HOME/さよならの向こう側…愛犬たちとずっと一緒


私と愛犬たちの記録<19> 2025.9〜現在



2025年9月1日  リアンの近況

週に数回は運動公園のドッグランに出かけ、走り回ることで散歩以上のエネルギーを消費している。一日に3回の散歩が必要なジャックラッセル。夏は昼の散歩ができないのでドッグランが役立っている。しかし困るのは他人のボールを咥えて離さず、さらには「とられまい」とおやつも無視して逃げ回ること…私の一番のストレス。なのでボール遊びを始める人がいると帰ることにしている。
ところで、リアンは生まれつき皮膚が弱い。暮らし始めてからは皮膚・被毛の件で何度か病院を訪れた。そして1歳が過ぎ、暑い夏を迎えた6月からはお腹周りなどに発疹が出始めた。幸い「かゆみ」はなく、食物アレルギーやアトピーではなさそうだが、先月までフード、おやつ、薬、医師・病院、環境などを検証し、目下、いろいろと模索中。尚、高温多湿な沖縄では皮膚トラブルを抱えたワンコが多く、季節性のものも多いらしい…原因はまだ分からず、一過性のものであってほしい。体重は7.7kg。
2025年9月6日  フラン 6回目の命日
フランの好物、フランが好きな黄色いユリの花などを供えた。毎朝・毎夕、祭壇で願うことはいつも同じ。なので聞き飽きたかな…。
「神様、天界でも来世でも良きお導きをフランに、そしてお守りください」、「フランと出会えて最高に幸せ、一緒に暮らしてくれてありがとう。お父さんが天界にいったらまた一緒に暮らそうね。迎えに来てよ、ぜったいだよ」
天国のフランへのメッセージ
2025年9月7日  午前0時
9月7日午前0時、フランは家のベランダで空を見上げ、私の腕の中で力尽きた。午前o時に旅立ったことから命日は6日と7日の両日にしている。6年前の今日のことは鮮明に脳に刻まれ、例え20年を経ても薄れることはないだろう。
本日・7日の夜は満月に近い。フランの好物のスイカを手元に用意して、午前0時にベランダに出た。そして煌めく月を見上げ、天上に話しかけ…私のすべてでもあるフランを偲んだ。
2025年9月14日  慰霊祭
フラン6回目の命日を迎えたので、供養棚の本骨の前で7回忌のお経を唱えてもらった。帰りにはフランのブランコに立ち寄ってフランを偲んだ。尚、当初は慰霊祭に毎月参加していたものの、現在はフランとナッツの命日にあわせ、年2回の参加としている。
2025年9月19日  ナッツの月命日
ナッツはもちろんボール遊びはする。しかし追いかけるものの、ボールを持ってこない。小さいころからずっとそんな感じ。さらには守備範囲を決めている。ボールを投げても守備範囲を超えると追いかけない。フリスビーで遊んでも同じ。リアンと公園で遊んでいると、そんなナッツらしい姿が思いだされる。もう一度ナッツと遊びたい…いつか天界で一緒に遊べるよね

2025年10月1日  リアンの近況

頭を悩ますリアンの発疹。原因はひとつではないような気がしている。まずアレルゲン対応のフードを何種類か試した結果、あるフードが体質に合っているようなので現在も続けている。次にもともと皮膚が弱く薄毛のリアン。ドッグランではしゃぎすぎると血行がよくなりお腹は真っ赤。帰宅してしばらくすると発疹が現れたりする。さらには芝生や草でお腹をこすったりもするので、最近はドッグランに行く回数を減らし、行くときは服を着せることにしている。またおやつは現在制限しているが、今後は他のおやつも試していきたい。
尚、これらのことによって発疹の状況はだいぶ改善されてきている。しかし、一週間前には耳の中が赤く腫れているのを発見。いつもの動物病院は祝日ゆえに予約で満杯…しっかりと断られ、転院候補にしていた予約制ではない別の病院で診察。ステロイドが強い内服の消炎剤はパスして点耳薬での治療をすすめられた。原因はやはりアレルギー。数日後には耳の腫れも治まり元に戻った。
ところで親切丁寧なベテランの女医さんと出会ったことから転院することにし、いい機会なので「食物・大気・草木の3分野」のアレルギー検査もした。ちなみに症状が強く出たときに検査すると結果がでやすくなるとか…結果はもうすぐでる予定。
2025年10月6日  フランの月命日
フランはボール遊びもフリスビーも得意だった。はじめからボールを投げるとちゃんと咥えて戻ってきていた。リアンもそう。ちゃんと咥えて戻ってくる。もちろんフランはリアンのように人のボールを咥えて逃げ回ることはしない。フラン、リアンにちゃんと教えてね。というか、いつもおとなしく我慢していたフランだったので、生まれ変わった際は自由奔放にしたかったのかな…?
2025年10月19日  ナッツの月命日
ナッッは母性が強いワンコだった。公園に捨てられて死にそうになっていた子猫を育てたり、子犬のフランにあれこれ教えていたのも、きっと母性のあらわれ。性格もとてもやさしく、吠えることもほとんどなく、みんなに「ナッツ、ナッツ」と愛されていた。そんなナッツを誇りに思いながら毎回、毎回、偲んでいる。ナッツ、もうそろそろ転生するのかな…?

2025年11月1日  リアンの近況

フランの月命日の日にアレルギー検査結果を手にした。3分野の内、草木・花粉はまったく問題なし。環境分野で+1となったのがハウスダストのダニ類。食分野ではトウモロコシが+2と強い反応。牛肉は基準内ぎりぎりの+0.9で要注意。他に小麦が+0.2。
結果、フードは穀物不使用のグレインフリーのもので牛が原材料に含まれないものに買い換えた。ちなみに探す過程で療法食のフードにもトウモロコシ使用のものが多いことを知った。もちろん添加物などもチェック。トウモロコシ由来の添加物を使用したおやつ、サプリは多く、使用していたほとんどのものを廃棄した。
さらにはハウスダスト対策も不可欠。掃除機はダイソンの軽量タイプに買い換えた。10年使用しているエアコンも、来年はクリーニング、買い替え、エアドッグなどの併用を検討する必要が出てきた。通院や薬を含めなにかと想定外の出費が続くものの、そんなことは言ってられない。フランを亡くしてしまった私への試練としても捉えている。また24時間リアンと真剣に向き合うことで、フランの看病時のような濃密な関係となっている。いつしか「ゴロン」と言うと裏返り、発疹の薬を塗り終えるまでおとなしく、そしてうれしそうにしている。そんなときは思わず頬がゆるんでくる。
話は変わり自宅前で開催の大花火。今年は先月のナッツの月命日の夜。リアンは時折、首をかしげながら花火を鑑賞していた、
2025年11月6日  フランの月命日
フランはいつも私の横でゴロゴロしていた。そんな当時の写真を見ているとドキッとすることがある。リアンの表情と重なることがあるから。フランが横にいることがいつしか当たり前となり、フランに見つめられることでなんともいえない幸せ感を得ていた。そして今、それをリアンからもらっている。フラン、いつもありがとね…毎朝・毎夕フランの写真に声をかけている。
2025年11月19日  ナッツの月命日
写真はハロウィンの日にトリミングに行ったナッツ。かわいい飾りをつけてもらって喜んでいた。ナッツは家でのシャンプーは大嫌いで大暴れしていた。しかしトリミングに行くと、自ら待機用のケージに入っていった。ナッツを追いかけてフランも同じケージに入ろうとするのを見て、お店の人も私もほのぼの気分。ナッツはフランにとってはお母さん。先生でもあった。ナッツ、ありがとね…やさしいナッツだったね。
2025年11月22日  リアンとテレビ
リアンはテレビを見るのが好きなようだ。中でも犬や動物が出ていると食い入るようにみつめている。先日は最近社会で注目の熊問題で、テレビに映し出された熊を真剣に見ていたが、その目はなんか寂しそうにしていたのが印象的だった。そういえば、フランとナッツは小熊の兄弟の時期が過去世にあったことをアニマルコミュニケーターのNさんから聞いたことがある…。

2025年12月1日  リアンの近況
アレルゲンが体から抜けるのに38日間がかかる。そして先月の下旬、フードやおやつを切り替えて38日間が経った。しかし、その前に両脇にしつこい発疹が…。家にある全ての塗り薬を試したがダメ。ステロイドの飲み薬を処方してもらおうと病院に行った。医師との相談の結果、飲み薬の前にスプレー式のステロイド薬を7日間試すと共に、殺菌力の高い薬用シャンプーを使用することにした。結果、7日目でほぼ治り、とにかくもホッとした。今年もあと1ケ月。師走を無事に駆け抜けていきたい。
<ヤギのシロとの再会>
昨日、北谷公園にいるヤギのシロに会いに行った。しばらくぶりなのに、前回同様、走ってきてペロペロしてくれた。なによりも元気でいてくれたことに感激。リアンはというと、はじめはびっくりして警戒していたものの、次第になれてきた。「リアン、お父さんがとてもお世話になったシロだよ。車酔いも治ったしちょくちょく会いに来ようね」
2025年12月6日  フランの月命日
フランはいつも私の太ももを枕にしていた。胡坐をかいてPCしているとき、床に寝そべるとき、布団の中で……私にはまさに至福の時。そんなフランを一日に何回も思い浮かべることがある。なぜならば、リアンもフランと同じように私の太ももに顎をのせて「まったり」しているから…。







私と愛犬たちの記録 <1> 2019.8〜2019.12