● 東京の旅 ●
(5/25〜27)
5月25日(金) | |
突然、お昼にネットでホテルを予約、荷物をパッキングして東京へ行くことに(笑)。ホテル探しもネットでOKとは実に便利な時代になったものである。 御茶ノ水の宿泊先にチェックイン後、バラ園が夜間ライトアップ公開中の北区にある「旧古河庭園」へ。残念ながら建物の方は、要予約で昼間しか入館できなかったが、古い洋館と咲き誇る薔薇が美しくマッチして幸せな一時をすごした。 当然(?)、今回の旅も着物である。黒地の銭絣風(実はプリント)の単衣に、兵児帯をして、黒地の立絽の羽織姿、兵児帯だと長時間座席にもたれて座っていても楽だし、羽織を羽織ってしまえば、帯もそれほど目立たない。まだ昼間の暑さと夕方からの気温差が激しい時期は羽織も体感温度調節にひと役かってくれて重宝であった。 ちなみにこの黒の羽織は背に刺繍でひとつ紋が入っていたが、紋があるとどうも普段には着づらい感覚があるのでとってしまったが、糸の跡が残ったのと、少々寂しげなので、アクリル水彩絵の具でちょっとバラの花を描いてみた。バラに見えるかな? 袖にも描いて三紋風にしてみても面白いかしら? |
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5月27日(日) | |
あいにくの雨に井の頭公園を散歩の予定をキャンセルして、原宿へ。学生時代から何度か訪れたことがあるが、時を経ても何時も変わらず若い人であふれる駅前や竹下通りにはびっくり! 表参道を散歩がてら歩きウィーン菓子のお店「デメル」を目指すが、あいにくまだ開店前のようで心を残しながら、次なる目的地へ向かう。 「くるり」という、やはりアンティークの着物を扱っているお店である。着物や帯だけでなく、和装小物から下駄まで全部一通り揃えることができて、ちょうど着物に興味開眼したところの若い女の子がお店のスタッフからアドバイスしてもらいながら、着物一式を購入されているところだった。お小遣い程度でも一揃えできて、アンティークのお店としては新しい提案をされている処だと感じる。 今日は一昨日と同じ銭絣風着物にアルファベット柄の単衣帯。前から見ると何の柄かわからない帯だが、お太鼓部分を見るとアルファベットがデフォルメされて織られているのがわかる。ポップな感じが面白い。 |
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しかし東京は実に人が多い〜!(坂も多い! ぜいぜい・・・ ^^;) そして着物に限らず、様々なテイストのお店が多く、ちょっとしたカルチャーショックの3日間だった。 「ひょとして、えみにゃさんですか?」とお声をかけてくださった皆様、お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。今回は全く何の予定もたてずに、フラリと上京したのですが、充実した旅をすることができました。 |
6月1日(金) |
ネットの知人とご近所でランチ。いつものことながら話題はいろいろ・・・。
小説、映画の話題から「何故HPを作るのか?」にも及ぶ。この「何故」は日頃から、あれこれと考えてはいるものの、このサイトに関していえば「着物ってごく普通に着られる」「着て楽しんでいる姿に、ひとりでも関心を持っていただければ嬉しい」というところかな・・・。 |
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![]() 今日はポップな柄の銘仙の単衣に、半幅帯を変わりリボン結びにしてみた。半幅帯は最近興味を持ち始めたが、普段に締めやすく、定番の結び方「貝の口」だと地味な感じの時、いろいろ結び方を遊んでみると楽しめそうだ。 |