Real Producer G2 basicを使ったReal Audio作成方法
このサイトでは、Real Networksの全てのファイルをReal Mediaとまとめていますが、 本当はいろいろわかれています。 ここで扱うのはRealAudioという音楽ファイルです。 拡張子は動画、音声ともにrmファイルになります
まず初めに
取りあえずはRealAudioのファイルを作るソフトを用意してください。
標準の物を紹介しますが、他のソフトのおまけ?的にPlus版と同機能のものがあったりもします。
まず最初に開くとWizardが表示されます、Wizardを使えばなんとなくでもできると思うので、とりあえずここでは使いません。Cancelを押して、一度RealProducerを閉じて、もう一度RealProducerを出してください。
ファイルの選択と保存
次にNewSessionのウインドウが出るので、エンコードしたいファイルと保存先を選択してください
Input sourceを選択
MediaDevice
パソコンのマイクインやCDなどから直接RealMediaファイルを作れます。リアルタイムでインターネット配信をするとき以外は、出来るだけ一度WAVやAVIなどにしておいたほうが、後々いいと思います。
- CaptureAudio
音声のみをサウンドカードからリアルタイムエンコードします。 - CaptureVideo
ビデオキャプチャボードからビデオのみ、または動画と音声をリアルタイムエンコードする場合使います。
File
すでにハードディスク内などにあるファイルを選択します。無料版RealProducerG2で選択できるファイル形式は、avi、.wav、.mov、.au、.aiff です。有料のPlusの場合はMPEGビデオのエンコードも出来ます。
Outputを選択
RealMediaFile
REALMEDIAファイル(rm)として、ローカルマシンに保存します。
LiveBroadcast
BasicServer G2などを使って、個人的に放送することが可能です。ただし、無料版では25人までしか使うことが出来ないようです。(あくまで最大値、実際はもっと少ないようですが、ISDNの時代の話です)
エンコードクオリティーなどの選択と情報の付加
ClipInfomation
著作権情報などを明記します
- Title
曲のタイトルを明記します。 - Author
アーティスト名などを明記します。
- Copylight
著作権保有者の名前を書いてください。
- Description
適当なコメント文です
- Keywords?
RecordingControls
エンコードを開始するときにスタートボタンを押します。
- Start
エンコードを開始します。 - Stop
エンコードの途中で中止する - Play
エンコードが終わったファイルを聞いてみる
TargetAudience
転送速度を選択します。 56KModemぐらいまでなら聞ける人も多いかも。メニューのオプションで細かい設定も可能です。
AudioFormat
(取りあえずAudioだけです)
- Voice with Background
声の後ろで音が鳴っているとき - Music
音楽のときです。この場合はモノラルになります。 - StereoMusic
ステレオの音楽です、モノラルの場合とファイルサイズは同じになりますが、音質は半分になるので注意。 - NoAudio
映像だけエンコードする場合です
FilrType
Multi-rate SureStream for RealServer G2
一つのファイルで複数の回線速度に対応できるようなファイルを作りますが、サーバーにRealServerG2がいれてない場合、まったく意味がありません。(ほとんどのサーバーには入っていない)またそのぶんファイルサイズは大きくなります。ちなみに無料版では2種類の回線速度を選べます。
- Single-rate for Web servers
普通のプロバイダーのサーバーではこっちを選んでください。どうしても聞くほうの転送レイトによって別のファイルを再生したい場合はSMILを使うといいと思います。 - RealPlayer5.0 Compatible
RealPlayerG2用のファイルでもRealPlayer5.0で使えるようになります。これもそのぶんファイルサイズが大きくなるうえ、無料版では作れません。
WebPublishing
- CreateWebPage
ウェブページも書いてくれますramファイルの記述がローカルファイルをさしてしまうので、ある程度わかる人以外にはあまり薦めないです… - PublishWebPage
ウェブページを作ってアップロードまでするので、ramファイルもきちんと書いてくれる…かも - E-mailClip
RealMediaだけに限らず、ステレオをモノラルにすると、音質を上げることが出来ます。これは、チャンネルを半分にすることで、その分音質の方に容量を使えるからです。
ステレオを取るか、クオリティーを取るか
エンコード開始
エンコードを開始するには、Startボタンを押せばOKです。 出来たファイルは確認 G2ファイルが作れている場合、RealPlayerのステータスバーにG2というマークが出てくるのでわかります。