楽屋裏

 聖痕の開放が3回。でも、開放された数は5つとやっぱり少ない“暗躍”でした。 色々と実験してみて、成功、失敗共に多かったシナリオだったと記憶しています。 その辺はまた、下の方で。

 いつも通り、NCPの紹介から。

オリバー
 ボリオルデ雑貨店の店主。個人の力でも、ケルバーの町を守ろうと、 食料の調達や、鼠退治に人を雇うなど頑張っていた。役割的にはただの依頼人。 おそらく、1060年現在で、ステラの運命が彼には回ってきていると思われる。
Ventus = Ardor = Stella

リクター
 飛燕亭の店主。おそらく、一番被害を受け、恩恵を受けた店。 てゆうか、よく宿屋の運営続けられたよな。
Ardor = Stella = Stella

リザベート・バーマイスター
 言わずと知れたケルバーの領主。ルールブックを読む限り、 ありとあらゆる所で美味しい所をかっさらっている人。 それもこれも、皆過去におてんばだった頃の名残なんだろう。 と言う事にしておこう。個人的には、非常に使いにくいNPC。
Erus = Stella = Adamas

ミアン
 NPCの不幸な少女。PL達は彼女が黒幕と考えていた時期もあったみたいだ。 死亡した際に聖痕が開放されなかったのは、彼女が[聖痕者]ではなかったから。 そして、[殺戮者]でもなかった。

 簡単な種明かしをすると、彼女はファミリアである鼠もろとも、着ていたローブに意識をのっとられていた。 おまけに、≪古代儀式≫の生贄になり、ゴキブリが妊娠するわ、巻き込まれて死亡するわ、散々な目に。
Erus = Diabolus = Adamas

ローブ
 ミアンをのっとっていたローブ。妊娠したミアンのゴキブリを守る事が与えられた命令だった。 エイジの手に入れた魔器がカーネイジの落とし子である所から予想できる通り、 このローブもまたカーネイジの落とし子だった。今回の[殺戮者]
Gladius = Diabolus = Phantasma

巨大ゴキブリ
 事件の黒幕。カーネイジが余分に持つ聖痕を、秘儀魔法で産み付けていた。 鼠を大量発生させた理由は、生贄のミアンが鼠をファミリアとして持っていたから。 アレは、≪古代儀式≫の単なる副産物でしかなかった。言うまでも無く[殺戮者]
Orbis = Diabolus = Orbis

海の北狄
 実験的に出してみた物。ザルムの形は鮭だけじゃ無いだろう、と勝手に予想して、 シャチみたいな形にしようと思ったが、船のサイズの問題で止め。 オープニングにしか出てこなかったにも関わらず、ここに名前が挙がるということは…?
Unknown


 MDを聞き返し、リプレイの終わり方などを読んでみると、どうやら、キャンペーンを前提にして組んでいたらしい。 正直、PLは何かこうしっくり来ない終わり方だったと感じた事だろう。と言うか俺はこの鍋を、一体どうするつもりだったんだ?  他のGM、Y's と six へのネタの提供だったのかもしれない。生かされていないと言う事は、忘れられたのだろう。 俺も忘れてた。

 ミアンのローブの仕掛けは、前回“もれんつぁ”で空振りした、3人のNPCを操る魔器を使いまわした。 3つ以上のアルカナを、見た目には1人の[殺戮者]が使える事が特徴。PLは結構混乱した事だろう。 ただ、【HP】が少なかったのが欠点。ミアンが死んだ後にローブも同時に死亡しないで、 そのまま[宴]継続と言うのも面白かっただろう。

 [悪徳]をここまで大盤振舞いしたのも初めてだった。[殺戮者]二人がごちゃごちゃやっていれば、 それも当然と言えば当然なのだろうが… ≪古代儀式≫をシナリオのネタに使ったり、シナリオに2つ以上の核をつけたりしたのも、 初めての挑戦だった。雑に練った辺りがバレる滑り方をしているが、いい経験にはなった。 相変わらず、[異形]を全く用意していない辺りが、俺らしい。

 それにしても、ずいぶんとリプレイを書くのが早くなった。横の訳注さえなければ13時間で完成していた辺り、 数こなすと言うのは結構偉大な事のようで。ただ、リプレイに対する考え方も少々変わってきた。今までは、 とりあえず録音した物を、内容の良し悪しに関わらず、順次上げていっているわけだが、そろそろ、内容を気にしようかと思う。 つまり、最近録音した、僕がGMのブレカナがそれだけヘタレだと言う事なのだが… まぁ…  今旅行記の方に書いてしまっている物は、とっとと仕上げてしまうとしよう。

 “暗躍”そのものには、“もれんつぁ”のような役割的な意図は無く、例によってシナリオのネタ提供が目的。 ≪主我≫持ちのディアボルスが[殺戮者]の一例ですね。後は、欄外の小ネタをご使用ください。 次はMDが破損した“オルデンガルトの塚”です。 シナリオプロットあらすじ楽屋裏を紹介予定ですので、 活用してやってください。