じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年6月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
NICE! は特に良かったと思う作品
ゼルダの伝説4つの剣+上巻 小学一年生2005年7月号 小学二年生2005年7月号
小学三年生2005年7月号 小学四年生2005年7月号 小学五年生2005年7月号
小学六年生2005年7月号 プレコミックブンブン2005年7月号 月刊コロコロコミック2005年7月号
コミックボンボン2005年7月号 総評



2005年6月度
総評
じゃりまんの部
学年誌はじょうさゆりさんの「超人だじゃれマン」が
なかなかのおもしろさ。
しょーもないダジャレでも子供が明るい顔して元気よく言えば
読んでるこっちもつられて笑顔になっちまうと。
ま、子供のダジャレはかわいいよね。子供のダジャレは。

あと、何気なくドッジファイターズがぶっ飛び始めてますな。
麗奈お嬢様、いったいどうなっちゃうんだろうなあ。

コロコロはデュエルマスターズが燃えてるね〜。
テンションが相変わらず落ちない。
ザキラの野望の前には勝ちゃんはあまりに小さすぎる。
すでにトーイがザキラの手に墜ち、
この先ザキラの野望をどこまで、どうやって食い止めるか。
今のところ勝ちゃん1人じゃムリ。修行したとしてもムリ。
どう考えても仲間がいるでしょ。

ボンボンはやはりこの人、帯ひろ志。
基本にのっとって万人向けに楽しめるよう配慮された下ネタギャグ・やわ忍は
平成児童マンガの宝と言えよう。
男の子はやわ忍を読んで普段隠し通さなきゃならん
プライベートゾーンへの鬱憤を晴らしましょう。

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2005年6月30日 木曜日


コミックボンボン 2005年7月号
2005年6月15日発売
講談社 480円
▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
今回は九十九島100番目の島に住むという
人を料理する人食い妖怪・島ん婆(しまんば)に
友達のたっつんが食われそうなるピンチに。
そこでおかもちくんはクッキンガーに変身して
人肉よりも旨い料理を作って島ん婆に食わせ満足させて、
たっつんを救い出すことに!

島ん婆が言葉巧みに子供達をだまくらかして下ごしらえして
食べようとする様が笑える。

みりん風呂には肌をツルツルにする効果があって
醤油風呂には老廃物をとりのぞく効果がある

砂糖やパン粉でできた砂風呂に含まれる炭水化物が
悪い汗をとってくれる


サウナに置いてある野菜にはアロマテラピーという
香りの癒し効果がある


・・・といって順次・子供達が自ら下ごしらえされていくのが
見てて笑える。

でもみりんや醤油には美容に良い効果があるのかなあ・・・
ってオレが引っかかってどうする。
まあちょっと美容に神経質なおバカさんが引っかかりそうなワナですねこれは。

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
さあ、今月から11年目に突入だ!
・・・ってことでギャグネタ11連発+クイズ企画。
ギャグネタ11連発といってもやってることはいつもと一緒なんですが、
それだけにおバカなノリもいつにも増している・・・と思う。

アイドル歌手の悪臭会はもっと可愛いアイドルを起用すれば
マニアにはたまらないイベントとなるでしょう。

ローソクの問題はローソクの跡がいくつ残ってる?ということで
正解は3つでキマリ。

▼怪盗スライクーパー:今木商事

女の人もブ〜ラブラ
 男の人もブ〜ラブラ


スライクーパーが海底に潜り込んで危険な目に遭いながら
手に入れた宝物がこれかい!
ブ〜ラブラダンスを踊るロボット!
おもしれーけど、命賭けてまで手に入れたいとは思わないっすね。
最後に自爆までしちゃってるし。

ところで、ブ〜ラブラダンスの歌詞で
わざわざ女、男と分けてるくらいだから
ブラブラさせるモノってアレのことですよね?やっぱ。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
なんというか、ターパンの体の異常現象オンパレードだな。
水に浸かって乳首とデベソとチンチンを
異常なまでにふやけさせて巨大化させる変態野郎は
ターパンぐらいなモンだろう。

寒い場所でターパンの鼻の穴に木の枝をつっこんで
アイスキャンディを作る技がいかにもターパンらしくて
思わず失笑。

▼メトロイドプライム:松本久志
新連載。
同タイトルのゲームの世界観を舞台にしたスペースアクション。
伝説の最強戦士・サラン・アムスが凶悪な宇宙海賊を相手に
激しいバトルを展開する。

ま、おもしろかったっすね。
最強の名に恥じないサムス・アランの圧倒的な強さ、
決して揺るぐことのない使命感、
完膚無きまでに巨悪を叩きのめす様は
見てて惚れ惚れしちゃいますね、ええ。
スペースアクションとしては文句なしの出だしですね。

次の目的地・惑星エーテルでサムスは何を見るのか。
恐怖か?絶望か?
とりあえず要チェックだね。

あ、ちなみにこのマンガの原作となっている
メトロイドプライムですが、CEROが定める年齢区分が
“12歳以上対象”となっております。
児童誌に載っているマンガだからといって
安心してゲームも買ってしまうと、
プレイ中にとんでもないシーンに出くわすかも。
ちょっと注意だ!!

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
ルイージは巨大化した家になっても全然存在感ないのね。
やっぱ普段の姿が良いのだなあ。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
アキラ達は第3の部屋・双子座の間で
鏡の森の番人・レイピア使いのポルックス・パールを相手に大苦戦!
しかし、ここでは久遠ことクイーンが見せ場を作っている。
前々回は純一郎、前回はアキラと
それぞれキャラの活躍の場を持たせていたのか。ヤルヤル。

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ
いくら野グソして紙がないからって
普通、小石でケツ拭くかね・・・

▼IDATEN翔:藤原としひろ
翔は最後にインスペアルXに乗ったとーちゃんとバトルして
第1部完結。
アニメ化に伴って今までのは序章って事にして
新たに第2部始めようってことなんすかね?
なんかそんな印象。

▼スパイダーマンJ:山中あきら
カケルと同い年の超常怪人・斑猫(はんみょう)登場。
ちっぽけな正義は何もできないと言いながらも
完全な悪になりきれないところをみると
更正の余地はアリか?

▼棋神伝バトルコマンダー:津島直人
西軍の総大将・伊耶那(イザナミ)が元気な子供だったことよりも
城そのものが棋兵だったことに驚かされる。

▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志
本当にこのマンガは平成児童漫画に於ける
最高のお下品マンガだと思います。
とってもすばらしいですよ、ええ。

なんと、今回は男児にとって究極のパワーの源であり、
かつ最大の急所でもある睾丸にスポット当ててます。
先々月のチン毛に続く、男の心の拠り所を綴った最高傑作と言えましょう。

まず扉絵。
不敵な笑みを浮かべる美女が2つの生卵を素手で握りつぶすシーン。
この美女こそ、睾丸を潰すためだけに生まれてきた女、
蜘蛛隠れくノ一・“金潰しのお銀”。
つまり、生卵を睾丸と見立てて、
「今度はお前のキンタマを狙ってやる」と言わんばかりの面構えで
これを見ている者のほとんどが男であろう読者に強烈なインパクトを与えている。

ストーリーの方も、笑いを交えながらも男の弱点を
キンタマのない女性とオカマ犬が容赦なく潰そうとする
女性優位に立った話になっており、
男のキンタマの脆さ、女のキンタマに対する攻撃性が
恐ろしいくらいに描かれている。
快太のキンタマがアドバルーンに引きちぎられたり(回想シーン)、
アヤメに蹴られたりするシーンを見てると
股間を押さえたくなると同時になぜだか切なくなってくるのだ。

キンタマを攻められるなんて男にとっては阿鼻叫喚の地獄絵図。
しかしそこを笑いを盛り込んだギャグマンガにサラッと仕上げるのは
作者の力量のすごさだろう。
キンタマがなくなったら女になっちゃうという(なってたまるかっ!)
昔ながらのお約束ギャグも相まって、やはり広い年齢層で楽しめる
下ネタマンガになっているのですね。

堪能した、大いに。
最近、児童マンガどころか、少年マンガに於いても
男のシンボルにまつわるギャグを
ここまで明快に描き上げたマンガがあるだろうか。

最近のマンガは性的な規制が厳しいとかいうけれど
本当はこれほどまでにチンチンの特性を活かした
レベルの高い下ネタマンガを描ける人が
ただ単にいないだけなんじゃないだろうか。

チンチンの持つ本来のおもしろさを引き出して
誰でも楽しめる下ネタギャグとして提供できるのは
少なくとも最近の少年・児童マンガでは帯ひろ志氏以外オレは知らない。
下ネタを良く描く児童マンガ家さんは見習って欲しいなあ。NICE!

▼ゲゲゲの鬼太郎R 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
なんだかんだで魂になった子供達を鬼太郎が無事救出。
デビルプルートは体内が地獄そのものだったことがあだになったな。
あれでは鬼太郎が自由に動き回れるではないか。
フツーに内臓が入っていた方が消化が早かったんじゃないかい?
次に現れる時はお腹の中を地獄にしない方がいいと思いますぜ。

▼ウェブレーサー爆人:細井雄二
バクシードというミニ四駆みたいなおもちゃをテーマにした
前後編の読み切りホビーマンガ後編。

名前が同じなだけでチャンピオンと間違えられてしまったバクトが、
勝つために手段を選ばないイカれた男・鬼頭と
バクシード大会本選でレースバトルを繰り広げる。

鬼頭はこれでもかってくらいに卑怯な手を使ってバクトに勝とうとしたけど、
バクトの完璧なセッティングの前にはかなわなかった。

鬼頭は眉間にしわが寄るくらい卑怯な手を2度3度使っておきながら、
バクトに技術の差を見せつけられて完敗してしまうという
この手のマンガにはよくありがちな展開なんですが、
まあ、最後には正義が勝つってことでいいんじゃないですかね。

ニューヨークへ行った爆斗くんも、テレビ中継で
バクトの優勝を見届けて「キミがウェブレーサーだ」と
自分の意思を託したヴォルテックスシャークを
バクトにキチッと受け継いでもらって満足のご様子。

話としてはうまくまとまってるけど、ヒートまではいかないヌルいバクシード魂。
どちらかというと、鬼頭みたいな勝ちだけにこだわったレースはやめて
ホビーはみんなで仲良く遊びましょうねって傾向の強いマンガでしたね。

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2005年6月27日 月曜日


月刊コロコロコミック 2005年7月号
2005年6月15日発売
小学館 480円
▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
じーさんの家があと3分で爆発する!
・・・ということでお金をかけて自分の家に爆弾を仕掛けるじーさんの遊び心と、
1分あれば脱出できるからあと2分は遊べるというどんな時にでもあせらない平常心。
じーさんのこれまで得た心の余裕ってヤツを両方いっぺんに堪能できます。

とにかくあせったら負け。あせったら負けなのだ。
孫とじーさんが危険を顧みずそれを証明している。

▼ケシカスくん:村瀬範行
なんだかんだ言っても今回の加害者はケシカスくんで
被害者は金魚なんです。

みなさんはくれぐれも金魚にケシカスを与えないようにしましょう。
小さな命を大切に。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
結局、熱斗自らが電脳世界に入り込んで、
闇に染まりつつあるロックマンを救出したのか。

でも暗黒の破壊神に吸収されようとしているロックマンを見捨てずに
飛び込んでいった熱斗のロックマンを信じる熱い友情に
ちょっとだけ感動などしてみたり。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ

ガキは小便してねてろ!!

オレは死神―――
 美しい死神!!
  全てを引き裂き、
   全てを奪う神!!!!


凶死郎イッちゃってるなー。
このイカれたセリフの連続に何故か笑みがこぼれる。
どうやらデュエルのレベルだけでなく、
己以外の全てが下僕だと言わんばかりの嘲笑ぶりも
またパワーアップしているようだ。
死神と言うよりは冷酷な魔王(サタン)の印象が強いね。

まあ、ザキラの出現によって凶死郎も自分を奮い立たせて
ザキラを地獄に堕とそうと必死なわけだ。それだけの強敵。
勝ちゃんも凶死郎みたいに冷酷になれとまでは決していわないけど
せめてデュエルの最中は心を鬼にするくらいの気迫で臨むべき。
がんばるのだ!

一方、ザキラのいる円盤の中で培養液みたいなものに浸かっているのは・・・
トーイなのか?
なぜ、もう用が無くなったトーイの体を持ち帰る必要があるのだ?
まさか7人いるデュエルマスターを皆、培養液に浸けて
なにか別の生命体でも造り上げるつもりなのか?

いや〜、またまた早く見てーぜコンチクショーなヒキで次号に続いてるよな〜。
もう目が離せなくて。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
確かにDr.ハギーって名前は覚えにくいんだよね。
顔と名前が一致してないし。
ちなみにオレは「語尾に“YO”付けて喋るおっさん」と記憶している。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
不滅と江夏は、なんと7年ぶり因縁の対決だったんですねー。
しかも江夏にとっては7年前に不滅に屈辱を味わわされ、
(↑と、自分で思いこんでるだけ)
やっとこさリベンジにこぎつけた負けられない一戦。
故に、不滅には不利な条件を突きつけて
完膚無きまでに叩きのめしてやろうと心の中で思っていたはず。

なのにとってもえらい江夏塁くんのお父様が現れた途端、

この試合、わが2年D組の
勝ちということにして、
ここで終了にしてもらえないだろうか?

・・・っておいおい、今さらヘタレなこといってんじゃねーぞ江夏!
栗男くんを壊したときの気高いプライドはどこへいった?
こちとら試合で燃えちゃってるんだ。
どんなに甘い条件を出そうと一度野球の試合が始まってしまったら
もう不滅を止めることはできないっ!

江夏も親父のコンツェルンの跡継ぎがなくなるかどうかが懸かった
負けられない試合なんだけど
そもそもコンツェルンの跡継ぎのために試合をしている江夏が
野球のためだけに生きているといっても過言ではない不滅に
野球で負けるはずはない!
野球に対する思い入れ、境遇が全く違う。

なので江夏に情けは全く無用。
甘い条件にも目もくれず、栗尾くんの修理は
三中野球部がガッチリ勝利をものにして勝ち取ろう。

しかし、江夏がトップの座の呪縛から逃れられなくなってしまったのは
よくよく考えたらとーちゃんのせいだよな。
変な親父を持つと苦労しますな。

▼ミュウと波導の勇者ルカリオ:伊原しげかつ
今年の夏に上映されるポケモン映画コミックの後編。
サトシとポケモン達の友情見られまくりです。
衝撃の結末は映画館かコミックで。
私はコミックで続きを見ようかと思ってます。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
げ、アンチョビがサーディンに変装して
裏バンカーサバイバルに出場していたとは・・・!!
意表をつかれて驚いた。マジで。
でも今まで女装していたのはなぜなんでしょうね?

しかしこれでカラスミがピザの斜塔に駆けつければ
カラスミ・アンチョビ兄弟は実の父と数年ぶりの涙の再会ということになる。
そんな時、Dr.フォアグラーがどういう態度に出るか。
またとんでもない方向に話が進みそうだな。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
ボボ太の鼻投球はボールにハナクソを付着させることでおもりの代わりとし、
ボールに変化を持たせて相手をきりきり舞いにする今までにない新魔球。
しかしこの荒技は諸刃の剣で使えば使うほど己の鼻にもダメージを負い、
最後には鼻から流血してしまう。
(早い話が鼻血だけど)

ボボ太はハナクソが在庫切れになってしまっても
まだなお鼻血を恐れずに鼻投球を使い続けるとは見上げた根性。
ボールに付いたその血にボボ太の野球魂がひしひしと伝わる。
ボボ太、あんた男だぜ!

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
暗黒ムシマスターがムシマスターを始末する理由ってなんなんだろうな・・・
そしてメッサーノが何を企んでるのかも未だつかめてない。

そんな中現在、ムシマスター達は
敵の胃袋と化した天樹の中をただただ突っ走るのみ。
不安的な謎を残したまま話が進行していく。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
ゴルフのグリーン上に大きなクギや玉を跳ね返す装置を設置して
パチンコをするなんてすげー発想だな。
青空の下で行われる巨大パチンコは
不健康な遊技というパチンコの暗い印象を吹き飛ばした。
このアイデアは素直におもしろかった。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
いつもの友情パワーで、ヤマトのセイバーFが伝説のマシンへと変化。
もうこのマンガにおける王道的展開。
早速、これを使ってビアスの病んだ心を浄化しよう。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
金色のガッシュにキヨハラくん登場。
もし本物の作者が描いていたらビックリするが、
矢高鈴央氏か描いたのであればなんら違和感なし。

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
サバタがダーインから解放され、意識もやっとこさ回復したかと思ったら
自らが盾になってダーインの攻撃からジャンゴをガード。
父・リンゴに続いてサバタも身を挺してジャンゴに望みを託す。

親兄弟にこれだけのことをされちゃったら
もうジャンゴは勇気100倍!力も100倍!
このままダーインを打ち倒せ!!

・・・と思ったけど、クライマックスなのにさらなる敵登場!!ってなんのことスか・・・?
これだけジャンゴの家族が犠牲になっているのに
まだ戦いは終わらないということなのか?

あ、いえ、このマンガが続いてくれるのは良いことだけど。

▼かっとびレーサー!ダンガン狼:こしたてつひろ
シンジローはバルカンの死に未練があるんなら、
最初から土の中に埋めるなよ。
ボディーが痛むじゃないか。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
レッド先生は、またミが出てしまいそうな危険な行為を・・・

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2005年6月21日 火曜日


プレコミックブンブン 2005年7月号
2005年6月6日発売
ポプラ社 480円
▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

ゾロリのマスクって外すと
乳首のところに穴が空いたブラジャーみたいで
かなりせくしぃーだな。色も黒いし。

ゾロリが拾った指輪は実はぞうさんのピアスだった。
「ウソツキだ」とぞうさんのことを怪しむゾロリですが、
それ以前に人間とサルの仲間以外の指は大抵太くて短いので
いろんな動物が一緒くたに生活しているこのマンガの世界では
指輪の必要性があるかどうかも疑問ですね。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
広田くん専用のリサイクルヒーロー・紙コップちゃんがおもしろい。
のぼるくんじゃなくてお友だちの広田くんがご主人様なところがミソ。

紙コップちゃんは、コップに描かれた顔の表情によって
性格が異なる5つの顔(コップ)を持ってるけど、
5つの顔と言うよりは、5人家族が1つの体に同居してる感じがして
ほのぼのしてて楽しい。
ワンちゃんまでいるし笑える。

そして我らがペットくんも大活躍。
水たまりに落としてしまったのぼるくんの携帯ゲームを
29インチの大画面にして復活させることに成功。
携帯の意味をよく分かっていないようですが、
のぼるくんに迷惑をかけずにピンチを救うという
本来の目的には徐々に近づいてきてる。
いいぞいいぞ!

▼キュウマ:前田春信
ついにプラチナバット杯決勝戦までたどり着いた星ノ月町クラブ。
気になる決勝戦の対戦相手は

イナミ率いる忍者軍団!?

えええーっ!?
忍一族の末裔ってそんなにたくさんいたんかい!!
こんな時代錯誤な忍者なんて
てっきりキュウマとイナミとお師匠さんだけかと思ったのに
そんなヤツらが徒党を組んで忍者野球チームを結成して
キュウマに引導を渡しにきたのだからさあ大変だこりゃあ。

でもイナミの「野球はくだらない」発言は
てめえの時代遅れな忍者修行を差し置いて
言えたセリフじゃねーだろということで、
星ノ月の皆さんでイナミの目を覚まさせてあげてほしい。

お師匠さまも忍者チームに入るなんてとち狂ったことしてるのは
実はイナミの荒れた心を穏やかにするのが目的だったりしてな。

・・・しかし決勝の相手がイナミがいる忍者軍団ということは
これがキュウマが星ノ月のみんなとずっと野球を続けるための最大の試練となり
それを乗り越えた暁には・・・・・・このマンガ終わってしまうのか???
なんかそんな雰囲気。

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
まさしくタケちゃんと大ちゃんの本当の関係を知ってもらうための
サッカー勝負といったところだな。
誤解が解けてタケちゃんをあたたかくサッカー部に迎え入れることができて
めでたしめでたしだけど、
だったらハナからタケちゃんと大ちゃんが
サッカーの特訓をしていたことを大っぴらに公開すりゃよかったじゃんと少々思ってみたり。
ケッタの作戦にまんまとひっかかったタケちゃんが笑って済む程度の問題だしね。

ま、なんにせよこれでケッタのサッカーチームは
友達関係も良くなってこれから先期待が持てるようになったんじゃないっすか。
なんだかんだあってもいい話だと思う。

▼からどろ:大西俊輔
イギリスに着いた洋平一行が最初に出会ったのは
小さな妖精・マグ。
人の物を盗むコソドロっぽいのでシーフかなんかの類でしょうか。

霊と悪魔、そして妖精までもが加わって
人間が住む環境の中でいろんな種族が登場していますが
こうなると洋平の母親がどんな人なのかも
ますます分からなくなってくる。

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
冷房目当てで図書館に行く人は
本を読むと頭がヒートして余計暑苦しくなってしまうというその考えが
バカバカしくておもしろいやね。

それとガマーが長者わらしべの要領で大金を手に入れても
最後にはおばあちゃんのために全部使ったのはエライ。
おばあちゃんにとっては良い事したら報われるといういい話だったけど、
ガマーにとっては500円で一時の夢を買ったという
なんともかわいそうな結末に。
でも心は晴れ晴れしてるだろう。これはどんな大金を持ってしても買えない。
これ重要。

▼タロットマスター:岩村俊哉
人工精霊を友達と思い、身を挺して人工精霊のピンチを救うのは
なにも占堂に限った事じゃないと思いますがねえ。
あ、いえ、占堂の「精霊のために命を賭ける」という心構えは立派ですが。

それよりも占力がないのに電脳精霊で攻撃を仕掛ける
今城亮太くんの方が興味あります。
平凡な少年が、ヒーロースプレッダーという装置を腕に装着する姿が
子供ヒーローっぽくてよかったんだけどなあ。
もっと亮太が活躍する様を見たかったんですが
ザジタにあっさり負けてしまったので
今後の出番は少なそうだね。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
チョコ・パ姫の悪意に散々泣かされてかつ
エクレアとの戦いにも敗れ、墜ちるトコまで墜ちたカスタードくん。
そしてすっかり心がすさんでしまった司祭様。
しかしこれはチョコ・パ姫に関わってきた者の末路としては
当然の成り行きではないだろうか。

そしてチョコ・パ姫が泣き続ける理由も、
カスタードくんといういじめがいがあるおもちゃが
いなくなったからという気がする。
つまりどうころんでもカスタードくんの苦労が報われることはないということ。

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
ジュリアがかのんたちにイヤガラセをする度に
かのんたちの歌がうまくなっていく展開は
もういいよね?ね?

しかしジュリアは、かのんたちへのイヤガラセを
あれやこれやとよくもまあ考えつきますな。
さらにイヤガラセ失敗のうっぷんがたまって
瓦数枚を素手で割っちゃって。
こうしてジュリアのアイドルとしての商品価値がみるみる落ちていくわけで。

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
どうでもいいけど、ズッコケ三人組は
教師の言うことを聞かないわ、
知らないおじさん達の後についていくわで
悪い子供の見本を読者に見せつけてますな。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
ひょんなことからお姫さまになったナナちゃんですが、
ナナちゃんの元に現れたのは王子様じゃなくて
かっこいいけどエントツそうじやさん扮する誘拐犯でした。

どんなに身なりがお姫さまであってもナナちゃんは所詮一般人。
かっこいい王子様なんて高嶺の花。
かっこよくてもエントツそうじの誘拐犯が妥当な線といったところですか。
夢とは違って現実はキビシーね。

▼ファントム:大斗改
あいやー、クリーナーとファントムの立場が
完全に逆転しとるねえ。
悪いファントムを退治するはずのクリーナーが
悪と化してるよ。


★ブンブン4コマバトル!!GAG−1グランプリ
先月号から始まった4コマギャグマンガバトル。
4作品のうち、読者の人気投票により無難な2作品が生き残った。
そして下の2作品が優勝を賭けて再び4コマギャグマッチ開始!

▼大仏刑事(デカ):大崎亮平
大仏刑事のとぼけたギャグが地味だけど笑える。
大仏のオナラが鐘の音という発想がすばらしいです。

でも大仏刑事のライバル、こけし刑事が微妙だな〜。
性格が陰険だし、彼の存在がこのマンガ独特のおもしろさを削いでしまっている気も。

▼アキラのうどんはサヌキもり!!:津島っくす
孤独を愛するアキラくんにサヌキくんという友達ができてからというもの、
なんと彼女ができてしまって、
その彼女にはラーメン帝国からやってきたキムチちゃんがついてきて
キムチちゃんはうどん王国とはライバル関係にあるサヌキくんとドタバタやって
てんやわんや。

アキラくんはこんなヤツらに振り回されながらも
着実に孤独という名の固い殻を打ち破って友好関係を拡げてます。
いい傾向なのではないでしょうか。


・・・さて、優勝はどっちでしょう?
個人的には「アキラのうどんはサヌキもり!」のほうが
なんとなくこのマンガの雰囲気に合ってると思うけどどうだろう?
でもギャグマンガという視点から見れば
大仏刑事の方がテーマにより近い。
微妙だけどオレはサヌキもりのほうを推しておくか。

でも優勝すると作者にとって何かいいことでもあるのか?
次号で優勝が決まるこの時点で有力な情報は誌面からは得られない。
とりあえず待つか。


▼お子様パンチ:栗木広和
読み切りマンガ。
2005年春期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品。

元気な女の子・ルカちゃんと、捨てウサギのウサギくんが繰り広げる
なんとなくほのぼのな4コマギャグ。

最初は捨てウサギくんだけだったけど
いつの間にか、カメラくんやらタマゴくんやら怪獣くんやら
得体の知れない化け物がいっぱい沸いて出てきてます。

ルカちゃんを始めとする人間と化け物が同等の立場なので
分け隔て無く平等感があっていいんじゃないでしょうかね。
セーフティ。

▼キノコマン:南城光
こちらも読み切りマンガで、
2005年春期ブンブンまんが大賞奨励賞受賞作品。

怪人公園に巣くうウォーターマンが、ケンくん(8)に
ムリヤリ水を飲ませておねしょさせようと襲いかかってきたところへ
正義の味方・キノコマンが参上。
しかしキノコマンはものすごいヘナチョコで、
すぐに干からびてしまい、何の役にも立たなかったのだった。

これはヒーローマンガ以前に完全なギャグマンガっすね。
キノコマンも悪のウォーターマンも姿形からしてバカバカしいし
低レベルな争いも見せつけている。
・・・というかキノコマンはいろんなキノコの解説しちゃって
もはや争いでもなんでもないです。

でも、正義の味方、ワル者、襲われた子供3人和気藹々な雰囲気が漂って
まるでみんなで遊んでるみたいだ。
殺伐とした雰囲気が全くなく、児童マンガと呼ぶにふさわしいです。GOOD。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
今回はペンの上手な使い方&インクの種類。
プロの漫画家さんは絵を描く時、自分が描きやすいように
原稿を横にしたり逆さにしたりするんだってさ。
本当かな?そんなことして感覚が狂わないかな?

次号は、2月号で読み切りだった空手マンガ・薫の拳が新連載。
うーーーん、この絵柄で空手マンガは・・・ちょっと微妙だ。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号
2005年6月20日 月曜日


小学六年生 2005年7月号
2005年6月3日発売
小学館 540円
今月は、東大生による頭の良くなる勉強法の特集。
これから中学、高校と受験で四苦八苦しないための
前準備といったところでしょうか。

相撲の「四股(しこ)」のポーズで腰を鍛えればアタマが良くなるとか、
勉強するのにいい環境の部屋作りとか
ただ頭を使うだけでなく、運動したり周りの環境を良くしたりすることで
アタマの活性化につながり、勉強の能率が良くなる方法が掲載されてますので
小学生はもちろん、中学生や高校生も必読かも。


▼黒田さん(HB)インターネットに挑戦!!:そにしけんじ

「文具天国」に登場するいなせな鉛筆・黒田さんが
12歳になった読者諸君のためにインターネットの検索方法を
自らが実践して教えて差し上げます。

とくに失敗することなくマウスくんの協力のもと、
他の文房具達と一緒にそつなくこなしてますね。
つまり誰でも気軽にインターネットができるということだね。
みんなもチャレンジだ!

▼まなつ.ラブログ.jp(まなつドットラブログドットjp):原作/神月春美・画/青木俊直
去年の小六で連載されていた「ちなつ@DOKKIN」のメンバーが贈る
パソコン長距離恋愛マンガを前後編の読み切りにてお届けします。
今月は前編。

主人公は海野麻夏(うみのまなつ・♀)。スポーツ大好き小学6年生。
麻夏はある日、ふとしたことで北海道に転校してしまった気になるアイツ・
桐沢夏麻(きりさわなつお)のブログを発見し、
いろいろと書き込みしていくうちに自分も北海道に行くことになり、
いざ夏麻くんの家の前に行ってみると、もうすでに亡くなっているとの知らせ。
じゃあブログに書き込みしていた夏麻くんは誰?
・・・ってな感じで、ミステリアスな夏の思い出話に良くありがちなストーリーで
次回に続く形になってます。

「ちなつ@DOKKIN」もそうだったけど、
このマンガもパソコンのネット上で謎の人物とやりとりして
女の子の気を引くタイプのマンガ。
女の子ってそんなにメールやカキコに興味あるんかいな〜。
まあ、とりあえず今は夏麻くんの正体が誰なのかが重要なので、
そんなことはどうでもいいですが。

さて、夏麻くんの正体ですが、
麻夏が通っている塾にいるわんぱく坊主・西尾涼平くんと
なんか関係があるのかな〜。
なぜか壊れた時計を大切そうに持っていたし、
これが夏麻くんの形見だったりするとか。
あ、でも夏麻くんと涼平くんは別に知り合いじゃないよな。
うーーーん、分からん・・・

▼西原理恵子の人生一年生:西原理恵子
世の中男女平等。だが男と女じゃ頭ン中で考えてる世界がまるきし違う。
女は地図なんて読めねえ!なんたってサイバラの頭ン中にある日本地図には
「賀加県(がかけん)」なるものが存在するんだ!

賀加県ってなんじゃそりゃー!!

しかもサイバラに言わせれば男の頭の中にはが住んでいるんだと。
その鳩には、女子から見たら得体の知れないモノを
解読する能力があるのだそうです。
その最たるが電車の名前が全部言える鉄男子。国旗を全部言える旗男子
地図の国の名前が全部言えるのは地図男子か?
とにかくそれらをひっくるめて妖怪鳩男子!
でもそれらの自然に覚えた知識は女のシャンプーの匂いを嗅いだだけで

はいおしまい

そんな鳩男子の役にも立たない知識をひけらかされても
こらえるのが女子のえらさ。
女は地図は読めないけど、周りの雰囲気はもらさず読める。
当然こちらの方が人生お得。
締めは
はい女子 ここ試験にでるよ


いや、とてもおもしろかったです。サイバラの男女心理学論。
とどのつまりは男がアホなことしても女は広い心で受け流そうってことなんだけど
一見ふざけたマンガの中にも、男の習性をバカバカしくも簡潔にキッチリ捉えて
描かれているのがすばらしい。
加えてサイバラの地図記号解説、大いに笑わせてもらいました。
男のオレが読んでもおもしろかったわ。

性犯罪が多い今の世の中、このマンガを読めば
女は男をテキトーにあしらう術(すべ)を知り、
男は自分の行動が実は女にバカにされてることを思い知り、
性犯罪抑制に効果があるんじゃないのか?
・・・とまではいかないけど大変笑えてためになるマンガです。NICE!

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
そういえば天太は会社内では女装してるんだから
いずれは天太が男であることがバレる時がくるんでしょうなあ。
誰かが暴いてしまうのか、それとも天太自らがドジを踏んでしまうか。
ま、それも楽しみの1つとしておいて
今は大人向けランドセルの開発を楽しむとしますか。
自動車型のランドセルが見た目だけでなく実用性もありそうで
いいような気がする。

▼どこでもドラえもん 不思議発見!:まんが/岡田康則
今回は日本にある小さな中国・横浜中華街のルーツを探る。

19世紀後半には日本が開国して横浜と中国が
定期船で行き来するようなったらしいけど
今も定期船で行き来してるのかしら?
そのおかげで中華料理が食えるのは
大変ありがたいことですけどね。
そんな私は神奈川県民。

▼遭遇!たこちくび星人:あべさより
おばあちゃんの正体は、たくさんのタコちくび星人のかたまりだった!?
たくさんいるタコちくび星人の中には本物のおばあちゃんのおっぱいも
紛れ込んでたりして(爆)。

▼トホホな犬:あいみてつろう
タイヤ犬に続いてハンガーを首にはめたハンガー犬登場。
タイヤよりも首を吊ってしまいやすそうでめっちゃ危険行為。
やめさせろやめさせろ!

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2005年6月14日 火曜日 


小学五年生 2005年7月号
2005年6月3日発売
小学館 540円
▼ライオンは眠らない:六田登
新連載です。
時は1517年のフランス。
有名な芸術家・レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子・ジャコモ少年、
通称サライ(小悪魔)が、レオナルド・ダ・ヴィンチと共に
美の女神と呼ばれるミューズのような“美”を求めて
いろんなところを旅して回る話になるっぽい。

芸術家の話となると一見して難しそうだとか堅苦しそうだとか
とっつきにくい部分があるが、
このマンガはところどころお子さまみたいな笑いの要素を盛り込んでますので
スッとこのマンガの世界観を受け入れやすい。
レオナルド・ダ・ヴィンチ自身もおもしろいキャラしてますし、
芸術家の生い立ちをそのままマンガにしたのではなく、
その弟子の成長にスポットを当てたマンガというのも児童誌では珍しく興味深い。

レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子でありながら
金もうけのことしか考えてないわんぱく小僧・サライ。
今のところ芸術とは無縁の彼が旅の途中でどんな変身を遂げるのか。
その成長と共に今後の展開がどうなるか楽しみであります。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
シナモンは無事、ミルクを救出。
しかしミルクをさらった犯人ってありゃあ黒い雲一族の王子様じゃないのか?
こんな昔から因縁な関係にあろうとは。
どうやら黒い雲一族の王子様はこのマンガの意地悪キャラとして
今後も登場しそうだな。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
今回は武装強化カードの紹介というよりは、
メテオドラゴンがひどい目に遭う回といった方が
妥当なのでは・・・?

▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな
「オマエらといるとアホがうつる」と言って心を閉ざし、
あやかちゃんと一緒に登校したがらなかった司くんでしたが、
淳平のフレンドリーなスキンシップのおかげで、司くんは心を開き、
「オマエ、犬みたいだから」とあやかちゃんをアホ扱いから犬扱いに昇進、
めでたく一緒の登校となりました。

あやかちゃんの性格って淳平とよく似てるんだな。
ま、確かにペットは飼い主に似ると言いますけど。

▼Wデートでラブ♪アタックNo.1:河村じゅん

もうすぐ夏!!恋せよ乙女!!男子よもっと熱くなれ!
ってことで、
ちょっと寒いタイトルながらも恋のお悩み解決レッスンマンガが読み切りで登場。
内気な女の子・持田葉月(もちだはづき)ちゃんが、
フッた男子100人以上とウワサされてる
スーパー美少女・木下まどかちゃんに恋のレッスンを受けながら、
かっこいい男の子・森川大将(ひろまさ)くんを遊園地に誘って
パンツを見せたりしてあんなことやこんなこと・・・ってな感じの
ハートフルなラブラブマンガです。

これを読めば女の子は好きな男の子に勇気を出して行動できるようになること請け合い。
そして男子は女の子が石につまずいて転んでしまったはずみでパンツが見えてしまっても
動じずに堪能「大丈夫?」と声をかけてあげることが好感度UPの秘訣ということが
とてもよく分かります。
全体的には微笑ましく笑えていい感じっす。

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
関西奨励会から二段の腕前を持つ氏家(うじいえ)が参上。
あやのと山風の将棋を絶賛しても
マサルのことは雑で運まかせの将棋だと非難、
それに腹を立てたマサルが氏家に勝負を申し込むも結果は惨敗。
本当にマサルの将棋には未来が見えないのか―――

氏家に完璧に叩きのめされて絶望感に打ちひしがれるマサルの姿が印象的ですが、
私から言わせてもらえれば余計なお世話といったところでしょう。
棋士にはそれぞれの打つスタイルってモンがあるんだから。

マサルは氏家のような「もーつあるとのしらべ」を彷彿させる
お上品な将棋は打てないかもしれないけど、雑音には雑音の良さがあり、
逆に雑音ならではの勝機を引き入れる将棋を打つ棋士がいてもいいと思う。
いくら将棋が理詰めで相手の王を詰ます競技とはいえ、打っているのはあくまで人間。
毎回違う展開を見せる将棋に雑も運任せもないと思いますがね。
運も実力のうちって言いますし。

とにかくこのままマサルがずるずると後退していくのを想像するのは
一読者の私としても悔しい。
何らかの形で氏家に一泡吹かせてやりたいところだが。

▼ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:姫川明
図書館にある本1冊そのものを住処としたピッコルの家に
思わず童話の世界観に浸ってしまうのも束の間、
なんと、しずくの神殿で魔人グフーとエゼロの関係が明らかになる。

エゼロもグフーも昔はピッコルだったのか。
グフーは、ピッコルが人間好きという自分の運命に嫌気がさして
不吉な野望を抱く反逆者になったということかな?
どうなんだろ?
グフーの真意が気になるところだ。

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ
お調子者のB型女・有沢野々香(ありさわののか)ちゃんは
手当たり次第に男子に告白して目下10連敗中。
そんな野々香ちゃんがよりによって
几帳面なA型メガネ少年・葉山くんに本気でアタックしかけてきた!
今ン所、どうもお互い気が合いそうにないんですけど・・・大丈夫かいな?

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
縁が暮らしている星の女性は乳房が退化して
ブラジャーで隠したり支えたりする必要がないそうな。
つまり哺乳類じゃないってことかしらン?

こうなると地球人の体の仕組みだけでなく
縁が暮らしている星の人間の体の仕組みも紹介するべきだね。
自分の体は調べもしないで地球人ばっかプライベート無視して調査するなんて
不公平じゃん。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃんは女子にまじってバレーボールをするよりは
男子とサッカーやったほうがいいんじゃない?
いや、性別じゃなくて身長の都合上。


☆ここから別冊・・・

▼ダジャレ刑事スペシャル(風雲の旅情編):むさしのあつし
読者投稿ページのダジャレ刑事が「風雲の旅情編」としてマンガで登場。
ダジャレ刑事らが読者からのダジャレ投稿を交えて
ダジャレ連発、世界一周ダジャレの旅を漫遊する。

・・・しかし凄まじいまでのダジャレっぷりだ。
学年誌にはダジャレを言うキャラクターがいくつか存在するが、
ダジャレ刑事は児童誌の中でも読者年齢層が上だけあって、
一番オヤジギャグセンスをビリビリ感じる。
いや、ホント凄まじい(汗)。

▼メイプル・メイド:山辺麻由
石火は水波(みなみ)の馬の調教用の棒を折ったりして
2人は相当仲悪そうだな〜。

こうなると、水波と石火のいがみ合いに挟まれて
悲劇のヒロインのように涙を流す楓の姿が想定されますが
いかがなもんでしょ。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
なんか汐見くんとの仲の問題より、
CM撮影の方が行く先不安になってきたな〜。
またまたななこちゃん、試練の時ですね。
毎度のことだけどくじけないでがんばってほしいもんだ。

▼文具天国:そにしけんじ
消しゴムを洗濯機の中に入れて洗うとピカピカになるって
本当なのかな〜。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
広島代表チームのDANCE・GANBO(ダンス・ガンボ)の
アタッカーの必殺技は「サンダーブレード」。
落雷の如く狙った者の服をも切り裂くほどの威力がある恐ろしいアタックだ。
これでルイナの服をビリビリに引き裂いて素っ裸にしてやるのじゃー!!

・・・てなことを期待したんですがやっぱ学年誌で
そういう陵辱シーンは無かったか(笑)。

・・・にしてもダンス・ガンボは皆考えてることが小学生らしくないよなあ。
中にはサングラスかけてるやつもいるし、
健全な小学生を育成するスポーツ大会で
ああいうのを放っておくのはどうかと思いますけど
あれも演出の1つとして容認してるんでしょうかねえ、ドッジ協会では。

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2005年6月13日 月曜日


小学四年生 2005年7月号
2005年6月3日発売
小学館 540円
▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
今回は国語で「言葉で遊んで詩を作ろう」がテーマ。

詩を作るって難しそうだけどそんなことはない。
作文と違うから言葉の組み合わせは自由。
むしろ文章なんて考えない方が楽しい詩が作りやすいのだ。

詩のそれぞれの行の最初の1文字目をつなげると
キーワードになるような言葉遊びを「アクロスティック」っていうんだけど、
オレも試しに作ってみたよ。

すがすがしい朝で
気候もよく
電線のスズメが
スースー気持ちよく眠ってます


↑この詩の4行あるそれぞれの行の最初の1文字目を上から順に読んでみると
「すきです(好きです)」というキーワードが隠されているのだ。

こんな風にマンガばかり読んでるオレでも簡単に詩が作れる。
さらに同じキーワードで

すっぱいにおいがする
キムチをムシャムシャ食べる
でんでんむしが
スラム街で発見された


と、こんな感じで変わり種の詩がいくらでも作れるのである。
文を書くのがキライなキミもこれならOKなんじゃないか?

他にも、「もっと」「おっと」「ちょっと」「はっと」などの似たような単語を並べた詩や、
五、七、五の俳句など、誰にでも簡単に作れそうな詩の材料が紹介されてます。
発想力を養うために簡単な詩をみんなも作ってみよう!

なかなか興味深く読めました。おもしろい。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
このマンガ初の小悪魔登場!?
・・・と思ったら黒い雲一族の王子様でした。
コイツがおもちゃのお屋敷の中で悪さをしていたんですね〜。

でも本当はおもちゃと一緒に遊びたかったんじゃないかな。
だったらみんなを困らせないでもっと素直になればいいのにね。
みんなすぐに受け入れてくれると思うよ。

▼ちびまるぱらだいす:横山貴陽絵
うーん、こがね虫の首飾りですか。
いくらこがね虫の体がピカピカしてきれいだからといっても
虫嫌いの人にはたまらないでしょうねー。

ちわぴょんは、こがね虫の首飾りがお気に入りみたいだけど
所詮わんこのセンスですしどうなんだか。

▼まんが現代偉人伝 世界にほこる動物写真家 岩合光昭物語:作画/本庄敬・原作/日下秀憲
この作品は3年前の小学四年生に掲載されていたんですけど
いまこうして読み返してみると、
岩合光昭氏はありとあらゆる動物達を撮影する際、
海に潜ったり、肉食獣に接近したり、目線を合わせたり
どれもギリギリのものすごいチャレンジ精神で撮影に臨んでいたのですね。
そうすることで、あたかもその動物が住んでいる周辺も見えてくるようになると。
なるほど。これならば撮ってきた野生の動物の写真を通して
見る者も何かを感じさせずにはいられない衝動に駆られますなあ。
動物愛護なんたらかんたらが能書きれるよりは説得力がありそうでいい仕事だ。

3年前に、私のとんでもない感想が書かれていたので
それを見直すという意味で、もう一度感想を書いてみた。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
沙世子はななこのヘアスタイルをパクったり
親の権力を利用したりと気に入らない女の子を叩き潰すために
手段を選ばないな〜。
そんなことしてまで読者投票トップの座につきたいのか。
己の美的センスを磨けっての。
ななこはそんな苦境もすぐにチャンスに変えてしまうから
却って愚行だよ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿

テレビが照れび・・・って
照れるテレビがかわいくって思わず笑みがこぼれるじゃないか。
なのにバズーカーでテレビを吹っ飛ばす
じーさんと孫の心理がよく分からないなあ。
おふたりともダジャレは嫌いですか?

▼キラキラロック:溝口涼子

天才ってのは、みんなに尊敬されると同時にひがまれる。

ドラムが少しうまくなった程度ですっかり自信がついたリョウジの大胆発言。
まあ実際、ハニー・ブランドとは技術的に大きな差があるんで
相手のイヤミ発言を鵜呑みにして気落ちするくらいなら
そんなハッタリの1つもかまして気を奮い立たせた方が
前向きでアニメ主題歌採用対決でも好結果が得られるんじゃないかと。

▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ
敵も味方もギャグ路線で話が進行していくんで
おわらい冒険マンガとしてはおもしろく読める。

こうなるとゆらゆら帝国で囚われの身になっている光の弟・龍時も
きっと間が抜けたキャラなんだろうーなー。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
沖縄チームはキジムナーとかいう物の怪を味方につけた胡散臭いアタックやら
その次は台風攻撃を仕掛けようとして
いかにも沖縄県民らしい戦法を見せつけてくれますが
ファイターズも神奈川チームとして神奈川らしい攻撃法とかないのか?

あと、サウナのように暑くなった室内コートが
投げるボールに多少変化が起きているとか
そういうのはないのかね?

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
キングがギラファノコギリクワガタにツノを激しく折られる回想シーンが衝撃的で
それがキングの戦意を消失させる要因になっているんですが、
この苦痛を乗り越えることはかなり困難そうなので、
ギラファノコギリクワガタからひたすら逃げまくる展開もアリかなあと
思えるようになってきた。

オレとしてはリベンジしてほしいけど。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
“バカ”は大抵漢字で書く時は「馬鹿」なので
「莫迦」を読める人の方がごく少人数だと思うんですけどね。
特に小学生は。

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2005年6月10日 金曜日


小学三年生 2005年7月号
2005年6月3日発売
小学館 540円
わーい。今月はカラフルなクレヨンが3本もついてるぞ。
これを使ってお絵かきして遊ぼう。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
大木から聞こえてきた謎の声の正体は
何でも知ってる「ものしりの木」、バウムクーヘンでした。
つまり大木そのものがしゃべってた訳ね。

“バウムクーヘン”って名前はきっと斧で切り倒したら
切り株の年輪がそう見えるからついたんだろうなー、と
ロマンチックながらも少し残酷なことを考えてみたり。

・・・ところで、宝の地図の宝物ってまだなにかあるんですか?

▼星のカービィ:さくま良子
ホントにカービィは食い物のことになると
悪魔のような悪さをし始めるんだよな〜。
デデデ大王がカービィをデパートの地下食品売り場から
追い出したい気持ちが痛いほどよく分かる回。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
どんなキズもたちどころに治す不思議な能力を持つアゲハチョウ・マダムセラピー登場。
カマキリのカマじいも現実世界のようにアゲハチョウを捕らえにきたのではなく、
腰痛を治してもらいに来たことがあるとか。
こういう場合、チョウが体力回復役を務めるのはお約束なんでしょうか?
(確か、おおせよしおのムシキングでもそうだったよな・・・?)

パラはこの傷を治す能力に目をつけてジョーの時と同じように
マダムセラピーの心を奪う作戦に出たようだ。
今度はチョウが相手だけに手荒な扱いはできなさそう。
どうやって救おうか?

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃん、顔の腫れを心配するより
早く虫歯を治しちゃいなよ。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
鳥やブタが体中にオイルを塗って浜辺で日焼けしたら、
そりゃ焼き鳥&焼きブタとからかわれてもしょうがないわな。
ネットンやねっとりが体に塗ってるオイルって
もちろんサンオイルだよね?
サラダオイルじゃないよね?

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
おお、ポケモン界のアイスコーヒーは、
氷の代わりにジュゴンのダジャレをぶち込めばいいのか。
納得。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
女同士の真剣勝負!!ルイナVS麗奈!!
麗奈はルイナのアタックで内野の人数が減らされてしまっても
「羽をもがれた裸の白鳥」と自己陶酔することでなんとか困難を乗り越えてきたが、
ルイナの強烈なアタックを真っ向から受けとめた瞬間、
ついにその本性を表す時が来たのだった。

うえええええっ

ボロボロと涙と鼻水を流して泣く麗奈。
今までのタカビーな性格がウソのよう。
その時、執事と思しき者が、

イッカァ〜ン!!

 麗奈おじょうさまが泣くと・・・、
 
おそろしいパワーを発揮するのじゃーっ!!


それってまさか・・・

幼児返り現象ですか!?

うっわー!!金持ちのお嬢様の幼児返り現象かよー!!
それが本当ならクソみっともねーことこの上なし。
でもどんな醜態をさらしてくれるのかある意味期待。

しかしすさまじい試合だよなあ。女同士の戦いよりも
麗奈がドッジコートに存在すること自体がコワイわ。


☆ここから先は別冊付録。
SHO☆3コミックランドVol.4だよ。


▼アイアンフェザー:小山愛子
いかにも小悪魔的風貌の怪しい影が、
自らの魔法で造り上げた機械兵をフライ達一行に向けて放つ。
ついに七色の戦士を抹殺しようとする黒い影がその姿を現した。
まだフライ達の前には姿を見せてはいないけど。

フライはとある港で知り合った
仲間思いだが気難しそうな性格の「ボス」と呼ばれる男と一緒に機械兵退治。
よく見るとボスもフェザーを持っているので
もしかしたらこの戦いを通して七色のフェザーを持つ戦士として
この後フライ達の仲間になってくれるのかもしれんね。

▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二
翔矢はサッカーが上手いのに本人があまり乗り気じゃない理由は
肺の病気のため、10分以上激しい運動ができないからだった。

そんな翔矢でもフル出場できるポジション・・・
それがロック・フィルダーだ!!

ロック・フィルダーとはセンターサークル内で
岩のようにじっと動かずに構えチャンスを窺い、
ここぞという時だけ動く、かもめ島チームオリジナルのポジションのことだ。

確かにそうすることで試合の時間が長くてもフル活動せずに済むが、
これは技術が優れているだけでなく、フィールド全体を見渡し、
そこから戦況を分析し、勝機を見いださなければならず、
頭の回転が良くないととても務まらない役なので大変だ。
でもそこがクールな翔矢には合っているポジションなのかもしれないけどな。

・・・ともかくかもめ島サッカーチームはオリジナルのポジションが加わったことで
攻撃法も未知数で期待も膨らむが、まだまだチームワークはバラバラ。
にわかにつくったチームなのにデビュー戦よく勝てたと不思議に思ってしまう。
運がいいとしか思えない。

今後、かもめ島チームが強くなるにはチームワークも重点に置かないと
子供達の自己主張ばかりが激しくなってメチャクチャなチームになりそうだ。

ロック・フィルダーという新ポジションを任された翔矢の今後の活躍、
そしてバラバラなチームワークをどうまとめていくかという点、
これらの期待と不安が交錯してこれから先かもめ島サッカーチームが
どんなドラマを見せてくれるか全く読めないんで楽しみではありますよ。

▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき
今回は泳ぎ方の秘密について解説。
やせてる人よりも太っている人の方が水に浮きやすいなどのトリビアネタから
実践で役立つ水に浮く方法など、思わず「へぇ〜」と唸ってしまう情報満載。
誰でも泳げるという希望を持たせると共に、水面での浮力と重力のお勉強もできて
ためになります。

▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠
オレとしてはウマゴンは人の言葉を話せたほうが
なにかと便利だと思うんだけどな〜。
ついでにヨポポも。

☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや
男女平等の方向で。

▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子
リリーちゃんと瑛人くんのすてきなマジックが
阿部先生(♂)と三橋先生(♀)のカップルを
ものの見事に結婚へと導いた。
教え子が恋のキューピッドになるなんて
先生達にとってはいい思い出になるんだろうけど、
本来、大人の恋の問題に子供が興味持ったらアカンぞなもし。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこはルルカと初めて出会った化粧品店で店員を装い、
学校でイヤミを言ってくれたクラスメイトの女の子の
カウンセリング兼メイクアドバイザーをやってのけるとは大したモンだよ。
相手が誰であろうと、美しくなりたいと思う人の気持ちを理解し、
その人にあったメイクを施してみせる。

ななこはもう人を美しくする技術は全く心配ないな。
あとは自分自身に磨きをかけて自信をつけるのみだ。

▼わんこ・みっくす:あべさより
わんこの前だと赤ちゃん言葉を使ってしまう戸田センパイが再登場。
でも今回は彼のかっこいい面が表立っていて少々物足りなかったな〜。
もっと幼児言葉を連発してくれ〜。

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2005年6月7日 火曜日


小学二年生 2005年7月号
2005年6月3日発売
小学館 540円
▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
あちゃあ・・・
ラブとベリーはスカウト先の芸能プロダクションの事務所内で
早速失敗やらかしちゃいましたよ。

バックダンサーとしてアイドルの引き立て役となるつもりが、
アイドルより目立った服装&踊りをしてどーすんだ。
コイツら一歩引く姿勢っちゅーモンを知らんのか。
アイドルのミクちゃんはすっかりカンカン。
ミクちゃんはラブとベリーにあげたクッキーを握りつぶして
このまま「嫌な女」化しなければ良いが。

ラブとベリーは常に私たちが一番!なんてことしか考えてないら
そういうピンチに遭うんだよ。
自業自得。

▼わんこ・みっくす:あべさより
わんこによるダンス大会はタスケが型にはまらないのびのびとした
踊りを披露してくれるのは予想の範疇として、
それよりもマリリンさんちのトロワちゃんの
トイレのしつけがすばらしい。

ただ便器で用を足すだけでなく、
ちゃんと男子トイレの方を選んで用を足すとは
とてもおりこうさんなわんこだ。エライ。
一部の人間も見習わなきゃアカンね。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃんは、自分が小さくなって机の上から飛び降りて
死んでしまう自作マンガを描いてママに見せて
感動させるっつーのはかなりムリがあるお話なんでないかい?

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
一度寝たら1000年起きないジラーチは、
アメタマが経営する喫茶店でお茶を飲むだけ飲んで
後は爆睡してしまい、代金踏み倒し。

そのまま1000年たって目を覚ましたら
インフレで物価が上がって
とんでもない金額を請求されるハメになったりして。

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
バクダンかと思ったら“Happy Birthday”の文字が出る
打ち上げ花火だったのはステキな話なんですが、
バクダンをチョコと間違えるのは・・・どうなのよ?カプチーノ君。

▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電
わーい。
ビョンコの体を使った季節はずれの凧揚げだ。
そのまま凧揚げしたら、ビョンコの体は干からびちゃうかもね。

▼TV☆おわらいキャラ図鑑:じょうさゆり
今月は4月号に登場したよゐこの濱口優が再び。
まさるくんが1万円生活で培った、
とっても役立つ小学生向けの節約術を惜しみなく披露。

顔はツバをつけて洗えば水道代節約
テストの答えを書かなければえんぴつの芯が節約
ぬれた手はカーテンでふけばハンカチ節約

などなど・・・

節約とケチは全く違うと言うことを
再認識させられるお話でしたね。ハイ。

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
そういや、七夕って短冊に願い事書いても
プレゼントがもらえる訳じゃねえんだよな。

そういう意味では犬(ケン)のように
ワンワンワンワンワンとテキトーなこと短冊に書いておいた方が
風流というか本来の七夕の趣旨に合っているというか。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊

コクワガタのジャンボ、
強敵を前に
失禁


あははは!
甲虫の失禁シーンは人間とはまた違ったおもしろさがありますな。
後ろに勢いよくピーッってな感じで。

・・・ま、それはさておいて、ジャンボはその恐怖を乗り越えて
バカでかいディディエールシカクワガタに体当たりをかまして
倒すとは大したものだ。よくやったよ。

小さい体に秘めた頑丈な体。
まだ子供だけど根性だけは立派だな。ウン。

▼星のカービィ:さくま良子
えっと、すみません。オチが読めてしまいました。
カービィが目の検査をして「わかりません」って言ったのは
文字が見えないからではなくて、文字が読めなかったからってことに。

今までの学年誌カービィを見ていればそんなことはすぐに分かること。
カービィは食ってばかりいないで、
せめてひらがなくらいは読めるようにして欲しいもんだなあ。

▼超人だじゃれマン:じょうさゆり
今回は家に関するダジャレ大連発。
家が無くなってしまったひゅう太は
家を探しに空からこう呼びかけます。

おーい、おいらの家どこだ〜っ!?
いたら「
イエス」っていえ〜!!

そして「イエス」と返事する家。

ひゅう太のとっても明るいダジャレは生物(せいぶつ)の域を超え
家にまでその心意気が伝わる。
人情味溢れるマンガですよ。

▼とんでも刑事ブタコップ:兎野みみ
ブタコップはいじめっ子に鼻をひっぱられて
ゾウみたいな伸びた鼻になっちゃいました。

いよいよ刑事として、いやブタとしての終焉は
近づきつつあるな・・・

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今月はアイスクリームがテーマ。
アイスは実に1000年以上の歴史があり、
日本でも100年以上も前に既に人々に親しまれていたのです。

そんなに長い年月をかけて今日(こんにち)まで
日本人に親しまれてきたのですから、
日本ならではのバリエーションに富んだアイスも登場してます。

宮城県の“馬刺しアイス”、
青森県の“ニンニク入りドラキュラアイス”、
長崎県の“真珠の粉入りアイス”

などなど・・・

うーーーん・・・
現地の人でもこんなアイス食ってみたいと思うか?疑問だ・・・
でも美味しいと思う人は美味しいのだろう。きっと。

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2005年6月6日 月曜日


小学一年生 2005年7月号
2005年6月1日発売
小学館 540円
今月号の付録にはゴージャスなアナログカウンター付きなわとびが
ついてきています。
これさえあれば何回飛んだかすぐ分かります。
さっそくオイラもチャレンジ!
なんちって。

ウミガメの特集ページに載ってたんだけど
ウミガメってサメよりも速く泳げるんだってさ。
カメってのろまなイメージがあるけど
ウミガメは別格ですな。
もっとも陸上じゃイメージ通りののろさなんでしょうけど。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
シナモンがマンタに乗ってサーフィンするなんてカッコイー!!
だけどそのままマンタと一緒に沖に帰ってしまう姿が
ちょっとおマヌケでカワイイ♪

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一
謎の旅少年、ソーマ登場。
現状では敵か味方か分からないけど、
自分自身がピンチに立たされた状況で
ムシキングを救おうとするポポを見て何かを感じ取ったのでしょうか。
普通に考えたら悪いヤツじゃなさそうなんですけど
どうなんでしょ?

▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由
おやつを食べきれずに困ってるファインですが、
山辺センセの描く女の子キャラが大食いじゃないのは
珍しいなと思った。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
舞踏会でどんなに美しくキレイにオシャレをしても
肝心の王子様に振り向いてもらえなければみんなと立場は同じですな。
ラブとベリーに空しさだけが残る結末となったがいい教訓。

▼わんこ・みっくす:あべさより
タスケったら公園の砂で作ったプリンを食べたり
犬用の骨ガム食ってるところをさとみちゃんに見せつけたり、
食い意地張ってるなあ(笑)。

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
ザウルは雷の塔でコアモンスターと共にパワーアップ!
でもアレックスとの関係はどうなってるの?
まだ仲間ってことじゃないみたいだけど。

▼星のカービィ:さくま良子
大雨の中、カービィはデデデ大王を誘って外で野球して遊んじゃってます。
これだけでもカービィのイヤガラセもここに極まれり状態なんですが、
その後はいつものようにカービィのデデデ大王のお城破壊工作で
粉々にお城を打ち砕かれてしまったとっても哀れなデデデ大王。
大雨が身にしみて悲しさ倍増。
久々にカービィの悪辣ぶりが存分に発揮された回だった。

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
週末は家族でどこ行こう?がテーマ。
車で遠出をしなくても身近にある施設や
市がおこなっているイベントなどを利用すれば
金もかからず家族で楽しめいいことずくめな訳です。

周りを見てみればコミュニティセンターとか、
リトルリーグとか地区で運営する運動会とか
身近に子供が楽しめそうなイベントは結構ある。
竹とんぼや剣玉など、昔ながらのおもちゃを使って
外で遊ぶイベントもみんなで楽しめそうですよね。
そういう親子のためのイベントを市でもどんどん
企画して欲しいなあ。

ところで今月号のこのマンガに
作者によるアメリカネズミの絵が描いてあるんですが、
いくら似ても似つかぬとはいえ載せてもいいのか・・・?

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2005年6月3日 金曜日


ゼルダの伝説4つの剣+ 上巻
姫川明
小学館 てんとう虫コミックススペシャル 510円
はい、もう学年誌ではすっかりおなじみの
姫川明さんによるゼル伝コミックシリーズです。

今度のリンクは緑、青、赤、紫のそれぞれ性格の異なる4人になって登場。
このリンク達4人が協力し合い、時にはケンカもしながら
ハイラル全土を暗黒の世界に染めようと企む闇一族に立ち向かうお話。

やっぱポイントは4人に分身したリンク達の行動そのものでしょうね。
顔は同じでも性格がまるで違っていて個性も強いので
本家の緑のリンクだけでなく、青、赤、紫と
それぞれ皆主役の立場で物語が進んでいく。

ゼルダ姫を奪ったリンクの影・シャドウリンクも
敵ながらリンクと関わり合いがありそうで、
4人のリンク+アルファとして
こちらも注目すべきキャラですね。

この物語全体の目的でもあるハイラル全土を平和にするため、
勇者・リンク達が闇の魔物を打ち倒すという冒険活劇と、
性格の違う4+1人のリンク、それぞれのキャラ視点で描かれたリンク達の活躍、
この2つが、ゼルダの伝説のファンタジーな世界観と相まって
いっぺんに程よく楽しめるストーリーになってます。

冷静沈着な紫(ヴィオ)を手中に取り込もうとするシャドウリンクの囁きに
ヴィオはどう応えるか。
同じリンクであっても性格は違うし
心の内までは分からないからこの先の展開が読めない。
下巻を読むのが待ち遠しいですよ。

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2005年6月1日 水曜日