げて、アメリカンみたいに乗ったとき。うーん。エンジンの感じといい、ちょっと小さくて軽いスポスタみたいなバイクだな。しかし、このままでは攻めるなんて全く無理。もっとシートを厚いものにして、ハンドルもダートラ用の幅広のものに替えるとかしないと、このままだとただの街乗りバイクだなぁ。
家に帰り着いたのはいいが、あんまりうるさいので、夕方、バイク屋へお披露目に行ったついでに、皿(マフラーはスーパートラップだった)を少し減らすことに。開けてみたら、16枚も入っていた。5,6枚にしようと思ったのだが、すごいロングボルトが入っているため、あまりに一気に減らすと、ボルト長が余ってしまう。とりあえずボルトは後で入手することにして、今日は5枚減らすだけにとどめた。あんまり音は小さくなった気がしない。
その後、買い物ついでに、KLXに乗り換える。全ての操作が軽く、エンジンもスムースなのに驚く。こんなに違うのか!低回転で無理矢理スロットルを開けたときの加速感が、XRは気持ちいいな、と思ったもんだが、なんのなんの、KLXだって、比べてみれば負けてない。速さも十分だ。こちらの方が静かな分、どちらかというと、知らぬ間にスピードが乗っている感じではある。正直、XRはやっぱりいいな、と思ったのも確かだが、再びKLXに乗って、ちょっと見直してしまった。
夜はF1ハンガリーGPの予選をやった後、旧友達と、今日で終わりになる、行きつけの店へ。新しい店も決まったようだ。オイラが遅くに行ったこともあり、帰れなくなったメンバーでカラオケボックスへ。ところが、1人が途中でリタイアし、残りの二人っきりで、結局歌いもせず、延々流すだけになってしまった。頼んだ酒もまずくて飲めないし。やっぱりああいうところはもうダメな体なのだな。オジサンになってしまったのぉ。
2005年7月31日(日) 8耐。F1ハンガリーGP。携帯。第10惑星
カミさんも子供もいないので、久々にゆっくり起きる。
起きて、ネットを巡回していたら、8耐のネタが結構ある。8耐に関しては、何年か前?だかに、ストリーミング放送をやったが、見に行ったら全然接続できず、という状況だったことがあり、あまり信用していなかったのだが、ネットで見る限り、今年は大丈夫そうだ。当初、ストリーミングを行っているYahooBBの該当ページへ行ったところ、YahooBB会員じゃないと見られないような表記があり、その時点では諦めていた。ところが、直接リンクへ飛べば、見られることが発覚。入口だけでチェックしてるんだろうか。
LiveTimingとともに見ていると、これは結構快適。こういう時代が来たんだなぁ。8耐のLTは、コース上のどの辺を走っているかという情報が出てくるのがちょっと楽しい。耐久だから、スプリントに比べるとあんまり必然性はないんだけど、でもこれはいいね。サーキット側の対応なんかの問題もあるだろうけど、F1や他のレースでも、採用して欲しいシステムだ。ただ、耐久なので、ピット回数と最終ピット周回を表示してくれるともっといいんだけど。
TVにストリーミング放送を表示させ、別のPCにLiveTimingを表示させながら、全日本F3の作業をしていたら、ストリーミングの方が途中で数十分?に渡って、映像がカクカクしたり、音飛びしたりしてまともに見られない状態になった。そのときだけアクセスが集中して帯域が足りなくなったんだろうか?
その後はF1ハンガリー決勝。今回はトヨタ勢も好調だった。暑いのが得意ってのはどういう理由なんだろうなぁ。タイヤの使い方なんだろうか。
しかし、前半、ピットインしたヤルノが琢磨の前に入った後、アナウンサーが、琢磨は若干トヨタに頭を抑えられていたのでしょうか?なんて言ってたのは相変わらず。めっきり視線がホンダ/琢磨サイドなんだよね。ちゃんと追ってれば、今回のホンダ勢はアベレージで全然トヨタに着いて行けてなかったのがわかるはずなんだが(レース中のベストタイムは、マクラーレンの2台と、ミハエル、そしてトヨタの2台だけが21秒台)。オイラはトヨタ側の人間だとはいえ、ホンダも嫌いじゃない。でも、こういうのを見るとちょっと、と思ってしまうのよね。
ドコモの料金プラン統一のニュース。未だにmovaを使っていて、しかもほとんどiモードやメールは使わないオイラにとっては、どうメリットがあるのかわからない。ま、1年割引やファミリー割引で相当安くなりそうだというのはいいことだと思うけど。ただ、ナンバーポータビリティが施行されたら、auに転がらない自信がない。端末も面白そうなのが多いし、データ通信もFOMAより良さそうだし。
今年の夏、この週末には、今度こそ(一昨年台風で行けなかった)佐渡へ渡ってキャンプをすることになっているのだが、そこでの通信環境を調べていたところ、やはりかなり辛そうだ。キャンプ場や旅館のある、はずれの方はエッジもダメ。ぎりぎりmovaなら繋がりそうだが、FOMAは佐渡島全体がダメみたいだ。auで見る限り、佐渡の中心部なら繋がりそう。最近あまり使ってないんだけど、やっぱエッジを解約しなくて良かった。
今更ではあるが、第10惑星発見か?のニュース。第10惑星と言ったら、やっぱり魔王星だよなぁ、と思いつつ、ちょっと検索してみたら
こんなページを発見。天王星、海王星、冥王星が、元素周期表の順に並んでいるというのは知らなかった。
ちなみに検索して出てくるのは、「トップをねらえ!」というアニメに出てきたためらしい(このページのネタ、「雷王星」ってのもそうらしい)んだけど。オイラのネタ元は星野宣之の「2001夜物語」です。そういえば、先日飲み屋でやたら第10惑星について聞かれたんだけど、もう3月くらいにそういうニュースは出てたのね。