じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2010年1月分

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今月読んだマンガリスト:4冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2010年6号 第27回転校生 週刊少年チャンピオン2010年7号
週刊少年チャンピオン2010年8号 週刊少年チャンピオン2010年9号



週刊少年チャンピオン 2010年9号
2010年1月28日発売
秋田書店 260円
▼バチバチ:佐藤タカヒロ
虎城の送り込んだ捨て駒に何をされても
己の意思を貫き堪える鯉太郎。
我慢を気迫に変えて相手を怯ませた
鯉太郎の気合いにホレボレ。
殴れば勝ちってモンじゃないことを見せつけましたねー。
アウトローの殴り合いとは二味以上違うわ。爽快。
あとはどこまで持ちこたえてくれるか。
鯉の根性見せとくれ。

▼弱虫ペダル:渡辺航
ついに総北の仲間達に追いついた坂道。
金城がミラクルを起こす男としてメンバーに入れた効果が
モノの見事に出ています。
こちらも見ていて気持ちいいね。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
ノブくんは小鉄達と比べればフツーの小学生だが、
そのパワフルな小鉄につきあい、渡り合えるところがノブくんのすごいところ。
これが彼がまとめ役として役割を立派に果たせる理由のひとつだろう。
ただ最近その役が梅星涙に奪われつつはあるが・・・

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
トムくん、今度は周王銘にハネ満打ち込みかあ・・・痛いな。
しかし気になるのはアヴィも周王銘も西と九萬のシャンポン待ちであったということ。
この2種類の牌に仕掛けでもあるのかしらと低度な推察をしてみる。

▼シュガーレス:細川雅巳
荒巻シャケの無敵ぶりにホレボレ。
主人公はコイツでいいんじゃね?ってくらい。
ルックスも椎葉岳より断然いいし。
今のところは椎葉岳は本人も言っていたとおり
躾のなっていない犬同然。魅力ナシ。


ツギハギ生徒会が単行本になるんだってさ。
ローレグ女子が見たい方はぜひどーぞ。

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2010年1月28日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2010年8号
2010年1月21日発売
秋田書店 260円
▼弱虫ペダル:渡辺航
あら坂道くん比較的あっけなく御堂筋くんを抜いてしまったな。
ありゃあ多分、御堂筋くんはまだまだ本気を出してないな。
坂道くんの走りを見て「量産型じゃないな」と言った言葉の意味が分かりませんが、
彼の本性をさらけ出さなかったのが幸運だった。
いずれにしろ奇跡の100人抜き達成。
すごいぞ坂道!

▼ハンザスカイ:佐渡川準

喧嘩小僧が見つけた無敵看板空手娘!

そうかそうか。藤木穂波さんは無敵看板娘のような
超強い女性として存在感のあるキャラだったのね。
半座龍之介とはちょうど勘九郎みたいな関係になるのかな。
龍之介も何度やられてもへこたれそうにないし。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
3Dメガネを使った立体的な絵を楽しむイカ娘。
今度はステレオグラムにも挑戦してみよう。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
いきなり阿鼻谷にハネ満を振ってしまったトムくんですが、
周王銘は阿鼻谷のアガリ牌が分かっていたような口ぶりだなあ。
ダブルリーチでアガリ牌を読み切るなんて普通はできないと思うけど
牌についているわずかなキズとかを目印にしているのかな?

それにしても振り込んだトムくんだけでなく、アガった阿鼻谷のバルーンも上昇するので、
その時の振動でアガった側のパートナーも針山に落ちる可能性はあるんだな。
こうなると最後までアガらず振らずツモられずに場をやり過ごすのが
一番安全策にも思えるが。


新連載の「シュガーレス」はいわゆるヤンキーバトルもので
長時間見続けると頭が悪くなるような不良高校生が
わんさか出てくるマンガなのですが、
その中でも巨漢のアフロ・丸母(まるも)タイジは割とまともなヤツなのではなかろうか。
今自分が通っている学校に入学した理由は
「偏差値の低い高校にしか入れなかったから」
己自信をよく理解しているし。

わざわざ名だたる不良高校に入学した理由が「ケンカで頂点を取るため」だなんて
真性のバカだよな、と再認識させられるセリフだ。
屋上の風車に自分の名前掲(かか)げるって端から見たらすごくマヌケだぞ・・・

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2010年1月21日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2010年7号
2010年1月14日発売
秋田書店 270円
▼ハンザスカイ:佐渡川準
無敵看板娘の作者による学園空手マンガが新連載。
喧嘩に明け暮れた中学校生活を送っていた主人公の半座龍之介くんが
女の子にモテたいという不純な目的で
高校入学で心機一転し、ガリ勉くんに変装するも
やっぱり喧嘩に明け暮れてしまって、
そしてひょんなことで知り合った普通の女子学生に手を出したら
逆にのされて衝撃受けて・・・と結構とんとん拍子で話が進んでます。

細い線で喧嘩っ早いキャラを熱く描くのがこの作者のウリですからね。
空手マンガなら作者の持ち味を存分に発揮できるんじゃないっすか。
期待。

▼弱虫ペダル:渡辺航
集団に道をふさがれてもわずかなスペースを見つけ
上り坂の溝のヘリを走り抜ける高等技術を駆使する坂道くんの前に
100人抜き最後のボスキャラ・御堂筋くんのご登場。
まさかこんな形で2人が初顔合わせをすることになろうとは。
坂道は御堂筋くんに生気を闘争心を吸い取られなければいいですが。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
どうやってできたのかは知りませんが、
雪の橋で隣の家との行き来を可能にしちゃうなんて
どこかほのぼのとしてしまうな~
寒いけど暖かみのあるストーリーだ。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
一軒の家を覆い尽くすようなスイカの蔓。
一見、できそうだけど、実際にはムリがあるよね。
本当にそうなったらおもしろいけど。

▼ナンバデッドエンド:小沢としお

と 千葉のヤンキー犬が東京のセレブ犬を
その野性で魅了していたちょーどその頃・・・


この後、剛の母親と剛の中学生時代の先生との話し合いになるのですが
シリアス路線の前に入れるナレーションじゃねーよな。
でも今回は全体的に深刻ムードなお話なので
その前に松の明るいエピソードがあって良かったかも。

明るいといえば、最後に剛のバイト先に現れたおバカさんも
笑えますよね。
分身の術って・・・今時の小学生でも使わないような
頭の悪いセリフを公共の面前で・・・
こりゃ剛の制裁が入るね、絶対。いや、入ってほしい。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
麻雀勝負をする人にはギロチンを、
コスプレをした4人の女子達には針山地獄と、
相変わらずギャンブル以外のところに力を入れてるなあ。
でもこれで麻雀を知らない人にも楽しめるかな。
まあ学園長の悪趣味にすぎないけど。

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2010年1月18日 月曜日


第27回 転校生(売却・処分)
31冊
●中空知防衛軍 徳間書店 あさりよしとお
●課長バカ一代子供用 講談社 野中英次
●言えなかったありがとう 秋田書店 福田素子・早野香寿代
●デカポリス 全4巻 秋田書店 岩塚卓
●Let’s ぬぷぬぷっ 全9巻 講談社 三ツ森あきら
●激烈バカ 全15巻 講談社 斉藤富士夫

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2010年1月13日 水曜日


週刊少年チャンピオン 2010年6号
2010年1月7日発売
秋田書店 260円
▼ケルベロス:フクイタクミ
新連載。作者は前に「ジョギリ屋ジョーがやって来る」を描いていた人。
見たところ、妖怪退治モノらしいですね。
今回は主人公の少年が妖怪とフュージョンして“墓守(はかもり)”となり、
幼なじみの女の子を奪った人食い妖怪と戦う完全ヒーロー型のストーリー。
ジョギリ屋ジョーのような残虐性は悪の妖怪へと受け継がれるのか。
そういう悪と苦戦の末に倒すパターンは正統派で見ていて気持ちいいが、
チャンピオンではいわゆる「ファンタジー」は撃沈するパターンが多いのが気がかり。
個人的には期待はしているが。

▼弱虫ペダル:渡辺航
巻島は東堂くんの誘いにのらずに堪えて隊列から飛び出さなかった。
このことが坂道を始めとする総北や自分自身の快進撃へと変化するわけですね。
100%東堂くんと勝負するだろうと思っていたのに
巻島の強かな男気を目の当たりにしたわ。うん。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
雪が吹き荒れる中、大鉄のタクシーで大沢木一家が家族旅行。
でも900円旅館に着くつもりが仁の家で寝泊まりすることになるなんて最悪だなそりゃ。
座ったら眠くなって凍死するってどんな呪(のろ)いの館だよ。

▼バチバチ:佐藤タカヒロ
阿形と猛虎の取り組みも燃えるねえ。
どっちが勝ってもおかしくないくらいに。

▼侵略!イカ娘:安部真弘
イカ娘の間違い探しがおもしろかった。
シンディって英語が話せなかったんだ・・・
まあ英語で話されてもこっちは困るけど。

▼ギャンブルフィッシュ:原作/青山広美・作画/山根和俊
準決勝の勝負内容は変則麻雀ですか。
・・・ということは、アヴィVSジャスミン、トムくんVS周王銘の1対1の対決ではなく、
準決勝に勝ち進んだ4人全員がバトルすることになるのね。
こりゃあ漢字文化圏外のロメロには不利な勝負だったのかも。

とりあえずジャスミン含む女性陣の面々が
この麻雀勝負の生贄となりそーね。
毎度毎度いらん趣向を凝らしてくる。

▼出陣!!武将頭高校排球軍:栗元健太郎
今週で最終回。なかなかおもしろかったので、
時代錯誤したカッコをした先輩方を従えて
またの登場をお待ちしています。

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2010年1月8日 金曜日