[ 表題 ]　自民党，野党の猿芝居が神通力を失い日米は開戦前夜！

[ 掲載誌名 ]　週刊現代

時には壮大な逆説，時には幾重もの補助線。つまり，小室氏は本連載で，論理の手法を大胆に駆使したのだが，それだけに，氏の手になる永田町一番地とホワイトハウスは，単なるレポートのそれとは様相を異にしている。読む人にとっては，「まさか，それほどとは思わなかった」の連続かも知れない。しかし，著者に言わせれば，くだ。「日本の戦後史には，“やっぱり，そうだったのか”の声が，いつも事後につきまとっているではないか。それを回避するためにも，論理的に考えて，必ず起こりうることを提示したかったのだ」と。十一回の執筆を支えてきた熱い想いでもあった。
日本に誕生する反米政権
憲法改正は自民党の名演技
野党の大合唱は緊張緩和剤
野合のドラマは終わった！