ひとり言 第12ページ(2000)
 ドイツ製「鉄人28号」?(しかも高石塗り)10/28

 まぁ、28号は強引としても、そこに至るまでの「出来損ないロボット」くらいの雰囲気はあります(笑)。妙にアジア的なデザインで、これがフンボルト・ドイツ社製とはとても信じられません。 とゆ〜事で、上富良野の「土の館」のトラクター博物館に行って参りました。オフシーズンなので露天展示車両にはカバーがかけられていましたが、屋内展示は車両は思う存分見れました。人の気配が全くない博物館。大丈夫か?(笑)。

 あこがれのポルシェ(空冷ディーゼル)は、流線型だけどパネル毎にラインが微妙にずれていてドイツの戦闘機みたい。 マン(4輪駆動)はなんとも解りやすいミニ4駆的メカ。 ホルダーはプロターのキット同様の屈曲式メカ。 ランツは戦後型ですがブルドッグ3台、オールドッグ1台も有って、流石スガノ農機は解ってらっしゃると感激。オールドッグは骨だけの変わったトラクター。 以上、ドイツ製トラクターを見ただけで凝り性な国なのだなぁ、と再確認。
 タンタンタンタンッ!10/18
 ・・・っと漁船のような音で動く素敵なトラクター「ランツ・ブルドッグ」。完成した姿は初お目見えですね。いいっしょ?。

 どうも元々、農耕トラクターのメカニカルな魅力にシビレちゃってる私ですが、こうやって手元に模型があると、「もっともっとトラクターが欲しい!」と思わずにはいられません。実は、日本未入荷ながらトラクター模型そのものは結構出ています。どれもミニカーや、トイに分類される完成品ばかりですけど。

 なんちゅうか、考えてみると私はモデラーなのだし、メーカーをやっていこうと思っているので、ある意味、「自分で解決出来る」んですね。機種を問わなければそこらに資料は有りますし・・・。はぁ、でも一般受けは難しいか。しかし「ポルシェ」の模型は欲しいよ。
 一番凄かった物!。10/16
 14.15日と地元の合同サークル展示会、HME(第14回)がありました。今年から会場が大きく(300坪!)集客力が期待出来る「サッポロファクトリー」へ場所を移し、どうなるか不安がありましたが、関係者、参加者、皆の努力の結果、非常に素晴らしい結果となりました。イベントの風景はHMEのサイトが近いウチに紹介する予定なのでそちらを是非どうぞ。

 さて、個人的に(まぁ殆どの人だけど)最も感動的だった作品がこれ。1/13(?)のクレーン車!。全金属製で、各部がモーターで動きます!。自走もするしクレーンも可動!。写真では切れていますが、クレーン部分だけで2メートルあり、構造も複雑。ケーブルで動く構造なので視覚的にも魅力的です。これを作ったオッチャンは、数年かけて作ったネタが他にも有るそうなので次回も要注目です。

 うう〜ん。「他人のふんどし」は好きじゃないけれど、自慢したいよね。こんなの作るオッチャンが地元に居るって!。
 取りあえず出来たパート2 10/9
 ・・・という事で、もう1つの1/35トラクター「ランツブルドッグ」も結構進んでいます。塗装はともかく、組立てはハンドルとライトを付けるだけ完成です。ただ、ライトは細いステーで支える構造で、ハンドルやレバー類と共にとても繊細なレジンパーツになっています。組立て時も、組立て後も細心の注意を必要とします。

 プラスモデルのキットは、パーツ1つ1つが「本物はこうなんだ」という再現度を持っていて、モールドも繊細、完成すればインジェクションキットを凌駕する出来になります。現在はまだツヤ有りで基本塗装しただけなのですが、特別ドライブラシや墨入れをしなくてもリアルなんで驚きました。こういうキットは、モールドの繊細さを「これでもか!」と見せつける塗装も良し、さっぱり仕上げても良し。ただ、ヘタに厚化粧するのは勿体ないよ。
 取りあえず出来た。10/7
 フィアット・トラクターが出来ました。まだ、細部の塗装が残っていますが、どうやら残り1週間を切った展示には間に合ったようです。

 クリルーのキットはモールドが大味なのですが、完成すると模型的に「コクのあるうま味」と評価出来る仕上がりになります。どちらかと云うとジオラマに配する「小道具」に適していて、感情移入して作り込むタイプのキットでは有りませんが、気軽に荷物を積んだり派手に汚したり出来る庶民派として魅力的です。

 そういった意味で、同時に塗っているプラスモデルの製品は、出来るだけプレーンな状態で仕上げたいと思わせる上品さがあります。・・・つづく・・・か?
 ただいま塗装中10/4
 展示用の品は、過去に作った変わった物(生き物)が多くなります。新作は、1/35の3点になりそうです。LK-2、ランツブルドッグ、フィアット装起トラクター、の3点。

 どれも国も違えばキットメーカーも違って全然共通性は無いのですが、並べて見ると「妙な味がある」という一点で共通していて、互いにムンムン匂いを発しあっています(笑)。もし、タミヤのドイツ戦車1両をココに並べると、一蹴されてしまう程度の「匂い」なんですけどね(笑)。

 今回はノースフォックス内でも個人個人での展示になります。メジャー車両とマイナー車両を並べて展示すると、お互いアイテムの魅力や作者の嗜好や個性を打ち消す場合があるので、バラバラで展示した方が良い場合も有ります。今回はそういう事で、自分らしい物を持って行く事を心がけています。「この人悪趣味だな〜。」と思って貰えれば成功。
 レストア開始10/1
 HMEまでもう半月。その展示に向けて完成品を作らなくてはいけません。今回は会場が広くなるので過去に作った物も展示します。私はテーブル一枚分。1/16タイガーは別な場所に置くのでコレに含まれず(とほほ・・・)。出来るだけ面白みのある物を選んで展示しようと思います。 

 翼竜ながら例によって頭に「マイナー」の付くアイテム(笑)のディモルフォドン君。当時、急いで作った為にプロポーション的に我慢ならない部分が多々有ります。脚だけでも直そうと思います。

 コレ、骨格図を元に真鍮線で骨格を作り、FRPとエポキシパテで形にし、布やボアを張り付けて完成させました。ベースとなる木の枝は最初から骨格と一体で作られていて、胴体全部も含め「モノフレーム」となっています。結局、何も判らないで作っていた最初の骨格部分に問題があるので、直すのは強度的に不安があるのですが、FRPを塗り込めば何とかなるでしょう。 写真は脚のディテールを剥がした所。FRPは強靱なのかもろいのか判り辛い素材ですね。ニッパーでガリガリやるとボロボロになって剥がれました。

 展示室の画像はバージョンアップ出来次第、差し替える予定。いまのウチに不格好な姿をお楽しみ下さい(笑)。
 
 この後、PA-2装甲車のネタが続きましたが、
「制作日記」へ独立しました。
 お〜それ見よ。8/22
 思わず組み立ててしまったクリルーのフィアット装軌式トラクタ−(キット紹介参照)。サーフェイサーを吹いて様子を見てます。

 繰り返しになりますが、クリルーのレジンはひどく見栄えが悪くてモールドが見づらく、原型表面のツヤが一定でない為、特にサーフェイサー処理は大事だと思います。実際に吹いてみるとやはり気泡やパーティングラインの段差、表面の荒れ、ついでに組み立てた時にはみ出した接着剤の跡なんかもバッチリ分かりました(笑)。

 気になる部分はパテで修正。どうしようもない部分があるので、ウエザリングで誤魔化しましょう。ライトのレンズ部分だけ削って凹ませました。唯一のディテールアップです。
 
 T10 スターリン JSIII 登場!8/18
 ・・・・いや、古いダンボールをゴソゴソやっていたら「登場」しただけで、別に新製品とかじゃありません。

 こんなのを持っていた事さえ忘れていたのですが、実にイカシてますね〜。増田屋斉藤貿易、香港製、ダイキャスト製1/87スケール。ダイキャストとは言いますが、車輪や細部パーツは黒いプラスチックで、ベースはソフビ、キャタピラはゴム。マークは紙シール。ダイキャスト部分のみ塗装仕上げなので、光沢満点のプラ部品ばかり目立って安っぽい仕上がりです。見事な逆効果。

 製品名「T10 JSIII スターリン」でピンと来た人は結構オッサンでしょう。同じ商品名で出ていたタミヤ1/35の縮小コピーだと思われます(実際は、T10とJSIIIは別な戦車です)。ラインナップは他に「M60A1」「チーフテン」「キングタイガー」「61式」「AMX30ナポレオン」と、それぞれの国を代表する形で記載されています。AMX30「ナポレオン」もタミヤの商品名でした。ドイツ代表がレオパルドじゃないのは愛嬌でしょう(笑)。

 小樽の店で随分前に買った物だと思います。何時の製品かは良く分からないのですが、いずれにしろタミヤから「T10スターリン」や「ナポレオン」が出ていた時期の物でしょう。我ながらラインナップ中一番良いアイテムを買ったと感心。でも、考えて見れば、これだけ売れ残っていたから買えたような・・・。
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