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小室直樹文献目録 推薦文献 2003201

[ 表題 ] 私は本書をこう読んだ

  • [ 著者 ] 小室直樹
  • [ 該当頁 ] 314頁
  • [ 注記 ] 無
  • [ 分類 ] 図書・推薦文

[ 書名 ] 『「武士道」解題』

  • [ 副書名 ] ノーブレス・オブリージュとは
  • [ 著者 ] 李登輝
  • [ シリーズ ] 無
  • [ 出版者 ] 小学館
  • [ 総頁数 ] 318頁
  • [ 発行 ] 2003年04月10日初版第1刷発行 まで確認
  • [ ISBN等 ] ISBN 4-09-387370-4 C0095
  • [ 価格 ] 定価(1700円+税)
  • [ 箱・帯 ] 箱無・帯有
  • [ 体裁 ] 四六判 19.5×13.9cm
  • [ 注記 ] 無

全文

以下、当ウェブサイト掲示板より引用:

[2697] 小室先生の推薦の言葉 投稿者:YellowMagic投稿日:2003/03/15(Sat) 18:37:35
 お久しぶりです。
  先日出版された李登輝氏による『「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは』のP314に、小室先生の推薦の言葉がありました。 内容を以下のとおり貼り付けます。

(転載貼り付け始め)
 「いまなぜ武士道か」――。それは、「国家や企業の大失敗に関しても、ただの一人として自発的、積極的に責任を取ろうとする者が見えず、国民の血税である『公的資金』で穴埋めすれば済むとしか考えていない」高級官僚や、政治家、経営者しかいない「日本の現状」に呆れ果てたからである。著者李登輝氏は、だからこそ本書を執筆せざるを得なかった。
 著者は、戦前日本の教育という最高に理想的な教育をうけた。この教育制度をすててアメリカ流のデモクラシー教育に狂奔しきって五〇余年、日本は、すっかり、その伝統を失いきってしまった。倫理と道徳とを喪失してしまって、私利私欲の追及にふける人々しか存在しなくなった。
 忠義loyaltyに人倫の最高位を与えたのは日本人だけである。ここから真のノブレス・オブリージも生ずる。いまや、政治改革、経済改革が絶叫されているが、何よりも肝要なのは教育改革である。その教育改革は、武士道の精神によってなされるべきである。
 最後に著者は「日本人よ自信を、日本人よ『武士道』を忘れるな」と忠告して本書を終わる。じつに李登輝氏こそ世界最大の政治家である。日本の首相として招聘したいと思う日本人は筆者だけではあるまい。
(転載貼り付け終わり)

 YellowMagicです。 さすが小室先生。『世界最大の政治家』とまで言い切ってくれました。 それでは失礼します。

所蔵館

情報元

  • YellowMagicさん(2003-03-15 旧掲示板過去ログ[2697]参照)

他文献

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備考

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内容

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更新日

  • 2005-08-08
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