モモやん小泊の日々つれづれ日記
バックナンバー
2005年11月1日(火) 光の回線工事。四川料理屋。カタナ車検。D200
朝からNTTの工事。ニューファミリータイプからハイパーファミリータイプへの変更とのこと。こっちは全然関係ないんだけど。上位回線だか交換機の変更に伴うものらしい。うちのプロバイダ(dion)は変更の必要もないし、工事費がかかるわけでもないし、別にいいんだけど。
工事中の、担当者がチェックしているPC画面を見てびっくり。80Mbpsオーバーが出ている。うちに最初に光を引いたときは、50Mくらいだった。ま、この辺まで来るとあんまり関係ないけどね。
昼飯は、夕べ夜食を食いに行ったラーメン屋で見た、TVで紹介されていた店。ってーくらいだから相変わらずミーハーだが。近くで、かなり美味そうな坦々麺だったので、ちょい早めにカミさんと出かける。その番組、「イシバシ・レシピ」って、初めて見たので、ネットにレシピや情報が載ってるだろう、と調べてみたら、1年以上前の番組の再放送だった。既に終わっちゃった番組なので、その手の情報は何も載ってない。残して置いてくれてもいいのにねぇ。
ちなみに店は、板橋の、ちょっと辺鄙なところ。四川の本場の味ということで、カミさんが頼んだ麻婆豆腐は、強烈に山椒が利いていて、舌がしびれるという。他の客もみんな汗だくになって食っている。オイラは弱気になって辛くないそばを頼んでしまった。次は坦々麺食うか、もしくは、夜行って、酒と一緒に、だな。
午後は、ついに、のカタナの車検。バイク屋で書類を用意して貰い、いよいよ出発。いつもなら、まず光軸をテスター屋で見て貰うのだが、カタナはどこもいじってないし、まだ時間もあるので、もしダメだったらテスター屋へ行って見て貰おう、とそのままラインへ。入口でのチェックもかなりいい加減に終わってしまい、あっという間に終了。今までやってきた中でも、一・二を争うくらい楽チンな車検であった。
その後、体をカタナに慣らすのも含めて、板橋に新たに開いた、友人のバイク店を初めて訪ねる。ちょっと迷って路地裏を走り回ってしまったが、これもまた良しだ。
店は国道に面し、10坪ほどの綺麗な店。かなり苦しいという話ではあるが、やっぱりうらやましい。頑張って欲しいものであります。
やっと、国内でもニコンのD200が発表された。このD200のスペックと、同時発表になった新しい11倍ズームの価格は、かなり戦略的なものだろう。1000万画素で秒間5コマ、ってことは、D2Hの存在意義がかなり下がってしまうんじゃないかと思う。でも、これでD2HやD1Hの値段が下がらないかなー。オイラはD1Hでも全然かまわないんだけど。11倍ズームレンズの方は、VRが付いてるのは確かにいいんだが。オイラはまだまだ修行中の身だし、まずは2.8ズームで訓練を積んだ方が良さそうだ。
2005年11月2日(水) 事務所で仕事
朝イチで、ネコを医者に連れて行く。もうずいぶん歳のネコで、歯石がすごいのと、奥歯の歯肉がちょっとやばくなってたからだ。歯石をガリガリ取った後、ダメになりかけてた奥歯をいきなりガキッともぎ取る。当然ネコは「ンギャッ!」と泣くが、人間みたいには泣かないわな。抗生剤の注射も打ったが、結構おとなしくしている。もう歳なんだろうなぁ。正確にはわからないが、もう7,8歳は過ぎてるだろう。
午後は事務所へ。体を慣らす意味も含め、カタナで行ってみる。どちらにしても、余っていたカラープリンタ(キヤノンのPIXUS550)を積んで行かねばならず、それならカタナの方が余裕はある。最近は、山手通りが首都高工事でどうにもならないので、事務所へ行くときはほとんど音羽通りから外苑東通り。今日は新宿へ買い出しに行かなくてはならないのだが、そっちへ行くと混んでいるのは分かり切っているし、山手通り側にはあんまりうまい飯屋がないので、まずは事務所へ行き、必要なものを調べてから新宿へ行くことにした。
昼飯は早稲田のラーメン屋。ずいぶん前につけ麺を食った記憶があるが、久しぶりで美味かったのかどうか覚えていない。ちょっと肌寒いこともあり、ラーメンを頼む。どうも素のラーメンを頼むのも寂しい(貧乏性だなぁ)ので、とメニューを見ると、その上は極厚チャーシュー麺しかない。つけ麺だと普通の奴もあるのに。食べてみても、ただばさばさで分厚いだけで、美味いチャーシューという印象はなし。つけ麺にしておけば良かった。失敗。
一度事務所に行って、社長のマシンをチェック。持ち込んだプリンタを接続し、出力テスト。もう数年使ってないので心配だったが、まずまず綺麗に出力できて一安心。あとは、どうもイマイチな、事務所のネット環境の整備もしなくてはならない。まず、ネットワーク環境をチェックする。事務所のネット環境は、10BASE時代からのもので、ダムハブがそこら中にあるというひどい状況だったのだが、ちょっと前に全部100BASEのスイッチングハブに入れ替えてあるはずで、そっちの問題は起こっていないはずだ。どうも、無線LANと有線LANを同時に接続してるのもトラブルの一つっぽい。ちょっといじってみるが、有線接続時に無線がオフになってないみたいだ。どうやったらオフに出来るのかよくわからない。ま、とりあえず、ADSLだし、無線オンリーにしておくように言う。
だいたい見えたところで、必要なものを買い出しに新宿へ。それほど混んではいなかったが、問題は新宿近郊での駐輪であった。駅前だから仕方ないんだろうが、ものすごい混んでいる。自転車も多い。バイクはわからないでもないんだが、新宿の駅前まで自転車で来られる人がこれだけ住んでいるというのも、ちょっと意外な気がする。
買う必要があったのは、新メンバー用のエッジと無線LANカード。
まず地下に降りて新しいエッジのカード、一番安い奴は、アンテナが格納式で、格納すると完全にPCカードスロットの中に入ってしまう。これ、いいわぁ。4000円しないってことで、乗り換えようかと思ったんだけど、そこで、なんで安いのか気付いた。これ、CFじゃないんだ。フルサイズのPCカードなのね。うちの社長とか、今回購入した社員なら、普通のノートPCだけで使うので問題はないのだが、おいらは、U50で使わなくちゃならないので、CFじゃないと使えないのだ。惜しい。
とりあえずそっちは法人契約なので、書類のみを貰っていく。次は、無線LANカード。54Mのものでも、もう3000円しない。安くなったなぁ。ま、ウチだって余ってるくらいだけど。今やノートPC買えば内蔵の方が多いだろうし。
戻って新メンバー用の、社長のお下がりPC(でもレッツのR1だ。うらやましい)をセットアップ。社長が残しっぱなしのデータを待避させたり、削除したりが結構大変。また、久しぶりに起動したようで、ネットに接続したとたんにSP2のインストールが始まった。これがいつまで経っても終わらず、今日はカミさんが遅いので、子供を迎えに必要があるために、途中で諦めて帰宅。続きは明後日だな。
夜は、明日一緒にツーリングに行くマスターがいる飲み屋へ、最後の確認へ。行ってみたら、また某社のラリー関係者が来ており、その中に、どこかで見た顔がいる。あら、以前APRCの仕事をしていた頃、ナビをやっていた方じゃありませんか。こういう出会いがあるから楽しい。そもそもこの店、ラリーとかなんて全然知らないで、祭りの関係者から誘われていっただけなのに、まさか、うちの社長と若い頃からの知り合いで、今でもラリー関係者が出入りする店だなんて知らなかった。
その後は、明日のツーリングのために打ち合わせをするが、持っていった地図が古すぎることに気付く。といっても、リング式のツーリングマップルで、オイラ的にはそれほど古い感じはしなかったのだが。奥付を見たら97年。考えてみれば、それでも8年前なんだよね。リングになる前のツーリングマップもまだ持ってて、たまに使うんだけど。やっぱり道は変わってるねぇ。
2005年11月3日(木) 三浦半島へツーリング
昨夜は結局12時過ぎまで飲んでしまい、酒は残ってないが眠い。10時に第三京浜の保土ヶ谷PAに集合、という約束なので、ちょっとまったり寝坊。荷物はいざというとき用のPC(U50)と地図だけウェストバッグに入れて、リアシートにはカッパと防寒用フリースを防水バッグに突っ込んでくくりつけた。
気持ち早めに、と8時半頃出発してみれば、パラパラと雨が落ちてきた。今朝確認した天気予報では、今日は雨なんてなさそうだったのに。と思いながら走る。もちろん濡れるほどではないが、うーん、と思いながら環七を南下。いつもなら、R20で環八へ出てしまうのだが、空いていたのと、右折車線がやたら混んでいたのでそのまま246へ。246を右折しようと右折レーンで待っていたら、ハーレーとW650の2台が抜いていった。多分アレが、今回のメンバー(夫婦)だろう。
コンビニで朝食を取り、第三京浜へ。久しぶりのカタナなので、まだなんか体がなじんでいない感じ。スロットルを開ければスピードは出るわけだが、なんか押さえ込めないというか、体のどこに力を入れればいいのか落ち着かない感じ。
保土ヶ谷PAに到着したのはぎりぎり10時。当然他のメンバーは到着していた。マスターも、もう2人の参加メンバーも、飲み屋や祭りで顔は合わせているが、お互い、バイクを見るのは初めて。
ルートを確認しようと地図を出したら、奥さんの方が「リング式ですねぇ。古いですよね」と言う。ま、97年ですけど。オイラはこれの前の、ツーリングマップルになる前の奴(当時は「ツーリングマップ」)から愛用してますよ、と言ったら、その存在は知らなかったようだ。オジサンになっちゃったんだよなー。

結構バイクが多い。カタナが多いのにも驚き。 (このとき1100と750あわせてオイラ以外に3台) 手前のボンネビルがマスター。 柱の向こうのW650とスポスタが常連さん夫婦。 |
いつもオイラが参加しているようなマスツーリングでは、こういう時は目的地を決めておいて、そこまでおいおい向かっていくことになるのだが、付いていくから先頭を行ってくれ、と言われる。うーん、マスターは元ラリードライバーだから心配ないとは思うのだが、常連夫婦の方がまだあんまりツーリング慣れしてないってことなのかしらん。なんか、マスツーリングの先頭で走るのなんて、何年ぶりかしら、と思うくらい久しぶりな気がする。バイクがカタナということもあり、意外と疲れる。
まず最初の目的地は、三浦半島でも北側の、走水にある食堂。そこで昼飯を食おうというのだが、ただまっすぐ横浜新道から横横で行くのもなぁ、ということで、とりあえず横須賀で降りて、そこから下道で海沿いを行くことに。神奈川のこの辺の道を走るときはいつも思うのだが、やたら料金所が多くて辟易する。横横は意外に高いし。4輪のETC普及率が上がってきたこともあって、料金所もETC対応がかなり増えてきており、特に入る場所を選ぶ(通過した後、道路脇で収納作業などする事が多いので)のだが、どこが入れるのか結構悩むことも多い。早いところ、二輪のETCも普及して欲しいものだ。
走水の食堂に到着したのは11時。店頭の張り紙には11時からと書かれているが、まだ暖簾も出ておらず、さすがに今すぐ昼飯を食うのも早すぎる(狭い人気店らしいので、昼前には入るつもりだったが)ので、そのまま進んで観音崎へ行くことに。

まだ午前中なのに、そのフェスティバルのせいか、 駐車場はいっぱい。 いずれにせよ二輪はこの辺に置くしかないけど。 ここにはカタナの400が停まっていた |
灯台の方まで行っても良かったのだが、手前の駐車場でフェスティバルのようなものをやっているので、それを冷やかして再び店へと戻る。駐車場、駐輪場がないので、仕方なく向かいのファミマの駐車場(の一番端っこ)に停めさせてもらう。
穴子丼がおすすめ、ということで、最初からそのつもりで行ったのだが、メニューを見たら、アジの刺身もうまそうだ。悩んだが、初志貫徹で穴子丼を頼む。

このボリューム。デカイ! はみ出している穴子の向こう側にも、 半分くらいの長さの、切った穴子が載っている。 まるまる1尾分なんだろうか。ちなみに780円。 穴子定食(890円)はもっとすごいボリューム |
食った後は、三浦半島を回って海沿いに出て、葉山、鎌倉から湘南を抜け、西湘バイパスで小田原へ、そして小田原厚木から東名で帰ってこようということになった。再びオイラが先頭でひたすら走っていく。今度はちょっとアップダウンやコーナーもあって楽しい。しかし、昼飯直後は、前傾ポジションもあって腹が苦しく、ウンウン言いながらのライディングとなった。
久里浜のあたりで、海岸に人がいっぱいいるのを発見。何をやっているのかわからなかったが、トロフィーが何本も置かれていたところを見ると、以前(2003年11月)ここを通ったときに見かけた、砂の彫刻コンテストを砂浜側でやっていたのかも知れない。あのころとは、海岸部分が大きく様変わりして綺麗になっており(確かに工事っぽいのをやってたが)、最初気付かなかったが、恐らく間違いないだろう。時期も合うし。そう思うと、やっぱり見てくれば良かったかな。
その先には、三浦海岸でシーカヤックのイベントらしきものをやっていた。海も凪いでおり、かなりの数のシーカヤックが浮いている。いーなー。久しぶりにアレもやってみたい。

三浦海岸沿いを走りながら、 デジカメを後ろに向けてぱちり。 オイラは先頭だったので、オイラの写真はなし。 |
当初は城ヶ島あたりまで行くのかな、とも思っていたのだが、時間的なこともあり、そこまでは行かずに、R134で折り返し。まっすぐ海岸へと出ることに。途中で、ガスを入れよう、とGSに入り、各車給油。さて、走り出すか、となったところで、ハーレーがエンジンがかからない、と言いだした。セルボタンを押した瞬間、カチカチッと言ったのは聞こえたが、その後、完全に全ての電装が働かなくなってしまったらしい。
普通にバッテリ上がりかな、とも思ったのだが、メーターパネルなど含め、全ての電装が働かなくなっているという。ということは、一番怪しいのはヒューズだ。しかし、ヒューズボックスがどこにあるのかわからない。とりあえずシートを外し、バッテリ周りを見てみる。シートもプラスドライバーがないと外せないのだが、運良くオイラはウェストバッグの中に、ドライバーを入れていたのだ。先日の車検の時にナンバープレートを着け外しするために持っていたもの、降ろし忘れていただけで、もちろん車載工具も載ってはいるのだが。
ヒューズはバッテリのすぐ脇に発見したが、特に切れてはいないようだ。オーナー曰く、バッテリ端子が緩んで同じような症状になったことがあるというので、そっちもチェックしてみるが、特に緩んでもいないようだ。オーナーは、オーナーズクラブに入っている関係で、引き取りサービスが受けられるらしく、そちらに連絡を入れている。オイラはハーレーはからっきし(一時期うちにスポーツスターがいたことはあるが)なので、バイク屋へ電話し、店長に相談してみる。そういう接触などのトラブルでなければ、レギュレータが死んだのではないかという。それで、一気にバッテリが終わってしまったのではないか、このハーレー用の純正バッテリはいきなり死ぬことが多いとか。ジャンプで繋いでみろ、と言われて試そうとしたのだが、バッテリ自身が引っ張り出せない。ターミナルからのケーブルが非常に太くて硬く、ターミナルを一度外さなくてはならないようだ。ターミナルは裏側なので、それなりの工具がないと難しい。ましてやインチだ。もし、レギュレータトラブルだったら、結局交換するまでは走れないので、ただローダーを待つ。横浜から来るとのことで、1時間以上かかりそうだと言うが、こちらもそんなに急いでいるわけじゃないし、マスターと2人だけで海を走りに行っても仕方がないので、一緒に待つ。
ハーレーに乗っている友人は結構多いが、こういうトラブルを聞いたのは初めてだ。もちろん、レギュレータトラブルなんて、ハーレーに限らず、国産車でもよく遭遇するわけだが、振動で、ターミナルが緩んだり、ケーブルが断線したり、という話を聞くと、やっぱりそうなのかなぁとちょっと思う。
引き取りが来て、直るなら直して再出発、もしくは、奥さんのW650でタンデム、ということも考えてはいたが、引き取り業者は、一緒に乗っていってもらうようなことを行っている。ま、そうだわな。また、奥さんも一緒にそちらへ行くようで、ついでにローダーにW650も積んで貰うことに。ということで、オイラとマスターは結局2人で帰途につくことになった。まだ4時前だが、湘南を回るにはちょっときつい。ということで、そのまま横横に乗ってまっすぐ帰ることにした。
マスターもよく来ているようで道は知っており、引き取り業者さんからも聞いたが、その道(三浦縦貫道)が、オイラのツーリングマップルには載ってない。ガックシ。
そのまま進むが、想像以上にちゃんと着いてくる。バイク自体は800ccもあるので全然問題ないはずだが、もう結構なお歳で、ノンカウルのボンネビルなので、あまり高速で走るのは控えていたが、追い越しなど、どうしてもある程度出さなくてはならないときでも、後ろを見るとちゃんと着いてくる。また、レインボーブリッジ及び環状線の箱崎を超えたあたりで渋滞にはまり、中をすり抜けてきたが、そのときも問題なく着いてくる。さすがだなぁ。
北池袋で降り、通りがかりのバイク屋でちょっと挨拶して一服。そのままお別れとなった。その後、ちょっとパラパラと来だしたので、ちょうどいいタイミングだったかも知れない。しかし、考えてみると、ほとんど穴子丼を食べに行くだけのために三浦半島まで高速で往復したみたいなもんだわな。カタナでの体慣らしにはちょうど良かったかも知れないけど。
家に着くと、先日購入したSONYのGPSの不在配達証が入っていた。まだ当日配達が間に合うので、6時から8時というのを電話で手続きしたところ、届いたのは夜9時過ぎだった。それでも、楽しみにしていたこともあり、ソフトなどをインストールする。
ところが、添付のナビソフト、Navin'youが、SP2じゃ動作しないという。どーすんのよ。
2005年11月4日(金) インストールで苦戦
ちょっと疲れは残っているが、仕事だ。会社のHPをリニューアルするのに、今までのページも活かせるところは使おう、と修正する。これが、エクセル2000かなんかで作られているようで、無駄なタグだとかクラス指定が山のようにあってめちゃめちゃ。その辺はDreamWeaverに取り去るコマンドがあるのだが、完全ではないし、その上、テーブル処理もむちゃくちゃなので、その辺を修正していくだけでものすごい時間を食ってしまう。
その辺が一段落したところで、今度は事務所へ。一昨日出来なかった作業の続きをしなくては。
今日は都内の渋滞もあるだろうし、荷物や買い出しもあるので、KLXでお出かけすることに。昨日カタナに乗っていて体がなじんだのもあり、あまりの違いにやはり驚く。重いので有名なカタナのクラッチも、オイラはそんなにひどく重いとは感じない方なのだが、KLXに乗り換えるとものすごく軽くて驚く。車体もとにかく軽く、細い。どうにでも振り回せそうな気がする。低域からのスロットルに対する反応もダイレクトで面白い。
反面、今までは気付かなかったKLXの欠点も見えてくる。普段KLXだけ乗っていれば気付かないし、気にもならないのだが、やっぱりフロントブレーキの効きはイマイチだし、フロントサスは柔らかすぎる。フロント17インチも、ちょっと切れ込みが強すぎるかも知れない。GS用に替えたハンドルも高すぎる気がする。その辺もおいおいいじっていきたいが。
新宿のヨドバシに寄ってエッジのカードを引き取り、そのまま事務所へ行く。まずは無線LANカードのインストール。こんなモン、苦労しないだろうと思っていたが、ちゃんと動かない。XPなので、特にメーカー製の接続ソフトなんてなくても繋がるはずなのだが、アクセスポイントを探し出せず、ワイアレス ゼロ接続を確立するように、とダイアログが出る。ちょっと検索してみるがよくわからない。
仕方なく、とりあえずエッジの方をインストールする。有線LANはあるので、デスクトップ機のCD-ROMドライブを使えば普通にインストールできるのだが、今回購入したエッジカードには、ドライバのインストールができるUSBメモリが付属されていた。面白そうなので突っ込んでみるが、これが認識しない。なんでだ!マニュアルやネットのサポートでも、XPなら標準ドライバで動作する、とあるのだが、R1ではドライバを要求してくる。試しにTP570(2K)とU50(XP)に突っ込んでみたが、どちらも問題なく動作した。いつもならネットなどでドライバを拾ってくるのだが、XPは標準ドライバで動作するから、とドライバファイルが用意されていない。どーすりゃいいのよ。
ま、CD-ROMでインストール自体は出来たのでそれは良しとしよう。このUSBメモリはオイラが使えばいいだけの話(新メンバーは別のメモリを持っている)だしね。ただ、この手のUSBメモリはどこででも、突っ込めばすぐ使えるというのがメリットのはずなので、どこかで使おうとしたときに、同じようなトラブルに見舞われたら嫌だなぁ。
しかし、64Mとはいえ、おまけでUSBメモリが付いて来るというのもすごい時代だわ。
このUSBメモリ、UD-RWという、一部分は専用ソフトじゃないと読み書きが出来ない(ソフトがあっても暗号化可能な)領域を持つ特殊なメモリで、その特殊領域を利用して、オートラン機能やアクセス制限なども実現できるという。特殊領域はCD-ROMドライブとして認識され、その領域の書き込み、削除は専用のソフトがないと出来ない。残りの領域は普通のUSBメモリとして認識され、書き込みも出来る。つまり、これを突っ込んで認識されると、ドライブが2つ増えるのだ。面白いとは思うが、とにかく、R1でなぜ動かないのかわからないのがちょっと嫌な感じだ。
2005年11月5日(土) 大学時代の先輩と飲む
今日はカタナで事務所へ。
まずは無線LAN関連のトラブルシュート。やはり専用のソフトが必要なんだろうか、と標準で着いてくる接続ソフトを立ち上げても、カードを見つけられない。なんでやねん、専用ソフトだろうが、といろいろ設定をいじっていたら、ワイアレス ゼロ構成サービスを設定するチェックボックスがあり、それを変更したら、普通に接続できるようになった。よしよし。つか、インストールしてデフォルトでその辺活かしてくれないと困るんだけど。セキュリティの問題だとは思うけど。
次は、先日持って行っていたTP570を、カラーレーザーのサーバにする。今までは、別のユーザが使っているPCに繋いでいたのだが、マシンスペック自体はそれなりなのに、OSがMEなせいなのか、見つからなかったり、繋がってもその後ものすごい時間がかかったりと辛いので、2Kならナンボか違うかな、と切り替えることにしたのだ。
これが大当たりで、劇的に速くなった。やっぱ9*系はダメかぁ。
戻って夜、まったり仕事などしていたら、級に大学時代の先輩から呼び出し。ものすごい久しぶりのメンバーで、神楽坂で飲むことに。仕事もあったので、ちょっと遅れて、地下鉄で飯田橋へ。暇つぶし用にU50を持っていこうとしたら、置きっぱなしにしておいた関係で電池切れだった。失敗。
その先輩と会うのはもう4,5年ぶりだと思うのだが、結構このHPを見てくれており、オイラの近況はそれなりに知っているという。こういうときは、本名でHPをやっててよかったな、とちょっと思う。
そんなにひどい飲み方ではなかったが、なんだかんだで結局、店員に追い出される形で撤収。でも、それでちょうどオイラは和光行きの最終だった。有楽町線の和光行き最終に乗ったのなんて、初めてなんじゃないだろうか。池袋まで行ければ、あとはタクシーに乗るか、もしくは歩いちゃうからなぁ。なんだか、妙に派手な若いおねーちゃん(ギャル系とでも言うのか)が結構乗ってて、こんなもんなのかしら、とちょっと思う。
帰り道で、ふと思い出して懐に入っていたGPSを取りだして歩きながら認識させる。今日の夕方、ちょっとバイクで走りながら試してみたのだが、なかなか反応しないのだった。ゆっくり歩きながら帰っていたら、やっとアンテナマークが3つ立ち、位置を認識した。電源を入れてから20分くらいだろうか。建物が建て込んでいる地域とはいえ、認識できるだけの衛星を捕まえるのに時間がかかりすぎる印象だ。クルマで使っている初代ゴリラ(パーソナルナビ)も相当遅いとはいえ、数分で5,6個は見つけ出すって言うのに。まぁ、捕まえたあとは、比較的立て込んだところでもリアルタイムに速度表示をしていたので、あとは、ツーリングとかでどの程度使えるかなのかも。もうちょっといじらないとわかんないね。
戻ってきて、GPSをつなぐ関係で(XPが全滅なので)TP600Eをまたいじってみる。GPS接続や地図表示は上手くいくが、ダイアルアップ関係はやっぱり上手く行かない。こないだ2kをインストールし直したばっかりなのに。MSのページでは、再インストール後、最新のサービスパックまで入れろ、ということのようだが、そうすると、オイラにとってのTP600Eの最大のメリット(古いFAX用ドライバが動く)が無くなってしまうので、それも出来ない。なかなか切ないのぉ。
2005年11月6日(日) ひたすら眠る一日
日曜だからというわけではないが、なんだかひたすら寝ていた。特に昨日の酒が残っているわけじゃないのに、昼間中ひどく眠い。疲れてるのかなー。昨日からバイク屋のツーリングにみんなは行っているはずだが、この天気だと帰りは辛そうだ。
気付いたら、携帯の電源が入っていなかった。ここのところちょっと調子が悪く、たまに何もしていないのに電源が落ちていることがある。乗り換えかなぁ。Prosolid、この薄さが結構気に入ってるんだけど。
PCウォッチの記事から。ついに来たな。車載PC、作りてぇ。とりあえず、U50にGPSをつけて、ちゃんとナビ化出来るソフトを入手すれば、スタンド作るだけで実現するわけなんだけど。
つーか、どうせ車載PCにするなら、オールシリコンで、とか、もうちょっとなんか詰められないだろうか。ギガクラスのフラッシュメモリの入手もそれほど高価なものではなくなってきてるんだし。ちょっと前のOSなら十分に動かせそうだが。既にIDEにCFをつっこめるようにするコネクタがあったはずなので、実現するだけなら難しくはないか。なるべく早いところ、車載PCは実現したいのだ。PCカードかUSBスロットでデータやりとりが出来、エッジあたりで通信も出来るように。そして、キーボード&ポインティングデバイスもつなげられるようにしてね。
今のところ、クルマのシガーライターソケットから100V用インバータを介して、PCを繋いでちょっと仕事をしたりはしているのだが、クルマの12Vでそのまま使えるPCがあるなら、そしてそれがGPSロガー&ナビも兼用できるなら、それに越したことはないのだ。実現もそんなに遠い話ではないとは思うけどね。
夜、GPSのマニュアルが届いた。先日入手したもの、本体のマニュアルだけなかったのだが、後から発見されたものを郵送して貰ったのだ。読んでみたところ、800km以上離れたところで使う場合は、前もって予想しておくGPS衛星位置が狂うので、初期化した方がいいという。考えてみたら、前オーナーは鹿児島なのであった。ちょっと面白い。
また、正確に衛星の位置を予想するために、PCと接続して使うときは、PCの内部時計もなるべく正確に合わせた方がいいという。本体にも内部時計があり、そっちの調整方法がないので、恐らく衛星を捕まえたら自動的に(GMTは設定できる)ちゃんと設定されるんだろうが、PCに接続したときは、内部時計とかは関係なく、単なるPCの外部GPSアンテナとしてしか働かないのだろう。その辺も速く試したいものである。
2005年11月7日(月) また飲み過ぎ
床屋に行こうと出かけてみれば今日はお休みであった。ガックシ。バイク雑誌を買って、カミさんのチャリやカタナ用マフラーの錆び落としに使うカップブラシ(電動ドリルに取り付けて使う金属製ブラシ)を購入。
夜はまた、先日ツーリングに行ったマスターの所へ飲みに行き、すぐ帰るつもりが2時過ぎ。。。なんでかしら。
2005年11月8日(火) FDというソフト
今日はひたすら仕事。急に頼まれた資料づくりが意外に面倒だった。
昨日のやじうまWatchにあったのだが、昨日はFD(98時代の人気フリーソフト。ファイル管理)の作者の命日(昨年の11/7)だったのだそうだ。56歳と言えばまだまだ、という年齢であるが、それよりも意外だったのは、FDといえば10年ちょっと前のソフトだと思うが、その時点で作者が40代だったということ。あのころはもっと若い、綺羅星のようなプログラマがどんどんフリーウェアを作ってくれていたから、FDもてっきり若手作者だと思っていた。ま、失礼な話ではあるのだが。
やじうまで紹介されていたスラッシュドットのトピックを見ると、懐かしがる人の数よりも、影響を受けて、WinとかUNIXなんかでも(javaでも!)似たようなソフトが作られて、未だに使われているということに驚く。
オイラも当時はあの操作系が体に染みついていた。今はめっきりエクスプローラばっかりだが、あの指先だけでどんどん操作していく感覚は、ある意味快感でもあったような気がする。あの操作系を再現したWin版もあるということだし、久しぶりにちょっと使ってみようかな。
久しぶりにスラッシュドットを見に行ったが、やっぱり面白いね。FD関連のトピを見ただけだけど、のまネコ&AVEXのの話になって、アスキーアート自体は2chのものじゃない、って書かれてて、あぁ、そうだよなぁ、と思わされた。もちろん、あの文化が育つ土壌としての存在、あの域まで持っていく上で、2chの果たしたものは大きいとは思うけど。
2005年11月9日(水) マフラーの錆落とし
昨夜もまた飲み過ぎてしまった。ちょっとだけ、先日のBBQのお礼も、と行ったのだが、ちょっと飲んでいたら、祭り&バイク仲間がやってきてそのまま12時。うーん。
ちょっと仕事をやって、昼飯&床屋へ。バイクで出かけるので、ついでに、GPS受信機をリアケースの中に、水平を保つように置いて走ってみるが、やはり測位するまでのアンテナは見つけられないようだ。単なるプラスティックのケースだし、電波は受けられてると思うのだが。家に戻って、とりあえずちょっと屋根の端っこに置いて測位させる。夕方までそのまま忘れていたが、一応アンテナは発見したようだ。ちょっと電池を無駄に消費してしまったかも知れないが、友人の言うには、最初はずいぶん長く測位させて、衛星のルートを覚えさせる必要があるみたいだから、これでいいのかも。これで今後、反応が早くなるといいんだけど。
家に戻ってきてから、マフラーを引っ張り出してついに磨き始める。すっげー! バイク屋で、メカさんや常連が、古い錆びたマフラーなんかを電動工具で錆び落とししているのは見たことがあったのだが。こんなに劇的に落ちるとは思わなかった。また今回やったマフラーが、かなり強いクロームメッキがかけてあり、表面に浮いてきたさびを落とすとその下のきれいな面が出てくるのだ。クロームメッキ面はこのブラシくらいではびくともしないらしい。

上半分の光っている部分が磨いた後。 やる前は、全面が下半分みたいな状態だったのだ |
これは楽しい。でもさすがに、4気筒用の集合マフラー、全体に渡って錆が回ってしまっている奴だと、なかなか時間がかかる。カミさんの自転車の錆落としもするつもりでこのブラシを買い、自転車も引っ張り出してきてはいたのだが、そこまでは至らずに時間切れ。ただ、ちょっとやってみた感じでは、やっぱりスポークの錆落としは辛いかなぁ。
今回買った鉄ブラシは電動ドリル用で、取り付ける電動ドリルは、ずいぶん昔、充電式じゃないからとただでもらった奴(でもリョービだけど)なのだが、こういう使い方をするなら正解だろう。そもそも、電動ドリルを使うことなんて滅多になく、たまに穴あけで使う位なのだが、充電式だと充電を忘れているか、もしくは常に充電しっぱなしで、ずっと前に電池がダメになってるだろう。また、今回みたいな連続使用だと、間違いなく途中で電池が終わっちゃってるはずだ。確かにコードはちょっと邪魔なのだが、これはこれでおっけーと一人納得するのであった。写真にある円盤形といっしょに、カップタイプのもの(押しつける形で使う)も買ってあり、使ってみたが、回ってしまうので力が入れにくい。力の入れ易さでは円盤形に分があるようだ。もうちょっと色々やってみないと、とは思うが。
終わってから部屋に戻り、PC入力をしようとしたら、手に力が入らなかった。あんまり根を詰めすぎるのもイカンね。
夜は、今日はさすがに酒をやめて、飯の後、後輩の所へバイクパーツを引き取りに。以前から頼んであったFTR用の前足周りである。もちろん、XR600改ダートトラッカーの前足に使おうというのだ。さて、簡単に着くのだろうか。。。
2005年11月10日(木) カタナの集合マフラーとGPS
夕べは飲まなかったのに(ま、早寝はしなかったけど)、なんだか起きられず、昼まで寝てしまう。今日は事務所に行かなくてはならないのだが、とりあえず昨日綺麗にしたマフラーの換装作業をやる。まずはノーマルマフラーを外さなくちゃいけないのだが、これが一苦労。
止めてあるボルト自体は、どれもそれほど苦労せずに抜けたのだが、まず、メインスタンドに当たってしまうので、スタンドを立てなくてはならない。もちろん、メインスタンドは、集合を付けるときには外さなくてはならないので、先に外したいのだが、ノーマルマフラーが邪魔をしているので、まずはマフラーが先。スタンドを立てて、揺すってみるが、内側2本が動かない。揺するにも、あまり下げてしまうとメインスタンドに当たってしまう。内側2本は下側で連結されており、外側2本とはその後側で連結されている。その連結部分のバンドを緩め、少しずつ連結部分を引っ張っていき、フランジ部分が抜けかかった時点で大きく外側にねじって取り外す。重い。しかも、外した裏側に結構大きな穴が。これも排気音が大きかった原因だろう。
無事マフラーが外れたところでメインスタンドも外す。取り付けの方はそれほど苦労もせず、無事ヨシムラUSAのメッキ集合マフラーが着いた。結構控えめな感じで好み。音もアイドリング付近では確かに静かだ。
早速乗って事務所へ。開けていくと、ややレスポンスが良くなったかな?回転が軽くなったかな?という気はする。音質は太くなったが、ちょっと回転を上げていったところで音がばらつく感じになる(今まではならなかった)のと、極低回転域(1500rpm以下、アイドリングのほんのちょっと上)でのトルク感が薄くなった?感じがする。これも、音やレスポンスでそう感じているだけかも知れないが。
ちなみに、出発ついでに、トップブリッジ上にGPSも取り付けてみた。電源を入れたら、すぐに反応。やった!
GPS、面白い!とりあえず位置を表示しても仕方がないので、速度と方角(360度法で表示)のみの表示モードにするが、結構レスポンスもいい。加速時はさすがに遅れる感じがあるが、ある程度定速状態になったときには、ちゃんとほぼ正しい数値を表示している。首都高が上に被るような場所ではロストするが、思ったよりも感度もいい。音羽通り(高いビルが両側にある)で一度ロストしたのは愛嬌か。KLXではリアケースに入れて計測させようと思っていたが、これならハンドル付近に置いて、見ながら走るのも面白そうだ。あとは、防水とかの対策だけだな。早いとこ、どっかに走りに行きたくなった。
事務所へ行った帰りに、アウトライダーの編集部(というか編プロ)へ行き、久しぶりにお邪魔する。ここのところ離れていたが、やっぱり、こっちの業界で仕事もしたいなぁ。頑張らなくちゃ。
2005年11月11日(金) 大量の仕事
今日の夕方発表のリリースに関して、なんだか急な仕事がいっぱい。日曜日のTMSFに向けた準備作業も、今頃になって修正が入ったりして、結構バタバタ。
バタバタやっているうちに、カミさんが子供を早めに保育園から連れて帰って、小学校での就学児検診へ。もうそんな年齢なのねぇ。
夕方なんとか終わったかな、というとき、最後の最後に、メール配信システムが、他の大ユーザのタイミングに当たってしまってメチャ遅れ。あーあ。
夜は会社のHPをちょっといじってみたり(まだ反映してないけど)。CSSバリバリ使いまくりにしようとやってるんだが、IEとFirefoxのあまりの違いに泣きながらの作業。普段の仕事では、あんまりCSS使っちゃうと読めないって怒られるんだよね。部署によってはネスケの4シリーズをまだ使ってるところがあるみたいで。参考書とかを見ると、もうタグだけで、とか、テーブルで配置するページは古い!もうやめろ!みたいなのも多いんだけど。まだまだ難しいねぇ。
その辺のを調べて検索していたときに見つけたページで、Firefoxのチューニング法を発見。気持ち速くなったかな?メニューのプルダウン表示が速くなったみたいで、今まで通りの感じだと、思い通りの所に止められなくなったりしてちょっと焦る。でも速いに越したことはないし、これに慣れるしかないんだろうな。
2005年11月12日(土) 明日のTMSFはどうするか。。。
明日のTMSF、行きも帰りも大渋滞にハマることは間違いないので、バイクを整備しにバイク屋へ。バイク屋で話をしていると、明日は寒いから車で行け、とみんなに言われる。一緒にいた常連の何人かも見に行くらしいのだが、寒そうなので、バイクで行く計画を車に変えようか、とまで言っている。めっきりそのつもりで帰ってきたのだが、帰ってきてカミさんと話をしたら、帰りが遅くなりそうなので行かないという。うーん。どうしよう。
バイク屋では、チャイナCRFを預けてある常連が、来週早々にモトクロスビレッジに走りに行くという。オイラはCRFか、せいぜい整備をしてもXCRがある程度だが、平日行くメンバーがいるなら、ひさびさに走りに行ってもいいかな。久々のリハビリということで、XCRくらいがちょうどいいのかも知れない。
バイク屋で、バイク屋の大将がルータを持ってないか、と言ってきた。話を聞いたら、ついに、店に光回線を引くという。今までは、電話+FAXで2回線(2番号)必要な関係で、ISDNのままだったのだ。ウチもISDNで2回線化はしてあるが、仕事上速度の遅さには替えられず、光回線を別に追加してある(通信料はその分デカイ)のだが、バイク屋はISDNオンリーだったのだ。
で、大将の言うには、ひかり電話という新しい奴で、電話番号も移行でき、回線も複数使えるという。そんなの初耳だ、とパンフレットを見せて貰ったら、要するにNTTのやるIP電話なのだが、複数回線&ダイアルインナンバー追加、そして同番移行も可能になっている。こりゃやるしかないでしょ。ウチもそれに乗り換えだ。
秋葉PCホットラインから新しい無線LAN検知器のニュース。以前この手の奴を買ったことがあるのだが、反応が鈍い上に、LEDの点滅のみで知らせるタイプだったので、セキュリティや強度がわからず、結局使わないままどこかに行ってしまった。ま、こんなに高いものではなかったけど。その後、U50を入手したら、持ち歩きながらでもチェックできるので、アレはアレでいいな、と思っていたが、これは結構使えるかも。前にも書いたが、最近は一般家庭や会社で無線LANを入れているところが増え、しかもセキュリティオフの所も多いので、ヘタにエッジとかで繋ぐよりも便利なことも多いのよね。あんまりいいことではないかも知れないけど。
子供を寝かしつけるのにちょっと寝て、起きてからたけしの教育番組を見ながらカミさんと飲んでいたら、なんだかんだで、今日買ったばっかりの日本酒がほとんどカラに。飲み過ぎだわ。
2005年11月13日(日) TMSF
結局飲み過ぎた時点で、朝はゆっくり起きてバイクで行こう、という覚悟が出来ており、それでもやっぱり二日酔い気味の頭で、8時半頃出発。朝イチのヴィッツカップは見られないが、イベント自体のオープニングは10時半からなので、それにはなんとか間に合うだろうという算段である。
ウェアは覚悟して、それでもまだこちらはそれほど寒くないので、普通の薄手の長袖シャツにフリース、そしてジャケットである。いざというとき&クッション用に厚手のトレーナーと、もちろんカッパも用意。そこに、仕事用のPCを2台(T41とTP600E)入れると、カメラバッグは苦しい。仕方ないので、サイドケースを片側だけつけて、そちらにカメラバッグとカッパ、そしてちょろっと見繕った工具を突っ込む。グローブは冬用を1枚で使用。一応夏用と、冬用のインナーも用意したが、そっちは多分使うことはないだろう。
で、いよいよ出発しようとしたときに、GPSが無いことに気付いた。簡易取りつけ部も用意したのに。ちょっと探したが、見つからない。仕方なくそのまま出発。
首都高は5号上りがそれなりの混み具合だったが、そんなにひどい渋滞にも遭わず、無難に走行。装備の甲斐もあったか、それほど寒くもない。ただ、都夫良野トンネルを越えたら、急に寒くなった。違うねぇ。
そのあたりで、追い越しをしようとしたときに、何か不自然な感じを受け、なんだろう、と思っていたら、右の前ウィンカーが無いことに気付く。ありゃ?と見てみれば、ウィンカーのステーが根っこからもげてぶらん、と接続ケーブル一本(アースはステーから)でぶら下がっている。振動などの疲労で、ボルト穴の部分で折れてしまったようだ。
あわててそのままステーは引っこ抜き、ポケットへ。次のPAへ飛び込む。
一応反対側も確認するが、そっちは問題ないようだ。ちょっと大きな穴のステーを、小さめのボルトで止めてあったのだが、その位置関係の問題らしい。もげたウィンカーも、無理矢理ステーに押しつける形でボルトを強く締めたらとりあえず着いた。戻ったらステーに穴を開け直しだな。それまでは持ちそうだ。
作業中にポケットを漁ったりしていたら、GPSを発見。中に着ていたフリースのポケットに入っていた。そこで、用意しておいたメーター部分の簡易取りつけ部に着けようとしたが、カウルが邪魔で入らない。仕方ないので前後逆のまま装着してPAを出発。ところが、走り出して本線に合流したあたりで外れかかっていることに気付く。あぶねぇ。あわててジャケットのポケットに。
御殿場出口付近はかなり手前から混んでいるが、バイクなのでちょっとごめんよ、で入っていく。富士スピードウェイ方面へ近い第1出口の方はそれほど混んでもいない。みんなどこへ行くんだろう。アウトレットかな?
久しぶりの富士スピードウェイで、まともに地図も確認していなかった(多分看板があるだろうとたかをくくっていた)せいで、思いっきり道を間違う。渋滞にはまったついでにいったん停めて、GPSで確認。ポケットに入れっぱなしだったが、ここまでの位置もちゃんと補足していたようで、PCにつなぎ換えて地図とあわせる。ちなみに、U50用のNavin'you、最初動かなかったのだが、その後、トラブルの元になっているらしい、ロボワードのアドレスキャッチャーというソフトを、まるまる削除したところ、とりあえず動作するようになっていたのだ。アドレスキャッチャーというのは、ソフトなどから住所を取り込んで、その住所に自動的に地図を移動してくれるというかなり優れもののソフトだったらしいが、SP2以降では動作せず、開発元も、もうサポートする気はないようで、残念。
FSWの近くでは、警備員がたくさん待ちかまえて、もう駐車券無しでは入れないようなことを言っている。結構入ってるのね。オイラは関係者パスも駐車券も持っているので、そのままスルー。結局10時半ちょっと過ぎに到着した。
駐車場の脇には特設カートコースが。関係者のテストライドなのか、ものすごく上手なドライバーがそこら中でスライドさせまくりながら走っている。アレくらいやれれば楽しそうだ。3周600円というのはまぁまぁの値段かな。でも今日は乗ってる時間、ないだろうなぁ。鈴鹿みたいに、常設でカートが出来るようにしておいてくれるといいんだけど。
イベントはオープニングをやってるはずだが、オイラはそっちには興味がないので(でもi-unitが走ってたそうだ。残念!)、プレスルームへ直行。新しくなった富士スピードウェイは、パドックやコントロールタワーも全て新しく作り替えられており、まるで別物。もてぎにでも来たかのような錯覚を覚える。
受付で挨拶をしたあと、プレスルームの場所取り。というか、ものすごく広い上に、それほどメディアも来ているわけではないので、場所は選び放題。一つ一つの席にちゃんと電源と電話回線(モジュラージャック)が用意されている。さすがにこの辺はもてぎや鈴鹿よりも設備は上かな?もう6,7年前になるが、ル・マン(ブガッティサーキット)へ行ったときのことを思いだした。
とはいえ、このご時世、電話回線を繋いでいるようではしょうがない。LAN回線はないのかな?と探しながらPCを起動したところ、セキュリティフリーの無線LANが用意されていた。あとで気付いたのだが、プレスルーム中央付近に、電話ソケットの代わりに、有線LANソケットのある机がいくつか用意されており、その一つに、無線LANのAP(ルータ)が接続されていた。さすがに人数がいるので、全員無線で接続すると、特に写真データの送信などをするときにはちょっと遅さを感じるのも確かなので、有線で繋ぎたい人は逐次そこへPCを運んで作業していたようだ。
外を見れば、トヨタ2000GTのパレードランが始まるようだ。しかし、あの稀少車がよくこれだけ集まるもんだ。こんなに多数のトヨタ2000GTを見られることは他にはあり得ないだろうね。

すごい数のトヨタ2000GT。この後にもいっぱいいます。 |
そして、TS010、TS020がコースイン。TS020を、こうして2Fのプレスルームのガラス越しに見ているとデジャビュを覚える。

プレスルームの窓から、下のピットレーンを出るTS020 |

こっちは99年、ル・マン24時間のピット上からの撮影。 ゴール直前のバーストでピットインした際のもの |
あわててピットへ降りていく。コース脇の部分から撮影は出来るが、あまりに速すぎて、とてもじゃないがストレートを走るクルマは追いきれない。それにしてもものすごい音とスピードだ。まだまだ、レギュレーションさえ合致すればそこそこ走ってしまうんじゃないかと思わせる程だ。
次はハイブリッドモータースポーツカーのデモラン。プリウスやハリアーハイブリッドでクロスカントリーラリーに出ていたようで、その車両が走るのだが、これがものすごい静か。広いサーキットで、直前まで轟音を立てたル・マンカーが走っていたせいもあるのだろうが、体感的にはほとんど無音で走り出し、そしてストレートを駆け抜けていった。これは対比として面白いね。
そして、みんなお待ちかねのF1登場である。ピット内からあのエンジン音が響きだした瞬間から、場内には緊張が走る。そしてコースイン。何周か走ったが、途中でスピンしたのは愛嬌だろうか。
パドック裏でうろうろしながら、ちょろちょろと撮影なんぞをしていたら、いきなり名前を呼ばれた。誰かと思えば、バイク屋の常連3人組が、パドックビルの一番上からこちらに呼びかけている。よく気付いたな。
ヘアピン上で弁当を食いながらフォーミュラ・トヨタのレースを見たあとはプレスルームに戻り、今度は別の作業。と、その作業に熱中しすぎて、トゥルーリのトークショーの時間を忘れていた。もう始まっちゃってるじゃん!というか、今回のほとんどメインになるはずの、トゥルーリのトークショーやるのに、何のアナウンスも場内放送もないってのはどういうわけだ? あわてて会場へと移動。トークショーはメインスタンド裏側のイベントスペースで行われているため、プレスルームのあるパドック側からだと、メインストレートをくぐって行かなくてはならない。一旦駐車場へ戻ってバイクで行くことも考えたが、その移動時間と、向こう側での駐車を考えたら、やはり直接歩くか、とストレート下の通路へ。ところがこれが大渋滞。また、ちょうど昼時ということもあり、イベントスペースも、そこかしこに長蛇の列が出来ており、目的の会場へ着いた頃には、トークショーはもうそろそろ終わり、というタイミングであった。しかも、ものすごい人だかり(当たり前だ)で、後の方は、トークショーの内容もあまりよく聞こえないような状態。オイラはプレスパスがあるので、横から最前列に割り込むことはできるのだが、もうこのタイミングだし、横からおとなしく見ていることに。と、隣に知り合いのFSW関係者が。スピーカー音が小さくて聞こえない、と文句をスタッフに言っているが、他の出展とのかねあいで、これ以上大きくできない、とか言い訳をしている。このトークショーが(走り以外では)一番の目玉だろうにねぇ。
帰りがてらイベントスペースをちょっと見て回る。F1のコクピット体験?(恐らくそれらしいコクピットと大画面シミュレータのようだ)とか、グランツーリスモでの新生富士アタックゲーム、子供にはバンダイ版ミニ四駆(バクシード)の大会なんかも行われており、それなりに盛況のようだ。かなりの人なので、遊ぶのも大変そうだが。
またしてもものすごい渋滞の中を、プレスルームへと戻り、仕事の続き。まもなく、再度F1がコースインし、ヤマハのカート、そしてフォーミュラ・トヨタ、F3、来季からトヨタがエンジン供給するフォーミュラ・ニッポンの各カテゴリのレーシングカーに続き、F1がコース上に並んだ。先ほどのデモランでも、市販車との速さの違いを実感させるためなのか、ヴィッツおよびマークXとのハンデ戦みたいなのをやっていたが、今回も先に下のカテゴリから走らせて、最後にF1が追い上げるという演出であった。
その後は、フォーミュラ・トヨタによるオールスターレース。右京さんとか関谷さんとかも走るようなことを言っていたので、個人的にはちょっと楽しみにしていたのだが、蓋を開けてみれば、事実上トヨタ系GTドライバーだけのレースになってしまったようで、ちょっと残念。また、その直後に行われる、コース内バスツアー(GTカーが脇を走り抜ける)のためにそちらへ向かわねばならず、レースはヘアピン部分でちょっと見るだけにとどまった。でもまぁあの小さなFTで、結構な接近戦が繰り広げられていたみたいで、来年以降はもうちょっと盛り上がるようにして欲しいもんである。
急に乗ることになったコース内バスツアーであるが(ま、ある意味役得なんだが)、これが予想以上に面白かった。バスに乗って新生富士のコースを走る、というだけなら大したこともないんだが、一緒に現役ドライバーが同乗して説明をしてくれる。そして、すぐ脇をGTカーが爆音と猛スピードで駆け抜ける、というのがウリ。特に、我々の乗ったプレス関係者用バスには、織戸選手が同乗してくれたのだが、さすがに話が上手い!横を駆け抜けるドライバー達もノリノリで、本当にぎりぎりですさまじい走りを見せてくれる。
GT500との混走なので、普段はあまり速そうな印象のないGT300カーも、実際に近くで見れば、ものすごい速いしものすごい爆音だ。織戸選手の上手いMCのおかげもあり、みんなで大笑いしながらの楽しいバスツアーとなったのであった。一般の人だと、恐らく抽選になるんじゃないかと思うが、これは申し込んでみる価値ありですよ。
また、バスツアーが終われば、各バスから降りてきたドライバー達のサイン大会がそこかしこで。確かに、これもチャンスかもね。
最後はGTのデモレース。所詮デモレースだろ、と高をくくっていたのだが、先ほどの織戸選手の話によれば、最後だし、ウェイトハンディや戦略もなく思いっきり行けるので、返ってみんな燃えるんだそうだ。順位はあまり関係なく、思いっきり走ってるのは確かに楽しそうだ。さすがにこの辺になるとかなり寒くなってきて、観客も減っては来ているが、まだまだ残って見ている熱心なファンがいっぱいいるもんだね。
さて、イベントが終わり、オイラの仕事はこれからである。戻ってきたカメラマンと写真の打ち合わせをし、原稿も数字をすりあわせたりしながら仕上げる。最後のチェックをして貰っている頃には、プレスセンター内の人数もちらほらに。しかし、東名も中央も大渋滞(東名は45km!だそうだ)らしく、あわてて帰ってもなぁ、という空気も結構流れている。
なんとか仕事も無事終え、寒そうだが帰らなくてはならない。外へ出てみれば、撤収作業の真っ只中で、TS010と、F1カー数台をローダーに積んでいるところであった。F1カーをこんな風に積んでいるのはなかなか見られないかな?
バイクのところへ戻ってみれば、ガラガラの駐車場の隅に、1台だけぽつんとKLXがたたずんでいた。冷え込んだのと、この富士の裾野ならではの湿気なのか、ものすごい露が着いている。荷物を詰め込み、装備をしながら暖気。やっぱり寒い。
もうメインゲートの方は閉まっているというアナウンスが何度も流れていたので、東ゲートへ行かなくてはならないが、このメインストレート側からだと、ほぼ真裏に位置するため、どっち回りで行くのが正解かわからない(またしてもちゃんとコース図を見ていない)。とりあえず、来た方向じゃない、1コーナー方面へ向かう。既に真っ暗な、メインスタンド裏、イベント会場脇を抜けていくが、この辺は街灯のようなものがほとんどなく、唐突にコーナーが迫ってきてちょっとビビる。路面も、露で湿っているんじゃないかという不安感で思い切り走るというわけには行かない。とはいえ、誰もいない外周路はかなり快適。適度なアップダウンとコーナーを楽しく走ってしまう。
サーキットを出たら、来た道を戻ればいいだけなのだが、今度こそ完全に真っ暗で、両側は深い森。HIDにしてあるライトの光量自体はそこそこだが、HI/LO切り替え部分が壊れているのを今頃になって思い出した(HIに出来ない)。仕方なく、手で無理矢理、ちょっとだけライトを上向きにする。それでももちろん完全ではなく、おっかなびっくりの走行。寒さと空腹もあり、高速に乗る前の道の駅へ逃げ込む。しかし、もうこんな時間なのでレストランはやっておらず、手前の小さな売店でラーメンを作ってもらい、待合室ですすりこむ。もう9時ちょっと前だが、相変わらず高速は混んでいるようだ。待合室にあった情報パネルでは、さすがに都夫良野トンネル先まで渋滞は緩和されたようなので、最悪、トンネルを越えたらすぐに高速を降りて、246でもいいか、と出発する。
寒さも心配だったが、やはり、都夫良野トンネルを越えると気温はぐっと上がる感じだ。混み始める直前の、大井松田で降りてしまおうか悩んだが、結構クルマが降りていくのを見て、みんな考えることは同じだな、と諦める。246も混んでいるとすれば、高速の方が、まだすり抜けはしやすく、アベレージも稼げるからだ(その代わり、休むのがちょっと難しくなる)。
大井松田を過ぎて程なく渋滞が始まった。片側にパニアを装着しているので、それなりに気を遣って抜けていく。この渋滞を抜けきったのは横浜町田の先。結局35kmほど渋滞を抜けてしまったことになる。用賀の料金所は混んでいなかったが、首都高が混んでいるようなので、諦めて環八へ。相変わらず環八も混んでいる。R20から環七を北上。こっちはガラガラで、やる気満々のZZR400と遊びながら走行。10時半頃なんとか帰着した。そのままいつもの店へ飛び込み、ビールを一杯飲んで家へ。
全体的に見れば、昨日考えていたほどには寒くなかった。帰って調べてみれば、10度は切ってたかも知れないが、5度は切ってない。北海道の時は、装備が装備だったので10度でも寒かったが、ちゃんとそれなりに装備してれば、10度くらいなら全然大丈夫なんだよな。これからはどんどん辛くなるけど。
KLXでは久々の遠出であったが、やっぱり尻が痛いのだけが問題だ。シートさえ何とかなれば、オイラにとって、このバイクほど楽なバイクはないね。早くなんとかしなくちゃ。
2005年11月14日(月) チャリのレストア?開始
ちょっと仕事をして、これでWRCもおしまい。あとはNASCARの最終戦と、マカオGPか。すぐにF1テストと来シーズン向け発表資料作成の仕事が待ってるわけだけどね。
今日はゆっくり目で、カミさんのチャリの整備に手を着けることにした。もうずいぶん庭に放りっ放しで、ものすごい状態。まず、スポークの錆落としからはじめたのだが、フロントをだいたい終えて、リアに移ろうとしたところ、ホイールが回らないことに気付いた。
チェーンか、リアハブのワンウェイじゃないかと思い、その周りにたっぷりと潤滑剤を吹いてみたが、相変わらず。そこで、チェーンじゃないということに気づく。回ってないのはクランクだった。クランク基部が錆で固着してしまっているらしい。趣味で自転車をいじってる人たちにはこの辺のメンテやパーツ交換も当然のことではあるんだろうが、オイラはまだ未経験で、ばらすための特殊工具も持ってない。とりあえず真っ暗になってしまったので今日はここまで。なんか、バラして置いておいたら、真っ黒な液体が流れ出している。錆と、オイルと、水が混じり合ったものだろうか。フレーム内部に溜まっちゃってるのかな。
ビックカメラからいきなりDM。何だ?と開いてみれば、ちょっと前にニュースで出ていた、D70等用のバッテリEL-3のリコール情報だった。あのニュースの直後、これで2本とも新品になったらおいしい!とか都合のいい話を想像していたんだが、見事に、どちらも該当品じゃなかった。該当番号よりもかなり若い番号だったので、多分最初の方の奴は大丈夫なんだろう。
2005年11月15日(火) 久々にCRFをいじる
今日は午前中から、知り合いに預けてあった(売るつもりだったが結局向こうが買わなかった)チャイナCRFを引き取って、既に仕入れてあったチャイナ用前足(ノーマル風倒立)を取りつける。チャイナCRFとオリジナルのCRFでは、ステム長が違い、チャイナのフレームにオリジナルの前足は着かない(逆はなんとか可能)のだ。他のチャイナもみんな同じように短いはずだ、と、オリジナルそっくりの倒立を仕入れてみたのだ。
比べてみれば、確かにオリジナルよりも、ステムシャフト長は微妙に短い。しかし、それでも、フレーム側に合わせると短すぎる。この110のステムシャフトはものすごく短いんじゃなかろうか。
もともとのステムに着いていたボトム側ベアリングカラーに、もう一つベアリングカラーを重ねる形で長さを稼ぎ、締め込んでいくと、今度はなんとか装着できた。オリジナルは同様の方法でも締め込みきれなかったから、微妙な短さがなんとか効いたという形だろう。これで、とりあえず走らせることはできるようになった。
次は、スイングアーム周りである。ネットなどで、チャイナはスイングアームシャフトが細く、ガタガタになるという情報を得ていた。うちのは既にスイングアーム自体はオリジナルCRF50ノーマルに換装してあったが、組み替えの時、シャフトのクリアランスについてまではチェックしていなかった。というか、普通そんなところ気にしないわな。きちっと出来ているのが当たり前だから。
バラしてみると、確かにシャフト径が9mmくらい、受ける穴の方は11mm弱ある。こりゃダメだ。知り合いはカラーを頼んだそうだが、ミツミの規格部品にちょうど合う奴はないかしら、とカタログをチェックするが、外径11mmというのは出てこない。10mmか12mmになってしまう。うーん、悔しい。
オリジナルCRF用のシャフトは10mmあると言うことなので、スイングアーム側のガタも気になるし、シャフト自体はそれに交換して、外径12mm、内径10mmのシャフトの外側を、知り合いの旋盤屋か誰かに削りこんで貰うか、もしくは、厚さ0.5mmの板を曲げて突っ込むというのはどうだろう。強度や精度が難しいかしら。
ついでに、Rブレーキとキックペダルの干渉部分を直す。チャイナには大きく外側に張り出したキックペダルが着いており、これがライディングには邪魔なのだった。モンキー用及び、今搭載しているオリジナルCRF50エンジンのキックペダルはストレートで邪魔にならないが、今のチャイナ車体のままだと、Rブレーキペダルに干渉する。ペダルの後側、ブレーキロッドを引っ張る部分を内側にひん曲げればいいのだが、そうすると今度はスイングアームシャフトに当たってしまうのだった。スイングアームシャフトを左右逆向きにして、ペダルも曲げる。ただそれだけの作業ではあるが、だからこそ、なんで最初からそうしないかな、とちょっと思う。
スイングアーム周りはパーツもなく、それ以上の作業は不可能なので、ついでに、クルマに積みっぱなしにしていたパーツで、ノーマルCRFエンジン(オリジナル50)のボアアップ作業を行うことに。
もともとジャンクのカブ50腰下に組むつもりで入手しておいた85ccくらいのアルミシリンダ&かなり圧縮の高そうなピストン、そしてカブ90あたりか?のビッグバルブヘッドを取りつけようというわけである。エンジンをいじるのは結構久々だが、とりあえず問題なく(異音もなく)エンジン始動まではおっけー。いやー、やっぱり横型は楽だわ。縦型と比べても本当に楽チン。
カメラを持っていき忘れて(ま、作業中は油でドロドロなのでどっちにしても無理だけど)、写真が撮れなかったのが残念。
それにしても、いつでも、あの組んだエンジンを初めてかける瞬間、そしてかかった瞬間の感激というのは変わりませんな。バイク屋みたいに、仕事にし出すと(当然かも知れないが)そんな感慨はなくなっちゃうのかも知れないけど。
キャブがまだCRFノーマルのままなので、今日はあくまでも動作チェックだけ。なるべく早く、キャブ周りなども詰めていきたいところだ。
夕方、子供にちょっとまたがらせてみたところ、強化して延ばしてある足にも関わらず、もうちょっとでつま先が届きそう(シートはノーマル)だ。これなら足をノーマルに戻すだけでもう乗れるかも知れない。
夜はカミさんが遅くなるということなので、いつも通り、子供の保育園の同級生の店へ。子供達が電卓で遊び始め、そこから計算問題の出し合いになった。漢字なんかの読みでは、うちの娘の方が圧倒的なのだが、簡単な一桁同士の足し算をはじめたところ、意外な発想力の差が出た。まだまともにそういう勉強をやったこともないので、うちの娘は順番に1から数字を書いていき、一つずつ数えて答えを出した(7+7=14)。その後、6+7という問題を出したところ、うちの娘はまた同じように始めたのだが、同級生の男の子は、一発で、14から1引けばいい、と答えを出した。その後の会話からすると、まだそんなに数字の感覚が出来ている感じでもないので、本当に思いつきの発想なのだろう。この先、この2人の得意科目や成績がどのようになっていくのか、ちょっと楽しみだ。
2005年11月16日(水) XR600の整備。ボロ家を見に行く
いよいよXR600を売る気になり、その前に、FTRの前足換装をやろうと思ったが、実際に合わせてみたら思った以上に苦労しそう。とりあえず完全に干渉するハンドルストッパー部を削り落とし、あまりに凹んでいるマフラー中央部分を修正する。
修正する、といっても、バーナーであぶって、とかするわけではなく、力任せに太いパイプ(ジャンクのフォークインナーチューブだ)を叩き込んで広げていくだけなのだが。なんとかある程度まで修正し、取りつけようとしたら、ステーが全然合わなくなっていた。これ、上向きにカチ上げるためにわざわざ凹ませたのかな。それにしたって数cmだけど。アレだったら、排気効率低下の方が大きい気がするんだが。

こんだけ凹んでいた(半分くらいの薄さになっていた)が、 一応丸く見えるまで戻した |
郊外へ引っ越した知り合いが不動産屋で働いており、たまにいい物件があると連絡をくれるのだが。夕べ上板橋近郊の一軒家で、1000万円という物件を紹介してくれた。かなり古く、立て替えは不可らしいのだが、図面を見る限り結構広い。どの程度のボロさなのか、物件の立地はどんなところなのか、1人でバイクで見に行くことにした。
住所から、地図で場所は確認したが、そこへ至る大通りからの道が、どうもやたらに細くて、クルマが通れるかどうかちょっと怪しい。一番安全そうなルートを通って現場へ。
ちょっと前にもこの近辺で物件を見に行ったことがあり、だいたいの土地勘はあるのだが、このあたり、ものすごい坂がきついのだった。果たして現場へ着いてみれば、やはりすごい斜面沿いに立っている。物件自体は一応平らな部分に立てられているように見えるが、隣の家の土台は50cmくらい下がったところにある。また、そこへ至る、クルマがなんとか通れる通りの向かい側は、1m以上階段で下りていく場所にアパートが建てられている。その先にある道はすごい急な階段で、つまり、その車道は行き止まり。上下には階段で行くしかないという場所なのだった。バイクで来て良かった。
建物自体も、プリントトタンで外装が作られており、ほとんどが錆びている。しかも、空き物件のはずなんだが、非常に希薄ながら、人が住んでいるような気配。こりゃダメかなぁ。安い物件にはそれなりの理由があるのは当然だけどね。
戻ってバイク屋で大将とちょっと話をする。家を買うのか!というので、今の家が古くて不便なので、買わないまでも引っ越したいねぇ、という話をしていたら、自分で直せばいい、と言われた。シャワーもない今の風呂、外釜タイプなので、自分で釜を買ってきて入れ替えればいいだけだという。オイラもそうは思ったが、何度か来たガス屋は、入れ替えは難しいとか言ってたんだよね。いい加減なもんだなぁ。入れ替え、そのうち考えてみるかねぇ。
ネットでデカいオフ系バイクがちょっと話題になってる気がする。筆頭はBMWのHP2なんだが、KTMから950スーパーエンデューロというカウル無しバージョンでレースに出場したというニュースも。まもなく公道仕様も発表されるらしいのだが、これが格好いい!また、ドカでも、ハイパーモタードというモデルの写真が流れ始めてる。これもいいなー。
KTMのプロモーションビデオ。こういうビデオが当然のように流せてしまうお国柄はすごいなぁ。日本じゃ絶対に許されないと思う。
2005年11月17日(木) GYAOで「ハッスル・マニア」を見る
子供を送ったあと、昼過ぎまで寝て、起きてからまたガレージを整理。
KLXを移動しているときに、横のパニアステーを止めているボルトが一つ緩んでいることに気付く。セルフロックナットなので完全に脱落するまでには至らなかったようだが、おそらく、先日の富士行きでこちら側だけにケースを装着していたので、それでだんだん緩んでいったのだろう。脱落する前に気付いて良かった。
そして、XR600を撮影した後、カミさんのチャリのクランク基部ブラケットを分解する。工具は相変わらずないのだが、ステムナットやサスペンションのプリロードダブルナットを調整するときのように、マイナスドライバーで叩きながら緩めていく。どうせこのパーツはもう使わないしね。
開けてみたら、ものすごい状態だった。このブラケット部分の中身は初めて見たが、要するに、バイクや自転車のステムみたいなボールベアリングを左右から止めてるだけなんだな。で、長期置きっぱなしにして水が入ったことで、完全に固着してしまったわけだ。バラしたところ、ぽろぽろとボールが出てきた。ボール自体も結構変形したりしてるが、シャフト側の傷もひどい。これは使えないなー。
部屋に戻ってネットで検索してみたところ、結構幅とかも規格があるみたいだが、それさえつかめば、そんなに高いパーツでもなさそうだ。まだまだやることは多い。
夜、初めてGyao(USENがやっている無料動画ネット配信)を見る。ちょっと前に話題になったときに試して、登録はしたが、なぜか写らなかったのでそのまま放っていたのだった。
しかし、今回はWMP最新版をDLし、インストールし直したら写るようになった。ただ、それまでもWMPのバージョンは10で、その上からバージョンアップ更新を選択しても、何も更新はない、と表示されていたのに。
最新版をDLしてインストールし直したことで何が変わったのかわからないが、それで写るようになったということだ。なんか納得行かない。
見た番組は、ちょっとネタ的には古くなってしまうが、これが見たくて今回わざわざちょっと努力してみた、くらいの、「ハッスル・マニア」である。和泉元彌やレイザーラモンHGの参戦で話題になった奴、である。個人的には、格闘技にはそんなに興味が無く、以前知り合いのつてでIWAジャパンを見に行ったことがあるが、アレも、後半のちゃんとしたプロレスは面白くなく、前半(というか前座?)のお茶らけた部分が楽しかった、という程度のプロレスファンである。そういう意味で言うと、今回のこれは面白かった。
コアな格闘ファンは、K−1でもプライドでもパンクラスでも、なんでもそっちに走ればいいと思うのだが、やっぱりプロレスはこういうエンターテインメントじゃなくちゃ、とちょっと思うのであった。一番笑ったのは久しぶりに安生の顔を見たことだったけどね。
2005年11月18日(金) XCR復活か?
久しぶりの仕事先へ。イベント終わったばっかりで暇なのかな、と思って行ってみたのだが(他にも用事があったのだが)、年鑑総集編がもうすぐ出るため、その作業で大忙しであった。さっさと撤収する。
昨日撮影したXR600を夕べ出品したので、あとは次は実際の取引まで必要はないな、とガレージの一番奥に入れ、CRFの2台に加え、久々にXCR100も引っ張り出した。今週頭に行くはずだったモトクロス、色々あって来週火曜日に行こう、ということになったので、こいつも復活させなきゃ、という話だ。しかし、ものすごい状態だな。
あの車体&足のまま、外装のみ古めの、DT-1イメージで作ろうかと思っていたのだが、モトクロス遊びをやるならもとのCR外装の方がいい。とりあえずは部品を全部引っ張り出す。
知人から、オイラが売ったKLRがミスターバイクBGに載っているという情報を貰う。バイク屋に持ってきてもらって、見せて貰うと、確かにオイラのだ。先日売ったのは、BGで原稿を書いてる人だったのね。直して再びヤフオクに出しているが。ノーマルに戻し、エンジンヘッド部分を修理して、プラス2,3万円だけだとちょっと辛いんでないかねぇ。モタード用のリムは別に売ったようだが、あれもそんなに綺麗じゃなかったし。ま、売っちゃったのでもう関係ないんだけど。
いつの間にか、HDがいっぱいで、TV録画が出来なくなっていた。痛いのは、先週のF1レジェンズ第2回、81年のモナコGPが録れてなかった!あのヴィルヌーブの伝説の走りが見たかったのに!悔しい!あわててディスクの整理&DVDへの書き出しをする。
内容チェックもあって、録画しておいたロックオン(スカパーのGAORAでやってる2輪番組)をちょっと見る。赤男爵のCMで、ドカのモンスターに乗り、子供とタンデムしているパパが、トラブルでロードサービスを呼ぶという内容。どうも見てる限り、ヒューズ交換で直っちゃってる見たいなんだけど。おいおい。
ま、それ以上のトラブルだったら大抵はその場では直らず、ローダーで連れてかれちゃうことになるんだろうけど(この間のツーリングのハーレーみたいに)。ヒューズくらいだったらちゃっちゃと直して「パパ、かっこいい」って所を見せてもいいんじゃないか、くらいな。いや、もちろん、直せなくてもいいんだけどさ、わざわざパパが子供とタンデムしているというシチュエーションにしなくても、とちょっと思ったのでありました。
2005年11月19日(土) XR600試乗。XCRとCRFをいじる
予想していたよりも高く付きそうなXR600。近くに住んでいる人が見に来たいと連絡してきた。昨日一番奥に突っ込んでしまった(終了は24日夜)ので、また引っ張り出さなくちゃならない。天気もいいし、ついでなので、引っ張り出したCRF&XCRの整備をすることにした。
見に来た彼にちょろちょろと説明。とりあえずキックでしか今のところは始動できないので、キック始動だけ試してみたいという。あまり体格がいいタイプではないが、やはりコツもつかめないのか、なかなかかけられない。オイラは脇で整備を続けていたが、ムキになってなかなかやめない。恐らく30分以上もキックを繰り返していたんじゃなかろうか。
そろそろ諦めるか、というあたりで、あまりにかわいそうなので、それじゃ、オイラがかけて、一度乗ってみますか、とキックを交代。ところが、全然かからない。さっきは2発くらいでかかったのに(普段もあまり苦労しない)。で、プラグを見てみると、びしょびしょ。拭いて、火が飛んでいるかどうかチェックしてみるが、どうも飛んでいないっぽい。たまたまKLX用の新品プラグが手元にあり、これが全く同じものなので、そちらに替えてみるが、やはり火が飛ばない。コイルが死んだかな?と、やはり手元に転がっていた別車種のコイルと交換。やっぱり飛ばない。ひょっとして、火が飛ばないのはコイルとかプラグじゃなくて、この程度のキックスピード(クランクスピード)じゃ飛ばないってことなのかも、と考えて、元のコイルに新品プラグで組み直してキック。一発でかかった。
で、彼に乗らせて、「エンストだけ気を付けてね(またかけるの大変だから)」と注意して送り出す。最初のUターンでいきなりエンスト。ところが、そこであわててキックしたところ、ちゃんとかけられた。これなら大丈夫かな、とこちらは作業を続けることに。
ところが、いつまで経っても返ってこない。心配になって道路の方へ出てみたら、案の定押して返ってきた。どこかでエンストして、やっぱりかけられなかったらしい。一気に開けるとダメなんですね、なんて言ってる。まぁ、まだ全然暖まってない状態だし、強制開閉だからなぁ。その辺も注意しなくちゃダメだったか。
その彼が帰った後は、まず買い出し。ハンズでボルトやステー類を購入するのだが、来たついでに、と近くにある自転車専門店を覗いてみる。カミさんのロードレーサーをレストアするのに、どのくらいのパーツ単位で、どのくらいの価格で売られているのか調べるつもりだったのだ。ところが、店に入って見てみても、パーツの専門分化がかなり進んでおり、特に、こういう専門店では、最新の高価なパーツが多いこともあり、なんだかぴんとこない。こりゃ困った。
で、ハンズで買い物をした後、カミさんに頼まれていた、スモーク用のウッドチップも購入するためにアウトドアのコーナーへ。どこに置かれてるかなー、と探していたら、シュラフが並べてあるのに目が止まった。すげぇ!今時のシュラフってコンパクトになってるなー。ほとんど、オイラの持っているゴア製シュラフカバーと同じくらいのものもある。
もちろん、特にコンパクトな奴は高価だったり、ダウンやフェザーのものが多い(オイラはそんなに使うこともないし、メンテもいい加減なので化繊じゃないとダメ)のだが、化繊100%でそれなりの気温まで対応して、でも今のオイラのよりもはるかにコンパクトになる奴も結構ある。そろそろ新しいシュラフ、欲しいなー。
そして、すぐ脇の自転車コーナーへ。あ、これこれ。このレベルならわかる。という感じのパーツ割りと価格だ。とりあえずはこの辺で一旦仕上げてみるしかないなー。
帰りがけに、近くのバイク用品店に、パーツを購入しに行ったところ、店のオジサンから声をかけられた。オイラが手に持っているヘルメットの型番を聞いている。そして、店の奥からなにやら取りだした。「これ、着くよね?」と言われたそこには、オイラが愛用している、セタの060/066用シールドがあった。ご存じの通り、セタ(クノー工業)はちょっと前に倒産してしまったので、もうこのシールドも売りようがないと言う。ま、確かにそうだけど。オイラも、この先も愛用していくために、ネットなどで見かけると買うようにしているため、もう結構枚数のストックがある。とはいえ、完全な新品デッドストックだし、半額でいいというので買ってしまった。思わぬ所にあるもんだなぁ。話をしていたら、他のセタのフルフェイス用シールドとか、Nolanのシールドまで出てきて、ちょっと笑ってしまった。
戻ってきて、XCRの修理開始。レトロ風外装にしようとしかけていたので、その辺を全部取り外し、ノーマル外装に付け替える。レトロ風は、XL125ベーストラッカーで作って、こっちはこのままの方がいいかもなぁ、ともちょっと思う。新しいCRF100とかの外装組むのも楽しいかも。
そして、フロントは17インチ(スモール用)を組んであった(リアはラージの16インチ)ので、庭の骨だけになったCR80に暫定的に組んであった19インチ(ラージ用)を引っ張り出して、まずは掃除。スポークの錆びもすごいのだが、リムにも、部分的にかなりの腐食が見られる。このホイール、舗装路では使えないくらい振れも出てしまっているのと、モタードにでもしようかと17/16にしてあったのだが、やっぱりモトクロスだとこっちの方がいいよなぁ。リアはスモール用の14インチもあるが、大きさ的にはやっぱりラージだろう。久々のモトクロスのリハビリにはこの程度がいいんじゃないかと思うし。フロント19インチのリムは新しいのに替えないとダメかなー。
そして、無駄な電装や保安部品(ウィンカーなど)を外す。自作のむちゃくちゃなハーネスも、出来る限り外していく。ちょっとキックしてみるが、当然かからない。というか、ガソリンが完全にカラだ。
恐らくキャブも掃除しなくちゃならないだろうが、このバイクのキャブ、かなり無茶な取りつけ方をしてあるので、取り外しがかなり面倒くさい。どんなキャブだったかな、と、CRFに組む予定の、全く同じキャブ(ミクニのTM24)をバラしてみる。こっちはすごく綺麗だ。MJとSJを確認してみるが、MJなんて一度も使ってないんじゃないか?くらい。
しかし、このキャブはボアアップしたオリジナルCRFエンジンに組むつもりなのだが、どのくらいのセッティングから始めたらいいのかすら全く見当も付かない。とりあえず今着いている状態でかかるかどうか、からやるしかないんだろうけどね。
CRFの方は、2台のエンジンを入れ替えるつもりなのだが、そこまでは時間がないので、デカイ方(オリジナルフレームにライザー。チャイナ前足&70スイングアーム)に、F14インチを組んでみる。Rには12インチを入れて、KLX110やCRF70とかと同じクラスにしてみようかと思ったのだ。そこで、入手してあったチャイナ用12インチRタイヤも持ってきてみたのだが、Rブレーキの固定法が全然違うということに気付いた。CRF50(とそのコピーのR10インチ版)は、スイングアームの突起に直接ブレーキパネル自体が引っかかることで固定される(XR/CRF100とかも同じ)のだが、この12インチRホイールは、恐らく流用元になったタイカブかなにかがそうだったために、トルクロッドでスイングアームに固定するようなタイプになっている。CRF70用のスイングアームには、トルクロッドを固定するような部分は全くないため、これは簡単には着きそうにない。暗くなってしまったし、とりあえずフロントに14インチを組んだところで今日の作業はおしまいになってしまった。
たまたま出てきた娘を、小さい方のCRFにまたがらせてみる。CRF50への対応身長は110cm以上だということで、うちの娘はもうとうに越えている(平均よりはちょっと大きく、120弱ある)ので、問題ないはずだが、ただ、前後の足を延ばしてあるため、さすがに辛そうだが、普通に子供用サスに組み替えれば(その辺は取ってある)すぐにでも乗れそうだ。ただ、今の時点ではまだバイクに乗せるのはちょっと怖いし(運動神経的に。補助無し自転車には乗れる)、すぐに大きくなってしまうだろうから、もうちょっと大きくなって、このサイズでも余裕で足が着くようになってから、興味を持ったら、でも遅くはないかも。
夜、酒の買い出しに行かなくてはならなくなり、そういえば返却しなくちゃならない空瓶があったな、と気付いた。クルマに積みっぱなしだったのだが、最近、酒屋の近くにクルマが置きにくくなり、そのままになっていたのだ。で、試そうと思っていたことを実行に移してみた。うちのKLXについているトップケース(GiviのE36のコピー)に、一升瓶なら何本詰めるか、である。
互い違いになるように工夫したところ、とりあえずクルマの中にあった一升瓶5本+ビール大瓶2本は楽勝で入った。ちゃんと工夫すれば、もうちょっと詰めそうな感じ。とはいえ、今回は空瓶であり、中身が入っていると振動や割れ対策、そして重さも(10kg以上になる)考慮する必要があるだろうが。
2005年11月20日(日) CRFのエンジン載せ換え
今日は一日中バイクの整備。
といっても、昼前まで寝てたんだが。日が落ちるのが早くなっちゃったから、寝坊すると実際に作業できる時間は短くなっちゃうね。もっと早く起きて始めなきゃな。
今日最大の目的はエンジンの載せ換え。チャイナCRF(以下チャイナ)とオリジナルCRF(以下オリジナル)、お互いにエンジンだけ交換した形になっていたのだが、それを元に戻そうというのである。
まずは、昨日着けてしまったF14インチを12インチのものに変更する。もともと着けてあった10インチ含め、3種類のフロントハブがあり、全てディスク径は同じなのだが、ハブ自体は微妙に違うようで、そのたびに細かくカラーで調整してやる必要がある。おかげで、リア用なども含め、うちには妙に多くのカラーが並ぶようになってしまった。ちょっと前上がりだが、オフを走ることを考えたらこんなもんでいいだろう。
ステップも、知人から譲って貰ったKX65用があるのだが、合わせてみたら加工が必要で(そういえばネットでそんな記述を見た気がする)、面倒なので後回し。一応、サンダーもドリルもあるし、加工自体は可能なのだが、音が大きいし、明日バイク屋へ行って加工することにするか。
で、次はエンジンの交換だ。この辺のモンキー系は、ダウンチューブが無く、ステップ&スタンドもエンジンに直接付いているので、エンジンを降ろすと自立しない。スタンドも、スイングアームかなんかを上げない限り固定できない。ま、重いバイクでもないので、壁に立てかけて、まずステップ周りを外し、その後エンジンを降ろす。
2台揃ってバラすのは2度目のはずだが、一応、もう一度マフラー2本を並べて比べてみる。チャイナは微妙にエンジン搭載角度が違う(オリジナルより前傾している)ので、マフラーもそのままでは互換性がないはず。チャイナの方が内径がデカイので、オリジナルのCRF85エンジンにチャイナマフラー、というのをやりたかったのだが、やはり着かないっぽい。こっちはなんとかひん曲げて無理矢理着ける手もある(後側がバンド留めなので)のだが、チャイナフレームにCRFオリジナルマフラーは、ステーの位置も全然合わない。やっぱりマフラーも買わないとダメかねぇ。

マフラー2本比較。 きちんと揃えたわけじゃないのでわかりにくいが、 左側、下に降りる部分の曲がり具合が違う。 |
これまでは、チャイナの方にクラッチ付きオリジナルエンジンを積んでいたのだが、それがオリジナルのフレームの方に載ることになる。チャイナの方は、フロントブレーキがチャリ油圧ディスクなので、クラッチホルダもあわせてチャリの左ブレーキ周りを加工流用していたのだが、アレはレバー比の関係でかなり重くなるし、オリジナルフレームの方は、もともとチャイナに付いていた、ちゃんとしたバイク用ディスクブレーキが付いているので、クラッチホルダもちゃんとバイク用にする。ジャンク箱から、多分CR80用あたりのホルダを流用。
そして、もう一つの今日の目的は、ボアアップしたオリジナルのエンジンに、手持ちのTM24キャブを組もうというものだ。マニホールドも入手済みで、問題になるのはキャブセットくらいだろう、と思っていた。はやる気持ちで、他は何も付いてないのにキャブだけホルダに組んでみる。ところが、異常にアクセルワイヤが余る。調整用の部分をめいっぱいまで引っ張って、かろうじて、という感じだ。なんでだろう。ま、とりあえずの動作には問題なさそうなので良しとする。
そして、まずは簡単なチャイナから積む。こっちは、エンジン搭載角度の違うオリジナルフレームに搭載していた関係で、キタコのアダプタでキャブの向きを変えてあったのだが、元に戻すのでそれを外す。このアダプタは、オリジナルの方に流用する予定だ。ちょっとガスケットがくっついていたが、それにしてもいくらも使ってないので丁寧にはがして再利用。
無事搭載して、久々にチェックでエンジンをかけたところ、ものすごい吹け上がってしまう。おかしいなぁ。何が悪いのか、キャブを外してバラしているときに気が付いた。スロットルバルブが下まで降りきっていない。スロットル全閉で、1/3くらい開いてしまっている。こっちはインナーワイヤが短すぎるようだ。もともと着いていたオリジナルのキャブはPB13?で、チャイナのキャブはバルブの径こそ違う(15mm)ものの、トップのキャップはほぼ同じものだ。仕方なく、スロットルホルダをバラし、中のタイコを留める部分を削りこんでなんとかつじつまを合わせる。安いチャイナのパーツだから出来ることではあるが。
で、キャブを再び取りつけようとしたら、インシュレータ(マニホールドとキャブの間に入るプラスティックパーツ)が割れていることに気付く。チャイナだなぁ。ま、インテーク穴にはかかっていない(外側のネジ部分)ので、G17で固めてそのまま留めてしまう。この辺もパーツ、見つけたら買っておかなくちゃ。
次はオリジナルの方。キャブの角度は、載せてみないとわからないので、まずはキャブ無しでエンジンを積む。で、クラッチを取りつけようとしたのだが、今度はインナーが短すぎる。モンキー系のマニュアルクラッチは、カバーの部分に、クラッチのあたり具合を調整する機構があるが、それをいっぱいまで使っても、ホルダ側のアジャスタを取りつけると、クラッチが切れっぱなしになってしまう。仕方なく、アジャスタは諦めて、普通に使えそうなくらいにカバー側を調整する。
次はオリジナルのキャブ。キャブが大きくなったので、いずれにせよ左出しにするしかなさそう(右はマフラーがあるし)だが、出来るだけ最適な角度にしようと思っていた。とはいえ、そんなに自由度があるわけでもなく、エアクリは飛び出してしまうことになりそうだ。キャブ自体は、いくつぐらいのセッティングにしたらいいのか見当も付かないので、今着いているものでとりあえず行くことに。MJは170、SJは15。MJは大きすぎて、SJは小さすぎる気がする。ネットでデータがないかと検索してみるのだが、MJNは出てくるるが、普通のTM24は出てこない。余談だが、こういうときの検索用語(言い回しが複数ある:MJとメインジェットとか)はやっぱり癖があるようで、Googleで検索すると、昔2chで書き込んでいた頃の自分の書き込みが結構出てきたりして思わず笑ってしまう。
で、取りつけようとしたら、着かない!これまで、チャイナ用のシリンダヘッドにチャイナ用のマニの組み合わせでは問題なく着いており、オリジナルに組んであるビッグバルブヘッド(70/90用らしい)にはアダプタ自体はちゃんと着いた。問題は、TM24に着けたPOSHだかのマニホールド。PE24やTM24で使える、とあったが、内径は問題ないが、取りつけボルトの穴の位置が合わない。スモールバルブの50ccヘッドだとスタッドの位置が違うんだろうか。悩んでいても仕方ないし、内径は合ってるので、取りつけボルトの穴を、シコシコ極細棒ヤスリで削りこんで取りつける。
エアクリは用意できなかったので、直キャブのままテスト。一発でかかった!ちょっと低域でボコつくのと、さすがに住宅街なので全開にも出来ず、とりあえずはこれでOKとする。
両方の外装も組んで、あとはXCRで、キャブを見る必要がありそうなのだが、見ればタンクが空っぽだ。ガソリン携行缶はクルマの中で、もう時間も厳しいので、これも明日まわしだな。

一応完成した2台。大きさが全然違うのがちょっとおかしい。 乗り味はどうかな? |
2005年11月21日(月) 昼も夜もラーメンか。。。
朝からNASCARの仕事。これで、今年のレースの仕事はおしまい(まだテストとかはあるけど)。で、エアクリなどのパーツを買いに行って、午後は昨日の続きをしようと思っていたら、社長から電話。新しいノートを購入したのでセットアップして欲しいという。火曜日はもう走りに行く約束をしてしまっているので、こりゃ現場でいじるしかないな。。。
で、ナップスへ。エアクリはすぐに見つかったが、脇にあったハンドルが気になる。オリジナルCRFにはチャイナに付いてきたハンドルが着けてあるのだが、ちょっと狭すぎるのよね。先日Galaxy(自転車屋)に行ったときにBMX用ハンドルを見繕っていたのだが、アレも結構する。ヘタするとモトクロス用の方が安いくらい。KLX用のアルミハンドルも欲しいんだよなー、なんて悩みながら、結局エアクリだけ購入。バイクの箱にはハンドル入らないしね。ま、明日はシェイクダウンだし。ハンドルとかは本番に間に合えばいいか。
そのまま事務所へ直行。昼時で腹も減ったし、どこで飯を食おうかとバイクで流していたら、東池袋に揚州商人という店を発見。入ってみれば、若い女の子が3人で、ホールも調理も全部やっている。初めての店だが、どうもチェーンらしい。
なかなか店員さん達は元気だし、いい感じだが、チーフらしき女の子が、他のクルーにちょっと強く当たっているのが見えてしまうのが気になった。我々に接客してるときはすごい笑顔でいい感じなんだが。そういうところはやってる本人は気づきにくいんだよね。戻ってきてから調べてみれば、10月にオープンしたばかりのようだ。知らないわけだ。それなりの値段で味だったし、もうちょっと行ってみようかな。
事務所へ行って、社長が新しく購入したノート(レッツのR4)のセットアップ。アプリはそれほど多くないので、一番面倒なのはメールデータの移行。どこにデータが入ってるのか忘れてしまって、探そうかと思っていたが、フリーの移行ソフトを発見したのでそれで一気に。と思ったが、データ量が多く(1G超)、転送するのにすごい時間がかかる。無線ではいつになるかわからないので、一旦やり直し、有線で接続し直す。普段使うのには無線でほとんど問題ないんだが(ADSLなので、11Mで十分)、こういうときはちょっと辛いね。
データを送っているのを待っている間など、社長と最近の話をする。社長の師匠にあたる、ジャーナリスト&ドライバーの元祖みたいな人が亡くなって、そのニュースは知っていたのだが、WRCに行ってたころちょっとお世話になった、あの辺のジャーナリストでは大御所的な存在の方も、倒れて現在意識不明らしい。無事復帰されることを祈ります。
帰りがけもまたしても腹が減って、つけ麺屋へ。ドアが開けにくくなってるとかで、完全に閉められないように、ドアの所につっかえ棒が置かれている。寒くて仕方ない。なんか手違いがあったのか、やたら待たされるし。普通、餃子とセットを頼んで、餃子の方が圧倒的に先に出てくる(麺を待ってる間に食い終わってしまった)なんてこと、あり得ないだろうに。事務所の近くで、味もそれなりなので何度か行ってたが、こりゃもうダメかな。
しかし、考えてみたら、昼もラーメンだったので、また2連荘だ。安直だったかな。
さすがに寒くなってきた。帰ってきてすぐに風呂に入ったが、この、冷え切った体が風呂の中で溶けていくような感覚は、今シーズン初めてかな。いよいよそういうシーズンですな。
久しぶりに見た(urlが変わってた?)ミニモト系ブログの
ride,race,liveで紹介されていた
ゲーム。このサイトでも感心してたけど、今時のshockwaveって、ここまで出来るんだなぁ。昔AT互換機を買い始めて、3Dゲームをやり始めた頃よりも動きはいいね。きっと。
2005年11月22日(火) 久しぶりの河川敷
今日は知人達とモトクロスビレッジに行くはずだったが、マシンの準備が十分に出来ておらず、3台持ち込むつもりだが、まともに走る保証があるのが一番遅い(そして壊れる可能性の高い)チャイナ1台のみ、ということで、金を払って走るのはちょっともったいない気もするので、誘ってくれた知人達がよく練習しているという河川敷に行くことに。
とりあえずはクルマの中のキャンプ用品を全部降ろしてバイクを積み込む。昨夜連絡して、久しぶりに一緒に行くことになった近所の友人が手伝ってくれたので、心配だったXCRもなんとか積み込めた。今ラダーレールがない(後輩にずっと貸しっぱなし)なので、重いバイクは積めないのよね。
XCRに関しては大きさも心配だったが、モタードにしようとフロントを17インチにしたままだったのが幸いして、ハンドルを下げたりする必要もなくそのまま入った。フロントを19インチにしていたら、ひょっとしたら引っかかったかも知れない(2.5cmくらいの違いだけどね)。工具もどうやって積んでいこうか、と悩んでいたところ、その友人が、余り物の工具箱(プラ製)をくれることになった。ありがたい。手持ちの工具箱、ウチにあるのは重い金属製の奴ばっかりで、軽いのはいいね。
いろいろと苦労しながら、スペースを無理矢理作って詰め込んだところ、CRF50改とチャイナ、そしてXCRの3台が見事小エスティマの後部に収まった。結構びっくり。
河川敷へと向かう道すがら、ガソリンを入れなくちゃ、と気付く。携行缶は積んであるが、あんまり入ってないはずだ。チャイナは満タンにしたばかりだが、CRF改とXCRはほとんどカラだろう。エスティマもそこそこ減ってるので、ついでに両方入れようか、とGSを探す。ガソリンが高くなって結構立つが、そろそろ、店に寄っての差が大きくなってきた。同じ街道筋でも、数キロ走るだけで5円くらい違うのは当たり前みたいだ。どうしようか悩んでいるうちに、話に聞いていた、河川敷方面へ向かう交差点へ付いてしまった。その脇に2つ並んだGSは、やはり競争が激しいのか、どちらもレギュラーでリッター120円を切っている。セルフじゃなくてこの値段は結構すごいかも。そこでエスティマと携行缶に給油する。
河川敷は、高校時代よく走りに行っていたものだが、当時走っていたあたりはもうバイクは走れなくなっており、もっと上流のところで走っているという。次善に話は聞いていたが、正確な場所を詳しく聞いたわけではなかったため、誤ったところへ入り込んでしまい、凸凹の河川敷をエスティマで延々と走ることに。しかし、こういう道も久しぶりだ。
一緒に走る知人達と電話で連絡を取り合いながら、なんとか現地へ到着。そそくさとバイクを降ろす。まずは、CRF50改のエンジンをかける。85にボアアップして、TM24キャブを着けてからまともにエンジンをかけてないからだ。家の近くでは、この小さなバイクですら、長時間エンジンをかけたり、ブリッピングするのはためらわれる。ここならいくら煽っても、全く気にならない。知人達は、もう既に下の広場を走り回っている。早く走りたいのぉ。
CRF50改も、まずはエンジンが無事始動。煽ってないと止まっちゃうが、とりあえずスムースに吹け上がってるようだし、一安心。チャイナの方はそのままでも走れるので、まずはこっちで走ってみるか、と走り出す。実は、もう買ってずいぶんになるこのチャイナだが、このフレーム&エンジンでちゃんと走るのは初めてなのであった。また、ハンドルもBMX用にしてから乗るのは初めて。走り出してみると、このBMX用のハンドル、やたら握り部分がフラット(一直線)でなんか変な感じ。モトクロッサーよりももっとフラット。体感的にはトライアラーに近いだろうか。なんか力が入れづらくて怖い。その上、走る広場へは、結構急な土手を下って行かなくてはならない。いつもの、デカイバイクなら何の心配もないのだが、このバイクで下っていくのは正直ちょっと怖い。おっかなびっくりで下り、走り出す。
エンジン的には全く問題はないが、車体がやっぱり辛い。あえてほぼノーマルに近い足(前後CRFノーマルベースにレッドバロンの強化スプリングと、ロングフォークレッグ。リアはポッシュのステーでやや上げ)なので、体感的にはほとんどリジッドだ。その広場は柔らかめの土で非常にフラットなのだが、他のバイクで出来たちょっとしたワダチですら、このチャイナだと振られて怖い。パワーもノーマル50に比べればはるかにあって、スピードも乗るので、そのせいもあるとは思うが、こんなだったっけ?
土手まで戻って見てみれば、Rタイヤが見事にパンクしていた。バルブ部分がもげたっぽい。以前知人が言っていたのと全く同じ症状のようだ。彼はハードチューブ&ビードストッパーで対応したと言っていたが、すっかり忘れていた。ただ、前のイベントでは何ともなかった(路面が柔らかかったのもあるかも知れないけど)ので、ホンダ純正タイヤ&チューブと50ccのパワーなら大丈夫なのかも。また、110エンジンでも、ロードタイヤで、ちょっと街乗りする程度では問題なかったし。このタイヤが悪いというのもあるかも。ま、心配なのでオイラもビードストッパーは着けることになるだろう。
すぐ近くにドラスタにりんかんがあるらしいので、そこで買って来るという手もあるが、とりあえずもう一台のCRF50改に乗り換える。面倒だし、走れるだろう、という判断で、リアはまだロードタイヤ(スクーター用)のまま。やはり土手を降りるのがちょっと怖かったが、走り出したらこれは楽しい!心配だったエンジンも、かなり綺麗に拭け上がる。本来はまだナラシ段階ではあるだろうが、そんなこと気にせずブン回してしまう。3速で回りきり、レブリミッターに当たったような感じまで一気に行く。パワー的にはほぼ文句無し。スプロケ変えて、CDIも変えたいところだなぁ。チャイナの110に比べると、土手を登るときなどのトルク感に欠けるのは確かだが、キャブが大口径のせいなのか、上はこっちの方が気持ちよく回る。
ちなみに土手登りは、かなり前に乗らないと、ただでさえちょっと前上がりな車体になって、ライザーで重心も上がってるので、すぐウィリー状態になってしまう。もうちょっとスイングアームを延ばしたいところだが。そこまでやっちゃうと大きくなりすぎる気もする。現状で、トップブリッジを自作して突き出せるようにし、もうちょっと小さくしたいんだけど。
その間に、今度はXCRを試す。そもそもタンクが完全にカラになっており、ガスを入れるだけでかかるはずだ。と、タンクにガスを入れ始めたところ、下にボタボタ垂れている。あっちゃー。タンクのクラックか、コック周りか。タンクのクラックだともうどうしようもない。このタンクは、ベースはCR80用だが、背の高いXRのエンジンを積むために、裏側を結構大きく凹ませてあるのだ。このポリタンの加工はかなり難しいので、これが逝っちゃうとちょっと苦しい。最初にガスを入れ始めたときにちょっとこぼしてしまったので、タンク下部は全体的にガソリンで濡れており、コックなのか、クラックなのか判断が難しい。
まずはコックを外す。Oリングはそれほどヘタっている感じではないが、一応綺麗に掃除して組み込む。ガソリンを入れると、やった!漏れてない!犯人はコック取りつけ部だったか。で、バイクに取りつけようとして、コックを裏表逆に着けていたことに気付く。またやり直しだ。。。取りつけ直したところ、また漏れ始めた。あれ? Oリングのテンションが足りない感じなので、コック取り付けのワッシャを、手元にあった別のものと替えて取りつけ、今度こそOK。こういうときは、あまりネジやワッシャ類のあまりを持っていったりしないので、ちょっと困る。次は少し積んで行かなきゃ。
無事ガソリンを入れ、キックするが、やっぱりかからない。キャブかな?と外してフロート内をチェックするが、ずっとカラだったこともあってか、綺麗なものだ。ということは点火系かな?とプラグを外してキック。案の定、火が飛んでいない。先日外装を組んだときに、要らない電装コードを整理したので、そのときかな?と思ったが、外すのが面倒で着けっぱなしのキーシリンダが目に着いた。こいつの線を殺してないんだな。と、引きちぎったところ見事に始動。久々のXCR復活!だ。
大喜びでコースイン。とにかく軽くて小さくて、タイヤもいいので、自由自在に振り回せる。フロントを19インチにするのを忘れていたが、この程度の路面ならほとんど問題ない。むしろちょっとクイックでタイトターンが楽かな、というくらい。
土手の部分を利用したちょっとしたステップアップジャンプでは、進入の、坂が立ち上がる部分でフルボトムするのを感じる。やっぱりスモール用のスプリングのままじゃちょっと柔らか過ぎるなぁ。動き自体は(音はするけど)悪くはないんだけど。
戻ってきたセローの友人と、周回コースを造って追いかけっこ。XCRだとほぼトップ全開(後で聞いたら、セローだと100km/h近く出るそうだ)のストレートがあるため、追いつくのはちょっときついが、それでも楽しい!

珍しく写真を撮れる友人が一緒だったので オイラの写真があるのでした |
心配だったキャブセットの方も、低域ではちょっとボコつき、煽ってないと止まってしまうが、半開以上のスロットル開度だと綺麗にトップエンドまで回っていく。プラグの焼け具合も悪くないし、あとはスロー系だけで行けるかな?やっぱりこういうところでちゃんと全開に出来ないとセッティングは無理だわな。今回はパーツがないので、次はもうちょっとキャブセット用のパーツを持ち込んで走らせよう。
再びCRFに乗り換えると、あまりにハンドリングが違うので驚く。さっきは気付かなかったが、異様に立ちが強く、寝かしこむと一気に倒れて怖い。とはいえ、相変わらずエンジンはなかなかだし、足も動くので、チャイナと比べても、全然普通のバイクな感じだ。この変なハンドリングは太いタイヤが付いたままの12インチホイールと、寝過ぎのキャスター&トレールによるものだろう。前ホイールを10インチに戻して再度ハンドリングを試したいところだ。
再びCRF改で土手に戻って確認してみれば、こっちもRタイヤがパンクしてるっぽい?ビードは落ちてないが、結構柔らかくなっている。ひょっとしてエアが入ってなかっただけかも?と追加しようとしてみたが、しまった!持ち込んだ足踏み式エアポンプの口金は、この小さなホイールのバルブにはかからない。だからPEAK(ミニモトの専門店)には、バルブの向きを変えるアダプタが売られてたんだな。
困った困った、とやっていたら、知人が、バイクなのでドラスタまでチューブを買いに行ってあげようか?という。渡りに船と、チューブを2本頼む。もちろん、スクーター用の口金が曲がったタイプである。
しばらくして戻ってきたので、まずはCRFの方に取りつけようと作業開始。ところが、どうしてもバルブが入らない。曲がったバルブが引っかかって、このリムだとどうしても入れられないっぽい。知人に任せたところ、タイヤの内側からではなく、外側(ビードがまだ入っている側)から入れて、隙間からチューブを押し込み始めた。うんうんやっていたが結局ギブアップし、オイラに交代。オイラも苦労したが、なんとか押し込んで修理完了。とはいえ、この曲がったタイプのチューブは、バルブ固定のナットが入れられないので、おそらく走っているうちにまたもげてしまうだろう。

11月も終わりの夕方だっちゅーに半袖Tシャツ1枚。 走って暑かったというのもあるが、 この日はいい天気で暖かかった。
|
一応ちょっと空気圧を高めに入れて、今度はその知人に乗らせてみる。オイラはXCRで併走だ。結構楽しそうに走っているが、何周かしたところでやはりRタイヤがパンク。ダメだなこりゃ。
その後は、その知人がXCRをいたく気に入ったようで、ずっと乗り回しているのを眺めていたら、暗くなったので撤収。次はもうちょっとまともに走らせられそうな感じだ。
何にもない、ただの平らな場所だが、久しぶりのダートラン、それも小さい奴のシェイクダウンとしては悪くない場所だったかな。楽しい一日でした。
2005年11月23日(水) カペタ
今日は祭日だが、ウチらみたいな稼業には関係ない。とは言っても10時近くまで寝てしまう。カミさんと子供は、近くの小学校でイベントがあるのでそちらへ。オイラは後から行くということにしてちょっと仕事。しかし、思いの外ボリュームがあり、なかなか終わらない。昼になって、まだ終わらないんだが、あまりに腹が減って出かける。イベント会場でカレーが出る、ということだったのだが、さすがにオイラが行ったときには売り切れ。仕方なく、バイク屋へ行って、常連連中とともに弁当を食う。待ってる間になんとか仕事は終える。本当はバイク屋で、昨日走らせたバイクの整備をしようと思っていたが、午前中子供の相手をしたカミさんが限界らしいので、子供の相手をを引き継ぐことに。クルマの中、ガソリン臭くてかなわないので、明日こそ昨日の片づけ、やらなくちゃ。
仕事も終わったし、戻って子供と今度は近くの交通公園へ。行ってみたら、保育園の同級生家族が4組も。もうそろそろみんな補助無し自転車に乗れるようになってきており、外周路にも結構アタックしている。
保育園ももうすぐ終わり。うちはちょっと越境気味なので、この辺のメンバーとは違う小学校になってしまうわけだが、ま、近くには住んでるんだし、これからもこことかいろんなところで合うことだろう。
夜は、飲みながら「カペタ」の録ってあった奴をまとめて見る。「カペタ」というのは、TV東京系で火曜日の夕方6時からやっている、子供がモータースポーツで活躍するのを描いた(多分)アニメだ。原作は「め組の大吾」とか「シャカリキ!」(オイラはこの2つくらいしか読んでない)なんかを描いている曽田正人。モータースポーツ好きなのは知っていたが(ラリー関係で取材に来たりしているという話も聞いた)、やっとこういう話を書いてくれてる訳なのだな。ここのところ、週刊マンガなんて全く読んでない(青年誌、少年誌ともに)ので、全然知らなかった。しかし、やっぱり上手いわ、この人。
何も知らない少年が、独学で、そして大人に教わりながら学んでいく過程を描くことで、このスポーツに対する知識も順番に覚えていけるし、何より、機械を使ったスポーツのおもしろさと難しさをちゃんと教えているところがいい。ボンボンで嫌みなライバル、みたいなステレオタイプな設定も、この人らしくていい。ま、好きなマンガ家さんなので手放しに誉めちゃってるところもあるかも知れないけど。モータースポーツが好きで、子供のいる人は一度ご覧あれ。
2005年11月24日(木) パンクだ!
今日は朝イチで横浜へ打ち合わせ。渋滞が嫌なのでバイクで出発。それでもやはり朝の通勤ラッシュ時間なので、環七でR246に出るまでちょっと苦戦。そこからは楽々だったが、やっぱり1時間は切れないねぇ。
打ち合わせはわずか30分ほどで終わる。そのために片道1時間半近くかけて行くのもなんだか、という気もするが、ま、いつも打ち合わせでこっちに来るときには、帰りにこっちのバイク屋へ寄れる楽しみもあったりするのだ。しかし、今日は木曜日で、ラフ&ロードは定休日。残念。とりあえず、CRFのパーツ(一番必要なのはスプロケ)を買って、その他情報をまた得てこようと、ミニモト専門ショップのPEAKへ行くことにした。
打ち合わせした仕事場は横浜新道の今井近くなので、PEAKへは、第三京浜まで有料道路で行き、港北か都筑で降りることになる。横浜新道を走り、保土ヶ谷で料金を払って再び走り初めてしばらくしたところで、異様な振動に見舞われた。80km/hから100km/hくらいも出すと、ものすごいハンドルに振動が出る。フロントタイヤがパンクしたのか、もしくはスポークでも折れたか?と走りながらのぞき込むが何ともない。でも、明らかにエンジンなどとは無縁の、長周期の振動が出ている。嫌な予感がして後をのぞき込んで気が付いた。
Rタイヤがぺっちゃんこになっている。
とはいえ、今は有料道路の上だ。すぐ先にバス停があったのでそこへ入り、ざっと確認するが、クギらしき異物は見あたらず、原因が分からない。ひょっとしたら北海道で修理したパッチがはがれちゃったのかも?とも思ったが、とりあえずなんとか一般道まで戻らなくてはならない。左端を、左ウィンカーを着けたままそろそろと走る。と、まもなく常盤台の出口、という看板が出てほっとしたのもつかの間、常盤台の出口は右端にあるのであった。
出口手前の3車線トンネルで、びゅんびゅん走り抜けていく4輪の間を、必死の思いで右へ一気に車線変更し、なんとか降りる。緩やかなコーナーだが、パンクしたときはコーナーが一番怖い。速度的には、ちょっと出した方が安定するみたいだ。
なんとか一般道に降りたのはいいが、この常盤台というのがどのあたりなのかも全く見当が付かない。パソコンを開けば地図で確認は出来るが、その地図には、近くのバイク屋なんて情報は全くないし、それだったら、電車で一旦帰宅し、バイク屋で軽トラを借りて夜にでも引き取りに来た方がいいか、という決断になった。降り口のすぐそばにはバス停があり、横浜駅西口行き、とある。しかし、バイクを移動させている間にそのバスが来てしまい、次のバスまでは30分近くある。あまりに何もない場所なので、何とかならないか、と歩き出す。
程なく、横浜国立大学という標識が。といっても、横浜国大が横浜のどの辺にあるのかすら全くわからない(土地勘がない)のだが、大学の正門近くなら、バスもいっぱい来ているだろう、とその辺でバスを捕まえ、そのまま横浜駅へ。
横浜駅に着いたときは昼時だった。駅前で見かけたラーメン屋に飛び込んでまずは腹ごしらえ。確か、湘南新宿ラインが池袋も通ってたはずで、ずいぶん速く着くというようなポスターを見たような。と、ちょうど来ていた奴に乗り込む。小金井行きとあるが、新宿で中央線に接続する奴でもあるのかしら?ま、新宿からは乗り換えてもいいか、と思って乗ったのだが、中で路線図を見たところ、中央線には小金井という駅はないのね。小金井というのは、東北本線(高崎線、宇都宮線など)の駅なのだった。知らなかった。
そのまま池袋から、バスでまっすぐバイク屋へ行き、軽トラを借りる算段をつける。一度戻って仕事をした後、夕方、軽トラで再び横浜へ。第三京浜での横浜行きは、玉川までの下道が混むので嫌なのだが、バイク屋で抜け道を教えてもらってそのルートを使ったところ、それほど混まずに行くことが出来た。途中のルートは、以前中野や阿佐ヶ谷に住んでいた頃よく通った道で、懐かしい。
ところが、横浜新道の常盤台付近は、上りと下りで降り口が全然違うところにあるのであった。どうせ、横浜新道に入って最初の出口で降りればいいんだ、と高をくくって、まともに地図も見ずに(まただよ)来てしまったのだが、降りたところがどこだか、どちらに行っていいのか全くわからない。ちょっと迷った後に、コンビニの駐車場へ飛び込んでPCでチェックする。オイラが普段使っている地図ソフトはMapfan.netで、ネットに接続していないと使えない(単体で動くNavin'youもインストールされているが、こっちは例のSP2問題で、住所での検索が出来ないので、現在地が調べられない)ので、エッジで接続しようとしたら、いきなり無線LANで接続した。セキュリティ無効のAPがいっぱいあるんでやんの。さすが住宅街。
出発してすぐの時に、バイクのキーがないことに気づき、ひょっとしたら、と思っていたのだが、やっぱり、バイクのキーはパニアケースのキーホールに刺さったままになっていた。危ない危ない。
ま、無事積み込んで、バイク屋の営業時間中に帰着。明日はパンク修理だな。
2005年11月25日(金) バイクの修理漬け
朝からパンクを修理するに当たって、その前に、近くのショップにチューブを買いに、カタナで出発。走り出してしばらくして、Rブレーキが利かないことに気付いた。
ま、Fブレーキは利くので、なんとかバイク屋までたどり着き、まずはパンク修理よりもそっちの修理。リザーバーを苦労して開けたら(ネジが固着していた)、フルードが全く入っておらず、何か変なカスがいっぱい入っている状態だった。こりゃイカン。本来ならキャリパーのOHもしなくてはならないんだろうが、ま、とりあえずフルードを入れ、古いフルードを全部出す。キャリパーに着いている2本のブリーダのうち、1本は緩めても何も出てこない。完全に詰まっていたのであった。
ま、すごい状態ではあったが、大事になる前に気付いて良かった良かった。先日までは利いていたから、ぎりぎりだったんだろうね。イカンイカン。整備はちゃんとしましょう。
次はKLXのパンク修理。もしクギだったら、あれだけ(恐らく数km)走ってしまったので、チューブの中はズタズタの可能性があるし、もし直せたとしても、ツーリング中に持ち歩くスペアになるし、ということで、一応新品チューブを買っては来ていた。しかし、開けて取りだしてみたところ、穴は一つだけ。どうも、短いクギ状のものが刺さって、すぐに遠心力で抜けてしまったらしい。不幸中の幸いだったかな。
ついでなので、クルマを持ってきてCRFを降ろす。やっぱり破れてしまったリアチューブを交換、そしてロードタイヤに戻し、前後10インチホイールで組み替える。カラーを持ってくるのを忘れ、その辺にあった奴で合わせたら、やっぱりセンターが出ず、ディスクを軽く引きずっている。これは戻ってからもう一度やらなきゃ。
そして、エンジンの調子も見て貰おうとかけてチェックしてみたところ、どうもスロットルワイヤの問題だったようで、イマイチ戻りが良くないだけで、アイドリング調整をしただけで、普通にアイドリングし、吹け上がるようになった。コレはコレでもうそのまま乗れそうだ。あとはXCRだな。
2005年11月26日(土) さいたまへ出かけて夜は大宴会
元WRCチャンピオン(01年)のリチャード・バーンズが亡くなった。享年34歳。03年の最終戦に、急な脳腫瘍で倒れ、その後療養生活を送っていたということだが、もうずいぶん昔のことのような気もする。ちょっと前のイベントにも姿を見せていたというニュースを見ていただけに、あまりに急な訃報にちょっと驚いている。冥福を祈りたい。
カミさんの自転車のパーツを引き取りに埼玉まで行く。向こうは道が狭くて混んでいるところが多いのがちょっと辛い。もう当然みんなクルマが足だからなぁ。バイクで行ってもすり抜けとかがしにくいような道が多いのだ。もっと田舎ならいいのだが、人口密集率もかなり高いのでどこ走っても渋滞な感じの印象。荒川の方まで回って帰ろうと思っていたのに、思いの外ペースが上がらず、暗くなりかけてしまったのでそのまま帰着。面白かったのは、道の案内看板。最近の市町村合併でいつも気になっていたのだが、特に、それが顕著だったのが西東京市(ってそもそも東京が東の京なのに、その西って何だ)とさいたま市。浦和も大宮もみんなさいたま市になってしまったため、例えば所沢からそっち方面に向かうにしても、標識には「さいたま」と書かれているのだ。ここだってさいたま(正確には埼玉だけど)だし、さいたまったって広くてどこ行くんだかわかんねーよ!って感じだったのだが、今日走っていたら、さいたま(旧浦和)と書かれているのが目に着いた。やっぱみんなアレは不便だと思ってたんだろうね。
夜は祭りの知人が入籍したということで、お祝い宴会。当然のことながら一次会で帰るはずもなく、続いてカラオケ屋で大騒ぎして3時過ぎ。そして、三次会はいつもの朝までやっているラーメン屋。初めて閉店だから、と追い出された。もちろん、外は明るい。あーあ。。。
2005年11月27日(日) 酒はお休み
当然のことながら二日酔い。
でも仕事はあるのだ。もうずいぶん遅れてしまっているので、なんとか昼に起きだして作業。それで一日終わってしまった。もちろん、今日は酒はお休み。
先日発表された車載PC用キットだが、
ついに液晶も。1DINで収納式の奴はいいかもねぇ。
2005年11月28日(月) XR600のタイヤ交換
朝、保育園でシーツかけをした後(子供はカミさんと病院に行ってから登園)、そのまま小日向の「マッハ」(タイヤ屋)へ。先日ヤフオクで売れたXR600改ダートトラッカーのタイヤを交換するのだ。
10時オープンで、10時ちょっと前に到着。シャッターが開いて、開店準備を始めたようなので、話しかけると、10時まで待ってくれ、とのこと。ま、すぐですけど。で、FTR用純正タイヤを前後と、CRF50用(使うのはチャイナだけど)ビードストッパーを一つ購入。すぐに家に戻る。
とりあえず入手はしたものの、今日はリリース関連の作業がちょっと忙しいので、一旦戻って仕事のチェック。なんとか目処が付いたので、再びバイク屋へ戻って作業を行う。今日はまた夕方6時から配信作業があるので、それまでに前後タイヤの交換を行わなければならない。タイヤチェンジャーなどの機材は揃っているので、そんなに時間をかけずに終えられるはずだが。
なんやかやで作業を開始したのは3時過ぎ。それでも、さすがに専用ツールがあるだけあり、あっという間に作業は終わった。やっぱりこのK180は、新品が着いてると格好いいなぁ。XR600は、もともと購入時から、ケースカバー付近からオイルがにじんでいるということだったが、ここのところちょっと乗っていると、少し下に垂れてきているのが気になる。ガスケットを交換したいが、もう今から注文しても間に合わないなぁ。紙のガスケットを切り出すと言う手も無いわけじゃないが、うまく行かなかったら木曜日までの発送も間に合わなくなる。ま、もともとにじんでいて、その件に関しては言ってあるので、これは勘弁して貰うしかないか。
乗るとやっぱり楽しいエンジンなのだが、スロットルの重さが気になるのも確か。新しいオーナーに可愛がってもらえるといいね。
2005年11月29日(火) バイクを運ぶ
急な仕事が入り、昼過ぎまでバタバタ。なんだかものすごい寒気で、ちょっと休んだのも悪かったか、ちょっとミス。やはり大慌てで仕事をするのは良くないね。反省。
午後はバイクを届けに戸田へ。バイクの業者オークションをやっている会社の、デポ(配送基地)間配送を利用する(かなり安い)ことになったので、そちらに持っていくのだ。本来は、木曜日までに届ければいいという話だったのだが、バイク屋の方で別のバイクを入手しており、それが今日届いたから、ついでだから引き取ってきてくれということに。オイラの方も、もうタイヤ交換は終わってるし、なるべく早く持っていった方が、ガレージも空く。ということで、さっさと積んで出発。
戸田のデポ、以前KL600Rを送ってもらったときとは、ちょっと違う場所に移動していた。ほとんど変わらない場所ではあるのだが。配送手続きを終え、バイク屋に頼まれたバイク(E4だ!)を積み込む。カウル付きのバイクを積むのは久しぶりだが、やっぱり固定しにくいねぇ。バイク屋がやるように、ロープで固定できればもうちょっと違うのだろうが。オイラはあの結び方が出来ないので、タイダウンを使うことになる。そうするとやっぱりカウルが邪魔なのだ。
しかし、これでやっとガレージがちょっと空いた。このスペースで、次はカミさんのチャリの修理だ。もうかなりバラしてあるので、足りないパーツを買おうと、池袋のショップへ行ったところ、近くの知人から電話。ちょうど、先日話していた自転車のパーツを譲ってくれるという話で、買わなくて良かった。
余っていたというホイールを譲って貰い、その他の細かいパーツも譲って貰う約束をする。最初はあまりのぼろぼろさに、どうなるかと思ったのだが、なかなか順調でないかい?
2005年11月30日(水) カミさんのチャリ修理
今日は久しぶりに、本当に何にも仕事のない(メールも)一日だった。仕事自体がないわけじゃないんだけど(笑)
カミさんのチャリを分解するにあたり、ハンドルポストを抜こうとしたのが、全然抜けない。叩こうが何しようが動かない。バイク屋に持っていき、バイスで固定して無理矢理動かすが、抜くまでには至らず。そのままだとフレームなども傷だらけになってしまう(既にちょっと傷&凹みが出来てしまった)ので、ステム上で金ノコでぶった切る。もうどうせこのポストは使わないし、このままだとベアリング交換も出来ない。最悪の場合は、このフォークは捨て、別のフォークを組む手もあるが、今時、こんなに細いステムのフォークがあるのかどうかちょっと不安だ。
ポストを切り離したことでフォーク単体になったので、ステムをバイスでくわえて内側をガンガンぶっ叩くが、やっぱり抜けない。困った。
作業をしている脇で、バイク屋には税務署の監査が入ってきた。なんだかやたら横暴な態度。怒鳴りつけてやればいいのに。
ある程度の規模の会社ならまだしも、ほとんど個人経営(社長+メカ1人)で、入ってきたときも修理作業をしてたってのに。。。抜き打ちじゃないと、裏帳簿や所得隠しなどの証拠を隠されてしまう可能性はあるのかも知れないが、何の通知もなくいきなりやってきてアレはどうかと思う。あんなの営業妨害じゃないのかね。
結局ポストは抜けないまま帰宅。戻ってきてから、内側のポスト部分はアルミ(外側のステムは鉄)だから、そこだけドリルでもんで見たらどうか、と思いついてやってみる。一カ所だけではやはり話にならず、3カ所もみ込んで、マイナスドライバーを隙間にねじ込んで変形させてみたら、ちょっと動くようになったっぽい。抜けこそしなかったが、ここまで来れば、あとはまたぶっ叩けば行けそうだ。ただ、マイナスドライバーをねじ込んだときに外側のステム部分(薄い)がちょっと変形してしまったのと、どりるのもみ込みで一カ所外側に貫通してしまったのが失敗。自転車は、荒っぽい作業には向いてませんな。
その後、また少しパーツを購入。そして、昨日の知人から追加のパーツも持ってきて貰うなど、だんだん部品が揃ってきた。早く組みたいが、それにはこのポストを抜いて、フレームとフォークの錆び落とし、ペイントがまだ待ってるんだよなー。
新しいPC用外部バッテリ。今までも似たようなものはあったが、今回のは小型軽量で持つのがポイントかな。380gで、Thinkpadの稼働時間が6時間増えるなら欲しいかも。でもちょっと高いなぁ。