1999/10/10(日・祝)                 


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執務室を辞去する(トップページへ)


システム:GURPS「ルナル」
(SteveJacksonGames、グループSNEと友野詳、富士見書房)
マスター:そうのすけ君
 

ひさびさのTRPG日記。やっぱ書きにくいのう。
あ、別にこれに書いていないセッションはやっていませんよ。
ホントに久々のセッションってのも確か。

ま、ゴタツキがあって更新意欲が大分薄れているのもあるけどね。
ネットお知り合いの方々には良く事情を伝えきれずにおります。
(ここでは別に順序立てていきさつは書きませんが)
色々とご迷惑をおかけしましたm(__)m。


今回のセッションはそれだけじゃないのです。
・・・ま、前回(7/20) (←あれから約3ヶ月もしてなかったのか・・・(^^;)
からの継続キャラクターのクロットが今後参加するかどうか、
ちょっと雲行きが怪しくなってしまったので・・・。
しかもその原因は俺に大な感じがしちゃって・・・(^^;
更に一時期はプレイヤーまで機嫌が悪くなっちゃって・・・(^^;;;。

あう〜、かなり困り気味。

別にプレイヤー(以後PL)間で喧嘩をしたわけでは無いのでご安心を。
クロットのPLは「大人」ですから。

本当に具体的な理由は流石に本人でなければ分かりません。
一応セッションが終わった後のメシ喰ってるところで
みんなで話して何となく分かったつもり。
でもそれで俺が完全に理解したかというと・・・そうは言い切れない。
やっぱ本人じゃないからね〜。
理屈じゃなくて、感情的な理由でプレイヤーが機嫌が悪くなったのだから、
まぁ理屈で言えば誰も悪くは無いんだろうけど。

ま、しかし俺のキャラクタープレイで、クロットのみならず、
PLまで一時的にでも不機嫌になってしまったとしたのなら、
理由が理不尽なものでなくとも、それは俺に多少なりとも非があると思うのです。

これは俺のゲーム哲学(っていうほど高尚なものではないけど)に
「誰もが等しく、各々の遊び方で
 今日というゲームを楽しく過ごす権利がある。
 それを侵すことは、原則的に他人には許されない。
 但し他人を不愉快にさせる遊び方はこの限りにあらず。」
というのがあるからなんです。

例えば、
 俺は俺の楽しみ方で楽しむ。
 あなたはあなたの楽しみ方で楽しんでちょーだい。
 あなたに迷惑をかけない限り、俺のキャラの行動には口出ししないでくれ。
ってのが原則の一つ。
(お互いのプレイスタイルについて、セッション後に話をするのは逆に好き。
 押しつけはしないけど。
 これでプレイスタイルの好みが近ければサイコーだね(^^。)

こんな風に、他人の楽しみは奪いたくない。俺も奪われたくない。
お互い社会人で、少ない自由時間を1日使って遊びに来ているんだからさ。
そういう意味では不機嫌にさせたことによって、俺は理由の如何を問わず、
結果的にクロットPLのこの日の楽しみを半減させたことになる。
(あ、彼の行動に口出ししたわけではありません)

あそこでははっきりと謝れなかったけど、ここで謝るね。
この日はつまんないゲームにしてごめんね。>クロットPL


だらだらと長い謝罪文を書いてしまいました。
これでは当事者以外何のことかさっぱり分からないでしょう。
具体的にはおいおい書いていきまするのでお待ちあれm(__)m。

えー、まずシステムは前回(7/20)の続きなので、しょーりゃく。
参加キャラの紹介だぁ!

1:アレクシス=シュテロッチ
  http://www.geocities.co.jp/Playtown/6822/ot/o213.htm
    愛称アリー。サリカ(豊穣の女神)に仕える女性神官。17歳。
  おいらキャラ、ブレンダの双子のおねーさまでございます。
  妹と違い、堅実な性格。おしとやかでしっかり者を地でいく性格。
  弟のシャルルを溺愛しているところ以外は、
  ブレンダとは気性も好みも正反対です(^^;。
  妹みたいに足丸出しでかけずり廻ったりしません。
  常に長スカートでござりまするよ。

  このキャンペーン、「ルナル・バリエーション」と
  仲間内では呼んでいまして、実は今回が4回目です。
  アリーは第1回のみ参加していました。色々PLが忙しかったので(^^;。
  そのため、久々の双子揃い踏みです。
  
  ルナル世界では、アンディ&エフィ、リカ&ヤンのように兄弟PCが多い。
  (公式リプレイや小説)
  「青の月」&「赤の月」という2月8神の信仰で、
  対になったり、パンテオンを組んでる神々が多いからなのだ。
  ガヤン神(アンディ)とシャストア神(エフィ)は
  言葉の「堅実性」と「幻惑性」を司る対神(青と赤のともに第1神)だし、
  サリカ神(リカ)とガヤン神(ヤン)は
  青の第2神と第1神で、夫婦神とも信仰されている。
  
  で、アリーとブレンダなのだが、
  アリーはサリカ神、ブレンダはアルリアナ神を信仰している。
  サリカは青の月の第2神、「記憶の保持」を司っている。
  アルリアナは赤の月の第2神で、「記憶の忘却」を司っている。
  どちらも人類には必要不可欠な物なので、対神になっておるわけです。

  で、この双子姉妹、はっきり比べたことは無いけど、
  単純戦力では前述の2兄弟らよりも掛け値無しに強いと思う。
  アリーの<大治癒>と<倍速>の呪文に、
  白兵戦に特化したブレンダの「臑蹴り」連打
  爆殺!マシンガンキック!(^^;)は、
  事実上驚異的な破壊力をもたらします。完全に噛み合えばだけどね(^^;。
  お互い呪文と白兵戦に特化してるので、どちらかが欠けると、
  対応仕切れない状況もあるでしょう(^^;。
  (そういえば、ルナル完全版では、蹴打術の格闘動作から「掃腿」が
   消えていたような・・・。とりあえず黙ってたけど(←ズルい(笑)))
  ま、そういった意味では完全に能力を補完しあってるので、双子らしいかも。
  ブレンダは、アリーと双子の弟のシャルルがいなくては生きてはいけません(^^;。
  
2:ナギ=クロムナーツ
  ペローマ信者の女医さんの卵。19歳。ボーイッシュなのが魅力。
  ショートカットにロングパンツ、白衣も着てるのかな?
  1人称も「オレ」だしね。
  PLと同じく、堅実な常識人で地味に頼りになります。
  前回紹介しているので、こんなところで。

  あ、今回はアリーとナギって初顔合わせなのです。
  と言いますか、今回はルナルメンバーがほとんどフルに集合。
  戦力的にはかなり充実しています。
  アリーもナギも回復役だから、戦士役のブレンダとしては心強い限り(^^。

3:ターン ”ワイルドカード”
  第1回から「出たい出たい」とPLは言っていたが、
  仕事の関係上、4回目にして初登場(^^;。
  タマット信者の盗賊。男。19歳。
  タマット・ナイフというGMオリジナル武器
  (=バタフライナイフ)を使いこなす、器用な男。
  「好色」だそうですけれど、好色ってよりは
  「明るいスケベ」って感じでしたね。
  
  風呂場でタオルを使って暴れ回ったりして、かなりこのPLの他のキャラより
  ハジけていたようでした(^^;。

4:ベランジェール=ランシュバイク
  愛称ベラン。愛妻家のガヤン神官。シブ系。
  彼がいかに格好いいかは前回書いた通り。
  今回は、その戦闘時のネバリ(笑)を遺憾なく発揮していました。
  (PLは不完全燃焼でしょうけれど(^^;)

5:クロット=プルーケス
  超絶美形の完全半陰陽。シャストア信者の作家さん。
  外見はパーティー1の美女です。
  彼も前回参加組なので、詳細は省略します。
  
  クロットの事での冒頭の事件は、
 「クロットがブレンダに期待しているほど、
  ブレンダはクロットを理解していなかった。」というのが原因です。
  これが
 「クロットPLが俺に期待しているほど、
  俺がクロットPLを理解していなかった」かというと、
  これは、俺にはまだ完全には判断できていません。
  ただ少なくとも、俺はクロットというPCを
 「完全には」理解していなかった、のは確か。
  
  そんなに、互いのキャラの「深層意識」まで踏み込んだプレイが
  必要なのかと言えば、それも色々問題があると思うんだ・・・。
 (個人的にはね)
  だからことさらに、
 「俺はクロットを理解し尽くそうと思っていなかった」のかも。
  だから一概には、今回のセッションには
  理論上の加害者は特定しづらいんだよね。

で、あとは俺キャラのブレンダ=シュテロッチ。
詳細は前回を参照して下さいませ。
17歳の小娘。アルリアナという女神様に仕えているウェイトレスで
キック系格闘家。
両手に「シールド・バトン」という小型楯を持って、
蹴打術(ダルケス)という、ムエタイとテコンドーを合わせたような
アルリアナ神殿特有の流派を使います。


シナリオ冒頭で、俺がGMにお願いしていたオリジナルアイテムの
「インラインスケート」の獲得試験がありました。
アルリアナ特有アイテムの「ロース・トケーラ」の登場です(^^;。

GMそーちゃん作成の「ロース・トケーラ(笑)ルール」

「アルリアナの踊り」技能にどれだけ成功したかによって、
普通のインラインスケートから、
魔法のかかった物まで貰えるハズだったんですけど、
このときばかりはサイコロ運が悪くて、普通のインラインスケート(^^;。
次のチャレンジは、次に神殿に貢献したときだって。はう〜ん。

え!? なにこのアイテムって?
いや〜、俺がそーちゃんに馬鹿話で話したの。
「昔、ローラーヒーロー・ムテキングってアニメがあってさ・・・」って(笑)。
あんな風に、スピーディーに蹴打術で戦えたら
アクロバティックで楽しいだろうなって(^^;。
(壁を走ったり、飛んだり、回ったり)
リプレイのリーシャと違う所をつけたかったし。
こういった要望をきっちりルール化してくれるところが、
さすがはそーちゃんと言うところか(^^;。


今回のシナリオは、前回で助けた観光潜水艦の会社が、
御礼にと用意してくれた、ジャングル温泉ツアーの馬車の中からスタートです。
PC6人の他に、

ナナフィーユ:ベランの奥さん。サリカ信者。アリーが尊敬している。
       おしとやかな美人。
ミオ    :第1回シナリオの依頼人。
       このシナリオで孤児になってしまったので、
       今はランシュヴァイク夫妻の養子となっている女の子。
       元気なサリカ信者。
シャルル  :アリーとブレンダの弟。金髪巻き毛に蒼い目、超美形な12歳。
       体が弱いが、頭は超良い。双子は溺愛しています。
       双子はペローマ神殿で学者にさせたいが、
       本人は(ベランに憧れてだっけ?)ガヤン志望(^^;。
リニア   :第1回シナリオで助けた、娼婦の女の子で、
       ブレンダの親友。アルリアナ信者。超美人ではかなげ。
       悪人に利用されていたのを助けて、
       今はブレンダと共に「6ゾロファンブル亭」で
       ウェイトレスやっています。

の4人のNPCが参加。総勢10人の大所帯。女性比率高いです(^^;。


このジャングル温泉郷の付近、恐竜が住んでいます(爆)。
気休め程度の恐竜よけのお香を炊きながら、PC達が着いた温泉郷は
出来上がったばかりのレジャー施設。
ガヤン神殿すらまだ無い、というくらいのホカホカぶり(笑)。

早速、部屋割りと入浴の相談をするPC達。
冒頭の「事件」というのはこの辺りで起きました。

クロットは「完全半陰陽」なのです。
男部屋なのでしょうか? 女部屋なのでしょうか?
男風呂でしょうか? 女風呂なのでしょうか?

身体は、生臭い話をすれば・・・性器以外は女性です。
男性の機能と女性の機能を双方持っているそうです。
で、性に関する興味も両方持っているそうです。

こんな状況で、あなたが女性キャラならどういう風にしたら良いでしょう?
(これに関してはマジでみなさんに意見を聞きたい)


ブレンダとアリーは、クロットの仲間です。
また、体の事も興味のことも知っています。
(「理解」してはいなかった・・・)

結果的には、ブレンダ(とアリー)は同室を拒否します。
入浴は時間をずらして入ることにしました。

部屋に関しては・・・双子だけなら同室をOKしたと思います。
ただ、ナナフィーユやミオ、リニアも同室だったため、
勝手に同室する事を決められませんでした。
かといって、NPC3人にクロットの体と心のことを全部説明するのは・・・
それがクロットにとっても、良いことなのかは判断につきかねます。
NPCに黙って泊めるのも、
まず無いとは思いますが、万が一の事故を考えると・・・。
第一、黙ってるのはNPCに失礼だと思いました。

入浴に関しては、双子はクロットと一緒に入ることは出来ませんでした。
女性に近い体とは言え、女性の裸にも興味が持てる人の前で、
裸身を晒すのは、友達とは言えやっぱり抵抗があります。
NPC女性群は逆に、クロットの事を知らないため、
幻影で体をごまかせば(表面上は)問題は無いわけです。
(これに関してはNPCを騙してしまった(^^;)


ただ「ブレンダのキャラクタープレイで」断ったのが、
ちょっと乱暴だったかとも思います。

俺のキャラは良くも悪くも
「言いたいことをはっきり言う」傾向があります。
うだうだしているより、一刻も早い決着を付けたがるのです。

ブレンダの場合、快活に断ったのが、
逆に思いやりのない断り方になったのかと思います。
「カラっと」は「にべも無く」に近いのですね。

それに加えて、クロットはブレンダが快活が故に、
自分の心情もかなり割り切って理解してくれている、と思っていたようです。
逆に俺としては、ブレンダの理解度はあくまで上記の程度、
(体が半陰陽。両性に興味が持てる。)
しかも、人伝えで知っている程度であったので、
その程度の断り方になってしまいました。
クロットの心情までは、よく知らなかったわけです。
(プレイヤーもよく知らなかった。)

結果的に、クロットは行き場が無くなってしまったわけです。
仲間外れですね。
(最終的には女部屋&女風呂でしたが)

クロットというキャラが、性的にコンプレックスを抱いているというのは
聞いていました。要するに社会的弱者なわけです。
幼い頃から、色々な苦労をしてきたことでしょう・・・。
経験豊富な妖艶な美女のようでも、
その内側にはガラスの心が潜んでいます・・・。
(PLの中にもクロットのことを良く知らない人がいたくらいなので、
 かなりレベルの高い秘密事項と言えるでしょう。)

逆に双子は心身ともに、一応は健康なわけです。
コンプレックスも普通の17歳の女の子程度です。
加えてありがたいことにPLも健康ですから、
社会的弱者の痛みというのは忘れがちなんですね。


なんと言いますか・・・大変キャラクタープレイに則した結果といえるでしょう。
ただ、クロットの疎外感にPLがシンクロしてしまったそうです。
ここまで書いて良いのかな・・・
PLのネガティブな部分を投影したPCだそうで・・・クロットというキャラは。
まあ、そんなわけでPLも不機嫌になってしまったのですね。

俺に非が多くありそうな気はします。
ただ、完全に俺か?と言うと、どうなのかな?と。

俺は「キャラクタープレイ至上主義」では無いつもりです。
(TPOはわきまえてるつもりです)
ただ、確かに「キャラクタープレイ重視」ではあります。
「完全半陰陽」で心に傷をもつPCに、
健康体の元気な女の子PCはどうキャラプレイするのが良いのでしょう?
恐らくブレンダはクロットを完全には「理解」できないと思うのです。

キャラプレイをここは省略して、
デジタルに宿泊・入浴すべきだったのでしょうか?
クロットPLも楽しみにしていたシーンですから、それは論外です。

それでは(言い方は変えるにしても)、ブレンダの価値観を変えるべきか?
クロットが真剣に心情をプレイしている以上、それもある意味失礼かと・・・。

これが理屈の上では「完全な加害者がいない」という事です。

まあ、ただ「理解の行き違い」ってことは現実世界では良くあることなんだけど、
キャラプレイとしてそこまで起こるのは、是非はともかくすごいと思いました。
よっぽどお互いに高度なキャラプレイ能力が無ければ、
あり得ないことなのでは?と。


俺が「すごい」と思うのは、クロットPL、この理由をみんなに話す前に、
自力でプレイ中にモチベーションを回復させたところです。

普通、ゲーム中に不機嫌になった場合、理由がどうあれ、
気持ちを上向きに回復させるのは並大抵のことではないと思います。
それをこのPLは「理不尽な理由で怒ってもしょうがない」と
自分で整理して、シナリオに復帰してきました。
俺にはとても出来ないことです。感服します。
これがこのPLが「大人」な証拠です。


さて、シナリオのほう。
双子以外の女性陣&クロットが露天女風呂、
ターン&シャルルが露天男風呂に入ります。
(ベラン&ナナフィーユ、ナギは街に繰り出していた)
「好色」なターン、当然女風呂を覗きます(笑)。

双子は風呂場のロビーでエアホッケー(笑)。
そこへターンの覗きにNPC女性陣が悲鳴を挙げます(^^;。
十分予想していただけに(爆)すぐさま飛び込む双子!
ブレンダは三角飛びで、覗いているターンの顔を(ケガしないように)
「けりゃぁ!」とばかり蹴り飛ばします(^^;。
そのかわり着地は湯船にドボン(笑)。

そのとき、なんと女風呂脱衣所の屋根に、謎の白い類人猿風の人物と、
武装したゲルーシャ(≒悪いエルフ)が2体現れます。

覗きではないようです(笑)。
たまたま屋根の上を通りがかったのを見つかったのか、
類人猿はゲルーシャにPCを始末するように言って姿を消します。
こちらは入浴中でノー武装。ゲルーシャは剣・盾・鎧を着けています。
かなりの苦戦が予想されました。

ただ、そーちゃんのバランス取りが上手いのか、
想像以上にゲルーシャの攻撃は空を切ります。
(ちなみにオープンダイス(^^;)
戦闘は素手格闘家のブレンダが中心。
「鉄肢帯(手で武器を受けられるアイテム)」を浴衣と一緒に着けていたので、
かろうじて剣を受けることが出来ます。
浴衣はお湯に浸かって動きづらいので、やむなく下着姿で暴れます。
投極術(ゴーセス。柔道に近い)の使い手のベランもいれば楽だったのですが、
それは贅沢というもの。
(ベランが女風呂に、非常事態とは言え、入ってくるかという問題もある(^^;)
ターンが腰に巻いていたタオルをはずして
(キャー(^^;・・・と言うにはブレンダはサメてるけど(笑))、
振り回して戦ったり、
クロット、アリーの呪文援護もあってなんとか勝利しました。
クロットの温泉に服を着て入るな〜!!
と言う岩文字をぶつける幻覚攻撃が強力でしたね(^^;。


その頃、街でのデートを楽しんでいたランシュヴァイク夫妻は
件の類人猿&ゲルーシャ軍団に遭遇しています。
意味があるのか街の人達を襲うゲルーシャ共から、人々を救うため
ベランは立ち向かいますが、彼も体は1つ、
ナナフィーユの元に帰ってみると、彼女をさらわれてしまっていました。
駆けつけたナギとベランに、類人猿からの置き手紙。
「我々は「白狐団」だ。この女を返して欲しくば、
 「源人の遺産」を持ってこい。」

「源人」というのは、様々な亜人種に分化する前の、
全ての人類の祖にあたる人種です。
源人が様々な7つの月を信仰するにつれ、人間・ドワーフ・エルファetc.に
分化するに至りました。
・・・で、その遺産ってなんでしょう?

PC達はその遺産と「白狐団」について聞き込みを始めます。
遺産については手がかり無しですが、「白狐団」は有名でした。
街の外に住む、朴訥なちんぴら共の集団だそうで・・・
どこに類人猿やらゲルーシャがいるのでしょうか(^^;!?


ともあれ、その「白狐団」のアジトにPCらは向かいます。
(まだクロットだけは機嫌が悪く、居残り組。)
途中ゲルーシャの伏兵に会いますが、わずか2、3秒で撃退(^^;。
そこへ通りがかった、変なシャストア信者の男にも出会います。

そのイディニアと名乗る男は、やたらとフェミニストな紳士を気取ります。
カッコつけてレイピアでそこいらの木にやたら「イニシャル刻み」を行いますが、
あまりに下手なので、まるで成功しません。
この頃は俺も、ただのギャグキャラと思っていました。

しかも聞いてみればこの男、白狐団のNo.2らしいではないですか(^^;。
鬱陶しい男ではありますが、もっけの幸いとばかりアジトへと道案内させます。

アジトは貧相な森の中の洞窟。団員はそのへんに住む粋がったニーチャンたち。
第一、街に出てきて「まんじゅう」を買ってくような連中ですから、
ゲルーシャだので街の人々を襲えるような人種ではありません。
しかも盗賊団と名乗ってる癖に
「なべ」なんかをいつの間にか盗まれてるようでは・・・(^^;。

手がかりが無いのかと言いますと、「白狐団」のボスがヒントをくれました。
「あんたらの泊まってるその旅館、あの温泉街が出来る前は遺跡だったぜ。」
・・・「源人の遺産」ってもしかして旅館に?

労力の割にわずかな成果どころか、このイディニアという勘違い野郎、
どこをどう思ったか、
「お嬢さん達には私が力になってあげましょう(フッ)」とかのたまって、
温泉まで着いて来るという。うっとーしいっちゅーの(はぅ)。

温泉に着くともう夜中。クロットはグースカ寝ていました。
自分達も疲れているので、ナナフィーユは心配ですがみんなで休みます。


翌朝起きました。イディニアが声をかけてきます。
「さあ、今日はその遺跡とやらに潜るんですよね(ニッコリ)。」
この時、俺の(ちょっとだけ)長年のTRPG歴に基づく勘が囁いた!
いや、キャラプレイ的に言えば「ブレンダの女の勘」と言うべきかもしれない。
遺跡の入口は、昨晩聞き込みをした一部のPCしか知らないのだ。
この男はそれを知りたがっている!
「この男は敵だ。(恐らくラスボス)」

キャラクターが心理学や心理看破の能力を持っている、
ベランとアリーのPLを廊下に呼んで耳打ちする。
PL2人もTRPGはベテランなので、
イディニアの言動に留意することに同意する。


そんなことに注意しているうちに、なんと街に襲撃が起こります。
恐竜か、と思ったがさにあらず。なんとゲルーシャ100人以上の攻撃隊だ。
??何を考えているのか偽白狐団。
ヤバいと思っていたが、なんと100人以上もの街の男達が
昨日の類人猿の乱闘もあって、自警団を組織していると言う(^^;。
なんとここで、PC達が隊長を務める
シミュレーションゲームモードに移行した(笑)!

すごいねぇ、そーちゃん。
何かのシミュレーションのルールを流用したのかも知れないけど、
それでもこれだけの用意のパワー、流石は学生だ(笑)。
俺も大学生時代はRQで同じように、色々頑張ったっけ(^^。
今はちょっとそんなパワー無いなぁ(苦笑)。

本来なら、そーちゃんにシミュレーションパートのルールを
預かってくるべきだったけど、忘れちゃった(テヘヘ)。

簡単には以下の通り。
1:PC1人に平均20人の兵隊をつけられる。それが1ユニット。
  1ユニットのMAXは40人。PLで相談して任意で振り分け。
2:1ユニットにつき6種類の攻撃方法を持ち(ロマサガの陣形技風(^^;。)、
  戦闘時に攻防共に1D6して、お互いどれで攻撃したかが
  ランダムに決められる。
  攻撃方法には以下の属性と、2〜10の攻撃力がある。
3:攻撃方法には「剣」「弓」「槍」の3種類の属性があり、
  お互い有利・不利がある。
  剣>弓>槍>剣・・・じゃんけんですな。
  同じ属性でぶつかったときは単純に相殺して勝ったほうが
  ダメージを与えるが、有利な属性でぶつかれたときは
  一方的にダメージが与えられる。
4:ユニットの攻撃方法は、PCによって異なっている。
 (そーちゃんがあらかじめユニットシートを作っていてくれた。)
  例えばブレンダやターンは「剣」に偏重(6種中、5つが「剣」)
  しており、弓兵には有利だが、槍兵には弱い、という
  特性がはっきりしている。
  逆にクロットやアリーは平均して2つずつ攻撃方法を持っており、
  かなりオールラウンドbut博打的に戦える。
5:NPCのリニア、ミオ、シャルルをオプションとしてつけることにより、
  兵員回復、攻撃判定2回などの特殊効果を得られる。
6:背面から攻撃した場合、攻撃判定を2回振って、好きなほうを選べる。
7:向きを変えずに後退は出来ない。60度回転ごとに1移動力を消費する。
  ZOCも無いため、一回突破されると追撃が大変。

こんなとこかな。あと人数差によるダメージの修正や、突撃距離、
地形効果なんかがあるけど、長くなるので割愛。

勝利条件は、こちらは敵のリーダーユニットの撃破。
偽白狐団は、街HEXに1ターン以上ユニットを留まらせること。

ここでこちらが考えるのは、強いユニットを一つ作ること。
そのためには・・・
1:オプションのシャルルが強力。天才的な参謀の能力を持っているため、
  常に敵に対して攻撃方法を2回判定できる。(背面からぶつかれば3回!)
2:シャルルの能力を生かすため、攻撃方法が多彩なPCのユニットにつける。
3:そのユニットに40人配備。これを温存して切り札とする。
結果、アリーが切り札に確定、リーダーユニットを撃破すべく全員が展開します。

戦闘の展開はやはり5分5分に進みます。
個人的にはナギちゃんのPLがシミュレーション歴が長いようなので
安心して戦えました。
俺はボードウォーシミュレーションの経験は浅いので・・・。

6人寄れば文殊・・・でもないのですが、こちらは有利に背面を取っていきます。
ですが、こちらの弓兵の損耗が早く、敵の残った槍兵に苦しめられます。

まあ、結果は敵ユニットが4つほど撃破、
こちらは結構粘ってブレンダ隊のみ撃破されます。(←バッカで〜(^^;;;)
やはりアリー隊、強い強い。
ノーダメージでガンガン敵ユニットを踏みつぶしていきます。
最終的には突出した敵リーダーユニットを一方的に撃滅してくれます。
アリー&シャルルさまさまってところでしょうか(^^;。


さて、何で襲ってきたかはよく分からないが
(多分、イディニアが敵キャラと思わせない為だったのかな。)
イディニアが水を差し向ける中、旅館内の遺跡の入口に入ります。
道幅は人一人。GMは隊列は決めなくて良い、と言ったけど、
俺はイディニアが何かした場合すぐ対応できるように、逆に隊列決定を要求。

(前) ターン=ナギ=クロット=イディニア=ブレンダ=アリー=ベラン (後)

こうしました。
<閃光>の使えるベランが最後尾。イディニアは真ん中。
ターンが名目上は偵察役として最前部に位置していますが、
よく考えれば、戦士役が後方に偏重しているのがお分かりでしょうか。
一見、イディニアが安全に思えますが、すぐ後ろには
いつでもドタマを蹴り飛ばせるように、ブレンダが位置しているわけです。
このあたりが、俺が小細工を弄するPLと呼ばれる所以(^^;。
これを見てGMが意図に気づいたかどうかは、聞いていません(^^;;;。

最深部には、古代の研究室とおぼしき部屋がありました。
書物等と、ベッドのような機械が存在しています。
書物をあさっていますと、ここはゴージョーという魔術師の研究室で、
「後天的に源人を作り出す」研究をしていたことが分かります。
胎児に薬品などで刺激を与えるそうで・・・気持ち悪い・・・。

日記には第3回シナリオの巨大グルグドゥについての記述などもありました。
あれも、源人作成計画の一端だったとは・・・。
第1回からの宿敵組織「デッキヘッド」はこれを狙っていたのですね。

この間、イディニアは無邪気にベッドのような源人製造装置を調べていました。
あからさまに怪しいんだけど、はっきりと変なことをしない限り、
いきなり蹴りかかるのはただの非常識です(^^;。
このとき俺は臨場感を出すために、GMに紙で
「密かにイディニアの挙動に注意している」旨を伝えておきました。

やがてイディニアが、派手なマントの飾りの一つを床にぶつけて割ります。
中から現れたのは、第1回からの宿敵、デッキヘッドの幹部で
邪術師のゴーマン。
うぬぅ、イディニアはラスボスではなく、サブボスだったのか(^^;。

虚を突かれている間に、イディニアはそのオカマの(爆)本性を現し、
源人製造装置と共にテレポートします。
(ナナフィーユは、置いてったマントの飾りの中に入っているよう。)
残ったゴーマン、度重なる我々ルナル・バリエーションズの活躍により、
失敗が重なったらしく、後がないようです。
あの白い類人猿風の姿に変身!
「源人」の力のお披露目とばかり6対1の戦いに臨みます。
クロットPL曰く
「ライダーの敵幹部は、怪人に変身するときは後がないから強いぞ〜」
うぬぅ(^^;;。

しかし、流石に6対1。負ける気はしません。
ベラン、ナナフィーユの入ったマントに突撃。
ブレンダは早速ゴーマンに蹴りかかりますが、
ゴーマン、<瞬間回避>の呪文で易々とかわします。
あ〜もう、いっつもいっつもこの呪文で逃げ回りやがって(^^;!
邪術師は呪文の成功率は高いから辛いんだよね〜。
まぁ、呪文なので無限に使えるとは思いたくないけど、
ものすごくCPを注ぎ込めば体力消費無しで使えるんだよね(^^;;。
そうじゃないことを祈ります(笑)。

ま、そこまで強くもないでしょう。ターンもナイフで白兵戦に加わります。
アリーはブレンダに必殺の<倍速>をかけてくれます!
これで攻撃力が一気に跳ね上がります。

<倍速>というのは、対象が1ターン(1秒間)に
通常の2倍の行動が出来る呪文です。
通常、1ターンには1回の攻撃(通常攻撃)に留めておいて、
次の敵からの攻撃に対して、能動防御(よけ・受け・止め)が
出来るようにしておくわけです。

逆に全力攻撃と言って、1ターンに2回攻撃などを選ぶことができます。
この場合、次の敵の攻撃に対しては能動的な防御が出来ないため、
要するに捨て身なわけです。

<倍速>は、通常の攻撃の前に1ターン余計に付けてくれるようなものです。
よって・・・
(増加分) → 全力攻撃で2回「臑蹴り」
(通常分) → 通常攻撃で1回「臑蹴り」
・・・の3回攻撃で、尚かつ次の敵の攻撃も「受け」られるわけです(!)。
1秒間に3回の蹴りを繰り出すという・・・アンタは鬼か(^^;(←ブレンダ)。

ちなみにブレンダの「臑蹴り」は3D6で16以下で命中し、
ダメージは「叩き」の1D6+4ダメージです。
これがどれくらいのダメージかって?・・・う〜ん・・・
ちなみにブレンダがクォータースタッフで叩いたときは
たかだか1D6+1ダメージです(^^;。
六尺棒に倍する破壊力の蹴りが、1秒間に3発襲ってくるわけです(爆)。
俺はこんな奴と戦いたくない・・・(^^;;;。

GURPSでは、武器のダメージに3種類があります。
「叩き」はサイの目をそのままダメージに換算します。
「切り」は鎧を抜けた分を1.5倍に換算します。
「刺し」は鎧を抜けた分を2倍に換算します。
ま、ほとんどの武器ダメージのサイコロは、
叩き>切り>刺しになるように調整されてはいますが。

ターンやクロットは武器が「刺し」なため、鎧を抜けた後は
ダメージが2倍カウントになりますが、ダメージサイコロそのものが小さいため、
当たっても装甲を抜けないことがあり得ます。
逆にブレンダの蹴りは、別に抜けた後にターンやベラン、クロットのように
ダメージが倍化することは無いわけですが、
「蹴打術」技能で、固定ダメージが加算されているため、
安定してダメージを与えることが出来るわけです。
それが乱打で敵が受けきれないとなると、かなり有利なわけで・・・(^^;。

俺はこの戦闘、ゴーマンの呪文集中をさせないために、
とにかく早く仕留めることを念頭に置いていました。
邪術師ということで、リプレイの青銅の姫フエイアのように、
<火吹き>のような高火力のダメージ呪文が来るのを恐れていたのです。
こっちはダメージ呪文に抵抗力が無いわけですから(^^;。
殺られる前に殺るしかない!と思っていました。


しかし、良いことばかりとは限りません。
ベランが大振りの剣攻撃にファンブルして、利き腕を挫いてしまいます(あう)。
これは俺が大振りを勧めたこともあって、ちょっと後ろめたい(^^;。
(ゴメ〜ん、ベラン(^^;)
めげずに盾攻撃するベランには、ゴーマンの呪文攻撃<痒み>が襲いかかります。
鎧の内側の背中に痒みが走ります・・・常套手段とは言え、ムゴい・・・(苦笑)。
しかしベラン、粘る粘る、カッコイイ!。
それでも果敢に盾でゴーマンにダメージを与え続けます。

勿論ゴーマン、ブレンダに無策なワケではありません。
ブレンダには<狂気>の呪文が飛びます。
ゴーマンの高い呪文レベルに抗しきれるはずがなく、
ブレンダあっさりと効果に捕らわれます。

まず、数ある効果のうちで「狂戦士化」だけは避けねばなりません。
間違いなく、倍速で仲間を蹴り殺してしまいます(爆)。
サイコロを振って、効果を決めます。
・・・ふぅ、俺が選べる。
と、次はどの効果を選ぶかです。「狂戦士化」は論外。
「無気力」はこの戦闘に参加できなくなります。
「恐怖症」はゴーマンを怖がる可能性が高いので避けたいところです。
そうしますと・・・「精神分裂」ですか。これなら1/2の確立で戦えます。

もうこの瞬間、俺の中でブレンダが「爆殺モード」に入りました(笑)。
どれだけ殴れるか分からなくなったわけですから、
攻撃できるときにしておくしかありません。
能動防御を捨てて、
1秒間に全力攻撃2回=4回/秒の猛烈な臑蹴り爆射に入ります!
もうストIII春麗(30代美女)の百裂脚も真っ青です。

で、毎回攻撃する前に1D6の奇数で通常行動、
偶数で愚かな行動を取るわけですが、これまた何故か奇数ばっかり(^^;。
6回中、変な行動を取ったのは1回だけでした。
(そーちゃん、首ひねってたなぁ・・・(^^;)
前回シナリオと同じように、蹴りダメージの1D6も5か6ばっかり出るし、
このキャラ、戦闘には強いです(^^;。
(最初の試験の時も、良い目が出ればな〜・・・)

まあ、そんな捨て身はちょっと油断してました。
ゴーマンが本気で全力攻撃のパンチを2回してくるとあっさり倒れました(^^;。
だってパンチが「切り」ダメージなんですもの〜(^^;。
呪文使いのくせに白兵戦のほうが強いなんてインチキだ〜(笑)。
すかさず、アリーおねえちゃんが<大治癒>と
ナギちゃんが<覚醒>で復活させてくれます。ご迷惑おかけしましたm(__)m。

クロットも幻影で「美女戦士シャストア・スター」に変身するし(笑)。
(↑変身後のカラーイラストまで描いてきてやがんの(爆))
ほどなく(それのせいか(笑))ゴーマンも倒れます。


あとはエピローグ。イディニアの後も追わねばなりません。
最後は帰りの馬車の中で、お医者様に頂いていたシャルルの薬が、
砒素のような遅効性の毒物であることが発覚して終わります。
いったい何の目的で・・・?
このキャンペーン、本題に入ってきたようで・・・。


ゲーム後、いつものように近くのファミレスでみんなでメシを喰って、
夜中までおしゃべりします。
(女の子もいるから、疲れたら帰るようにしましょー(^^;)
クロットのPLを中心に、今後の展開も相談します。

クロットは、多分双子を信用することが出来なくなったであろう、とのこと。
バドッカから去るまではいかないまでも、
「6ゾロファンブル亭」には来なくなるかも知れません。
なるほど、理解できます。

人によって「もう少し継続すべき」「別キャラで平行してやってみる」などの
案も出されますが、どれも一長一短です。(当然だ)

俺は・・・一緒にいるのが不自然なら、別キャラもやむなし、と思います。
(え? 俺が言えた義理じゃないって? きゃーいじめないで〜(^^;)
無責任で言っているのではないです。俺が彼の立場ならそうします。
それがクロットとブレンダ、お互いにとって自然な道なら、
そうあるべきなのでしょう。
ま、これに関しては最終的には本人の決定することです。あれこれ口は出しません。
次回のシナリオはどうなるのでしょうか・・・。

付記になりますが、この時のナギPLに俺は更に尊敬の念を深めました。
会話の中で、俺の稚拙で誤解を生みかねない表現を、
的確かつソフトに翻訳してくれました。ありがとうございますm(__)m。
理解力・表現力共に抜群です。文章書きとして尊敬致します。


P.S./1 セッション後、ブレンダとベランで模擬戦をしてみました。
    ベランって重戦士のイメージがあって、
    下手すると一方的にやられるかな?とも思いましたが、
    無難に勝ってしまいました。(ううむ(^^;。)
    まあ、ベランは呪文も投極術も使わなかったし、
    そのCPをフルに活用していれば、どうなったかは分かりません。
    ブレンダは白兵戦にしかCPを回していない
    高火力・高回避力なキャラなのですが、軽装備なので、
    呪文で目を眩まされて、ソードブレーカーを2〜3発もらうと
    あえなく沈むでしょう。
    ベランは逆に探索も呪文もこなせる万能キャラですから。
    ま、これも戦い方次第ですね。

P.S./2 みなさんは、PCを作るとき何かのイメージから持ってくることも
    あると思いますが、その逆はありますか?
    例えばある歌を聴いていて、その曲が自分のPCとシンクロするような。
   「地下盗賊匠合」のミンガや、このブレンダは
    相川七瀬の曲のイメージがありますね。

     ミンガ  → 「CAT on the Street」
     ブレンダ → 「Sweet Emotion」

    こんな感じでしょうか。
    表向きは媚びても、決して内心では媚びず、
    影でこっそりと舌を出す小狡い猫科動物。
    たまにこういう曲を発見すると、ちょっと嬉しくなります。
    (album"paradox"を聞きながら)



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