SCENE #12

-- Navigation --	ＨＯＭＥ	≪	＜	＞	≫	▲	ＭＡＰ	ＬＩＮＫ	ＢＢＳ	Ｅ－ＭＡＩＬ	シルバーアクセサリー

シーン１２：カゲ

永瀬: なんてこった。なんか、振り出しに戻るを振った気分…　とりあえず、サロン・ドルファンに戻ろう。＜社会：サロン・ドルファン＞で１２。
「アルドラ」: 「どうですか？」
永瀬: 「えっとですね…　まぁドッペルゲンガーについて軽く調べてみたんですが… 　本来一つであるはずの物が、二つ存在する矛盾を正そうとする現象をドッペルゲンガー現象と呼ぶのであれば、最近にたような事件がぽつぽつと起こっている所まで解りました。完全なクローン体だとか、全く同じ人格を演人として作成するとか…　まぁ、この辺も現象に含まれているのではないかと」
「アルドラ」: 「そうでしょうね」
永瀬: 「それで…　質問があるのですが。ドッペルゲンガーって現象は、テクノロジーで再現できるような物なのでしょうか？」
「アルドラ」: 「…　そうですね。テクノロジーで再現する力を、人間が持つに至った…　という所でしょう。誰かが、アルカリックレコードに接触をしようと試みたのかもしれませんし、それが企業だったのかもしれません」
永瀬: 「なるほど。とりあえず、あたしの方はこれからクローンをメインに調べてみようと思います。クローンだった場合、量産されそうなので。大公はなにか、そう言う話を聞いた事はありませんか？」
「アルドラ」: 「悪いわねぇ。そう言うことに関わるとねぇ…　私が二人居ても困るでしょ？」
永瀬: 「あ、なるほど…　それで下っ端の俺を…　いえ、何でもありません。それでは、中間報告をこれで終わります。あたしは引き続き調査に入ります」
…クローン、ヘンリー安達、Ｒ＆Ｒ…　困ったな。あぁ、こんな時に限ってジェイドしかコネが合わない。まぁ、いいや。無駄だと思うけど聞いてみよう。＜コネ：ジェイド＞スペードの１６。
ジェイド: 問題なく通るよ。
永瀬: 「やぁ、ジェイド。唐突なんだけどさ、最近クローンとか作ったぁ？」
ジェイド: 「なにぃ？　本当に唐突だな。ちょっとまて、クローンに関する情報なら幾つかもってるが？」
永瀬: 「あ、そなの？」
ジェイド: 「クローンというよりも、クローンを作った人間といった方が良いかな」
永瀬: 「ヘンリー安達？」
ジェイド: 「いや、もう一人居るんだ。クローンとは異なるかもしれないが、因子物理学と言うものを研究している、 “日向宗一”と言う人物がいてな。これの後輩といえるのが、ヘンリー安達なんだ」
永瀬: 「先輩後輩ね。なに？　日向宗一って今も BIOS なの？　千早？」
ジェイド: 「おしいな。Ｒ＆Ｒだ。ただ、その人物は故人という事らしい。が、孫がいるらしい。同じくＲ＆Ｒなんだが、渉外課のやり手のニューロで“日向皐月”という人物だ。年はハタチ」
永瀬: 「年はハタチっと…　ってなんであんたそんなに知ってるんだよ。むしろ、あんたストーカーっ？」
ジェイド: 「信用できるツテからの情報だ。あいにく私もこれを調べる必要があってね」
永瀬: 「信用できないねぇ…　あ、そうだ。聞くだけ聞いてみよう。あんた最近疲れたりしてない？」
ジェイド: 「えー、よく最近、大丈夫？　とか言われるが？」
永瀬: 「…マネーパワーに困ってたりとか、最近、自暴自棄になったりとか、気がついたら目の前で人が死んでたとかは？　死にたいな、とか思ってたりしてないよね？」
ジェイド: 「殺されかけた事はあるが…　ぼーっとする事は最近多いかもしれな」
永瀬: ジェイド、安全か？　と。
ＲＬ: 盛り上がってる所悪いんですが、そう言う現象が今目の前で起こるんですよ。ジェイド君＜アイデンティティ＞行ってみよう。
ジェイド: １３。これが精一杯です（泣）
ＲＬ: …いかん。これは危険だ…　いや、たぶん大丈夫。山札からダメージ引いて。
ジェイド: …２。
ＲＬ: ジェイド君は突然“恐慌”状態になりますね。と言う訳で、その恐慌状態から暴れださないか制御判定を。感情で。
ジェイド: うわっやばっ。Ａは１１でもいけましたよね？　１２でギリギリ成功。
ＲＬ: 永瀬さんの視点だと、ジェイドがいきなり白目をむいて止まってるよ。
永瀬: 相手Ｋ－Ｔａｉなんですけど顔出るんですか？
ＲＬ: いや、それは出ないな。声だけだけど、それでもわかる。
永瀬: こりゃ、ジェイド安全じゃないかもしれないなぁ。後で調べよう。とりあえず、＜社会：警察＞でヘンリー安達について。達成値１３。
ＲＬ: ずいぶん前の事件なので、軽くしか出てきませんが、エンブリオっていうクローン体を研究していたひとですね。アプリコットフーズって所に出向いたのは良いんですけど、その後行方不明になってます。…詳しくは SSS をみてね（笑）

^***編集後記

　ジェイドへの精神ダメージは、全員が１回シーンを巡る毎ぐらいのペースの予定だったらしいです。

　ＰＬがあんまり怖さを解ってなかったみたいなので、そのペースは後で縮まったとか？

舞台裏

伊神　瑞穂
＜売買＞＜コネ：御堂真黄＞: －襲ってきた車両について

　馬淵精機の車両で、市外戦用の戦車みたいなモン。納入先はＮ◎ＶＡ軍。

一条　影司
＜社会：Ｗｅｂ＞＜ストリームマップ＞１８: －ジェイドのアドレス

　ジェイドは抵抗せず。


:

社会戦

ＲＬ → 伊神　瑞穂
＜社会：警察＞＜特権行使＞
達成値：生命１６: ＜社会：Ｎ◎ＶＡ＞１２
ダメージ：１６、洗脳
報酬点で２下げて造反
ＲＬ → 一条　影司
＜社会：ストリート＞＜特権行使＞
達成値：生命１６: ＜コネ：堂本　光平＞１８

ＲＬ → ジェイド
＜社会：警察＞＜特権行使＞＜追い込み＞
達成値：生命１５: ＜社会：Ｎ◎ＶＡ＞１８
一条 → ジェイド
＜交渉＞＜コネ：マイケル・グローリー＞＜社会：ストリート＞
達成値：１８: ＜社会：企業＞失敗
ダメージ：山引きで２、怪聞