記録片 -在北師大日子-


  2000年12月1日〜2000年12月31日

2000年11月28日(星期二)

海棠の花 数ヶ月前から部屋で育てているある植物があります。中国名は「海棠」、日本名は「カイドウ」らしいです。買ったときにはいくつか花が咲いていたのですが、寒くなるにつれ花はすべて枯れてしまいました。しかし、つい最近また花が咲いたのです。第二公寓の暖気がどれだけ暖かいかを証明しています!きっと春が来たと間違えているんじゃないですかね。そもそもいつ花が咲くべきものなのか、この木の生態もよく分かりませんが。

2000年11月27日(星期一)

索尼探夢 名倉くんから紹介され、僕も王府井の東方広場に新しくできたというソニーの展示館へ行って来ました。入場料は60元というから、ずいぶん楽しみにして参観したのですが、ちょっと期待はずれでしたね。というのも僕の勘違いで、どうやら中学生向けの科学館ていう感じで、楽しく遊べる娯楽施設ではありませんでした。月曜でしたので、人はがらがらでゆっくりと参観できたのはよかったです。人が多いときだと、ゆっくり見る余裕もなく、きっとあっという間に出口までついてしまい、「あれ、もう終わり?」なんて事になりかねませんので注意です。

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月26日(星期日)

第二公寓の前の倉庫(?)でカレーを食す。 昨晩は4階の片山さん、小野さんとその同学のみなさんのカレー会食に招かれ、ご飯をせっせと6合炊き参加しました。第二公寓から留学生寮に引っ越してしまった徳重さんとも久しぶりに会い、楽しく過ごしました。そこで盛り上がったのは、北師大の会話の教科書について!みんなで「大体北師大出版社の本は駄目、使えない会話ばかり。すぐにぼろぼろとページがはずれるし。評判の悪い視聴説だって北師大出版社。」という具合に。北師大の教学は一体どうなのでしょう?

2000年11月24日(星期五)

 何だかこの頃は更新がおろそかになってすみません・・・。というのも、北京はもう冬まっただ中、寒くてみんなの行動範囲がうんと狭くなり、第二公寓の同学も授業が終わると帰って昼寝っていう具合で、僕はなぜか服務員の小王とバドミントンをしている始末です。小王というのはこの下の写真の小姐ですが、バドミントンはたまに力があるし結構うまいんです。今日行われた北師大留学生事務室主催(多分)のバドミントン大会でも、出場して勝利を収めてきたといっていました。でも、優勝とかそういうのはなかったらしいので、何だか盛り上がりに欠けたそうです。

 しばらく中断していた柳川さんのホームページ北京音楽情報がリニューアルして復活しました。メーリングリストという形式はやめたそうですが、ほぼ毎日更新で中国の音楽関係芸能ニュースを発信しています。興味のある方、是非ご覧下さい!

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月22日(星期三)

太極拳ではなくてバドミントンをする小王 最近第二公寓の小姐たちが、よく昼の休憩や仕事が終わったあとバドミントンをやっているなと思ったら、どうやら北師大でバドミントンの大会のようなものが行われるらしく、その練習に励んでいるのです。しかし、第二公寓のバドミントンのネットは、第一公寓に持って行かれてしまったらしく、やはり第二公寓は2番目であり、こっちだって必要なのは同じなのに強く言えないみたいです(笑)。
 小姐の中でも洗濯係の小王は結構うまくて、いつも蔵や他の小姐に教えています。小姐たちが楽しくバドミントンをやっている中、晩班の于小姐が服務台に座り羨ましそうに外を眺めている姿が、何とも言えない哀愁を放っていました。

2000年11月21日(星期二)

 先日も掲示板で紹介しましたが、インターネット電話のメディアリング、中国への電話は、パソコンから普通の電話にかける場合でもただでかけられます。ただ、ちょっと音がとぎれとぎれでうまく通じません。中国から中国へかけただけなので、日本からかけた場合の状況はどうかなど分かりません。中国に留学中の友達等いる方、試してみては?どんな具合か教えて下さい。また、有料のインターネット電話を現在実際にご利用の方いましたら、どういう状況か教えて下さい。
 メディアリングのホームページはこちらhttp://www.mediaring.com/jp/

 ヤナギタ在上海的日子久しぶりに更新しました。

2000年11月20日(星期一)

 北京版のロトくじ「中国体育彩票」がまたにわかに熱くなっています。と言うのもずっと特等が出ていなくて、賞金が1500万元にまで膨れ上がっているからです。先日日本でも一枚のくじでは史上最高金額の4億円の当選者が出たそうですが、北京の最高金額は500万元。でも、同じ数字のペアを3組買えば1500万元をいただけるわけです!1500万元というと約2億円。中国の物価から考えたら相当な金額です。彩票を売る機械の前には長蛇の列ができ、しかも一人一人の買う量がすさまじく、先日僕が5元のあたりをもらおうと並んだときには、すぐ前のおばちゃんが紙一面にびっしりと数字を並べたA4サイズの紙3枚を手に、前の人に私の方が先なんだから何て言ってました。僕はそれを見て並ぶのをあきらめました(笑)。

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月18日(星期六)

 柿崎くんの同屋、アメリカ人のパトリックは以前にも紹介しましたが、バドミントンが異常にうまい変なやつです。武術が好きらしくて、アメリカでは柔道を少しやっていて、最近は第二公寓の前で棒術を習っています。お酒は一滴も飲まないし、タバコも吸わない。友達と一緒にご飯を食べるときには、必ず牛乳を持参します。健康にとても気を遣っているらしいのですが、間食はすさまじい。
 彼はよくどこからか手に入れた電気ジャーでお粥を作っています。そのお粥が問題。すぐそばにはイチゴジャムが用意してあります。???何に使うのかと思ったら、できあがったお粥に躊躇なくイチゴジャムをどばどばと流しこむのです。ああ、何て大胆な。これは彼の家に代々伝わる秘伝の料理なのか、それともアメリカの一般的な家庭料理なのか知りませんが、アメリカ人理解できない!塩と砂糖を間違えて作ったおにぎりのような、不思議な味のする甘いお粥でした。

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月16日(星期四)

今度こそはちゃんと写真に収めました。 今朝起きて、何だか窓の外が白く明るいなあと思って外をのぞくと、そこはもう一面の銀世界・・・なんていうのは大袈裟ですが、昨晩北京はまた雪が降ったみたいで、屋根の上や木々の葉にはうっすらと雪が積もっていました。
 降ったばかりは何だか楽しいのですが、そのあとが大変なんですよね。地面は凍って歩きにくくなるし、少し天気が良くて解けたなと思うと、灰色の雪解け水がたまり地面や歩道橋の上はぐちゃぐちゃ・・・。それでもやっぱり、雪が降ったあとの故宮や池が凍ったあとの頤和園は結構壮観ですよ。
 それより何より、今日はとっても腹の立つことがありました。ただの間違い電話だといえばそれまでなのですが、電話に出るといきなり「あ、おばちゃん、今日・・」と話し出すので、「かけ間違いじゃない?」と言うと、相手はめっちゃ不機嫌そうな声で「あー?」と吐き捨て、がちゃんと切りました。まるでこっちが何か悪いことをしたような、そんな言い方で。「対不起」の一言くらい言えないのか?僕はしばらく受話器を持ったまま呆然と立ちつくし、やきりれない気持ちを抑えきれずに受話器を叩きおろしました。こんな事は留学生なら幾度となく経験したことかも知れません。でも、何だか最近はこんな些細な、以前なら「中国だからなあ」なんて思ってたことにとっても腹が立つのです。

2000年11月15日(星期三)

 日本でもそろそろHSKが行われる頃でしょうか。北京では12月にあるのですが、柿崎くんを始め天津のbeicunもみんなHSKを意識して勉強をしているようです。特に補語の使い分けや、了の位置など文法ではやっかいですよね。そこでちょっとアドバイス。HSKのコツは、もうみなさん少なくとも半年、一年は中国にいて相当中国語を耳で聞いてきているはずです。分からない問題にぶち当たったら、深く考えずに、自分の感覚を信じて適当に答えてしまいましょう!結構当たっているもんですよ。だてに毎日中国語を聞いているわけではありません。みなさん頑張って下さいね。

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月14日(星期二)

 僕が日本へ帰る前、つまり十日ほど前には北京の街路樹にはまだ緑が残り、そろそろ紅葉が始まるかなという感じだったのに、帰ってきたら木の葉はもうすっかり落ちていて、いきなり殺風景になっているではないですか。第二公寓から東門の大通りに抜ける道にちょっとした銀杏の並木があり、それが黄色に染まるととても綺麗で、絶対に写真に収めようと思っていたのですが、もう既に丸裸になっていました。ああ、北京の紅葉はなんて短いんでしょう!
輪投げ 柿崎くんが先週の日曜に、紅葉狩りに香山へ行って来たそうです。紅葉狩りと甘くみてはいけません。香山はそう大して高い山ではありませんが、頂上まで登ろうものなら、結構息が切れます。僕は夏に一度のぼったことがあるのですが、もう汗だくだくで途中で何度も休憩しなければなりませんでした。しかもこの季節、週末ともなるとすごい人で精神的にもやられます。リフトには長蛇の列・・・お疲れさまでした。せっかくの紅葉狩りですが、あいにく紅葉を写した写真がなく、仕方ないので香山の輪投げの写真を掲載しました(?)。

2000年11月12日(星期日)

 しばらく更新できなくてすみませんでした。本日北京に戻って参りましたので、また更新を再開いたします。
 雪をちょっと楽しみにしていたのですが、今日はだいぶ暖かかったみたいで、もう完全にとけてしまっていました。残念。beicunの添付してくれた写真で今シーズンの初雪を拝んでおきます(笑)。
 ちょっと前に掲示板でもありましたが、名古屋の中国語教室ホウメイさんからホームページリンクの要請がありました。更新をお休みしていたのでアップが遅れましたが、本日リンクいたしましたので、どうぞご覧下さい。
 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月7日(星期一)

 せっかくこのホームページを訪れていただいたのに申し訳ありませんが、現在ホームページ管理者senxiaは一時帰国中のため、しばらく更新をお休みしています。12日には北京に戻り、更新を再開する予定です。
 それにしても日本は暖かいですね。セーターの上に上着も着て、更に朝はズボンを2枚履きたいくらい寒かったんだけど、さすがにそれは日本に着いてから暑いかも知れないと思いやめたのですが、空港ではもう汗だくでした。荷物検査もなしで、心配していた盗版CDも全て無事。北京に帰る頃にはもっと寒くなっているんでしょう。しっかり厚着の容易をしておかないと。

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月3日(星期五)

 とうとうカウンターが10000を越えました。みなさん、本当に今までこのホームページを見ていただいてありがとうございます。10000という数字はただの通過点に過ぎませんが、これだけたくさんの人が見てくれているということを心の支えに、これからも頑張っていきます。どうぞ応援よろしくお願いいたします。
タンフールー 先日羊肉串についてふれましたが、今日はもう一つの冬の風物詩「サンザシ」をご紹介します。といってもおそらく紹介するまでもないくらい、ほとんどの方がご存じだと思いますが・・・。要するにリンゴ飴のサンザシ版なんですよね。「ターンフールー」と低い声で客を呼ぶおっさんの声が目印です。包装されて店の中で売っているものや、通りの露店でその場で作って売っているもの、自転車の後ろに載せて売っているものとあり、種類もサンザシの実のものから、バナナ、イチゴ、なし、ミカン等々様々です。はっきりいって僕はあまり好きではありませんが、北京の人は結構食べているみたいです。

 beicun 在天津的日子更新しました。

2000年11月1日(星期三)

 さあ、11月。北京も冬本番・・・と言いたいところですが、何だか最近少し温かくなったような?木の葉も色づいてやっと秋が来たって感じでしょうか。それとも暖気(nuanqi)が入って部屋が暖かくなったせいかな?そうです、北京はもう暖気が入っています。しかもここ第二公寓の暖気はとっても温かくて、真冬でも部屋の中では半袖シャツ一枚で十分なくらい。部屋を閉め切っていると暑すぎて体が火照ってしまいます。暑がりの人は何とクーラーを入れるのです(旧307住民のガンベンとか)。なんて浪費でしょう!

  2000年10月1日〜2000年10月31日