海外移住情報 ベリーズ査証編 Belize 現地事情編 |
○入国について ベリーズ入国には査証が必要です。 ■ベリーズ大使館 東京都港区西麻布4-12-24 第38興和ビル907 tel 03-3400-9106 ○移民局 移民局はベリーズ安全保障省(The Ministry of National Security and Economic Development)が 管轄しています。 ■ベリーズ移民局/Belize Immigration and Nationality Department Old Plaza Building, Belmopan, Cayo District Belize tel 822-2423 fax822-2662. ○観光査証 観光・訪問目的の滞在期間は30日間。 ■空港、陸路国境での取得 25ドルにて査証取得できますが、滞在費の提示または証明、写真が必要。空路の場合は出国用 航空券も必要。尚、入国時の取得は流動的なので事前確認が必要です。 ■グァテマラ・リビングストンからの水路入国 グアテマラのリビングストンからベリーズのプンタ・ゴルダへはボートで渡れますが、水路国境での 査証取得は不可。事前に査証取得が必要です。 ■周辺国での取得 メキシコ、グァテマラなど周辺国の大使館での取得は25ドル(シングル・ダブル同額)。写真要。 ■日本での取得 在日大使館での取得は手数料5000円、即日または郵送の場合は7000円。査証発給後3ケ月以内 に入国しないと無効になります。 ○トランジット査証 72時間以内の滞在の場合は国境でトランジット査証が4ドルで取得できます。 ○観光査証の滞在延長と再取得 移民局で手続きすれば1回30日間の延長が可能。手数料25ドル。累積6ケ月まで延長可。6ケ月満 了後は、出国し48時間が経過すると再入国できます。また、条件によっては1回3ケ月の延長が可能。 ■再取得者の査証発給料金 6ケ月の滞在期間を満了した後に再取得した場合は、1ケ月当たり50ドルの査証発給料金となります。 ■3ケ月延長の対象者 潜在的投資家/ビジネス目的の滞在者/遠隔地の滞在者(移民局支所まで離れている場合) ○居住査証 6ケ月以上滞在する場合、または居住を目的とする場合は滞在目的に応じた目的に居住査証(レジ デンス査証)を取得する必要があります。 ○労働許可証 就労用居住査証は、別途、労働局から労働許可の取得が必要。労働許可は1年毎の更新制。 労働許可発給料は教会従事やボランティアは50ドル。一般就労者は200ドル、最高は専門家や技術 者の1500ドル。興行関係者は週当たり300〜500ドル。申請から発給まで所要4週間。 ■雇用労働許可 雇用企業が外国人雇用許可証を労働省から取得する必要があります。申請には外国人雇わなけれ ばならない理由、募集広告などでベリーズ人の該当者を探したという証拠などを示した書類が必要。 また雇用する外国人が適格者であるという証明も必要です。 ■投資家用労働許可 外国人の場合は2万5000ドル以上の資本投資する必要があり、代表者は労働許可を得られます。 ■不法就労の罰則 ベリーズでの不法就労者が増加したため、政府は罰金施策を強化。不法に雇った人は1人につき最 大5000ドルの罰金と不法滞在者の帰国コストを全額負担する必要があります。 ○学生査証 公認校の入学許可が必要。査証発給料は無料。妻や子供などの被扶養者が同伴する場合は被扶 養者用の滞在許可が年75ドルで取得できます。 ○リタイアメント査証/QRP(Qualified Retired Persons)プログラム QRP法によるリタイアメント制度。1999年開始、2005年新法実施。 ■リタイアメント制度利用者 資格条件が万人向けではないことから、2004年時点での累積利用者数は200人。2004年度の新規 利用者は50人程度。このため政府は、免税条件を付加させるなど法律を一部改定し利用客の増加 を促進していますが、ツーリスト扱いとなっている部分も多く米国人には不評。 ■リタイアメント制度による経済効果 500万ドル以上の経済効果を毎年発生させています。 ○永住権 合法的にベリーズに1年間居住した後に永住権を申請できます。5年毎の更新制で就労可能。 申請料は100ドル。また、デポジットの形で政府所管銀行に保証金を預託することが必要。預託金 額は国籍により異なり200ドル〜1,500ドル、日本人の場合は1250ドル。3年後に返却されます。ま た自由な就労が認められています。 <必要書類> 無犯罪証明/健康診断書/財政証明(現地預金証明など)。 ■永住カード(Permanent Residence Card) 永住権所持者に発給される身分証明カード。発給料125ドル。再発給料は50ドル。 ○市民権 永住権を所持し5年間が経過すると、市民権を申請できる権利を有します。 ■経済市民権 1985年に始まった経済市民権制度ですが、「犯罪者へのパスポート販売」という酷評もあって2002 年に撤廃されました。ちなみに、「経済市民権プログラム」は2万5000ドル以上を政府に支払えば、 経済市民権とベリーズパスポートを得られるというもので、パスポートを取引する認可コンサルタント は10人ほど活動していました。 ○陸路国境 ■グァテマラ国境・ベンケ・ビエホ・デル・カルメン 国境近くのサン・イグナチオから国境のベンケ・ビエホ・デル・カルメンへはバスがないのでタクシー 利用が必要。このため、ベリーズシティから出ているグァテマラ・フローレス行きの国際バスを利用 したほうが便利。両国の国境手続きを終えた後に同じバスに乗車します。 |