ＧＭ さてと、火葬が終わると夜ですよ。
エレン 神殿で寝るのが安全ね。
Ｊｒ そうだね。
ＧＭ じゃあ今日は神殿で過ごすんだね。
ＧＭ（ラミカ） 「出来れば近くの村の神殿までつき合って欲しいんですけど」
エレン 私そんな趣味ありません。
ＧＭ は？（何を言うとるんだこの娘は）
ＧＭ（ラミカ） 「私にも有りません」
エレン いえなんでもありません、うけますよ。
ＧＭ なにを？
エレン 仕事。
ＧＭ ああ、そういう意味ね。
Ｊｒ 神殿にいるのが一番安全だ。
ＧＭ（エルウィン） 「夜の見張りはどうする？」
ザヴィ もう寝てます。
エレン 交代で寝ます、ついでに交代するときにザヴィの横腹蹴って行きますからね。
ＧＭ 子供達はすぐ寝てしまいます。そして起きているひとはとても強烈な睡魔に襲われます。
Ｊｒ 歌を唄う。
エレン 弓矢の矢尻で手をチクチクする。
ＧＭ そういったことは全く意味をなしません。
ザヴィ （ボソリと）英語の授業だな。
一同 （爆笑）
ＧＭ そうこうしているとエルウィンがばたりと倒れます。それを見ながら皆さんも眠りに落ちて下さい。
エレン えー寝ちゃうの……ごめんなさい。
ＧＭ （なにが）えーとそれではまずザヴィからいきますね。ザヴィ、君は今夢のなかにいます。そして真っ白な空間をここは何処だろうと思いながら歩いています、すると突如目の前に黒い影が現れました。知力判定……って、失敗かい。
ザヴィ うん、１ゾロで自動的失敗（笑）
ＧＭ おいおい（笑）。じゃあ全く解りません。黒い影は見ていると君に剣を教えてくれた師匠になります。
エレン いたのそんな人。
ザヴィ ししょー、爺さんだよ。
ＧＭ お爺さんなの、だったらそのお爺さんがですね、
ＧＭ（ザヴィの祖父？） 「ザヴィよ、お主はその剣を持って何をする気だ？」
ザヴィ うっ。
ＧＭ（ザヴィの祖父？） 「破壊か！？」
ザヴィ え〜そりゃプリーストだから人を助けないと死んじゃうもん。（混乱）
ＧＭ（ザヴィの祖父？） 「ならば、お主はマイリーの信仰の元に何故戦うのじゃ」
ザヴィ だから、たたたた戦わないと（笑）…………人を助けるため、世の中には困っている人は沢山います。
ＧＭ（ザヴィの祖父？） 「そんなことのためにしておるのかお主はっ！！」
ＧＭ その後すぐに影は薄れていき、影が消える瞬間に翼が見えます。
ザヴィ なにっ貴様偽物かー。
ＧＭ ではザヴィは後は普通の夢でも見ていて下さい。次はウラヌス、君です。
ウラヌス （うなずく）
ＧＭ 君も真っ白な空間をここは何処だろうと思いながら歩いています、すると突如目の前に黒い影が現れました。さて影は君に魔法を教えてくれた先生になります。
ＧＭ（先生？） 「おまえはソーサラーとしての修行を積んだ、ではおまえは知識を求めるのか、それとも力を求めるのか」
ウラヌス 知識のために。
ＧＭ（先生？） 「そうか、知識を求めるのか、ならば何故知識を求めるのだ」
ウラヌス ……………………。
エレン いきなりシリアスになったわね。
ＧＭ だからこのキャンペーンはシリアスなんだってば。
Ｊｒ 元々から？
ザヴィ 不慣れなやつだな。
ＧＭ えっ？
ザヴィ だから、みんなにとって都合の悪いネタだな。
ＧＭ わるかったな。
エレン この質問がきたら一つでしょ、子供に教えるとか。
ウラヌス ………………。
エレン こういうセリフ苦手でしょ
ウラヌス ……苦手。
一同 …………………………。
ＧＭ 答がでないのならですね、
ＧＭ（先生？） 「そうか答えられぬか、だが人間が欲望で動くのは当然のこと、おまえは知識欲を満たそうとしているのだなクックックッ」
ＧＭ といって薄れて行き、消える瞬間に角が見えました、後は普通の夢を見て下さい。では次はＪｒさんですね、あなたも真っ白な空間をここは何処だろうと思いながら歩いています、すると突如目の前に黒い影が現れました。そこには、天使の翼に角を持った、例えるならルシファーのような姿をした青年が立っています。
ＧＭ（青年） 「ほう、どうやら私の姿が見えるようですね」
Ｊｒ うーむ。
ＧＭ（青年） 「では質問に答えてもらいましょうか。貴方は何故冒険をしているのです？」
Ｊｒ 私は歌を捜し求めるために冒険しているのです。
エレン おぉーー。
ＧＭ（青年） 「それはいい考えですね、ですが歌を作るだけなら冒険は必要ないのでは？」
エレン すばらしいツッコミね。
ＧＭ（青年） 「では貴方に歌を作る力を差し上げましょう」
Ｊｒ 結構です、歌は自分で作るものですから。
ＧＭ（青年） 「フンッ…………」
ＧＭ そう言うと消えていきます。最後はエレンさんですね、あなたも真っ白な空間をここは何処だろうと思いながら歩いています。すると突如目の前で惨劇が起こります。そう、あなたの父親が殺されるシーンです。
エレン いやぁーーーーーーーーーーっ！
エレンは裏設定として、父親を目の前で殺され、仇はその場で取ったものの精神に少し異常をきたしてしまったとしている。ちなみに母親はエルフの森に連れ戻されており、冒険の目的は母親に会うことです。
エレン なんでよぉーこんなこともう思い出したくないのに。
ＧＭ エレンさん貴方に声が聞こえてきます。
ＧＭ（謎の声） 「あなたは何のために冒険をしているのですか。復讐、それとも別の目的があるのですか？」
エレン 母様に会うため。
ＧＭ（謎の声） 「では仇は討ちたくないのですか？」
エレン 仇はもう死んでますよ。
ＧＭ（謎の声） 「いいえ、あなたの父親が死んだ理由を突き詰めるとその原因はエルフ族にあります、そのエルフ族に復讐したくありませんか」
エレン 復讐しても何にもならないし、ただ悲しくなるだけだからそうは思いません。
ＧＭ（謎の声） 「フン……そうか」
ＧＭ と言うと声は聞こえなくなりました。あとは普通の夢でも見て下さい。
エレン お父さんとお母さんに囲まれて遊んでいる夢でも見てます。
ＧＭ 朝です、ラミカさんや子供達が起こしてくれますよ。
エレン どうやら何も起きなかったみたいですね。
ＧＭ 君達は奇妙な夢を見たことは覚えています、１人除いてね。
エレン 誰？
ＧＭ Ｊｒですよ。
ザヴィ なぜ？
ＧＭ 正体を見破ったからでしょ。
Ｊｒ 消すかー。
ザヴィ 精神点回復してもいいかな。
ＧＭ あっ、そうそう精神点は１点ね。
一同 はあ？
何で１点になるんだと言い合った後、魔晶石を調べる一行。
（エレン なんだ、魔晶石かなりあるじゃない）
ザヴィ う〜んだるいなぁ、爺さんの夢みちまったよ。
エレン ちなみに私は神殿の隅で泣いています。
ＧＭ（エルウィン） 「俺も嫌な夢を見た」
エレン エルウィンはどんな夢を見たの？
ＧＭ （隅で泣いてるんじゃ……）聞くの？まあいいか。
ＧＭ（エルウィン） 「昔の事さ…俺はこの手で妹を殺してしまったんだよ、そんときの夢さ」
ＧＭ と言ってずーんと沈んでいます。
エレン じゃあ近くにいって肩を…。
ＧＭ そうするとエルウィンの横にすっと人がやってきて肩を叩くんですよ、
ＧＭ（謎の男） 「おまえも色々あったんだな」
ＧＭ こいつの事はみんなも知っています。
エレン 誰？
ザヴィ だれだ？
ＧＭ さあ？ 君達は名前は思い出せないけどずっと一緒に冒険してきた仲間だと思っています、現時点では。
エレン 解った、そいつね夢に出てきたのは。
ＧＭ プレイヤーには解るかも知れないがキャラクターは昔からの仲間だと思っている。
Ｊｒ みんなの夢を聞いて歌を作ります。
エレン すごく悲しい歌になるんじゃないかな。
ザヴィ 俺のだったら、俺のじいさんハッスルじじい、とか。
一同 （笑）
ＧＭ では、
ザヴィ いやーー！
ＧＭ はい？
エレン なによいきなり。
ザヴィ いやなんでもない。
ＧＭ （何がしたかったのだろう） それでは、
ＧＭ（謎の男） 「子供達をはやく町に連れていってオランへいこうぜ」
エレン 次の村まではどれくらい？
ＧＭ ３日ぐらいと思う。
エレン とりあえずいきましょ。
Ｊｒ ワイト２匹逃したのが不安だ。
ＧＭ （２匹だけだといいねぇ） じゃあ３日して村に着いてラミカと子供達を神殿に届けました、なにかしたいことある？
エレン 別にないよ。
ＧＭ（謎の男） 「では、はやくオランへ行こう」
ザヴィ そうだな、行くか。