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道人は何か術を教えようと言うのですが、「だまされるのでは」と疑った男は着物を返しません。
すると着物を巻いていたヒモがとけて男の首に巻き付いたのです。
ヒモはいつの間にか太い蛇に変わっており、口を開いて男の顔にかみつこうとしますから、男はふるえ上がってあやまったのでした。
道人が受け取った着物を着て蛇を腰に巻いたときには、それはいつもの黄色のヒモに変わっていたのです。
ただ、一匹の蛇が町の城門の方へはって行くのが見えたのでした。
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そんなことから評判は高まって、町の役人や金持ちたちは、道人を宴会に招待するようになったのでした。 それがたび重なると、道人の方でもお返しの宴会を開くことになりました。
町の名士たちの机の上に招待状が置かれていたのですが、それがいつ届いたのか誰も知らなかったのです。
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