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亡き「フラン」とアニマルコミュニケーター


2019年9月7日AM0時、フランは旅立った。しかし、悲しんでばかりはいられない。
私なりの供養をして、無事、天に還すことが飼い主の使命でもあるからだ。なので「四十九日の法要」も行った。
だからといって、フランの魂が天に還り、幸せになっているかどうかは誰にも分らないし、そこまで気にする人は少ないだろう。

だが、私は毎日眠れなくなってしまうぐらい気になってしょうがない。その理由は、6歳半というフランの短い生涯は私の責任
でもあるからだ。もし私が転院を考えなければ、今日もフランは私の横でとびきりの笑顔で過ごしているだろう。そして明日も
あさっても美味しそうにご飯を食べ、公園でボール遊びに夢中になっているだろう。

背負っている重い十字架を少しでも軽くしたい、という逃避行動かもしれないが、考えた末、アニマルコミュニケーターさんの
力を借りることにした。動物と話せる人のことをそう呼ぶが、生まれ持った特別な能力ではなく、訓練によってできるようにな
るらしい。テレビ番組に登場するハイジさんは知られているが、東京では動物病院に常駐しているケースもあるようだ。
ちなみに、私自身がアニマルコミュニケーターの訓練をしてみようと試みたものの、「絶対無理」とすぐにあきらめてしまった。

もちろんコミュニケーターを名乗る人すべてを信用することはできない。いろいろ調べてみた結果、ある人にフランとの会話を
試みてもらうことにした。この女性は愛犬(コーギー)が難病になったことがきっかけで「アニマルコミュニケーター」になった。
動物たちとの交信以外にも、「なぜ飼い主のもとにやってきたか、過去に飼い主とどういうつながりがあったか」という過去世
をみることもできる。

初回
 2019年11月


フランの亡くなる当日の写真と必要項目を送り、「過去世アニマルリーディング」と「アニマルコミュニケーション」を一緒
にお願いした。事前の問い合わせで一緒に行うほうがより良いということだった。そして11月1日、セッション結果の報告を
メールで受けた。その後11月5日、セッション時の詳しい状況などの説明や質問回答を電話で受けた。 尚、11月5日の朝、風
もないのに、家の祭壇のお花が揺れていた。フランが気になって一足早く様子を見に来ていたのかもしれない。

「アニマルコミュニケーション」 の結果報告
アニマルコミュニケーターさんはフランのことを「ちょっと臆病だけど、とても素直な子」と評した。事実はもちろんその通
り。車の窓から顔を出して笑っている表情や、たくさんのお花の匂いを嗅いでいる姿を見せてくれた。またナッツのことがと
ても気になる様子だった。

■どこで、どうしているの

フランは呼ばれると元気よくやってきた。腹水で膨らみ重くなっていたお腹は軽やかになり、元の元気な姿に戻っていた。
天界だろうか。これといった特徴といったものはないものの、天は真っ青。草原のような緑の広場。その真ん中に雲のような
形のモクモクしたものが階段のように空に伸びている。草原を走りまわり、ゴロンゴロンしているフランの姿がそこにあった。
ひとつのコミュニティの中で暮らしているため、ひとりぼっちではなく、寂しくもないらしい。
フランは言った。「暖かいところだよ。ここで自由にゆったりと過ごしているよ。だから安心して。上から見ているよ。お家
の様子を見たり、家の中に戻っていったりすることもあるよ」

■亡くなる前にずっとお座りをして上の一点を見つめていたわけ、病気になったこと、亡くなる際のこと

5時間もお座りして上部を見つめていた答えは返ってこなかったものの、誰かを待っている、という感じがした。その誰か
とは既に亡くなった白髪の眼鏡をかけた婦人のようだが、フランと接点のある人の中では思い当たる人がいなかった。
長い長い時の中で、転生した際に関わりのあった人かもしれない。もしそうであれば、フランが待つほどに可愛がってく
れた人が過去にいて、そしてフランを迎えに来てくれたことになるので、とても喜ばしいことだ。
神様と交信し、「死にたくない」と亡くなるのを拒否していた、と今までずっと思っていただけに、救われた気がした。
また公園で毒を食べて重病になったことについては、「拾い食いはあまりしないのに…失敗した !!」、と思っているらしい。
しかし逝くときは「人生に悔いはなし」といった感じの想いを抱きながら、服を脱ぐように肉体から離れていった。

■なにかしてほしいこと、伝えたいことは

◆小さいころ、膝の上で抱っこしてもらいながら乗った「ブランコ」がとても楽しかった。
◆大好きだった太い綱のおもちゃは、ナッツちゃんにあげてもいいよ。
◆ナッツちゃんのお腹、おっぱいのあたりを気をつけてあげてね。
◆最後には、笑顔で、「可愛がってくれてありがとう」


フランが上記質問で「小さいころ、膝の上で抱っこしてもらいながら乗ったブランコがとても楽しかった」と言った安里公
園のブランコ。那覇時代に住んでいたアパートの隣にあったが、フランは恩納村に引っ越しする前の数か月をここで過ごし
た。膝に乗せてブランコしていたことは、アニマルコミュニケーターさんに言われるまで忘れていた。フランとブランコに
乗りたくなり、11月7日、フランの月命日のお祈りに行った際に立ち寄り、フランの写真を膝に乗っけてブランコした。

■ナッツとの関係     参照⇒ ナッツとアニマルコミュニケーター
フランに続きナッツとのアニマルコミュニケーションを行った際、「前にも(過去世)フランと一緒にいたことがあるよ」、
とナッツは言った。一緒にいる場面を探ってみると、親とはぐれて、岩場の森を歩いているツキノワグマの兄弟が見えた。
場所は北海道のような感じ。じゃれあっている2頭の子熊。これがナッツとフランだった。

※日頃から仲が良く、相性も良く、親子のような仕草もしていただけに、なんの違和感もなくスッと入ってきた。


「過去世アニマルリーディング」 の結果報告

なぜ飼い主のもとにやってきたか、過去に飼い主とどういうつながりがあったか。お互いを必要とする深い縁とはなにか。

今から200年以上前のフランス革命時代(1789年〜1799年)のフランス。私は腰に剣を差し、茶色のブーツといった姿。
小鳥がさえずる森の中、門構えのしっかりした古い家で、かわいがっている「うさぎ」と一緒に暮らしていた。
戦いに明け暮れるある日、私は少し疲れた様子で歩いていた。ふと目を横にむけると尻尾がふさふさで一生懸命どんぐりの実
を食べているリスがいた。リスを横目で見ながら歩いていると、何故かリスが私についてきた。もともと冒険好きなこのリス
は、家の中に入り、それからは度々家を訪れるようになっていた。
フランと同じ「くりくりした目」のリス。このリスこそがフランの過去世だった。
リス(フラン)は、私に元気がないのが気になって私についていった。度々、家を訪れたのは、人間のことが知りたかったから。
人間とウサギが家族のように暮らしているのを見て、うらやましかったのかもしれない。時を経て、リス(フラン)は家の庭に
ある穴の中で、「今度は人間と一緒に暮らしてみたい」と願いながら、また、私のことをとても気にしながら息を引き取った。
今度は犬のフランに問いかけてみた。
するとフランは過去にリスであったことを認め、「願いがかなって、人間と一緒に暮らせるワンコに生まれ変わることができ
て幸せだった。昔、リスでいたときは孤独で寂しかった…」、と話してくれた。
リス(フラン)は私のことを気に留め、人間と家族として暮らせることを願いながら亡くなり、犬に転生。私と再会した。

※24時間、私にくっついていたフラン。リスのときの孤独と寂しさがそうさせていたのかもしれない。またフランは私の理想。
 私の心の隙間を埋めるばかりか、一心同体でいてくれた。生きるのに少々疲れていた私に元気と生きがいを与えてくれた。

※フランス革命時、日本は江戸時代。当時の私の教訓は、「敵を作らない、後悔や罪悪感を手放す」といったものだったとか。
 戦いに明け暮れ、追われるときもあったらしいが、晩年は穏やかに過ごして老衰でなくなった。


備考
セッション結果を受けて、身も心も軽くなったような、ふっきれたような気がした。かといって、フランのことが気になら
なくなったわけではない。なので、状況に応じてフランの様子を垣間見てみたい。フランがまた転生するまでを見届けられ
たらいいのだが…。また私が逝ったときに迎えにきてくれること、再会時に「フラン、ありがとう」と抱きしめること、天
界で一緒に遊べること、来世でまた一緒に暮らせること。そうなることを信じていれば、死ぬことも楽しみとなってくる。

2回目
 2019年12月


12月10日、フランの夢を見ないので、「フランと夢で会いたい」と念じてみると、「耳が垂れた黒い子犬」が現れた。
「ひょっとして、転生したのでは…」と気になってしょうがないので、アニマルコミュニケーターさんにお願いしてみた。
そして12月18日、セッション報告をメールで受けた。

「アニマルコミュニケーション」 の結果報告
フランは呼ばれると、とても元気よく、まるで子犬のような足取りでやってきた。
景色は前回と同じ。天は真っ青。広々とした草原の中、白い雲が階段のように空にのび、春のような暖かい気配がしていた。
<転生について>
フランは転生しないで、まだ天界を楽しんでいた。夢で現れた「耳が垂れた黒い犬」は今後、何らかの縁があるのかもしれ
ないので忘れないようにしないと。またワンコは亡くなってから2年以降に転生が始まるとか。フランの魂が必要になった
とき、新しい飼い主さんとの魂レベルでの縁のもと、新しい使命と新しい身体を天から授かって生まれ変わる。
<夢について>
寝る前に念じることは、ワンコの思いを感じるにはとても良いこと。ただ「夢に絶対出てきて」と念じると、執着になって
しまうのでよくない。「夢でフランちゃんにあえるといいな〜」、といった感じで、軽く願うのがよい。

■天界での暮らしは?
とても素直で愛嬌のあるフラン。なので天界ではとても人気者で、他の動物たちのアイドルのような存在になっていた。
といっても、天界での動物たちは一緒に遊ぶというよりも、別々に行動し、それぞれが丸い透明なシャボン玉の中にいる
感じなのだが、フランの周りには人気者のオーラが漂っていた。フランは天界で幸せに、そしてゆったりと暮らしている。
◆ここは居心地が良くて、楽しんでいるよ。皆それぞれに好きなことをしているよ。

■お家に遊びに来たとき、なにをしているの?
フランは家に遊びに来ていた。ナッツと私との穏やかな暮らしぶりを、とても穏やかな気持ちで眺めているとか。
ナッツがどこかを見て笑顔になっているとき、そんなときはフランが遊びに来ている。
◆ナッツちゃんが寂しがっていないか見にいってるよ。
◆ナッツちゃんとお話ししているよ。
◆ナッツちゃんのご飯を食べている姿を見るのが楽しくて、横で見ているよ。
◆お家でいつもくつろいでいたクッションはそのままにしておいてね。お家に帰ったときは、そこでくつろいでいるから。

■いつも話しかけているよ…

いつも話しかけていることを、フランはとても喜んでいた。またフランを想う時、その心はいつもフランに伝わっている。

3回目
 2020年3月14日 (誕生日)


3月1日、フランの誕生日(3月14日・ホワイトデー)に感謝の気持ちを伝えたいと、アニマルコミュニケーターさんにお願い
をした。そして当日。日付がかわって3月14日になったとき、フランとお話。終了後、結果報告のメールが届いた。
フランが生きていれば7歳の誕生日…早すぎる死に心の痛みが止まない。

「アニマルコミュニケーション」 の結果報告
フランは呼ばれると、とても元気にやってきた。子犬のように、はつらつとしていた。そして、くりくりした目で一生懸命
に話を聞いてくれた。毎日どんな様子なのかを見ていると、白い雲の上に乗ってはしゃいでいる姿がみえた。例えると、
孫悟空のきんとん雲のような感じ。子犬に戻ったかのような無邪気な様子で、元気いっぱいだった。

◆「お誕生日を覚えてくれていて、ありがとう」
素直で純真無垢。天使のようなワンコちゃんであることが、話しているとよくわかった。

◆私からの感謝の言葉を伝えると、「楽しかったね〜」という感情が伝わってきて、つられて温かい気持ちに包まれた。
今のフランの気持ちは、「ルンルン」といった言葉がふさわしい感じ。まるで無邪気な子犬に戻ったような…。

◆「お家にはときどき帰っているよ。いつでも会えているよ」
呼びかけられたり、話しかけられている(写真などに向かって)ことをとても喜んでいる様子だった。

◆「ナッツちゃんのことを可愛がっていてくれて、とても嬉しい」
フランはナッツのことを心配している感じではなく、お姉さんのように見守っている、という感じだった。
※生前のフランは、ナッツのほうが4歳年上なのに、リーダーとして引っ張っていた。ナッツが散歩を嫌がったり、おやつ
を催促しすぎたりすると、ナッツをたしなめたりしていた。また散歩ではつねに前を率先して歩いていた。
過去世でナッツとフランはツキノワグマの子熊兄弟だった。もしかすると、フランの方が年上であったのかもしれない。


5月29日、ナッツの誕生日にアニマルコミュニケーターさんとナッツがお話しした際、フランのことも聞いてもらった。
参照⇒ ナッツとアニマルコミュニケーター

■フランが家に帰ってきたときに「ナッツちゃんとお話ししているよ」、といっていたけど、どんな話をしているの?

ナッツとフランは、まるで人間の兄弟姉妹のように、寄り添って笑いながら話している様子が伝わってきた。部屋の中での
日常生活を眺めながら、子供のような「たわいのない話」をするとても穏やかな二人の姿に、ほっこり。二人の様子を見て
いると、こちらまで笑顔になってくるとか。
◆「お父さんは、食べ物の○○が苦手なんだよね」
◆「お父さんとお母さんは買い物に出かけたんだよね。なにを買ってくるのかなぁ〜」
◆「お母さん、鏡に向かって何をしているのかなぁ〜」
◆お掃除のときは、「邪魔にならないように…」と、二人で移動したり、フランがナッツに寄り添っている場面がみえた。
◆ナッツが「風が気持ちいいね」とつぶやくと、それを聞いて、フランが「芝生のある広場に行ったよね」と話していたり…。
◆そして、フランは「またね〜」というように、いつも軽やかに家から天界へ帰っていく。
※フランが傍にいることを信じ、生前の暮らしと同じように、フランのいる毎日をナッツと共にずっとおくっていこうと誓った。