じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年7月分

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今月読んだマンガリスト:13冊
NICE! は特に良かったと思う作品
サプリビンダーズ3巻 別冊コロコロコミックSpecial2005年8月号 小学一年生2005年8月号
小学二年生2005年8月号 小学三年生2005年8月号 小学四年生2005年8月号
小学五年生2005年8月号 剣豪伝ルーレットバトラー3巻 小学六年生2005年8月号
プレコミックブンブン2005年8月号 コミックボンボン2005年8月号 月刊コロコロコミック2005年8月号
コロコロイチバン!2005年3号 総評



2005年7月度
総評
じゃりまんの部
ボンボンは恋愛シミュレーションマンガの読み切りは
ホントにどうなのかな〜って気持ちが拭えない。
新しいジャンル開拓にしても方向性が違うと思うぞ。
まして小学生男子が大半を占めるであろうボンボン読者に
支持されるとは到底思えんのだがなあ。

コロコロイチバン!は3号で早くも終わってしまった作品が出てきてしまいましたが
まだ終わらせる時期が早すぎると思うんですけどね〜。
鬼丸は地味だったけど元気のある良い作品だったじゃないか。
少しもったいない気もするが終わってしまったものはしょうがないので
新連載陣に期待しておきましょうか。

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2005年7月31日 日曜日


コロコロイチバン! 2005年3号
2005年7月25日発売
小学館 440円
なんだかんだで3号発売。
3号の付録は、わざぼーのキラキラステッカーが貼ってあるフリスビー。
小型なので小さなお子さまにもお気軽に投げられます。

フリスビー以外の使い方は、そーだなー。
ペットの餌皿、またはトイレでしょうか。

▼わざぼー:曽山一寿
え?「魔の約束」の秘密?
オレはそんなのどうだっていいよ。
難しいことは考えなくてもいい。

みみみの前に現れる変な敵キャラとその攻撃の仕方、
みみみのわざぼーを使った変な必殺技、
そしてでんぢゃらすじーさんにも共通する間の抜けたオチ。
これらを毎号楽しめればいい。

今回もみみみの自分にわざぼーの技をかけて
ロケットのように飛び出すアイデアがおもしろかった。
わざぼーは技の名前言えばなんでも攻撃できちゃう
100%ご都合主義のお気楽アイテムだが
その能力を活かすのも使い手次第。

自分自身に必殺技をかますことで、
ただでさえ無限の攻撃力があるわざぼーの攻撃法がさらに拡がった。
みみみに無限の発想力がある限り、わざぼーの無限の必殺技もまた冴え渡る。
GOOD。

▼ガリガリ君:小ガエル
最終回。最後はガリガリ君が鶴になって飛び立って締め。
言っちゃ悪いけど内容はメチャクチャで
ガリガリ君の魅力の欠片も感じられないマンガでしたねー。

話題性だけで企画したマンガでしょってな感じで。

▼パパロボ!:高野あつのり
前号で読者からのの評判が良かったのか
今号も読み切りで特別掲載。
そりゃそうだ。このマンガ確かにおもしろいもんな。

今回も笑いどころが多く、パパロボのぶっとびギャグが
いかんなく発揮されてておもしろい。
ロケットパンチで町ひとつ吹っ飛ばしたり、
服よりもパーツに金かけたり笑わせるべき所でしっかり笑わせている。
万人向けのファミリーギャグマンガですなこれは。

いくらパパロボが非常識なことをしても
ワタルくんがパパロボを自分の父親と認めている限りは
オレには超合金ロボと人間の子供の絶対あり得ない親子関係が、
何の違和感もないフツーの親子のやりとりに見える。

そして2人の親子関係にヒビを入れるようはストーリーには仕立てていないので
パパロボとワタルくんのキャラに好感が持てるようになり、
明るい気持ちのまま最後まで読むことができたのです。

2回目も文句なしのおもしろさ。
ワタルくんのために笑顔を絶やさないパパロボと、
なんだかんだでパパロボの暴走を容認するワタルくん。
オレはこんな2人が好きだなあ。
ギャグも素直に笑えるしきっちり児童マンガしてるのでオススメだ。NICE!

▼つるぜ!カメスケくん:むぎわらしんたろう
たろうはその昔、大切に飼っていた
巨大ヤドカリのヤドじろうを喰ってしまったイシダイを釣り上げるため、
ハゼ釣り用の竿でヤドじろうのかたき討ちに挑戦する。

魚に復讐心を抱きながら釣りをする、なんてのは
某釣りキチマンガでありそうな話ですが、
この一件でたろうも釣りキチに一歩近づいたってことなんでしょうかね。
今回たろうが釣り上げたのもバケモノでも何でもない普通のイシダイですしね。
釣り師としてのレベルが上がったか!?

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
ガッシュの映画2回目を記念して
今回は夏休み映画に登場予定のメカバルカンを使った
4コマギャグが目白押し。

ちょっと古くさいけど愛嬌のあるデザインと
攻撃を一切しない人を笑わせる能力満載なロボットは
バカバカしさ120%だけど、これなら子供達の人気者となれるだろう。

だけど下着ドロはいかんぞ、下着ドロは。

▼だらだらRPG アミーバ!!:山下たかひろ
とりあえず地球の危機は避けられたみたいだけど
アミーバ隕石に包まれてる間の地球はどうなってんのかな・・・?

▼熱血!!!ポケモンホビーたんけん隊:原案協力/岡崎信治郎・まんが/板垣雅也
6回負けることで進化するポケモンもいるんですねえ。
DXモンスターボール第2弾を攻略するには
発想の転換も必要のようです。

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:犬木栄治
んー、ポポがチビキングのことを涙しながら心配したり、
アダーの送り込んだ刺客の攻撃にも屈しない正義感を見せたり、
必死になってムシキングに援護するポポの仲間を大切にする心と
これらに惹かれてパムやソーマがポポの頼もしい仲間になってるところを見てると
すっごく真っ当なファンタジーアドベンチャーマンガしてるなって思いますねー。
これもポポのキャラクター性に魅力があるからなのか。
とにかく前向きな明るい展開が心地よい。

▼われら!キーボッツ学園:さいとう ひろ
コアモンスターの鍵穴を黒ヒゲ危機一髪のゲームに見立てたわけですか。
オリジナリティには欠けるけど発想はおもしろいやね。

最後のコマでアレックス達がかき氷やスイカを食べてるシーンがあるけど、
やっぱ鉄製なんですかね?
アレックスがスイカ割りをしようとしている時に持っていたスイカは
どーみても普通のスイカじゃないし。

▼イチバン!なんでも研究所 学校の超怪談:小西紀行
読み切りです。
今回も羽賀鬼(はがき)ハカセとアポッター助手のアホなコンビが
真夜中の小学校に起こる九つの怪奇現象の実態に迫ります。

しかし分かったことは現代に起こる怪奇現象は
大体、科学と人間のイタズラによるものであることと、
怪奇現象よりも真夜中の小学校内に変な男が2人うろつくことの方が
怖いことであることだった。ちゃんちゃん。

・・・っつーか、羽賀鬼ハカセとアポッター助手は
小学校の怪奇現象解明のためにわざわざ足を運んだというのに
変質者扱いされるとは。
誰だよ、手紙よこしたのは。

▼ミニドラにおまかせ!:原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則
絵本の中に入ることができる「絵本入りこみぐつ」ですが、
日本や外国の童話の世界ってオバケやワルモノを退治する話が多いので
結構危ないよな〜。
やっぱ絵本は読んで見るのが一番ですよ。

▼ブタクイズ:黒葉潤一
今回は怪談話にちなんでバケモノに関するなぞなぞが多数。
「おしりが9個あるオバケはなに?」という
超有名ななぞなぞも収録。

▼ブングサーガ ミニミニ大バトル!!:難波孝
最後に登場した謎のブングナイト2体は、
きっと隼人とイタズラのすごさを競う好敵手となるんでしょうなあ・・・

▼どーぶつのはなし。:河合じゅんじ
おいおいおい、無数のワニに囲まれたくらいで
なにビビってんだよシロクマ親子。
まがりなりにもおまえらは肉食獣だろうが。

ここまでされたらもうシロクマVSワニによる
肉食獣異種格闘技戦を展開するしかないだろーが!
どーぶつの森に長く居ついたせいで平和ボケでもしたか?

▼ジャンケンひとすじ!!ジャポニカ王子:原田ヒデキ
今回のジャポニカ王子は酔拳ならぬ睡拳で勝利だネ!!

▼ゴーストキャッチャー鬼丸:藤岡俊介
あらー、終わっちゃったの〜?
せっかくコロコロイチバン!では数少ないオリジナル作品だったのに。

最後は鬼丸が水鉄砲を強力な武器に変化させてバケモノを撃破。
そして魔王のツノが取れて普通の子供に戻ったはずの鬼丸の頭に
またツノが生えてきて、これでまた鬼丸の遊びの才能を活かして
オモチャをどんどんパワーアップさせることができますね。

今後はオモチャを武器としてではなく、鬼丸の遊び心を活かした
おもしろくもヘンテコなおもちゃに変化させてほしいものだ。

作品全体として地味だったけど
鬼丸の遊び心が前面に出ていた元気のある作品。
小さい子向けのマンガとしてよくできていたと思う。

▼おサルのエース!:木村さとし
読み切り野球ギャグマンガ。
メジャーリーグで0勝200敗の伝説を残した男・猿野球児(さるのきゅうじ)の
少年時代を綴る。

・・・なんて前置きはどうでもよくなるくらいにしょーもないギャグが満載。
でも野球マンガにするよりも球児の家族をメインにした
ファミリーギャグマンガにしたほうがおもしろかったんじゃないか?
球児の両親はその姿だけでも十分に笑えるぞ。
かーちゃんデベソだし(笑)。


さーて、3号で早くも最終回になっちゃったマンガが出てきましたねー。
まだ早すぎる気もしますが、2ヶ月に1度の刊行ペースの雑誌だから
それを考慮すると連載期間が短くなってしまいがちなのは
仕方ないと言えば仕方ないのかも。
残った連載陣の長期連載を祈ります。

・・・といったところでまだまだ先が見えないコロコロイチバン!の
第4号をおったのしみにッ!

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2005年7月30日 土曜日


月刊コロコロコミック 2005年8月号
2005年7月15日発売
小学館 480円
今月号の表紙は折りたたみ式のパノラマバージョン。
新しい試みだが、それじゃあ折りたたまれた方の表紙が
店頭じゃ見えないじゃん。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
勝ちゃんと凶死郎が死闘を繰り広げている修行の対戦相手は
一見、松本しげのぶ風味付けのヘナチョコキャラだが
その実、自動学習機能を備え付けたデュエルマスター養成ロボット。
人の手によってレベルアッも可能な一筋縄ではいかないデュエルマシンだ。
こいつらを1000体も倒すことが容易ではないことは
2人の激戦を見ていればよく分かる。
感情を持ち合わせないロボット相手に限界を超えられるのか。
デュエルに明け暮れる日々はまだまだ続く。

勝ちゃんの父・勝利は不亞一族に呪いをかけられて体を蝕まれている状態に。
父や友を救うために勝ちゃんに課せられた使命は重いが
これによってまだまだテンションが落ちない熱い展開が期待できそう。
今月もおもしろい。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
宇宙人が地球を侵略しに襲来!
マナトが、ショーが地球を守るためデュエルで宇宙人と対決!!
地球の命運はマナトとショーにの腕にかかっている!!

・・・・・・でも、宇宙戦争(?)と呼ぶにはあまりに規模が小さいんで
特に危機感なんてものは感じませんでしたね。
ま、いつも通り宇宙人とおバカなノリでデュエルってなもんですよ。
宇宙人もかわいかったしな。

地球壊しちゃったけどまた遊びにきてくださいねっと。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
じーさん、天国にゴールインですか。
じーさんの今までの悪行を考えると
三途の川がゴールでもおかしくないはずなんだけど。

そして天国という名のゴールにふさわしいのはなんといっても孫。
彼は何度も天国にいってるはずだからね。多分。

▼ケシカスくん:村瀬範行
まあ、消しゴムもエンピツも折れてもまだまだ使える
不死身の文房具ということで。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
アンチョビとT−ボーンの対決は単なる余興だと思ったけど
アンチョビが結構やられてるので見応えはそれなりにあったな。
もっとも、それよりもピザの斜塔の前までたどり着いた
カラスミの動向が気になるけど。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
ついにドラーズの一軍がおでましかー。
二軍は影の努力で腕を磨いたバント作戦が冴え渡っていたのに
シロえもんには通用せず精神から叩き潰された感じだな。
もうちっと根性見せてほしかったけど5イニングまでよくやったといっておこうか。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
カップラーメンのナルトを最後に残しておくとは
みみっちいな〜。
そもそもカップラーメンなんぞに
最後までお楽しみに取っておきたい具なんてないだろう。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
本物のスイカを使ってビーチバレーをするティオですが
スイカ割りになっちゃってますね(笑)。

いずれにせよティオの行動は尋常じゃないですが。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
不滅の言うとおり、江夏のお父上は
思いっきりジャマですな。

こいつが息子に勝ち続けろなんて言ったりしなければ
江夏は純粋に野球を楽しむことができたんじゃないのか?
反省すべきは江夏の父親だったとはな。

父親の間違った試練によって曇ってしまった江夏の心を
スッキリと晴らした不滅がステキだ。

ちなみに奇跡占いクジの結果は「おいしい」の奇跡。
不滅は野球の次に食べることが好きみたいですね。
でも食べ過ぎにはホント、注意だよ!

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
ロックマンは闇の力に感化されやすいから
おとなしく治療を受けた方がいいんじゃないのか・・・?

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
ダーインとの対決はあっさり終わってしまった感もあるが
とりあえず第一部完。

最終決戦は、おてんこと合体して光のパワーを増幅させたジャンゴと、
闇の力をめいっぱい吸い込んだ闇の生物・ヨルムンガンドと合体した
ダーインとの光と闇の対決となった。

変身したダーインはいかにも悪魔めいた道化師のような姿で似合っていると思うが、
ジャンゴのほうは人間離れした姿がちょっと違和感あったかな。

エンディングもあっさりしたもので
ジャンゴはこれまでの父や兄との思い出にふけることなく
ごくフツーに太陽のある生活を楽しんでるご様子。
感慨深いエンディングは最終回までおあずけってことかな?
それに兄・サバタはどうなったの?

とにもかくにも次号、どんなリニューアルがなされるんでしょう?
いっそのこと新ボクらの太陽にも出てくると言われる
ガリガリ君を登場させるのもアリと思うんですが(←冗談)。
ま、期待しておきましょ。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
ビアスは自分一人では勝てないと判断するや否や
死神・アキュラスの体をのっとって攻撃力を高め、
さらに見えないバリアを張ってヤマトを閉じこめ、
ヤマトを一気に倒す作戦に出た!

ビアスはもうなりふりかまわない感じですね。
裏を返せばヤマトの底知れぬパワーに恐れをなしている。
ジャンクビーダーも大半は改心したし、
そのうち体を乗っ取られているアキュラスも
「お前のいいなりにはならん」と心の中でビアスに反抗して
拒否反応を起こさせるんじゃないでしょうか。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
カエデとかいう女の子ムシマスターは
おおせよしお氏が描く女性キャラにしては
かわいいほうなんでしょうか。


天樹の頂上にそびえ立つお城。
この中でザック含む挑戦者4組がいきなりバトルするのか。
それとも城の中を探検する形になるのか。

それともメッサーノが何かしでかすのかな?
相変わらず真意は分からんけど。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
ピポサルのサーカスよりもゲストアニマルのほうが
かわいくておもしろいですよね。
でもパンダがゲロしたり、オスライオンがたてがみを
ひげそりで剃ったりするのはイメージ幻滅かなあ。

▼かっとびレーサー!ダンガン狼:こしたてつひろ
シンジローのバルカンは山寺で見事復活。
・・・けど、ボディにパテをあんなにゴテゴテ塗ったんじゃ
それこそボディが痛んでしまうような気がしてならないんですが
それでも復活したんですか。そうですか。

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2005年7月26日 火曜日


コミックボンボン 2005年8月号
2005年7月15日発売
講談社 480円
▼ウェブレーサー爆人:細井雄二
元気なバクシードマンガ、ウェブレーサー爆人が
前々号、前号の前後編読み切りに続いて
今回はバクシードのメンテナンス編として特別読み切りでお送りします。

バクシードはアルカリ電池よりもオキシライド乾電池を使ったほうが
スピードが増すそうです。
まあ、アルカリ電池よりはパワーがあるから当然と言えば当然なんだけどね。

これからはミニ四駆のようなレーシングカーのホビーには
オキシライド乾電池がどんどん活躍することでしょう。
パワーも持続力もあるんだからかっとびマシンのエネルギー源としては
もってこいですね。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
ニセワリオのサーフィンしながら手術したり、
家を燃やして熱消毒したりの悪行は
もう一工夫すれば南国の自然を取り入れた
ナイスな治療法になると一瞬思った。
かなりムリがあるかしら。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
今月はいろいろとツッコミどころ満載だったんですけど、
一番気になったのはターパンが海水パンツをはいても
キンタマがはみ出てしまうということだ。
冷たい水に浸かればキンタマは縮み上がると思うので
はみでるなんてことは普通はありえないことなんだけどね〜。

どうしてもチンチン&キンタマを出すんだという
作者の意気込みが窺える。

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ
飛行機のシルエットと、エー加減に描かれた自由の女神が笑えた。
本当はもっと上手に描けるでしょ、御童センセ。

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
ボロボロくん親子は、たった1時間で海中に沈んだ家に
住むことができちゃうなんて順応早いね。
でもこれからもそこに住むつもりか?

いや、オレとしてはこれからも海中の家に住んでもらって
ボロボロくん親子の逞しさを見せつけて欲しいと思ってるけど。

あと、カキカキくんの「マップが変わったー!!」は笑っちゃいました。
砂浜のマップなんか描いてもそりゃ風のひとつも吹けば
砂浜の地形ぐらい変わるでしょうよ。

▼IDATEN翔:藤原としひろ
はい、新章スタートです。
Xゾーンに平和が戻り、翔が新しいXゾーンのリーダーとなった。
そして数々の激戦をくぐり抜けたフレイムカイザーも
弁当屋仕様のデリバリーチャリンコとして生まれ変わりました!

マウンテンバイクにトレーラーなんぞつけて見事なまでにアンマッチですが
人の役に立つのならフレイムカイザーも喜んでデリバリーチャリになりましょう。
早速、翔は200人分の弁当をトレーラーに積んで
弁当を待つXゾーン復興に携わる皆様の元へ。
しかしそこにまだ間違った自転車の使い方をしている落武者が
翔にバトルを挑む。

トレーラを引きずりながらフレイムカイザーを操る翔のテクニックは
Xゾーンの皇帝と呼ぶにふさわしい腕前。
しかし最後までお弁当は守りきって欲しかったと思うのが正直なところ。
詰めの甘さが窺える。

ま、新章の出だしとしてはおもしろかったけどね。

▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
今回はクッキンガーの料理よりも、たっつんの初恋物語よりも
おかもちくんたち男の友情が特に光ってたね。
たっつんもおかもちくんたちも一緒になって
不良に立ち向かっていくところが良い。
結果は惨敗でも心は晴れ晴れだ。
たっつんも初恋は実らなかったけど、
おかもちくんたち男の友情のおかげですぐに立ち直れそう。

▼恐竜世紀ダイナクロア:宇野比呂士
読み切り恐竜バトルマンガ。
主人公は恐竜大好き少年・樹(いつき)くん(11)。

樹くんは世界一の恐竜博物館・ダイナクロアに行くことができて大喜び。
しかし樹くんの父親たちの研究により、恐竜の化石の骨格に肉体を与え、
復活させることができる“ダイナキー”を持っていた外国人少年のシュナイダー(12)は
白亜紀最強最大の肉食恐竜・T−REX(ティーレックス)を甦らせ、
増えすぎた人間を始末しようと目論む。
そこで樹くんも父親からもらったダイナキーを使って
白亜紀最大の角竜・トリケラトプスを復活させ、
T−REXの暴走を阻止すべく恐竜バトルを繰り広げる。

現世に甦った恐竜同士の戦い。
恐竜は主人の命令通りに動くので
ムシキングの恐竜バージョンといったところでしょうか。

画は全体的に細く、キャラもなんとなく昔の少女マンガっぽくて
とっつきにくかったので最後まで読めるかと心配したけど、
恐竜バトルそのものはおもしろかったのでまあまあ良かったかな。

ただ、このマンガは恐竜バトルだけを重点に置いた方が良かったんじゃないかと思った。
つまり、シュナイダーがT−REXを使って悪事をはたらくという設定は
いらないってこと。

だってシュナイダーは樹くんとバトルする前に
罪もない人々をT−REXのエサにしてるじゃありませんか。
これをやってしまったら恐竜を復活させるなんてことは「子供の夢」ではなく、
「やってはいけない生命への冒涜」。
そのことを完全に無視してエンディングにプテラノドンのダイナキーを
作っちゃうのもいただけない。
それは恐竜が人を殺さないことで初めて生きるエンディングなのだ。

最強最大の肉食恐竜VS強固な体を持つ草食恐竜の壮絶なバトル。
主人公の樹くんが草食恐竜を操り強い者に立ち向かっていく勇気。
そして樹くんがどんな恐竜も愛する優しい心の少年であることなど、
好感が持てる点は随所にあったのに、
T−REXが人を喰ったというのが大きなマイナスポイント。
せめて物を破壊する程度にしてくれたらなあ〜。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
双子座の間の番人は、自分より美しいものを許さない弟が戦いの主導権を握る
双子の兄弟だった。
鏡の壁を使って相手を惑わす双子のコンビネーションは大したものだったが、
仲間割れして弟が兄を剣で突き刺した時点で勝負は決まったかな。
双子が片割れだけになってしまうと当然攻撃力も半減する良い見本ですな。

▼ゲゲゲの鬼太郎R 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
また人間界を制圧しようとするチンケな妖怪が・・・
なぜ妖怪たちはこうも人間界をのっとろうとするんでしょうねえ。
まあ今回は事なきを得ずに済んだけど、
鏡のバケモノごときじゃ人間界を支配する器じゃないよね。

▼怪盗スライクーパー:今木商事
ブタのFBI長官・ピギー・フーパーは
スライクーパーのチームワークを崩す作戦は
目の付け所がよかったんですけどね。
スライクーパー達があまりに非常識すぎた。

亀のベントレーが某亀型怪獣のように火を噴いて逃げるなんて
誰が予想するよ。

▼棋神伝バトルコマンダー:津島直人
なんと伊耶那(いざなみ)そのものも棋兵だったとは。
また驚かされる。
光剣達は棋兵を出さずに人間だけで決着をつけるつもりかな?

▼スパイダーマンJ:山中あきら
とりあえず、ビートルロードの魔の手から「昆虫王のムクロ」を奪い返すことが
スパイダーマンJの当面の目的ってことでいいのかしら。
部下のシャドウ・モスも近い将来スパイダーマンJと相まみえることになりそうだね。
姿からして不気味だ。

▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志

Oh Oh いえい〜♪
浜辺の
B地区感じちゃうのォ〜♪

だってだって
B地区なんですものォ〜♪

こんなアホなノリの曲が流れる中で行われる
強くて美しいダイヤが似合う女性を決める「ダイヤモンドウーマンレース」。
アホな男2人(快太と獣兵衛)が高みの見物で女性の戯れを眺める様が
微笑ましくておもしろい。

男女ともにおバカさんなことして読者を笑わせるという
このマンガの良いところが全面に出ている愉快なお話でした。


次月号は読み切りマンガが6作品も一挙に掲載予定。
・・・が、その中で特に異様な雰囲気を出しているのが
恋愛シュミレーションマンガの「Doする!?パラダイス」だ。

読者の大半が恋とは無縁の男の子であるだろうに
こんなマンガを掲載して良いのかといささか疑問が残る。

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2005年7月23日 土曜日


プレコミックブンブン 2005年8月号
2005年7月6日発売
ポプラ社 480円
▼スパナ:凪沢亮介
こうしてエスパー少女・ミノカちゃんとチカちゃんは
女の子エスパー同士、気持ちが通じ合える
大切なお友だちを手に入れましたとさ。
めでたしめでたし。

2人ともどこかぬけてるところがあるので、たまに超能力で暴走しそうだけど、
性格は悪くないし、自分が超能力者であることも隠してるので、
普段はどこにでもいるフツーの女の子として今後も活躍できそう。
イタズラ心が芽生えなければ。

▼ファントム:大斗改
記憶を引き出す装置にかけられたブラックホール。
それと同時に1年前にエイプと初めて出会った場面を回想。
ブラックホールはエイプに出会ったおかげで
ファントムも悪いヤツばかりじゃないよということが分かったんですね。
もしエイプと出会ってなかったらブラックホールも他のクリーナー同様、
ただファントムを否応なしに捕まえるだけの
冷酷な性格のクリーナーになっていたかもしれない。

ところで、ブラックホールのエイプを吸い込んでしまう技、
あれ今後の戦いの中で使えませんかね?
あ、でもその度にブラックホールが死ぬ思いをするんじゃ
使えないか・・・

▼銀河特命隊パキントキント:作/並木さとし・まんが/山上正月
お、イチロー、パキントを操縦できたじゃん。
早くも“何も考えないことを上回る能力”を朧気に感じ取ったか?

★ブンブン4コマバトル!!GAG−1グランプリ
ついに優勝者決定!
これでブンブン4コマバトルも終わりかと思いきや
また次月で別の漫画家4人による
新たなるGAG−1グランプリが!!
もしかしたらこれからもずっと続ける気か?

▼大仏刑事(デカ):大崎亮平
第1回(?)GAG−1グランプリの優勝作品はこのマンガに決定。
大仏刑事ならではのおとぼけギャグが読者にウケたんでしょうかね?
とにもかくにもおめでとうござんす。

さて、今回は4コマ枠を超え、一挙16ページの大長編!
読んでみると4コマの時よりは間違いなくおもしろくなってますね。
大仏刑事のとんでもなギャグがいかんなく発揮されてます。
ワルモノを大仏刑事の頭の中に入れてシェイクすれば
ワルモノが善人に生まれ変わるアホな能力は素直に笑えました。
その後大仏刑事の息子が悪に染まっちゃうのは困りものですが。

・・・ということで大仏だけに暴走しすぎない程度のギャグがしっかり効いており、
セーフティ範囲内で楽しめました。お子様が読んでも安心!
またのお越しをお待ちしています。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

イシシが捨てたアイスの棒を、鳥さんは巣の材料にするかと思ったら
なんとくちばしでくわえてそのままゴミ箱へ。
こんな鳥が実際にいたら人間として劣等感を抱かずにはいられないな。

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
ケッタのおかげでサッカー部に戻ったタケちゃんですが、ケッタとは息が合わず、
おまけにエース争いが元でケンカになってしまい、
なんとケッタはタケちゃんに急所蹴りまでかまして
新シリーズになっても読み切りの時に見せたケッタの必殺技は健在。

ケッタはサッカー以外は基本的にとんでもない悪ガキだな。
ケッタの蹴りをタケちゃんがとっさによけたからいいようなものの
もし当たってたら今度こそ簡単に仲直りなんてできずに廃部だぞ。

そんな折り、ケッタのいるサッカー部に新コーチ・森山誠志郎就任。
森山は元プロの選手で実力もあるらしいが
ケガのためにプロの選手に復帰できなかったことから
コーチになることに嫌悪感を抱いている。
果たしてコーチの心の奥に潜むわだかまりを解くことができるのか?
それはケッタとタケちゃんを仲直りさせて
お互いの能力を引き出すことができた時、
コーチのわだかまりも解けるのではないか?
そんな気がする。

▼タロットマスター:岩村俊哉
そういやザジタってタロットカードを常に正位置でしか出さないんだよなあ。
逆位置になった時の攻撃法もぜひ見てみたいものだけど
言うこと聞かなくなるんじゃムリだなあ。
他の種類のカードではそんな心配ないのか?

▼からどろ:大西俊輔
洋平くんの母ちゃんの家を発見したかと思ったら
そこは宿でただ母ちゃんが1日立ち寄っただけ。
しかもその宿は霊に取り憑かれていて
洋平一行は早速、霊退治のために足止め。

こうなると母ちゃんを見つけ出すまで長い時間がかかりそうだなあ。
これからもこんなイベントが度々発生するんじゃないだろうか?

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
のぼるくんにあんなかわいい弟がいたのか。
名前はひかるくん3さい。
ペットくんにとってひかるくんは天敵のようで
いいようにおもちゃにされてます。
とっても無邪気なものに弱いんでしょうかねペットくんは♪
すごく癒されるいいお話。

一方、お化け屋敷の話では山田家の男性陣は臆病すぎます。
まともなオバケなんていないじゃないか。
だいたいのぼるは普段からバケモノ紛いのペットくんを見てるクセに
暗闇の中のペットくんを見ただけで驚くなんてムチャクチャだ。

でもなんだか全体的にほのぼの。
きっとひかるくんがめいっぱい登場してるからだな。
そのおかげでペットくんのいたずらもかわいく見える。
今月は満足だ。ひかるくんのかわいらしさにNICE!

▼名探偵ズッコケ三人組:シナリオ/矢澤和重・まんが/新山たかし
いくら不発弾とはいえ、ダイナマイトに火を付けるなんて
自殺行為だぞハチベエ・・・

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
邪悪なパワーを集めて作った「操りの杖」とやらも
かのんちゃんたちには全く効果ナシ。
いつもと同じだ同じ。

そろそろジュリアの邪心を浄化する作戦に出てほしいものだ。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明

まるで地獄の底の亡者たちが泣いているようなどす黒い悲鳴・・・
どうかボクにとどめをさして・・・っていうようなうるんだ瞳・・・
なんで生まれてきちゃったんだろうって思わせるリアクション・・・


そういったことが・・・女の子はうれしいのです!
あなたのおしおきには・・・

愛がありませんッ!!

チョコ・パ姫の悪魔のようなおしおきに
愛があってたまるかッ!


結局チョコ・パ姫はカスタードくんに死の恐怖を味わわせて
苦しみもがく姿を見て楽しんでるだけじゃん。
つまり今まで通り。
カスタードくんとエクレアが、チョコ・パ姫の従者の座を賭けて繰り広げた死闘も
無用の争いだったと思うと惨めで悲すィ。

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
体育の先生、その姿でアサガオはかなりムリがあるだろう。
ひまわり以外のなにものでもない。

ガマーの、回転寿司で100円のいなりずし一皿だけたのんで
あとはガリとお茶を貪ってハラを満たす作戦は
赤貧なりにナイスなアイデアと思うけど、
実際それやったら店員からヒンシュク買うだろうな・・・

▼薫の拳:作/佐久間信・まんが/東タイラ
2月号で読み切りだった空手マンガが連載化。
主人公の立花薫(小4)くんは、幼稚園時代にガールフレンドの斎藤薫(小4)ちゃんが
「あたしかおクンのお嫁さんになったげる!」といった約束の言葉を信じて
日々空手道に励むとっても健気な空手マンガです。

前にも言ったけど、この絵柄で空手マンガはどうなのかと思ったけど
読み始めたら意外と読めてそこそこおもしろい。
絵柄に加えて主人公の薫くんもおとなしい性格なので
汗を飛び散らせながら豪快なバトルを展開するような
熱い格闘は望めそうにはないけれど、
逆にそのおかげでお子さま空手マンガらしさが全面に出てる気がする。

そう。当たり前のことだけど薫くんは手からビームも出さなけりゃ
天性の空手の才能を持っているわけでもないごく普通の少年。
そんな子に超人的な強さなんて不要なのだ。
あくまで少年空手の範囲内で薫くんの成長を描いた話にすれば
真っ当な少年空手マンガになりえるのではないか。
とりあえず次号以降もチェック。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
まじょ子は大人のパーティなんかに行って楽しかったか?
おばさま方の話は分かんないし酒はまずいしつまんなかっただろ。
最後に魔法界の俳優、マホ・リォン様に会えたことはラッキーだったけど。

見ているオイラからはまじょ子がそんなに楽しそうには思えなかったけど
本人にとっては大人の世界をほんの少し堪能できたから満足なのかな???

▼キュウマ:前田春信
ついに始まったプラチナバット杯決勝、
対戦相手はイナミ率いる忍者軍団。
負けたらキュウマは野球界から永久追放なのにもかかわらず
星ノ月の活き活きとした表情はどうでしょう。

それにひきかえ忍者軍団の覇気のない姿勢。やる気があるのか?
とりあえずこんなヤツらに負けるなキュウマ!って気持ちにはなるけれど
キュウマが野球仲間と楽しく野球することを良しとしないイナミの考えには
どうにも納得いかない。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
今回はデッサンについて。
つまり、キャラクターに顔の表情やポーズをつけて描いてみようってこと。
ポーズをつけるにはまず下描きからはじめなければならないんだけど
オレは今まで下描きしてからキャラを描いたことがありません。
ああ、だから同じようなポーズしか描けないのか。
まあいいや。オレのはあくまでマンガじゃなくてイラストだし。

でも漫画家をめざす人にとっては重要だから
横着しないでキャラのポーズの下描きをみっちり練習して
マスターしよう!


☆学校の怪談アニメビデオ上巻
ブンブンで連載されている“学校の怪談”のアニメビデオ。
VHSのビデオテープに収録。DVDじゃないのね(笑)。
まあ、冗談半分で見させて頂きました。

感想・・・ジンタくんのチンチンが見られなかったのが残念。

以上!!

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2005年7月20日 水曜日


小学六年生 2005年8月号
2005年7月2日発売
小学館 540円
今月は、夏休み遊び場ガイドということで、
動物園やら遊園地やら水族館やら地球博やら
エンターテインメントな場所をいろいろご紹介。
ありきたりではあるけれど、これだけ集めれば
他の学年誌の特集とは一味違うな、と思わせる。

▼トホホな犬 トホホな大冒険〜初めての海〜:あいみてつろう
いつも最後のほうでカラー2ページでお届けしている「トホホな犬」が
今回特別に掲載位置を上げて白黒大長編でお送りします。
首にタイヤを付けた非常識な犬が水を求めて川や海を大冒険します。

首にタイヤなんぞ付けて海の大冒険なんかできるんかいな・・・
と、思いきや実はこのタイヤのおかげで命が救われた場面もあり、
快適とまでは行かないけど結構安全に冒険できることを
トホホな犬自ら証明してくれました。
雷に打たれてもタイヤのおかげで全然平気なのはすごいです。
冒険の必需品だねっ。

▼まなつ.ラブログ.jp(まなつドットラブログドットjp):原作/神月春美・画/青木俊直
ネット恋愛マンガの後編。

・・・ってなことで涼平は夏麻(なつお)とは北海道にいた時の仲の良い友達同士で、
夏麻が生前続けていたブログを麻夏(まなつ)の思い出とともに
涼平が引き継いでいたというわけですね。

しかし涼平の、麻夏を思いやる気持ちはネット上だけでは完全に伝わらなくて
麻夏が涼平と直に会うことでお互いの気持ちが分かり合えたということなんですね。
ただの腕白かと思われていた涼平や夏麻も本当はイイヤツだったし、
ネットと恋愛&友情をうまいことバランス良くまとめた佳作でした。おもしろかったです。

▼夢への扉〜ドラえもん新声優・水田わさびの章〜
:原作/福田幸江・作画/鈴木小波

今年の春から新しいドラえもんの声優担当となった水田わさびさんが
三重県から上京して劇団員としてデビューした頃から声優になるまでの
ストーリーを簡潔にまとめたお話。

水田わさびといえば私の中では1997年に放送されていた
「はれときどきぶた」というアニメのおむすび山くん
の声をしていた人だというのを思い出しますが
それが本作品の中で描かれてなかったのがいささか不満。
水田わさびはドラえもんだけの声優さんじゃないのだ。

▼西原理恵子の人生一年生:西原理恵子

だから何なんだよ
 
ハラがふくれんのかよ

花を摘んできてくれた娘に対して
このような子供の気持ちを踏みにじる呟き。

きっとこれはサイバラセンセが
ただ単に金にならないことには興味がないだけなんでしょうね。
自分自身が庭の隅でハッポースチロールに植えられた
野ざらし状態の雑草みたいなもんだから(笑)。
そんな方が生け花やろうなんで所詮無理な話。

▼遭遇!たこちくび星人:あべさより
うーん、ドアのノブがたこちくび星人だったら
かなり驚くよな・・・

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
天太、専務が用意した酒席で酒を飲まなければならないピンチを
得意の工作を用いた仕掛けで回避。

それにしても飲むフリをして脇へ流し込んだお酒を
ブラジャー型のビニールに貯めておくアイデアは恐れ入るよなあ。
でもブラジャー型にする必要があったのか・・・?
爆笑できたからいいけど。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
ルカリオの腕のトゲはコンパスや日時計にも使えるので
山道では迷わなくていいね。

▼トホホな犬:あいみてつろう
タイヤの中にセミが入ってうるさいったらありゃしない。
でも入ってきたのがゴキブリじゃなくて良かったネ。

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2005年7月19日 火曜日 


剣豪伝ルーレットバトラー 3巻
前川たけし
講談社 ボンボンKC 409円
柳生一族の首領・柳生十兵衛の目的はデジタル剣を集めて
魔道の王を呼び起こし、この世を支配することだった!

・・・ってなわけで剣太郎含む6人のデジタル剣士達は
それぞれデジタル剣を進化させて柳生一族に立ち向かうべく
頼もしい存在となったわけですが、
柳生一族の方も想像以上に手強くて
飛島博士や一部のデジタル剣士も囚われの身になってしまい
苦戦を強いられてます。

しかし防戦一方ってわけではなく、剣太郎達も進化したデジタル剣と
空飛ぶ能力を駆使して下っ端相手に善戦してますよ。
あとは柳生十兵衛をどう料理するか。
まあ、こいつらなら大丈夫でしょう。
剣豪の魂が宿ったデジタル剣を持ってるからってこともあるけれど
選ばれし剣士達に迷いの色はないからね。

デジタル剣士は少年ばかりが全部で6人。
6人とも似たり寄ったりな性格ではなく、十人十色。
それぞれ使う技の違いもはっきりしている。
そんなヤツらがケンカしたり主張し合ったりせず、
みんなで協力して大きな敵に立ち向かう姿勢が
男の子ヒーローしてて読んでて心地いいのです。

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2005年7月18日 月曜日


小学五年生 2005年8月号
2005年7月2日発売
小学館 540円
7月22日に、犬をテーマにしたマンガだけを掲載した
“わんこコミックスペシャル”なる本が出るんだってさ。
わんこ・みっくすも載るらしいから買ってみようかいな。

▼ライオンは眠らない:六田登

16世紀のおフランスが舞台なのに現代の日本風ギャグがチラホラと。
誰がフルーツポンチとフルーツチンポを間違えるかっつーの。

それはともかく、物語の方はレオナルドメインで話が進行していて
まだサライ旅立ちの前段階だなって印象が強い。
レオナルドの身に何か起こった時、サライの本当の意味での旅立ちが
始まるような気がする。

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ
野々香ちゃんは、いざ彼氏ができてしまうと
相手の気持ちを完全無視して自分のペースで突っ走りすぎ。
彼氏役の葉山を喜ばせようとする気持ちも分からんでもないが
ちょっと調子に乗りすぎなんじゃない?

もともと頭の良いおぼっちゃまタイプの葉山と我が道を行くタイプの野々香ちゃんとじゃ
性格が違いすぎるんだから野々香ちゃんはもっと相手のことを考えなきゃ。

▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな
臨海学校の夜に男子と女子が入り乱れて寝るなんて
本当にあやかの通う小学校は自由奔放ですね。

▼ないしょのつぼみ:やぶうち優

ぼくの星の人はこういうとこの毛は退化しちゃって
生えてこないから・・・


と、つぼみちゃんの脇の下をじっくり見つめる縁。
前回の乳房もそうだけど、お前は「退化した」と言えば
なんでも女の体を調べられると思っているのか。
変なこと企んでるだろ。

▼ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし:姫川明
グフーは人間の悪い心にあこがれて魔人になったのか。
一体、どんな人間を見て悪しき心に興味を惹かれるようになったのだろう。

一方、リンクはようやく4つのエレメントを揃えて聖剣復活。
グフーに苦しめられてるピッコル族を救いながらの旅になるんだろうね。
とりあえずリンクの冒険譚としてはおもしろくなりそう。

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
氏家に惨敗したマサルは、山の中の寺小屋で修行の身。
・・・といっても将棋の修行ではなく
やらせてもらえるのは雑用ばかり。
おまけに山の中ではイノシシにまで襲われて
果たしてこれで棋力が上がるのか・・・?

それともイノシシは猪突突進だから
香車に似てるとか言わないよな?な?

▼文具天国:そにしけんじ
ノック式消しゴムの白田さん登場。
普段はおとなしい性格だが細長い消しゴムをニョキ〜ンと出せば
一気に性格は豹変、HBの黒田さんと性格がうりふたつになってしまう!

・・・ということで今度、黒田さんとの共演をお願いします。
多分「やわな消しゴムと一緒にするな!」と、黒田さんに叱咤されそうですが(笑)。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
まだまだダンス・ガンボのダンスな攻撃が続く。
今度は逆さまになって回転しながら強烈なアタックを放つ。

そんなことできてたまるかという問題点はともかく、
低い弾道から繰り出されるアタックが取れにくいのは敵ながら良い作戦。
キャッチが得意なたろうもボールが取れなかったし
なかなかやっかいな相手ですよこれは。

▼あさりちゃん:室山まゆみ

Q.スイスの山に住んでいる、ブサイクな女の子を主人公にした小説は?
A.あるブスの少女ハイジ

こんな時代遅れなナゾナゾをなんの躊躇もなく掲載する
作者の遊び心がステキ♪

※別冊付録

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電

ダルタニアンのケツを、アゴヒゲアザラシのタマちゃんと見間違えるとは
どういう目をしとんのじゃ。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこちゃんは業界人が集まるパーティに出席。
最初は驚きとまどったものの、自分らしさをアピールして好感度UP。
自分自身に対しても度胸がついてきたね。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
なんだかんだでシナモンはみんなと仲良くできましたとさ。
このなんだかんだってのが子供がいつの間にか友達になっちゃったって
感じが出ていて良い。

▼メイプル・メイド:山辺麻由
石火が水波を嫌っている理由はなぜ?
楓が水波に気があるのが分かっているからか?
つまり石火の嫉妬心?

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
いいんじゃないっすかねえ。
暑い季節に熱いクリーチャーってのも。

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2005年7月13日 水曜日


小学四年生 2005年8月号
2005年7月2日発売
小学館 540円
▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
今回は理科で太陽エネルギーがテーマとなっております。
太陽の光を利用した太陽電池は二酸化炭素を排出しない
クリーンなエネルギー源として注目されてますが、
太陽エネルギーも永遠のものではなく、
50億年後には太陽そのものが巨大化して
最後には燃えかすのようになって消滅してしまうとのこと。

私も前々からこのことは知っていたんですが、
その頃の人類ってどうなってるんでしょ。
科学が進歩してどこかの惑星に脱出するか、
人類そのものが進化して暑い環境にも対応できるようになっているか、
あるいはとっくに人類が滅んでしまうか。
たまにそんなことを考えてしまう。

50億年後に太陽が消滅するなんて
学年誌にしてはあまりにスケールがでかすぎて想像もつかないテーマですが、
たまにはこんな風に宇宙の歴史について考えてみるのもまた
おもしろいかも。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
またまたキャビティ(雲の王子)がシナモンたちにイタズラを仕掛けてきた。
魔法の虫メガネでシナモンとカプチーノは虫のように小さくされたけど、
彼らの勇気まで小さくすることはできなかった。

キャビティも生半可なイタズラじゃ
シナモンを凹ますことなんてできやしないってことですね。
さらなる修行をしてまたおいで。

▼学校では教わらないまんが人物伝 世界を変えた日本人たち:
原作/上山明博・作画/帯ひろ志

第3回目はブラウン管式テレビを発明した高柳健次郎氏の物語。

表紙に「落ちこぼれだった少年が・・・」と書いてあったけど、
落ちこぼれというよりは発明家とは全く無縁の少年っていう印象が強いな。
習字以外取り柄がなかったみたいだし。

そんな少年がわざわざレベルの高い学校に行って
ある先生から出題されたつるかめ算によって
バリバリの理数系少年へと変貌していくわけです。

すごいっすよね。少年時代、学生時代、青年と
同じ人物の物語なのにそれぞれ性格がまるで違う。
おじいさんや先生のふとしたきっかけで
落ちこぼれと思われていた少年が思わぬところで
躍進めざましい進化を遂げていく。
これって現在の教育方針にも通じるものがあるなあ。

落ちこぼれを落ちこぼれと済まさず、
1つぬきんでた才能を見いだしそれを伸ばすことが大切なんですね。
ブラウン管式テレビ発明云々よりも
今の子供達には誰もが未来的な才能を秘めている。
そんな風に感じてしまうお話。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
沙世子メインの読者イベントなのに
例によってななこちゃんの方が読者にバカ受け。

また沙世子は良からぬことを企んでるみたいですが、
ななこちゃんに意地悪するよりは、
自ら目立とうとして爆走しひどい目に遭いそうな気がする。
そして結局ななこちゃんと美咲ちゃんに助けてもらうと。
こんな感じに話が進行していきそうな。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
奇跡の配達人・じじいタクシー推参。
リヤカーで孫をひき殺す様は
奇跡の配達人というよりは、地獄の配達人と呼ぶのがふさわしい。

そう思うとなんだかじーさんが小鬼に見えるなあ。

☆ここから先は別冊付録

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
うーん、もっとダーク・ルキアのような
真っ黒姿になったポケモン達を見たかったんですがねえ。
特にルージュラがいなかったのが残念
・・・ってあいつはもともと体が黒いか(笑)。

▼キラキラロック:溝口涼子
オレはことりのホントの気持ちを歌詞にした歌よりも、
リョウジの作った歌詞の方が好きだな。

♪オレはどのネコにもにげられる
 あ〜せつないなんでだろ♪


思わず笑ってしまう明るくて良い歌詞じゃないか。
歌謡曲がのさばってるアニメの主題歌には
こんな楽しい曲も必要だ。

▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ
どんどんギャグ路線が色濃くなっていく。
本当にゆらゆら帝国との決戦が近づいているのかどうかも疑わしい。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
選手達が投げるアタックを台風に見立てて
本当にコート全体が沖縄と化してるみたい。

ここまでクイーン・ユタの醸し出す南国ペース嵌ってしまって
果たして堂児に打開策はあるのかな〜。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
やはりカクタスの正体は植物の化け物だった。
しかも考える力を持ち、動植物を自由にコントロールできる
手のつけようのない怪物。

カクタスの最終目的は、地球上の生物(せいぶつ)を全て奴隷とし、
自分と同じ知的植物が支配する世界を造り上げることだった。

早速カクタスによって奴隷になってしまったモグラがヴィーダに襲いかかる。
モグラVSヘルクレスオオカブト、
小型哺乳類と大型甲虫の2大決戦だ!

ヘルクレスオオカブトの大あごでモグラの首を締め付けるシーンはすごい・・・
本当に実際に戦わせたらどんな試合になるんだろうな。

まー、しかしカクタスもとんでもなくでかい悪事を企んでたんだな〜。
でも、現在カクタス以外の知的植物ってカクタスが生み出した3人の配下のみ。
これからもカクタスが力をつけていって知的植物をポンポン生み出す、
なんてことになったら大変だ。
まさか地球の未来がタンゴと甲虫たちの手にかかっているとはね。
なんとかがんばってほしいもの。

▼あさりちゃん:室山まゆみ

タミ矢でーす
あさ太郎でーす


浜野姉妹は子供とキャッチボールがしたかったパパのために
男の子に変装したのですが
キミたち普段から男子顔負けの暴れっぷりを見せているから
あまり変わんないんじゃないの。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 小三3月号 小四4月号 5月号 6月号 7月号
2005年7月11日 月曜日


小学三年生 2005年8月号
2005年7月2日発売
小学館 540円
▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
パラに心を奪われたアゲハチョウのマダムセラピーを救ったのは
カマじいでした。

でもカマじいがマダムセラピーを救い出す姿は
やっぱアゲハチョウを捕らえて食べようとしているカマキリの図だよな。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
麦畑が作ったミステリーサークルの迷路の中で
シナモン達は歩き疲れてクタクタ。
もうちょっと小さかったら遊ぶこともできただろうにね。

▼星のカービィ:さくま良子
カービィが肝試しのことを「きもだ飯」という名前の飯と勘違いするギャグはベタベタだけど
カービィの食いしん坊らしさが出ててちょっとだけかわいいなと思った。

それにしてもデデデ大王、臆病すぎ。
さすがに失禁は・・・

▼あさりちゃん:室山まゆみ
暑いのに、いつも体中毛に覆われていて
とってもかわいそうなうにょの毛をカットする話で盛り上がる浜野姉妹。
縞模様に水玉模様と想像を膨らせますが
どんなふうにカットしてもバリカンで地肌が見えるくらいカットしてしまうようでは
見た目もみずぼらしくなって動物虐待としかいいようがないっすね。

でも爆笑。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
「がまん大会」と「まんが大会」を間違えるなんて普通はありえないけど
このマンガらしいダジャレではある。
どっちも大会としてムリなことでもないし
まんが大会をオチに持ってきてまったりした締めくくりとしているのが良し。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
愛の看護師・ルージュラナースの愛のチューは
夏バテに効果があるどころか生気を吸い取られそうでイヤだ。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
麗奈お嬢様は泣くと・・・

大木を根っこごと引っこ抜いてしまうほどの
恐るべき怪力を発揮するのじゃー!!

わははははははは!!
そんな小学生女子が
いてたまるかーっ!!!

しかも麗奈のその怪力は8歳の時に
ペットのカメが死んでしまった悲しみを堪えるのがきっかけで
手に入れたんですと。

かなりムリのある設定

じゃあ、親が亡くなった時はどうなっちゃうんだよ(笑)。

だけど、今までも人間ワザとは思えない強敵が
このマンガにたくさん登場してたからな〜。
堂児自身もそうだし。
それを考慮するとお嬢様が泣くとゴリラみたいなパワーを発揮するって設定も
児童向けドッジマンガとしてはアリでしょう。

おもしろかったけど、麗奈が泣く時の顔の表情に変化が乏しかったのは
惜しいところだな。

☆ここから先は別冊付録。
SHO☆3コミックランドVol.5なのだ。


▼アイアンフェザー:小山愛子

今はいっしょに機械兵さんと戦ってる・・・、
仲間だよ!!


いいなあ。フライのこの言葉。
この発言が戦いの最中にもちぐはぐしていた
イルとボスの気持ちを1つにまとめてしまった。
おかげさんで大量の機械兵を相手に大勝利。

そしてやはりボスも七色のフェザーを持つ戦士ということで
フライ達と冒険することになりました。
フライ、イル、ボスと3人とも性格が全然違うけど、
フライが一番みんなをうまく引っ張っていける力があると思うよ。

次なる舞台は、イルの生まれ故郷でもあるアシャラ村。
今は海に沈んでおり、一体何が起こってしまったのか?
どうしてそんなことになっているのか。
そこでどんな冒険ドラマが待っているのか。
楽しみでしょうがないですよ。

▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二
空や翔矢がいるサッカーチーム名は“かもめ島FCシーガルズ”に決定。
そしてチーム名が決定してからのデビュー戦であり、かつ
全国大会予選第1回戦の対戦相手は、
ラグビーからサッカーに転向したラガーズFC。
なんでもサッカーが誰にでもできるくだらないスポーツだということを
証明するために結成したチームなのだそうだ。

・・・ということはコイツらは即席チームということで、
チームとして立ち上がったばかりのシーガルズのデビュー戦としては
うってつけの相手というわけですね。

初戦はロックフィルダーの翔矢が影の司令塔としての活躍があったおかげで
なんとか勝利を手にすることができた感じ。
翔矢以外の選手達は技術的にまだまだ未熟な点が目立つ。
つまり翔矢がロックフィルダーとしての任務を果たし
バラバラなチームをまとめあげたからこそ得られた勝利であり、
翔矢がいなかったら負け試合濃厚だった試合内容だった。
ゴールを決めた1点も、空と茂が同時に打ったボールが
不規則に動いたのが理由だったってのも運の要素が強く、
なんともすっきりしない。

翔矢はあくまで病気持ちなんだし、
彼に何かあった時のために空も
もっともっと技術的なレベルアップを望みたいものだ。

▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠
バルカン300を縦に10身合体させたら
確かにムカデに見えるわ。
さらに弱っちく見えるのが笑いを誘う。

▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき
今回はカブトムシの上手な採り方必勝法。
最近はムシキングブームでカブトムシが
とっても強いぞって印象があるけれど、
本当はたった1年しか生きられない儚い生き物。
それと同時に甘いワナに簡単にひっかかってしまう
結構マヌケな生き物でもあったりする。

本当の昆虫のおもしろさは実物をみてみないと分からないやね。
野生のカブトムシを取りに行く機会がない都会モンは
せめて今回のマンガを読んで野生のカブトムシを取った気分になりましょう。
なかなかおもしろいよ。

☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや
もういい加減、男も入れさせろ。

▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子
リリーちゃんは瑛人くんと浜辺でおデートしただけで、
魔法が少しだけできるようになるなんて
ちゃっかりしてらー♪

・・・ということで、瑛人くんとの甘いひとときが
彼女の魔力アップにつながることをしかと確認できた回。
この調子でどんどん2人を親密な仲にしてしまおう。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
メークってのは女を美しくもバケモノにも変えてしまうんですね〜。
やっぱギャル系のメイクは同じ女性から見てもコワイものなのかしら?
それとも作者がそんな男心を理解しているとか?

▼わんこ・みっくす:あべさより
タスケは戸田センパイのことをパパだと思いこんでらっしゃるようで。
そういや、戸田センパイの犬好きを見抜いてさとみちゃんと接近させたのも
タスケなんだよね。つまりキューピッド役。

タスケとこのまま一緒にいれば本当に戸田センパイがパパになって
さとみちゃんがママになるのも夢じゃないかもね。

まあクロワルさんにとっては小悪魔なのかもしれないけど(笑)。

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2005年7月6日 水曜日


小学二年生 2005年8月号
2005年7月2日発売
小学館 540円
▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
ルージュラはダーク・ルギアに息するヒマも与えないくらいの
強烈なキスをおみまい。
ダーク・ルギアの体が変色していく様が笑える。
まるで死にかかったカメレオンみたいだ。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
コクワガタのジャンボがジョーを突き飛ばしたことがきっかけで
このままじゃ納得がいかないジョーは
キングを含む誰が一番強い甲虫なのか3匹でバトルをすることを提案。
あまり気乗りしないキングだったが、それがうまい具合に
ニードルの連れてきたヒルトゥスヘラヅノカブトをやっつける結果となった。

3本の矢は3人で力を合わせれば折れるってことじゃないけれど
今回はキング達の圧勝。
逆にキング達に襲いかかってきたニードルが全く相手にされず、
「3匹で襲いかかるなんてひきょうだぞ」といって逃げるニードルの無様さに笑えた。

▼とんでも刑事ブタコップ:兎野みみ
ブタコップは間違えて子供の虫歯ではない健康な歯を抜いてしまって
もはや笑い事で済まされる問題ではなくなってきてるな。

それ以前に子供も歯が痛かったら素直に歯医者に行けと言いたいですな。

▼星のカービィ:さくま良子
海に眠るお宝を探しにきたデデデ大王が
まさか自らの手でお宝を壊すハメになろうとは・・・

大胆に壊れてしまったドラゴンの像が哀れだ。

▼超人だじゃれマン:じょうさゆり
ひゅう太くん、女の子にモテないんすか。
こんなにおもしろいキャラなのにねえ。
なんだったらオレが

あ、いえ、しかし自分の好きな女の子が
他のかっこいい男の子と遊んでるシーンを見届けながら
だじゃれマンとして海のパトロールをしなきゃならんのは
結構酷な話だよな。
がんばれ、ひゅう太。

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
雲の子がお菓子を食べたらお菓子の味がする涙を流す。
なんてファンタジックな話なんでしょ。
心温まっていいなあ。

▼あっちもこっちもたまごっち+まんが劇場:かがり淳子
まっかっかタウンに信号無用。
だって全部赤色しかないんだもん・・・って
それは危ないって。

▼TV☆おわらいキャラ図鑑:じょうさゆり
今回は、「もしもツアーズ」等でおなじみキャイ〜ンのおふたりさんが登場。
キャイ〜ンが提供するおもしろ旅行会社“キャイ〜ンツアーズ”は、
移動手段にはロープを使った電車ごっこ、
世界一周には地球儀を使ったりと
大変安上がりなツアーとなっております・・・ってサギだそりゃ。

ちなみにどーでもいい話ですが
オイラ、NOC 憲公は、顔がキャイ〜ンの天野によく似てると言われます。

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
ほほう、ネコは夜目が利くから真夜中に墓場で肝試しができないってか。
納得できるようなできないような。

▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電
水族館でアシカになったキャンチョメですが、
キャンチョメはアシカよりは
やっぱりアヒルのイメージが似合ってるよね。

▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
うわ、始まったよ。ステージの裏で繰り広げる
アイドルのメンツが懸かった女の子同士の戦いが。
嫌がらせをするアイドルのミクと、受けて立つラブとベリー。
もうこの3人の女の戦いは誰にも止められねー!!

ラブとベリーはもう本来の目的を忘れて
ミクと同等かそれ以上の目立ちッぷりで
バックダンサーとしての役割を果たしていない。
それどころか自分らだけでステージを楽しんで
ミクに嫌がらせ同然の行為をしている。
ミクの明るさ、かわいらしさを引き立てるつもりが
闇の心を引き立てることになっちゃあ、
そりゃあスカウトした人も失格の烙印を押すわな。

次号、ラブとベリー反省の時が来る。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃんはクロスワードパズルで
「ササを食べる動物」に対して「コアラ」と
堂々と書いたのがステキだ。

▼わんこ・みっくす:あべさより
わんこの頭には「プミココロン」と言われるツボがあって、
そこを刺激すると、犬の足の形をしたプミココロンなる幻影が見えるようになり、
そいつが人間の気持ちを表現してくれるのだ!

つまり、人間が犬のしっぽの動きで犬の気持ちを知るが如く、
わんこにも人間の気持ちを知る能力が備わっていたのだ!!

もし本当ならステキな話ですよね。
人間とわんこがお互いの気持ちを見ただけで通じ合えるわけですし。
夢のあるいいお話。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今回のテーマは、いろいろな絶叫マシンやジェットコースターの紹介と秘密。
なかなかおもしろいとこ突いてきましたね。

ちなみに地面に大きな穴を掘って地球の裏側まで貫通させて
人がそこから飛び降りると、両方の穴から地球の中心に向かって引力が働いているため、
穴の中で人は行ったり来たりを繰り返し、2度と穴から脱出できなくなるそうです。
世界で一番恐ろしいとフリーフォール言えよう。
まさに史上最強の天然絶叫マシンだ。

▼恐竜博2005探検コミック 恐竜は生きている!:
監修/冨田京一・まんが/もちつきかつみ

別冊付録読み切り。
竜太くん(小二)と案内役の小型恐竜・ティラノと一緒に
恐竜の進化と絶滅について探る。

恐竜は6500万年前に絶滅したけど、
ある進化を遂げたものだけが生き残った。
それが鳥類ってことなんだけど、
爬虫類の恐竜が鳥類に進化したってホントかなあ?
もしそうだとしたら竜太くんのいうように
鶏の卵=恐竜の卵、フライドチキン=恐竜の肉ってことになるよなあ。
そう思うと鳥類の肉を食うのも爬虫類の肉を食うのも同じ・・・
・・・とは思わないか(笑)。

まあでも変温動物が恒温動物に変化したことだけでも
劇的に進化したと思いますよ。
おかげで寒い冬も冬眠せずに済みますしね。

なかなかおもしろく読めました。
最後のティラノが鳥になって飛んでいくところがミソ。


今年も自然科学コミック・ワンダーフィギュアースが掲載されている。
2002年からこれで4回目。
それだけこのマンガは色あせずに今も楽しめる探検マンガなんだなあと
つくづく感心させられます。

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2005年7月5日 火曜日


小学一年生 2005年8月号
2005年7月1日発売
小学館 540円
▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
シナモン達は海の中も平気で潜れるんですねえ。
海の中にはピンク色のクラゲや、宝箱をすみかとしたタコなど、
思わず笑みがこぼれるメルヘンチックな世界が垣間見られて
心地エエですよ。

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一
ボス級のキャラ・アダーが登場。
大きな木の中に甲虫の改造工場を構え、
自分の思い通りに動く甲虫を生産しているとはとんでもねーヤツだな。
でも「守護者の証」の力が加わった、
ポポとムシキングの圧倒的な強さにあっけなく撃沈。

だが、アダーの悪事はまだ続きそう。
ふるさとの森が平和になるのはいつになるやら。

▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由
熱を吸収する大きなダイヤモンドを頭にかぶって
そのまま頭が火事にになりそうになってるお姫様が実にマヌケで笑える。

大体、バーベキューの燃料代わりになるくらいのダイヤモンドだから
そんなものを頭にかぶること自体とっても危険。
分かってるのかなあ、あのお姫様。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
水族館のシーサイドステージでラブとベリーは
イルカさんと踊って大成功をおさめたけど、
これは2人を背中に乗せてくれたイルカさんのおかげだよね。
まあ、イルカの背中に乗ることを怖がらず笑顔を振りまく
ラブとベリーの度胸のすごさも大したモンだけど。

▼わんこ・みっくす:あべさより

タスケのアザラシの恩返し
超カワイ〜♪

いえ、キャラクターだけじゃなくストーリーもひっくるめて。

ちょっと太ったアザラシくんが海の中の岩穴にはまって動けなくなってしまい、
タスケがアザラシくんをなんとか助けるようとするお話になってるんだけど、
逆に助けるはずのタスケが溺れてしまい、
それを見たアザラシくんがいつの間にか岩穴から抜け出してタスケ救出に成功、
そして岩穴から抜け出せたお礼に
タスケは真珠をもらってさとみちゃんにほめられるという
たった4ページの中にも困っている者を救おうとする正義感と、
そして困っている者を救い出すことができた達成感を
このマンガの雰囲気を損ねることなく表現している。
海の中を舞台としたファンタジックな背景と相まって
まるで絵本を読んでるような感覚で幼稚園前の幼児でも
充分楽しめる内容になってますね。
途中でタスケが溺れてしまうという不安を少しだけかき立てながらも
最後にはほのぼのとしたエンディングで締めくくるストーリー描写も見事。

また、ラストにアザラシくんがダイエットにいそしむ姿もかわいらしく、
わんこ・みっくすワールドを十分に堪能できた気がします。

このマンガ読んでるとなんか悪い心が浄化されてくみたいだ。
GOOD!NICE!

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
なんと、今度の悪のボスは魔人ガルドの力を受け継いだ
バットデーモンってヤツらしい。
・・・ということは、魔人ガルドはもうこの世に存在しないということか?

大体、どうやって魔人ガルドの力を受け継いだのかも謎なんだが。

▼星のカービィ:さくま良子
いつものことだけどカービィはみんなと体操もまともにできないんすかねぇ・・・
深呼吸でみんなを吹き飛ばしてどうすんのよ。

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
今回はくんぺいくん一家による愛・地球博の攻略法という
今までとは違った趣向でお届けしてます。
愛・地球博のイベントをいくつか紹介している。

それと同時に混雑が激しい行楽地での対策も書かれていて
おもしろくてためになるお話になってます。

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2005年7月4日 月曜日


別冊コロコロコミックSpecial 2005年8月号
2005年6月30日発売
小学館 440円
▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
バケモノグモのくせに“天(あま)の糸つむぎ”だなんて
似合わない名前なんかつけちゃってるけど、
その天の糸つむぎがカブト丸の強烈な投げ技を食らっても
不死身の如く立ち向かっていったのは
我が子を守るためだったのだ。

母が子を守る親子愛。
全ての生き物に共通するいいお話だったけど、
ザックの「バ〜カ、よく見てみろよ」的な発言が多かったのが
ちょっと気になった。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
あははは、おもしろいおもしろい。
今回のお話は作者の「子供の頃ハナクソを食ったことがある」
という実話に基づいて練られた作品なんですね。
つまり作者自身童心に返ったと。

きっとこのマンガ読んでるお子様方の中には
まだハナクソを食べている人もいることでしょう。
そんな時、今回のマンガをしっかり読めば
きっと恥ずかしくなってハナクソを食べるのをやめるかも・・・

もしそれでもハナクソ食い続けるようなヤツは

死ね!
死ね!
そして死ねっ!!


ちなみに表彰状の結果は“王者のイスに座るで賞”でした。
私は誰かを犠牲にしてまでトップを取りたいとは思ってないぞ。

▼ケシカスくん:村瀬範行
ケシカスくん、コンパスを相手にサッカーするもボロ負け。
コンパスは鉄の体と足にはめられた小エンピツをうまいこと利用した
ナイスプレーでした。

どうでもいいですけど、5HエンピツのセルジオH5が
一瞬、小泉純一郎に見えた。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
今回は3年前に勝ちゃんの父・切札勝利がNACと一緒に
世界中を旅して回ったデュエル武者修行の最終舞台・
スペインのワールドカップ・バトルアリーナの前夜に起きた
DMの証に関するエピソード。

ザキラはもうこの時からDMの証を狙うべく、
デュエルマスターを暗殺しようと企んだのだった。

デュエルマスター・ヤエサルは、
切札勝利が圧倒的な強さでザキラの配下を倒す完璧なデュエルを見て
彼こそDMの証を持つにふさわしいと認める。
その時のラストのザキラの殺意的な表情は・・・
今にもヤエサルに直接手をかけそうで恐ろしいぞ。
この後どうなるんだ?

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
おばけやしきにいたオバケたちは
本物なんでしょーか?
いや、ナオミちゃんじゃなくて。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
サトルは見事人間の力(?)を見せつけて孫悟空役に抜擢。
いいじゃんいいじゃん。
耳と鼻がないピポサルよりは
サトルの方が数倍孫悟空の恰好が似合うと思うぞ。
人間なんて元はサルなのさ。

▼オレたちミュウ探偵団:せいの奈々
読み切りポケモンゲームマンガ。
オモチャ屋店員・アツシ青年(21)が
9年前にライバルと幻のポケモン・ミューツーを
どちらが先にゲットするか競ったあの頃の熱いエピソードを綴る。

この作者さんは元気のある良い画を描きますね。
それだけにアツシとゴリ太の競い合いばかりが目立って
ポケモンマンガを読んでるって感じがあまりしなかったのが心残り。

今度はオリジナルのマンガを描かせてみてはどうですか?
ションベン飛ばし合戦でもいいですから。

▼オッス!ムシキングッス!!:小西紀行
かぶ太のダメダメぶりをモロに見せつけられた回。
自分より図体の小さいクワガタの子分になってしまって
いいとこひとつもなし。
なんだかな〜。

▼ゴジラ誕生 松井秀喜物語:山下東七郎
読み切り。
もはや説明不要のメジャーリーガー・松井秀喜選手の
少年時代から高校生時代を中心描かれた実録ストーリー。
今度小学館から発売される
「学習まんがスペシャル松井秀喜」というマンガに収録されている全5章のうち、
第1章だけを特別掲載したとのこと。
前から気になってた作画担当は前にも別コロでマンガを描いたことがある
山下東七郎氏。

第1章だけの割にはこれだけでも松井秀喜氏の少年時代からプロ入りするまでの
生い立ちをうまくまとめあげてて充分読める作品になってるんですけど、
2章以降は松井秀喜氏のプロ入りしてからの苦労話とか描かれてるのかな?
知りたければ学習まんがを買えってことで。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
引っ越しじゃなくても部屋を片づけてると
昔の物を発見したりしてついついそれに夢中になっちゃうよね。

▼スーパーマリオくん:沢田ユキオ
甲羅が取れたノコノコがブリーフはいてたのには
ちょっと笑った。

▼D・M激王伝ゲット:倉谷友也
ゲットはXギアレースで足のケガの痛みを押してまで
GETした優勝賞金なのに一銭も手に入れることなく
代わりにパワーアップアイテム、ファイアー・ブレードをGET。
己の体とパワーアップアイテムさえあればお金はいらないってか。
ゲットらしいや。

▼トイレの神様:黒葉潤一

オレは冒頭から
ウンコと普通に
会話するような
人間には・・・・・・


死んでもならねー!!

・・・などといいつつしっかりトイレの神様に付き合ってあげてる
けん太とトイレの神様はもはや名コンビ♪

トイレの神様の死んだフリもサイコー♪

▼史上最強天狗冒険物語 天までとどけ!:谷口あさみ
リューグウ祭の予選大会の目的は紙に書かれた謎の暗号を解くことだけど、
それでも強者達が力に物を言わせたバトルをしてるのがすごい。
まあ、頭使う競技はこのマンガには似合わないからな。
そのほうがおもしろくていいかもしれん。
謎の暗号も半ば強引だったし。

主催者のおと姫さまですがめっちゃ強いですね。
本当は男じゃないのかとか思えてきた。

▼信長と秀吉:ピョコタン
タイトルからして時代劇っぽいけど舞台は現代。
ただ単に秀吉という名前の小学4年生の少年と、
友達の信長という名前の少年が登場するマンガ。

2人が登校中に信長の服の糸がほどけているのを秀吉が発見、
そのほどけた糸1本が彼らの天下取りの始まりとなったのだった。

たかが1本の糸を辿ってるだけなのに
どんどん話がとんでもない方向に進んでいくな。
で、最後には猿回しで見事、天下を取ったみたいだけど、
秀吉は一生、あのカッコで過ごすつもりかね?

▼豪快野球坊 ベスボル:毛内浩靖
ベスボルは、マジシャンバトラー・マジックーニャと対戦。
マジックーニャは魔球や催眠術を駆使してベスボルを窮地に追いつめるも
自ら「どまん中」と声高らかに催眠術を解くようなことして
野球バトラーとしてもマジシャンとしても三流なのが
露わになってしまいました。

ま、所詮、背番号「5」しか取れない程度のヤツですから(笑)。

・・・ところで、ルーボが普段食べてるのは何かという謎は置き去り?

▼激闘!エグゼ兄弟 ロックメ〜ン:川野匠
熱太は毒ガス攻撃で、宇胃留守中学(ヘンな名前だな)の不良共を撃破。
ポイズン・アヌビスの効果に熱太のオナラ攻撃が加わって
威力が倍増したわけね。
なんにせよ、ミまで出なくて良かったネ。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作

「穴久保田不幸作」って、
このマンガの作者名をギャグにしたのは分かるけど
語呂ワルすぎじゃございませんか?

▼ロックマンゼロ:舵真秀斗
あのネージェとかいうジャーナリスト、
てっきりゼロの戦いの邪魔になるだけかと思ったら、
逆にネージェのおかげでゼロは命拾いをしたんだな。
勝利の女神ってほどでもないけど
敵のレプリロイドに恋をさせる魅力があるのは
大したもんっす。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 10月号 12月号 2月号 4月号 6月号
2005年7月1日 金曜日


サプリビンダーズ 3巻(完)
企画・原作:広井王子 寺沢大介
講談社 ボンボンKC 409円
終わってしまいました。
まだサプリキングが支配するサプリワールド7つのエリアのうち、
勇太は2つしか攻略していないのに。

まあ、ボンボンのホビーマンガは打ち切りというか
ブツ切りにしてしまうケースがよくあるからもう慣れてるけどさ。
だったら最初からエリアを少なくするとかすりゃいいのに。
せっかくファンタジーホビーマンガとして充分おもしろかっただけに残念。

でも「寺沢大介氏と言ったら料理マンガ」という
固定観念を覆すだけの作品ではありました。

サプリワールドを舞台としたビンダー同士の激しいバトル、
寺沢大介氏が描くかっこいい数々の敵キャラ造形、
児童マンガの主人公にふさわしい轟勇太の正義感と
寺沢大介氏もこんなマンガが描けるのかと
思わず見直してしまう良作でした。

あとがきの「このあとのストーリーを考えるのはキミだ!!!」
というのはムリとしても、また機会があったら
料理マンガ以外の作品を描いて欲しいものです。

・・・ところでサソリ頭の小娘・サソリーナって
正体なんだったんだっけ・・・?

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 1巻 2巻
2005年7月1日 金曜日