ノルディック世界選手権に荻原健司ら派遣/全日本スキー連盟

 全日本スキー連盟は21日、ノルディック世界選手権(3月9―19日、カナダ・サンダーベイ)に派遣する複合、
距離の日本代表選手14人を発表した。代表は次の通り。
 【複合】荻原健司、荻原次晴(ともに北野建設)、河野孝典、森敏(ともに野沢温泉ク)、阿部雅司(東京美装)
 【距離】▽男子 堀米光男(志賀高原ク)、今井博幸(NTT信越)、長浜一年(シークラフト)、渡辺博文(イセト紙工)、蛯沢克仁(中大)
▽女子 青木富美子(真室川ク)、古沢緑(弘果ク)、横山寿美子(日大)、大高友美(北海道・旭川大高)

1995/02/22 読売新聞


スキー 世界ノルディック10日 複合前半 荻原健司がトップ

 【サンダーベイ(カナダ)10日=共同】
ノルディックスキーの世界選手権第二日は十日、サンダーベイで複合個人の前半飛躍(ノーマルヒル=K点90メートル)が行われ、
荻原健司(北野建設)が246・0点で首位に立ち、連覇に向けて好スタートを切った。河野孝典(野沢温泉ク)も239・0点で二位につけるなど、
日本の五選手全員が七位までにつけた。荻原健は一回目に最長の92・5メートルを飛んでトップに立ち、二回目も同じ92・5メートルにまとめ、
2本のジャンプをそろえた。
 荻原次晴(北野建設)が二回目に101メートルを飛んで、一回目の十七位から四位に浮上。阿部雅司(東京美装)と森敏(野沢温泉ク)が
同点の七位だった。
 荻原健は十一日の後半距離(15キロ)で、河野に42秒差をつけてスタート。ライバルのノルウェー勢もフレッドボーレ・ルンベルクが十五位(3分3秒差)
ビャルテエンゲン・ビークが十九位(3分27秒差)と出遅れたため、大会二連勝が濃厚となった。
 女子15キロクラシカルは、ラリーサ・ラズティナ(ロシア)が41分27秒5で、二位のエレーナ・ビャルベ(ロシア)に1分余りの大差をつけて圧勝。
日本は青木富美子(山形県総合運動公社)が風邪で欠場し、横山寿美子(日大)の三十五位が最高だった。

1995/03/11 読売新聞


スキー 世界ノルディック10日 複合前半、荻原健司が王者の飛躍

 ▽複合前半飛躍 
〈1〉荻原健司(北野建設)246・0点(92メートル50、92メートル50)
〈2〉河野孝典(野沢温泉ク)239・0点(89メートル、94メートル50)タイム差42秒
〈3〉ヘックマン(米)238・5点(91メートル50、90メートル)45秒
〈4〉荻原次晴(北野建設)236・0点(80メートル50、101メートル)1分0秒
〈7〉阿部雅司(東京美装)232・0点(87メートル50、92メートル50)1分24秒
〈7〉森敏(野沢温泉ク)232・0点(86メートル、94メートル50)1分24秒

1995/03/12 読売新聞


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