山歩日記「中禅寺湖」3/4
↑大日崎から見る男体山(10)。山頂が台形に見えます。この辺で湖畔を半分ほど廻ったことになります。
松ヶ崎を過ぎたあたりに「竜頭の滝」と方向を示した標示があり、上右はそこから見た対岸ですが、樹林に覆われて滝は見えませんでした(11)。標柱の古びた様子から見ると、以前は滝が見えたのかも知れません。
その辺から北西方向に昨年山歩の白根山が見えました(11)→。
昨日からこの秋一番の寒気が流れ込んだとのことで、早朝、金精峠あたりの道は薄く雪が積もっていましたが、山頂も冠雪のようです。

↑所々平坦な場所に出ますが、そんな場所で見掛けた猿(12)。今年はドングリなど木の実の出来が悪いそうで、猿や熊も厳しい冬になりそうです。上右は湖に突き出た白岩という大きな岩から見る男体山(13)。
←同じ白岩からの太郎山(13)。
右寄りの白い湖岸が出発点の菖蒲ヶ浜です。
 
 
この遊歩道の所々にある、湖の自然や歴史についての簡単な説明板によると、勝道上人(しょうどうしょうにん)は奈良時代の終わり頃に男体山に登頂したり、舟で中禅寺湖を廻る修行を始めたりしたそうです。
延暦三年(西暦784年)というので驚きです。