じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年12月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
NICE! は特に良かったと思う作品
コロコロイチバン!2006年5号 小学一年生2006年1月号 小学二年生2006年1月号
小学三年生2006年1月号 小学四年生2006年1月号 小学五年生2006年1月号
小学六年生2006年1月号 プレコミックブンブン2006年1月号 月刊コロコロコミック2006年1月号
コミックボンボン2006年1月号 総評



2005年12月度
総評
じゃりまんの部
やっぱりピックアップすべきは新生ボンボンでしょうか。
児童誌からの脱却を図っているとしか思えない誌面リニューアル。
とにかく児童マンガした作品が少なすぎるため、
雑誌そのものに若さ・精彩さ・遊び心が感じられない。
先月、やわ忍やクッキンガーがなくなってしまったマイナス要素がでかすぎて
今月号でそれが相殺しきれていない。

しかし、旧6作品と入れ替わりとなった新連載陣が、
思ったよりはおもしろく読めたのがせめてもの救い。
なんとか今あるマンガ連載陣でボンボンを盛り上げて欲しいところだが・・・

それにしても本当にボンボンが目指す雑誌の方向性とは一体何?

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2005年12月31日 土曜日


コミックボンボン 2006年1月号
2005年12月15日発売
講談社 480円
やわ忍やクッキンガーが打ち切られる悲しみから早1ヶ月。
コロコロに部数で大きく水をあけられ、
さらに後発のブンブンにも部数で抜かされ、
今後のボンボン存続が懸かっているかどうかは知らないが
リニューアルに向けた6作品もの容赦ない大量虐殺は、
読者の気持ちをまるで無視した暴挙に等しい行為。
多分、怒りと不安感を抱えたまま今月号を買った人も多いんじゃないかな。

しかし・・・B5サイズとでかくなったのはいいとして
その分印刷が汚くなっているのでどうにも新鮮味が感じられない。

・・・と、ファーストインプレッションは批判的な意見ばかりしか出てこないのだが
肝心のマンガ連載陣は果たして?

▼ゴンちゃん:田中政志
ボンボンリニューアル新連載第1弾。
講談社の青年誌・モーニングで不定期に連載されていた
恐竜マンガの新シリーズ。

このマンガの舞台である地球には、スミロドンなどの新生代の生き物たちが住んでおり、
地球は常に異星の侵略者から狙われ、
生き物たちは今もなお侵略者と戦う歴史が繰り返されていた。
そして地球防衛隊を名乗る新生代の生き物たちの中に混じって
小さいながらも逞しく生きる恐竜・ゴンちゃんは
スミロドンでもマンモスでもクマでも手に負えなかった地球侵略者を
本能のままに暴れただけで殲滅させる。
こうしてゴンちゃんは皆に称えられながら異星人から地球を守る
地球防衛隊第1号となったのだった。

人類が一切登場せずに(いや、ちょっとだけ登場してるか?)
大昔の動物達が獣人のごとく普通にしゃべり、地球を守るのだから
大昔版ジャングル大帝というべきなのか?
それと、動物たちが喋れて恐竜のゴンが無口なのは、
やはり恒温動物と変温動物の違いからくるものなんでしょうか?

―――なんてことはどうでもよく、青年誌からの移籍なんでどうなるかと思いきや、
壮大な異世界ファンタジーマンガとして思ったよりおもしろく読めたから良かった。
人類を出さずに大昔の動物達を登場させることで、
地球の生物(せいぶつ)もまるで宇宙人のように感じ取れて
純粋に宇宙戦争モノとしても読むことができる。

ゴンちゃんは異星人から地球を守るヒーローとして
動物達から期待されてるみたいだけど
コイツ自身、そんな意志は全くなく、赤ちゃんみたいな宇宙人みたいな、
何考えてるか分からない生物(せいぶつ)なので取り扱いはかなり難しそう。

それでもなぜだか動物達に温かく見守られてる感があるゴンちゃんですが、
そんなんでこれからも地球侵略を狙う異星人から地球を守ることができるのか?
とりあえずゴンちゃんの食う寝るバトルな予測不能な行動に期待しましょ。

▼おジャ魔神山田くん!!:ダイナミック太郎
ボンボンリニューアル新連載第2弾。
元は9月号の読み切り作品だったが、リニューアルに伴い、
新連載として再登場。

名前の割に、ついてないことばかり起こる不幸な少年・真鍋楽喜(まなべラッキー・9)くんが、
役立たずなランプの精・魔神山田に振り回される様子を堪能する
ショートギャグマンガ。2本立て。

相変わらずメカ沢くんの域内ではあるけれど、おもしろかったです。
プレステ3になりきった自転車とか、ウンコチンコとほざく女の子とか。

確かに猫耳娘がセリフの語尾に「ニャン」をつけて言うだけでは
キャラとしてはあまりにありきたりなので
魔神山田がアレンジした語尾に「ウンコチンコ」としてくれた方がオレとしては楽しい。
やっぱりかわいい女の子キャラが「ウンコチンコ」と言ってくれたら最高ですよね。
魔神山田もさりげなく読者の希望を叶えているじゃないか。感心感心。

割とあっさりしたギャグがウリのマンガ。

▼デルトラクエスト:原作/エミリー・ロッダ・漫画/にわのまこと
デルトラ王国を破滅に陥れた元凶・プランディンが死んでから
はや16年・・・・・・って、さらに16年も経ったのか!?

ジャードは、もう自分は年老いたからって息子のリーフに希望を託すとは。
気の遠くなるような地味なストーリーだなー。
その16年の間だって、影の大王は何もしていなかったわけではあるまいに。

23年間もデルの街は荒廃したままで、誰も冒険の旅にも出ず、
宝石を取り戻す機会を密かに待ち続けてるなんて
いやはや、ジャード達の辛抱強さを感じずにはいられないというか(汗)。

魔王退治も大変ね。

▼MONSTER SOUL:真島ヒロ
ボンボンリニューアル新連載第3弾。
こちらは集中連載のため、すぐに終わってしまう模様。

舞台は人間と魔物が一緒に住む世界エルブンランド。
お話の中心となるのは魔物のほうで
賞金首が懸かった魔物をかたっぱしから密猟する悪い人間どもから
魔狼(ディアウルフ)の種族であるS型魔物のアキが仲間を守るため
魂の姿(ソウルフォーム)に変身して戦いぬくといった感じの物語。

えー、私は実は真島ヒロ氏のマンガをまともに読むのが
この作品が初めてだったりします。
なぜなら、プルーの犬日記は私に合うタイプのマンガではないので
ほとんど読み飛ばし状態だし、
RAVEは初めて見た時の印象があまりにアレだったので
以降、読んでいません。

アレとはなんぞや?と言われてももうウンザリしている人が多いでしょうから
敢えて書きません。

本作品もそんな印象がチラホラ窺える内容でしたが、
ファンタジーものとしてはごく普通に読めてごく普通におもしろいと思いました。
エルブンランドでは人間と魔物が対立していて
人間が悪側に立っているようですが、いずれは両方仲良くなるとか、
どっちかがどっちかを滅ぼすといった展開になっていくんでしょうか。
とりあえず2話目以降も読んでみないと分かんないやね。
次号もチェック。

▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
おけつ山の割れ目は、
私にはどうやっても毛の生えたキンタマにしか見えない・・・(滝汗)

▼Do(どー)するパラダイス:玉越博幸
ボンボンリニューアル新連載第4弾は、
女の子に恋心を抱いてしまった思春期の男の子を視点にした
ラブアタックシミュレーションコミック。
男の子が女の子にアタックしてストーリーが進んでいくと、
時折のいくつかの選択肢に遭遇し、それぞれの行動を取った時の運命が描かれ、
失敗すればそこで終わり、成功すればさらにストーリーが進んでいくという
ゲーム的な要素も盛り込んでいる。
9月号にて読み切り掲載されていた作品。

んー、まあつまらなくはないんだけど、
主人公の男の子の年齢をさらに引き上げて中学生にしちゃうってのはどうなのよ?
中学生男子がこんなマンガ読んで楽しめるとでも思っているのかね?
やっぱこの手のマンガはボンボンでは場違いなような気がするんだよなあ。

しかしこの分だと、毎回違う男の子が登場してラブアタックに挑戦するお話になりそうだな。
確かに似たようなマンガが去年、小学館学年誌にあったけど、
あれは女の子視点だったし、果たして男の子視点の恋愛コミックを
男が読んでどう思うのか 。
でもとりあえず主人公の年齢だけは下げようよ。頼むから。
間違っても高校生なんか出さないよーに。

▼SDガンダム武者番長風雲録:原作/矢立肇・富野由悠季・一式まさと
ボンボンリニューアル新連載第5弾。
ガンダムが小学校に通ってます。
小学校なのに番長がいます。
・・・っていうかなぜオレがガンダムなんぞ読んでいるのでしょう?
小学校が舞台だけに読みやすかったのかな?

▼海の大陸NOA:じゅきあきら
読みきり2回目。
サンクルス島の1日ボスの権利を巡って、
島中のモンスター達が初笑いバトルを繰り広げる。
最後まで笑わなかった者が1日だけ島のボスになれるということだが・・・

えーっと。ごめん。つまんなかったです。
先月号に書いた理由に加え、モンスター達のやってることが訳分かんねーです。
ハイテンションギャグというよりは、
知ってる人だけが笑えるギャグを聞かされてるみたいで
読めば読むほど置いてけぼり感を感じてしまいどんどん興味が失せてしまいました。
簡単に言えば、単純なギャグが大好きなオレが求めるギャグが
このマンガにはないってことです。

かつてのボンボンの読者の間で評判が良かったマンガに
「王ドロボウJING(ジン)」ってのがあるんだけど、
オレには合わなかったマンガでした。
残念ながら「海の大陸NOA」もこの類に入ってしまうでしょう。
作品が良い悪いではなく、オレ自身のマンガの好みの問題なので
こればっかりはどうしようもありません。
「海の大陸NOA」のファンの方、申し訳ありません。

2月号も掲載するとのことなので、期待しない程度に読んではみる予定です。
やっぱなんだかんだ言っても舞台設定が捨てがたいのよね。

▼IDATEN翔:藤原としひろ
ドライブランチャーを使って力の限り自転車をこぎまくり
停電した病院に電気を供給し続ける翔くん。
あまりの無謀な挑戦に大爆笑。
こんな1人の子供に手術中の電気供給を託すなよ。

しかし普段のレースよりも今回のが一番命を張った走りだったな。
・・・ということで翔に必要なものは速さと勇気、そして
命を張った無謀なチャレンジ精神にけってー。


※ドクターマリオくんとへろへろくんのみ、これまで通りのサイズです。
印刷もきれいだ。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
マリオとクッパ親子が協力して、巨大な宇宙ウイルスの塊・インセキンから
キノコ王国を守ることができました!
敵キャラのクッパも結果としてキノコ王国を守るのに貢献したんだから
かっこよかったですよ。

ルイージも参加してれば良かったのに。

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
“かるたでへろへろ〜”がおもしろかったです。
ボロボロくんの、広告を利用して作ったカルタや、
へろへろくんの何気ないセリフが実は読み札になっているカルタは
実際にやってみたら白熱するかもな。

▼機械惑星ガラクタニア:立花未来王とダイナミックプロ
そうか。ヒヨコ共はノエルのファンだったのか。
それが良い方向へ発展してノエルを守るボディガードにでも
なってくれれば良いんだけどな。
でもいかんせん、おやびんがとってもコワイ女戦士なので
それは叶わぬ夢物語。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
そっかー、やっぱり5本目の伝説の杖は存在したんだな。
ジャックに白虎、クイーンに玄武、エースに青龍、ジョーカーに朱雀、
そして抜けているキングには四聖獣を束ねる麒麟(きりん)を象徴する杖。

この5本の伝説の杖が1つに集まった時、一体どんな奇蹟が発生するのか―――

レオンとの最終決戦を前に、プロフェッサーJOKERがかつてレオンと共に、
アキラのおじいさん・奇術天命の元で修行をしていた同門であったことや、
レオンが伝説の杖を手に入れるために奇術天命に近づいたことなど
次々にアキラにとって衝撃の事実が明らかになり、物語は一気に急展開。
しかしJOKERがなぜ怪盗をしていたのかとか、
杖を集める目的はなんだったのかとか不明な点もいくつか残されており、
このまますんなり決着がつくとも思えない。
冷酷非情なレオンを前にまだもう一波乱ありそうな気がするのだが・・・
例えばアキラが第2の変身形態を成し遂げる、とか。


さて、こうして新生ボンボン第1号ともなる今月号を読み終えたわけですが、
マンガに関しては普通に読めるレベルだったので
特に心配するほどのことでもなかったけど、
今回のリニューアルでますますボンボンが目指す雑誌の方向性が
分からなくなってきた。

Doするパラダイスなんて、
明らかに男児コミック雑誌に載せるようなマンガじゃないし、
これまで通りのサイズで掲載されていた
ドクターマリオくんとへろへろくんの2作品が無かったら、
「これ本当に児童誌なのか?」と思ってしまうほどの連載陣ばかりだ。

お子様向け雑誌としてはもうコロコロやブンブンに到底たちうちできないので
もしかしたら、「脱・児童誌宣言」みたいなこと考えてるかもしれないな。
ホラ、昔、ゲームのCMで「誰だってBOYを捨てる時が来る」なんてあったでしょ。
あんな感じで、読者年齢層を若干上げるためのリニューアルだと考えれば
今回の大幅な誌面の刷新も納得がいくかな。
―――――――――納得いくのか!?

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2005年12月27日 火曜日


月刊コロコロコミック 2006年1月号
2005年12月15日発売
小学館 500円
今月号には、応募者がデュエルマスターズのクリーチャーになれる
“カード化権”応募チケットや、
同じく応募者がでんぢゃらすじーさんに登場できる
“まんが登場権”応募チケットなど、
4種類のコロコロ夢チケットがついている。
しかしその夢を叶えられるのは、おのおのたったの1名。

どんなにお金を積まれても手に入れることが出来ない
この感動的な夢の企画、その権利を見事手に入れるのは誰だ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
校長先生のラーメン食いまくりダイエット大作戦がおもしろかった。
ダイエットなのになんで手と口の運動しなきゃいけないんだよ・・・
ツッコミを入れる孫の気持ちがよく分かります。

ただオチは・・・あんなんでいいのか?
次月にアレを引き続けていいのか?

▼ミラクルボール:ながとしやすなり
不滅の両親を交通事故に遭わせた犯人は未だ逃走中。
ひとたびその辛い過去を思い出すと、
クールな不滅に犯人を憎む気持ちがよみがえる。
誰だ、不滅にあんな手紙をよこしたのは。

武蔵丸第三野球部の存続がかかった大事な校内野球大会決勝戦で
不滅の心を揺らぐような姑息な作戦を考えたのは
まさか校長の差し金じゃないだろうな。

決勝戦が始まって、不滅は手紙のことが気になって
試合に集中できないまま進行していくが、
勝者の会のメンバーもまだ本領発揮していない様子。
不滅も悲しい過去ばかりにとらわれず、
いつものような豪快なプレーと
それによって巻き起こるとんでもない奇蹟を見せて欲しい。
もちろん栗男の未知なる実力にも期待。

▼爆球HIT!クラッシュビーダマン:倉谷友也
新連載ビーダマンマンガ。
主人公は玉賀必人(たまがひっと・11)。
必斗くんは研究に没頭してちっとも働かない父の代わりに、
遠くの物に狙いを定めることができる“超視力”と度胸を駆使して
無くしたものを見つける家業「見つけ屋」でお金を稼ぎ、
その日の生計を立てている。

必人くんは11歳の誕生日に父から10年の研究成果である
“マグナムイフリート”という圧倒的な力を持つクラッシュビーダマンを手に入れ、
最初は「これが10年の研究成果か」と半信半疑だった必人くんだったが
これを手にしたその瞬間、必人の熱い思いにマグナムイフリートも熱く反応し、
渾身の力を込めた必人の一発が、倉庫の壁を破壊し不良共を圧倒。
この時より破壊の化身・マグナムイフリートは
必人くんの手の中でその産声を上げたのだった。
玉賀必人、クラッシュビーダー覚醒の瞬間でありました―――

まるでバズーカーのような破壊力を持つビーダマンを手にした
お子様が主人公のホビーマンガですか。
他にも必人くんと同じくクラッシュビーダマンを持つ敵キャラが多数登場するようなので
ホビーと言うよりは、お子様に武器を持たせた
チビッコ銃撃バトルを展開する話になっていくのかな?

最初は、必人くんがカラスを捕まえるために
電柱のてっぺんからカラスめがけて飛びかかるという
命知らずの大胆な行動に驚かされたので、
ビーダマンは二の次に置いといて、
彼の並はずれた能力を用いた「見つけ屋」稼業の日々を楽しむ
マンガにしたほうがいいんじゃないかとも思ったんですが、
クラッシュビーダマンという名の武器を用いた子供同士の銃撃戦も
ビーダマンを使ったホビーマンガとしてはおもしろくなりそうなので、
次号、どうなるのか期待しておく。

▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ

ホワイトだっつってんだろ!!

違うッッッ!!
オレの知ってる白凰はこんな凶死郎とキャラがかぶるような性格の
持ち主じゃない!!
洗脳だか再教育だか知らないが早く元に戻せ!
ゲドーの外道野郎!!

こんなクソ生意気なガキみたいな性格は
白凰のキャラには全然合ってないんだよなあ。
別人じゃないのか?

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
無重力デッキでショーとマナトくんは宇宙へと旅立つ。
しかしショー達が乗る宇宙船に小惑星がぶつかって
すぐさま墜落して地球直行。
デュエルが宇宙へ飛び出す時代はまだまだ遠そうだな。

▼西遊記ヒーローGo空伝:小西紀行
新連載。西遊記の世界観をテーマにしたギャグマンガ。
来年早々、フジテレビで西遊記ドラマが始まるらしく、
それに合わせての連載開始らしいけれど
オレにとってはそんなことはどうでもよく
純粋に西遊記ギャグマンガとして楽しむことにする。

あまりに有名すぎる作品をテーマにしているだけあって
新鮮さはまるでないけれど、
小西紀行氏独特のギャグが悟空を始めとする
登場キャラクター達にピッタリはまっておもしろいです。

沙悟浄は頭のお皿を見せてくれなかったけどカッパなんだよね。
いつかはお皿を見せてほしいものだ。

▼ケシカスくん:村瀬範行
ケシカスジャンケンで野球拳をし続けていたらおもしろかったかもしれない。
もちろん男子同士の対決で。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
この世で最強の、たった1人のナビにしか宿らないという
伝説のプログラムを手にするために
ロックマンやブルースらが敵として闘うことに。

でもバトルの開始前、もしくは途中で
誰か強敵が邪魔しに入って、
結局、一致団結して闘わざるをえない状況になりそうな気がする。

▼推理の星くん:まんが/せいの奈々
連載2回目。
前回よりグッとおもしろくなってきてるね。
今回のように、殺人を一切絡めずに、
怪盗が仕掛けたトリックを星くんが暴いていったり、
星くんが直接怪盗と対決したりする話にしたほうが
このマンガには合っていると思う。

星くんが子供ながらにバカやりながらも
探偵の仕事はキチッとこなす彼の正義感にホレボレしちゃう。
この調子で次回もがんばってほしいものだ。

一方、兎野月子ちゃんはやっぱり星くんの付き人役になったのね。
どこまで本気だか分からない星くんに振り回されて、
注意したりどなったりして
もうすっかり星くんの付き人役が板に付いている感じ。
お子様名探偵コンビここに誕生ですな。
星くんもいいパートナーを手に入れましたね。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
ピポサル達の大なわとび大会で
イエローが跳んでいる中にピポサル達が入ってこれないのは
ただ単にイエローが太ってるからだけではないと思う。
中にはイエローのホモッ気を恐れている者もいるはずだ。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
なんと、ピザの斜塔は、世界を恐怖のどん底に陥れた
ビシソワーズ家の兄弟を封印するためのものだった!
ピザの斜塔が倒されたことでビシソワーズ家の兄弟達が
復活してしまいました!

・・・ということで、新章スタート。
今度のコロッケは、奪われたバン王を救い出すため、
ビシソワーズ兄弟を倒すのが当面の目的となる模様。
特に、ビシソワーズ兄弟の中でも、どっかのお子様マジシャンみたいな口調のスズキは
頭の“魔ジカルハット”に、過去に自分らを封じ込めたバン王を閉じこめ、
さらにめっぽう強い上にスズキーニャ♪と寒いギャグまでかます
なかなか腹の立つヤツです。

他のヤツらも個性派揃いの曲者集団といった風貌があり、
早くもコイツら相手に苦戦を強いられそうな予感。
コロッケの無邪気な態度が却ってイライラ感を募らせます。
もっと怒りを爆発させんかい!

しかしフォンド・ヴォーは、死んでしまったバーグをどうやって連れてくる気だ?
息子のコロッケで納得させるつもりか?

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
ピッチングマシンから生まれたボロ助くん、
いよいよドラーズとの試合でその実力をお目にかかる時が来たかと思いきや
コインを入れないと動かない上に、ピョコえもんとクラッシュしてバラバラに。
しかもレツが修理の際、ピョコえもんの体の一部をボロ助に運用したようだ。

ボロえもんはまだクロえもんに対する勝ちへの執念が薄いように感じられるな。
今のところ所詮ピッチングマシンかと言わざるを得ない状況。
しかしボロ助の本領発揮はまだまだこれからなのか?

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
福引きの1等賞の賞品が、バカでかいティッシュという発想がステキ。
・・・ということはこの福引きは1等から全て賞品がティッシュしかないってことじゃん。

▼マスカレード:板垣雅也
マスカレード行きのバスが100台集結してそのままマスカーレースへ突入。
強引だけど暴走機関車のような後戻りのない展開が
このマンガの雰囲気にマッチしてます。
どんどんページをめくってしまう勢いがありますな。

しかし、ラビットマスクの能力、「大注耳(アテンションプリーズ)」は
ウサギの習性が活かされたウサギらしい能力と言えるけど、
ウルフマスクの、水分を瞬時につららに変える「氷の牙」って何?
パンダマスクの、どんなところからでも竹を生やすことができる「竹踊り」って何?

オオカミやパンダから連想するイメージが
そのままアニマルマスクの能力に活かされるのってアリ?

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
ジャンゴは、自分の生まれ故郷で伯爵とバトルすることになるのか・・・
伯爵がチビ助の時の姿に戻ってくれるといいんですが。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
ピッピが風邪の菌をもらうつもりが、
にんにくのニオイをゲットして気絶するギャグは笑った。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
今度こそ本当のムシキング伝説を求めてザックとカブト丸は、
ムナコブクワガタのチャン・Gの言われるがままに
カブト丸の故郷・ヒノデ村へ。

ところで、ムナコブクワガタのムシマスターのイーアルがとってもかわいいので
今後もたびたびザック達の助っ人として登場して欲しいんですけど。
でもまだ赤ちゃんだからそりゃあムリか(笑)。


そういえば川野匠氏によるアフロ4コマが掲載されていたな。
来月からマンガ連載が始まるって書いてあったけど
どんなマンガになるの???

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2005年12月24日 土曜日


プレコミックブンブン 2006年1月号
2005年12月6日発売
ポプラ社 480円
▼まかせてペットくん:そにしけんじ
えー、なんといいましょうか、
ペットくん達のダジャレ大会はあのままダジャレだけで終わってたら
どうしようかと思いましたが(大汗)、ビニールちゃんが出てきた辺りから
そのパターンが崩れて助かった。
さすがに低レベルな分かりやすいダジャレを連発されるとシラける
話が単調になりやすいですからね。

ところで無限増殖するネットンくんはリサイクルと何か関係があるのか・・・?

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
おかしの国でお菓子が食べ放題だなんて夢のような話ですが、
おかしの国の住人がキャロットケーキの材料にニンジンと間違えて
にんげんを使おうとする勘違いには、たまげました。
人間ケーキって、そんなものお菓子の国で作ったら
血がストロベリーソースみたいな感じになって恐ろしいぞ・・・

▼大仏刑事:大崎亮平
連載2回目。
早くも大仏刑事の非常識な行動に拍車がかかりましたね。
風邪を引いて熱を出している人に「大成仏ですか?」と声をかけるなんて
とんでもない大仏だ。縁起でもない。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

逃走中、我慢できずに一気にトイレに駆け込むゾロリ達。
その間待ってあげるおまわりさんのやさしさが伝わるなあ。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
チョコ・パ姫は本当にスパイス王国にさらわれたみたいですけど、
王様をはじめとする肝心の救出部隊がバカばっかり。
王様も気が触れてしまって姫を奪われた悲しみよりも、
カスタードくんたちの尻の穴にウナギを突っ込んで
いびることに情熱を注いでるからな〜。

チョコ・パ姫がいなくてもカスタードくんには苦しみが常につきまとうのか。
そういえば救出部隊もそんなヤツらばかりだな・・・
特にヨーグルト司祭は相当チョコ・パ姫のことを恨んでるみたいだし
救出部隊に選ばれたのが不思議なくらいだ。
本気で救い出す気があるのか?

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
ケッタのデビュー戦はめでたく勝利で飾ることができました!
・・・といっても聞き分けがよいタケちゃんのアシストのおかげですけどね。

得点源の要(かなめ)2人が犬猿の仲ってのもおもしろいよなあ。
それでいて試合ではちゃんと息合わせてるし。
なんとも不思議な関係で結ばれてますケッタとタケちゃんは。

・・・で、次なるケッタのチームの試合相手は、前の読みきりの時
ケッタが中学生チームに急所蹴りをかましたことのある柏レイソル。
今回はその小学生チームと戦うことになるのだが、
タケちゃんも柏レイソルの小学生チームとなんら関わりがあるようなので
ただ苦戦するだけの試合内容にはならなさそう。
またケッタやタケちゃんに試練がおとずれるんじゃなかろうか。

▼ファントム:大斗改
ブラックホールとチトが移動屋台でおいしいものを食べた時の
顔の表情がものすごかったですねー。
エイプに至っては敵キャラのワナで凶暴化までしちゃって
とにかくインパクトだけは強かったな。

▼UMAウォッチャー勇魔団!:にわのまこと
読み切り。
主人公・神田マサキ(小4)はUMA(ユーマ・未確認動物)に
入れ込んでいる小学生。
マサキは未知の生物(せいぶつ)と遭遇するために結成した
UMAウォッチャー「勇魔団」の団長で、
ある日、月一会議で、「Uマスター」の松戸博士や仲間達と一緒に
UMAを探索しに出かけたら川辺でカッパを発見・・・
と思ったらなんとカッパ型の宇宙人だった!

カッパの名前は「田助(でんすけ)・カッパーフィールド」で
外見上は昔風の縞模様の水着を着たカッパ。
聞けばUFOが壊れて故郷の星に帰れなくなり、
修理してもらうためにマサキ達を電波で呼んだのだとか。

おもしろかったです。田助のアホッぷりがなんとも憎めなくて楽しい。
マサキと田助のくだらないやりとりの中にも
マサキが優しい心を見せて田助はそれを受け止めて
お互い違う星の生物(せいぶつ)のカベを越えた
ちょっとした友情が芽生えたりしてそこがまた良かった。

でも、全体的にはUMAをテーマにしたマンガとは思えなかったかな。
前半は奇妙なUMAに興味を持つ子供達を集め、そこに博士を加えた
ご近所探検隊な雰囲気を漂わせておきながら、
後半は田助が登場してからは内容がガラリと変わってギャグマンガ路線へ。
UMAといっても田助は宇宙人だったし、珍獣には変わりないけど、
ちょっとUMAとはイメージが違うように思えた。

ならばいっそUMAなど関係なく、最初からカッパの宇宙人と(またはカッパと)
バカなコントを繰り広げるギャグマンガにしたら良かったんじゃないか?
田助は魅力あるおもしろいキャラクターなので、
UMA抜きでもギャグマンガとして十分通用すると思います。

▼からどろ:大西俊輔
洋介は霊体に直にさわれる力を持っていて
それを利用して生身の体から魂を抜き取ることができる能力を引き出した。
なんだか死神みたいな能力ですね。

確かにセンパイを救うのには有効な能力ではあるけれど
そのためにはゼロに思いっきり近寄らなければならず、
接近戦にでもなったら洋介に大きく不利だ。

ゼロもいよいよ悪魔を呼び出し、最終段階に入っている様子。
洋平の魂を抜き取る能力を持ってしても総合的にみて
洋平達が戦力不足なのは目に見えてる。
でももし、いまやゼロの側近となっているからどろに心の変化が現れれば
センパイを救い出すことが可能かもしれないが、
うーーーん・・・

★ブンブン4コマバトル!!GAG−1グランプリ
第3回GAG−1グランプリ、決勝戦に残ったのは
順当にワッチーと徳川家康。
果たして、優勝するのはどっちだ!?

▼サイボーグ犬ワッチー:高田ミレイ
ワッチーが小さいナリでとぼけた動作や
パワー溢れる行動をとったりするのはおもしろいけど、
巨大化したとたん、手がつけられなくなってしまってなんだかなーという感じ。
ライバルのヨコドリ1号はデザインからしてダメすぎ。

▼バクレツじいちゃん徳川家康:栗木広和
今回も安定したおもしろさ。
ほのぼのアリ、ちょっと辛口な話アリ、ちょっと暴走した話アリの
なんでもオールマイティな4コマ。
パワフルなおじいちゃんと、そんなおじいちゃんが大好きなケンタくんの
コンビがナイスですー。
これは、じいちゃんと孫のちょっとハメを外した2人の行動を
眺めて楽しむマンガですね。
児童誌だけじゃなくて青年4コマ誌にも合いそうだ。GOOD。


・・・で、個人的な意見ですが、ワッチーもヨコドリ1号が登場するまでは
徳川家康とどっこいどっこいのおもしろさなのですが
いかんせんその後がいただけなかった。
全体的に見たらやはりオレは徳川家康に軍配を上げます。

▼タロットマスター:岩村俊哉
勇介の持つマジックのタロットカードは
なかなか優秀な精霊じゃないですか。
今までマジックのナビがしょーもないダジャレばっかり言うから
使えない精霊ばかり想像してましたよ。

でも実際はザジタの持つタロとそう変わりない精霊を呼び出すことできるので、
勇介は早速精霊を召還して魔法学校でお友達を作っています。
かっこいいですね。

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
貧乏神のヘソから取り出した5円玉クサソー!!
でも恵まれないガマーに5円もの大金をお年玉としてあげちゃう
貧乏神のやさしさが身にしみるね。

▼トツゲキ!体験おけいこ道:滝沢のぼる
今回は太神楽(だいかぐら)教室です。
太神楽とは江戸時代の大道芸で、唐傘の上に毬(まり)を乗せてクルクル回したり、
太鼓のバチでお手玉をしたりする、おめでたい芸のことです。

これは日本の伝統的な芸なので、
実際に太神楽のおけいこ教室があっても不思議ではないですね。
生徒達の中にはテレビに出たことがある子もいるんだとか。
楽しく伝統芸が学べてテレビにも出演できてこれは良さそうだなあ。
おけいこだけじゃなくて、小学校でも授業の一環として取り入れてみてはどうだね?

▼スパナ:凪沢亮介
カズマは雪女と結託して姉貴を驚かそうとしても、
逆に姉貴の偉大さを知ることになるのか。
やっぱカズマが心身ともに姉を超える強さを手に入れないとダメなんだなあ。
がんばれ。

▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
シャープは最後の大勝負に出たな。
かのんはシャープの猛攻撃に耐えながらも笑顔でステージで歌いきったが
精神的にボロボロ。
シャープも禁断の魔法を使っているため自分自身の命を削ってしまっている。

表沙汰にはならないものの、水面下で女同士の激しいバトルが
歌を通して繰り広げられてる。

もはや視聴者そっちのけ。
妖精界の未来のために歌いきっている感じだ。

▼桃犬郎:タチバナユウキ
2005年秋期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品。
タイトルは「ももいぬろう」と読みます。
桃太郎やこぶとりじいさんなどの日本昔話の登場キャラを
ごちゃまぜにしたギャグマンガで、
桃太郎に憧れるワルな犬や、ちょっと弱虫だけど元気いっぱいの鬼クンや
金太郎の服を着た桃太郎などが登場する。

まあまあ良かったかな。
有名な昔話の登場キャラが数人登場しているのにもかかわらず、
昔話を読んでる感覚があまりない。
これはおそらく昔話のキャラを作者なりに好き勝手にアレンジして活躍させて
オリジナルのギャグマンガとしてキチッと成立してるからなのでしょう。
昔話としては邪道だけどギャグマンガとしては正道だ。

オレしてはとっても健気な鬼クンがお気に入りです。
一見ツキがなさそうに見えても実は意外と強運の持ち主なんですよ鬼クンって(笑)。

それと犬が鬼クンをだまそうとしてヒーローになろうとしても
逆にひどい目にあって最後には星座になっちゃって
「正義は勝つ!」で締めくくるエンディングもステキです。

▼薫の拳:作/佐久間信・まんが/東タイラ
えー、最終回ですよ。
結局、薫クンは勝てなかったのねえ。
でももし薫クンの左腕にケガがなかったら、
若しくは残り時間がもう少し長かったら―――ということで
薫ちゃんは薫クンの実力を認め、
また一緒におしゃべりすることを許可してくれましたとさ。
めでたしめでたし。

ま、しかしこの絵柄でよく空手マンガに挑戦したものだ。
子供キャラとはいえ、格闘マンガにはかなり不向きな絵柄。
でも最初から最後までちゃんと読める空手マンガに仕上がっていたのは大したもの。
それだけは褒めるべき点。

だが、いかんせん男の子キャラの薫クンがあまりにヘタレ過ぎなので
あまり熱くなれない空手マンガになってしまったなー。
それともこれ、女の子向けの空手マンガなのか?
いずれにせよ、せめて薫ちゃんの弟クンくらいの元気があっても
良かったんじゃないかな、と思いました。
以上。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
ストーリーマンガを描く前にまず4コママンガを描いて腕を磨こう!
ということで、今回は4コママンガ向けの登場キャラクターの作り方から伝授。
自分が考えて描いた主人公キャラに性格を持たせ、息吹を与えるのだ!
そして主人公キャラに関わる脇役たちも自分で決めて設定していく。

うーん、難しそうだなあ、キャラ設定って。
でも自分でキャラを好きなように考えるのってきっと楽しいと思う。
オレもお子様時代には自作の4コママンガを描いていた時期があって
主人公キャラを描くのが好きだった。
ノートや教科書に落書きしまくった記憶がある。
それくらいキャラを描くことは楽しいことなのだ。
さー、みんなもレッツトライ!


次号よりいよいよ津島っくす氏の「アキラのうどんはサヌキもり!!」が
短期集中連載で登場いたします。
つまらない日々を送っているアキラくんの前に、
うどん王国のサヌキが現れたその日から
アキラにつまらない思いはさせません!
アキラを元気にするためのサヌキの活躍に期待。

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2005年12月20日 火曜日


小学六年生 2006年1月号
2005年12月1日発売
小学館 540円
今月は小学6年生が選ぶなんでもベストランキング。
もうすぐ中学生になる小6諸君にとっては
今年1年を振り返る意味でも、
興味深い特集になってるのではないでしょうか。

ちなみに小学6年生がコンビニでよく買う物は
1位がお菓子で2位がおにぎりなんだってさ。
小学生がコンビニでおにぎりをね〜。
おにぎりもお菓子感覚で食べちゃうのかしら。

▼トホホな犬〜初めてのクリスマス〜:あいみてつろう
もうすぐ戌(いぬ)年ということで
本編とは別に、トホホな犬のクリスマスミニ長編が特別掲載。

トホホな犬やハンガー三兄弟などの奇妙な犬達が
クリスマスツリーと高さで張り合うという
無意味ながらもこのマンガらしいほのぼのとしたストーリーとなっております。

最後はトホホな犬達奇妙な犬4匹が自ら合体して
とてもクリスマスツリーとは呼べないポンコツなタワーを作っちゃいましたが
みんなが協力して自分の体を駆使して
1つのトーテムポールツリーを完成させたのは立派です。

一匹一匹がタイヤやハンガーを三角にしてもクリスマスツリーには
太刀打ちできませんものね。
これからもトホホな犬たちみんなで仲良く助け合いましょう。

▼夢への扉〜プロボクサー 亀田興毅の章〜
:取材・原案/原功・作画/鈴木小波

今回は浪花のプロボクサー・亀田興毅(かめだこうき)の物語。
亀田興毅氏は4才の頃から空手を習っているものの、
まるで女の子のような容姿で、内気ないじめられっ子であったが、
小学一年生になったある日、父親にケンカしろとけしかけられて
いじめっ子を殴ったその瞬間から格闘の才能を目覚めさせたそうです。
人を殴って相手を泣かせたのを目の当たりにして自分の力を確認する瞬間って
さぞ気持ちいいだろうなー。

世のいじめられっ子達も、たまにはいつも自分をいじめている子に反撃して殴りかかれば
そのうちの何パーセントかは自分のほうが強いことを確認できるんじゃないかしら。
―――なんて。

ちなみに亀田興毅氏は出身地は大阪なのに納豆が好きなのだそうです。
関西=納豆嫌いの図式は亀田家では通用しません。
おもしろいですね。

▼宇宙教師(ティーチャー)ボンバー!:唯洋一郎
凡場先生が彼女に告白するために育てたアゲハチョウが
寄生バチにやられてしまったのには笑った。

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
今月で最終回。
株の動向などまったく分からん天太は
最後は女装して遊び心をフル回転させて、
500円しかない資産を3億円にして一気に逆転。
株式シミュレーションゲームでパワードG社の社長に打ち勝ち、
見事、楽天堂を救いましたとさ。めでたしめでたし―――

あ・・・あれ?このマンガって楽天堂がパワードG社に乗っ取られる危機を
小学生社長の天太が救世主となって救う話だったっけか?
まあいいか。

最後は完全に株式バトルマンガになっちまって
株式に興味のない読者ほったらかしな展開になってしまわないかと心配したのですが、
天太が女装してからは「夢を買う」という根拠のない作戦から
怒濤の逆転劇を見せてくれたので内心ホッとした。

そういえば今までも天太が女装することで
大人顔負けのアイデアを生みだし、数々のピンチを乗り越えてきたんだよなあ。
今回も株式なんて訳の分からない世界を女装で乗り切りましたからね。

最後には株と会社経営を無理矢理結びつけた感が否めませんが、
会社経営は己1人だけでなく、社長、社員、顧客の夢があって
成り立つのだということが分かって今度こそめでたしめでたし。

▼遭遇!たこちくび星人:あべさより
たこちくび星人にオスメスの区別があるんだな・・・

▼トホホな犬:あいみてつろう
そうか。トホホな犬は子供からは「タイヤ」と呼ばれているのか。
他の犬は何て呼ばれるんだろうね。

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2005年12月19日 月曜日


小学五年生 2006年1月号
2005年12月1日発売
小学館 540円
▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
縁は自分の星に帰る時、みんなの記憶から自分の存在を消してしまうつもりらしい。
なんて自分の都合のいいように話を持って行くんだこの男。
さんざん地球人の生体を調べ上げておいてそりゃあないだろう。

せめて帰り際には自分の正体をキッチリ明かすべきだ。
そうだろう?

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ
今月から3ヶ月に渡って、友達思いのO型女・新菜(にいな)ちゃんの
ラブラブ大作戦を見ていきます。
A型、B型、AB型の女の子達は既に彼氏ができて冬でもあったかムード。
3人に先を越され、自分だけクソ寒い中取り残された新菜ちゃん。
しかしそんな新菜ちゃんにもついに彼氏ができました。
でも彼氏はのーてんきで、ほめられると露骨に喜ぶ子犬のような男の子です。
可愛いけどこんなんで大丈夫でしょうか。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
クリスマスツリーに、願い事を書いた短冊を飾るなんて
おもしろいことを考えつくものだなー。笑えた笑えた。

ただ、浜野姉妹の場合は短冊の使い方を間違っていると思う。
素直に欲しいプレゼントだけを書けばいいものを。

▼トホホな犬:あいみてつろう
トホホな犬のタイヤ五輪は、5つのタイヤ全てに
ちゃんと犬をはめた状態にしないと完成とは言えないんじゃない?
真ん中がぽっかり空いたタイヤが4つもあるのでは
なんとも間が抜けた五輪になってしまう。

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
いよいよ決勝戦、因縁の氏家との対局を前に気合い入りまくりのマサル。
決勝戦当日も着物で参上、心身共にやる気が漲っている様子。
前日も綾乃や山風らと500局も将棋を指したことだし
もう負ける要素がないように見えるがいかがか。

次回最終回。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
一応、ウォルタがサンタさんになってプレゼントを配ってるようですが
クリスマスって感じは全くしなかったな。
バトルが主のデュエルの世界では、クリスマスは無用のイベントだったか?

▼どうぶつの森+ ホヒンダ村便り:あべさより
べん座にゲタ座があってもいいじゃないか。
実際にある星座にだってコンパス座とかふざけたものがあるし。

▼ライオンは眠らない:六田登
レオナルドは高熱で寝込んでしまい、そのまま夢の世界へ。
夢の中でレオナルドは少年になってフクロウとカエルにいざなわれて
どこかの洞窟へ連れて行かれるが・・・

私はてっきり天国へいくと思ったんですがねえ・・・って
こんな感想ばっか(苦笑)。

▼文具天国:そにしけんじ
たかしくん、いくらなんでもその習字の筆じゃあ
まともに字が書けないだろ。
あ、でも字が下手なのを筆のせいにできるメリットもあるのか・・・

▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな

わんこも人も、
一緒にハッピーになるために出会うんだ―――

このマンガでは犬と人とが一緒にハッピーになるどころか
同等の立場に立っちゃってますからね。
犬の淳平なんか「みんな、なんでこの世に生まれてくるのかな?」なんて
人間のあやかちゃん以上に人間らしいこと考えてるし。

※別冊付録

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電
酸素をなくすことでキースに燃え広がった火を消そうとするティオの判断は正しいが、
窒息してキースの命の火まで消えそうになる結果になったのはまずかったね。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
シナモン達、雲の上でクリスマスパーティか。いいですねえ。
シナモンにとっては自分の生まれ故郷にみんなを招待して
パーティやっちゃたも同然ですからそりゃあもう最高の気分でしょ。

雲は雲でも悪魔の雲・キャビティじゃなくてヨカッタヨカッタ。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこちゃんに夏樹さんから映画出演依頼。
ただ主なセットはアメリカにあるから半年間アメリカへ行ってちょーだい
なんて話になって展開は思いも寄らぬ方向へと進んでいく。

うーん、ななこちゃんのアメリカ奮闘編、見てみたい気もするが
次号で最終回だからそれは無理。残念だ〜。

アメリカ行きがきっかけで汐見くんとの仲はどうなってしまうのかは
重要で気になることだけど
ななこちゃんにいじわるを仕掛けた悪辣女性スタッフはどうなっているのか。
こいつをギャフンと言わしつつ、
全てが円く収まるような話に持って行けば
最高なんだけど。

▼まんがでマスター!!姫川明のイラスト教室:姫川明
今回は動物の描き方特集。
犬さんネコさんのペットから、クマさんトラさんの猛獣までいろいろ。

姫川明さんの描く動物はとってもファンタジックでどれも上手すぎ。
曲線のテクニックだけではとても到達できない域に達してらっしゃる。
いきなりそんな高レベルな動物を描くのは無理そうだから
やっぱりただひたすら練習あるのみかな。
ちなみに私はゴキブリくらいなら描けますけど。

▼メイプル・メイド:山辺麻由
結局、楓は石火と結婚しなくても家は救われることに。
・・・って当たり前か。

まあ、今回の家差し押さえ事件の一件が
水波と石火の和解、そして楓が水波をより好きになってしまう
きっかけになった気がしますなあ。

窮地に陥らなければお互いの気持ちが分かり合えないなんて
脳天気なヒト達。

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2005年12月16日 金曜日


小学四年生 2006年1月号
2005年12月1日発売
小学館 540円
宇宙には、直径10万光年にも及ぶ銀河がうようよ散らばっているそうです。
地球がある太陽系も、1つの銀河全体から見たら
ちっぽけな一部分に過ぎないのですが
私は太陽系を超えてしまったらもうその先は想像もつかないや。

▼GOGO!たまたまたまごっち:ヤスコーン

だるまおとしを階段状にうまくずらして
てっぺんにいるベビっちを救出した作戦はうまいと思った。

▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
今回は社会で、地方のおそば料理の紹介。
おそばは、やせた土地や寒い場所でも育つので
寒冷地に住む人は重宝したようですね。

他にも、つなぎにヤマイモを使った鹿児島の「さつまそば」や、
そば粉を使った京都名物のお菓子「そばぼうろ」など、
地方独特のそばを使った料理が多数紹介されている。
岩手県の「わんこそば」が犬の肉を使ったそばだというギャグには笑ったなあ。
「わんこ」は犬のことじゃなくて小さなお椀という意味だそうです。

▼ちょボットオンライン:よしのえみこ
アイちゃんは「ペイント」というソフトを使ってお絵かきしています。
どうやら年賀状に印刷する絵を描いているようなのですが、
完成した絵を保存をするつもりが間違えて削除してしまい、
パーになってしまいました。

ずっとちょボットが見守っていながら・・・
役立たずですねえキミ(苦笑)。

▼プリ☆かわ☆シナモエンジェルズ!!:まんが/つきりのゆみ・原作/せきちさと
ははは。をするホレ薬を作るつもりが、をする薬を作っていたとは。
シフォンとモカの必死の苦労をアズキが一気に台なしにしてくれましたね。
いいんだよ。小学校で「恋」なんて漢字は習わないし。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
じーさんが作った戦闘ロボット、自爆して良かったあ。
孫が言うように奇妙な物体、いや、不気味な物体だ。
妙な存在感がある。捨てたら呪われてしまいそうな威圧感がある。
常に睨まれてるような不信感がある。
そやまんがが描く訳の分からないキャラの中でも
強烈な印象を受けるデザインに挙げられる1つだアレは。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
そうか。耀士くんには既に彼女がいたのか。
残念、美咲ちゃん。
しかし初恋と失恋を同時に経験して美咲ちゃんは
またモデルとしての魅力を増していくのだ。
またがんばりんさい。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
「手ぶくろが木から生えてる」
木の枝に引っかかっている手ぶくろを手に取るあさりちゃんと、
うっかり木の枝に手ぶくろを置き忘れてしまったどこかの女の子。
どっちもアホだ・・・

▼ちびまるぱらだいす:横山貴陽絵
ちびまるはイヌなのにコタツに入るだなんて
ネコみたいなヤツだな。

☆ここから先は別冊付録

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
前に小学三年生に載っていたお話を再掲載してるんだけど、
よくよく見たらニセタンゴ人形が持っている旗に書かれた「交通安全」って漢字
間違えてるな・・・

×公通安全
○交通安全

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
ピッチャーとキャッチャーが恋に落ちるって
どういう野球マンガなんだよルージュラ・・・

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
マティが他の甲虫のパワーを得て完全復活。
欠けた大アゴも修復しているし、
もはや正義も悪も関係ないキングへの復讐心だけに執念を燃やしてる感じだ。
今度のキングとの戦いがマティにとって最後の戦いになるかも。

▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ
光はついに龍時と対面。
その瞬間、龍時は光に攻撃を仕掛けるがどうも様子がおかしい。
龍時は何者かに洗脳されたんじゃなくて
体を乗っ取られてる感じだな。違うか?

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
堂児の父だと思われていた人物は実は堂児の父の弟でした。
ということは最初の予想で合っていたのか。散々惑わせやがってなあ。

それにしても、堂児の父がかつて漁師だったとは。
堂児の父の弟の話によると、その昔、当時学生だった弟の学費を工面するために
堂児の父は嵐の中、漁に出て船から振り落とされ海に投げ出されてしまったのだとか。
酷な話だ。

でも堂児はそれを受け入れ、叔父さんがいる天馬ガッツに
ファイターズの力を見せてやると声高らかに宣言。
強いなあ、堂児は。
叔父のことをどうのこうのいう以前に父が亡くなっていた事実が知らされたことは
悲しいことであるはずなのに。
でもこれで堂児も踏ん切りがついてさらに気合いが入る。
全国大会決勝、いい試合になりそうだ。

しかしこれでこのマンガが近々最終回になる可能性がまたグンと低くなったな。
小五でも全く同じ内容にしたのは一体なんのためだったのか・・・

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
2005年12月12日 月曜日


小学三年生 2006年1月号
2005年12月1日発売
小学館 540円
郵便局では宛先を書いて切手を貼れば
ハガキ以外の物でもちゃんと配達してくれるのだそうだ。
Tシャツやペットボトルの年賀状は楽しそうだけど
ポストに投函できなくなるのが面倒な点だ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃん、いきなり「お」が欲しいなんて言うから
てっきりおとしだまの「お」かと思ったら、
丁寧語の「御(お)」が欲しいなんて訳の分からんことを・・・

あさりちゃんは、おとうさん、おかあさん、おねえちゃんには、みんな「お」がつくのに
いもうとだけが「お」が付かないのが気に入らないんだってさ。
ガキですな〜。挙げ句の果てにはおとうとにも「お」がつくだなんて、
そりゃ言ってることがムチャクチャでんがな。

今回は浜野一家による「お」がつく言葉を集めよう!みたいな
学習マンガのノリで読めておもしろかった。
入学前のお子様が読んでみてもいいね。

▼ポケモン4コマ大百科:山下たかひろ
サンタになったルージュラが、みんなに配ってるプレゼントはマフラーなので
ルージュラにしてはまともだと思ったら、
ついでにマクラの下に自分のブロマイドをこっそり忍ばせていたのか。
油断もスキもないヤツだな。

▼星のカービィ:さくま良子
自称セレブなデデデ大王がゴージャスな気分に浸ろうとすると
決まってカービィが現れてデデデ大王の邪魔をしまくる。

カービィという名の疫病神につきまとわれている限り、
デデデ大王がセレブになれる日は絶対にやってこない。
悲劇の有名人になら間違いなくなれるのだが。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
うわちゃあ、北海道チームの道央ファームズに
京都の人間が紛れ込んでやがりました!
なんだ、おまえらエセ北海道チームだったのかよ!

ファイターズが千手観音アタックを破ったと同時に
道央ファームズの化けの皮もいっしょにはがれた感じだな。
その後、ものの見事に北海道組と京都組が仲間割れしてるし。

結局、北海道チームなのに我々は今まで京都ならではの
必殺技を見せられていたのですね。
札幌まで来て横浜ラーメンを食わされたようなすっごく騙された気分。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
ねっとりは福引きで手に入れたティッシュから
長者わらしべの要領であんまんと王冠をGET。
でも王冠はネットンが廃品回収に出してしまい、
再びティッシュに逆戻りと。

・・・ということで実益はあんまんだけ。
悲しがるねっとりですが、ティッシュからあんまんを手に入れられたんだから
もうけものじゃないの?
ささやかな幸福がこのマンガには合っているのだ。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
タンゴがカクタスとバトルしているうちに
手下のパラが得意の寄生キノコを使って
森のほこらの番人・ヤーマを自分たちのしもべにしてしまった!

寄生キノコが無数に埋め込まれたヤーマの姿が痛々しい。
それでもまだ完全に心までは奪われてはないことから、
ヤーマは寄生キノコに支配されまいと今も必死に抗っているのが見て取れる。
タンゴの持つアンバーや、カマじいのカマでなんとかしてあげられないかなあ。

それにしても、よくもまあ次から次へと時間稼ぎの
姑息な手段を使ってくるなーカクタスは。
最終的にはヤーマを使ったパラとの戦いも
実はカクタスがパワーアップするための
時間稼ぎに過ぎないんじゃないのか?

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
福引きで5等が欲しかったのに、1等が当たっちゃう、なんてのは
マンガ界ではよく聞く話ですが、
シナモンも5等のクリスマスツリー飾り付けセットが欲しかったのに、
1等の海外旅行が当たってしまいました。
嬉しいんだか悲しいんだか。

ところでシナモン達の海外旅行ってどこになるんだろ?

☆ここから先は別冊付録。
SHO☆3コミックランドVol.10へ突入。


▼劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道:姫野よしかず
劇場版ムシキングの後編。

よくよく考えてみるとケントの家がそば屋って設定がおもしろいですよね。
ムシキングを禁止する父ちゃんに、ケントは
「父ちゃんは世界一のそば屋になるんだろ!!
オレだって世界一のグレイテストチャンピオンを目指してるんだぜ!!」

と、かなりムリのある説得。
でも、そば屋の店内に置かれたテレビではムシキング大会が流れていて
ケントの父ちゃんはテレビを通して我が息子を応援しています。

そして、ケントの父ちゃんは、ケントがムシキング公式大会決勝で
最大のライバル・溝呂木シローを相手に苦戦している様子をテレビで見て、
いてもたってもいられなくなり、店を飛び出してしまいました!

うーん、なるほどねー。ケントの父ちゃんのみたいな
ムシキングに興味のなさそうな大人の方でも
我が子が決勝で奮闘している姿を見れば熱くなれるのか。
確かに、そば屋さんのような大衆食堂の店主って
何ごとも熱くなりやすそうな人が多そうですよね。
短気で威勢が良くて勝負事に熱中しやすいみたいな。
そういう意味では、一見ムシキングと結びつきがなさそうなそば屋を
ケントの自宅に設定するのもアリですね。
同様にラーメン屋さんや、やきとり屋さんでもいい。

そば屋から生まれた最強のムシバトラー伝説っても
悪くないね、ん。

でも結局このマンガ、このつづきは映画館で見よう!!なんだよね・・・
父ちゃん、店を飛び出してどこへ行くんだよ・・・

▼アイアンフェザー:あさだみほ
こちらも前後編読みきりの後編です。

フライ達はシマガメの卵の無事を確認すべくシマガメの洞窟の中に潜入。
そしてアイアンフェザーの力でシマガメの甲羅に乗って産卵場所までたどりつくと
ジェネシスの影響を受けた卵を守りし機械兵がフライ達に襲いかかってきた!

だがフライの悪の心を斬る剣が機械兵を打ち倒し、事なきを得る。
そしてさらなる冒険の旅へ・・・

で、結局このマンガも、このつづきはゲームで体験しよう!!
ってことなんですね。
フライ達はなんのためにシマガメの卵が無事かどうかを調べなきゃならなかったのか
よー分からんよ・・・

▼アイアンフェザー:小山愛子
フライ達は魔王との戦いを前に、
魔王が生んだ自分達の影分身と戦い、苦戦を強いられるも、
この場を最初に打開したのは、やはりフライ。
分身が同じ能力なら悪しき心を持たないフライの方が
自分の剣でやられずにすむのだ。
偶然ながらもここでもリーダーらしい行動を見せてくれますねフライは。

で、ワイズですが、魔王を前に黙りこくっていた理由は
魔王の正体を知っていたからなのでしょうか。
やはりワイズと魔王になにか関係があるような気がしてならないのだが・・・

▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二
信じられないことにシーガルスが全国大会の決勝まで進んじゃいましたよ。
この即席チームが。チームワークもまとまってるとは言えないし、
試合内容もお粗末なプレーが多々見られたのに。

しかも今回の決勝の相手は因縁の東京レアルですよ。
ただでさえ強い東京レアルには翔矢の兄貴・翔馬(しょうま)がいるんですよ。
翔馬は翔矢のことが大嫌いで翔矢が病気になったことも喜ぶくらいの変人ですよ。
対してシーガルスは空が左足負傷で走ることもままならない状態ですよ。

強運のシーガルスも今回ばかりは悪条件が揃いすぎて決勝は勝てないだろー。
予想通り、東京レアルは翔馬の縦に落ちるシュートでゴールを先制されてしまう。
うんうん、そうでしょうしょうでしょう。
ケガ人と病人がいるんじゃ実質シーガルスは9人で戦ってるも同然っ・・・て、

えー!!ケガ人と病人がカウンター攻撃!?

すごいこと仕掛けてくるなー空と翔矢は。
足の痛みを堪えて相手ゴールに向かって突っ走る空。
これでもしゴールが決まってしまったら
シーガルスの健全なみなさんは全くの役立たず
かっこいいかもしれない・・・

▼みらくる!ぱんぞう:つるおかけんじ
スネイラの正体は、両腕だけでなく両足も蛇と化した
コブラのバケモノでした。
さすがに5つも顔があると不気味だ。

▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき
最終回です。

最後はクリックくん自身にも関係があるリサイクルのお話。
ガラクタの山と共にリサイクル工場に回されてしまったクリックくんを求めて
一発くんはクラスメイト全員引き連れてリサイクル工場に乗り込み、
そこで働くおじさんにリサイクルの説明を受けています。

そう、クリックは新しい物に生まれ変わったのだ。
クリックは自らが姿を消すことで、子供たちに物の大切さを教えていたのだ。
最後は自分を犠牲にして一発のためにリサイクルの謎を解き明かすなんて
泣かせるなあ〜。

最終回に相応しい感動のエンディングでした。

▼トホホな犬:あいみてつろう

おお!?
トホホな犬の首からタイヤが外れている!!
(ついでにハンガー犬のハンガーも)

このマンガにそんな荒業は掟破りのような気もしますが
ともかく、やっと身軽になれたじゃん。良かったね・・・って
え?タイヤがあったほうがいいの?・・・っていうか夢!?

・・・というわけで夢オチでござんした。
でもタイヤが外れたトホホな犬の姿が見られたのは一見の価値あり。
トホホな犬もタイヤがなければただの犬。

▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠
盆栽の松を使ってクリスマスツリーか。
これがホントのクリス松・ツリーっていいじゃないですか。
盆栽の松はコンパクトで家の中で飾るクリスマスツリーにぴったりだ。

☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや
内緒にしてないじゃん。

▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子

魔法をもってすれば、
コンテストの参加者になりすますなんて、
カンタンなことです。


うわ、スバルさん、人間界の手品大会で
そんなズルイことをしてよくもまあいけしゃあしゃあと。
魔法使いのクセに夢も希望もないこと言うなよな〜。
意地悪な魔女タイプだなコイツは。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
ななこちゃん、今度はネイルアートに挑戦ですか。
シールで手間を省くよりも、ちゃんと筆で絵を描こうと頑張るところが
ななこちゃんらしいというかなんというか。

▼わんこ・みっくす:あべさより
牧羊犬が主人の命令に従って羊を追う競技・ハーディング大会に
タスケのおともだち・モップが参戦。
追う対象となる動物はイヌ年にちなんで、タスケ達わんこのみなさん。
わんこたちが頭にかぶっているモノをどれだけ多く取れるかが目的です。
いろんな仮装をしたわんこたちが子供のようにはしゃぎまくってかわいい♪

ちなみにこの大会、去年はトリ年であひるを追わせたみたいですが、
トラ年は本当にトラをわんこたちに追わせるんだろうか・・・?
いや、多分同じネコ科ということでネコを追わせるのだろう。
それでも大変だと思うけど。

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2005年12月9日 金曜日


小学二年生 2006年1月号
2005年12月1日発売
小学館 540円
▼わんこ・みっくす:あべさより
そうか。来年はわんこの年か。
タスケ達がますます大活躍する年になりそうですね。
それにちなんで、犬たちによるわんこかるた大会が開催、
タスケも参加しています。
かるたには文字ではなくニオイがつけてある犬用のかるたを使います。
ナイスアイデアですねー。

▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
あら、ベリーも陽くんのことが好きだったのか。
しかしベリーがラブに本音を打ち明けたってことで
却ってわだかまりが解けて
ラブとベリーの仲がとっても良くなりました。
めでたしめでたし・・・と間髪入れずに
すぐさまベリーが脚をひねってケガをするピンチに!

なんでそーなるの!?
もう〜、ミュージカル本番を前にまた2人の仲に関わる事件が・・・
わざとやってないか?

▼あさりちゃん:室山まゆみ
2006年は犬年だからオレをかわいがれと言わんばかりのうにょですが
そういう時に限ってやってくるのは家族の容赦ない攻撃。
特にタタミは意味もなく耳を引っぱるだけの動物虐待。
浜野家では犬はせいぜい犬年の年賀はがきのデザインになるのが
いいとこなのよ。耐えろうにょ。

▼トホホな犬:あいみてつろう
特別に4コママンガ2本掲載。
トホホな犬が丘でおにぎりを追いかけていたら
自分の首にはめているタイヤで
おにぎりを押しつぶしてしまいました。

かわいそうなおにぎりクン。

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
2006年は犬年。
なので猫山ファミリーの名犬・ケンも
猫山ファミリーのために新聞やおやつを取ってきたり、
みんなをソリに乗せて引っ張ってあげたり大活躍しています。

はたから見たら猫山ファミリーにこき使われているようにも見えますが
いいんです。本人が楽しければ。

▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電
ガッシュのサンタクロースは
やっぱりウマゴンがトナカイ役なのか・・・

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
まさか家の屋根をクリスマスツリーにしてしまうとはなあ。
ピンク色できれいだ。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊

あら えっさっさー

す・・・すばらしすぎるぞキング!
カンターゴカクサイカブトのクールなダンスに
ドジョウ掬い・・・いや安来節か?
とにかくそんな踊りで対抗するとは!
これぞ日本人の心!これぞ日本男児の魂だっ!
キングにはふんどちが似合いそうですね。

それにしてもニードルはマヌケだ。
変な言葉を使う甲虫を連れてきて
催眠術のダンスでキングを操ろうとする作戦にも
逆にキングのえっさっさ踊りで逆襲されるのだから。
キングもそれで勝機を掴んでるのだから可笑しい。
どうやらキングには相手のリズムを狂わす能力があるようだ。

こんな発見ができたのも、
ニードルが送り込んだカンターゴカクサイカブトのおかげ。
ありがとう、ニードル。また来てぼくらを笑わせておくれ。

▼星のカービィ:さくま良子
カービィが優勝賞品のケーキを食べ損ねるとは珍しいですね。
もっとも、優勝してないからケーキを食う権利はないんですけどね。
個人的にはザマーミロ
こんな結末もいいんじゃないってことで。

▼超人だじゃれマン:じょうさゆり
今回はひゅう太一家のお食事風景を拝見。
ひゅう太の両親も筋金入りのダジャレ人間で
ケンカする時もいちいちダジャレを言いまくり。
とっても愉快なファミリーなのです。

お父さんがタマネギ持ってお母さんに「オニオンナ(鬼女)」と言い放つダジャレは
ゴロも良くておもしろいです。
実際に母親などの女性と面と向かって言えるかどうかは別として(笑)。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今回は方言です。
方言とは、標準語で「ありがとう」のことを大阪では「おおきに」というアレです。

方言はその土地によって意味は同じでも言葉が違ってきて、
「可愛い」ひとつとってみても沖縄では「うらじーさん」、
佐賀では「やーらしか」、群馬では「もじっこい」、
石川では「いちゃきな」といろいろな言い方があるのです。
もし、これらの言葉をいきなり言われたら
まったく意味が通じないかもしれませんね。

さらに訛(なま)ったアクセントも加わるだろうからまるで外国語みたい。
実際、○○弁講座とかテレビで放送してるくらいだからね。
日本という小さな国でいろんな言葉が存在する方言とは
おもしろくてとても奥が深い日本の文化なのです。
いつまでも大切にしたいですね。

▼小二おたよりチャンネル エンター天国(読者投稿ページ)
ガックンはもしかしてハダカになったりするの好きなのか?

▼甲虫王者ムシキング DSクイズブック:原案/嵩瀬ひろし・イラスト/姫野よしかず
別冊付録。
小学館の児童誌が贈るムシキングマンガ第11弾。
主人公は劇場版でおなじみのケントくんで、
彼がムシキングゲームに関するいろいろなクイズに挑戦する。
クイズはパズル形式で、数あるムシカードの中から指定されたカードを見つけ出すクイズや、
あみだくじや迷路もある。ムシキングを知らない人でも解ける程度の難易度。

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2005年12月6日 火曜日


小学一年生 2006年1月号
2005年11月29日発売
小学館 540円
久しぶりにアンデルセンの「マッチ売りの少女」を読んだけど
泣けるねえ。
子供が天国へ召される話は
胸に込み上げてくるものがありますよ、ええ。

▼GOGO!たまたま たまごっち:ヤスコーン

目盛り入りチョコレートケーキって
案外デザインがいいかもしれない・・・

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
今回は非常識なサンタクロースが登場。
午後6時に、のこのこと姿を現すだけでなく、
数を間違えて女の子用のプレゼントが足りないだなんて
情けない上になんつーけしからんサンタクロースだ。
泣きゃあいいってもんじゃないだろうに。
ふざけたサンタクロースだなー。

結局サンタの不手際をラブとベリーが手助けするカタチとなって
ハッピーエンド。
サンタは手伝ってくれたご褒美をラブとベリーにあげるわけでもなく
最後まで役立たずなオッサンでした。

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一
ポポは守護者の証がなくても
ムシキングにパワーを与えることができるんですねー。
これでポポとムシキングの絆はよりガッチリしたものに。
よしよし。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
雪のクリームシフォンケーキをつまみぐいしたら
形がかまくらみたいなケーキになったり、雪だるまケーキになったりと
本当に発想がかわいらしい。遊び心も満点。

▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由
ジャンボケーキに願い事を書くんですか。
ファインはジャンボケーキに「ごちそうたべたい」だなんて書いて
これ以上何を食おうってんだキミは。

▼わんこ・みっくす:あべさより
さとみちゃんが描いたへたっぴいなわんこ達の絵を
タスケが赤い絵の具で汚したら
まるでわんこ達が乱闘を起こして流血している絵に見えるね。

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
アレックスは光のブ・キーでスカルデーモンを
バラバラにしたのはいいが、
スカルデーモンもこれまでにアレックス達に倒された
闇のコアモンスターの残骸をかき集めて合体、
ギガスカルデーモンに進化してしまいました。

もう敵もなりふりかまわないですね。
合体したギガスカルデーモンの体は巨大だが
少々いびつで即席で完成させた感が否めない。

光の力を手に入れたアレックス達みんなで力を合わせれば
ゴミの集合体みたいなギガスカルデーモンをやっつけることは
そんなに難しいことではないのでは。

▼星のカービィ:さくま良子
デデデ大王とポピーはくだらないことでケンカして
クリスマスパーティを中止にしたりしないで、
2人で一致団結してカービィをパーティから追い出すことを
第一に考えましょう。

いくら2人が仲直りしてもカービィがパーティに出て来るんじゃ
中止も同然だもんね。
・・・って、ああ、例によって手遅れ・・・(溜息)

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
今回は年賀状を出そう!がテーマです。
年に一度の年賀状は、特に遠くにいる親戚や
なかなか会えない友達から届くと嬉しいもの。

お子さまでも、転校前に仲が良かった友達や、
同い年のいとこ、あるいは親戚のいる町で一緒に遊んだ友達に
年賀状を出せばきっと相手は嬉しいでしょうし、
逆に年賀状をもらったら大感動が味わえるでしょう。

・・・ということでみんなも年賀状にチャレンジ!
でもパソコンのプリンターでポンポン印刷するだけでは
あまりにそっけないんで、せめて手書きの一言を添えましょう。
なにせ年に一度の年賀状なんですから。

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2005年12月5日 月曜日


コロコロイチバン! 2006年5号
2005年11月25日発売
小学館 440円
▼ガルル!ロックマンエグゼ:永井ゆうじ
新連載ロックマンギャグマンガ。

熱斗のコスプレをするほどのロックマンマニア・まさとくんが
ロックマンのアニメを見ていたら、
なんとテレビの中から本物のロックマンが飛び出してきた!

ロックマンはひみつの研究所で、
現実世界でも動けるネットナビとして開発されたが、
頭のデキが悪い失敗作だったためスクラップが決定。
たまらずロックマンは研究所から逃げ出して、
追っ手に見つからないよう、まさとくんの家のテレビの中に
隠れていたのでした。

おもしろかったです。
本来、電脳世界でオペレーターのためにがんばってるロックマンを
こんなアホなキャラにしちゃうなんて。
ロックマンがアホな行動をしでかす度に「コイツは失敗作だ」と認識してしまう。
しかも外見は普通のロックマンだけに余計にアホっぽさが引き立つ。
ネットナビとしては大失敗作だけど、ギャグキャラとしては大成功といえるしょう。

ロックマンはアホが故にスクラップにされる運命。
でもアホにも生きる権利がある。
まさとくんはこれからもロックマンをしっかり守ってくれたまえ。
次号期待。

▼オレってムシキング!?:穴久保幸作
ずいぶん手の込んだ死んだふり攻撃だ。
でも敵にも死を哀れむ心があったのは意外だ。
なんだか悪いことしたような気が・・・

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:犬木栄治
最終回。
アダー自らがヘルクレスオオカブトを従えて
守護者の証を奪いに来るも、
ムシキングのピンチにポポが手助けするカタチとなって
最終的にはヘルクレスオオカブトに必殺ワザを喰らわし
逆転勝利となりました。

結局、最後までポポのお母さんはお花になったままでしたが
発展的最終回ということで良しとすんべか。
次号は同作者によるムシキングバトルマンガが新連載予定。

▼デュエルマスターズ ファイトッ!:松本しげのぶ
うーん、おもしろい。
熊に襲われたれくちゃんが、勝ちゃんの呼んだクリーチャーによって
さらにひどい目に遭ってしまう。
そしてお約束のお下品ギャグも相まって
やっぱり松本しげのぶ氏らしいギャグマンガになってます。
熊さんのチンチンがチャームポイント♪

▼トンチキいっきゅうチン:小ガエル
またまたとんでもない小坊主・いっきゅうチンが
無数のハトを従えてやってきました。
今回はライバルの五郎丸くんとトンチ合戦を繰り広げます。

1回目よりは話の流れが掴みやすかったものの
まだまだゴチャゴチャしてて読みづらいな。
でも、榎本トラさん召し捕ったは素直に笑えたなー。
強引すぎて。

▼われら!キーボッツ学園:さいとう ひろ
ザウルはアレックス達に銅像を壊したことをバラされてひどい目に遭ったけど、
これもアレックス達と仲間になるための通過儀式だと思えば安いモンでしょ。
ねえ。

▼ブタクイズ:黒葉潤一
前回のブタ検定50問の答えが発表。
オイラは47点でした。
読者挑戦者も最高が48点で満点はいなかったらしい。
当然だ。こんなアバウトな問題ばかりで満点取れるヤツが
いてたまるかッ!

「朝にはいなくなって、夜になると出てくるものって何だ?」の答えが
お店のシャッターだと?
じゃあお店が定休日だった場合はどうすんだよ!
オイラが答えた「月(おつきさま)」の方がよっぽど
問題文に合っているぞ。

やっぱあいまいな問題ばかりだ・・・

▼ミニドラにおまかせ!:原作/藤子・F・不二雄・まんが/岡田康則
今回は光を浴びた物を小さくできるスモールライト。

・・・ということで、のび太くんとミニドラがスモールライトで小さくなって
ジャイアンに取られた物を奪い返しに行きますが
見ただけで結構危険な行為。
ジャイアンに見つかるならまだしも
ネズミやクモに見つかって食われでもしたらシャレにならないぞ。
家の周りには弱肉強食の自然界で生き抜いている生き物が
いっぱいいることをお忘れなく。
やっぱり人間自身が使うのは危険極まりないのだ。

あと、小さくなる時間にも制限があるのも要注意。
元に戻ってしまった時のこともよく考えて使うべきだろう。

実際にスモールライトがあったとしても
時間制限があることと、小さくなることの危険性を考えたら
安易に使うべきじゃないよな。
使い道もものすごく限定されると思う。

▼つるぜ!カメスケくん:むぎわらしんたろう
ドカン池のヌシを釣り上げに来たたろう一行。
そのヌシの正体はミドリガメのミドベエ。

ミドベエはカメスケ同様に言葉を喋り、
手下の小ミドリを多数引き連れ、
ザリガニを見ただけで体が巨大化してしまう能力を持つ。
どれも池のヌシと呼ぶにふさわしい能力ばかりですね。
これらの能力があれば池を荒らしに来た人間を欺くことが可能。
ドカン池のパトロール隊としてこれからもがんばれ。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
ガッシュのピザまんは正真正銘のピザまんだ。
現在、世に出回ってるピザまんは
肉まんにピザソースを付け加えたような
紛い物が多いからな〜。
こういうちゃんとした材料を使ったピザまんを
オレは待っているのよ。マジで。

▼だらだらRPG アミーバ!!:山下たかひろ
忍者アミ〜バの柳生じゅる兵衛はいわゆる
山下たかひろ氏お得意のダジャレキャラか。
ポケモンのジュゴンやカービィのスクイッシーに相当するね。

おちちやうんちから力が抜けるってダジャレは
おもしろかった。

▼えんたま:重岡秀満
新連載。お笑いをテーマにしたマンガ。

平凡な小学生・神賀オリ太の前に“えんたま”なる
関西弁をくっちゃべる奇妙なボールが出現。

なんでもえんたまは、「エンタ魔界」の「魔宝」と呼ばれていて、
それを手にした者は人間を一気に笑い死にさせることができる
「笑魂パワー」を得ることができるんだとか。

えんたまを狙ってオリ太の前に現れる芸魔人と呼ばれる魔界の芸人達。
オリ太は無事、芸魔人からえんたまを守り抜くことができるか?

正直言ってこの人の画で芸能ギャグは、かなり苦しいんじゃないかと。
でも海ガメの産卵ネタでちゃんと涙を流していたのはポイント高い。

次号からは多分、芸能人に似せた芸魔人が次々登場するのが
ウリのマンガになっていくんでしょうね。

▼ブングサーガ ミニミニ大バトル!!:難波孝

ドキッ!子供だらけの水着大会

みたいでおもしろかったなあ。

でも残念ながら今回で最終回。
せっかく難波孝氏のかわいらしい下ネタギャグが開花したところなのに。
水着が脱げた子供達のそぶりが実にかわいかったぞ!

次回作には、ぜひこのマンガのかわいい下ネタを活かしてほしいものだ。

▼どーぶつのはなし。:河合じゅんじ
しかしまーホントに、シロクマ親子のいる森には、いろんな動物が集まるよなー。
住む地域や食性に関係なくどの動物も平等の立場で話し合える世界観を
無理なく描き上げる作者さんはスゴイです。

海に潜ってタカアシガニを捕らえるパンダ・・・
こんな非常識なパンダがいるのもどーぶつの森ならでは。
のどかでおもしろい。

※別冊付録

▼わざぼー:曽山一寿
今度の敵は、頭のいい兄・イーズルと、
アホで頑丈な体の弟・ホーアンが合体した
一見かっこよさそうでやっぱりヘンなモンスターだ。
コイツがみみみとの戦いの中で何かが変化してしまいます。
それは・・・イーズルの頭の中

アホで不死身な弟を操る兄の頭をアホにしてホーアンを改心させるという
一見いい話にもみえるが、兄弟共々アホになってしまったこのモンスターが
この先どうなってしまうのかを考えると手放しに喜んでもいられない。
卑怯なバトルに明け暮れる日々を送るくらいなら
兄弟揃って頭の中をカラッポにしたほうが彼らにとって幸せなのか。

ああ、戦いって空しいですねとても。
空しさだけが残る読後感だったよ。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
今回は、2005年の決闘大会を制覇した少年と
作者の伊原しげかつセンセイがデュエルする特別編。
実在する者同士がデュエルする
真の実践編デュエルマンガと言えよう。

とにかく、チャンピオンを立てるために
一生懸命な伊原センセが楽しいです。
完全にやられ役に徹しているのがステキだ。
作者の人柄の良さが窺えるお話ですな。◎。


来年もコロコロイチバン!をよろしくお願いしますってことで
第6号もお楽しみに。

 前月 次月 じゃりまんTOP 漫画TOP 創刊1号 2号 3号 4号
2005年12月3日 土曜日