第2.5章 シルヴィア元帥とエンドラ大尉の「AoKって?」

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2000/3/10 エンドラ 「閣下。第2章の説明だけでは、具体的なAoKのイメージは       掴み難いとの調査結果が出ております。」 シルヴィア「(報告書に目を通す)・・・なるほど。       前章では教条的な、あまり親切な説明内容とは言えなかったかもしれないわね。       そうすると、士官学校の新入生相手のような、       具体例を上げての説明を行った方が効果的かしらね。(タバコをふかす)」 エンドラ 「私もあまりAoKには詳しくないですから、この機会にご教授願えませんか(^^?」 シルヴィア「いいでしょう。それじゃ基本的な所から行きましょうか。」
エンドラ 「まず閣下、AoKって何の略でしたっけ?」 シルヴィア「 [Microsoft Age of Empires®II The Age of KingsTM]。       制作はEnsemble Studioというアメリカの会社。それを販売しているのがMicrosoftよ。              前作のAge of Empire(以下AoE)は1997年にアメリカで発売。       98年には日本語版も出ているわ。       エジプト、アッシリア、ヒッタイト、ギリシア、ペルシアなどの古代文明を選んで、       コンピュータや、他のプレイヤーの操作する文明を打ち破るシミュレーションゲームよ。                     AoEは全米で大ヒット。エクスパンションキットの       The Rise of Rome(以下RoR)もアメリカ、次いで日本でも発売されたわ。       マケドニア、ローマなどの文明、戦闘ユニットなどが追加されたりして、       ゲームとしての幅やバランスが更に良くなったわ。       日本でも未だにこの作品達にもファンが多くて、       ファンサイトも多く立ち上がっているわ。              そしてThe Age of Kings(以下AoK)の登場。日本では1999年に発売。       時代的にもRoRの後ということもあるし、ファンタジーRPGなどで親しみやすい、       中世ヨーロッパを中心としたシミュレーションゲームよ。       インターネットを介して最大8人まで対戦出来るし、       全米No.1PCゲームをも取った、人気の高いゲームね。」 エンドラ 「AoKの特徴ってどんなところなんでしょうかσ(∵?」 シルヴィア「まず一つはリアルタイムシミュレーションというところかしら。       操作にははっきり言って、慣れている人が対戦では有利ね。       ただこのお陰で1ゲームが1〜2時間程度と、時間の無い社会人などにも、       手軽にオンラインゲームが楽しめるわ。」      「       生産ユニットである「町の人」に命令を与えながら、              木・食料・金・石といった資源を集めて、文明を進化させ、       剣士・騎士などの軍事ユニットを揃えて、       敵文明を滅ぼすなどの勝利条件を目指すゲームね。       ここまで書くと、普通の戦略級のシミュレーションゲームに読めるわね。」      「でも、どちらか言うと、軍事ユニットに前線で命令を与えながら、       本拠地で生産ユニットに命令を下すというリアルタイム性のため、       感覚としては作戦級といった感じかしら。」             「原則的に、戦うフィールドは毎回ランダムに生成されるから、       資源の効率的な集め方や、軍事ユニットの相関関係が理解できている者同士なら、       勝敗は、その状況における迅速な判断力・ユニットに素早く命令を与える操作慣れ、       初期配置などの運などに左右されることになるわ。」
エンドラ 「何度か画面を見たことがありますけど、綺麗なグラフィックに、       可愛いチビキャラ達が動き回るんですよね(^^。」 シルヴィア「そうね。多彩なユニットに建造物。それぞれのアニメーションパターンは多彩だから、       見ている分には飽きないわね。       まぁ、操作しているときは、相手に負けないように急いで操作しているから、       そんなところまでは神経が廻らないかも知れないけど(笑)。」 エンドラ 「その画面の美しさを見ていただきながら、       大まかにゲームの雰囲気をご説明していただけますか?」 シルヴィア「・・・ふむ。じゃあ、ざっと行きましょうか。」                    「ゲームのスタート状況ね。生産ユニットの町の人が3人。       偵察用の斥候騎兵が1騎。資材の集積所になる街の中心が1つあるわ。」      「町の人に命令して、資材を集めながら、       人口を増やして生産力を上げていくのよ。」       「町の人を選択して」        「木を切って集めさせたり」              「食料として果実を採らせたり」       「羊の肉を獲ったり」                      「木を消費して、畑を作ったり」              「猪を狩って肉を獲ったり」                          「港と漁船を作って、魚を獲ったりして食料を貯めるの。」               「町の人が増えてきたら、家を建てて人口の上限を上げましょう。」            「食料を消費しながら、町の人を増やしていくと、」             「伐採所を木の密集しているところに建てて、一気に木を集めたり」                     「金や石を採掘所で集めたりしていくのね」             「一度もユニットが通っていないところは真っ黒、       常時、ユニットや建物で視界が確保されているところは普通に、       一回ユニットが通ったけれど、現在の状況が分からない所は霞がかかって見えるわ。」       「斥候に命じて」                    「未探査地域を索敵に行かせましょう。       情報が重要なのはいつの戦争も同じよ。」             「町の人が猛獣に襲われるアクシデントもあったりするわ。」             「ある程度、資材が溜まったら、文明を進化させることができるわ。」                    「文明が進化すると、建物が変わるだけではなくて、       今まで作れなかった高度なユニットや建物が作れるようになるわ。」             「文明を発展させながら、軍備を整えましょう。       前線を構築して兵を整えたり、」             「軍船を作って、制海権を握ったりして敵文明を追いつめていきましょう。」             「さあ、開戦よ! 気を引き締めていきましょう。       各種兵科を取りそろえて、目指すは敵の本拠地へ。」             「敵を本拠地に追いつめたわ。勝利は目前と言うわけね。       相手が降伏するまで気は抜かないで。」
シルヴィア「・・・本当に流れだけだけど、こんな感じかしら。」 エンドラ 「なるほどー。これがスタートから勝利への流れですか。」 シルヴィア「今回の画像はコンピュータ相手だから簡単なのよ。       対人戦は、当然相手も同じように効率良く軍勢を整えて攻めようとしてくるから、       こう順調にはいかないわ。       それはもう、プレイヤーの経験を高めるしかないわね。」 エンドラ 「・・・えーーーっと、ご覧の皆様、       大まかにAoKというゲームが掴めましたでしょうか(^^;?」 シルヴィア「実際に遊んでみるのが、理解への近道だとは思うわ。       今なら、マイクロソフトのこのページ       (http://www.microsoft.com/japan/games/Age2/trial_japan.htm)       から日本語体験版がダウンロードできるからオススメよ。」 エンドラ 「皆様からのご質問も、閣下が率先してお答えになるそうですから、       BBSでもメールでも結構ですよ(^^。」 シルヴィア「まあ、黒子もAoKに関しては初級者だから、             高度な戦術とかは、無理な話だけどね(笑)。」
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