<第1夜> シルヴィアと仲間達の旅立ち

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私は森の中にいた。先からは明るい光が射し込んでいた。





森を抜けるとそこには絶壁が広がっていた。

そして「創造主」の声……それは私に世の理を問いかけた。

そして私に忠告をした。お前は才気に走りすぎると。
不思議とその声を素直に受け入れたとき、私は目が覚めたのだ……


SFC版では、PC(勇者)作成時に性格診断が為されます。(伝説のオウガバトルみたいに) で結果、勇者の性格(=成長パターン)が決定されるわけですが、この性格判断結構当たってます(^^;。 シルヴィアの性格はこう出ました。

シルヴィ あなたは とても頭の良い人です。

頭の回転も速くて 次から次と色々なことを思いついたりします。

そんなあなたですから 話していても楽しくてきっとみんなの人気者でしょう。

ちょっと八方美人な面も持っていますが 
みんなにいい顔をするのは悪いことではありません。

誰だって 嫌われるより好かれるほうが気分はいいので 八方美人はいいとしましょう。

問題は そんな所ではなくて別のところにあります。

それは あなたが頭が良くて それを自分でも知っているので
他の人が馬鹿に見えること
です。

あなたには どこか人を小馬鹿にしたところがあります

人が何かヘマをすると 口では 大丈夫? と気をつかいますが

心の中では なんてトロくさいんだろう と思っていたりします。

でも あなたはそんな思いを 決して表には出しません。

出すと 相手を傷つけてしまうことを 頭の良いあなたは知っています。

そんなあなたですから、みんなと上手くやっていると思っていることでしょう。

表向きは 確かにそうかも知れません。

しかし、本当は周りのみんなは気がついているのです。

あなたが、自分の頭の良さを鼻にかけていることや、意外と打算的なところも

でも みんなはそのことをあなたに言いません。

言うと あなたを傷つけることを 知っているからです

もう分かりましたね。そう。ということはみんなもそれくらい頭が良いのです。

ですから 出来るだけ人を馬鹿にするのは 止めましょう。

でなければ あなた自身が 馬鹿にされてしまいます。気を付けて下さいね。


……これ、シル(略)子自身が、自分で気にしている欠点そのままかも。 たまに人に言われますから。 このキャラメイク、侮れないかも。 つーか、俺シルヴィアの価値判断で答えたんだけど、俺の欠点そのままが出てくるとは…… 所詮はシルヴィアも、俺と完全には分離できないんだねぇ。 ちょっとブルー入っちゃったところで、気を取り直してゲームスタート(^^;。
シルヴィアの能力はこうなりました。 (4文字しか入らないのでシルヴィ。  それでもカタカナが入るようになったし、濁音で一文字取られなくなったのは偉い。「ヴ」も入るし。) 「頭脳明晰」は肉弾戦が弱くなりそうですが、まぁやってみましょう。
母とともに国王に謁見する。今日は亡き父の後を継ぎ、私が騎士見習いとして旅立つ日だ。 魔王軍の侵攻の噂が大きくなる今、出来るだけ早く情報を集めておかねばならない。 父は勇敢な人だったと聞く。このアリアハンの街の人全てがそう言ってくれている。 しかしそれだけに、任務を果たせないまま帰って来れなかった父の事を思うと胸が痛む。 この街を離れれば、少しは悲しい少女時代を忘れられるだろうか。 国王に挨拶を終え、母としばしの別れを名残惜しむ。 老いの見え始めた母を一人置いて旅立つのは親不孝とも言えるが、これもオルテガの娘として生まれた運命、 母に心で詫び、背を向けて一人街の門を潜る。 (優しい声) 「シルヴィアさん。一人で行かれるなんて、お父様の真似を無理になさることはないんじゃないですか。」 私は驚いて振り向いた。そこには旅の準備をした幼なじみの3人が立っていた。 アイリーナさん「驚かせてごめんなさい。でも一人で行かれるなんて危ないですし、見過ごせません。」 アイリーナさんは貴族の家に生まれた大地母神マーファの司祭だ。白い僧服が目にまぶしい。 アリアハンの寺院でも侍祭を務めているこの街の男達のマドンナでもある。 人は誰しも心に闇を飼っているものだが、この人に関しては別かも知れない。 私はこの人にだけは素直に何でも相談することが出来る。憧れの人だ。 主人公以外のPCの性格は、キャラ作成時にランダムで決まります。(職業で傾向があるよう) 結構すぐに出た「優しい人」で、彼女はすぐ作れました。 バレンシア  「水くせぇな〜〜お前って奴はホントに! ま〜たアタシをさしおいて勝手に強くなろうってか!?」 バレンシアは私と同じ年の騎士見習いだ。 女の身で騎士を目指すなどと言う奇特な人間は私とこいつくらいなので、自然と腐れ縁が出来てしまった。 悪い奴ではないが短気で、怒ると手加減が出来ない上、 その辺の男では歯が立たないくらい腕っ節が強くなってしまったので、 こいつを恐れないで付き合えるのはアイリーナさんと私くらいなものだ。 「乱暴者」という性格は笑ってしまいました。 何回か作り直してやっと出た性格なので、ひょっとしたら希少なのかも知れません。 能力値は1レベルの戦士としてはかなり優秀です。 ミーシャ   「あ〜〜、シルヴィアさんずるいんだ〜〜!          またミーシャ置いておいしいもの食べてくるつもりなんだ〜〜!」 ……ミーシャはバレンシアの妹で、魔術師ギルドに属する見習い娘だが……お調子者で自分に甘いところが欠点だ。 一応バレンシアの真似をしているつもりなのだろうが……どうもズレている(^^;。 姉が乱暴者のせいなのかどうしてか、私に懐いてくれている。 「幸せ者」って……笑ってしまいます。(頭に花でも咲いてるんかい) 運が高くなるのでしょうが。 本当は「お調子者」を狙ったのですが、女性魔術師では何故か出にくかったので「幸せ者」で妥協しました。 私      「……あ、あのねぇ(^^;、おいしいものって……         それよりアイリーナさんまで。みんなで揃ってどうしたんです。」 アイリーナさん「バレンシアさんの言うとおり水くさいですよ、シルヴィアさん。         危険な旅だというのに、もうあなたのお父様の二の舞など聞きたくありません。」 バレンシア  「まー、お前はまだまだアタシと違って未熟者だからな。         お前一人じゃ、当然やられちまうだろ。」(勝手に納得したように目をつぶって頷く) ……精神的にはお前よりは鍛錬しとるわ(ーー#。 ミーシャ   「なんか面白そーだから、ミーシャもついていくよーん(^^。」 ……か、勘弁してくれ……(;´Д`)。 私      「お申し出はありがたいですが……」 アイリーナさんが、私の唇に人差し指を当てて遮った。 アイリーナさん「あなたの旅は、一歩間違えれば多くの人々に関わる問題です。         こんな大事なことを一人で背負い込むことなんて無いんですよ。         それに……大事な友達なんです。         たまには私の我侭も許して下さいね。」 彼女に断言されて微笑まれると、これ以上反論する私のほうがつまらない奴である。 それに……ホントは嬉しかった。アイリーナさんにも、バレンシアにも、ミーシャちゃんにも。 一人で暗黒の僻地へ向かうなど、ホントは凄く寂しかった。 私はあきらめたように笑ってみせて頷いた。こういうときに勿体つけても。 バレンシア  「あーーっハッハッハ!! お前にしちゃ随分と素直じゃないか(ニヤ)。         ん? やっぱりアタシがいないと話が始まらないだろ。」 肩に手を回して変な勝ち誇り方をするのは止めろ(^^;。 私はゆっくりとバレンシアの腕をはずしながら、 私      「行きましょう。そしてお願いします。みんなで任務を達成出来るように。         私一人は全然未熟な者ですが、4人なら心強いです。」 ミーシャ   「♪ひっとりひとりは〜〜、ちっさいけれっど〜〜♪o(^^)o」 バレンシアが慌ててミーシャの口に手を当てる。 バレンシア  「馬っ鹿!! それ以上歌ったら、JASRACに引っかかるだろ!」 ミーシャ   「いーじゃん、シル(略)子だってサイトにガン○ムとか載せてるんだから。」 ↑ホントはやばいらしいです(^^; 私とアイリーナさんは、顔を見合わせてプッと口に手を当てた。 朝日がこんなに綺麗だと感じたのは久しぶりのことだ。

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