作業の妨害を謀った(笑)グレイが部屋から追い出された後、魔術師ギルド幹部のセレム導師(レベル7賢者)が現れ、彼の指示の元、彫像の調査が進んでいきました。高さ20センチ、幅10センチ、奥行き10センチ、重さ3キロ、材質は漆黒の見たこともない物質、と、調査項目が次々と埋められていきます。
グレイ 結構重いな、これは怪しい。
フェミー よし、たたいてみよう。
グレイ 馬鹿、やめろ。
フェミー って、グレイはここにいないでしょ、いない奴がしゃべるなー♪
グレイ グレイはアルティアの危機を感じとり、この場にとんできたのだ。アルティアは俺が守る!
フェミー じゃ、フェミーちゃんはレイピアの柄で渾身の力をもって彫像をたたいたよん。
グレイ 待て!
GM (フェミーは非力だから…)彫像はびくともしない。
グレイ コラ!
ラハ じゃ、今度は火をつけてみよう。
GM 今、ギルドの技術者がやってるよ。ちなみにいくら熱しても彫像はいっこうに熱くならない。
グレイ やめろー!
GM(セレム) 「さて、ルイ君に彫像を殴ってもらおうか。研究室に備え付けの打撃力30のモールでね」
グレイ するなー!
ルイ いいんですか、彫像を傷つけても。
GM(セレム) 「かまわんよ、やり給え」
ルイ では、いきます。ダメージは15点。
GM それはちょっと痛いぞ。彫像が発光したかと思うと、その光でモールがはじかれたぞ。そして殴ったときの勢いのままにルイにぶつかってくるんだ。
グレイ 俺を無視するんじゃねー、ちゃぶ台返し!(グレイのプレイヤー、急に立ち上がると机をひっくり返す)
ルイ 痛っ、人に机をぶつけないください!
ラハ あーあ、散らかしちゃって。机離しててよかった。
GM ……(怒)
フェミー グレイ〜、なに馬鹿やってるのよ〜!
しばしもめた後、テーブルを戻して再開。