じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2007年6月分

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今月読んだマンガリスト:7冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2007年27号 第10回転校生 週刊少年チャンピオン2007年28号
ゴーストママ捜査線3巻 五月原課長のつぶやき3巻 五月原課長のつぶやき4巻
週刊少年チャンピオン2007年29号 週刊少年チャンピオン2007年30号 総評



2007年6月度
総評
一般漫画の部
今月の週チャン・・・

ヤンキーフィギュアがようやく連載化されたけど随分待たされた感が。
今度こそは突然の打ち切りを食らわないようがんばれ作者。

フルセットはスポーツマンガにとって重要な努力や友情の面があまり感じられない。
・・・ってかバレー部が園芸部と化しちゃいかんよなあ。
最低ラインでヘタでもバレーはやってなきゃあ・・・
悲観的なムード漂いまくりでこの先どうやって勝ち上がっていくというのだろう?

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2007年6月30日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2007年30号
2007年6月21日発売
秋田書店 240円
▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
猛は悪徳ブリーダー・篠崎に対して殴り合いではなく、
大人の商談で篠崎が提示した50万円を払うことで
松の母親を引き取ることを決意。
松の母を引き取る心意気はエライが、50万円と聞いて
パチンコで稼ごうとする考えはこちらの予想の範疇。
しかしスルーで軍資金5万円をスッているので
猛の本当の金の調達源は次号以降ということになるだろう。

しかし剛だったら確実に篠崎たちを殴っているところだが
金で穏便に解決しようとする辺りは猛の方が社会的に大人と見るべきなのか。

一方、松の母親はだいぶ弱っているようだけど
難破家に引き取られるのであればすぐにヤンキー犬に変貌するだろうから
その辺は大丈夫でしょ。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
桂ヨネスケの「突撃!隣の晩ごはん」ネタ。

いきなり人の家にあがりこみ、食卓のメシを勝手に食らうことが
いかに無礼な行為であるかがよく分かるなあ〜。
浦筋キャラは食い物に浅ましい人たちばかりだから特に際立つ。
こりゃ仁ママやバカ春巻にも共通する図々しさだ。
当然、好感が持てるわけがないので
個人的にヨネスケは一発キャラであってほしい。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
知ってか知らずか、里緒はゴキ島のイカサマをことごとくすんでのところでかわす。
これもビリヤード界の王者たる風格が呼び寄せる幸運か。
イカサマでしか対策が見いだせないトムくんにとってはバッドラックの連続。
しかしトムくんも体力を使い果たすほどの特訓をしているから
ゴキ島とは別の何らかの策をとってあるはず。それに期待しよう。

▼みつどもえ:桜井のりお
ゴキブリ屋敷と化した矢部っちのお部屋。
矢部っちは普段からこまめに部屋をそうじしないのだろうか?
そんな矢部っちのお部屋のゴキブリを退治すべく乗り出した丸井三姉妹ですが
例によってコイツら自身が矢部っちのプライベートな部分を漁りまくって
精神的ダメージを与え、ゴキブリ以上の被害をもたらしています。
哀れ矢部っち。

▼クローバー:平川哲弘
ハヤト、トモキ、そしてケンジ、石像に刻まれた3人の友情、これにて復活。
めでたしめでたし・・・って、え?まだ続くの?
きれいにまとまっているのでここで終わっても良さそうなものですが、
3人の友情が復活したところでこの先どうやってストーリーを発展させていくつもりなのかなあ?
まさか今後もハヤトの友情パワーをもってして友達を増やしていくつもりか?

▼鉄鍋のジャン!R:西条真二
大谷水月は外見は巨乳のコギャルだが
性格は悪く、毒舌吐きまくりでしかも力が強いという
女性キャラとしては絶望的な最悪キャラに。
ケガを負っているジャンへのお膳立てもバッチリってわけだ。

こうなると大谷日堂との経緯なんかどうでもよくなってきた・・・
単なる嫌なヤツじゃないか水月は。

▼我が拳に迷い無し:内藤拳一狼
週チャン第68回新人まんが賞佳作受賞作品。

K−1を目指す白帯の二階道龍兵が道場の黒帯昇格審査に挑戦しようとしたところ、
道場主の娘6人が審査のお手伝いにやってきて
女に免疫力のない龍兵は、彼女たちを目の前に思わずたじろいてしまう。
果たして龍兵は彼女たちの道着からチラッと見えてしまう下着や巨乳を克服して
見事、黒帯を手に入れることができるか・・・?

ま、はっきり言ってバカバカしいです。
大体、6人も娘がいて、しかも全員巨乳だなんて、
こいつら一体年齢いくつなんだとツッコミも入れたくなりますが(1年毎に子供作ってるのか?)、
この場合はただ女の子をたくさん出すことだけが目的なので
その辺はどうでもいいことでしょう。

しかしこれだけの女の子を前に、龍兵は露骨にスケベ心を表さず、
邪念をかき消し、それを乗り越えようとする心構えは格闘家としては良し。
6人の娘もただのアシスタント役に徹したおかげでインパクトは弱かったが
嫌味のないギャグに仕上がった。
総合的には中の下ぐらいのレベル。

今後、もしこの人が再び週チャンに登場するならば
ジャンルは、ペンネームから察するにやはり格闘系ギャグマンガかな?


次週より、ミッチェル田中氏の「ヤンキーフィギュア」がようやく連載開始。
昨年の11月の読み切り時に連載されると予告してから随分経つので
ほったらかしにされて闇に葬られたのかと思ったけど、
再び日の目を見ることができて良かったですね。

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2007年6月21日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2007年29号
2007年6月14日発売
秋田書店 240円
▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
ビリヤード勝負だというのに、入場からエキシビジョンの時点で
すでにトムくんの裏工作が始まっており、怪しいギャンブルのムードムンムン。
こりゃ、いくらジュニアチャンピオンの里緒といえども、
トムくんのギャンブルのペースにはめられてしまったら悲惨な目に遭って負けそう。
前哨戦でなかなか楽しませてくれる。

▼みつどもえ:桜井のりお
千葉くんがプールで女子達がスクール水着のミクロな胸で争っているのを見て
「なんとちっぽけなことで争ってんだ」と言わんばかりな態度を見せてるのが
微笑ましくておもしろい。

しかし、いかにミクロな胸といえど、どんぐりの背比べの例えはあんまり。
ほら、スクール水着がとれたところとかいろいろヤバイこと妄想してみるとミクロな胸もほのかに
でも言い得て妙ですな。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄の軍団の中ではまともなノブくんが視点の回。
ノブくんが中心の話はハズレが無くていいですね。
学習塾の軍団の中ではノブくんが遊びのボス。
小鉄の遊び魂を受け継ぎ、ガリ勉達にその魂を
叩き込んでいるのがすばらしい。
最後のオチもかわいいし満足のいくお話。NICE!

▼鉄鍋のジャン!R:西条真二
8人全員がエビチリ狙いで、様々なエビを使ってくる中で、
ジャンだけはもっともポピュラーなクルマエビであるものの
使う量はハンパじゃない!山盛りと呼ぶにもとんでもなくバカげた量だ。
やはりインパクトだけは誰よりも群を抜いて1番だなジャンは。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
猛のおかげで母親に会えた松。
だが勝手に敵の敷居に入ったのはまずいと思ったけど、
そのおかげで篠崎の本性が見られたから良かったんじゃないの?
一挙両得ってヤツだな。
あとは難破兄弟や松が篠崎に対してどう出ますか。
少なくとも松の母ちゃんは救ってやって欲しいところ。

▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗
ん?アー坊に関口に段田に花ちゃん・・・

これで現・中学生主要メンバーは揃ったのかな?
花ちゃんはとことんアー坊を追って私立縞青(しまお)高校の
バッティングピッチャーのテストまでやろうとするなんて
よほど硬式野球が好きなのか・・・・・・、あ、違うか。

▼クローバー:平川哲弘
結局、ハヤト1人で不良共を全滅させやがったか。
それにしてもいくら友だちのためとはいえ、父や祖父が遺した遺産の100万を
ポンと出すのはいかがなものなのか。
まあそこがただ殴って済ませるだけのヤンキーバトルとはひと味違うところなんだけど。
ハヤトがそこまでにさせる友だちへの執着心もスゴイものがあるなあ。

しかし大城は大したことなかったですね。
むしろ、ハヤトの友だちパワーで仲間に入れてあげる展開もアリだと思うが。

▼私は加護女(かごめ):原作/高橋葉介・漫画/近藤豪志
最初は恨み辛みが重なるホラー劇で話を進めつつ、
最後の方でコロッとハッピーエンドに仕立てる変わり身の素早さに驚く。

▼アイホシモドキ:森繁拓真

忘れんな アタシとアンタの間に
詫びはナシだよ

相星さんカッコ良すぎ。
元木くんもやってることはまともだけど
ヘタレでカッコ良くはないなあ(苦笑)。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
ビデオの録画は黙っていないと声が入ってしまうと思ってる祖父ですか。
これはカセットテープで声を吹き込む時代で育った人は
最初はみなそう思ってしまうのではないだろうか。
オイラもラジカセのラジオで流れている曲を録音するときに
しゃべってしまうとその声も録音されてしまうと思っていたからな〜。
今となっては懐かしい思い出。

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2007年6月19日 火曜日


五月原課長のつぶやき 4巻
中島徹
小学館 ビッグコミックススペシャル 879円
取引先の旧友・伊藤や、新人社員の三田村の新キャラ達も
すっかり五月原課長のセクハラ旋風のアシスト役として定着、
“玄人のひとりごと”でも導入している麻雀を使った年度末の十大ニュースも
このマンガではセクハラを導入した年度末十大ニュースとしてすっかり定着、
宇野の未婚・失恋ネタもヒートアップして、
こら現実だったら絶対問題になってるようなセクハラの数々を
このマンガではごく普通に会社の日常に溶け込んでます。
見る分にはおもしろいけどヤバイです(笑)。

それにしても五月原課長は本当によくよろける人だ。
これまでのべ何人の女性を押し倒してきたんだろう・・・

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2007年6月10日 日曜日


五月原課長のつぶやき 3巻
中島徹
小学館 ビッグコミックススペシャル 879円
この世のありとあらゆるセクハラを茶化したギャグマンガ第3弾。

五月原課長がよろけて女の人を押し倒したり、
ズボンのチャックからシャツの端っこがはみだしたりはもう定番で、
周辺にいる加藤や宇野が五月原課長のセクハラ騒動に慣れて
逆に堪能したり逆ギレしたりのテクニックを得たようだ。

木下部長などの熟女上司による加藤への逆セクハラも別になんら違和感がなく、
もう会社でのセクハラそのものが五月原課の日常(日課?)業務となりつつある
そんな風に思えてしまう読後感であります。

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2007年6月10日 日曜日


ゴーストママ捜査線 3巻
佐藤智一
小学館 ビッグコミックス 530円
様々な理由によって成仏できない人たちを、
とんぼくん(小1)と、幽霊になった元警官の母親・蝶子が
ゴーストネットワークを展開して捜査・解決していくという
まさにタイトル通りのヒューマンドラマコミックです。
今回も死者を通じていろんな人の人生観が見られる。

この巻で一番好きな話は「煙突のてっぺん」かな。
父親がガキ大将だった頃に、子分には風呂屋の煙突に上らせておいて
自分は途中で怖じ気づいて上れなかったことを後悔したまま他界し、
その息子が煙突上りに挑戦して見事達成したことで父親の無念を晴らすという、
ちょっと感動的な父子二代の物語ですよ。
父親が生きていたら「危ないからやめろ」の一言で終わるところだけど、
他界していたからこそ煙突に上る息子を見守って(見守ることしかできない)
心残りを清算できたのだと思います。いい話だね。危ないけど。

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2007年6月10日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2007年28号
2007年6月7日発売
秋田書店 240円
▼鉄鍋のジャン!R:西条真二
約2ヶ月ぶりに連載再開。
ジャン含む8人の料理人に課せられた
日堂杯2回戦のお題はエビを使った料理なのに全員がエビチリ狙い。
でも確か、エビチリって本当の中華料理ではなかったのでは?
まあいいか。

調理前から対戦する4組の料理人の毒舌や
挑発的な言葉による駆け引きの効果もあってなかなかおもしろく読めた。
特に女性同士の対決は罰ゲームがあって楽しそうじゃ。

冒頭のジャンの小学生時代は・・・・・・
家庭科の調理実習で「料理は勝負!!」とかほざかれたら
そりゃ周囲の児童は引くわな。
こういう児童は家庭科室出入り禁止にすべき・・・ってもう遅いか(笑)。

▼クローバー:平川哲弘
ハヤトは、3人の名前を刻んだ石像を学校から運んできたのか。
まさに友情の石像とも呼べる代物だなあ。
これを見て何も感じないケンジじゃないだろ。
ハヤトはケンジのために100万を敵ボスにポンと出して逆にピンチに陥ってるんだから
持ち前の怪力でハヤトのサポートをしっかりしてくれよな。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄と中田さんという、珍しい組み合わせで遊ぶ2人。
最後は2人で協力して花子を粉砕したけど、
中田さんの地味すぎる性格が相まって
小鉄とのお遊びはいまいち息が合ってなかったね。

でも、誰とでも分け隔て無く遊ぶ小鉄の良い一面が見られたのはGOOD。

▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗
アー坊って、涼山中では両刀投げどころか、実力すらちょっとくらいしか見せてないのに
3つ目の高校がアー坊の争奪に名乗りを上げてる・・・
アー坊はまた1つ進路の選択肢が増えて
一体どんな高校で己の真の実力を出し切るつもりなのか。
8話時点でまだまだ盛り上げ段階。
これから先もアー坊に注目する輩がどんどん増えるかもしれない。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
悪徳ブリーダー・篠崎の口から「松を返せ」と言われて
難破兄弟が出した答えは?

そりゃあ、猛兄ちゃんは亜仁丸さんのことを
「カマだけど、ワン公を思う気持ちは熱い」と認めているくらいですから
篠崎のいうことなど真に受けないんじゃないかな?
難破一家は、飼い犬の松との意思疎通がまるでなされていないが
熱い精神だけは共通するものを持っている。
なので猛は松の母親の気持ちくらいは察することができるんじゃないでしょうか。
・・・っていうか察してほしい。

▼フルセット!:梅田阿比
火野くんはつくづく考えが甘い子だなあ。
これまで園芸部化し、バレー部としてはすっかり崩壊している部に
会田を連れ戻すための火野くんが考えた脚本「会田君なかよし大作戦」って・・・

「会田君は天才です」「会田君はカッコ良すぎです!!」
「ぼくらは会田くんが大好きです!!」

「会田様っ!!お願いです ぜひぜひ練習に来て下さい・・・!!」

聞いてるこっちが恥ずかしいわい。
こりゃ会田くんがバレー部を抜け出したくなるのも無理はない。
彼は正当なことを言っているだけ。
火野くんのほうが精神面からして運動部として不向きなのでわ?

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
ビリヤードの世界ジュニアチャンピオンの朝比奈里緒の過去の経緯はともかく、
獅子堂美華とのいびつな友情関係はかなりヤバいだろ。
こういう2人にこそ、トムくん&五木島による矯正が必要というものだ。
早くもドロドロのビリヤード対決になりそうな予感。

▼みつどもえ:桜井のりお
いくらなんでも今回の矢部っちはかわいそうすぎます。
そもそも丸井お父様がキチンと5時に来れば
あらぬ誤解を招くこともなかったろうに。

ひとはも矢部っちのフォローひとつしないとは。
今回のひとはとお父様の背中に悪のオーラを感じた。

▼私は加護女(かごめ):原作/高橋葉介・漫画/近藤豪志
夕暮れ時に猫やカラスと出会うと不気味ですよね。
そんなオイラはカラスの糞を浴び、猫の糞を踏んだ経歴がアリ。
猫とカラスなんて嫌いだ。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
ラーメン屋で一つのどんぶりで3人の男子学生がすすったら
そりゃ、店の人や周りの客には嫌われるだろーなー。
そーゆーことは家でやれ家で。

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2007年6月8日 金曜日


第10回 転校生(売却・処分)
26冊
●Switch 全13巻 秋田書店 米原秀幸
●それいけ!!ぼくらの団長ちゃん 全6巻 少年画報社 小野寺浩二
●熱血番長 鬼瓦椿 全2巻 講談社 横山了一

その他、ダブり買い分5冊と共に処分。

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2007年6月3日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2007年27号
2007年5月31日発売
秋田書店 240円
▼クローバー:平川哲弘
巻頭カラー。
とはいえ、内容はハヤトが次の騒動を起こすまでのつなぎの回で
特に表立った事件はナシ。
でも、ハヤトがケンジと交わした友達としての約束というのが気になるな・・・
トモキもケンジに見せたいものがあると言っていたが
多分それと関係があるのだろう。
ケンジがハヤトに心を開くのはいつなのか。

▼範馬刃牙:板垣恵介
あんな化け物じみたパックマンは嫌だ・・・

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
仁が小鉄、ノブくん、のり子の次に人気があるだあ?
仁があかねちゃんよりも人気があるとはとても思えないが・・・
多分、金子くんの中での友好度の話でしょう。
金子くんにとってはあかねちゃんよりも男同士の友情のほうが重要なのかな?

ちなみにオレにとっては仁なんて仁ママやバカ春巻と共に価値は下の下のそのまた下。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
軟弱な犬から硬派な犬へ。
この1話で剛の存在が松の成長に大きく影響を与えたのが見て取れる。
小学生時代の剛が不良中学生に負けない強さと勇気を持っていたのにも驚きだが
その心意気が松にも受け継がれていたとは。
まさに剛と松は兄弟同然の関係といえよう。

ちなみに松の天敵だったドラネコのいきがり方が笑える。
動物界のダラダラした日常を描かせてもウマいね。
本当に動物がヤンキー化するのかどうかは別として。

▼ストライプブルー:原作/森高夕次・作画/松本幸太朗
野球に力を入れている高校の監督や強豪中学の選手達による
アー坊の争奪戦が静かに、水面下で激化しつつある。
その一方で涼山中のエースだった花ちゃんには声がかかってこない・・・

これは花ちゃんが女の子であるが故の仕方のないこと。
こうして涼山中の注目株は花ちゃんからアー坊へと移り変わっていくわけだな。
まあ、アー坊の性格が変わってしまったから
せめて花ちゃんがかつてのアー坊のようにこのマンガの花を添える係になってよ。

▼フルセット!:梅田阿比
自分の好きな“居場所”を守るために実践的な練習をしようよ!

・・・と、火野くんの言っていることは正しいが、
火野くんと部員達の考えている“居場所”の意味合いが
大きく違ってると思うのだが・・・
試合に勝って園芸を続けるわけでもなかろうに。

▼みつどもえ:桜井のりお
まさか捨て猫騒動から、ふたば自身が飼い猫化するなんて思いもしなかった。
・・・がしかし、そんな変態的行動は丸井家ではすっかりおなじみなので
個人的には、ふたばの「猫が丸井家で飼ってほしいニャーって言ったんだよ!!」
猫通訳が萌え。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
トムくんとの試合に負けたくせに
なおもトムくんに大金をふっかける五木島。
トムくんは半ば五木島の言いなりにはなってるものの
主導権を握っているのはあくまでトムくんだ。
エアガン仕込みのキューに不満を言いながらもしっかり使うようだし、
トムくんの言う「試合後の五木島の処理」というのも気になる。
なにやら携帯のデジカメで何かを撮ったみたいだが果たして・・・?
夜間のレール試合の様子を撮ったものなのか、
それともイカサマギャンブル勝負の全貌を撮ったものなのか、
はたまたまさかの五木島のヌード画像!?なんて。

▼アイホシモドキ:森繁拓真
いや、油断がならないのは元木くんだけじゃなく相星さんもでしょう。
靴下のシミが無くても赤ずきんの真犯人を見破ったわけだし。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
老婆の胸元を見ないようにするためには
普段から女性の胸元を見ないようにすることですよ。


次週から「鉄鍋のジャン!R」が連載再開。
大した変化はないだろうけど誌面が賑やかになるのはいいことだ。ウン。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 21号 22+23号 24号 25号 26号
2007年6月3日 日曜日