読書ノート 目次

by よんひゃん

被差別部落の青春 心の砕ける音 人権を疑え! 「弱者」という呪縛

「弱者」という呪縛 戦後のタブーを解き放て!

小浜逸郎/著 桜田淳/著 佐藤幹夫/司会・構成

購入日  不明
読了日 2001/10/05
参考リンク
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感想
対談なのだから、文章とは違って、あまり厳密な内容を求めてはいけないのかもしれないが、批判している相手が、「フェミニスト」とか「最近の学校現場」という感じで、曖昧模糊としていて、ひょっとして、この人たちの脳内にある存在じゃないかと疑わしくなってくる。小浜逸郎に関しては、『男という不安』でもそういう傾向を感じたから、対談という形式だけの問題ではないのかもしれない。

民主主義にしろ、人権思想にしろ、戦後50年もたてば、極端な形の亜流が生まれてきても当然な話で、そういう部分をとりあげて批判しても、あまり意味がないような気がする。


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