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プレあらすじ第1話


連載リレー小説「ヒロとスズ」設定
--------------------------------------------------------------------------------主人公……「ひーちゃん」。
 ・普段は「ヒロ」とか「ヒロくん」と呼ばれる。
 ・「ひーちゃん」は、幼なじみのコだけが昔の習慣で呼ぶアダ名。
 ・デフォルトネームとして、「二上宏綺(にかみひろき)」。
 ・一人称は「僕」。
 ・でも弱々しいわけではない。波乱万丈(ダイターン3)も、一人称は「僕」である。
 ・格闘技は、特にやってない(唐突に妙な技を使うと、ハナシが混乱するので)。
 ・担任の古典教師、美里葵にベタ惚れ。
--------------------------------------------------------------------------------幼なじみ……「円矢鈴音(まるやすずね)」。
 ・ふだんは「スズ」「スズネ」と呼ばれる。
 ・主人公(ヒロ)にはむかし、「すーちゃん」と呼ばれていた。
 ・一人称は「わたし」。ただ、最近は主人公に対してのみ「あたし」と言う。
 ・最近、主人公に対しては態度がキツイ(でも、いつも側には居る)。
 ・その理由は、周りからはまるわかり。気付いていないのは当人たちのみ(笑)。
--------------------------------------------------------------------------------美里葵……「葵せんせ」。
 ・オトコどもに大人気の古典教師。2-C担任。
 ・昔取った杵柄はいまだ健在。菩薩眼を始め、ジハードなど攻撃技も使用可。
 ・ただし、生徒たちを護るためなど、よほどのことが無い限り封印中。
 ・自身の「運命の男」と同じアダ名で呼ばれる主人公に、びっくり。
 ・包容力に溢れたオトナの女性。
 ・酔い潰せない(笑)。
--------------------------------------------------------------------------------犬神杜人……「とっつぁん」(笑)。
 ・やる気の感じられない3-B担任の生物教師。
 ・相変わらず、正体も能力も出し惜しみ。
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★緋勇龍麻……元祖「ひーちゃん」(笑)。
 ・ハナシがややこしくなるので、まだ中国在中(笑)。
 ・京一、劉、ついでに諸羽も行ってるらしい?
 ・小説版で一時帰国したらしいが、ココではそーいうことにしときませう?
 
★小説版の連中……出さない方が無難かと(笑)。
 ・たぶん、3年になって、各部の部長になってるあたりと推測。
 ・有名人だろうカラ、セリフの端に名前くらいは出てもいいかも。
 ・「××部の部長の○○さんが」とか。
 
★マリィ・クレア……美里葵の義理の妹。
 ・なんと、私の設定では、彼女は今回の主人公たちと同年代で、真神に居ます。
 ・まだ、年齢(もう21あたりのハズ)の割には幼いですが、
  発育のよい高校生、くらいには育ってます。ゴージャスな美人。
 ・でも、ココでソレやるのは……やめときませうかね(笑)。
--------------------------------------------------------------------------------ヒロの親友……「三木 薫(みき かおる)」
 ・「三木」とか「三木くん」など、そのまんまで呼ばれる。「三木っち」なんてのもあり。
 ・ヒロ・スズとは、真神の受験会場で隣の席になったことがキッカケで知り合う。
 ・クラスは1年の時から一緒。
 ・実は、スズのことを「可愛いな」と思ってなくもなかったりする。
 ・だが結局は「二人の仲を心配して」、何かと世話を焼いている。
 ・つまり、「恋よりは友情に生きる(生きてしまう)」タイプ。
 ・性格は、「きわめて明朗」。
 ・基本的に人懐っこいが、そのためかえって壬生や来須タイプのような雰囲気はとても苦手。
 ・ちなみに、大のプロ野球ファンヤクルトスワローズ命。野球の話になると、人が変わる
  ――とか。
 
 ・母親は幼い頃に他界しており、古物商の父親に連れられて、日本全国を転々としてきた。
 ・そのため、時期によって、あちこちの方言が飛び出す妙なクセがある。
 ・本来の一人称は「俺」。
 ・だが、現在(作中)は「関西弁の時期」で、『わい』と『俺』が混在していることがある。
 ・ただし、如月は商売相手なので、彼と話すときは標準語になる。
 ・また、なんと2年ほどヨーロッパで暮らしていた時期もあったりする。帰国子女?
 ・ゆえに、歴史はもちろん、実は英語やドイツ語まで得意という「かくし芸」の持ち主。
 ・でも、成績は何故か中の中(笑)。
 
 ・親の取り扱い商品の傾向が傾向で、しかも得意先が、如月骨董品店。
 ・当然、霊的アイテムや、呪われた品物(笑)などには、やたらに縁がある。
 ・ゆえに、霊体験オカルト事件などには、結構慣れていたりする好きかどうかは別として。
 ・とは言っても今現在、彼自身には特別な力は特になし。
 ・しいていえば、どんな時でもマイペースで暗くならないところが特殊能力かも(笑)
 
 ・おせっかい焼きで、楽天的で、でもイザという時にはそれなりの男気は発揮する、という、
  全体で見ると、「ルックスの伴わない、ギャグ強化型の京一」でせうか。

 ・ちなみに彼の父親は、『古物商』とはいっても、如月骨董品店のような『店舗』ではない。
 ・あくまでも、美術品や骨董品の売買の仲介業。
 ・もしかしたら、どこかの新宿の魔女にも怪しいアイテムとか紹介して、売ってたりするかも。
--------------------------------------------------------------------------------オリジナル・キャラ
 ・上記の、ヒロの親友である「三木くん」や、下記のプロイセンの騎士「フリッツ」のように、
  「魔人キャラ」ではないキャラが現れて、特に説明や設定が書かれなかった場合、
  それは「オリジナルキャラ」とみなします。
 ・リレー小説に出すからには、それは他人の手によりイジられるコトを前提という、
  「暗黙の了解」を得たものとし、好きにイジらせて貰います。
 ・故に、自分の中で大切なキャラ、かわいいキャラは、秘蔵しておいて下さい(笑)。
 ・もちろん、他の作者のみなさんも、「オリジナル」は自由にイジってください。
 ・といっても、キャラクター性には留意あれ……。
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★文京区・関口
 ・「東京カテドラル聖マリア大聖堂」のある場所。新宿のそば。
 ・特に、ヴァンバイア関連で有名な「史実」がある――
  と、いうわけではないらしい。
--------------------------------------------------------------------------------東京カテドラル聖マリア大聖堂
 ・カトリックの「東京教区」の中心。
 ・ちなみに「カテドラル」とは、教区の指導者である「司教」の座る椅子のことを言う。
 ・つまり、「司教」の居る、教区の中心である聖堂のことを指すわけである。
 ・建物の天井が、上空から見ると「十字架」の形をしているという、独特の造り。
 ・ソレはステンドグラスで、礼拝堂から天井を見上げると、壮大な光の十字架が見える。
 ・外壁も、基部から十字架状の天井に向かって、斜めに登っていくコンクリートの曲線で成り、
 ・極めて特異かつ壮麗な造りとなっている。
--------------------------------------------------------------------------------吸血鬼――「田中さん」ではありません(笑)。
 ・「ドラキュラ」で名高い「ヴァンパイア」族が有名。
 ・ただし、「ヴァンパイア」は世界中にマニヤが居て、ヘタなコトは言えません。
 ・「ヴァンパイア」については、「基礎知識集」を参照→ココ
 ・ですが、この「ヒロスズ」の劇中における「吸血鬼」とは、ソレとは別モノであり、
  「ギーラッハ」と呼ばれる騎士の一族のように、似て非なる存在。
 ・なので、上の「知識集」は、「そうしなければならない」という「枷」ではなく、
  単なる「参考資料」に過ぎません。
 ・「ギーラッハ」については、下↓の項を参照。
--------------------------------------------------------------------------------「ギーラッハ」――プロイセンの吸血鬼伝承。
 ・つまり、「ヴァンパイア」の国とは別の国の「吸血鬼」ということ。
 ・ゆえに、「ヴァンパイア」とは似て非なる生き物。
 ・ちなみに「ギーラッハ」というのは「吸血種族の騎士」のことであり、
 ・「吸血鬼」そのものを指す言葉ではありません。
 ・「何に仕える騎士か」というと……「アルガ」(下↓の項)でしょうか。
 ・ギーラッハの個体数は激減しています。原因はもちろん、人間による迫害。
 ・日本では、ソレが西洋諸国に比べて穏やかなため、渡ってきたようです。
 この設定も、「ヒロスズ」オリジナルなので、原典はありません。
--------------------------------------------------------------------------------アルガ――「馬蛭(ヒル)」を意味する、吸血悪霊の伝承。
 ・ただし、吸血鬼の「魔王」という伝承もあり。
 ・が、これも明確な伝承はなく、「ヒロスズ」オリジナルということに。
 ・劇中にて「アルガの巫女――」というセリフがあるため、個体ではなく、
  「ギーラッハにとっての神」というべき存在と考えるべきか。
--------------------------------------------------------------------------------ウピエル――「吸血鬼」を意味するスラブ語。
 ・つまり、「ギーラッハ」に同じく、似て非なるモノを指すことになる。
 ・ただし、ウピエルの原典には、「舌針で首を刺して血を飲む」といった、
  「ヴァンパイア族」に比べると、かなり乱暴な妖魅であるような伝承もあり。
 ・しかし、明確な伝承はないため、コレも「ヒロスズ」オリジナルです。
--------------------------------------------------------------------------------フリッツ・ハールマン――「プロイセンの騎士、ギーラッハ」。
 ・原典は、「ハノーファーの吸血鬼」で知られる、ドイツの大量殺人鬼。
 ・しかし、ここでは、数少ない「ギーラッハ」の一人ということに。
 ・高潔な性格だが、そこは「ヒトではない」ので、理解しがたい処も。
 ・行動原理は、ギーラッハの神・アルガに仕えること、でせうか?
 「プロイセンの騎士」としての彼には原典はなく、オリジナル・キャラです。
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フィリップ・ホーエンハイム――賢者の石の剣を持つ、別名「魔剣士パラケルスス」。
 ・スイス出身の「放浪の医師」と呼ばれた事もあるかつての名医であり、錬金術師。
 ・1493年−1541年に実在。
 ・「不死身」の伝承を持つが、本人ということにするとややこしいので、オリキャラ。
 ・ただ、昔から生きている「不死身の錬金術師」ということではある。
 ・通称は「フィル」「フィリップ」だから)。
 ・また、下記の「シェラ・アグリッパ」ともども、「特務13課」の所属らしい。
 ・「特務13課」については、2つ下↓。

 ・アルビノ(先天性色素不全)で、色素のない白い肌と、血が透ける赤い瞳の持ち主。
 ・武器と戦術は、賢者の石が柄にはまっている魔剣による剣術。
 ・この剣は小型・細身の装飾用直剣なので、「斬る」ことには、ほとんど適さない。
 ・よって、フィルの剣術は「突き」主体。
 ・具体的形状↓

 ・全長70センチ、刃渡り60センチ、重量700グラム。
  一般的に、ウォーキングソードと呼ばれる剣で、
  通常、装飾にダイヤなどの宝石を入れる部分――「ヒルト」に、賢者の石を填めている。

 ・医師にして錬金術師として、万能薬とされる「賢者の石の粉末」を使用。
 ・ただし、誰が使ってもその効力が発揮できるというものではない。
 ・多くの霊的アイテムがそうであるように、それなりの知識と《力》が必要。
 ・葵せんせや、たか子先生、もしかして如月も使えると思われるが、やはり本職が一番だろう。

 ・「プロイセンの吸血騎士」こと「フリッツ・ハールマン」とは、長年のライバル関係。
 ・「フィリップ」では「フリッツ」といささかカブるので、表記は「フィル」。
 ・ちなみに「パラケルスス」とは、「実在の彼」が使った「ペンネーム」。
 ・でも、いちいちそう書いていたら長いし、読者も混乱するので、「フィル」(笑)!
 ・ただ、名乗りの時とかは使うかも。
 ・「この、魔剣士パラケルススが相手だ」みたいに。
--------------------------------------------------------------------------------シェラ・アグリッパ ――「凶手」
 ・かの有名な錬金術師、アグリッパの子孫。
 ・アグリッパも実在し、何人ものドイツ王族の侍医として仕えた権力者にして魔術師。
 ・が、この場合も、「偉大な錬金術師の子孫」という設定の、オリキャラということに。
 ・普段は、単純に「シェラ」と呼ばれる。
 ・異名である「凶手」とは、「シェラ」の和訳。すごい名前である(本名なのかは定かでない
  が――)。
 ・上記の「魔剣士フィル」同様、「特務13課」の所属らしい。

 ・黒尽くめのいでたちで、コートが標準装備。
 ・ボタンは飾りで、敵を幻惑するために簡単に取れる。
 ・前留めはフックで、敵に後ろから掴まれた時、簡単に脱げるようになっている。
 ・鎖骨部と、手首など大きな血管のある関節部分等は、突起の付いた鉄板やリングで補強され
  ている。
 ・もちろん、吸血鬼は「血管」を狙い、そして棘のような突起を嫌う特性があるため。
 ・十字架は持たない。ファッション用のアンブレカル十字を使用。

 ・武器は、銃。腕前は、来須より数段上。「来須の下手くそ」(笑)。
 ・「標的を見る」のと「狙いをつける」のが同時なほど。見た瞬間撃てて、当たるわけである。
 ・他、「裏技」として、「凶手」の異名にふさわしく、徒手打撃と締め技を使うこともあり。

 ・こと吸血鬼に対しては、残虐なまでに容赦なし。自ら「頭が壊れた」と表現する。
 ・要するに、「命」というものを重要視していない、という思考形態らしい。
 ・人質など無視するし、自分がそうなっても、むしろ撃たない味方に怒るという始末。
 ・また、怒鳴るなど、無意味に感情をぶつける行為も嫌う(するのもされるのも)。
 ・それは、他人が他人にそうすることであっても、目の前で行われた場合、同じ。

 ・その辺に関しては、上記の「魔剣士フィル」も同様の思考形態と性格の持ち主であり、
 ・たぶん「特務13課」の基本精神なのかもしれない。
 ・彼らにとっては、「吸血鬼の殲滅という任務の遂行」が最重要事項ということなのだろう。
 ・もちろん、フィル同様、フリッツはヨーロッパ以来の因縁の宿敵。
--------------------------------------------------------------------------------「M+M機関」と「特務13課」
 ・どちらも対吸血鬼(というか、人外の化物全般)の戦闘組織。
 ・うち、「特務13課」は法王庁の裏機関と噂される、歴史ある組織。
 ・対して「M+M機関」は比較的新参で、「13課」のメンバーからは軽視されがちのようだ。
 ・(例・「来須の下手くそ」byシェラ)

 ・ちなみに「現実の」法王庁には、そーいう課は存在しないので、注意されたし。
 ・あくまでも、ソレが法王庁に存在することは、この作品中のオリジナル。
 ・それも、「ある」ことを公式発表しているわけではないので、作品中でも裏組織だ。
 ・よって、「特務13課」とは、あくまでも「噂されている」だけの「非公式組織」。
 ・ていうか、正確には、現実の方は「法王庁」という正式名ではないそうではあるが――。
 ・で、その「架空(作中)」の「法王庁」には、1〜12の「正規の」課がある。
 ・この各課には、それぞれ12の使徒の名が冠されているのだが――、
 ・その特性からか、ウラである「13課」のコードネームは、「ジューダ(ユダ)」。

 ・なぜわざわざ日本くんだりまで、両機関のエージェントが来ているかというと、
 ・彼らは「防衛兵力」ではなく「攻撃兵力」だから。
 ・どちらも、吸血鬼の存在を嗅ぎつけ、狩りだし、殲滅するための機関なわけである。
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 ★ヴァジュラ
 ・作中では、「剣風帖」に出てきた「独鈷杵」のことを指していますが、
  正確には「金剛杵」のことを言う、といった指摘がありました。
 ・本来は仏具ですが、「剣風帖」内では数多くの特殊効果を防ぐアイテムとして重宝。
 ・そして、「アスラ」というマンガの中で、電撃の剣として使われていたのが印象的です。
 ・そう、そのように使おうとして出したのですが……。
 ・今思うと、同作品内での「ヴァジュラ」も、「金剛杵」だったかも知れません。
 ・しかし、これは「魔人伝奇」なので、馴染みのある「独鈷杵」で押しとおしちゃいます。
 ・そのかわり、呼称は「ヴァジュラ」で行きます。
 ・「ヴァジュラの剣を持っている奴まで居る以上――敵か」
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プレあらすじ第1話

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