〜2001年春・初夏の着物〜(1/3)
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   Updata 2001/05/20


4月5日(木)
岡崎・疎水辺りの桜 (後方は京都国立近代美術館)
桜 その1    桜 その2

更紗柄昼夜帯
 岡崎の疎水辺りの桜を見がてら、京都近代美術館へ「ルネ・ラリック展1860年-1945年」を観に行った。ここ数日の冷え込みから一気にふたたびポカポカ陽気。3月30日と同じ着物と羽織に、更紗模様の昼夜帯をあわせてみた。なんだか帯留めがビシッとしない上に暑苦しげだったかな?

 絵は好きでよく観にいくのだが、装飾品やガラス器には余り興味がなかったものの、ルネ・ラリックの作品は実に繊細かつ精巧で美しさにすっかり目を奪われてしまった。特に日本文化の影響を受けて制作された簪の類は、実に見事でガラスケースにはりつくように(笑)、魅入られてしまう。
 大正から昭和初期のアンティークの着物は西洋文化への憧れを着物に託したようなアールデコ・アールヌーボー風の物が多いが、彼は逆に日本文化への憧れを作品として表現していったのでは・・・とも思える。





結城紬とテディ帯 4月7日(土)
 四条界隈をショッピング。グレー地の無地結城にテディベアの帯とテディひとつ紋の羽織をあわせた。昼間はもう羽織は不要な陽気ゆえ、今季の着納めとなるだろう。この羽織は丈を2尺6寸に仕立てたが、少々私には長い目だが、あわせる着物によってバランスが良くも悪くもなるようで、丈を詰めるべきか否か思案している。
 テディベアといえば、「冬」のイメージが強いのだが、テディベアフリークの私は目下のところ夏のテディベア帯を求め歩いているのだが、あるのかしら? そんなの・・・。

 で、ただ今テディベア柄の夏帯制作を画策中です(^^)


  
最近のワンマイルウェア
このところワンマイルエァアに重宝しているのが、
一衣舎さんに仕立てていただいた「会津木綿」。
紺地に細い縞なので、どんな帯でもあわせやすく、
帯次第でいろんな表情を見せることができるので楽しい。
また普段に着やすいように・・・と寸法にかなりの工夫をしていただいたおかげで、
若干大き目の寸法だが、立ったり座ったりを頻繁におこなっても、
裾が乱れたり着崩れが少ないのが何よりである。

ツバメ柄昼夜帯    ←4月19日(木)
ツバメ柄の昼夜帯を、角出し風に結んでみたら大失敗。
肝心のツバメの柄が逆さまに(^^;


4月21日(土)→
着物と帯は10月6日と同じ。
帯揚げはピンク、帯締めは二部紐、
帯留めは青いガラス玉。
少し冷たい風の吹く中を、この出で立ちで久しぶりに弘法さんへ出かけた。
   会津木綿と昼夜帯

会津木綿と更紗柄昼夜帯    ←4月26日(木)
4月5日と同じ更紗模様の帯。
小物は21日と同じ。



ワンマイルウエア用の下駄達→
   下駄
草履の形の右近下駄(手前)と一般的な下駄。



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