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ロードオブグローリーで、世界観へいくつかの修正が成された。
取り上げるべきは後者の、ガイリング二世の年齢である。
まず、エラッタで年齢が修正されたのは二名。ゲオルグ・シュローダーと ガイリング二世の二名である。ゲオルグ・シュローダーことバルロンは、 29歳から46歳へと修正されたが、これは、大きな矛盾を持っていたからである。 修正前であったとしても、バルロンがカーネイジを手に入れるのは、11歳の時よりも前である。 この年齢は少々若すぎる。また、亡霊狩猟団のところに紹介されているゲオルグは、 46歳として紹介されている。早い話が、単純なミスだったのだ。
では、ガイリング二世はどうか? 彼には彼の年齢が重要になる歴史は存在していない。 にも関わらず、彼の年齢は修正された。パーソナリティーズの紹介と、組織の紹介の双方において、 彼の年齢は36歳で統一されているにも関わらず…である。これが意味する所は、 彼が32歳である事が世界観として重要である。と言う事である。
ガイリング二世が32歳である事で、スポットライトを浴びる人物が一人いる。 青鮫団の頭目“美貌の”エンリクである。廃嫡された、ガイリング二世の双子の弟と噂される彼の年齢は… 32歳である。もし、ガイリング二世の年齢が36歳のままであれば、彼は単なるニセモノに過ぎなかった。 しかし、わざわざ修正までしてきたと言う事は、これは真実である可能性が高い。 また、朱紅旗が朱色の目印をつけているのに対し、青鮫団が青の目印をつけているのも興味深い点である。
しかし、上記の説には一番の問題点がある。アルカナが「過去」「現在」「未来」の運命を表しているのは
皆さんがご存知の通りである。件のエンリクのアルカナはAngulus = Luna = Luna。
そう。過去がアングルスなのである。コロナではなく。
アルカナは、必ず職業と一致する訳ではないが、この事は2つの事を予測させる材料となる。
過去アングルスをどう解釈するかによって、この解答は変わってくる。 しかし、紛れも無い事実が、浮き彫りになっていることは明らかである。
それは、ガイリング二世の双子の弟が実在した事である。
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