楽屋裏

 以上ぅっ! つらい仕事だったと、愚痴る前にいつも通りNPCの紹介から。

モレンツァ・フォーゲルヴァイデ
 全ての元凶にして、今回の[殺戮者]。始めのうちは、もっと横柄な奴だったのだけれども、 オーマスが頭をよぎったのが運の尽き。おまけに出世しまくって、いまやフォーゲルヴァイデのお方と来たもんだ。 いやんなるね。全く。ちなみに、性格のモデルは「ビ・ヨンド」のアッセルハイマー皇太子殿下。 反語を使った辺り、キザーロフも混ざってるなぁ(笑)
Lex = Corona = Ardor

謎の魔器
 今回の[殺戮者]その2。3名のNPCをそれぞれ操り、コンビネーションを生かした攻撃を行う為に用意した。 戦闘も無くなっちまえば、その戦略が日の目を浴びる事も無い訳で。ヤレヤレ。≪能力増強:5LV≫ ≪突破≫≪封鎖≫≪号令≫… 様々な方法でPCをいじめ散らかそうとしていたのだが…  全滅していた可能性も結構高かったけど。ちなみに、カーネイジの落とし子でした。
Diabolus Rectus

ゴッタード・ツァイトラー
 単なる依頼人。どうやら彼の汗には毒が有るらしい… ってんな訳は無い。 体格は確かにブタだけれども、豚人じゃないから、毒はないってばよ。 ところで、この男未来イグニスなのに、≪魔弾の射手≫なんか持ってるのな。 まぁ、彼の【反射】では自殺モノなのだが…
Luna = Corona = Ignis

チップ
 今回の不幸の一番星。そんで、事件の元凶。お金ほしさに色々とやっては失敗するを繰り返している。 ちなみに、種族はカヴィーナスだった。LoG 発売前だったので獣人の特技を持たせてあったのだが、 後で修正しておくとしよう。なお、聖痕などと言う器用な物は持っていない。
Furcifer = Luna = Finis


 ふっ… 書いてて本当に嫌になったさ。削って削って削って… 疲れたよ、もう。 実際のところ、このリプレイの価値は、[殺戮者]戦が存在しなかった、 と言う所のみで他はなーんにも。 読み物としては、かなりつまらん代物に仕上がっております。編集なんぞ、とてもとても。

 元々のプロットは、PCにとって何かしら重要な人物がいわれの無い犯罪で捕まっており、 彼が処刑される間際にPCが駆けつけ、それこそ[奇跡]でも起こらない限り、その人物は死亡してしまう…  と言った物。この辺がチップを助けるシーンに現れとりまんな。 その場面に選択した物が、レトログラデの収容所であっただけの話。 全ての間違いは、上記の物語の核の部分だけでGMを行った事。5分だったかね。いや、マジで。 やっぱ、インスタントはいかんよ。

 以前からそうだったけれども、僕のシナリオでは[殺戮者]戦において、まともに[殺戮者]が殺される事は少ない。 録音していなかった為、リプレイにする事はかなわないが、一度∵再生∵で死亡した[殺戮者] もいた事がある。おまけに、開放される聖痕は1〜5と非常に少ない。

 これは、PLが戦闘を回避するような行動を取っている事も1つだけれども、それ以上に、 僕の方で[奇跡]に「切り札」の重みを大きく乗せようとしている所にある。正直言って[奇跡]合戦は大嫌いだ。 全員の[奇跡]を合わせれば何とかなる状況も、緊張感があっていいのだが、全員の[奇跡]を合わせるためには、 全員のアルカナを把握している必要があり、相談が必須になってしまう。 ブレカナは基本的に相談禁止なのだから、全員の[奇跡]を合わせることはまず不可能。 スタンドアローンでどこまで自分のカードを温存して、使い切る事ができるか。 チャンスを嗅ぎ分ける嗅覚を鍛えておけば、もっとブレカナを楽しめる事ができるし、パワーゲームからも逸脱できる。

 これは確信をもって言える事だ。

 だからこそ、こんなツマンネーリプレイを製作する事に踏み切った訳ですわ。 ただ… 身内の恥をさらす結果にしかなってない辺りが、どーにも微妙なワケで…  その辺はリプレイを数上げて、我等の汚名を返上しようと考える次第。 そーすっと、俺が死にそうになる。まぁ、因果応報と思って諦めるさ。

 さて、次回リプレイはケルバーの町を舞台にした“暗躍”で御座います。 口直しになるかどうか解りませんが、まぁ、こいつよりゃマシなのは自信をもてます。 これ以上、下に落ちようが無いと言うだけの話ですが(笑)  と言うわけで、見捨てずに読んでやってくださいませ。