* * * * ようこそリオハワイン* * * *
BODEGAS BILBAINAS訪問2009.1.7
D.O.C.リオハの中でも、最も良いワインが出来るとされるリオハ・アルタの中心都市アロに位置するボデガです。
平均樹齢20年、総面積251haのブドウ畑は、自社畑としては、リオハ・アルタ最大です。
 
                     

1/7旧市街にあるCafeにて軽く朝食をすませ、最初の訪問Bodegas Bilbainasへ。Bilbainasは、前述の通り自社畑としては、リオハ・アルタ最大の規模を誇ります。街でも知名度が高く、道を聞けば誰でもわかるといった感じだった。
このHaro自体小さい町の大部分がワイン色でもあります。
当日は雪が舞い、
寒暖の激しさ、ワインの美味しさを想像させてくれます。
Bilbainasはフィロキセラの災禍に見舞われる以前、1859年にウドン粉病の害を逃れて広まった
瓶詰めワインの最古のワイナリーとして知られております。
その後1901年7月26日ボデガス・ビルバイナス社が成立。aと

国王Alfonso13世のお気に入りワインとしてこのボデガのワインが採用され、
王室御用達メーカに指定されたことから、一気にボデガの知名度が上がりました。
スペインもやはり欧州、国王や貴族社会です。
最近は市場として大きいアメリカのマーケットに影響は強く受けているのは
避けがたい個人的にはさびしいことです。


Mabelさんにいろいろ案内してもらう。英語での説明を想定していたので、我々がスペイン語でOKということでほっとしたようだ。
というか英語は苦手だ、、。
広いBodegasを2時間ほど案内していただいた。造りの丁寧さ、きめ細かさがうかがえます。





カサ・デ・マチャで定番でラインアップしている銘柄
Vina Pomal Crianza 品種:テンプラニーリョ100%
リオハ・アルタ地区・アロ市内に自社で所有する約100haのポマール畑で栽培されたブドウを使用しています。
この畑は、鉄分を含んだ石灰分に富む粘土で肥沃ではなく、収量は多くないが、品質の高いブドウが収穫出来ます。
醸造、熟成;アメリカンオークの新樽で12ヶ月間熟成を行った後、ボルドータイプのボトルに詰められ、
さらに15℃前後の環境の中、で6ヶ月の熟成を行っています。
色:ザクロのような色をしています。
香り;クワの実やキイチゴの豊かな香りの中に、熟成によるバニラのニュアンスが見え隠れします。
味わい;豊かな味わいと、ビロードのような舌触りのバランスが良く、余韻も長く味わい深い

Vina Pomal Reserva品種テンプラニーリョ100%
リオハ・アルタ地区・アロ市内のエブロ川とティロン川の間の尾根筋に所有する約100haのポマール区画で栽培されたブドウを使用。この畑は、鉄分を含んだ、石灰分に富んだ第三紀統の粘土で、肥沃ではない。このため、収量は多くないが品質の高いブドウが収穫出来ます。
■醸造、熟成
フレンチオークの新しい樽で12ヶ月間の熟成を行い、その後、100年以上前に掘られた、年間を通じて温度が13〜15℃の地下蔵で、最低2年間の瓶内熟成を行っています。
■色:色は濃いが透明感があります。
■香り
熟した赤い木の実の豊かな香りは心地よく、その中に熟成によるスパイシーな香りやバニラの香りが感じられます。
■味わい
口に含むと、リオハ・アルタの典型的なワインらしい、円やかかつ豊かで、バランスの良さを感じる。豊かな香りが長く続く余韻が心地よいです。

サロンも素晴らしい。


Reservaが特長であるBodegasなので、
Reserva3銘柄
La Vicalanda Reserva2003,Vina Pomal Reserva 2003クラシックVina Pomal Reserva2003モダン
若いモダンなZaco,
フレッシュなVina Pomal Crianzaをいただいた。
同じBodegasのワインを続けて縦横で飲むとそのBodegasの味わい・香りの特徴が見えてきます。

Bodegas訪問、試飲終了してまだ時間はお昼の12時を過ぎたばかり
ここからはレシピ開発にむけBarめぐりです。





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