1/35のレジンキットです。キットについては「新旧なんでもレビュー(キット紹介)」にありますので、そちらをご覧下さい。
全長はキューベルワーゲンより短いサイズです。そう考えると、この存在感は凄い!。ヘタな重戦車と並べて展示しても決して見劣りしないのですから(・・・と思うのは私だけだったりして)。
完全なミリタリーモデルとして塗装するのは勿体なかったので民間バージョンとしました。塗装は、カーモデルとAFVモデルの中間的な風合いを狙い、光沢塗料で塗った後、ツヤをコントロールする意味でバフ系(艶消し)の色を軽く吹きました。基本塗装は、ベタ塗りするのではなく、ボディなら緑を塗った後にクリアーグリーンを、ホイールはオレンジを塗った後にクリアーオレンジを、多少濃淡を付けながら吹きました。こうすると模型用塗料には無い「明度は低く彩度は高い」色あいになるし、立体感も出ます。
キットは素晴らしい出来です。が、多少はレジンキット特有の歪みがあって、バランスに注意しながら部品を取り付けて行く必要はありますし、ライトの支柱などの細いレジンパーツは折りやすいので注意が必要です。また、塗装を考えると、組み立て手順も計算する必要があります。私は足回りを組んだ状態で塗装したので大変でした。ホイールの内側とか筆の入らない部分が多いのです。
なお、塗装は、必ずしも実車に忠実という訳ではありません。キットの完成見本では、側面のクランクカバーが黒で車体下部は緑です。緑はもっと暗いのかもしれません。 |
  
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