モモやん小泊の日々つれづれ日記

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2005年8月1日(月) へろへろで宴会

 F1の仕事が全然終わらず、やっている間にIRLが始まってしまった。まともに寝られないまま、翌朝からまたIRLとF3の仕事。別の仕事も入ってしまい、もうちょっと寝たかったのに、全然寝られずに事務所へ。今日は、神宮の花火大会で、神宮近くにある社長のビル屋上で宴会をやろうというわけである。
 宴会なので、当然電車で向かう。地下鉄だと、無線LANが確実につながるとわかっているのでそれはそれで悪くないのだが。しかし、ここのところ、千川と要町ではなかなか繋がらない。U50の感度が悪いのかなぁ。池袋以降の駅に行けば接続できたりするのだが。
 市ヶ谷で総武線に乗り換え、その中でも試してみる。走行中の車内だというのに、セキュリティオンのものも含め、ものすごい数のAPが出てくるので驚く。線路と、脇の建物は結構距離があると思うんだけど、結構飛ぶもんだな。もちろん、走ってるので、接続は出来ないけどね。
 信濃町でも結構人が多くてびっくりしたが、千駄ヶ谷で降りようとしてあまりの人にちょっと驚く。事務所で神宮の花火を見るのは2回目?か3回目だと思うのだが、いつも準備で結構早めに行っているため、こんなぎりぎりの時間だと混雑しているということに気が付かなかった。
 花火は、なんかそれなりかな、という感じ。あんまり大きいのをやるわけにもいかないとか、色々あるんだろうけど。でも、ここのところ新潟の奴とかを見慣れていると、なんか平凡な感じがしないでもない。
 その後はいつも通りの宴会。へろへろであります。

2005年8月2日(火) お休み

 やっと、やっと一休み。夕べ帰ってきたのは3時過ぎくらいだったと思うのだが、夕方まで寝てしまう。明後日から新潟行き(しかもキャンプ)なので、いろいろと準備をしなくてはならないのだが、体が動かない。どこへも行かず、ちょっとだけ残っていた仕事をやって、今日は休肝日。

2005年8月3日(水) 筑波へ

 友人がバイクでサーキットを走る(練習走行だけど)のを見に行くために筑波へ。
 何時からのスタートかわからない(聞かなかった)ので、バイク屋に聞いていた、比較的空き始める(朝の通勤ラッシュが一段落付く)という、9時過ぎ出発。バイク屋は、業者オークションの会場が谷和原にあるため毎週行っており、詳しいのだった。
 とはいえ、5号高松入り口からいつもの王子線に乗ったところ、小菅への合流手前で結構な渋滞。こっちはバイクとはいえ、べったりすり抜けだとやっぱりペースは落ちる。結局筑波に到着したのは11時ちょっと前だった。
 この手のロードの走行枠とか、そういうのは全然わからないのでいい加減に行ったのだが、すでに10時から10時半の回を終え、次は11時半から12時まで。それで今日は終わりだという。いくらだかというのは聞きそびれたが、1日走り放題で4000円とかって、モトクロスとかダートラと比べるとやっぱりちゃんとしたロードサーキットは大変だのぉ。しかも、平日にも関わらず、朝から結構な台数が走っている。特に、到着したときは市販車(ナンバー付き)のクラスだったようで、最新のGSX-R1000から、TT100?っぽい、ドノーマルにしか見えないRZRや、SDR、そしてグラストラッカー!まだ走っており、なかなかこのクラスはコレはコレで楽しいかも、という感じ。

網越しで、ちょっと引いてしまったので
網がかかってしまったのが残念。
しかし、この混走はちょっとね。
アプリリアの1000とドカモンと、
6RとR6かな?

 ただ、いくらなんでもR1000とグラトラが混走しちゃうのはどうかという気もする。あとで聞いたら、とにかくなんでも、ナンバーが着いてなきゃダメなクラスらしい。どおりで、ナンバー周りを外すのなんてなんでもないCBR600RRとか1000RR(この辺はセンターアップマフラーだから、フェンダーレスにしたり、サイレンサーを交換してあると、ナンバーはかなり無理矢理着いている)が、ミラーは外してライトとかにテーピングはしてあっても、ナンバーは外していないという違和感に納得がいった。今回見に行った友人は、CBR600RRの市販レーサーバージョン(保安部品無し)で、レーサークラスで走っているのだが、正直、あの辺のマフラーを換えた1000RRとか600RRでもあんまり違いはないんじゃないの?という気もした。
 しかし、その友人は、15年ぶり?ということで、弱気なことを言ってはいるが、走りは大したものだ。15年ぶりの筑波で、ほとんど乗ってない、最新のレーサーに乗って、いきなり6秒台が出るってのは相当なんじゃないかと思う(オイラは走ったことがないので、いろいろと周りから聞いた状況からの判断なんだけれども)。

なかなかかっちょよい。
しかし、かなりの数撮ったのに、
まともに撮れたのが少なすぎる!
まずはこっちの腕を磨かないとなぁ

 ものすごい暑い日だったのだが、30分ノンストップで走りきったのもすごい。まぁ、30分しか走行枠がなく、結構走行料を取られるはずなので、めいっぱい走りたいことはたしかだろうけど。やはり、終わって戻ってきた彼に話を聞いたところ、終盤は腕上がりと疲労でへろへろだったそうだ。今後はそういうところの努力が必要になってくるんだろうな。オイラも、ちょっと走る機会があったりすると、毎回体力不足を痛感するのだが。するだけで、次までにそれが直る訳じゃないんだよね。

撮影中に、ガラガラ〜ドン!という音がしてそっちを見たら
砂煙が上がっていた。ライダーは無事だったようだ。
R600か750か1000だろうか。もったいない。

 戻ってきた彼と話をしていて、パドックでものすごいものを見かけた。向かいのところで、ファンカーゴにフルサイズのレーサーをを積んでしまっているのだ。特に、Fホイールとかをはずしたりしているわけではないらしい(積み込むときだけ、Fホイールをスクーター用とかの小径のものにを換装するというのは、小さなクルマをトランポに使うときの常套手段)さすがに助手席は外してしまってある(もちろん2列目も)ようだが、手伝っている彼女か奥さん?が乗るということは、2列目右側のシートも残っているということで、ものすごいスペース効率だ。というか、なによりも、ファンカーゴにフルサイズのロードバイクが乗ってしまったと言うことにたまげた。その友人は現行エスティマ、オイラは前の小エスティマなのだが、二人でトランポの話をしていて、オイラはハイエースを薦め、彼は結局後ろに引くトレーラーを購入している。そんな二人で、「エスティマごときで載らないなんて話をしてるのは甘かったなぁ」などと思わされてしまう出来事なのであった。写真を撮らなかった(撮るのも忘れるほど驚いて眺めていた)のが残念。

 彼が帰り支度を始めたところでオイラも撤収。遅い昼飯を食って、また高速を帰る。今度は三郷から先がべったり。しかし、好調なペースで走っていても、ちょっと振動が気になるようになった。やはり、新しくつけたBMW純正鉄ハンドル(旧R100GS用)が振動を伝えちゃってるんだろうか。この結構アップになったポジション自体は気に入っているのだが。やはり、レンサルとかのアルミの、一番アップしてる奴を買って、ブレースだけ外すというのがいいかなぁ(これまではやや低めのハンドルでそうしていた)。

 そんなに長い距離を走る訳じゃないし、と高をくくって今回はTシャツで出かけたのだが、これがてきめん、見事なバイク焼けになってしまった。痛い。

 夜は、近くの安売り酒屋にちょっと前から置かれていて気になっていた、じゃんぱんという酒を買って飲む。要するに発泡日本酒だが、以前飲んだことのある、酵母が残ったまま瓶の中で発酵を続けているため発泡する、というタイプではなく、どうもあとから炭酸ガスを加えてあるようだ。しかし、なかなか飲みやすくて旨い。個人的には、やや酸味などが抑えられている(といっTも普通の日本酒よりはやや酸味が強いはず)分、オイラの的には、本家のスパークリングワインよりも好みだ。あとは値段だなぁ。2合瓶で1000円という価格は、シャンパンだと思えば普通の値段だが、日本酒だと思うとちょっと高級だ。もうちょっとこの辺が手軽に飲めるようになるといいんだが。

ぱっと見にはシャンパンにしか見えないボトル。
結構おいしいです。

2005年8月4日(木) 準備をして夜新潟へ

 朝からXRで床屋ほか、野暮用をいくつか済ますために都内を走り回る。またしてもTシャツで、日焼け(バイク焼け)に拍車がかかってしまう。アホだな。
 XRは、オイラが個人的に載る限りは、始動性もそれほど気にはならない。あとは、やかましいマフラーとシート&ポジション、そして、なんだか点滅速度のおかしいウィンカーくらいか。でもポジションやディメンションも変なのか、いまいちコーナーとかがしっくりこない。都内を走り回ってる程度ならとりあえず問題はないけど。これでツーリングに行って、峠とかを走るのはちょっときついかも。ま、何より振動が辛くて、長距離高速を走るのもきつそうだ。
 その後は、クルマの中身を引っ張り出してばたばたと準備をする。今回は、到着した翌々日からキャンプなので、その辺の準備もちゃんとやらないと。この時期にしか使わない、でかいクーラーボックスを洗ったり、他のキャンプ用品も結構見あたらないものが多くてバタバタ。とはいえ、いざとなればどうにでもなるようなものばっかりだということもあり、オイラの方はそういう意味ではマイペースだが、一週間分の旅行の準備をしなくてはならないカミさんは完全にテンパっている。
 なんとか準備を終え、夜8時過ぎにこっちを出発。谷原のガストで夕飯を食って、9時過ぎに関越に乗るペースになった。関越は、この時間なら当然かもしれないが、結構空いており、いいペースで進み、ほぼ100km/hアベで着くことが出来た。到着は12時ちょっと前。新津インターで降りてみれば、ETCによる夜間割引があるというのは知っていたとはいえ、5000円ちょっとしかかからず、結構びっくり。こないだ義姉夫婦にうちのクルマを貸して、びっくりしてたのはこのことだったのね。

2005年8月5日(金) 新潟でいろいろと準備

 いつものことだが、カミさんの実家で寝る部屋は、朝の日差しが辛い。それでも眠気には勝てず、寝てしまうのだが、子供はいつもと違う環境ということもプラスされて早起きしてしまう。まだまだ寝たい親の方は、子供を預かってもらって昼まで寝ることに。
 起きてからは、明日からのキャンプおよび、新潟での生活のための準備が先だ。まずは、こっちでちゃんと仕事ができるかどうか、というところから。こっちの実家の、義母さんが使っているYBB回線は、特にルータも何もつながず、いきなりモデムからPCへとつながっており、その線をつなぎ換えればこちらのマシンでも使える、というのが今までの状態だったし、オイラのマシンもそれで文句なくつながったのだが、カミさんのT21だけ繋がらないという。オイラが試してみても、確かに、DHCPサーバからIPアドレスが割り振られていないようだ。
 仕方なく、そして、オイラも差し替えが面倒だし、複数のマシンを同時につなげられるようにすることも考えて、近く量販店(新津にもLAOXがあるのだ)へ出かけて、まずは格安のスイッチングハブとケーブルを2本買ってくる。でもやっぱり1台しか繋がらない。調べてみたところ、どうもYBBのモデムは、ルータ機能(というか、DHCPサーバ機能)は持っているようだが、一度つないだPCの何か情報(Macアドレスか?)を押さえて、ちょっと時間が経たないと再割り振りはしないようだ。ということは、やっぱりルータが必要か、と、ハードオフ(中古店)へ行って、中古の無線LANルータをゲット。ちょっと散財してしまったが、無事、それも離れた部屋からでもネットができるようになった。

 しかし、ものすごい暑い。今日のもう一つの目的は、キャンプのために必要なものの買い足しだ。なにより、昨日洗ってみたらちょうつがい部分がぶっこわれていたクーラーボックスを修理しなくてはならない。もうこれも10年選手だから、いい加減買い換えればいいんだろうけど。ちょうつがい以外は普通に使えるのでやはり直してしまうのだった。ポリでも着くという2液式の接着剤を、馬鹿になってしまったネジ穴に流し込み、上から新しいタッピングで締めこむ。これでまた数年は使えるだろう。ホームセンターでLEDのランタンを買おうと思っていたのだが、いいのが見つからず。
 また、カミさんと子供用の、海で履くウォーターモックみたいな靴も、1件だけ置いてある店を見つけたが、いいサイズと色がなく、他の店を探しても全く見つからず。こんなもん東京ならいくらでも売ってるのに、と、変なところで新津を実感してしまう。

2005年8月6日(土) 佐渡へ。キャンプだ!

 朝早く起きて佐渡へ。朝のラッシュに巻き込まれるのもやだし、と結構早めに出たのだが、あっという間に着いてしまった。考えてみたら、今日は土曜日だから朝のラッシュなんてないじゃん。しかも、船の時間を1時間ほど勘違いしており、ターミナルで結構待つことに。今日も暑い。
 島の宿などの広告が貼られている待合室で、それらを眺めながら時間をつぶしていたら、アナウンスで、向こうでの宿が結構きつい(そりゃ夏休みの週末だからなぁ)ので、まだ取ってない人は今のうちに観光案内所へ問い合わせろ、と言っている。そっかぁ。そんなに人気の場所なのか。まぁ、新潟周辺に住んでいる人にとっては手軽なレジャー場所ではあるのかも知れないけど。
 フェリーは結構でかい。二等船室でみんなで転がって寝てしまう。時期的なこともあってかなり混んでいるんだろう。出港時には詰めてくれ、というアナウンスがひっきりなしに流れていたが、そのうちに落ち着いた。オイラはさすがにもう船旅だからと言って特別な感慨があるわけでもないが、それでも、フェリーなんかで初めての島に降り立つ瞬間というのは結構いいものだ。バイクも結構いるようで、一周270kmで山がち、といったら結構いいツーリングルートになるのかも、とちょっとうらやましく思ったりもする。

 今回の旅はカミさんの3姉妹の、3家族。クルマは結構フェリー代がかかるし、ワンボックス&ミニバンの組み合わせなので2台。軽く買い出しをして、一気に目的地へと向かう。うちはいつものエスティマだが、もう一台は古い(前のキャブオーバーの)デリカのディーゼル(それもMT)。後をついていきながら、上り坂で苦しそうに黒煙を吐いているのを見て、カミさんと二人で、不謹慎にも「懐かしい!」と笑ってしまったのだった。もちろん、ハイラックス時代のことを思い出しての話である。

 海沿いをずっと北上するだけなのだが、それでも結構アップダウンがある。楽しいワインディング付きシーサイドラインだ。土曜日だというのに、車の通行も少なく、こりゃバイクだったら楽しいだろうな。
 今回の目的地である、はじき野フィールドパークへの入口はすぐにわかった。

 HPのトップページにもあるが、一区画の料金が、14000円から6300円に、半額以下への値引き、だそうだ。それが今回選択した理由なんだそうだ(ウチで選んだわけじゃないのよ)。確かに、ウチみたいに3家族で泊まっても、それでも14000円てのは高いわなぁ。
 一応、100V電源が装備されているのだが、ちゃんと100V電源を使えるキャンパーを持っているユーザの方が少ないんじゃないかなぁ、と、バブルの後やたらに増えたオートキャンプ場を見るたびに思うオイラなのであった。日本人は、電源を外から取るようなキャンパーでのオートキャンプよりも、いわゆるテントでの、普通のキャンプをしたい、という人がほとんどではないかと思うのだ。今回のうちのキャンプもそうなのだが、あまりキャンプなんて経験のない子供達に、そういう経験をさせてあげたい、ということで、あえて(冷房もある)コテージではなく、テント泊なわけである。
 前もって100V電源があることを知ってはいたので、今回は電気ポットを持参している(そういう意味では結構邪道だ)のだが、せいぜいその程度でしか使わない。ここで、いきなりホットプレートを持ち込んで焼き肉をやったり、炊飯器で飯を炊いたら、それこそ意味がないということになるだろう。この100V電源なんて設備は要らないから、もうちょっと安くすればいいのに、とちょっと思ったのだった。
 ただ、各テントサイトに用意されている、トイレと風呂の設備は大したものだった。ちゃんとお湯が出るし、トイレも風呂も綺麗。ただ、風呂の方は、湯船がある(いわゆるユニットだが)のに、水源が井戸水なので、みんなで一斉に湯船に水を貯められると、水が足りなくなることがあるからやめてくれ、と書かれていたのは幻滅だった。ま、夏だからシャワーで十分だけど。シャワーの方も、ちゃんと温水設備があるのだが、そのスイッチが外にあり、最初誰も気付かずに、みんなで冷たい水を我慢して浴びていたというのは内緒だ。

 キャンプサイトは結構広々と配置されており、最初にぐるっと回った感じで、一番木に囲まれて、直射日光で暑くならない、そして、奥の方は携帯が圏外になってしまうということもあり、むりやり入口に近いサイトに替えて貰う。早く着いて良かった。サイトには本来車一台、ということらしいのだが、無理矢理2台入れ、まずはテントを張る。暑いし、まず子供達は海に行かせてしまえば、とも思ったのだが、大人勢もみんな準備で大変そうだし、大きい子供はテント張りを手伝いたいだろう。ということで、まずテントを設営し、その後海へ行くことに。
 テント設営は、オイラの方はもういつものことで、なんでもないのだが、向こうのテントは、初めて買ったものらしく、どう組み立てるかどうか、というだけで大騒ぎ。大きさ的にはうちのとあまり変わりないんだが、前室が本室と同じくらいでかい。ちょっとした1家族なら、これだけでタープも要らないというくらいのでかさだ。
夜の撮影だが。
前室のドアに当たる部分はタープ状に広げられる。
子供の背ではあるが、十分な高さだ。

 タープも持ってきてはいたが、上は十分に木で覆われており、天気もいいし、今回は必要なさそうだ。
 この施設、施設内にプールがあるようなので、それで遊ばせてもいいか、と思っていたのだが、聞いてみたら、今年からプールは休止になってしまったのだそうだ。こりゃ、先行きやばいんでないかな、この施設。
 海は、この施設のプライベートビーチ状態らしいのだが、これが結構辛かった。入口の所に、海まで7分、と書かれていた時点でちょっとやばいかな、とは思ったのだが。施設のはずれから、海岸まで、かなり急なけもの道(それなりに整備されてはいるが)300m以上降りて行かなくてはならないのだ。昨年行った錦でのキャンプ(昨年7月の日記にあります)での悪夢を思い出した。
 海岸に着いてみれば、もう結構日は陰っている。特に、すぐ後が結構ながけなので、日陰になるのが早い場所のようだ。それでも、気温は高いので、子供達は喜んで遊んでいる。特に、甥っ子(中学生)がヤスで魚をちゃんとついてきたのにはたまげた。海も綺麗で、帰りの登りのことを考えなければ、これは悪くないかな、という感じ。
真ん中の魚が漁果。
まわりのイカは、こっちのスーパーで買った地物なのだが、
この後イカ地獄になることはまだ知らない。。。

 そして、ちょっと遊んだところで、いよいよ、の帰途である。とは言っても、錦の時ほどひどい道ではないし、持っている荷物もたいしたことはない。それでも、子供は途中でもう嫌だと言い出した。とはいえ、辛いと言っているだけで、登れないわけではないはず。問題は大人だ。へろへろになって、途中で休み休み、という感じでなんとか登ってきたようだ。明日もここで遊ぶこと自体は可能だが、もうこりゃダメだろうな。
 戻ってきてみんな一通りシャワーを浴びた(まだお湯の出し方がわからず、全員水シャワーである)後、大人は食事の準備。オイラは子供達を施設の方へ連れて行き、遊具や、持ってきたブーメランなどで遊ぶ。これくらい広くて、他に誰もいない(キャンプサイトやコテージにはいるんだが、こっちには出てきていない)と気持ちよく遊べる。風があんまり強くなかったので、スポーツカイトで遊べなかったのが残念。
日も落ちかけて、宴会。
後の夕焼けをもうちょっと活かしたかったのだが、
ストロボが強すぎた。失敗。

 子供達も寝て、落ち着いたところで、ちょっと仕事でもすべぇかと携帯で繋いでみる。当然のことながらエッジは繋がらない。9600bpsでやるしかないな、とメールを開いてみれば、5M以上のメールが来ている。仕方なく延々繋いで落とそうとしたのだが、1時間以上かかっても半分をちょっと超えたくらいしか受けられない。いくら請求が来るか怖い世界なのだが、仕方がないと我慢して接続を続ける。ところが、先に携帯のバッテリが尽きた。もちろん携帯の充電は出来るのだが、また1時間以上つながなければならないと思ったら、もう根性は萎えてしまった。明日やっぱりエッジの繋がるところまで移動しよう。その移動には1時間はかからないので、その方がマシだ。本当は今日中にやってしまいたい仕事だったが、こればっかりはしょうがない。あんなでかい画像データを、リサイズもせずに(以前伝えたのだが、仕方がわからないそうである)送ってくるのが悪いということで。

 で、就寝。テントは2張りしかしちゃいけないということで(うちはもう1張り持ってきていたが)、でかいテント2つにメンバーを分け、なんだかオイラ1人余ってしまったので、異様に広い向こうのテントの前室に、地べたに直接マット&シュラフで寝ることにする。別に、寝るところがなかったらその辺に寝るつもりだったので、前室で屋根はあるし、一応虫よけにもなってるのでこれはこれで良しとしよう。夕べ寝てなかったのもあり、すぐ寝付いてしまった。

2005年8月7日(日) 雨のキャンプ撤収。海で遊んで両津へ戻って民宿泊

 暑くもなく、快適に前室で寝ていたのだが、まだ暗いうちに、屋根を叩く雨音で目が覚めた。カミさんも気付いたらしく、飛び起きてきた。そういえば、水着他結構いろいろと干しっぱなしだった。あわててみんなで取り込みに走る。オイラと言えば、そっちよりも、どんどん強くなる雨に、こりゃ撤収が面倒だなぁ、とちょっとナーバスになる。オイラは地面(土)に直に寝ているわけだが、サイトの作りはさすがにちゃんとしているようで、かなりの集中的な雨だったが、浸水などはなかった。
撤収前のテント。でかいの2つ。

 瞬間的にはかなり降ったのだが、明るくなる頃には雨もやみ、撤収へ。それでもテントなどはびしょぬれ。なんとか水滴をはたき、日の当たりだした(こうなると、日の当たらない木の下を選択したのは仇となる)道路の方へ広げて乾かす。子供達はそろそろ退屈し始めており、といってもまた海まで行くのも嫌なので、なんとか退屈を紛らわせる。事務所近くには、変わり種自転車が各種置かれており、これをやらせてやる、という約束もしていたのだが、1台に付き、30分300円というとんでもない値段なので、どうしようかと思っていたのだが、どうもこれはビジター向け(基本的に、入場料はないので)の設定だったようだ。ま、他に使ってる人も全然いないんだけどさ。みんなで楽しく遊んだようで何より。久しぶりに一輪車と、「ロデオ」(わざと乗りにくく作った自転車)に乗ってみるが、ロデオ、こんなに難しかったかしら。昔比較的すぐに乗れた記憶があるんだけど。

 チェックアウトが終わったら、次は今晩からの宿である、すぐ近くの民宿へ。幹線道路から海沿いの道に分かれて、ほとんど終点?というあたりに、集落を離れてぽつんとある宿だった。とはいえ、目の前はすぐ海。ちょっとゴミは浮いている(流れ着くらしい)が、透明度は高そうだ。子供達は早速海で遊ぶ準備。オイラと言えば、ここで仕事が出来るかどうか、まず確認する。
駐車場から。
他にあまり客がいないのも(結局この日は他に女性2人組が2組だった)ぐー。

目前に日本海を見ながら、ネットがつながるか確認中。
携帯を窓際においてやっと2本立つ、くらいの状態。
部屋の奥にしまうと圏外になっちゃう

 ちょっと子供達が遊ぶのと付き合って、オイラは1人両津へ。今日こそちゃんとネットに繋いで仕事しないと。来るときは向こうのクルマに付いていく形だったし、子供やカミさん達も乗せていたのでゆっくりだったが、1人だとそれなりのペースで走れる。こういうときは、やっぱりエスティマの低重心が効いてくるのかな。
 しかし、南下するにつれ、空の色がどんどん悪くなり、トンネルをいくつか越えていくと雨が落ちてきて、両津へ着く頃には大雨になってしまった。クルマの中で、どこへ行って仕事をしようか、と悩んでいたところ、電話が鳴った。昨日の分の仕事がアップされてないけど、という電話。外に居るんだけど、でかすぎて受け取れなかったので、これからやる、と皮肉を言って電話を切る。とりあえずクルマの中なら電源も取れるし、と作業を続けていて、AC電源が動いていないことに気付く。接続はされており、インバータの電源も入っている。何度か試してみたところ、どうも容量オーバーのようで、インバータのスイッチを入れた瞬間はオンになるのだが、まもなく安全回路が働いて電源が落ちてしまう。こりゃ失敗。Vaio U50の方は大丈夫そうだ。こりゃ、電池やばくなったらこっちに作業を移し替えなきゃ。
 両津ではエッジが入るとはいえ、5Mのデータを受け取るのにはエッジの64kでも結構かかる。バッテリを気にしながらなんとか全部受け取る。とりあえずバッテリは何とかなりそうなので、昼飯もまだだし、と、飯を食いながら作業を続けられる場所を探す。最悪、フェリーターミナルの中で食えることはわかっているのだが、もうちょっとなんとかこっちの地のものが食べたい。しかし、フェリーターミナル前の駐車場は満車。日曜日ということもあってか、駐車場周辺の裏道も路中の嵐。時間も、そんなに悠長にかけていられないので、とりあえず路駐出来るスペースを見つけ、近くのどさんこラーメンに入ることにする。あまりいいことではないが。
 店に入ろうとしたら、なんか変なオバサンに呼び止められた。どうも自宅の駐車場前に車を止められてしまい、出し入れができないらしい。オイラは一応関係ないし、店にいる他の客も関係ないようで、他の所へ移っていった。こーいうのもなー。日曜日(しかも夏休み)の観光地ってことで、全国いろんなところで起こってるんだろうね。

 店の中で、ラーメンを待っている間になんとか作業を終えて、ラーメンも食べて宿へ。途中も、何度もかなり強い雨に見舞われたりしたが、宿に近づくにつれ回復し、宿のあたりでは再びピーカン。こっちはずっとそうだったらしい。うーん。
 しかし、帰途では遅い観光のクルマ?にずっと前をふさがれ、なかなか抜けずにイライラさせられた。完全な一本道で、次の集落まで他に何もないのに、なんで真後ろにずっとつけられても譲らないかなぁ。
 実は、今回の佐渡で、こういうこと(1人で両津往復)になるのはわかっていたので、そんなときのためにバイクを積んでいこうかと悩んでいたのだが、今回のこの天気、そして、実際に道を走ってみて、あんまり意味がないことが分かった。渋滞も、信号もない一本道で、山道でややペースが落ちるものの、フラットな海岸線では結構飛ばせるため、積んでいこうと考えていた(実際に乗るのはそのくらいだし)モンキーベースチューンクラスのバイクだと、アベレージではそれほど変わらないだろう。とはいえ、ちゃんとずっと晴れていたのなら、バイクで走ってみたいかな、とも思ったけどね。

 戻ってきて、やっと子供達と遊び、飯を食って、夜は花火。80をゆうに越えたおじーちゃんとおばーちゃん2人でやっている宿で、マイペースな、いかにも、という宿ではあるが、個人的には楽しい。

 夜、最後のメールチェックは携帯で。250kのデータを送るのに5分かかってしまう。それは仕方ない(仕事で必要だから)んだけど、こういうときは、いつもの高速回線では気が付かない、スパムフィルタで自動排除されてしまう、大量のスパムが本当に恨めしい。

2005年8月8日(月) 海で遊んでまた仕事

 旅館での最初の朝は、結構な雨で明けた。子供達は不満そうだが、親たちは少し休めてほっとしているかも知れない。オイラはこの隙にまた両津へ行くという手もあるのだが、午後にならないと来ないデータもあるので難しい。午前中に終えられる分だけでも、と携帯で繋いでみるが、いきなり6M超のメールが送られてきていたので諦め、程なく雨も止んだので、子供達と遊ぶ。最初はちょっと肌寒かったが、徐々に暖かくなってきて、しかも、子供達がウニを発見したので、我々も燃えてチャレンジする。しかし、かなり深い(2mくらい)ところで、岩にかなり強くへばりついているらしく全然採れない。何度も深く潜っているうちに、体力が持たなくなってきて、諦めてしまった。
 海岸でみんなで昼飯を食って、スイカ割りもやって、というあたりで、オイラは仕事へ出発。
両津へ向かう直前、窓からぱちり。
こんな感じのプライベートビーチ状態でした。
ま、ビキニの若いおねーちゃんがいなかったのは寂しいけれども

 今回は雨に降られることもなく、それなりのペース。しかし、平日だということもあるのか、昨日よりもややクルマが多く、引っかかってしまう。仕方なくというか、試しに、集落のたびに無線LANをチェックしながら走ってみる。そこで前走者との差が広がり、再び走り出すと、次の集落の前に追いつく、というのを繰り返す。無線LANは、集落の郵便局前とかでは引っかかるが、さすがにセキュリティチェックが入っており、結局つながるポイントを見つけたときは両津に到着していた。
 最初に見つけたAPは、その後、なるべく近いところで、と移動したら二度と見つけられなくなってしまった。仕方なく、昨日と同じ、店などが並んでいる所へ移動。今日はさすがに月曜日のせいもあってか、ターミナル前の駐車場も空いており、そちらにクルマを置いて、歩きながらチェックする。喫茶店が2店並んでいるあたりで、結構強い反応。しかもセキュリティはオフだ。こりゃいい、と入ろうとするが、どちらへ入ったらいいか悩む。とりあえず左へ入ってみるが、これが失敗。全然入らない。店のママが全く反応しないのをいいことに、いくつか席を移動してみるがやっぱりダメ。とはいえ、入ってしまった以上何も頼まずに出るのもアレなので、コーヒーを頼んで、一応エッジで作業をする。
 エッジなので結構時間がかかってしまうのだが、その間に、暇をもてあました店のママが、こっちへ出てきて、隣のテーブルで花札ゲーム(また、未だにこんな店があるんだ、これが)を始めた。
 なんとか巨大なメールのダウンロードを終え、コーヒーもなくなったので、隣の店へ移動するか、と立ち上がると、ママが「これ、可愛いわねぇ」とオイラのノートPCを指した。天板に貼られているステッカーが気になったらしい。でもそれだけ。なんか、こんなもんかなー。
 店を出て、隣の店へ。一階が普通の住居で、二階がやや景色のいい(両津のフェリーポートが丸見え)喫茶店。いかにも昔ながらの、という作りの喫茶店だ。なるべく光の入りにくい席で、ゲーム台ではないところへ座ろうとしたら、その席は予約が入っているのでダメだ、とゲーム台へ移された。ゲーム台は未だにあるけど、別に人気があるわけでもないのね。
 ここなら無線LANが繋がるはず、と張り切ってPCを開くが、繋がらない。アレ?とチェックに使っていたU50を出してみると、こっちはつながる。OSとか接続ソフトのせいだろうか?
 それなら、と、U50で出来る作業だけやろうとしたが、WEBブラウズやメールチェックは出来るのに、FTPが通らない。なんかポートフィルタが設定されているようだ。セキュリティは空いてるのに。くっそー。
 小腹が空いてスパゲティを頼む。宿へ帰ったら海の幸いっぱいの夕食が待ってるんだけどなー、と思いつつ、スパゲティならすぐ腹が減るだろうし、という算段もある。ところが、出てきたスパゲティは異様に多いのだった。ありゃー、と思ったが、食べ始めたら、伸びきった、変に太い麺と、すごい味付けで、結局全部なんて食べられなかった。いいんだか悪いんだか。

 とりあえずなんとか仕事を終え、ビールを買って帰路へ。今度はそれほどクルマもおらず、何台かも上手くパスできて、アベ60km/hくらいを上手くキープして到着。宿に着いてみれば、みんなはもう夕食の真っ直中。ま、いいんですけど。悔しかったのは、オイラが出た後、やっぱりみんなしてウニ取りに熱中して、結局いくつか採って食べたんだそうである。くっそー!

2005年8月9日(火) 佐渡最終日

 今日は3時過ぎの船に乗らなくてはならないので、それまでにどうするか、ということで昨夜結構悩んだのだが、やはり佐渡と言えば金山だろう、ということで、金山と、ゴールドパークという、砂金取りの体験が出来る場所を回って帰ろう、と言っていたのだが、やっぱり時間が辛いかも、と、結局ゴールドパークだけ行くことになった。ゴールドパークは島の中央部から南側にあり、金山は結構時間のかかりそうなスカイラインを越える必要があるので、我々が止まっていた島の北端からだと両方は難しいという判断である。ま、観光旅行だし、あんまり慌ただしいのもナンだし、という判断と、ゴールドパークだと、近くに、オイラが佐渡に行くならちょっと寄ってみたかった、小泊という集落があるのと、通過点に観光見学も出来る酒造群(アルコール共和国というらしい)があるので、個人的にはそれで全然おっけーなのである。
 両津まではもう一台に追走していったが、市街地ではぐれてしまった。しかし、目的地はわかってるんだし、こっちは両津にもう3回も来ていてある程度土地勘もあるし、とそのまま行ってしまう。ところが、オイラがメインルートだと思っていたのは、国道(R350)ではなかったのであった。途中で気付いたが、そのまま行けば目的地は同じなので、そのまま行ってしまう。途中の市街地を越えてからは、かなりいいルートで、どんどん前のクルマも抜いていく。抜かれるとムキになって追いかけてくるクルマが多くてちょっと困る。だったら最初から速いペースで走ってくれればいいのに。

 ゴールドパークに着いてみれば、こっちの方が全然速かった。今日も暑い一日になりそうである。子供達と、一部親たちは、砂金取りに燃えているようなのだが、オイラはどうでもいいので、1人、すぐ近くにある、「小泊」の集落を散策することにする。カミさんも一緒に連れて行こうかと思ったのだが、やはり娘が離さなかったのであった。

 1人でクルマで小泊へ。オイラの名前である、「小泊」、確かに珍しい名字ではある。それで、子供の頃からその名の付いた土地には興味があったのだった。昨年GWに行った(それ以前、10年以上前にソロツーリングで行っている)青森は津軽半島の小泊村と、この、佐渡にある小泊の集落が、ぱっと探して出てくるのであった。そういうのもあって、佐渡に行く、という話を聞いた時点で、是非行ってみたいと思っていたのだ。ま、ウチだけで行くわけではないので、半ば諦めかけていたのだが、ちょうどいい。と、1人で出かける。
 一つ海岸沿いの峠を越え、それっぽい集落に出る。一応、バス停に「小泊」の名前があったのでぱちり。
このサイズにすると読めないと思うが、1日12本、
そのうち2本は特定季節(盆とGW)のみというスケジュールのバス。

 この集落の中心街らしいものはないか、ともうちょっと進むが、何もなく、そのまま通り抜けてしまった。仕方なく、戻っていくつか写真を撮る。JA、ガソリンスタンド、そして、この辺の史跡をいくつか回る。石臼塚とか、能舞台なんかがあったが、さして面白いもんでもない(まぁこういうものはあんまり面白くないのが普通だけど)。一里塚に至っては、何が一里塚なのかわからない、標識が立っているだけという有様。
 一番メジャーっぽい、看板がいくつも立っている史跡は、須恵器の釜跡なのだが、そこに至るには、クルマで入れないところをちょっと歩かなくてはならないようだ。ここまで、ふらふらしていたこともあって結構時間を食っており、たかが砂金さらいだと、もう終わってしまっているかも知れない、と(暑いのもあったけど)、そっちまで行くのは諦め、戻ることにする。

 もう1時間近く経っているし、さすがにみんな終わってるだろう、と思ったが、誰も外にはいない。仕方がないので、入場料(600円。砂金取り代含む)を払って入る。中の展示は、日本の金採掘の歴史や、世界の金採掘について。その辺はそれなりに面白いのだが、あまりにスペースが少なく、また、展示品も、いわゆる鉱石とかは少なくて、後半は宝飾品ばっかりになっちゃってるのがイマイチであった。ま、しょうがないんだろうけど。
 オイラは砂金取りをするつもりはないが、誰もいないので砂金取りの場所へ行ってみると、みんなまだまだその気でやっているのであった。基本的には時間制なのだが、平日ということもあり、そんなにパンパンではない(場所を考えると十分混んでいるが)ので、その辺は見逃されているんだろう。

 ちょっとアイスなどを食った後、ゴールドパークを出て、帰路につく。本当はその途中で、アルコール共和国で酒造見学をして、飯を食おうかと思っていたのだが、どうもイマイチっぽいので、そのまま両津近くまで向かい、オイラ達が通ったルートで手前にあった道の駅で昼食&一休みとすることになった。
 昼飯は、二階の食堂みたいなところで食うことになり、メニューなんかはいわゆるSAレストランのそれ。みんなは、ここまでの魚介類食生活に飽きたのか、ここぞとばかりに豚カツとかラーメンとか頼んでいる。オイラはブリ丼を注文。これが当たり。海沿いでずっと過ごしてはいたけど、宿の、おばあちゃん食(材料は全ておじいちゃんの漁果)以外は、ちゃんとした海の幸なんて食べてなかったからね。
 この道の駅、佐渡の名物でもあるらしい能の展示が売りのようで、ロボットを使っているらしいとガイドにはあって、ちょっと引かれたのだが、入場料800円というので諦めた。本来は料金を取る子供の分は、大人と一緒ならタダにするよ、というサービスをやってはいたが、それでも高すぎるだろう。よっぽど能をちゃんとやってるとか、趣味の人でもない限り、ツアーとかで、ここがコースに入れられてしまっている客が主になってしまうような気がする。
 外には牛乳を使った体験工房もあったようだが、子供達はたらい船が気に入ったようだ。

 道の駅でゆっくりし、ちょっとは土産も買った後、フェリーターミナルへ。まだまだ早いが、ゆっくりターミナル内で土産物を買うことにする。オイラはここでネット接続をして(道の駅ではエッジが入らなかった)ちょっと仕事。
 オイラが買う物なんて、酒くらいしかないのだが、子供達が受けていたのが、「サドガシマン」という、雑誌形式のお菓子。ま、この手のはどこにでもあるわけだが、面白かったのはその箱に書かれているキャラクターだ。いわゆるローカル戦隊ものなのだが、名前がすごい。その1人は「シマナガシブラック」なのである。なんちゅー自虐的な名前を付けるんかな、と思うのは佐渡の人間じゃないからなんだろうか。

 そしてフェリーへ。行きのフェリーで知ったのだが、このフェリー、佐渡の中を走っている国道350線を海路で結んでいるんだそうだ。我々が往復乗った新潟−両津間のフェリーと、佐渡島内の両津−小木間(ここは陸路)、そして小木港から直江津までが国道だという。海路で繋ぐ国道というのは知っていたが、これは面白いね。

 しかし、佐渡へ渡るのは初めてだが、事前に調べた感じ、想像以上にでかい島だということはわかっていた。しかし、渡って走ってみると、大きさの割に、あまり人も住んでおらず、寂れた島というか、オイラ達が行ったのが、あまり人の住んでいない北側だったというのもあるのかも知れないが、いわゆる小さな島の、ただ規模がでかいだけ、という印象。沖縄の次に大きな島ということだが、沖縄本島とは(当たり前だが)比べものにならない。佐渡汽船のカーフェリーが意外と高かった(新潟−小樽便と往復で1万円ちょっとしか違わない)が、そういうのもこの寂れ具合に関係しているんだろうか。とはいえ、新潟を地盤に出来る身としては、あまり人のいないリゾートとしてはなかなかいいかな、という感じではあった。次はバイクで来たいねぇ。

 新津の家へ戻ってきて、夜中、八丈島へ旅行していた(逆だっつーのな)義父と義母が帰ってきた。で、土産が「島流し」という名前の芋焼酎。おいおい。どこも同じかよ。

2005年8月10日(水) お休みの一日

 ゆっくり寝るつもりだったが、ものすごい雨音で起こされてしまった。
 午前中は、カミさんに強制された、健康診断を受けに病院へ。しかし、雨だというのもあるんだろうが、こういう田舎での生活は、どこへ行くにもクルマでなくてはならず、常に駐車場の悩みと戦わなくてはならない。病院の駐車場もいつもキチキチだ。
 以前、子供が産まれたとき(この病院で生んだのだ)、病院入口前のATMで金をおろした記憶があったので、そこで診療代を降ろすつもりでいたのに、行ってみたら綺麗になくなっていた。ATMが無くなるってのはどういうことなんだろうね。
 仕方なく、ATMを探して一旦病院から出る。でかい複合型ショッピングセンターにATMがあったのを思い出し、行ってみるが、ATMは整備中。すぐ近くに一応支店があったので、なんとか事なきを得た。コンビニで降ろすというのも結構難しい(そんなにない)し、やはり都会慣れしちゃってるのかなぁ。

 午後は子供達を連れて、近くのプールでも行って遊ぼうと思っていたが、天候はあまり快復しない。一応、クルマで30分くらい行ったところに、市営の室内プールがあるのだで、そこに行こうか、と、子供達に勉強をさせてその気にさせたところで、夕方、保育園に行っている子供達を迎えに行かなくてはならないことが発覚。そのプールへ行って遊ぶにはちょっと時間が足りなくなってしまった。子供達は不満たらたらだが仕方がない。カラオケでもやんなさいとか言ってなだめすかす。夜はまたしても宴会。

2005年8月11日(木) プールへ

 今日は、子供達念願の市営プールへ。夕べ飲み過ぎたのと、疲れがやっぱり溜まっていて昼まで寝て、その後子供達を連れて行く。オイラは相変わらず、入口でちょっと仕事をしてから参加。
 このプール、屋内型の、25mプールが主の、いわゆるスポーツセンター系なのだが、子供プールが併設されており、一応ちゃんとしたウォータースライダーがあるのがウリ。子供達は大喜びだった。うちの娘は、ぎりぎり身長制限に通るか、というレベルだったのだが、階段を途中まで登ったところで怖じ気づいたらしい。
 こういうプールは、子供達は楽しいだろうが、パパ的には、あんまり若い子がいなくて(若すぎる子はいっぱいいるんだが)ちょっと寂しい。ネットで、友人が海に行って、ビキニギャルをいっぱい見てきた、というようなことを書いていたのだった。オイラ、今年は海は満喫したけど、ビキニギャルは全然見てないぞーーーー!

2005年8月12日(金) リカちゃんキャッスルへ寄って帰宅

 今日は東京へ帰る日。当初は、早めに出発していつものように、藤岡の市営プールへよって帰ろうと思っていたのだが、どうも天気が悪いようだ。一緒に帰ることになっている姪っ子は、そのプールを楽しみにしていただけに、不満そうだが、仕方がない。予定を変更して、ちょっと前から、機会があれば寄ろうと思っていたリカちゃんキャッスルへ行くことにした。
 リカちゃんキャッスルとは、女の子向けの人形であるリカちゃんを製造・販売しているタカラが開設した、テーマパークみたいなものらしい。もちろんオイラはどーでもいいのだが、ここのところ、うちの娘が結構人形遊びをしているのと、姪っ子もその辺が好きらしいので、ちょうどいい、ということである。
 場所的には、福島にある、と漠然としかわかっていなかったのだが、調べてみたところ、磐越道で、郡山の先のインターを降りたところらしい。前にも書いたかも知れないが、カミさんの実家最寄りのICである新津ICからだと、関越まわりでも、磐越−東北道まわりでも、金額も距離も、それほど違わないのであった。まぁ、磐越道は、途中対面通行部分が多いので、多少アベレージが落ちる可能性はあるが、何度か通ってみて、そんなに問題はない。
 実際に走ってみると、目的の小野ICは、郡山から結構あるのだった。高速を降りてしまえば、それほどたいした距離ではない。というか、まわりに何もない、ものすごい田舎だ。
 前もって調べてはあったが、そんなものは要らないというくらい簡単に到着できた。最後の曲がり角を曲がって、ちょっとするとすごい建物が見えてくる。
雨だったこともあり、あまり動けず、全景は入らなかった。
これ、裏側はまるっきり工場なのがおかしい

入口では等身大のリカちゃんがお出迎え。ちゃんと動く。
この写真では見えにくいが、左奥に、タカラならではの、
Q-CAR(実物大電動チョロQ)が置いてある

 中は、工場が遠くから見られて、あとはちょっとした歴代リカちゃんの遍歴とか、リカちゃんファミリーの歴史を、結構な数のリカちゃんや周辺物とともに展示されている程度で、子供達にとってのメインは、その後にある、一通り選び放題リカちゃん作成部屋にあるのであった。一律1500円(税別)で、髪の色の違うリカちゃん本体と、服やその他小物を一式揃えられる、というもの。オイラなんかが見ると、ほとんどは色違いなだけで、服もそれほどバリエーションがあるわけじゃないし、とか思ってしまうのだが、子供達は真剣で、できあがったものを大変喜んで持ち帰ったのであった。
こんな感じで選んでいく。他の子供達も真剣だ。

 個人的には、カミさんと、リカちゃんファミリーの遍歴を見ていたのが一番ウケた。リカちゃんのパパは現在、指揮者で日本にいるのだが、そういう設定に落ち着くまでに、いきなり行方不明になったりしているのだ。また、その行方不明から発見されるのに、姉が出てくるのだが、この姉が現在は行方不明。げらげら笑いながら突っ込みまくりであった。

 その後は、昼飯を食って帰ろう、ということになったのだが、この辺、本当に店なんてないのであった。リカちゃんキャッスルの中に、周辺の観光地と共に、食事ができる店の地図が載っているくらいである。それでも、一番近くのレストランへ入り、後は帰るのみである。

 東京へ戻るにあたって、小野ICからだと、常磐道でも東北道でも、あまり違いはないのだが、最後の首都高の渋滞を考えて、東北道へ戻る。その後はほぼ順調。渋滞は本当に最後の最後、首都高の王子線から5号線に入って、高松出口で出るまでの数百mだけだった。アベも100km/h近く出たし。明るいうちに到着することが出来たのであった。

 以前、義姉夫妻に貸したときにも驚かれたし、いつも感じてはいたのだが、うちのエスティマ、高速では異常に燃費がいい。これはやはり、あの形から来る空力の良さなんだろうな。ハイラックスの時は、エコラン(80km/h)すればかなり燃費は良くなったのだが、時間優先で踏みっぱなしにする(アベ100km/h以上)と、燃費は半分近くまで落ちてしまった。しかし、エスティマだと、アベ100km/hで走っても、あまり燃費が落ちない。4WDじゃなかったら、もっと燃費は伸びただろう。そういう意味でも、このクルマはいいクルマなんだなぁ。

 やっと家へと帰りついて、、録画予約をしていた分をチェックしようとしたら、PC(VAIO RZ)が暴走していた。ありゃー、と思いつつ、チェックしてみたら、案の定、最初の数番組からあとはエラーになってしまっていた。その辺まで録ったところで熱暴走したらしい。メーカー製PC(といってもHDを増設してビデオカードは交換してあるが、その程度で、というのもある)でも、真夏の部屋でブン回しっぱなしだと熱暴走しちゃうのねー、って、熱暴走自体はこれまで何度も経験してきているのだが。なんかその辺、うまい具合にスタンバイに入ったりとか、うまくコントロールして欲しかったわぁ。

2005年8月13日(土) 久しぶりの我が家

 さすがに疲れが残っているのか、ずっとぼーっとしている。
 久しぶりにバイクに乗ってバイク屋へ。その後、酒を大量に買いに行く。実家で血液検査を受け、痛風の予備軍だぞと診断されてしまったので、ちょっと気を遣って、いつもと違う酒類を大量に仕入れてみたのだ。ま、調べてみたら、一番良くないのは飲み過ぎらしいのだが(笑)
 まずはホッピーと、それで割るためのでかい格安甲類焼酎。そしてサワー。ビール系も、プリン体99%オフという発泡酒(淡麗アルファ)を入手。買ってみたら、普通の発泡酒よりも割高なのだった。ま、いいけど。
 レジに持っていったら、レジ担当の、いつもの可愛い女の子が、やや赤身が強くなったかな?という感じの頭で迎えてくれて、暇だったのか、珍しく声をかけてくれた。いつもは、娘と一緒に行くと、娘に声をかけてくれたり、フレンドリーな子ではあったのだが、オイラに直接声をかけてくれたのは初めて。
 彼女は昨年、我々も手伝いで参加した近くの祭り(うちの地元ではない)で見かけたのだが、そのときは特に挨拶もしなかった。でもやっぱりこっちには気付いていたようで、今年の祭りについて聞かれたのであった。彼女の方の祭りは、2年に1度しかやらないので、今年はやらない年。うちの地元は毎年やっているので、もし暇ならおいで、と誘っておいた。可愛い女の子が増えるのはいいことです。

 4リッターの焼酎と、500ccのサワー2本、そして発泡酒を大量(5kg以上)に買い込み、バイクの後の箱に入れる。これだけ入っちゃうのはやっぱりすごいな。以前一升瓶が2本入ってまだまだ楽勝だったのにも驚いたが。今回も、トータルで、ヘタしたら10kg以上積んでいる。これだけ積むと、やはりハンドリングというか、バランスが変わるのがわかる(当たり前だが)。普通に寝かしこんでいっても、寝るのが早く、後側から引っ張り込まれるような感じだ。パワーをかけてしまえば、起きあがるのが遅い、と感じるほどではないのだが。ツーリングの時はあんまり感じなかった気がするんだけど。やっぱり旅に出るということでテンション上がっちゃってたのかもね。

 帰って、淡麗アルファを飲んでみる。まぁ飲めなくはないが、すごいうまいもんでもない。悲しい。

2005年8月14日(日) NASCARトラック。自宅でホッピー

 今日は午前中NASCARトラックの仕事。
 原稿を書くのに調べていたら、ここまでの16戦で、シボレーが9勝、ポールが4回なのに対し、トヨタは3勝、7ポールである。ダッジに至っては4勝、2ポールと、トヨタは予選の速さはかなりいいが、決勝で負けているという結果が見て取れる。やっぱりチーム力の差なのだろうか。ドライバー的には決して見劣りしているとは思えない。今季の通算ラップリードで、スキナーは3位、ちょっと周回数では離れるが、4位にボダインがいるのだ。
 ま、後半になって盛り返している感じもあるし(今回も勝った)、これからの活躍に期待、だな。コンストラクターズでダッジまで食っちゃうと、またそれはそれで風当たりが辛いかも知れない(現在シボレー、ダッジ、トヨタ、フォードの順)。ただ、今回はまたしても、オイラの好きなスキナー(洒落じゃないよ)が最後の最後で勝てなかったのが残念。もう当然勝ってていいドライバーなんだけどなぁ。
 原稿を書くのに、写真を見ていたら、優勝したロイティマンが派手なギターをトロフィーの代わりに掲げている。調べたら、今回のナッシュビルは、“ミュージック・シティ”なんて呼ばれており、ギブソンの本拠地があったり、プレスリーゆかりの地なんだそうだ。勉強になりますなぁ。

 今日の夜はホッピー。つい、安居酒屋と同じように、でかいグラスに氷をいっぱい入れて、焼酎を注いだ後にホッピーを入れてしまう。ま、これはこれでいいんだけど。ホッピーの瓶を見ていたら、ホッピーも焼酎もよく冷やして、氷を入れずに割って飲め、と書かれていた。しかも、ホッピー4に対して焼酎1で、アルコール度数5%の飲み物が出来る、と書いてある。いや、計算すれば確かにそうだけど、そりゃちょっと薄すぎませんかい?
 しかし、やっぱりホッピーみたいなもんは家で飲むもんじゃないねぇ。

2005年8月15日(月) パクチー見つからず。また雨漏り

 昨日のNASCARに続き、今日はIRL。こっちはいまいちの結果。

 夜は生春巻きをするというので、パクチー(シャンツァイ:香菜)を買いに行くが、いつもの安売りスーパーがお盆で休み(市場が閉まるかららしい)で、もう一つのでかいスーパーにもない。スーパーを3つ回ったが見つからず。
 また、昨日全部飲んでしまった淡麗アルファも追加を買おうとしたのだが、今日見て回ったスーパーとか酒屋、どこにも見あたらない。マイナーなんだなぁ。

 今日になって急に(というか)、登録だけして使っていなかったDIONのブログを、使わないなら解約するというメールが届いた。確かに、結局全然使ってない。どうしようか、と久々に覗きに行き、他のブログなんかも眺めていたら、離島の情報サイトを見つけた。なかなか情報も濃そうで、面白いんだけど、ネットがつながるか、という、オイラにとって一番重要な情報が見つからない。
 オイラみたいな仕事は、ネットが繋がりさえすればどこにいたって何とかなる、という反面、ネットが繋がらないところにはなかなか出かけられないというのもある。今はF1があるから(F1だけはリアルタイムでTVを見ないとイカンので)アレだけど、そうでなければ、バイクにPC積んで、充電さえ出来るようにすれば、長期ツーリングも可能なんじゃないかと思っている。ちょっと前に、知人がちょっとしたロングツーリングに行ってきたようで、とてもうらやましいのであった。

 夜、子供を寝かしつけているときにすごい雨が降ってきたのだが、カミさんが音で気づいた。ひさしぶりの雨漏りだ。ちょっと前(1年くらいか?)に雨漏りしているのに気づき、直して貰ったはずなのだが、またしても、だ。桐のいいタンスが台無しである。今回は、気付いたのが早かったのもあって、服などの被害はそれほど大きくなかった(オイラのシャツが何枚か)。しかし、古い家に住んでいるとはいえ、それなりに家賃を払い、2年に一回更新料をちゃんと払ってるんだから、もうちょっとしっかりして貰いたいもんである。
 ま、そういうのとか不満はたくさんあるんだけど、ここ以上の物件(都内で庭付き、ガレージ付き一戸建て)がなかなかない、というのも確かなんだけどね。

2005年8月16日(火) 池袋をうろうろ

 まだまったりしている。ま、世間的にはまだまだお盆の最中であり、都内もなんとなくまったりした感じを受ける。
 バイクでハンズへ行き、ちょっとした部品を買ったついでに、その周辺をぶらぶら。こっちは人が多いな(当たり前)。カミさんに頼まれた本を買うのに、リブロにはなかったのでジュンク堂へ。やっぱりここはでかいなぁ。1フロアでも、リブロより広いかもしれん。
 ただ、全フロアの分、一気に1階のレジでやるというのはともかくとして、レジの並び方が気になった。受付の数が多い分、広がって並ばなければならないのは確かなのだが、本だから、冊数が多い人が、全てにカバーを掛けて貰っていたらずいぶん時間がかかる。また、当然のこと奈良が担当している人間の能力によってスピードが結構違う。そういうのもあって、列によって相当進むスピードが変わってしまう。たいした差じゃないと言われても、やっぱり自分のいる列が遅いのはイライラするものだ。銀行とかと同じように、1列に並べるようにはできないもんなのかな。

 小腹が空いたので、夕飯も近いのだが、近くにあるラーメン武蔵(二天)へ。結構有名店らしいが、入ったことがなかった。この店は湯切りが売り物のようで、「シャー!」とも何とも付かないようなかけ声と共に、かなり高く振り上げて湯を切る。初めて見るこっちとしては、客席の方へお湯が飛んでこないか結構どきどきする。
 味は、まぁおいしいかな、というところ。最近は、こういう、平均値としては高い店が多いので難しい。よっぽど好みにハマって、通いたい、という店というのがないわけじゃないが、そういうのはもう好みの問題だよなぁ。
 しかし、この店員さん(店長かな?)はいい男だなぁ。いや、オイラがそういう趣味があるというわけじゃなくて。最近、ラーメン屋はいい男がやってるのが多いような気がする。

 夜はちょっと涼しい。ので、久しぶりの店へ飲みに行く。こんな時でもやっててくれてありがたい。で、いつものことながら、閉店時間をはるかに過ぎるまで飲み過ぎてしまう。

2005年8月17日(水) またKLRが戻ってきた

 久しぶりにKLRが戻ってきた。故障続きでバイク屋に起きっぱなしの方ではなく、近くの知人に譲って、彼が足に使っている方である。こっちは特にトラブルもなかったのだが、路駐だったので、周辺がうるさかったらしく、置き場が無くなったというのと、急にエンジンがかからなくなったという。とりあえず、暑くて全然やる気が起きないし、当分乗らないというので、KLXと並べて置いておく。
しばらく見ないうちになんだかすごいことになっていた

 ぼーっとしていると時間が経つのが速い。
 夜、仲良くしていた保育園の同級生が、この夏からアメリカに行くことになったそうなので、内々の最後のお別れ会ということで、ママと飲む。さっぱりした気持ちのいい女性で、それほど酒は強くないけど付き合いもよく、カミさん共々仲良くして貰ってただけに残念。向こうは夏休みが長い(6月中から8月末まで)らしく、来年も夏はすぐに日本に戻ってきたいというようなことを言っていたので、そしたらキャンプでもなんでも遊びに行こうと約束する。

2005年8月18日(木) だらだらな日々。DVD焼きの一日

 昼まで寝てしまう。弱くなったなぁ。
 起きて、バタバタと、そろそろ入りだした仕事を片づけて、その後は延々、デスクトップマシンの中に溜まった動画データをDVD-Rに焼き込む作業。ちょっとスペースを空けないと、今考えている、デスクトップとT41とU50、3台のデータを同期させるのに必要なスペースが作れないのだ。
 これが結構時間がかかる。夜、知り合いからおみやげで貰った吟醸を飲みながら作業をしていたら、2時過ぎになってしまった。まぁ、明日からまたF1が始まるので、このくらいの体内時計にしておかないとね。

2005年8月19日(金) トゥルーリのサングラス。久々にヨドバシへ

 オークリーマニアのオイラとしては、F1ドライバーと言えばモントーヤなわけなのだが、ヤルノ・トゥルーリがいつもかけているサングラスも気になっていた。なんとなくオークリーっぽいんだけど、あんな形のモデルは見たことがない。で、過去の写真を、目を皿のようにして見てみたところ、横に付いている楕円は、オークリーマークじゃなくて、Sマークだ!つまりスミス(SMITH)ですな。バイク用のゴーグルとかでも有名な。
 で、ちょっと検索してみたところ、見事、シグネチャーモデルが販売されているのを発見。でも、もうソールドアウトなようだ。ヤフオクでは一つだけ発見。でも微妙な値段だなぁ。この手はオイラには似合わないのはわかっているのだが、でも欲しい。最近は、パストラーナもスミスに替えてて、シグネチャーのゴーグルがまたかっちょいいのだ。アレも欲しいのだ。

 久しぶりにバイクで都内を走る。宮下(山手通と大久保通りの交差点)が全然変わってしまっていてびっくり。百人町から青梅街道方面へ抜ける道も大きく変わっていた。
 今回の目的は、会社のメンバーが、新しいPCや周辺機器を購入するというので、その付き合いである。目的地は新宿西口のヨドバシ。ヨドバシに来るのも久しぶりだ。
 まずはプリンタ。現場に持ち込むためのものということで、小さい奴と言ったらキヤノンのBJしかないだろうと思っていたら、FAXも使えるのが欲しいという。結局ブラザーの複合機になった。しかし、最近の奴は良くできてる!スキャナ付きで、ちゃんとシートフィーダの着いた奴もある。家では、ここ数年ブラザーのレーザー複合機を使ってるのだが、ものすごい多用しているわりには、なかなか壊れないのでえらい奴なのであった。でもやっぱり新しいのはいいねぇ。
 次はテプラだという。テプラって、確かテープ上の奴に文字とか打てる奴だよな、PCにつなげる奴があるわけだな、とまではわかったのだが、どの売り場で売っているのかわからない。店員に聞いたら、電子手帳とかと一緒に、PCサプライとかとは別の場所に置かれていた。考えてみればそうか。基本的には、PCに繋ぐのではなく、スタンドアローンでキー入力をしてプリントする物だからだ。
 しかし、改めてみてみると、いろんなのが出ている。こういう文化があるというのは全然知らなかった。PCにつなげられるタイプでも、キーボードが付いている(スタンドアローンでも動く)ものと、PC無しでは何も出来ない、完全なプリンタタイプの物、そして対応するテープ幅に合わせて値段や大きさが変わってくる。高い奴になると、四隅を丸く切ってくれたり、機能が良くなるのはどんな物でも同じだ。
 感心しながら見ていたら、脇のビデオでは、CD-RやDVD-Rに直接印字できる奴のデモをやっている。なかなかすごいぞ。

 で、細かいケーブルだとかを買って、あとはオイラの買い物。佐渡の写真を刷るのに、もう無くなりかけているインクカートリッジと、専用の紙を買うのだ。しかし、カートリッジ、こんなに高かったっけ? 6色セットの割安版だというのに、5000円以上する。ウチにあるPM-G700とか、それの後の型(720)でも、本体は在庫残りとかだったりすると1万円以下で入手できるっつーのに。そういえば、下でプリンタを選んでいたとき、店員の説明では、国産ではない某社のプリンタが、インクカートリッジ代が一番高いという話だった。ちょっと前に、トナーやカートリッジ代で、プリンタの開発費や、低価格競争の激しいプリンタ本体価格をペイするというビジネスモデルになっている、と何カ所かで読んだが、確かにそうだなぁ。これでまだ安いってんだから、海外製プリンタのインクはどれだけ高いのか、ヘタすれば2回分で本体が楽勝で買えちゃうかも知れない。インクなんて買わないで、インクが切れたら新しい本体を買う、というのでもいいくらいになっちゃうかもね。ま、本体の処分とかって問題はあるわけだけど。もう、プリンタは、街を流している廃品業者でも引き取ってくれないからねぇ。

 戻ってきて開封、プリンタをセットアップする。ブラザーの奴は全然問題なかったが、テプラの方が、全くこの手は触ったことがないのでちょっと苦戦。いや、インストール自体は問題なかったのだ。
専用のソフトでは、オープンタイプのフォントが使えない。今回使いたかったのは
でもワードで出せるということがわかり、一安心。ちゃんと、プリンタをインストールすると、あの特殊な用紙設定が、ワードでも出来るようになるのだった。面白い。てっきり専用のソフトでしか使えないもんだと思っていた。
 このテプラという奴、基本的には熱転写?の単色のようで、印字したものを見せて貰ったら、解像度もそれほど高くない。でもまぁ普通の人は、これで十分なんだろうな。

 仕事で使う、特別なフォントがあるのだが、それが、事務所にあるマシンには入らないという。調べてみたら、オープンタイプフォントで、meだとATMを入れなきゃダメだったのね。2k以降なら要らないというのは知らなかった。オイラのまわりでは、me使ってるのはその彼のマシンくらいしか残ってないんだよね。しかし、ATM、懐かしい。オープンタイプフォントなんてのももう忘れ去っていた。この辺、出力屋とかで使えるのかな。既に、結構WindowsのTrueTypeフォントでも、対応してくれるところ増えてるしなぁ。

 面白い新製品。RAMディスクというのが懐かしさを呼び起こす。でも、今のメモリの値段ならこういうことも出来るのだな。ただ、S-ATAインターフェースがボトルネックになってるのなら、もっと安いメモリを使って、安くすることは出来なかったんだろうか。モバイル用のノートで、オールシリコンの奴が欲しいぞ。今のアプリが使えるレベルで。うちのウルトラマンPC(PC110)では既にオールシリコンは実現してるんだけど。

 これも興味深いニュースだ。HDDの動作限界ってのがどこにあるのか、考えたこともなかった。でも気圧と言うだけで考えたら、飛行機の中も、与圧されているとはいえ、それなりに薄い(もちろん、高山病になるほどではないが、確か1000mくらいの高さにはなったような記憶がある)。
 確か、HDDは空気の粘性でディスク面からヘッドを浮かせているはずで、空気の取り入れ口(フィルタ付き)があるはずだから、気圧が極端に下がるとヘッドクラッシュしやすくなったりするんだろうか。

 夜、家へ戻って新潟へ帰ったときの写真のプリントアウトをする。そのために、付き合いで行ったヨドバシで、用紙とプリンタインクを購入してきたのだ。プリンタにはデスクトップが繋がっており、共有でプリントアウトしてもいいのだが、リモートアクセスで乗っ取って、全部まとめてプリントアウトさせる方が、仕事をしながらでもこっちに全く負担がないので楽ちん。とりあえず向こうのメンバーが写ってる奴は全部刷っちゃえ、と選択したら、133枚もあった。いつまで経っても終わらない上に、刷ってみれば、同じような写真がいっぱいだ(当たり前だ)。誰だ、こんな写真の選択したのは、って、オイラが酔っぱらってやったんだよな、これは。
 本来は写っているメンバー(家族)ごとに焼き増しするつもりだったが、想像以上に多いので、同じようなカットを上手く分けて、どうしても足りない分だけ焼き増しすることにする。
 しかし、最近のカラープリンタは速くなったよなーなんて思っていた(実際に1枚だけ刷るとあっという間に出てくる)んだが、やはりこれだけまとめて刷るとものすごい時間がかかる。帰ってきて、仕事の合間に始めたのだが、こっちの作業が終わった今でもまだ動いている。6時間とか軽くやってるんじゃなかろうか。刷り上がった写真が山のようになってしまい、改めて自分のやったことにあきれかえる。

2005年8月20日(土) 暑い。初開催のF1トルコGP予選

 相変わらず暑い。暑くて昼間は外に出る気が起きない。
 ちょっと、どうしても出さなくてはならない郵便物(今日だと本局まで行かなくてはならない)のために、夕方、F1の公式練習が終わった後にバイクで出かける。

 夜、10時を回ったのに、まだアメダスは28.9度なんて示している。その天気予報の、今夜の最低気温は28度だ。おいおい。でも、それでも風があると、なんとか涼しく過ごせるな、と思ってしまうくらい、昼間が殺人的に暑いということなのだな。

 今回のトルコGPは面白くなるかも知れない。なかなかドライバーを選ぶ感じのサーキットだ。初めて、というのもあるだろうけど、近代F1で、2日間走った上で、これだけみんなが苦労するコースってのは珍しいんじゃないだろうか。スカパーの放送では、ランオフエリアが多く取られているから、昔の、危険を承知で突っ込む、というようなスリルを感じられなくなった、と言っていたが、それだとモナコみたいに、単に遅くなっちゃうだけなんじゃなかろうか。こういう、ランオフエリアが十分に取られているから、思いっきり攻められるけど、でもやっぱり微妙なドライバーのテクニックが、超ハイスピードコーナーリングで効いてくる、というようなコースはいいと思う。純粋に(トヨタの成績とは関係なく)明日の決勝が楽しみなのは久しぶりだ。

 ちょっと寝る前につけたスカパーで、夏のライブイベントをやっている。いくつか、日本人のグループや女性歌手なんかが歌ってるのを見たんだが、こんなもんだっけか?
それらのバンドや歌手のPVや、CDは聞いたことがある(持ってるのもある)んだが、ライブで聞くとなんだか幻滅、という感じ。ビジュアル的にも、音楽的にも。上手く作られ過ぎちゃってるのかなー。ちょっと前に、アイドルではないけど、シンガーというほどでもない、若いおねーちゃん歌手のライブ映像を見て、あまりの歌の下手さにたまげたことがあった。あのときほどではないんだけど。なんかだまされてる感じがする。ライブをやったらファンが減ったり、なんてことはないんだろうなー。現場ではひずみまくりのものすごいPAで、その迫力だけで押せるのかも知れないけど。

2005年8月21日(日) 盆踊り。F1トルコGP決勝

 夜は近くの盆踊りへ行く。市立の学園内にある、幼稚園内で行われているというのはあるんだろうけど、夜店がしょぼい。酒がない。それでも、うちのあたりはもう商店街があまり無く、こういうのがあるだけでも子供達は楽しそうなんだけど。地元住民がやってる夜店の中だけで、仲間うちだけビールを飲んでるのはずるいよなー。

 時期的に、政治家さんも積極的に動くわけなんだけども。小池百合子が来るということでTV屋がいっぱい来ている。聞けば、昨日は小林興起が来ていたそうだ。しかし、小林興起の新党結成のニュースは今日だから、昨日はそれほど注目されてもいなかっただろう。主催者が、TVカメラを諫めるほどの過熱ぶり。当然のことながら、ハイヤーもいっぱい。まだ百合子さん来てないってのに。
 百合子さんが来る前に帰ることにしたが、帰りがけに一緒になった子供達が、居並ぶハイヤーを見て、「ファンクラブだよ」だと。言い得て妙と言えなくもないが。。。

 F1トルコGP決勝。ウィリアムズのタイヤトラブルはあったが、それ以外は、意外にちゃんとみんな走りきったなぁ、という印象。8コーナーでの横Gとか、ドライバーに辛いとか言ってたんだけど。。

2005年8月22日(月) 一休みの日

 IRLやって、やっと一段落。バイク屋へ行ってみれば、VF1000Rのエンジンがバラバラになって転がっている。よくこんなのバラすよなー、という感じ。もちろん、バイク屋なんだからそのくらいやらないと、とは思うのだが、作業をやっているのは、バイク屋のメカ君ではなく、それまでの仕事(バイク屋ではない)をやめて、バイク屋を始めようとしている友人なのであった。すごい。
 オイラもいよいよKLRに手を着けなくちゃ。と思いつつ今日はまったり。

2005年8月23日(火) バイク整備。クレーン転倒事故、X-GAMES

 ここ数日、相変わらず熱帯夜&夏日が続いてはいるものの、少し風が涼しくなってきたかな?と感じさせる。ここ数日の夜は、やっとエアコン無しで寝られるようになった。とはいえ、夕べは、近づいている台風の影響か、かなり蒸し暑く、やっぱり寝苦しかったことに変わりはない。

 午前中ちょっと仕事をして、昼からバイク屋でみっちり作業。しようと思ったのだが。バイク屋の裏で、工事中のクレーンがぶっ倒れているという。昼食後、それを見に行き、引き起こすまでずっと見守ってしまった。こう言うときは、やっぱり携帯のカメラでもあると便利かなぁ。普段ほとんど使わないので、そんな機能のために大きく、重くなるのはやっぱり嫌なのよね。

 一旦家に帰って、KLRを積みに行くついでに、エアインパクトレンチを取ってくる。以前、ウチにあるでかい方のコンプレッサー(貰ったが、結局一度も電源を入れてない)で使おうと買っておいたのだが、結局開封もしていない奴だ。バイク屋のインパクトレンチが調子悪くなったので、どうせなら、と言うわけで持ってきたのだ。ここでよくインパクトを借りてるというのもあるし。オイルをさして、いざエアに繋ごうか、と思ったら、コネクタが違う。取り付けのチャックが付いてない。ということで、あわてて近くの工具屋(アストロ)へ。ついでに、ずっと欲しかった、8mmと10mmの、ラチェット式メガネを買う。薄い、こいつじゃないと回らないボルトが、KLXやXR100にあり、いつも苦労していたからだ。ちょっと高いけど、やっと買えた、という感じ。

 さて、不動だというKLRを軽トラを借りて運び込み、もう一台(売るつもり)から、程度のいい前まわりをごっそり外して組み替える。不動だったのは、セルスターターリレーかと思っていたが、もう一台の奴と入れ替えても症状は変わらない。セルスターターリレーへ来ているラインにテスターを繋いで調べてみると、イマイチ接触不良っぽいが、ちゃんと繋がっている。もう一度組み替え、バッテリを繋いでみたら、見事エンジンはかかった。ハンドル側のスイッチの接触不良らしい。そういえば、もう一台の奴も、ここがおかしくてKLX用の奴に交換したことがあったっけ。
 マフラー(スーパートラップ)も交換。これでとりあえずはおっけーだ。前後黒リムの17インチモタード仕様で、スーパートラップ装着、倒立サス、と、恐らく今国内に残っているKL600Rの中では相当いじってある個体だと思う(関西にはモタードレースに出てる奴があるらしいけど)。

 バイク屋に長期置きっぱなしになっているKLRの方は、前足とマフラーを交換され、あとは売られるばかり、なのだが、一応エンジンを見てみる。ヘッドカバーを外し、カムチェーンテンショナーも外してみたが、やっぱりクランクが回らない。なんかが引っかかってるみたいだ。前にやったのと同じように、バランサーチェーンまわりのトラブルだったらいいんだけど。。。どちらにしても、もう売っちゃうつもりだけどね。

 X-GAMES、気にはなってたけど、日本じゃあんまり情報がないんだよね。誰が勝った、とかよりも、どんな新しいトリックがでたか、とか、スーパーモトはどんな走りだったか、とか、とにかく動画が見たくて仕方なかった。で、やっとこのサイトを別サイトのリンクで発見。ちょっと重いのが難点だが、やっぱすげー!
 とくに、スーパーモトのコースがすごい。ありゃ、モトクロス経験ないと全然走れないねぇ。個人的には、モタードってオフのコースが貧弱で、オンロード部分の比率が高くて不満だったんだけど、ここまでやっちゃうとやりすぎというか、ロードオンリーの人間は絶対勝てないだろ、って感じもする。ま、本来の目的から考えたらそれでいいのかもしれないけど。
 ちょっとCMが入る(リーバイスとか、バイアグラのがあった)のがアレだけど、これで、これだけの画質の動画が見られるんならしかたないかもね。

 X-GAMESって、なんでもそうだと思うんだけど、遊びとかで、新しいことが出来るようになったときに、「これってすごいだろ!」って見せびらかすのを、競い合うという意味で、わかりやすいんじゃないかと思う。
 普通のモータースポーツ(レース)とかだって、バイクや車に乗れば、どっちが上手に操って、速く走れるか、ということを競い合おうとするのが基本であって、その基本的な意識を持っているイベントがX-GAMESだと思うのだ。
 こういう新しいスタイルのモータースポーツ(だけじゃないけど)イベントが盛り上がりつつある現状(D1GPとかもそうだね)を、やや停滞感のあるモータースポーツ界はよく考えるべきだと思う。

2005年8月24日(水) KLR修理続き

 今日は朝からバイク屋へ行って昨日の続き。まず黒KLR(活かす方)の、接触不良気味だったセルスイッチをバラして修理。バッテリも充電してこっちは修理完了。当分の置き場として頼まれた、区営の駐輪場へと持っていく。首都高の下の、すごい駐輪場の一番奥で、そこまで入っていくのが結構大変。オフ車だとハンドル幅ぎりぎりだ。切り返しも厳しいところが多く、奥に入っているでかいバイクとか、よく入れたなぁ、という感じ。置き場があるのはありがたいことだけど、こんな変な場所で、これだけ置きにくいのを作るってのもどうなのかしら、とちょっと思う。お役所仕事と言われても仕方ないんでないかい?

 そして、いよいよ本丸となる緑KLR(売るつもり)のエンジンへと移る。まずヘッドカバーを外す。やっぱりバルブタイミングが狂っているようだ。しかし、テンショナーを外し、ローター側のカバー、そしてローターも外すが、やっぱりクランクは回らない。なんか引っかかっているような感じだ。カムホルダを外し、カム自体を外すとクランクは回る。なんか、オートデコンプのところが引っかかってるのか?と、ぱちんとバネを動かして、再びカムを組み付け、テンショナーも組んでみたところ、普通にクランクが回るようになった。何だったんだろう?
 しかし、ローターを組み付ける前に、ケース下側を軽く洗い流してみたところ、バラバラになったニードルベアリングの残骸が出てきた。このベアリングは、セルスターターまわりでしか使ってないはずで、そこには、ベアリングが入っている(入手したときは付いていなかったので、手持ちのパーツから組んだ)。おかしい。前にバラしたときに中に落としてしまったんじゃなかろうか。それを気付かずに走り回り、オイラが乗っていたときには問題なかったものの、友人に渡した途端に、その破片が回ってしまったのかも知れない。
 とりあえず綺麗にして、カバーも取り付け、バッテリを繋いでセルを回してみる。しかし、それっぽい音はするが、エンジンはかからない。キックしてみると、何となく圧縮が足りないような感触でもある。デコンプまわりだろうか?しかし、あの破片が出てきた時点で、かなりモチベーションは低下しており、もうこれ以上やる気はなくなっていた。この状態で部品取りとして出品しよう。

2005年8月25日(木) 台風。新党ニッポン

 台風襲来。今日は大塚の阿波踊りの予定だったのだが、この天気じゃ中止だわな。検索していて偶然見つけた、有楽町・国際フォーラムで行われる屋台祭りってのも、今日が予定だったが延期になったらしい。その方がオイラ的にはありがたいけど。明日は高円寺の阿波踊りに行く約束をしてしまったので、今年は大塚の阿波踊りは行けないなぁ。残念。

 街を歩いていると、http://www.love-nippon.com/新党ニッポンのポスターを見かけるようになった(調べたらHPも出来てた)。笑うのは、そのコピー。
「失敗を恐れていたら、新しい提案など生み出せはしない。古い概念に捕らわれていたら、新しい「日本」など創り出せはしない」だってさ。
 郵政民営化に反対して作った党なんでしょ?
とりあえず、田中さんが上手いこと書いてるというか、ブログなんかは盛り上がっているようだが、アレじゃなぁ、とちょっと思う。

2005年8月26日(金) NASCARでスキナー勝利。高円寺へ

 NASCARのブリストル。やっとスキナーが勝利。タンドラに乗って1年半、今まで未勝利というのが信じられないドライバーではあるが。個人的にはシボレーに乗っていた頃からのファンなので嬉しい。
 しかし、夏休みだからとはいえ、水曜夜のレースってのも結構すごい。ただ、このスケジュールだと、現地のその晩(レースが終わったあと)は、オフィシャルサイトの更新も行われないが、その代わり、翌日にはちゃんとオフィシャルのリザルトが出るのはいいね。いつも、週末のレースだと、金曜日のレースでも、現地の翌週月曜朝(こっちの月曜夜中)にならないとオフィシャルが出ないからなぁ。

 その後、夕方バタバタと義姉の家へ。高円寺の阿波踊りを見に行くついでに、年に一度の、あの辺の宴会に参加するためだ。

 飲み屋はすごい混んでいるが、阿波踊り自体は、今日は前夜祭ということで、メインストリートなどではやっていない。駅前の特設ステージと、いくつかの商店街の中を回るだけのようだ。しかも、時間も短く、子供達が一番楽しみにしていた、氷川神社の屋台も全く出ていない。うーん。これだったら大塚に先に行っておくべきだったか。

 その後は、みんなで知り合いだというスナックへ。久しぶりにはじけて大騒ぎしてしまった。義姉の家へ泊まるために戻ったら、こっちも大宴会だったらしく、みんな大酔っぱらいだ。うーん。

2005年8月27日(土) 高円寺2日目

 当然のことながら二日酔い。昼過ぎに起きたら、結構仕事が来ていた。うーん。U50を持ってきていたのだが、やっぱり作業効率は落ちるな。仕方ないけど。ちょっとエディタの環境や、他のソフトなど、やはり少し足りないことに気付く。まずDreamWeaber入れなきゃ。エディタもキー設定がおかしい。でも、こういうことでもないと、なかなか環境も整わないんだよね。

 夜は、高円寺のあずま通りで大道芸をやっているというのでみんなで見に行く。なかなか楽しい。本家の阿波踊りよりもこっちの方が面白いんじゃないか、なんてみんなで言っていた。

 このとき娘が着ていた浴衣は、知人から沖縄土産として貰った物なのだが、準備中だった大道芸のおにーさんが、通りかかったときに「沖縄の浴衣だね」とめざとく見つけて声をかけてくれた。石垣出身だという。「石垣はいいところですよぉ、是非来てください」と言われたが、ネット、繋がるのかしら。聞けば良かった。

2005年8月28日(日) 阿波踊り鑑賞

 夕べはさすがに一旦自宅へ帰ってきて、仕事やら部屋の掃除やらをして、また高円寺へ。今日はちゃんと場所取りをしているということなので、そこでじっくり本題の阿波踊りを見ようと言うわけである。ところが、オイラはちょうどF3の仕事がそこに引っかかってしまったため、とりあえず子供とカミさんだけ置いて一旦戻る。まぁ、どうせクルマは置けないし、迂闊にパーキングに入れても、結局タクシー代片道分くらいはかかっちゃうので、一旦戻ってオイラだけはバイクで行くつもりではいたんだが。
 なんとか作業を終えて、バイクで高円寺に到着。ちゃんと場所を確保してあるということなのだが、そこまで行き着くのが大変だ。もう、その場所周辺は、後を通ることも出来なくなっている。踊っている間をついて、メインストリート側から入る。
 ちょっと見ていたら、雨もぱらついてきてのであわてて再び自宅へ。ちょっと作業の続きをして、クルマで迎えに行く。都合、バイクで往復、クルマでも2往復する事になってしまった。ま、往復15kmくらいだし、それはどーってことはない。今日は日曜日でそれほど混んでなかったというのもあるし。

 1人で仕事をしている間、BGM代わりに何か流しておこうか、と久しぶりにTV番組(スカパー)のチェックをしていたら、ESPNでXGAMESをやっていたことに気付く。しかも今日はもう最終日なのであった。しまったー!

2005年8月29日(月) サーバへの不正アクセス

 夕べ遅くまでいろいろ作業をしてへろへろなのに、朝からまた仕事。ま、月曜日は仕方がない。夕方バイク屋へ行き、懸念のKLRを引き取ってくる。外装をもうちょっとやって早いところ出品しないと。

 夜、ちょっと前に落札していたXR100用のシリンダ&ピストンを引き取りに行く。最近は、この辺もかなり過激なチューニングパーツが出ているらしく、元の持ち主も、XEベースなのに今は130ccだそうで、車体的に、最高速なんて試せないそうだ。怖ぇ。ま、そのおかげで、格安で新品同様のシリンダ&ピストンを入手できるんだから、ありがたいっちゃありがたいけどね。
 しかし、なんといっても、夜、バイクで走るのが楽しい。気温的に、エンジンも快調になっているような気がする。昨日の夜の環七も楽しかったのだが、環七よりもR254の方が飛ばせる。といっても(ネット上ならではの言い訳ではなく、マジで)、赤キップにはならない程度の飛ばし方ではあるんだけれども。それでも楽しいのがビッグシングルのいいところである。

 久しぶりに、借りているサーバの状況でも見ようかと、WEBで操作できるページへ繋ごうとしたら繋がらない。FTPやHTTPは動いているので、その管理サービスが動いてないのか、とtelnetで繋ぐ。久しぶりで、コマンドも忘れている。ポートまわりをチェックするコマンドを、ネットで検索しながらやってみるが、パスが通ってないので、全てフルパスでやらねばならず、どこにあるかもわからないのでえらく手間取る。ポートチェック用のパッケージをインストールしたり、いろいろとやってみたところ、結局、その専用サービスのために開けてあったポートが、不正アクセスでパンクしていたらしい。とはいえ、ログを見ても、とくに不正な操作があったわけではないようだ。管理サービスに入ろうとして接続はしたが、パスワード入力部で止まっているんだろう。かなりの数だったが、全部プロセスを落としたら復帰した。怖いねぇ。

2005年8月30日(火) 雑誌購入。

 夕べも熱帯夜だろう、というようなことを天気予報で言っていたが、全然暑くなかった。そろそろそんな時期だろうか。
 いつもの本屋へ、ダートクールとトランスワールドモトクロスを買いに行く。店頭にあったBMW、47000kmのR80STで、20万だと。距離が距離なので、ちょっと、と思うが、BMWならエンジンそのものはまだ全然大丈夫だという。パニアも着いているし、直前に、久しぶりにR100GSの友人とあったばかりということもあり、ちょっとそそったが、さすがにここでこのクラスをもう一台というわけにはいかない。ま、BMWみたいなのはもうちょっと歳を取ってからでも遅くはないだろう。

 その本屋の奥に転がっていたバイク(ブロス)のタンク、なんとか処分したいという話になり、ヤフオクに出品してあげることに。すると、奥からジレラ・ランナー用のビッグキャブというのも出てきて、それも売って欲しいという。こっちはPE26っぽいので、それなりの値が付くだろう。近いうちに写真を撮りに行く約束をする。

 雑誌の方はちょっと遅れての購入となったが、今回のお目当ての一つは、X-GAMEの速報。トランスワールドの方では、カラーページもあるが、3日目までは載っていて、スーパーモトが載ってないってことは、ぎりぎりだったんだろう。ダートクールの方は、ニュースでしか載ってないし。次号期待か。

 夕方はさすがにちょっと蒸すが、夜寝るときには、肌がけだけだと気持ち寒いくらい。庭ではここのところ虫が鳴き始めている。もう秋なのねぇ。

2005年8月31日(水) ちょっと片づけ。メアド変更

 昨日話をした本屋のタンクとキャブを撮影に、再び来店。店の前で、地べたに置いて撮影。帰りがてらに寄ったバイク屋のPCで出品作業をやることに。
 ところが、USBのカードリーダにCF-HD(マイクロドライブ)を突っ込んだ途端にハング。何度か再起動してみるが、どんどん調子は悪くなる。こりゃマイクロドライブ、壊れたか!とカメラに挿し直してみるが、そんなことはない。悩んでいたら、バイク屋の常連が、カードを挿しっぱなしなのがまずい、と指摘してくれた。起動時に、USBに繋がっているストレージも全部チェックしに行って、そのせいでリソース不足になるようだ。いつもノートで、挿しっぱなしのまま再起動もするし、そもそもほとんどUSBカードリーダなんて使わないので(持ってはいるが)、そんなことになるなんて思いもつかなかった。

 バイク屋で作業をしていたら、そろそろ鉄くず屋へ要らない鉄くずを持っていこうという話になった。Fフォークは分解すれば、アウターはアルミくずとして買い取ってもらえるので、分解するためにバイク屋へ運んでみたが、あまりに程度が悪く、そのまま鉄くず扱いで持っていくことにした。あと片づけたいのはホイールだ。大量の古タイヤは処分量を払い、もう使い道のないスポークホイール(鉄リムやドラムのもの)を持っていって、スポークをぶった切って分解する。オフタイヤに関しては欲しがる連中がちょっといて分けてやることに。最近河川敷やコースで走り回っているらしい。いーなー。

 HPのトップではずいぶん前から書いていたが、やっと、というか、重い腰を上げて、メールアドレス変更のメールをみんなに送る。来月いっぱいで使えなくなってしまうので、仕事などの関係で見落とす可能性もあるし、他にも見落としているものが多いはずで、それをチェックするためにも、一月ぐらいは古いアドレス単体でアカウントを使って、チェックしなくちゃならない。面倒くさいなー。7年も使ってると仕方ないんだけど、だからこそ、簡単にメールアカウントを使えなくするようなことはしないで欲しかったねぇ。

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