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目次-更新履歴-4月上旬
2001年4月上旬の更新履歴

4/1 インターネットから距離を置く。

今年に入ってから、“今後の「自分でやる!」をどういう方向へ発展させていくか”ということを考えてて、あらゆる雑誌、インターネット上のコンテンツを調べてたんですよ。いったい、どういうものが有効な方法なのだろうか、面白いものとは、なんなのだろうかってね。

そういうものを調べれば調べるほどに、自分の今いる現在地を見失って、自信を無くしてたんです。

「世の中には、なんて面白いことを考える人がいるんだ!?」と、自分と比べては落ち込んでいました。ここひと月くらいは、その堂々巡りを延々続けていたんです。

このままではラチがあかないと、先月の末に一つの結論を出しました。

誰かが面白いことをやっていたとしても、それをすべて自分が吸収できるはずもない。他社と比較しすぎるのも、あまり意味のないことだと。

そこで、ある解決策を思いつきました。

去年の今頃に、インターネットの常時接続に加入し、調べ物のほとんどをインターネットで済ませるようになっていたのですが、情報過多を制限するために、つなぎ放題に出来る環境をあえて止めてみようと思うのです。

有効な情報も、そうでない情報も、過度に摂りすぎることによって、自分の出来ること、持ち味などを失ってしまっては、元も子もない。

今の世の中、“これからの社会はインターネット無しでは考えられない”という流れになっています。これまでの僕は、“インターネットを使って、現状をよりよくできるだろうか…”と、まるで魔法の道具のような考え方でいました。

インターネットがなんでもかんでも万能というわけではなく、自分自身の生活の中に、上手く利用する方法を身につけていかないと、便利な道具に翻弄されてしまう結果になってしまいます。

インターネットに対して、どう接するべきなのかを、考えていかないといけないと思ったので、まずは距離を置いてみることにしました。

ま、ノリ的にはノーマイカーデーみたいなもんです。いくら便利だからって、使い過ぎちゃありがたみも薄れるってなもんです。

インターネットの的確な使用法を身につけるべく、有効な情報を入手するための手段として、違う角度から眺められたらなぁと思います。

これが改善の第一弾。

第二弾は…明日(笑)。
4/2 秘密メカ導入。

4/8(日)の
路上配布のために、新兵器を導入しました。

写真を見てもらっても、これじゃあまり分からないかもしれないので、言葉で説明してみます。まずは折り畳み式アルミ机。そして折り畳み式のイス。テーブルクロスに、ペンで書ける黒板。

なにがスゴイかっていうと、これらの荷物が一つのキャリアーに乗せることが出来て、一人で持ち運べるのです。重さも10kgそこそこ。気が向いたら全体写真を載せてみたいと思います。

なんでこんなにいろいろ導入するのかというと、フリーペーパーの路上配布をもっと、頻繁にやっていこうかと思うんですよ。今までは発行サイクルと同じく、二ヶ月に一回しか開催しなかったのですが、それじゃ実際、自分たちのことを知らない人にアピールできていないんでは?と思いました。

ちょうど、暖かくなる季節だし、もっとオモテに出ないとね。まさしく、去年の今頃のキャッチフレーズ通りに、
「書物を持って、街に出る!」を本格的に実践してみたいと思います。

最近、部屋の中で考えることが多く、去年を振り返ってみると、なにも考えないで外に飛び出していることの方が多かったなぁなんて、反省していたりするのです。

やっぱ、エネルギッシュに動かないと、新しい何かって生まれないもんですよ。

今回の秘密メカ。聖闘士星矢の黄金聖衣がごとく、小さく収納できるのが魅力なので、どれだけコンパクトになっているのか、路上配布で確かめてみるのも、これまた一興。

「自分でやる!」バックナンバーと、最新号を携えて、路上に繰り出します。

あ、最新号の公開はここが一発目になるのか?間に合えば、ここが一発目になります(笑)。
4/4 不便もまた良し?

インターネットの利用時間を減らすため、常時接続サービスのフレッツISDNを
解約したんですが、これによって今年前半を反省するキッカケになりましたよ。不便も悪いことばっかりじゃない。

これまではインターネットを使っていたというよりも、振り回されていたという方がピッタリくるくらいに、生活がインターネット中心になっていたんですよ。

常時接続サービスを止めて良かったことを、ここに挙げてみます。

、電話代節約のため、必要な情報だけにアクセスするようになったので、自分にとっての要る情報と、要らない情報の区別が付いた。

、書いてすぐにアップロードせず、まとめて最後に行うようになったので、誤字チェックをちゃんとするようになった。

、だらだらとネットサーフィンしなくなったので、空き時間をちゃんとモノ作りに使うようになった。

この一年、インターネットを娯楽にしか使ってなかったと実感しましたね。自分のダメな部分が浮き彫りになりました。特に今年に入ってからの引き籠もりっぷりといったら、自分自身でもイヤになるくらいで、文章を書いて、発表することの基本すら出来てなかったんですよ。環境を不便にすることで、それに気づくとは…。いやはや、情けないです。

インターネット上って、ノーチェックで文章を発表できるから、誤字や文体のおかしさに気が付かないことが多いんですよ。誰かに言われてから始めて気が付いたりして。書いた時間と同じくらい、チェックをしないといけないのかもしれません。文章力がなかなか上がらないのも、自分の文章を読み返すことがなかったからだと思いました。もっと頑張らないとイカンですよ。

他人のミスだから笑えるんですが、こんなスゴイ
誤字もありまして…。メディアとしてのインターネットは万能じゃない。それを使う人間の力量次第だと気が付いただけでも、常時接続サービスを解約した価値がありましたよ。

不便もまた良し。道具に振り回されちゃ、いけませんぜ。

4/6 路上配布の告知!

いよいよあさっては、フリーペーパーの
路上配布の日です!4月8日の日曜日、場所はJR大阪駅歩道橋上、午後二時から、日没までの予定です。

今回はいつもと違って、本誌での告知がない(発行が間に合わなかった)ので、「自分でやる!」をまったく知らない方に、どれだけ手にとってもらえるのかというところが気にかかるところです。

これまでの路上配布では、本誌の告知を見て、バックナンバーを取りにきてくれた人を、路上配布レポートに掲載しておりましたが、今回はまったく「自分でやる!」のことを知らない人にこそ、ご意見を聞いてみたいんですよ。

新兵器、アルミ机と折りたたみ椅子、
黒いホワイトボード(←水性ペンで書ける黒板)を用意して、万全の体制でやってみます。恒例、絵心対決もやりますよ。

新兵器の机、椅子などが、すべて折りたたみ式なので、移動がすごく楽なのです。ですので、もっともっと頻繁に路上配布をやってみようと思います。

そしてさらに新兵器。ノートパソコンを導入しました。使いこなせるようになったら、路上配布レポートをリアルタイムで更新してみようと思います。


路上で一回やってみたかったことがありまして、路上製本というのは、やってみたら結構面白いんじゃないかなと思ってるんですよ。ホッチキスしてすぐの出来立てのホヤホヤを、その場であなたに。屋台みたいで面白そうでしょ?風が吹いたら、原稿が一発で飛んでいくかもしれませんが…。

ノートパソコンを使って、路上文章公正作業はやるようになるでしょう。部屋の中だけで作業をしていると、マンネリ化を起こしてしまいますから。一番の敵は自分の中の飽きだったりするので…。

ということで、今月のテーマは“外に出る”です。今まで、部屋の中で考えっぱなしだったからなぁ…。部屋の中にいても、ラチが開かんです。

4/8 今日は路上配布!

フリーペーパーの
路上配布の日です!4月8日の日曜日、場所はJR大阪駅歩道橋上、午後二時から、日没までの予定!

〜本日二回目の更新〜

路上配布から帰ってきました。今回、本誌の発行がメチャ遅れで告知が出来ず、インターネット版でしか、開催日をお知らせしていないにも関わらず、たくさんの方が来てくれました。ビックリビックリ、大ビックリ。新兵器のアルミ机、買って良かったよ。

今回は本誌第五号“漫画特集”に出ていただいた楽人さん、そのお友達の明楽(あきら)さん、コウジさん。フリーペーパーメトロノームから、部之塚友之くん、小倉桃香くんが来てくれました。

開始すぐに女の子が一人。ゆかさん。なんとビックリ、12歳なのです。いままで確認した限りでは、最年少読者ですよ。お姉さんから、「漫画の書き方やったら、これに載ってるで」と言われて、「自分でやる!」を手渡されたそうな。あ、ありがたい…。

さらに、新たな路上配布の参加者が。フリーペーパー“ステキステロキス”を発行しています、カステラAくん。お笑い系のフリーペーパーで、小ネタの連打で攻めまくりです。

勢い十分な彼ら、歩道橋を通り過ぎる人たちに、配る配る。そのアクティブな精神は、僕らも学ばなければいけない…。

後は、明日以降、更新します。

バックナンバーを取りに来ていただいたたくさんの方々には、感謝の言葉も言い尽くせないほどです。大きなパワーをもらいましたよ。第六号、気合い入れて仕上げます!
4/9 初心に返る。

昨日のフリーペーパーの路上配布、マジで良かったです。初心に返ることが出来ましたよ。やっぱ、これからも発行していくべきだと。

正直に言うと最近、「なんで、俺はフリーペーパーを作ってるんだろう?」という疑問が沸いたことがありました。

これを続けることによって、プロフェッショナリズムを確立することが出来るのか?生活のにしていくことが出来るのか?と。
文章を書くということだけなら、インターネットを活用すれば、製本などの手間は必要ない。自由に発行し、書きたいときに書くことが出来る。

個人レベルだと、紙媒体よりもデジタルメディアの方が、勝負をしていきやすいのではないか?

そんな疑問は昨日解決しました。フリーペーパーを発行していたからこそ、昨日会った人たちと知り合うことが出来たんだと。

面白いといって、読んでくれる人がいる。わざわざ電車賃を掛けてまで、無料で配っている本の、過去の号を取りに来てくれている。

わざわざ足を運んでもらうという、現実を伴う行為というのは、インターネット上のみでは発生しないのではと思いました。

例えば、これまでの号と同じ内容のものを、インターネット上だけで展開していたとしたら、同じだけの影響力を持つことが出来ていただろうか?

何かをやる人たちを紹介しながら、自分たちも自分自身の手で本を作る。同じ目線で、同じものを見ていく。

売っている雑誌に出来ないことをやっているからこそ、そこに書いたメッセージを伝えられたんじゃないかなと思いました。

これからも発行に対する初心を忘れないようにと、フリーペーパーの作り方と、日記のよりぬき版を作りました。初めはこんな気持ちでやってたんだなぁと、自分でも思いましたよ。

これからも、限界ギリギリ頑張っていきます。
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