第1話 「黒き魔神 大地に立つ」 (2000/4/9セッション)

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地球連邦に生き残った国民全てに、私は訴えたい。 ジオンには、すでに兵は無い!! 艦もなければ、武器、弾薬も無い! なのに、なぜそのジオンに降伏をしなければならないのか! 国民よ! 討つべきは連邦政府の軟弱な政府高官である! 絶対民主主義の名の下に隠れ、何一つ決定することの出来ない高官に、 連邦の生き残った一人一人の意志を託すわけにはゆかない! ジオン公国のデギン=ソド=ザビが、公国の実権を握った時に語った 傲慢不遜な言葉を思い出すが良い! ジオンの民は選ばれた民である、とデギンは言った。 地球連邦の民は、旧来の因習にとりつかれて、宇宙圏を生活の場とし始めた 人類の意識が拡大しつつあるのに気づかぬ古き民であると言う。 その古き人々の連邦に、ジオンの国民が従う謂われは無いと言う! 地球型官僚の堕落は、確かにデギンの言うとおりではある。 連邦軍にあっても、それは事実であろう。 しかし連邦の国民よ。デギン=ザビの語る一面の真理にのみ眼を奪われてはならない。 ジオンは地球から最も離れたサイドであるが、 その彼らが宇宙の深淵を見たなどと言う戯言を誰が信じようか! デギン=ザビが連邦の一部の堕落に事寄せて、 ジオン公国の正当性を主張するなど許せるものではない。 所詮ジオンの独裁を企むザビ家一統の独善である。 百歩引き下がってザビ家のジオン独裁を認めたとしても、 何故に地球連邦そのものまでもがザビ家の前に膝を折らなければならないのか! 地球連邦とは個人の人権の確立の上に立った政府である。 人類が有史以来初めて宇宙に進出したのも、 地球連邦という人類の英知の結晶たる政府があったればこそであろう。 しかるにあのギレン=ザビは言う。討つは地球連邦の軟弱であると! 討てばよろしい。軟弱の源を! しかし、40億の罪無き人々を殺戮したギレン=ザビに何を語る資格があろうか! ギレンは言う。自然体系の中、一人人類のみが強大に増え続けるのは、 自然の摂理に反する冒涜である。 それを今こそ管理して、自然体系の中の一つの種として生息しなければならない時、 40億の死は人類の自然に対して為さねばならぬ贖罪であると! これが真理か? 一つの種、一つの生命系をその自らの手によって抹殺させるに等しい罪を犯して、 ギレンは何を得ようと言うのか? ・・・得るものは無い! 人があって初めて独裁も振るえようというのに、 自らの生命系をも断とうとする暴挙には、我々には素朴に理解しかねるのである。 その男が、またしてもルナ2さえ地球に叩きつけてみせると言う。 何を根拠にギレンはそれを言うのか? 彼のイデオロギーが絶対真理であるからなのか? 否! 彼の独善でしかない。 連邦が軟弱で腐敗堕落しきっているのか? これも否である。 ジオンの脅威に勇敢に戦った善良有能なる国民は、未だ健在である。 ではジオンは、連邦に比べて強大な軍事力があるというのか? これもまた、否である。 国民諸君、聞き給え! すでにギレンの言葉は脅しにしか過ぎない。 不肖私は、幸いにしてジオンに捕らわれ、ジオン本国の実態に触れた。 ジオンの国民は疲れきっている。 軍事力の増強は、明日すぐ間に合うというものではない。 ルナ2を地球にぶつけるなどと、やってもらおうではないか、ギレン=ザビよ! ルウム戦役で既にジオンの戦力は尽きている。 一人の兵を育てるのに何日かかる? ギレンは知らぬわけではあるまい。 そして地球連邦の国民、一人一人へ私は訴える。 もはやジオンに兵はいない! そのジオンに跪く謂われは無いのだ! 起てよ国民! 今こそ、ジオンこそ、我等の前に倒すべきである!! (U.C.0079/01/31、南極条約調印時における連邦軍本部ジャブローからの  レビル将軍による「ジオンに兵無し」演説全文。  この演説からの「V作戦」により連邦軍は反攻に成功、勝利への道を歩むこととなる。)
U.C.0079/09、中央アジア、ゴビ砂漠では ジオンの東アジア方面侵攻軍と連邦軍極東方面軍の戦火が膠着していた。 連邦軍のMS開発計画"V作戦"は最終段階に差し掛かっており、 ここダランザドガド実験基地では、密かに正式MS・RXシリーズの 重力下・砂漠戦における実験が行われていた。 (地球上の他の砂漠地帯は全てジオン勢力下にあったためである) 本来なら極小規模基地のため、ジオンの優先的攻撃対象にはならないはずのこの基地に、 潜入したスパイからの「連邦軍の新兵器実験中」との情報を元に、 ジオンのMS−06J三個小隊からなる侵攻部隊が近づいてきていた。 奇しくもU.C.0079/09/19。 サイド7において後に連邦のエースと呼ばれるアムロ=レイが、 初のMS戦を行った1日後のことであった。 (ここに発見されたファイルは、連邦軍公認のコードこそ無いものの、  公式記録に残っていない、RX−78−1「プロトタイプガンダム」 (開発コード"オーディーン")の実戦記録として大変興味深いものである。  公認記録とは若干食い違う部分こそあるものの、おおむね時間的に整合性は取れており、  信憑性はともかく、参考資料としては十分検証する価値のあるものと思われる。  読者諸君には眉に唾をつけながらも、一年戦争の知られざる一面を読んでいただきたい。)
(U.C.0079/09 連邦軍ダランザドガト実験基地司令官 エリザベス=リューベック技術少佐の記録) 0079/09/18 晴れ後曇り RX−78−1"オーディーン"及びRX−77−1CA"チュール"の 防塵テストはほぼ終了。 砂漠地帯における昼夜の気温差テストに関しても、両機とも十二分な安全性を示している。 テストパイロット、ジム=ジャスパー中尉のコンディションに関しても申し分なし。 (もう少し女性士官への興味を押さえてくれれば、満点を上げても良い。) 明日〜明後日にはルナ2より、ペガサス級強襲揚陸艦1号機"スレイプニール"が、 前述2機のA型戦闘装備及び、 RX−77−1SMP"フレイ"とRGM−79G"バルドゥール"の1号機を搭載して到着する予定。 武装装備後、上記2機の最終テストが終了すれば、 いよいよRXシリーズの地上における実戦投入段階へとV作戦は移行する。 今頃はサイド7にてテム=レイ大佐が、 RX−78−2などの宇宙戦テストを順調に行っていることであろう。 そうなれば大気圏内外での連邦軍の量産型MSの生産ラインが完璧に整うこととなる。 連邦軍におけるMSの量産は、私のかつてよりの悲願であった。 RXシリーズの実戦データをRGMシリーズに組み込むことが出来れば、 ジオンのMS−06シリーズを 火力・防御力共に、圧倒出来るだけの性能を有することが出来るはずである。 そうなれば、連邦軍の一大反攻作戦の成功は揺るがないものとなる。 サイド2にてG3ガスで殺された、パパ、ママ、ビアンカ。 そして・・・ダーレン。苦しかったでしょうね。 もうすぐよ。もうすぐRXシリーズが完全稼働するときに私の復讐も成功するの・・・ U.C.0079/9/19 晴れ 私は今、基地の独房の中でこの記録を書いている。皮肉なものだ。 独房の外にはジオンの兵が歩哨に立っている。 9/19深夜、ジオンの一個機甲中隊が襲撃をかけてきた。 現地労働者の中に潜入していた、ジオンスパイの可能性を重用視していなかった私のミスである。 小規模基地としての攻撃優先度の低さを過信していたこととも十分にある。 兵倉・弾薬庫・核融合炉室の爆破、 それと同時のMS−06Jとマゼラアタックによる強襲により、基地は1時間弱で沈黙した。 テストパイロット、ジャスパー中尉は倉庫内の爆破に巻き込まれて死亡。 ・・・"スレイプニール"のジャスパー大佐にどう顔向けをすれば良いのだろう・・・ ともかくRXシリーズだけは、ジオンに渡すわけにはいかない。 数少ない基地の生き残り、整備兵のアオシマ二等兵と、現地人の少年ツェンに 迷惑ではあっただろうが、半ば強引にRXシリーズに乗り込ませる。 オートパイロットで"オーディーン"と"チュール"を射出し、 なんとか"スレイプニール"に合流してくれることを祈る。 両名ともMSに関しては、当然ながら見たこともない人員だ。 たどり着くだけならともかく、ザク小隊に見つからないことを祈るしかない・・・ その後のジオンの基地制圧までに際し、司令官として責務を全うして収拾にあたる。 RXシリーズのデータ消去。怪我人の安全確保。 覚悟していたジオン兵の性的虐待も無く、連中も南極条約は遵守するつもりのようだ。 あとは、RXシリーズと臨時パイロット達が無事であれば言うことはないわ・・・
<PC紹介> ツェン=ラン   意志値/9 外見値/8 体格値/3 移動値/6 感応値/9 知性値/7 運勢値/10 技術値/6 反応値/10 Nポイント/5 <説得/口車>1、<演奏>1、<生存>2、<戦術>3、<知覚/観察>2、 <尾行/消跡>2、<読心術>2、<回避&脱出>3、<格闘戦>3、<運動>4、 <隠密>3、<MS操縦>1 ゴビ砂漠北部ダランザドガド近郊の部族出身の少年。 部族の中に自らの居場所を見出すことが出来ず、 ダランザドガド基地にて雑用などを行い住み込んでいた。 しかし、ジオンの今回の襲撃が彼の運命を変えることになる・・・ (レフリーズ・ノート) 男・14歳・民間人という、ガンダムではベタなキャラクター(^^。 現地人と言うことで、モンゴルの遊牧民。 <弓>技能が欲しいと言って騒いでいたので、「開いてるトコに作っていーよ」って言ったら、 「そこまではいいです(^^;」と遠慮していた。ちょいと残念(笑)。 RX−77−1CA"チュール"に乗り込むことに。 NPCに幼なじみで年上の少女、ジュンテがいる。 タケル=アオシマ (レフリーズ・ノート) 連邦軍の整備兵で二等兵。ジャスパー中尉に爆風からかばってもらい、 代わってRX−78−1"オーディーン"に乗り込む運命になる。 今回のセッションではMS−06Jを4機も撃破・・・って、 ほとんど脚やられて無力化された奴ジャン(^^;! こんなん倒しても、評判ポイントって上がるのか(笑)? <NPC紹介> エリザベス=リューベック   (↑エリザ博士とはそーちゃんは明言してないが、それっぽいから載せておこう(^^;。) 意志値/8 外見値/8 体格値/5 移動値/5 感応値/7 知性値/10 運勢値/6 技術値/9 反応値/6 Nポイント/1 <説得&口車>3、<みだしなみ>1、<指揮>2、<性的魅力>3、<読心術>2、<技師>6、 <設計>9、<通信/センサー>5、<一般教養>6、<教育>5、<プログラミング>4、 <ゼロG>3、<MS操縦>2 V作戦の主任設計士で、アナハイム・エレクトロニクスからの出向技師。女性・28歳。 階級は技術少佐。ロボット工学にて博士号を持つ。 V作戦の主幹であるテム・レイの副官としてRXシリーズの設計に携わる。 ルナ2にてのRXシリーズ装甲換装終了後は、MS陸上戦試験計画 "ユグドラシル計画"の主幹としてダランザドガド基地に配属され、実験にあたることとなる。 サイド2出身のスペースノイドであるが、一年戦争開始時に家族と婚約者をG3ガスにて虐殺されており、 ジオンに強い憎しみを抱いている。RXシリーズの完成は彼女の復讐の形でもある。 ジュンテ (←ジュンテ・・・だよねぇ(^^;。あ〜、俺もモンゴルの資料探さんと・・・) 意志値/5 外見値/7 体格値/5 移動値/5 感応値/9 知性値/5 運勢値/10 技術値/2 反応値/8 Nポイント/4 <みだしなみ>2、<応急手当>2、<歌唱>3、<耐久>1、<生存>4、<知覚/観察>5、 <ライフル>3、<運動>2、<ダンス>2 女性・15歳・民間人。ダランザドガド基地近郊の遊牧民の娘。 ジオンの基地襲撃に際し、部族がその戦火に巻き込まれて ほぼ壊滅してしまうこととなる。 戦火を避けて基地に非難してくることによりPC達と行動を共にする。 PCのツェンが現地人らしいので、後付け設定で幼なじみということにする。 初めてのMS戦闘では、ツェンのRX−77の座席の後ろで、 ギャーギャー騒がしくもベソをかいていた(^^;。
(U.C.0079/09 連邦軍ペガサス級強襲揚陸艦"スレイプニール"艦長 バーナビー=ジャスパー大佐の記録) 0079/09/19 正確には0079/09/19/23:24、ダランザドガト基地方面よりエマージェンシーコールが入る。 ザク3個小隊の奇襲を受けているとのこと。基地までの道程は巡航速度で約3時間。 当艦は第一級戦闘速度で基地へ救援に向かう。 基地まで2時間ほどの地点で、基地より脱出してきたRX−78−1"オーディーン"、 及びRX−77−1CA"チュール"を収容。 パイロットは新兵と民間人で、なんと両名ともMSの操縦は初めてとのこと。 その未経験の中、固定武装のみでザク4機・マゼラアタック2機の追撃を振り切ってきたというのだから、 RXシリーズの性能もさることながら、両名のMS操作センスに驚かされる。 私事ながら、レビル将軍が時々申される「ニュータイプ」の存在が脳裏をよぎる。 パイロットの新兵タケル=アオシマ二等兵、民間人ツェン=ラン両名から敵軍備状況を聞き、 早速、ダランザドガト基地へリューベック博士救出の為の、反攻体制を整える。 小破したRX−78及びRX−77CAは至急タイラー整備長に応急修理させ、 当艦に搭載、基地で合流予定であった、RX−77−1SMP"フレイ"及び RMG−79G"バルドゥール"を加えた、MS4機での奇襲作戦を実行に移す。 RX−77−1SMPのパイロット、リック=ド=ムー軍曹、 RMG−79Gのパイロット、ハルシオン少尉に第3級戦闘態勢で待機させ、 アオシマ二等兵及びツェン少年には2時間の休憩を取ってもらった上、戦闘に参加させる。 0079/09/20/03:34、ダランザドガト基地南南東より突入、 ジオン側は早期の援軍・反攻をまったく予想していないこともあり、 警備についていたMS−06J8機及びマゼラ・アタック6機を撃破、 無事リューベック博士の救出に成功する。 博士には肉体的にも精神的にも大きな被害は無し。 RXシリーズに関しても、紙媒体・デジタルデータの双方で記録はジオン側には渡っておらず、 決定的な損害は基地設備の中破に留まる。 それにしても、経験の浅い我が軍のパイロットで、3倍に値する敵MS小隊を撃破出来るとは、 「V作戦」にて設計された我が軍MSの能力に驚嘆した。 また、若干名のジオン兵が基地脱出に成功しており、 コンバットレコーダより、RXシリーズ及びペガサス級強襲揚陸艦の 戦闘能力を類推される恐れがあることを付記しておく。 最後に、我が孫でダランザドガト基地にてMSテストパイロットとして赴任していた、 ジムの戦死に黙祷を捧げたい。 彼が最後まで、連邦軍人として恥ずかしくない生を全うしたことを祈って・・・
<PC紹介> リック=ド=ムー 意志値/8 外見値/2 体格値/8 移動値/7 感応値/5 知性値/9 運勢値/10 技術値/7 反応値/10 Nポイント/0 <威圧>2、<拷問/薬物への耐性>2、<応急修理>2、<応急手当>3、<耐久>3、 <ギャンブル>2、<生存>2、<戦術>3、<知覚/観察>2、<回避&脱出>2、 <格闘戦>3、<拳銃>3、<自動火器>3、<白兵戦>2、<ライフル>2、<運動>2、 <MS格闘戦>2、<MS操縦>3、<MS白兵戦>2、<運転>3、<砲撃>3、 <ミサイル>2 元戦車兵の熟練軍人。男性・33歳、階級は軍曹。 ルナ2にてスレイプニール隊に転属になった後は、 RX−77−1SMP"フレイ"のパイロットとなる。 (レフリーズ・ノート) どーでもいいが・・・このネーミングなんとかならんのか(^^;。 いや・・・彼の人柄はまったく悪くないんだけどね。俺より歳喰ってるし、 1st.ガンダムもPLの中では相当思い入れも深いほうのようだし・・・ なのに、なぜこういうネーミングが出来るのか、そのセンスは俺には理解できん(^^;。 いや、俺はいーんだよ。俺はそのPLが他のPLに迷惑をかけない限り、 TRPGの楽しみ方は自由だと思うから。 ただ、このページを読んだ1st.ガンダムファンの方が多少なりとも不快にならないかとねぇ・・・ いや、俺のつけた名前じゃないからいーや(笑)。 きっと「ド」というミドルネームがあるから、おフランス貴族の血を引いているんでしょう(^^;。 もみあげはPL曰く「くるくる」のようだし(笑)。 外見が「2」なので「オルテガ!」と読んであげましょう(^^。 ※上記の文章は一応PLさんにも予め目を通して頂いて、了解を頂いています。 ハルシオン   (←軍法会議と称してパチンコに興ずるの図(笑)) 意志値/7 外見値/7 体格値/4 移動値/6 感応値/6 知性値/9 運勢値/10 技術値/3 反応値/10 Nポイント/0 <裏情報>1、<拷問/薬物への耐性>1、<ギャンブル>2、<知覚/観察>3、 <尾行/消跡>2、<みだしなみ>1、<回避&脱出>2、<格闘戦>1、<拳銃>2、 <自動火器>1、<ゼロG>1、<MS格闘戦>3、<MS操縦>3、<MS白兵戦>3、 <宇宙船操縦>1、<航空機/シャトル操縦>6、<砲撃>3、<ミサイル>3 元航空機パイロットの熟練軍人。女性・24歳、グラナダ出身。 士官学校を出ていて階級は少尉。 ルナ2にてスレイプニール隊に転属になった後は、 RMG−79G"バルドゥール"のパイロットとなる。 母親はアナハイム・エレクトロニクスの役員だが、 陰謀に巻き込まれたのか、事故で瀕死の重傷を負っている。 (レフリーズ・ノート) PLはムー軍曹PLの奥さんです。 ご本人のウェブサイト(http://www.geocities.co.jp/Playtown/6822/ot/o215.htm) にもPC紹介が載っているので、よろしければ併せて見てね(^^。 ライフパスで、企業の重役の娘になったり、 外見で「水色のストレートロングヘアー」に「紫の瞳」だったり、 あんた、ルー=ルカの叔母さんですか(^^;!? 年代的に。 (←※件のルー=ルカさんです。by「機動戦士ガンダムZZ」) 一番ライフパスを使っておいしいところを持っていっているかも知れないPC(笑)。 加えてコイツ、<航空機操縦>が6レベルだったりするんだよなぁ。 セイバーフィッシュに載ったらいきなりエースじゃん(^^;。恐ろしや。 っつーか、Gメカに乗ったらかなり使えそうなPCである。 今回だけのスポット参戦なのが勿体ない。 でも技術値が3なので、基本的に機械オンチらしい。 「ミサイルは赤のボタン」「バルカンは青のボタン」とか覚えているそーで・・・ あんた、マジンガーやゲッター操縦しているんじゃないんだから(爆)。 PLご本人はガンダムにはあまり詳しくなく、お付き合い程度で参加していただいたのですが、 シル(略)子のつたない宇宙世紀史の説明で (俺は実はそんなにガンダム詳しくないんだよね(^^;←レフリーするなっちゅーの(笑)!) どうやらそれなりにはセッションを楽しんで頂けたよーではあります。 また、よろしければゲスト参戦して下さいな(^^。 <NPC紹介> バーナビー=ジャスパー  (←そーちゃん画。thx(^^。) 意志値/10 外見値/5 体格値/6 移動値/5 感応値/9 知性値/9 運勢値/9 技術値/5 反応値/5 Nポイント/0 <威圧>5、<指揮>10、<読心術>5、<応急修理>3、<基礎修理>4、<耐久>6、 <教育>5、<戦術>8<戦略>8、<回避&脱出>4,<拳銃>5、<運転>5、 <ゼロG>4、<砲撃>6、<ミサイル>3 ペガサス級強襲揚陸艦1号艦"スレイプニール"艦長で、連邦軍大佐。 二等兵の戦車兵からの叩き上げで、レビル将軍の年長の部下として多くの実戦経験を積んでいる。 一見つかみ所の無い昼行灯タイプだが、その戦略眼は確かなものを持つ。 ボーデル=タイラー   (↑←そーちゃんに幾つかボーデル爺さんの候補を描いて頂きました。  どれが良いのかねぇ(^^;。読者投票ででも決めましょうか(笑)) 意志値/6 外見値/4 体格値/7 移動値/4 感応値/6 知性値/7 運勢値/5 技術値/10 反応値/6 Nポイント/0 <裏情報>3、<指揮>3、<読心術>2、<応急修理>7、<技師>10、<基礎修理>7、 <設計>5、<通信/センサー>3、<教育>4、<ゼロG>3、<MS操縦>2 "スレイプニール"のメカニック長。技術中佐。 人の良い爺さんで、部下のメカニック達から一様に尊敬されている。 ペガサス級強襲揚陸艦の製造に1から携わっており、 "スレイプニール"の状態維持に欠かせない人物である。
<スレイプニール隊MS紹介> RX−78−1 プロトタイプガンダム "オーディーン" 連邦軍における正式MSの試作機。第1話ではタケル=アオシマ二等兵(のち伍長)が搭乗。 V作戦の一環であるMS陸上戦試験計画"ユグドラシル計画"における、 主力MSとして中央アジア、ダランザドガド基地に実験配備される。 ジオンのMS−06Cを回収して試作された試験機RRF−05のMSデータを元に、 軽量・超硬性合金であるルナ・チタニウムによる重装甲・高機動の両立、 メガ粒子砲のMS携行を可能とするエネルギーCAPシステムによる超火力などにより、 MS−06シリーズを遙かに凌駕する性能を有している。 平行設計されたRX−75、RX−77と比べ白兵戦に主眼をおいた作りとなっており、 固定武装・装甲では一歩劣るものの、地形対応能力・使用可能武装種類・ 追加武装柔軟性などに優れた名機である。 実験機のためボディは黒色に塗装されている。 (スペック) 頭頂高      :18.0m 本体重量     :43.3t ジェネレーター出力:1,380Kw スラスター推力  :55,500Kg 装甲材質     :ルナ・チタニウム合金 (特殊能力) 宇宙対応、寒冷地対応、砂漠/熱帯対応、大気圏突入能力、Aカスタム、 コア・ブロックシステム (基本性能) 形態:MS 使用技能:<MS操縦> 反応修正:−3 パワー:8 走行:6 スラスター:10 (部位と装甲) 2D6  2〜4  5   6   7〜8  9   10〜12 部位   左脚   左腕  頭部  胴体   右腕  右脚 装甲値  9L   9L  9L  9L   9L  9L 耐久度  7    7   6   12    7   7 (固定武装) 種類        使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  耐久度 パンチ(手)    <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 パンチ(手)    <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 キック(足)    <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 キック(足)    <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 2連装60mmバルカン <砲撃>      ±0  3   5MG    5     5 ビーム・サーベル  <MS白兵戦>   +1  1   12EM    ∞     2 ビーム・サーベル  <MS白兵戦>   +1  1   12EM    ∞     2 (シールド)  形態:手持ち 使用技能:<MS白兵戦> 防御修正:+3 位置:1H 装甲値:5L 耐久度:5 (オプション武装) 種類        使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  位置  耐久度 ビーム・ライフル  <砲撃>      +2  16    16    15EC   2H   8 シールド投擲    <MS白兵戦>   −2  2    4+2  1     1H   4 RX−77−1CA プロトタイプガンキャノン(240mmキャノン装備型) "チュール"   RX−78−1と平行設計された中距離支援型MS。 第1話ではツェン=ラン(とジュンテ)が搭乗。 二足歩行による地形踏破能力と重装甲・高火力を両立させた完成度の高い機体。 V作戦の一環であるMS陸上戦試験計画"ユグドラシル計画"のため、 中央アジア・ダランザドガド基地に実験配備される。 RX−78−1と同じく、ルナ・チタニウム製装甲を装備しており、 中距離戦・対MS用の240mmキャノンを装備したタイプのため、 ジオンのMS−06を圧倒する能力を持つ。 オプション火器として近距離戦用の100mmマシンガンを装備する。 砂漠実験機のため機体はカーキ色に塗装されている。 (←そーちゃんのオリジナルアレンジ画でしゅ(^^。) (スペック) 頭頂高      :17.5m 本体重量     :51t ジェネレーター出力:1,380Kw スラスター推力  :51,800Kg 装甲材質     :ルナ・チタニウム合金 (特殊能力) 宇宙対応、砂漠/熱帯対応、Aカスタム、コア・ブロックシステム (基本性能) 形態:MS 使用技能:<MS操縦>  反応修正:−4 パワー:8 走行:4 スラスター:8 (部位と装甲) 2D6  2〜4  5   6   7〜8  9   10〜12 部位   左脚   左腕  頭部  胴体   右腕  右脚 装甲値  10L   10L  10L  10L   10L  10L 耐久度  7    7   6   12    7   7 (固定武装) 種類         使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  耐久度 パンチ(手)     <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 パンチ(手)     <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 キック(足)     <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 キック(足)     <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 2連装60mmバルカン  <砲撃>      ±0  3   5MG    5     5 2連装240mmキャノン  <砲撃>      +2  16   13CL2   10     13 (オプション武装) 種類         使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  位置  耐久度 100mmマシンガン    <砲撃>      +0  8   5MG    10M   2H   5 対MSグレネード   <MS白兵戦>   −2  投擲6 10BR1   6    1H   3 RX−77−1SMP プロトタイプガンキャノン(スプレーミサイルポッド装備型) "フレイ" RX−78−1と平行設計された中距離支援型MS。 第1話ではリック=ド=ムー軍曹が搭乗。 二足歩行による地形踏破能力と重装甲・高火力を両立させた完成度の高い機体。 V作戦の一環であるMS陸上戦試験計画"ユグドラシル計画"のため、 中央アジア・ダランザドガド基地に合流すべく、 ペガサス級強襲上陸艦"スレイプニール"に実験配備される。 RX−78−1と同じく、ルナ・チタニウム製装甲と エネルギーCAPシステムを装備しており、ジオンのMS−06を圧倒する能力を持つ。 この機体は近距離戦・対空用のスプレーミサイルポッドを装備したタイプ。 砂漠実験機のため機体はカーキ色に塗装されている。 遠距離攻撃用のビーム・ライフルはRX−78のものよりも高火力に設計されている。 (スペック) 頭頂高:17.5m 本体重量:51t ジェネレーター出力:1,380Kw スラスター推力:51,800Kg 装甲材質:ルナ・チタニウム合金 (特殊能力) 宇宙対応、砂漠/熱帯対応、Aカスタム、コア・ブロックシステム (基本性能) 形態:MS 使用技能:<MS操縦>  反応修正:−4 パワー:8 走行:4 スラスター:8 (部位と装甲) 2D6  2〜4  5   6   7〜8  9   10〜12 部位   左脚   左腕  頭部  胴体   右腕  右脚 装甲値  10L   10L  10L  10L   10L  10L 耐久度  7    7   6   12    7   7 (固定武装) 種類                使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  耐久度 パンチ(手)            <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 パンチ(手)            <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 キック(足)            <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 キック(足)            <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 2連装60mmバルカン         <砲撃>      ±0  3   5MG    5     5 2連装スプレーミサイルランチャー  <ミサイル>    +2  4   5MG    40     2 (オプション武装) 種類                使用技能     精度  射程   ダメージ  使用回数  位置  耐久度 狙撃用ビーム・ライフル       <砲撃>      +2  24    17     10EC   2H   8 対MSグレネード          <MS白兵戦>   −2  投擲6  10BR1  6     1H   3 RGM−79G 先行量産型ジム1号機 "バルドゥール" 連邦軍MS量産計画の為の実験機。第1話ではハルシオン少尉が搭乗。 ペガサス級1号艦"スレイプニール"に配備され、"ユグドラシル計画"に参画する。 RX−78の設計コンセプトを元にコストダウンを図るための機体であり、 RX−78などには相対的に性能が劣る。 一方、量産予定機とは異なりルナ・チタニウム合金にて装甲が施されており、 MS−06の120mmマシンガンなどには損害を受けないだけの強力な装甲を誇っている。 RX−78と連携して戦闘実験を行うことにより、 量産予定機へのMS実戦データの整合性を探る重要な役目を持つ。 MS用実弾兵器の操作性を探る機体でもあり、 この機体は中距離戦用の180mmロングライフルキャノンを装備している。 砂漠戦仕様の為、機体はカーキ色に塗装されている。 (スペック) 頭頂高      :18.0m 本体重量     :53.8t ジェネレーター出力:1,150Kw スラスター推力  :49,500Kg 装甲材質     :ルナ・チタニウム合金 (特殊能力) 砂漠/熱帯対応 (基本性能) 形態:MS 使用技能:<MS操縦>  反応修正:−6 パワー:7 走行:5 スラスター:8 (部位と装甲) 2D6  2〜4  5   6   7〜8  9   10〜12 部位   左脚   左腕  頭部  胴体   右腕  右脚 装甲値  10L   10L  10L  10L   10L  10L 耐久度  7    7   6   12    7   7 (固定武装) 種類        使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  耐久度 パンチ(手)    <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 パンチ(手)    <MS格闘戦>   ±0  1   1+2    ∞     3 キック(足)    <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 キック(足)    <MS格闘戦>   ±0  1   2+3    ∞     3 ビーム・サーベル  <MS白兵戦>   +1  1   12EM    ∞     2 ビーム・サーベル  <MS白兵戦>   +1  1   12EM    ∞     2 (シールド) 形態:手持ち 使用技能:<MS白兵戦> 防御修正:+2 位置:1H 装甲値:4L 耐久度:4 (オプション武装) 種類              使用技能     精度  射程  ダメージ  使用回数  位置  耐久度 180mmロングライフルキャノン  <砲撃>      +2  18   10      10M   2H   10 シールドラッシュ        <MS白兵戦>   ±0  1   8+2    ∞    1H   4
<エピローグ〜次回予告> 「・・・以上が連邦軍のMS試作機、及び大気圏用MS母艦の映像です。」 電灯の消されたブリーフィングルームの中、 中破したマゼラ・アタックから回収されたコンバットレコーダの映像を、若い女性が一時停止する。 若い女性はジオンの少尉の階級章のついた士官服を身に纏い、 まだ少女と言って差し支えない程のあどけない顔立ちをしている。 黒いショートのポニーテールに反して、その氷のような無表情の瞳は何も映していないかのように見える。 「・・・厄介な相手だな。何と言っても120mmMS用ヘビーマシンガンがまったく効果を持たないのが痛い。」 もう一人男性の士官がいる。 パイプ椅子に腕を組んで座ったその襟元には大尉の階級章が光っている。 緩やかに金髪を後ろに撫でつけ、強い光をたたえた青い瞳がゲルマンの勇敢な軍人を思わせる。 ウィリバルト=フォン=ローゼンクランツ大尉。通称"白銀の騎士"。 キシリア少将麾下、宇宙突撃機動軍所属のMSパイロットであり、 このU.C.0079/09現在は、キシリア少将直接の命で ヨーロッパ方面司令官マ=クベ大佐の元に出向し、中央アジア方面の遊撃任務を受けていた。 第39独立機甲中隊長。それが今の彼の役職であった。 膠着した戦線において、乏しい補給線を補うためには、 "赤い彗星"シャア=アズナブル少佐や、彼のようなエースパイロットにより戦況の好転化を狙うという、 通常とは逆の発想をジオンは行わざろう得なかった。 戦況の説明はともかく、彼ウィリバルトも間違いなく 一週間戦争からのジオンの英雄の一人であった。 "赤い彗星"ほどとまでは行かないものの、 副官のケイト=マクドナルド少尉、"死神キティ"とのコンビネーションは、 マゼラン級宇宙戦艦1機、サラミス級宇宙巡航艦3機を沈めていた。 「・・・だからと言って、任務を諦める大尉では無いのでしょう?」 黒いポニーテールを揺らして、ケイト=マクドナルド少尉が尋ねる。 「軍人だからな。キシリア閣下もそれだけ我々に期待されているということだ。」 ケイト=マクドナルド少尉、キティは、実のところキシリア少将もマ=クベ大佐も嫌いであった。 幼い頃から、士官学校の時もずっと、 「キティは変な娘」「氷の娘」とあらゆる人間に白い目で見られ続けてきたのである。 信用できるのは、唯一自分を必要としてくれるこの金髪の大尉だけであった。 「・・・で、このMS母艦、  便宜的に外観から"ナイトメア"と呼ぶことにするか。は、どこへ向かったのだ?」 「進行方角からしますと、現在は北北東方面に向かっているようです。  第27偵察小隊のルッグンに協力してもらい、定期的に報告が入ってきていますから、  現在の所捕捉し損なうことはありません。」 ウィリバルトは眉根を寄せてつぶやく。 「・・・マ=クベの元だと、色々とやりにくいな。  あの男、基地司令など行わず、グラナダでキシリア閣下の茶坊主でもやっていればいいものを。  いずれにせよ、その不便な状況のなかでキシリア閣下からの追撃任務を遂行せねばならん。  ドズル中将に直接お願いしていた、例の装備一式は届いているか?」 「ザク・バズーカの増加、弾薬の補充、予備ヒート・ホーク、  大尉用のMS改造パーツも到着しました。早速作業に取りかかっております。」 「あの連邦のMS相手には、120mmマシンガンなどまったく役にたたん。  マゼラ・トップ砲でも怪しいものだ。  出来るだけ全員にバズーカとデックキャリアを行き渡らせておけ。  それから、かろうじて有効なのは白兵戦だ。  コンバットレコーダの記録によれば、  あの重装中距離支援型MSにもヒートホークなら有効のようだな。」 テキパキとしたウィリバルトの指示を、素早くメモを取りながらキティは答える。 「・・・しかし、連邦のMSはメガ粒子砲の携行はおろか、  白兵戦用ビーム兵器の開発にも成功しているようです・・・  有効射程距離の差も厳しいですし、機体性能の全てにおいて  一気にMS技術力が逆転したのが厳しいですね。」 「しかし、あの至近距離でも120mm徹甲弾を受け付けないなどということがあり得るのか?」 「回収した中距離支援型MSの腕パーツから分析した結果ですが、  高純度・単分子構造の特殊チタニウム系合金、これは恐らくルナ2でのみ産出されるものと思われます。  それに3重のハニカム複合構造。これによりザク・マシンガン、MS用ショットガン等の  貫通力に耐えることは十分に可能だと言うことです。」 「・・・我が軍にも、それだけの技術を早く備えてもらいたいものだ。  いずれにせよ、MSの運用技術面に関して言うなら、まだ我が軍に1日の長がある。  まずは、奴等がMS運用に慣れる前に早急に封じ込めるしかあるまい。」 「・・・そう言えば、サイド7においてアズナブル少佐もつい先日、  連邦のMSと交戦を行ったとの報告が入っております。」 「今回の我々の収集データ・分析結果等を、キシリア少将、ドズル中将、  アズナブル少佐に提供しておけ。  まめな連絡によって物理的にでも支援してもらわねは、こちらが日干しになってしまう。」 「・・・それから例の試作装備ですが、本当にお使いになるのですか?  確かに連邦MSには有効そうではありますが、固定武装により取り回しの不安もありますし、  ジェネレーターの出力も十分かどうかは不明な点が多いです。」 「使ってみなければ分かるまい。威力が絶大なことは間違いない。  左手の5連装75mmマシンガンなどはずしてしまえ。どうせ連邦MSにはものの役にたたん。  3連ガトリングガンやガトリングシールドも同様だ。  ・・・せっかくだから左手にワイヤー式ヒートロッドを埋め込むのが効果的か。  あれなら取り回しの邪魔になることも無いだろう。」 「了解しました。早速作業に取りかかります。  それに今回の追撃には間に合いませんが、  キシリア少将からは例の新型艦も頂けるとの連絡を頂いております。」 「ありがたいことだ。こちらもせいぜいその期待に応えなければならんな。  今回の任務は、いわば探りだ。無駄に深入りして消耗することの無いように振る舞え。  実際に連邦のMSの性能を確かめて後に、本来の作戦行動に移る。」 「了解しました。全員に通達します。」 二筋の軍靴の音がブリーフィングルームに流れ、そして消えた。
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