
COP6プロジェクト
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COP6 LIVE
オランダ・ハーグより
11月16日〜18日 (木〜土)
16,17,18日の交渉はClosed(交渉当事者以外は入れない)のものが多く、我々NGOには非常に不透明なものとなりました。その中、アメリカに続いてカナダも原発推進の立場から手を引くことになったことが、最も大きな動きと言えるでしょう。これで、原発推進国は世界で日本ただ一つとなりました。会議の外の動きとしては、DIKEを始めとするアクションが活発になっています。我々も、できるだけ様々なアクションに参加し、日本に伝えていきます。
YOUTH JAPANESEミーティング:16日に、COP6に参加する日本人の若者(京都からSAGE7名、東京からA SEED JAPAN5名、気候ネットワークボランティア5名、計17名)で、ミーティングを行ないました。この日は、会期中に自分達だけで何らかのアクションをしよう、ということが決まりました。 |
石油アクション:17日の夜から、石油の採掘に反対するアクションが行なわれました。石油会社による横暴な石油の採掘によって、原住民の住む土地が失われ、自然が破壊されていることをアピールするもので、国際司法裁判所である平和宮から会議場までの約1時間の道のりをパレードしました。途中、激しい雹に遭いましたが、約200人が濡れながら、歌い、叫びました。 | |   |
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  | DIKEアクション:18日(土)の午後に、参加人数5000人という、COP6会期中では最大規模と思われるアクションがありました。これはDIKE ACTIONと呼ばれるもので、RISING TIDEという世界各地のNGOによるネットワーク組織の主催によるものです。DIKEとはオランダ語で(英語でもですが)堤防という意味です。ご存知のように、オランダは海面よりも低い土地が多い国で、堤防はオランダと切り離すことのできないものです。地球温暖化による海面上昇を表現したこのアクションはオランダで行なうにふさわしいものでした。高さ1.5m、全長400mにも及ぶ堤防は主催者側の予想を上回る2時間弱というスピードでつくられました。このアクションには世界各地から若者をはじめ、幅広い年齢層の人々が参加していました。互いに見知らぬ人同士で一つの目標に向かい、汗を流して作業を進める様は印象深いものがありました。 |  | |  | |
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Rising Tideの本作業の始まる前に世界各地のNGOが様々な主張を訴えて、会議場前の道を練り歩き
ました。そして設営された舞台の上で多くの人が会議への熱い主張を繰り広げ、その度に参加者から大きな拍手喝采を浴び、大変な盛り上がりを見せました。SAGEのメンバーは"DON'T SPOIL 京都 PROTOCOL"という漢字混じりで書かれたバーナーを持って歩きました。そこには"SO HOT!"というメッセージ入りの扇子を持って横たわる京の舞妓を描きました。メンバー全員が着物や浴衣を着ていたため、多くの人々に写真をリクエストされたり、メディアから質問を受けたりしました。
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