第2章 シルヴィアによるAOK概要説明
AOKメニューへ
第1章へ
トップページへ
2000/1/17
冬将軍が猛威を振るっている中、いかがお過ごしかしら。
神聖リディンス王国白鷲騎士団統合作戦総司令官シルヴィア=ランカスターである。
さて、このAge of Kings(以下AOK)、かなりくせ者の作戦級シミュレーションね。
黒子の不器用さもあり、まだまだ上達はしていないみたい。
まずこのSLGの概要を纏めるわ。
・舞台は地球はヨーロッパを中心に、5世紀〜16世紀くらいまでを大まかに現していること。
ローマ帝国の繁栄が衰退し、西欧のテクノロジーは大きく後退したわ。
キリスト教はその威厳を失い、社会制度も征服した蛮族達のお陰で、
極端に言えば有史初期に逆戻りね。
この時代後ルネサンスまで、西欧はローマ時代の文化の洗練を受けることが無かったわ。
これが中世ヨーロッパを「暗黒時代」と呼ぶ所以ね。
AOKはまさしくこの暗黒時代を扱っているの。
・この1000年間を以下のような4つの時代にわけて、テクノロジーを現している。
暗黒の時代(5〜7世紀?)
:狩猟・採集を主に行う。弓兵・騎馬兵などもいない、初期の時代。
領主の時代(8〜11世紀?)
:畑作も頻繁に行われるようになり、ガレー船が出現。封建社会の始まり。
弓兵も徴兵出来る。小規模な砦(塔)の出現。鉄工の発達。
市場経済が始まる。貨幣の発達。
城主の時代(12〜14世紀?)
:一般的なイメージの中世ヨーロッパ? 発達した封建社会。
本格的城郭の出現。騎士の登場。学問の体系化の芽生え。教会制度の発達。
銀行制度の始まり(商業ギルド)。
帝王の時代(15世紀〜?)
:王権の強化へ。騎兵の重装化。大型投石機(トレブチェット)の出現。
火薬兵器の出現。大航海時代へ。
・完全リアルタイムSLG。原則的にポーズは効かない。
もたもたしていると敵国にどんどん進化の差を開けられてしまう。
気を緩めてはいけない。
・「食料」「木材」「金」「石材」の資源を、人口を増やしながら確保していく。
人口を増やすためには食料を消費するし、設備・軍備を整えるには、
満遍なく資源を確保する必要がある。
どの資源を何の発達に使用するかで、その後の進化のスピードに大きく差が出てくる。
勿論リアルタイムなので、もたもたしたオペレートが命取りになる。
・インターネットなどでの対人戦が可能。これとリアルタイムの特徴を合わせると、
相当スリリングなゲームになることは想像していただけるわね。
さて、現状黒子は暗黒→領主の進化に早くて16〜18分と言うところ。
Earisuの友人達は、平然と16分で進化するし、
あるサイトでは14分がベストと記載されていたわね。
第一、Earisu達は領主→城主に20分で進化するそうだけど、
黒子はそこの部分がまだ全然遅いもの。
さぁ、今後要領は良くなるのかしら・・・
第3章へ
AOKメニューへ
endra@yahoo.co.jp