じゃりまん小学校
じゃりまん読書感想文
2005年9月分

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今月読んだマンガリスト:10冊
NICE! は特に良かったと思う作品
別冊コロコロコミックSpecial2005年10月号 小学一年生2005年10月号 小学二年生2005年10月号
小学三年生2005年10月号 小学四年生2005年10月号 小学五年生2005年10月号
小学六年生2005年10月号 プレコミックブンブン2005年10月号 コミックボンボン2005年10月号
月刊コロコロコミック2005年10月号 総評



2005年9月度
総評
じゃりまんの部
ボンボンはもう読み切りフィーバーが終了しやがんの。
あっという間だなあ。
やわ忍のお花畑はサイコーですな。
今もなお脳裏に焼き付いている。

コロコロはデュエマスとデュエルジャックの合作が良かったかな。
もしかしたら一部はデュエルジャックの方で単行本収録が可能かもしれん。
期待。

あと、掲示板の“たぬき翁”さんって誰だったのかなあ・・・

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2005年9月30日 金曜日


月刊コロコロコミック 2005年10月号
2005年9月15日発売
小学館 480円
▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
リッチ&シズカコンビ強ええじゃん。
勝ちゃんと凶死郎は防戦どころかあがくのが精一杯だ。
そしてこうしている間にも、ザキラの野望はどんどん進行していく。
白凰もザキラに洗脳されたのか、冷酷な性格になっちゃったし、もう気が気じゃないよな〜。
まだ物語の序章なんだろうけど、どんどん不安が不安を呼ぶ展開。
このまま勝ちゃんと凶死郎がリッチ&シズカコンビの手によって墜ちてしまいそう。
どう見ても逆転の風すら吹いてくる気配がないんですけど。

▼ミラクルボール:ながとしやすなり

栗男ーーーッッッ!!!

お・・・おまえ自分の意思で動けるんかい!喋れるんかい!
ってか、もともと会話ロボットとして開発されてたんかい!!
信じられねー!!

そして自分が作られた経緯をたんたんと語る栗男。
不幸にも起きてしまった研究所の事故が結果として
こんな奇跡の復活劇を見せてくれるなんて。
しかも野球の試合中に。

なんてうまくできすぎた話だ

江夏が栗男に食らわせたデッドボールが、
ただの操り人形から意思のあるアンドロイドへと
蘇生させるきっかけになっていたのか。
これで江夏も栗男を壊した罪人から栗男の意識を取り戻させた恩人に。
そして試合も終わってみれば野球部を潰そうとさえ考えた江夏は
ちゃっかり仲間想いの好青年に更生されていたのだった。

栗男が生き返り、江夏が更生し、おまけに倒れた北別府に代わって
佐々木が不滅の剛速球を受け止めるキャッチャーを最後までやり通し、
不滅が通った後には不可能な事なんて残らない
まさにミラクルな試合内容となりました。
き・・・奇跡が起こりすぎるぞ!

・・・ってか試合に勝ったんだからちゃんと栗男の故障箇所を直してもらおうぜ。
まさかデッドボールが修理の代わりだなんて言いますまい、
江夏くんよ。

ま、非常にぶっとんだ試合だったんでおもしろかった。満足。

▼ケシカスくん:村瀬範行
一部の女子のために
脱チンコ芸宣言
なんてやめとけやめとけ。
ケシカスくんの魅力が1つ減ってしまうじゃねーか。

・・・ということで結局、体張ってチンコ芸に生きるケシカスくんの
男の生き様をしかと見届けることができた回でした。
すごいねえ。オレには耐えることはできんよ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
そうか。じーさんはもう4周年か。
絵はうまくなってないと言ってますが大丈夫。
4年前に比べて0.8倍は絵がうまくなってるから。

・・・で、じーさんクイズ大会ですが、
ゲベの優勝を涙流して喜ぶみなさん。
でも孫だけは「やっとくだらないクイズが終わった」の
うれし涙だったりしてね。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
左右のバッターボックスに1人ずつ入って構えるアンサールズ。
そのまま打たせりゃおもしろいことになりそうな気がするんですが
やっぱダメかな?

▼太陽少年ジャンゴ:原案/小島秀夫・まんが/ひじおか誠
ニーズホッグはわがままなお子様タイプのヴァンパイアか。
にしても今回は賞金目当てのハンター同士の抗争が目立っているな。
ヴァンパイア退治が二の次にされてしまっているような。

ジャンゴは、ニーズホッグと対戦する前から
大剣使い・ダルシスの圧倒的な強さとトリニティの裏切りで
自分の実力を発揮しないままマシーンドラゴンから振り落とされてます。
今のところ太陽少年形無しといったところだが大丈夫なんでしょうか?

トリニティに振り落とされたジャンゴは多分まだしぶとくニーズホッグの
マシーンドラゴンのしっぽとかに必死にしがみついて
ギリギリのところで助かるんじゃないでしょうかね?

▼マスカレード:板垣雅也
新連載格闘冒険マンガ。

かぶると獣のような圧倒的な力を手に入れることができるのと引き替えに、
呪いで2度と脱げなくなってしまう「獣面(アニマスク)」をかぶった強者が
力と技を競い合う仮面武闘会(マスカレード)。

獅子のアニマスクをかぶった少年・獅子獣六(ししじゅうろく)は
亡き母を見殺しにし、現・マスカレードチャンピオンの座に君臨する
獣六の父・獣王(じゅうおう)に怒りの鉄槌を食らわすため、
マスカレードの門をくぐるのだった。

予告編では獣人間が活躍する格闘マンガかと思いましたが、
獣のマスクをかぶった人間だったんですね。
母親が亡くなり、悲しみに暮れる獣六に対して
ひたすら強さを求める父親の容赦ない仕打ちという
ダークなシーンがありながらも
獣六が暴れん坊で脳天気で元気いっぱいに動き回ってますので
熱血な雰囲気が出ていて全体的に明るい。
・・・が、どこまでが真剣でどこからがギャグなのか判断が難しいな・・・

まあ行動が読めない獣六の戦いぶりが見てみたいので
次号以降もチェックしてみようかと思います。

▼星のカービィデデデでプププなものがたり:ひかわ博一
日記なんて、ちまちましためんどくさいことを
カービィたちが持続できるわけないじゃーん。
結局カービィの破壊工作で締めちゃってる。
性格に合ってないんだよ。

▼コロッケ!:樫本学ヴ
うーーーん、黒幕は実はXOだったのか?
最後に倒すべき人物はフォアグラーかXOか分からなくなってきた。
バトルより気になるよ。

▼ロックマンエグゼ:鷹岬諒
ロックマンは自分から消えかかって
フォルテとの融合を誘うように仕向けるとは策士よのう。

▼ドラベース:まんが/むぎわらしんたろう・原案協力/藤子プロ
クロえもんは最後は豪快なサヨナラホームランで締めくくるかと思ったら
ラストのクロえもんの顔の表情が気になるな・・・
もしホームランどころかフライを取ってアウトになっちゃったら
ドラーズ二軍のこれまでの努力や、スズえもんの意味のないヒットが
さらに無意味なものになってしまう。
一体どういう流れになるのか見もの。

▼B−伝説! バトルビーダマン:犬木英治
ライとメイがビアスと手を組んでヤマトにバトルを挑む理由は
レジェンドストーンを集めてなんらかの理由で失ってしまった過去の記憶を
取り戻すためだったのか。

・・・ということはやっぱりコイツらは根っからの悪じゃないってことだよな。
どんなバトルになるか知らないが戦い終わった後には
ビーダー同士の友情が芽生える予感。

ヤマトの実の母なんて今の今まで音沙汰無しだったからな〜。
今さら会ってどないするのって感じで。
読者にも想像つかないし。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
おしりを出して紙を要求する忍者がかわいらしい。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
暗黒甲虫に染まったヤイバとの戦いで
ザックはトレジャーハンターよりもムシマスターとしての実力を
見せつけていたのがかっこよかった。

ヤイバにとっちゃなぐられるよりも、
てめーを一方的になぐる方が・・・、
何百倍もつれえんだぞ!!


このセリフにザックのムシマスターとしての
カブト丸を思いやる気持ちが込められてるなあ。

あと、メッサーノはなんとなくコロッケのXOと
雰囲気が似てるな。なんとなくだけど。

▼モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん:河合じゅんじ
キヨハラの長くなった頭をバット以外に役立てる方法を見いだしたのは恐れ入った。
まあ、おでこにグローブを巻き付けてホームランボールを取るのはムリがあるけど。

▼かっとびレーサー!ダンガン狼:こしたてつひろ
やっちゃったー!!また打ち切りかよ!!
決して内容はダレていなかったのに。
テーマであるダンガンの人気がもう下降気味だからか?
むー、4V4に続いて納得のいかねー終わり方。
シンジローの天下統一の伝説自体が伝説に終わってしまった・・・

次回作期待。としか言いようがないっす。
こしたセンセのコロコロ復活をオレはいつまでもマシンじるっす。


※別冊ふろく

▼今日から始めるデュエルマスターズFE 黎明編:松本しげのぶ
れくちゃんが超恥ずかしがり屋小学生・模時もじおくんを連れて
勝ちゃんの前にやってきた。
どうやらもじおくんはデュエルを始めたいらしい。
そこでまずは勝ちゃんが実体験を交えた
デュエルの楽しさおもしろさ奥の深さをもじおくんに伝授。
そして次なる指導者は・・・

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
なんともじおくんがデュエマスからデュエルジャックへちゃっかり移動!
そのままショー達に実践編を教えてもらうことに!

以下、開眼編、立身出世編、究極編、と続き、
デュエルジャックに登場する面々に見守られながら
もじおくんは精神面でも逞しく成長していった。
・・・で、

▼デュエル・ジャック!!切札勝負編:松本しげのぶ・伊原しげかつ
最後は2大デュエルマンガ合作で締め。
もじおくんにデュエルのおもしろさを教え、
役目をひととおり終えた4人は
マナトVSれくちゃん、勝ちゃんVSジャックの
それぞれ同レベルの者同士デュエルを楽しむのだった。


おもしれーな、この話。もじおくんというキャラを2作品で共有し、
最後に合作で締めくくるとは。
おもしろい試みであると同時に、デュエルの基本的なおもしろさも
バッチリ読者に伝わる良い作品だ。
でもコレ単行本には収録されないだろうなあ・・・
なにせ合作だし。

・・・ということで、この別冊付録は保管した方がいいかも。

▼ケシカスくん アケシコゴロー編:村瀬範行
あのケシカスくんが探偵になって登場。
しかも今回は赤外線スコープで見ると
赤い服で見づらくなっているケシカスくんのチンコが
はっきり見えるようになるぞ。

ちなみに先生の髪の毛は最初からないから騙されるなよ!
オレは騙されてしまいました(笑)。

▼推理の星くん:原案・トリック/立神サチ子・まんが/せいの奈々
読み切り推理マンガ。
名探偵の星くんの亡きおじいちゃんは大怪盗。
でも星くんはおじいちゃんのことを冒険家だと思いこんでいる。

ある日、「明烏(アケガラス)」と名乗る怪盗が
星くんのおばあちゃんをさらって、「黒豹の瞳」という
世界最高のエメラルドをよこせと言う。        
黒豹の瞳は、星くんのおじいちゃんが盗んで手に入れたもので
その隠し場所は宝の地図と暗号に記されているのだ!
果たして星くんは宝の地図と暗号文から黒豹の瞳のありかを暴き、
おばあちゃんを救い出すことができるか・・・?

探偵マンガらしく話の途中で謎かけが盛り込まれた場面もあるけど、
やはり星くんのおじいちゃんが大怪盗だけあって
名探偵よりは、大怪盗の部分が目立ってますね。
主人公の星くんは野生児っぽくてサルみたいに動き回ってるし(笑)。

でもおもしろかったです。
怪盗の息子が探偵って設定も珍しいんじゃないかなあ。
家族愛も味わえて◎です。

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2005年9月29日 金曜日


コミックボンボン 2005年10月号
2005年9月15日発売
講談社 480円
▼とびだせ!!ターパン:やまにのぼる
ついにターパン単行本の表紙が公開。
ターパンやエミリがかわいく描けてていい感じ。
これだけだと実はこのマンガがウンコチンチン満載のマンガだなんて
わからないですね。この偽善者。

で、本編ですが、ターパン一行はバナナ島にある“チン湖”に棲むといわれる
謎の生物(せいぶつ)を見に遠足に行き、そこで犬や亀の珍獣を発見する。
アザラシの顔をしたバケモノ犬は不気味で十分珍獣に値するが、
キンタマをゴムみたいに伸ばせるターパンにはかなわないでしょう。

というかバナナ島にはもともと珍獣がいっぱいいるんだよね。
前におっぱいからコーヒー牛乳が出てくる牛が出てきたし
バナナ島には謎の生物がいっぱいなのだ。

▼機械惑星ガラクタニア:立花未来王とダイナミックプロ
新連載。
機械人間が住む機械惑星・ガラクタニアにロケットが不時着。
中から瀕死状態の男が現れ、まだ赤ん坊の我が娘・ノエルを
その星の住人に託し息を引き取る。
そして数年後―――

ノエル(7)は元気に成長し、親代わりを務める機械人間夫婦の下、
ガラクタニアの住人として楽しく暮らす。
そしてノエルが本来いるべき地球に帰そうとしたその時、
ノエルを狙う宇宙海賊が現れてさーどうする?
・・・といった出だし。

んー、これはどうなんだろ?
ノエルを狙う悪玉を機械人間たちがただひたすらやっつける話になっていくのか?
少なくとも即宇宙へ旅立つ・・・なんて話にはならなさそう。
初回だけではどんなストーリーになるかはまだ不明だけど
しばらくは冒頭のような深刻っぽい展開にはせずに
ガラクタニアの人々の愉快な面を押し出した話にした方が
絵柄的には合ってるし読みやすいと思うな。

とりあえず初回はおもしろかったので次号以降もチェック。

▼マジシャン探偵A:石垣ゆうき
純一郎は苦労の末ヴィルジニーを撃破。
しかし一時はコイン1枚まで追いつめられ、
その上ジョーカーにまで助けてもらって
心理戦ではヴィルジニーに負けちゃってたよなあ。
だらしねえの。

でも最後まで1回も降りずに勝負し続け、
人形と化したヴィルジニーに息吹を与えたのはほめてつかわす。
女性を助けるのは純一郎はお手のものだしね(?)。

▼IDATEN翔:藤原としひろ
アメリカの小島にたどり着いた翔は、
早速4年に1度の韋駄天バトル世界選手権の予選に出場、
前大会のチャンピオン、タイガー・ジェットも参戦する中、
翔は初っぱなからかっ飛ばし、トップを狙うもショートカットミスで
予選通過はできたものの10位という結果に。

うーん、タイガー・ジェットが選んだ断崖絶壁のコースも
翔が選んだ海上を飛んでいくコースも
どちらもすげーテクニックだと思うんだけど
それだけじゃあ世界には通用しないんだな。キビシー!!

▼へろへろくんめっちゃワールド:かみやたかひろ
ちょっと時季はずれだけど、へろへろくんの怪談ギャグは
バカバカしく且つかわいいので楽しく読める。
へろへろくんのろくろ首は首だけじゃ飽きたらず、
鼻水やおしりまで長くしちゃってるのが笑える。
でもさすがにチンチンは長くしなかったか(苦笑)。
まあそれはターパンの役目だから。

▼ドクターマリオくん:あおきけい&みかまる
クッパの息子・クッパJr.登場。
お父さんの職業をピーチをさらうことマリオをやっつけることだと思っているのは
実に的を射てますね。
息子なら世界を征服するとか思わないところに
父・クッパの威厳の無さをひしひしと感じる。

▼ゲゲゲの鬼太郎R 妖怪千物語:原作/水木しげる・作画/ほしの竜一
鬼太郎に取り憑いた牛鬼は、神様である迦楼羅(カルラ)の不思議な力によって
気体にさせられそのまま岩に封印、鬼太郎は救われたのだった。

鬼太郎達でも神に頼らざるを得ないどうしようもない時があるんですね。
困った時の神頼みは人間も妖怪も一緒なのか。

▼ウルトラ忍法帖 輝(フラッシュ):御童カズヒコ
うわあ・・・マンはついに馬フンを喰ってしまったか・・・
前にもウンコをなめたことがなかったっけ?
どんどん食い物がひどくなっていくなー。
おもしろいからいいけど。

▼愛とグルメの栄養戦士 LaLaLaクッキンガー:松下幸志
おかもちくんは、おいしい料理は作れるけど
野菜がどのように作られているか現場まで足を運んだことはなかった―――

ということで、おかもちくんは自分が作った野菜カレーを
一口食べただけで立ち去っていったおっさんの舌を唸らせるため、
自らいろいろな野菜畑に行き、材料選びに奔走、
そして自分なりに改良した結果、野菜畑の土を使った
「泥カレー」でおっさんをギャフンと言わせることに成功!

自分が作った料理が残されてしまうという悲しい目にはあったけど、
自ら畑に行って、野菜が健康に育った土壌の状態を知り、
いろんな野菜の知識を覚えることが食材を愛し、ひいては料理の腕をあげるのだと。
おかもちくんはまたひとつ料理人にとって大切なものを手に入れましたね。
順調にレベルアップしてます。安心安心。

ちなみにワタシ、土を使ったカレーは前にテレビで見たことがあるので、
おかもちくんが泥だんごを見た時にピーンと来ましたね。
でもまさかホントに泥カレーを持ち出すとは思わなかった。ビックリ。

▼スパイダーマンJ:山中あきら
スパイダーマンJは、たいまつ少年や岩男と一緒に敵キャラ退治。
相棒のマコト刑事抜きで、超常能力を持つ者だけのバトルを見届けるのもまた一興。
たいまつ少年はただ人質だけで終わらないでしょ。多分。

▼やわらか忍法SOS:帯ひろ志
う〜ん、今月もレベルが高い。
今回は快太が小さくなってアヤメの体(=女体)を大冒険ですよ。しかもハダカで。
どんな男(男児)でも少しは持っているスケベ心のツボを押さえてますよね。

何度もひどい目に遭いながらも、風呂場で寝室でハダカのまま
アヤメの体による女体の気持ちよさを体感しつつ、
いつの間にか最終目的地であるジェーンの丘に確実に近づいていく快太。
やられてもやられても懲りない快太の狙いはこんなところにあったのネ(笑)。
今回はジェーンの丘はお花畑でガードされてたけど次回はジェーンの草原をぜひ。
そしてジェーンの丘にあるステキなお花畑にオイラ感動!
何度も読み返してしまいました・・・
(ジェーンを知らない人はここをクリック)

それにしても作者は毎号毎号男の喜びを感じさせるストーリーを
読者に提供し続けてくれるよなあ。
加えてお下品マンガに於ける男女平等がなされているから性差別がなく楽しく読める。
これなら女の子に見られても「男ってしょーがねーなあ」で済ませられるだろう。
セクハラとは無縁の世界だ。

ハダカになった快太が女体を大冒険する。
これってもう一歩踏み込めば性教育マンガにもなり得るんじゃないか?
そんな可能性を秘める今回のお話は
またしても男の子の下品な心をしかと受け止めるすばらしい内容になっていた。
このマンガを楽しんで読めるぼかぁ幸せだなあ。NICE!

ちなみにジェーンの丘のお花畑は読み終えた今でも
脳裏にしっかり焼き付いちゃいました。
これも男の喜びですかね(笑)。

▼棋神伝バトルコマンダー:津島直人
今月で最終回。王将4人がイザナミをよってたかって潰して終了。
でもやられたイザナミも光剣の気持ちを受けとめて
負けて悔い無し(いや、実際は悔いはあるんだろうけど)といったところか。
ま、これで棋兵にも王将の権利など与えてやっても(以下省略)


そういえば今月は読み切りがなかったよなあ。
4月号から毎月読み切りラッシュ宣言してわずか半年で打ち止めか・・・
また気が向いたら読み切りラッシュをやってほしい。

読者投稿ページ・ボンボン団が今月で最終回。
今まで下品なりによくがんばりましたね。
次号リニューアル。

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2005年9月27日 火曜日


プレコミックブンブン 2005年10月号
2005年9月6日発売
ポプラ社 480円
▼クロのひみつ:原作/椋鳩十・まんが/近藤たかし
プレコミックブンブンを親子で楽しんでもらうために企画したものらしく、
このマンガはその第1弾。
実話を元にした動物感動モノで前後編の2話でお届けする。
今回は前編。

このお話は40年前に長野県で実際にあったらしく、
ノラ犬のクロが、とある高校でみんなに可愛がられ、
果てには学校職員にまでのぼりつめるほどの人気者になったが、
実はこのクロには誰も知らない秘密があるらしい・・・

犬が高校生以上に可愛がられるのが
マンガではなかなか無い組み合わせでちょっと興味を惹くんだけど、
前編だけでは全然感動までは至りませんね。
後編でクロの切ない顔の表情からどう話を繰り出してくるかがポイントですな。

▼トツゲキ!体験おけいこ道:滝沢のぼる
新連載。
こちらもどちらかといったら企画マンガっぽく、
毎号いろいろな(というか変わった)習い事を
ノボタンとK記者が体験し、そのレポートをマンガで紹介。
第1回目は東京にある忍者教室をレポート。

読んでみると、「君もこれで忍者になれる!」みたいな
子供でもできそうな忍者トレーニングと、忍者の道具を簡単に紹介してる程度。
まあ、こんなモンでしょ。

しかし忍者教室を「おけいこ」「習い事」と呼ぶには
かなりムリがあるんじゃないですかあ〜?

こんな調子で次号は乗馬教室をレポートします。
なんか変わり種の習い事ばかりを紹介するマンガになりそう。

▼スパナ:凪沢亮介
久々のでこっぱちヒカルくんが登場。
ヒカルくんが夢の中で悪意むき出しにして
元気いっぱい動き回ってるさまが見ていてとてもおもしろい。

ヒカルくんもちゃんと活躍させれば今回のような
魅力のあるキャラになるんだから
もっと彼の出番を増やしてほしいもんだ。
女の子ばかりじゃなくてさ。

▼かいけつゾロリ4コマ大作戦:原作・監修/原ゆたか・
まんが/きむらひろき・滝沢のぼる・熊沢かえで・村上ゆみ子

なるほど。同じ食べ物なのに
落ちてる飴は拾っちゃダメで、栗は拾ってもOKですか。
んー、そう考えると確かに不思議。

▼ケッタ・ゴール!:かわせひろし
森山先生って割とマイペースな性格だったのね。
相変わらず仲の悪いケッタとタケちゃんの争いに対して
「どんどんやりあいなさい!」とは一体どういうことなのか。
男の子はそうやって成長すると言われても
サッカーとは関係ないんだけどなあ(苦笑)。

もうこっちとしては、森山先生のやり方がサッカー上達や
2人の仲が良くなるカギになると思うしかない。妙に気になるな〜。

▼からどろ:大西俊輔
零が取り憑いている体の宿主は、
昔一緒に遊んだことがある洋平の知り合いのお兄さん?
名前は香流(かなれ)と言って、どうやら病弱で正義感が強い子だったみたいですが、
果たして取り憑かれるまでの経緯はどんなもんだったのか。

・・・というか病弱な子の体乗っ取って真の力を発揮できるんですかね零は。
いや、それよりも香流の体に負担がかかってないかが心配だ。

▼いたずらまじょ子の大冒険:原作・監修/藤真知子・まんが/みずなともみ
まじょ子&ナナは魔法の国のお友達と一緒にお化けの国へ。
人を怖がらせるのがお仕事で、人間の生活臭が漂うお化けさん達にほのぼの気分。
ボスもいい味出してるし、人懐っこいお化けさん達でおもしろかった。

でも、魔法使いもお化けも人間から見たら
どっちもお化けみたいなモンだよね(笑)。

▼まかせてペットくん:そにしけんじ
「にいちゃん」を「忍者」と勘違いするひかるくんのナイスボケ、
両腕両足をかっこよくしたら余計役立たずになってしまったペットくんのナイスボケ、
このマンガらしいほのぼのした笑いが誌面から心地よく伝わってきますね〜。
おもしろいです。

▼薫の拳:作/佐久間信・まんが/東タイラ
カオルちゃんに口をきいてもらえるようにするために
薫クンは空手選手権大会トーナメントで優勝をめざす。
竹竿をキックボクシングのキックに見立てた長澤対策や、
トーナメント大会でも、見かけによらない薫くんの底知れぬ実力が見られます。

まー、初戦、勝っても負けても薫くんがカオルちゃんと
喋れるようになる日はまだまだ遠そうよ♪
地道にガンバ♪

▼タロットマスター:岩村俊哉
残り4人のタロットカード保持者は平和的にカードの交換だけで確定。
結局、勇介はマジックの保持者になったか。
どんな力を発揮するか未知数。
ギャグセンスだけに磨きがかかんなきゃいいけど。

▼とつげき!ぷるぷる学園:くぼたまこと
デシとズラの話も、ガマーもオレはちっとも感動なんかしないぞ
たけしくんよ・・・

▼ファントム:大斗改
敵ながら太陽の貴公子サンとやらがカッコ良かったですね。
なんと言ってもハゲ頭を利用した攻撃法が最高です。

しかし自らクリーナーをやめる宣言をしたブラックホールのほうが
もっとカッコ良かった!
今日からキミはただのさすらい人間・ブラックホールだ!!
・・・といっても今までも似たようなモンだったけど。

▼ラッキーナイト カスタードくん:渡辺道明
例によってチョコ・パ姫がカスタードくんに優しい態度で接し、
美しい白馬を与えてもこれが悪巧みの前触れなんだと分かっちゃいても
あのマキバオーのできそこないみたいな駄馬のクリームには大笑いした。
なんだありゃあ。
カスタードくんはあんな滑稽な姿の馬とコンビを組むつもりか。
絶対先が思いやられる。絶対。

★ブンブン4コマバトル!!GAG−1グランプリ
第2回GAG−1グランプリ、残った2作品は予想通り、
少年ダンディと熱血先生!でした。

優勝を賭けて2作品による2回戦開始!

▼熱血先生!:井漕尚樹
熱血先生の本名は「雲小太郎(うんこたろう)」だった!!
でも例え本名がウンコ太郎でも、熱血先生は熱血先生だ!
ライバルの冷血先生も登場して
熱血先生の炎の魂がさらにヒートアップしてますね。
いい感じ。

▼少年ダンディ:ボッカ
ダンディくんに新しい好敵手登場。
しかしこれまた子供とは思えないちょんまげ頭のじじむさいガキ!
どうやら自分のことを武士と思いこんでるようだ。

まあどちらも頭の悪いオジサンがそのまま小さくなった感じ。
おもしろいけどいかんせん画が大人向け。
場違いのような印象が拭えない。


・・・ということで個人的には熱血先生をプッシュ。
でも少年ダンディでも文句はない。
おもしろいかつまらないかの二者択一で聞かれたら
少年ダンディもおもしろいマンガと言えるからね。
ただ作品から青年マンガっぽさが漂いまくっている。それだけ。


▼フェアリーアイドルかのん:袴田めら
シャープはついに一般人まで巻き添えにしたか。
ジュリアも母親に何か感づかれて、いよいよかのん抹殺に拍車がかかりそうな感じ。
しかしそれでも、かのんやアルトの魔法に軽〜くかわされそうな気がする。

▼猫夢来(にゃむらい):なかねかつを
2005年夏期ブンブンまんが大賞佳作受賞作品。

宇宙警察を名乗る猫獣人・猫夢来(にゃむらい)は
猫海賊を追って地球にやってきた。
そこでにゃむらいは太助くん姉弟と出会うのだが
2人は猫海賊に人質にされててんやわんや・・・
みたいな感じのマンガ。

別に太助くん姉弟が、にゃむらいとお友だちになるわけでもなく、
ただ単に猫獣人の事件に巻き込まれ、
2人の前でにゃむらいが海賊捕物帖を演じてみせただけ。
故にあんまり印象に残らない淡白な味になってしまったかな。
画はうまいんですけどね。

▼ブンブンまんがクラブ:構成/小山田つとむ・まんが/赤垣新二
今回はベタとホワイト。
修正のときにホワイトを使うのは知っていたけど、
カッターで原稿を切り取って修正する「切り貼り」の存在までは知らなかった。
このマンガではその切り貼りを読者に分かりやすく説明。
原稿を切り取るなんて大胆な修正法にも見えますが、
切る以上失敗は許されない繊細な神経が要求される修正法なんですね。
漫画家のみなさんホントにお疲れさまです。

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2005年9月25日 日曜日


小学六年生 2005年10月号
2005年9月3日発売
小学館 540円
今月は中学校・中学生特集。
小学校生活残り半年を切った小六諸君のために
中学校の部活や、中学生の普段の生活などの特集がてんこもりとなっている。

▼珊瑚の中学デビュー:小出真朱

2ページ読み切り。
主人公の町田珊瑚(まちださんご・12)ちゃんは
中学校の入学式の前日からドキドキワクワク。
そんな珊瑚ちゃんの中学生としての目標は
男子とケンカしないことだった。
いや、男子全員じゃなくて、
ある特定の男子だけとケンカしないと言ったほうが正しいかな。

そして中学校入学式。
珊瑚ちゃんは小学生時代にいつもケンカしていたアホ男子と出会ってしまったが、
そいつが制服を着ただけなのに大人っぽく見えたのでビックリ!
思わず珊瑚ちゃんは顔を赤らめてしまったのだった。

確かに中学校の制服着ただけで
ぐっと大人っぽく見えるってのはオレも感じてましたよ。
まるでスーツみたいだし。

それにこの頃になると男子の成長も女子に追いつくと思うので
少なくとも男子と女子が取っ組み合いのケンカをする、
なんてことはなくなるでしょ。
制服姿の男子と女子がすることといったらケンカじゃなく、デートだと思うので、
珊瑚ちゃんもアホ男子といつの間にかデートすることになるでしょう。
あーめでたしめでたし。

▼中学デビュー田中:のりつけ雅春
読み切りマンガ。
作者は某青年誌で見かけるけどオレはよく知らない。

お話の内容は、中学校に入学した田中ともう1人が
中学校で様々な衝撃的な事実を目の当たりにするというもの。

芸能人のようなキレイで大人びた女子生徒。
腕や脚に体毛が生え、おっさんクサイ態度をとる男子生徒。
そして1組の男女(生徒)が恋のもつれを経て仲良くなるなど
田中たちにとっては見るもの見るものまるで別世界。
果たして彼らは無事中学校生活を送れるのか―――

・・・なあんて、いくら成長期の中学生とはいえ、
一気に大人になるようなことがあるわけないじゃないですか。
でも中学校から所帯じみた大人の世界観を見いだしているのが
このマンガのおもしろい点。
中学生になりたての少年から見た中学校の摩訶不思議な世界が
おもしろおかしく表現されている。
なかなかの佳作だ。ウン。

▼GO!GO!花の中学ライフ!!:山辺麻由
こちらも読み切りマンガ。
主人公は極度の妄想癖を持つ少女・後藤ひかる。
ひかるは今日から中学生になると言うことで
早速、勉強に部活に先輩とのコミュニケーションにと
自分勝手な中学生ライフを妄想してしまうのだった。

山辺麻由お得意のブットビ少女が大暴走しまくるマンガ。
自分の都合にいいように話を美化するひかるの妄想癖は留まるところを知らず、
アホな女を地で行ってるのがバカバカしくて笑える。
しまいには好きだった先輩をお星様にしてしまうし、
最後の最後までひかるの目が覚めることがなかった。

そんな彼女のバカ中学校生活ぶりを見て
誰が中学校生活が素敵だなんて思うだろうか。

っつーかひかるは妄想癖を通り越して現実逃避になっちゃってるぞ。
どうやら小学生から中学生に成長したと同時にバカも成長してしまったようで・・・
ひかるの周りにはお花がいっぱいなのもきっと頭の中が一年中春だからでしょう。
このまま高校・大学と成長していって取り返しのつかないことにならなきゃいいが。

▼夢への扉〜F3レーサー 井原慶子の章〜
:原作/福田幸江・作画/鈴木小波

F1レースのスピードに魅せられた
1973年生まれの女性F3レーサー・井原慶子氏の物語。
F3(エフスリー)はF1になるための登龍門的存在らしいです。

レーサーに必要なのは、冷静に集中する心と強い精神力。
そして決してあきらめない信念を持って走れば、レーサーはマシンと一体化する。
これは井原慶子がフランスのF3レースで実際にマシンを走行させて実感したことなのだ。

ま、これは別に井原慶子だけじゃなくて全てのレーサーにも通ずることだと思う。
マシンを走らせれば男も女も無いんですね。
なので実力さえ伴えばF1の舞台に立てるのも夢じゃないと思うんですけど
どうなんでしょ?

▼宇宙教師(ティーチャー)ボンバー!:唯洋一郎
うーん、凡場先生が持ってきた宇宙甲虫を
もっと多く出して欲しかったな〜。

ポポリスーパーボンバーキングカブトムシ
全長40センチ 重さ2キロ


かっこいいじゃねえか。

▼トップ 放課後社長は12さい:原作/野村伸・作画/岩田和久
なんだよ、天太とパワードG社の社長の男同士のデートは
IQテストが主で大した内容じゃなかったな〜。
ちと期待はずれ。

まあ、変なこと期待していたオレも問題アリだけど。

▼遭遇!たこちくび星人:あべさより
たこちくび星人の球根を植えたら
目が出て鼻が咲きましたとさ。

お約束ギャグのようで、実際目が出て鼻が咲く植物を描く人は
そうそういないと思うのでこりゃ珍しいなっと。

▼トホホな犬:あいみてつろう
タイヤ犬に続いて、首にイスをはめたブルドック・「ブルいす」登場。
コイツは洋服ダンスから生まれたそーです。

・・・ウソつくんじゃねーよ!

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2005年9月21日 水曜日


小学五年生 2005年10月号
2005年9月3日発売
小学館 540円
▼ないしょのつぼみ:やぶうち優
円果(まどか)ちゃんは小5になってもパパとおフロですか。
それがきっかけで円果ちゃんはクラスメートからコドモ扱いされてますが
体の成長が早いはずの女の子がコドモっぽいだなんて
珍しいこともあるもんだ。

あ、いや、小5女児が父親とフロに入ることのほうが珍しいか。
しかしクラスメートの忠告がなかったら
この親子はいつまで一緒におフロに入るつもりだったのかしら。
特にお父様。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
またしてもよからぬ事を企んでいたキャビティ。
しかし今回はコイツのおかげで、シナモン達がキレイな星のしずくの湖で、
ユニコーンを拝むことができたのだから感謝すべきなのかな。
なかなか憎めないヤツ。

▼しっぽでハッピー!!:兄崎ゆな
なんつーか、体育館という1つの舞台の中で
あやかと晴がちょっとしたラブストーリーを演じても
馬場ちゃん&犬たちのギャグキャラグループが
その雰囲気を思いっきりぶち壊してくれますよね。

あやか&晴グループと、ギャグキャラグループとでは住む世界が全く違うであろうに
よくコイツらを1つにまとめてラブストーリーをやろうなんて作者は考えるよな。
おかげでちぐはぐしたストーリー展開になっちゃったけど、
それ自体が笑えるからまあ良しとすっか。

しかし3匹の犬が3段に重なって「わんことび箱♪」って・・・
バカだ・・・
そんなことできるわけないのに。
┐(´ー`)┌

▼トホホな犬:あいみてつろう
タイヤを首にはめた奇妙な犬が登場するマンガが
小五にもやってきました!

初っぱなから、トホホな犬が坂道を転げ落ちて自動車に体当たりをかましたり、
このマンガ初の人間の男の子やおばあちゃんも登場して
見るべき点はちゃんとありますですよ。

▼おねがいっ!!ラブ・ルビー:みななあゆ
10〜12月号は不思議なAB型女の子・春日部麗(かすかべれい)の
恋物語です。

今度のお相手の男性はなんと塾の先生!?
・・・かと思ったら一緒の塾にいる男の子でした。
まあ妥当な線ですよね。
でも塾の先生もちょくちょく麗ちゃんの恋の手助けをしてくれるかな?

▼マサルの一手:監修/森内俊之・まんが/村川和宏
うわちゃあ、また始まったよ、綾乃と山風カツミ、
マーくんを巡って女同士の恋の戦いが。
綾乃もカツミも好きな男の子に対して随分積極的なんですよね。
恋物語としてはガサツだけどこのマンガの雰囲気には合っているから良し。
なによりこの作者がそんな甘いラブストーリーを描けるとは思えんし(笑)。

・・・ってなことで先発は綾乃。
奨励会のトーナメントで対局用の着物を着てマーくんに勝負を挑む!
もし勝てれば勇気を出してマーくんに自分の思いのたけをぶちまけるチャンス!!
ある意味お互いの将来が懸かったトーナメント1回戦。
その結末やいかに!?

将棋の内容よりもマーくんと綾乃、2人の恋の行く末が見たいね。

▼ライオンは眠らない:六田登
伝染病が流行る寂れた町で、孤児のサライは
1人の伝染病に冒された少女と出会い、抱きしめられ、
人の温かさに触れるのだった。

話としてはホロッとくるいい話なんだけど
レオナルドは元気そうじゃん。
死ぬ気配未だナシ。
それともこのまま2人で旅を続けるのかな?

▼あさりちゃん:室山まゆみ
便器に頭をぶつけて以来、人が動物に見えてしまうという
可笑しな少女が登場。
さんごママさんがヘビに見えて、タタミがワニに見えるらしいですが
それって考え方としても普通じゃないですか。

そもそも大暴れするあさりちゃんをおとなしくさせるには
恐ろしい肉食獣になりきらないとだめなんだよね。
そういう意味ではさんごママさんとタタミが獰猛な爬虫類に見えるのは
まったく正常な見え方なのかもしれないよ。

※別冊付録

▼まんがでマスター!!姫川明のイラスト教室:姫川明
姫川明センセが教えるマンガ講座第2回目は
人間のいろんなポーズの描き方。

人間キャラをより人間らしく見せるには、
曲線をうまく使い、体中の出っぱりもキチンと描くこと。
そしてなにより首と肩も忘れずに描くこと。

オレは思わずドキッとしてしまいました。
自分の弱点をズバリ指摘されてしまったみたいで。
そう、このサイトのイラストを見れば分かるとおり、
オレはキャラの首を描いていません。
だってそのほうが可愛く見えるんだもん。

それに首や肩を描かない漫画家さんって他にもたくさんいるでしょ。
ホラ、この小学五年生だけでもあの人やこの人や


ギャグキャラならそれでもいいけど、
ストーリーものを描くのであれば皆さんはキチンとキャラの首と肩を
描きましょうネ。

▼文具天国:そにしけんじ
お菓子やジュースのパッケージのミニチュアみたいなデザインをした
おもしろ文房具を前に、正当派文房具の黒田軍団はややごきげんななめ。

文房具としての実用性があるのなら、どちらもケンカなんかせずに
仲良くしてほしいもんですがね。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/雷電
回転寿司でボロボロのお皿に乗っかっているお寿司がなんと10000円!
豪華なお皿ならともかく、10000円のお寿司にボロボロのお皿を使うなんて
これは罠以外のなにものでもない!
マヌケな人は簡単に引っかかりそうですね。

▼デュエル・ジャック!!:伊原しげかつ
今回は「○○男」という、最後に“男”がつく名前のクリーチャーばかりを集めてみました!
男の魅力を表現するのがとっても上手なこのマンガにはうってつけのテーマですね。
クリーチャー達はショーに負けないくらいの男っぷりを見せてくれましたよ。
どこか男臭い人間くさいというか。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
なんだよ、ダンス・ガンボは監督の差し金で
ドッジボールの試合を通して選手達のねじ曲がった性格を
更正させるのが目的だったのか。
つまりコイツらはドッジボールを愛してないってこと。

そんなヤツらに、ドッジに情熱を燃やすファイターズが負けるはずがないじゃないか。
・・・ってなことで最後は割とあっけなく決着。

ダンス・ガンボの監督は、ドッジを悪ガキ更正のための道具に使うとは、
少年少女達のスポーツマンシップに反するようなことしてくれるよな。
これだから大人ってヤツは・・・

▼メイプル・メイド:山辺麻由
多額の税金から時任家を守るため、
楓含む時任一家は全員で家計を切りつめることに。

一番お金の負担となっている水波の乗馬のことで
随分もめてたみたいだけど、
オレとしてはただ単に時任一家の赤貧生活を見てみたいなあ・・・

それにしても楓は自分のメイド服をインターネットオークションに売るんですか。
そりゃあいくらで売れたかよりもどんなヤツに売れたのかが興味がわきますよね、ええ。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
女性スタッフの執拗ないやがらせがななこを襲う。
でもそのおかげで汐見くんがこぐ自転車の後ろに座れたのはラッキー。

ななこがピンチになると頼りになる男・汐見翔吾。キミはかっこいいなあ。

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2005年9月19日 月曜日


小学四年生 2005年10月号
2005年9月3日発売
小学館 540円
今月号の地震特集ですが、日本って地震大国なんですねえ。
4枚の「プレート」と呼ばれる岩の板の境目の上に
日本が乗っかっちゃってるんだから。
これだといつどこで地震が発生してもおかしくない状態ですね。

あと地震とセットで襲いかかる火災や津波などの二次災害も
さらなる被害を発生させます。
今のところは地震や自然災害を前に為す術がないのが正直なところ。

が、しかし日本では地震が起きて3日間生き延びられれば
その後も生き残れるとのことなので
3日間自力で生き残れる準備を今からしておこう。
そのためにはまず水と食料の確保だよな・・・

▼わいわい家庭学習 もっともっとファミリー:まんが・荒磯智之
テーマは国語でいろんなおもしろ図書館を紹介。
図書館というと難しい本がいっぱいあるおかたいイメージがあるけれど、
自動車や野球、食べ物についての本ばかりを集めた専用図書館もあるんだってさ。

さらにすごいのは日本中の本が集まった国立国会図書館なるものが存在し、
日本で出た本や雑誌はこの図書館に納めなきゃいけない決まりがあるとか。
そんな決まりがあるなんてオレは知らなかったゾ。

これらの図書館によって子供達が本を好きになってくれるかどうかはともかくとして
いろんな趣向をこらした図書館が実際にあるのはなかなか興味深い。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/関千里
カフェ・シナモンで作ったパンは悪い心を浄化する力も持っていたのか。
これならシナモン達の周りは平和そのものだあね。

しかし黒い鳥が、鳥の赤ちゃんを襲ったのは
空腹を満たすためだとしたら、
黒い鳥はこれから先、何を食べて生きていくんだろう、
・・・なんてことはこのマンガでは考えちゃいけないことですね、ハイ。

▼ちびまるぱらだいす:横山貴陽絵
好き勝手に騒がしく鳴きまくっていた秋の虫たちに
てりきちくんが指揮をとることによって
そりゃあもう美しいハーモニーを奏でる虫の演奏会へと大変身!

生きて冬を越せない虫さん達の
命のハーモニーとも言える演奏会ですねっ!
そう考えるとなんだか虫の一生の儚さを感じさせるなー。
オレってロマンチック。

▼学校では教わらないまんが人物伝 世界を変えた日本人たち:
原作/上山明博・作画/帯ひろ志

4人目は植物に全てを捧げた男・牧野富太郎氏の物語です。

子供の頃からどんな目立たなく小さな植物にも興味を持ち、
学校をやめて植物の研究に打ち込みたいってんだから
これだけでも植物学の父と呼ばれる素質が窺えますな。

金もないのに妻と結婚して13人もの子供を作って
妻と7人もの子供を病気で死なせてしまい、
家庭的な面ではとてもほめられたものじゃないけれど、
苦しい家計をなんとかやりくりしてきた妻の優しさを肌で感じ取り、
亡くなった際には富太郎氏が見つけた新種の笹に妻の名前をつけるなど
家庭を犠牲にしたものの、家族を愛する心は持ち合わせていたようだ。

最後には富太郎氏が自らが、研究した植物の名前の由来などを
子供達に分かりやすく説明する場面もあり、
これが富太郎氏の長年の研究の成果が開花したんだな、
と思わせるシーンだった。

95年という長い人生に幕を閉じることが出来たのも、
彼自身満足のいく生き方ができたからこそなんだろうね。
あるいは妻や子供の分まで生きられたとか。

人と触れ合いながら植物の研究に打ち込む牧野富太郎氏の伝記モノとしては
かなりよくできた作品。なかなかエエです。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
汐見くんがスタジオにやってきてななこちゃんどぎまぎの回。
撮影とはいえ女の子の部屋にななこちゃんと汐見くんが一緒にくつろいじゃって
まーななこちゃんにとっては至福のひとときだったんじゃないでしょうか。

しかし元々性格が内気とはいえ、ななこちゃん、少し焦りすぎなんじゃないでしょうか。
まるで汐見くんを自分の物みたいに考えて・・・
あ、いや、ななこちゃんにはむしろそれくらいの度胸が必要だよね。
ななこちゃんはモデルに汐見くんとの恋に両方成功を収めなきゃならないし大変だあ。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
じーさんと孫は帰りの電車賃がないため、
そこらへんの車をつかまえてヒッチハイクをするつもりが、
じーさんが車を徹底的に追いかける
人と車の愉快な追いかけっこが始まりました。

なんか三流のドタバタコントを見せられてる気がしましたが
テンポ良く読ませる展開は◎。

☆ここから先は別冊付録

▼光龍伝説ヒカル!:緒方さなえ
ついにゆらゆら帝国に侵入した光。
しかしいかんせんゆらゆら帝国のボス的キャラが
アホなギャグマンガした顔してますので例によって緊張感まるでナシ。
部下にしてももう少し頭使って欲しいモンだよな。

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
なんと堂児は出身地が沖縄だった!
故に暑さには強かったわけですね。
ひいてはシーサーを味方につける要因にもなったと。
こりゃ沖縄人もビックリの新事実発覚だわさぁ。
てっきり長野生まれだとばかり思っていたのに。

つまり堂児は太陽の地・沖縄で生まれ、ドッジが盛んな長野で育ち、
現在に至ると言うことなのか。
いったいどういう経緯で沖縄→長野→神奈川に移りわたったのかは知らないが
それぞれの場所で野性味溢れるドッジを展開していったのは間違いないだろう。
まさに“ドッ児”やね。

まさかとは思うけど沖縄と長野以外にも過去に住んでいた県がもっとあったりして。
堂児ならありえそうなんですが。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
意外なところからティーダとマティの2大最強甲虫が激突、バトルすることに。
どちらも己の自由が懸かった死にものぐるいの戦いが予想されるだけに
結構、楽しみになってきたり。

しかしその間、本性をむき出しにしたイーダが黙っちゃいないだろうな〜。
くだらない茶々をいれてくれるなよ。

▼あさりちゃん:室山まゆみ
浜野姉妹が、歩道橋に現れる不気味な手首の正体を突き止めに
自らが歩道橋に出向いて解明に挑む。

その結果は、気の持ちようだということが判明。
実際に手首の亡霊がいたとしても
霊を信じない心を持ってすれば何にもなかったことにできると。

亡霊を払拭するには霊を信じない心とちょっとした勇気。
それを浜野姉妹は教えてくれましたね。ええ。

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2005年9月16日 金曜日


小学三年生 2005年10月号
2005年9月3日発売
小学館 540円
▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
偽タンゴと偽キング登場。
偽キングは他のカブトムシで代用できるからいいとしても
偽タンゴはありゃなんだ?
交通安全の旗なんか持ってお菓子のおまけについている
人形か何かか?
しかも偽タンゴを操っているのがダンゴムシだなんて
甲虫どころか昆虫ですらないじゃん(笑)。

前半はまるっきし茶番だけど笑えるから良しとす。
でもパラの送り込んだブルーマイスターツヤクワガタは
タンゴ(?)の人形を破壊するほどの強力なアゴを持っている。
これが生身の人間だったらと思うとおっそろしいですね。

▼ふわふわシナモン:まんが/つきりのゆみ・原案/せきちさと
シナモン達はおかしコンテストに出場。
テーマは「食べた人がハッピー♪になれるパフェ」。
シナモン達は牛さんのミルクの力で体がふわふわ浮くパフェを作って
見事優勝を手に入れますが、それってやや反則のような気が・・・(汗)

▼あさりちゃん:室山まゆみ
あさりちゃんはたまごっちのパクリ商品、「たがめっち」を手に入れて
どんどん心が荒んでいく・・・
やっぱ偽物の粗悪品は子供に悪影響を与えますね。
皆で追放を。

▼それゆけ!トンとり:杉木ヤスコ
キノコの姿をした気象予報士のホッシーは
ネットンの機嫌を天気に置き換えてずばり的中!
人の機嫌を読める気象予報士ってすごいやあ。

▼星のカービィ:さくま良子
今回デデデ大王は漫画家になってマンガを描き描き。
これならさすがのカービィもいつもの大暴れはないだろうと思っていたが、
マンガを描くお手伝いと偽りデデデ大王の生気を(以下略)

▼がんばれ!ドッジファイターズ:原作/村上としや・まんが/斉藤むねお
北海道の12人兄弟チーム・道央ファームズは、
まずは北海道らしい演出よりも兄弟力を合わせた手堅いチームワークを披露。
兄弟が1つの場所に固まって両手をいっぱいに広げれば
ほら、まるで千手観音みたいでしょ♪

うーん、確かにそんなディフェンスを見せつけられたら
ちょっとコワイかも・・・

ま、余興としてはとてもおもしろくていいですけどねっ!

☆ここから先は別冊付録。
SHO☆3コミックランドVol.7だったり。


▼トホホな犬:あいみてつろう
なんと小三でも新連載なんです。
首にタイヤを付けた犬があんなことやこんなことする
ほのぼのマンガなんです。

ふとしたことに疑問を持って行動するタイヤ犬。
彼のマイペースに読者はついていけるでしょうか。

▼アイアンフェザー:小山愛子
バルベルルの塔でのフライ達と機械兵との攻防戦がまたすごい。
そんな激戦の中でギャグを軽く言ってのけるボスもステキ。
それでいていざという時には頼りがいがある行動をとってくれますし
いい味出してますねボスは。

さてここで4人目の七色の戦士が登場。
見た目向こう意気が強そうな若者な感じですが、
おそらく味方でしょう。

▼ダイナマイトストライカー空:川久保榮二
・・・ってなことで大会予選をあっという間に優勝してしまったシーガルズ。
空はブラジル人と対決したことで、その秘めたる才能を存分に引き出し、
高等テクニックまでマスターしたようだが、
ブラジル人となんらかの関係があるわけでもないのに
ブラジル人と戦ったことで潜在能力が引き出され強くなるなんて
ちょっと都合のいい話でござんすね。

それとも将来、空のライバルになるであろうブラジル人との
初めての運命の出会いを描いたってか?

▼金色のガッシュベル!!:荒磯智之・原作/雷句誠
なんかウマゴンを使って獣姦プレイみたいなことやっとるぞ。
あぶねーなー。おもしろいけど。

▼クリック!一発!ふしぎ組:ながいのりあき
今回は、近々どこの小学校でも行われるであろう秋の大運動会に備えて
リレーで速く走れる方法をクリックくんが詳しく説明。

要は理想のフォームでただひたすら練習あるのみってこと。
さすればおのずと結果が出る。
1等賞を取れなくてもキミの足は前より確実に速くなっているはずだ。
がんばれ小学生。

☆男子禁制 女の子だけのないしょのおへや
例によっておじゃまします。

▼リリカル☆ふぁんたじあ:池田多恵子

さあ、魔法の国に帰りましょう。

瑛人様

って、えええええええええーーーっ!!!
瑛人くん、アンタ魔法の国の王子様だったんかい!!
しかも母親が人間で父親が魔法の国の王家の人ってことは・・・
瑛人くんもハーフですか!
つまりリリーちゃんと条件は同じってわけだ。

しかし魔法の国の人が人間に恋をして子供なんぞ作っていいんでしょうかね〜。
それとも魔法の国に新たな血を入れようってことなのか?
密かにスゲーことになってますな。

▼なないろ☆ミラクル:かなき詩織
汐見くんが何を言ってもクラスの男子から仲間はずれにされないのは
彼の人柄の良さでしょう。
友達にだからこそ遠慮無く自分の思ったことをしれっと言ってのける。

ななこちゃんもそこんとこは汐見くんを見習った方がいいですね。
友達だと思う人に言いたいことも言わないのは自分のためにも良くないと思うし。

▼わんこ・みっくす:あべさより
戸田センパイの犬好きは母親譲りだったのかー。
見かけはかっこいいけど、犬を見た途端、かわいい顔に変身するところまでそっくり!
血は争えないなー。

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2005年9月13日 火曜日


小学二年生 2005年10月号
2005年9月3日発売
小学館 540円
▼おシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
今回は2話構成。

1話目は“災い転じて福となす”そのまんまですな。
ラブ&ベリーがミクのバックダンサーを務めるショーの最中に
天井のライトが落下して発火、
そのままミクが火に囲まれてしまうトラブルに見舞われてしまっても
そこからラブ&ベリーのオシャレ魔法で
3人共々、ステージ下の水中から華麗な変身を遂げ、
奇跡のファッションショーをやってのける。

これはまず、落っこちてきたライトが
ミクに直撃しなかったことがラッキーでしたよね。
これがもしミクの顔に当たっていたらどうなっていたか。
そう考えると手放しで喜んでもいられない気もしますが、
とりあえずショーは大成功を収めたので良しとすっか。

2話目はラブとベリーが人間界に来る前のお話で、
オシャレ魔女学校での2人のおちこぼれぶりを描く。

ラブとベリーのオシャレ魔法を使ったとんちんかんな衣装を見て
担任のイザベラ先生は2人を叱りとばしてますけど、
年頃の女の子に黒マントなんぞ着せているほうが
よっぽどファッションからかけはなれているんじゃないのか・・・・・・?
いくら魔女でも、ファッションに携わるオシャレ魔女の卵なんだから
魔女学校の生徒全員に黒マントを着せることはないと思うんですけど。
オリジナリティもオシャレもあったもんじゃない。
第一、似合ってないし。

でも、ラブとベリーのファッションに対する閃きは
独創性があっておもしろかった。
内容がどうであれ。

▼わんこ・みっくす:あべさより
犬の世界でも雑種は目の敵にされるのか・・・
タスケにとっちゃあ辛いよなあ。

でもそんな差別をするのは一部のバカ犬だけ。
本当にカッコイイ犬は雑種がどうのこうのなんて気にしないのさっ!
なあタスケ。

▼とんでも刑事ブタコップ:兎野みみ
最終回。ブタコップは最後まであきらくんに迷惑かけて締め。
刑事らしさを何一つ見せてくれないブタコップくんでした。
まあ火あぶりにされないだけでも感謝しろよ。

▼ふわふわシナモン:原作/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
みんなでポップコーンを作っていたら原料のコーンを入れ過ぎちゃって
家の中からお庭までポップコーンだらけになっちゃいました。
でもポップコーンの海に埋もれたシナモン達は満足そう。
気持ちいいんでしょうかね?

あと、よく見てみればモカの体の色に和紙のような模様がついている。
芸が細かいですね。

▼金色のガッシュベル!!4コマパラダイス:原作/雷句誠・まんが/雷電
そりゃあ、パンダになったキャンチョメなんぞと戦う気なんて起きないよなあ。
脱力。

▼ねこねこファミリー:そにしけんじ
ネコが学校で授業をすると、
オスは机で爪を研ぎ、メスは毛づくろい・・・
こりゃ授業になりませんな(笑)。

あと作者はハエトリ草にイモムシ入れたらどうなるか実際に試してみたそうだ。
生き物に対して結構残酷な一面を見せますね。

▼ポケモン4コマ大百科:やましたたかひろ
タッツーのサングラス屋がおもしろかった。バカらしくて。
相手の顔に墨を吹きかけてサングラスってアンタ・・・
でも子供っぽくて笑える。

▼甲虫王者ムシキング:今賀俊
ニードルの悪ガキぶりがとってもかわいいですねー。
カクタスの3人の配下の中では一番幼いけど、
今回はニードルなりにがんばってるのがよく窺える。
敵ながら涙ぐましいなあ。

それにひきかえタンゴはニードルの幼稚な作戦にあっさり騙されるなよ。
スーパーアンバーまで盗られやがって、
この失態はアンバーの力無しで
ニードルが送り込んだ外国甲虫・ムナコブクワガタの分身の術を破り、
叩きのめさないと帳消しにはならないぞ。

▼星のカービィ:さくま良子
うわー、きたきた来ましたよ!
カービィの度重なる悪行に疲れ果てて入院しているデデデ大王の元に
お見舞いと偽りデデデ大王の生きる気力全てを奪いに来た死神野郎カービィが!!

見舞い品や病院食を貪るのはまだかわいいほうで、
病人であるデデデ大王に対して
強風を起こして吹き飛ばすわ
ホースで水をぶっかけるわ
火あぶりにするわ

挙げ句の果てにはデデデ大王を
階段から突き落とすという
暴挙までかましやがりました。


これを死神と言わずしてなんと呼ぶのか・・・
カービィを病院に連れてきては絶対にいけない。

▼超人だじゃれマン:じょうさゆり
今時、スカートめくりなんぞする男子なんていないと思いますが、
エロは消エロというダジャレを通して
エッチな男子に対して警告を出しているのはGOOD。

▼学習体験コミック ドラえもんのなんでもチャレンジ:
キャラクター原作/藤子・F・不二雄・まんが/三谷幸広

今回はなぜかふろしきがテーマ。
古くさいイメージがあるふろしきを今こそ見直そうってことで
ふろしきのルーツや利便性に迫ります。

ふろしきを折り紙のように折れば
スイカを包む入れ物になったり、ウエストポーチになったり
リュックサックにもなったりといろいろな入れ物に変身し、とっても便利。
折り紙の布バージョンといったところですね。

・・・ということは鶴や、やっこさんなどに折れば
ちょっとしたオブジェにもなり、飾っておけば部屋の雰囲気が和らぎますな。
まさに万能の布。ふろしき万歳。

今月号の別冊はあさりちゃん特集。
これまで連載されていたあさりちゃんのマンガの中から
名作数本が掲載されているほか、
1978年当時の記念すべき連載第1話目や
コミックス未収録作品が2本掲載されている。
去年も同じ企画をしていたけど内容が微妙に違っています。

あと別冊付録には、20年以上前に放送されていた
あさりちゃんのアニメーションがDVDになるという衝撃の事実が!
今の子供達は絶対リアルタイムでは見てないはずなので
平成のあさりちゃんファンは絶対買いですよ〜。
オレも見たいな。

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2005年9月12日 月曜日


小学一年生 2005年10月号
2005年9月1日発売
小学館 540円
今月号の目の錯覚特集は、円の模様が回って見えたり
2つの同じ大きさの物がそれぞれ違う大きさに見えたりと楽しませてくれる。
でもやっぱりじーっと見続けない方がいいかな。
気分が悪くなるという錯覚に陥る。

▼ふわふわシナモン:げんさく/せきちさと・まんが/つきりのゆみ
う、シフォンが作ったシナモンロール、
色といい形といい、まるでウ@チみたい・・・

▼甲虫王者ムシキング 森の民の伝説:三鷹公一
風を味方にしたムシキングのトルネードスローで
重くて素早いアクティオンゾウカブトを撃破。
どうやら自然はポポやムシキングの味方になってくれるようだね。

▼オシャレ魔女 ラブandベリー:溝口涼子
足が遅いためにスポーツが嫌いな女の子はチアガールになって
スポーツフェスティバルを盛り上げよう!

運動オンチな子でもスポーツフェスティバルを盛り上げることができる、
ひいてはスポーツ好きになれる可能性を見いだした
ラブとベリーのアイデアがすばらしい。

▼ラブリープリンセス ふしぎ星の★ふたご姫:山辺麻由
月の国ではスイカを団子の代わりにするらしい。
それはあまりにムリがありすぎです。
スイカはスイカとして食わんかい!

▼わんこ・みっくす:あべさより
オドオドした表情しか見せないみはるちゃんを笑わせるにはどうしたら・・・?
そんな時はやっぱりタスケですね。
みはるちゃんの笑顔を見せてくれただけでなく
リボンをほどいて髪型を変え、かわいらしさまでアップしてくれました!
さすがタスケ。

▼たたかえ!キーボッツ:寿ミナト
魔人ガルドの魂とフュージョンし、
ヤミのコアを手に入れたコアモンスター・バッドデーモンを倒すため、
アレックスとジークはヤミのブ・キーを手に入れに光の神殿へ。

自己主張の強いザウルも光の神殿に行きたがっていたけど
ブレイズレオはバッドデーモンを食い止めるようにザウルに指示。
どうやらブレイズレオはブ・キーの勇者をまとめる力があるようだ。

▼星のカービィ:さくま良子
カービィは忍者教室で「忍法目くらましの術」を会得し、
それを使ってデデデ大王たちのおやつを強奪してます。

別に目くらましなんぞしなくても、いつもやってることじゃないか。

▼ママだって1ねんせい:都あきこ
今回は運動がテーマ。
お母さんは鉄棒のさかあがりができないくんぺいくんのために
一緒に練習したいんだけど、
小学校では防犯のために放課後に校庭を開放しておらず、
近くの公園にも鉄棒は無し。
じゃあどうすれば・・・???

それはなんと、親子で体を使ったちょっとした遊びをすることで
お子さんの運動能力がUPし、
さかあがりができるようになるんですねー。

例えば、親が子供の両足を持って両腕だけで子供を歩かせたり、
親と子が向かい合って座った状態で脚を開き、
両手を引っぱり合いながらぎっこんばったんしたり。
こんなことでもさかあがりに必要な背筋・腹筋がつくんですって!

おー、そういえばオイラも小さい頃に親と一緒にそんなことしたよ。
懐かしいねえ。
これは親子のコミュニケーションもとれて一石二鳥。
なので、さかあがりが出来ないお子さんをお持ちの親御さんは
一度試されてみてはどうですか?

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2005年9月7日 水曜日


別冊コロコロコミックSpecial 2005年10月号
2005年8月30日発売
小学館 440円
▼デュエルマスターズFE:松本しげのぶ
デュエル新時代の幕開けとなるはずの世界決闘祭が、
不亞一族による凄惨な光景が拡がる闇の幕開けに。

ヤエサルの愛しき教え子ならぬ“決闘子(デュエルご)”達が
ザキラの手によって倒されていく・・・!
(「デュエルご」って言いまわしがおもしろいね)

聖なる大会を汚され打倒ザキラに燃える勝利。
ザキラの部下共を蹴散らし、その勢いはとどまることを知らないが、
ザキラ相手にはどうか。

この男のためにデュエル界もとんでもないことになってしまったのが
このストーリーを通してよく分かるね。
ザキラによるデュエル界の暗黒時代が今、始まった。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
じーさんのしょーもないヒマなダンスよりも、
校長の飛び出た目ン玉グルグル巻きのほうが
よっぽどインパクトがあっておもしろいぞ。

▼甲虫王者ムシキング:おおせよしお
今回はカブト丸とヤイバが初めて出会った時のお話。
ヤイバは最初はカブト丸の父の言いつけで見張り役に徹していたが、
実はカブト丸のムシキングになりたい気持ちを察し、
自分の持てる技を出してカブト丸の夢を叶えようと決めたのだった。
うーん、いい話だ。

しかし、カブト丸の過去話は戦国時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
カブト丸のござる口調や、ヤイバが忍者であることなどから
現代とはちょっとかけ離れているようだし、
それともサムライ甲虫の末裔が今もなお息づいているのでしょうか?
謎ですねえ。

▼ケシカスくん:村瀬範行
うーん、ケシカスくんの世界一長いケシカス作りへの挑戦、
ケシカスくんの特徴でもあるツノかチンコを元にケシカスを作れば
おもしろかったんですがねえ。
同時に世界一長いツノorチンコで
子供達の人気者になれるはずだったのに。

▼サルゲッチュ ウキウキ大作戦!:後藤英貴
ミイラサルの包帯でケツを拭こうとしているスペクターがステキですね。

▼D・Mファイター焔(ほのお):足立たかふみ
デュエルマスターの世界観を舞台としたマンガ第2弾で、
主人公は神保町小学校(なんで神保町やねん)の
天才デュエリスト・一撃焔(いちげきほのお)くん。

焔くんはある日、デュエルをしていたらカードが光って
いきなりデュエルマスターの世界にワープしてしまったのでした。

なんの前フリもなくいきなりデュエルの世界にほっぽり出された焔くんですが、
聞けば現実世界では真の友達がいなかったとか。

デュエルの世界では焔くんは拳(こぶし)から強力な炎を出して敵クリーチャーを撃退、
メンテという子と知り合い火文明のヒーロー的存在になったみたいですが、
果たしてここでは焔くんにとって真の友情が見つけられるかどうか。
新しくなったデュエルの世界での焔くんの活躍に期待。

▼D・M激王伝ゲット:倉谷友也
最終回。
マナ・ストーンを全部集めたところで
イノセンがゲットに戦いを挑んで一時はどうなることかと思ったけど
最後は火と闇と自然の代表が手を組んで戦いを終わらせようじゃないかという
未来に希望が持てるエンディングとなりました。
今まで戦いに明け暮れていただけにその想いも大きい。
イノセンの自然文明に平和を取り戻す願いは
マナ・ストーンの力を借りずとも実現できるでしょう。
3人の力を持ってすればそれもより近いものに。

デュエルの世界観を舞台とした初のマンガで
デュエルの魅力よりもゲットの熱い戦いと熱い友情を前面に出されていた良作。
熱血マンガとして印象に残るマンガでした。

▼オッス!ムシキングッス!!:小西紀行
サッカーの試合で愚行を連発するかぶ太。
手を使っちゃいけないといっても
しつこく手を使うかぶ太の無神経ぶりに唖然。
ホントにツッコむ気にもなれないですね。

▼コロッケ! 特別ギャグ編:樫本学ヴ
このマンガでたまに行われるバンカー小学校編。
今回はスポーツマン小学校のみなさんが
バンカー小学校に殴り込みの勝負を挑む。

どこかで見た顔ばかりのスポーツマン小学校の面々が
あの手この手で妨害するところに
今回のこのマンガのおもしろさがあるやね。
アンチョビの究極再生能力が意外なところで役に立っているのは必見。

▼豪快野球坊 ベスボル:毛内浩靖
ルーボは韋駄天・チー太からみたら
おいしそうなごちそうなのか。
こんなところにも意外な弱肉強食の世界が垣間見えるとは。

さらに脚が生えたサメまで登場して
この世界で生き抜くのも大変だあ。なあベスボル。

▼激闘!エグゼ兄弟 ロックメ〜ン:川野匠
おおをっ!?
冷二の手でモモエちゃんのかわいいおしりが露わにっ!!
そして記憶喪失の熱太が見たモノは!!

・・・・・・でも全く色気のないおしりなので
きっと前もつんつるてんで味気ないだろう。

ま、とにかく女の子の下半身を脱がすという作者の挑戦心が◎。

▼ポケットモンスター:穴久保幸作
ピッピの前髪が自由に伸び縮みしたら
カメレオンの舌やゾウの鼻みたいに便利になりそうですね。

▼金色のガッシュベル!!:原作/雷句誠・まんが/矢高鈴央
一日警察署長はガッシュよりナオミのほうがふさわしいんですかね〜。
その実力を見せて欲しかったが。

▼お助け人すけ☆かく参上!!:永井ゆうじ
コロコロイチバン!にも掲載されていた
おせっかいヒーロー、すけかくコンビが
別コロ読み切りで登場。

今回もすけかくコンビが、かつまさくんを意味もなく
「地球おまもり隊第3号」にしようとして惑わせるぞ。

やや淡泊な画に適度なハチャメチャギャグが程よくマッチして楽しく読めます。
個人的には股間に魚をぶらさげてガッツポーズをしている
かつまさくんの勇姿がナイスです。

・・・ってオイ!!
チンチン食われてるよ!!(笑)


▼史上最強天狗冒険物語 天までとどけ!:谷口あさみ
なんか爽やかそうで実はドロドロとしたストーリー展開だなー。
テンは優しさより甘さが目立ってるような気もするが大丈夫か?

▼トイレの神様:黒葉潤一
いやーおもしろいですねー。笑った笑った。

清らかであり!!
上品であり!!

高貴であり!!

あたたかく!!

人の心をおちつけ!!

この世に必要なものでなければいけない!!


それはTHE・便器!!

すげー強引だけど、テンポ良く便器の真理をまとめあげた
トイレの神様に脱帽だ!!

▼はなからたらりん:大崎亮平
読み切り。
ある晴れた日曜日、平凡な小学生・花山竜太(11)くんの鼻の穴から
しゃべる鼻水・たらりんが現れててんやわんや・・・ってな感じの鼻水ギャグ。
作者はプレコミックブンブンでもよく見かけるヒト。

うーん、微妙だなー。
鼻水のたらりんが竜太くんと仲良くなるわけでもなく
偉そうにしかも徹底的に竜太くんを困らせてるだけ。
妹はそんな竜太くんのことをバカにして笑い、
ちと負の要素が多すぎるので素直に笑えないのが難点だ。

でも、しゃべるハナミズと少年という題材は○。
竜太くんがもっとたらりんに抵抗できる術(すべ)を持っていれば
良かったんじゃないかと思った。

▼ロックマンゼロ:舵真秀斗
クラフトはちゃっかりゼロの後をついてきてるのな。
ネージュのために針山を突っ切る姿は勇ましいが、
結局ネージュの前でいいカッコ見せられなかったのね。
カワイソ。

▼一発逆転!パワプロくん:山下たかひろ

いかりまもるはカッコイイー♪
カッコイイー♪


んー、大金でオーケストラを呼ぶのはともかく、
自分のためだけに歌われる応援歌はやっぱ元気が出るね!
NOC 憲公はカッコイイー♪


今月号には何気なく後藤英貴センセが描いたジャンゴと、
ひじおか誠センセが描いたピポサルが見られます。要チェック。

それと12年間も続いたスーパーボンバーマン4コマが今月で最終回。
感想は書かなかったけど毎号見てました。
むさしのあつしセンセ、お疲れ様。

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2005年9月3日 土曜日