気がつけば、書き出してほぼ半月……。
まぁ、最近は自分のパソコンの前に座る時間が短いのでなんともいえないのですが、進まないのですよ……原稿が。昨日、一昨日と何度か中断をはさみつつ4、5時間くらいうだうだ書いていたような気がするのですが、結局文字数が増えただけで場面としてはそんなに進んでいないという……(苦笑)。
この調子で行くと、上がる頃には一話目よりもはるかに長くなりそう……。
で、F1ですよ。
とりあえず、九州では今日発売のF1速報を買ってきました。
まぁ、何と言いますかねぇ。
とりあえず事情を整理してみると、
・ミシュランタイヤのトラブルはコンパウンドの問題ではなく、構造上の問題だった
・2種類持ち込んだタイヤは両方とも同じ構造だった(つまり、トラブルが起きたときの保険になってない)
・土曜日午前中のフリー走行では、ミシュランからユーザーに「10周以上オーバルを走らないで欲しい」という要
請があった(この段階では、トヨタの車体に問題があるという見方もあった)。
・ところが、今回インディに持ち込んだタイヤではどうしようもないことがわかったのは決勝当日の朝6:30だった。
・決勝当日9時過ぎからの緊急ミーティングには、
フェラーリを除く9チームの代表
バーニー・エクレストン
トニー・ジョージ(IMSオーナー)
が参加。
・このミーティングでは、
ミシュランユーザー側:ターン13にシケインを増設
FIA側:シケイン増設の代替案としてターン13に速度制限を設け、違反したらピットスルーペナルティ
or 黒
旗を提案したが、速度制限を何キロにするか、また、そもそもタイヤは持つのかという疑問が出され、結果、シ
ケイン増設しかないということになったが、FIAがそれを拒否した。
・ミシュランユーザーとしては、ドライバーの安全を考えると、
レースに出ない
シケイン増設の上でレースをする
ノンタイトルでレースをする
の3択となるが、そのどれもをFIAが認めなかった。
・最終的にブリヂストンユーザーのジョーダン、ミナルディを含めた9チームがフォーメーションラップ後リタイアというこ
とで意見が一致したが、土壇場でジョーダンが出走。ミナルディもこれに追随する形で出走し、6台でのレース
になった。
(以上、F1速報アメリカGP号の冨田務トヨタF1代表へのインタビュー記事その他より抜粋)
つまり、ジョーダンが「抜け駆け」しなければフェラーリの2台だけが73周していたという寒い状況になっていたわけです……。
で。
この件については、もちろん一番責められるミシュランです。これは間違いない。
ただ、興行、つまり観客の立場から見た場合……となると、どうなんだろう、というのが、今のところのワタシの考えです。もちろん、フォーメーションラップ走行後にリタイア、というたチームの行動そのものは全然ほめられたものではありませんが、FIAにしたって、ミシュランユーザーがこういう行動に出ることはある程度予想がついたと思うのですけれど……。
結局のところ、レースが始まる直前の状況を考えると、今回の結果が(最良ではないにせよ)落としどころだったのではないかなぁ、と思います。
それにしても、今年のレギュレーション、あまり面白くないような気がします……。FIAは「コストダウンの為だ」とか何とか言っているようですが……コストダウンをするんだったら、年間19戦なんてやってないで、16戦くらいにしといたほうがいいんじゃないでしょうかねぇ。 |