海外移住情報


シンガポール
ワークホリデープログラム WHP




概要


ワーキングホリデー制度(相互協定)とは異なる姉妹制度として実施。


6ケ月間の滞在期間に限定されます。
●制度開始年/2007年12月1日
●発給制限/人数制限があります。対象8ケ国で計2000人。
●発給対象/18〜25歳。対象条件に見合った大学に通う大学生、大学卒業者。
●審査期間/約3週間
査証規定
●滞在期間は6ケ月間、滞在中の入出国は自由。
●滞在延長不可。
●就労制限はとくにありません。
就労査証への切り替え
期間終了時、正規就職先企業のスポンサードを得て人材開発省の一般就労パスを取得
すれば「長期正規就労」への切り替えが認められます。またWH実施背景には、シンガポ
ール政府の「優秀な人材を先進国から積極的に誘致していこう」という政策が影響。
シンガポール人材開発省/就労ガイド



詳細規定


○シンガポール・ワークホリデー・プログラム(WHP)

規定人数に達した時点で受付は終了。2012年12月、制度改変。
<公式ガイド>
人材開発省が実施窓口となります。
シンガポール人材開発省(MOM)/ワークホリデープログラム
シンガポール人材開発省
<関連機関>
シンガポール大使館
シンガポール移民局 ICA


○資格条件の改変
2012年12月、制度改変。対象となる資格条件が厳しくなりました。

◆対象年齢が「18〜25歳」に改変。※改変前は17〜30歳。
◆対象大学の条件が設定。※改変前は大学の制限はなし。

○対象大学、国籍
◆該当する申請者であれば国籍不問。
◆日本、香港、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ。
以上8ケ国の世界大学ランキング200位以内に入っている大学に通う大学生、大学卒業者。
※日本の対象大学は主要国立大学、早稲田・慶応などの有名私立大学に限定。
※Quacquarelli Symonds World University Rankings、 Shanghai Jiao Tong University’s
Academic Ranking of World Universities、 Times Higher Education World University Ran
kings。以上のランキングに入っている大学が対象。

○オンライン申請手続き
申請はオンラインのみ。人材開発省サイトから申請書をダウンロード後、必要事項を記
入した申請書と必要書類をメールの添付ファイルにて人材開発省へ送付。メール件名
には「Application for WHP」と記入します。審査期間は21日間。
審査結果はEメールにて通知され、通過者にはIPA(In-Principle Approval for the WHP)
が送付されます。
シンガポール人材開発省/WHPアプリケーションガイド
◆写真
スキャナーでデジタル化(JPEGファイル形式)して、申請書と共に添付ファイルでメール
で送付します。JPEGファイル画像は鮮明であることが求められますが、ファイルサイズ
は100〜150KB程度のものとします。
◆在学証明書、卒業証明書 (氏名・国籍・性別・生年月日が明記されたもの)
◆パスポートの顔写真ページ
※滞在資金証明は不要です。
<メール送付先>
mom_whp_wpd@mom.gov.sg

○入国と入国後の手続き
発給されたIPAを持参の上、査証免除にて入国。シンガポール人材開発省を訪問して
必要書類を提出するとWHPパス(WHP用の労働許可証)が発給されます。また査証免
除からの査証変更手続きが必要です。
シンガポール人材開発省/WHP申請後ガイド
■WHPパスの発給
<人材開発省 MOM>
・住所/18. Havelock Road. Singapore
・受付時間/月〜金(8:00〜16:00)、土曜(8:00〜12:00)
・処理時間は3時間。即日受け取りは月〜金(15:00まで)、土曜(11:00)。
<必要書類>
◆IPA、WHPパス申告用紙
◆バスポート(査証の空白ページが2ページ以上あるもの)
◆滞在終了時の帰国宣誓書
◆出国用予約済(入国日より半年内)交通チケット。バス・鉄道・フェリー・航空機など。
◆WHPパス発給料は40シンガポールドル。
※健康診断は不要。代わりにWHPパス発給前に健康宣言を行います。
■査証取得
査証免除資格から滞在期間(6ケ月)をカバーする長期旅行用査証への変更取得手続
きが必要。査証手続きは人材開発省または移民局で行うことになります。
発給料はシングルまたはマルチプル、40シンガポールドル。

○参照
海外移住情報・シンガポール編