Gallery おまけ


Argonauts 1/72 Y-wing

 思えば、ルーカス展とアルゴノーツ・キット発売(1993年?)当時の完成だから、もう10年以上経つんですね。いまだに写真で遊ばせてくれるモデラー孝行なキットです。塗装はルーカス展の記憶と興奮が頭の中で発酵していた時期なので、感覚だけを頼りに塗った「マイ・プロップ」的な仕上がりですが結構気に入ってます。今現在の(クロニクルとか)豊富な資料が有ったら馬鹿正直に塗ろうとして逆に失敗したかもしれません。

 この写真は「ILM工房内のスナップ写真」的なイメージを狙ってみました。エンジン部が曲がって見えますが、これはどアップで撮ったために起きたレンズの歪みなんです。引いて撮った白黒の方では歪んでないです(笑)

 そういえば、プロップでも時々歪んだ写真を見ます。そして、残念ながら実際に歪んでる場合も有ります(笑)。プロップは基本的に「撮影に耐えれば良い」という考えなので、経年変形もするし、いい加減で安っぽい部分も多かったりするんですね。私なんかはそういう手作り的な味わいと「上手く騙された」感がたまらなく好きなんですけど、近年の「スターウォーズ展」とかで見て幻滅する人がいるらしくて残念でなりません。

 あのね、昔は「SF特撮展」みたいなのが結構開催されてたから他の映画のプロップを見る機会があったけど、比べて見るとスターウォーズの模型類(とくに一作目)は異例なほどクオリティ高いと思いましたよ。他の映画ではもっと「間に合わせ」的な仕上がりだったと思います。ま、SWの一作目を撮ってみたら『あそこまで作り込まなくて良かったね』という経験値が出来て、それ以降は必要十分なレベルに下げたという感もありますが。

 ・・・と、まぁ、そんな事はともかく、ずっと後年になって、非常に短時間で作られたであろうプロップをアラ探し的な目線で見る事自体が私には信じられないのです。もっと見るべき所は有るだろうに。

 長々と書きましたが・・・・あ、いや、「このY-ウイングも10年経ってるんだ。そりゃ歪みもするさ。アラ探しすないで」と言い訳したいのでは有りません。本当に歪んでないんですって(笑)

 (2001年)



 新しいデジカメで。生っぽくなっちゃった。

MPC版(笑) なんじゃこりゃー!
(でも、これはこれで微妙に格好いい)

ファインモールド版も作り始めました。ひとり言31あたり
x-wing finemolds
ファインモールドのX-wing
Yウィングの前に簡単にテストしたら意外と良くて(2009年)


エンジン光ってます。撮影方法は「ひとり言16」へ

Yウイングの編隊
 なんかギャラクティカっぽく見えるのは気のせい?

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