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| 2001.12.11. Tue. |
近況。 |
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氷河です。
去年の5月にこのサイトを立ち上げてから、早くも1年と7ヶ月。のべ2900人に迫るお客様を迎えることができました。
SEALANDAIR自体としては、活動を始めてすでに4年が経過しているわけで、ここまでよくやってこれたなぁ……思いで一杯です。
……って、こんなことを書くと、まるでサイトを閉鎖するときの挨拶を書いているようで気が引けるのですが、実際問題として、本当のことなのです。これまでお越しいただいたかたがた、本当にありがとうございます。そして、今、これを読んでくださっている方々、これからもよろしくお願いしますね。
さて、近況です。
ここ半月ほどはコンピュータウイルス騒ぎやゼミ発表、さらには卒論の抗争発表と、私生活の面で忙殺されていまして、まわってきていた「桜の森暗夜奇譚」の原稿や、原則毎日更新を目標にしていた「一行日記」、さらにはサイト外で参加しているリレー小説の原稿など、さまざまな「お仕事」に取り掛かることができませんでした。
関係者の方々には、本当に申し訳ないな、と思う限りです。
それと同時に、サイトの更新作業やリレー小説の原稿を、知らず知らずのうちに「義務」として捕らえていた自分にたいして、ものすごい自己嫌悪を抱いている最中でもあります。
もともと趣味で始めたことですし、好きでやっていることです。
それを「義務」と感じ始めたときが、一番危ないのかもしれない――常々そう思っていたんですが、ついにその時がきたようで……。予想外に早く訪れたことに、大きなショックを覚えています。
話はそれと前後するのですが、最近、「書くこと」に対して疑問をもち始めていたところです。
とはいっても、それは「書くこと」をやめるとか、やめないとか、そういう次元のものではないんです。
「桜の森」を書くのは本当に楽しいですし、それとは別のお話を書きたいなぁ、とも思っています。
でも、それとは別に、「なんだかなぁ……」と、ずいぶん冷めている部分があるんですよね、私の中で。
で、その「冷めた部分」が、最近原稿を書く際に大きな障害になっている間は否めません。
実際、原稿を書いているときも、書き上げてからも、ものすごく不安なんです。
ものすごくいたたまれない気分――そういうのが、常にあります。
「ああ、また壊れかけているな……」
ここ最近は、ずっとそんな感じです。 |
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