ひとり言 第13ページ(2000〜2001)
 こんなソフトスキンを知ってる?2001年1月8日
 右の絵は、オーストリアのシュタイヤー社が戦前に生産した「シュタイヤー55」(あるいは50)。一見ワーゲン的ですが、どちらかと言うとトポリーノに近いフロントエンジン車です。不鮮明ながらヘッツァーの後ろを走っている写真が有ったりして興味深いのですが、日本では全く知られていない車です。いかにもシュタイヤーらしいムクムクした顔、どこかでキット出して欲しいなぁ。

 AFV好きを長年やってると、興味のベクトルが変わって行くのも当然でして、(いや、王道はタミヤじゃ!キングタイガーじゃ!と極めるのも良いのですが・・・)最近の私はもっぱら戦車のご先祖「トラクター」に興味を持ってます。あと、こんな感じの1930年代の流線型車。
 明けましておめでとうございます。2001年1月5日
 現在、PC上に飾っている「お気に入り」をネタに無駄話を・・・。

 真ん中は、アーテル1/16スケールのホンダATC-90!。こんなナイスなアイテムが日本に入ってこないのは実にイケンどす。タンクマークは細かいタンポ印刷でライトも透明、紙シールが当たり前のジャンルでコレは出来がよいと断言します!。 確か、3輪はオフロードで転倒事故を起こすのでホンダは結構昔に止めた筈、現在もミニチュアが売られているのは凄い事かもしれません。 現在ホンダは4輪の「フォートラックス」を生産していますが、コチラもちゃんとアーテルから出ています。ただ、ライトもマーキングも紙シールでオモチャっぽく残念。「昔は良かった」のパターンでしょうか。

 奥は、ガチャガチャで取った「デューク」さん。いまどきにしては出来が悪く、ゴルゴジューゾーさんと呼びたい感じ。でも、原作に漂う妙な可笑しさとマッチしてます。 手前はチョコエッグのダックスフント。個人的には「哺乳類はハズレ」だと思ってますが、これはイカしてます。
 「ミリタリー」でもある。12/21
 憧れの「フォードソン・N」トラクターのミニチュアを個人輸入してみました。ダイキャスト製で1/16スケール、メーカーは不明。

 この手の「ファーム・トイ」の標準スケールのひとつが1/16でして、出来はピンからキリまであります。「スケール表示があるから立派なスケールモデル」と短絡してはいけません。 (あわよくばこれ採寸して1/35で作ろうかと思っていた私は、大泣きしました・・・。アンティークの雰囲気です。)

 フォードソンは非常に売れたトラクターで、英米以外の国々でも使われました。軍用として大量に使われる事は無かった様ですが、クローラー(履帯ユニット)を装着した奴をアーミーが使用(テスト?)している写真はあります。飛行場で牽引用に使われた例もあります。日本陸軍もクローラーとウインチを装着したタイプを試験してます。日本独自と思われるライトと陸軍の星印のバッチを付けていて魅力的、後に、長山大尉の無線戦車へと改造されました。

 資料が少ないので何とも言えませんが、トラクターの基本スタイルを確立したのはフォードソンじゃないかと想像してます。試作車の写真には試行錯誤が見て取れるので、何かを真似た感じがないのです。だとしたら偉大!

なお、これは私にとって2台目の1/16フォードソンです。 3台目はここ  4台目はここ
モデルセラー12/11
 ちょっと前にこのコーナーで欲しいと言ってたモデルセラーの「WW1英国戦車用キャタピラ」を入手できました。この製品の存在については3年くらい前に聞いていたのですが、正規輸入する代理店がなく幻のようなパーツでした。今回初めて現物を見ることが出来ました。(MAXIMさん通販)

 第一次大戦のイギリス戦車は皆同じキャタピラを履いています。そして、EMHERのキットにセットされたベルト式キャタピラは、とても使う気にならない代物なので美味しいアイテムと言えます。この他では、アキュリットアーマーからレジン製の物が出ていますが、ちょっと蛇行していて使うのに躊躇してます。また、MK.B(キット紹介参照)を出しているパンツァーショップでも別売りしていますが、裏面の蝶番がないので困ってしまいます。

 モデルセラーは2パーツからなるインジェクション・プラ製。一応可動式なのですが、実際に動かすには役不足な出来です。が、「仮組み」「位置決め」が出来るので、全部巻き付けた後に接着剤を流し込む方法が出来る点で有り難いと言えます。1リンクが大きいので、1枚ずつ接着していくと最終的に「帯に短し襷に短し」になりかねません。 さて、出来についてですが、折角、裏の蝶番を別パーツとしているのに、妙に簡単なモールドで、積極的に見せたくなる物ではありません。また、大きさが他製品と比べて僅かながら小さいです。WW1の英国戦車は皆、「ポンツーン」よりキャタピラの幅があって若干はみ出すのですが、さて、EMHERに合わせるとどうなるか興味あるところ。私のMK.Bではちょっとギリギリ。

 まぁ、何にしろ現状では一番よい物には違いません。「最高ではないが最善」といったところでしょう。レジン物っと大差ない価格なので、売っていれば購入をお勧めします。
 恐るべしFIRST GEAR12/4
 アメリカにFIRST GEARというミニカーメーカーがあり、膨大な種類の古いアメリカントラックを出している。アメリカ製にしては少々値段が高めだが相応して出来は良い様だ。で、何が恐るべしなのかと言うと、スケールが1/34!!!という「かゆい」サイズなのだ。これ、ジオラマに使うなら1/35と絡めても(個人的には)OKだと思う。残念ながら戦前のトラックはシボレーとマックAC「ブルドック」しか見つけられなかった。でも、マックACは魅力的だ。そのうち個人輸入するかもしれない。

 今回は久しぶりに画像無し。興味ある方は3000toys - Catalog Searchの検索窓の「FIRST GEAR」と「1/34」を選んでみると良い。このサイトには軍用車両、飛行機なんかもある。主力(?)のトラクター、土建車両は充実していて見飽きない。やっぱりアメリカはホビー大国だ!。
 とびきりの・・・・戦車11/28
 当HPでは、たまにゴキブリのように出てくるガラクタを紹介していますが、今回はとびきりのガラクタ。出来はすこぶる悪いです。これは近年駄菓子屋で購入。

 写真ではもう何が何だか分からないが、1枚物のブリキをプレスしたダルくて小さい(3.5センチ)テイン・トイ。サビはなく新品同様なものの「4台セット」のパッケージは印刷も状態もボロく相当古そうに見える。MADE IN JAPANの文字があり、最近作られた「エセ」レトログッズの可能性は・・・微妙な感じ。今の日本製ではとてもペイ出来る値段ではなかった。
 全部型は同じで、ただの色違い。しかし、何故か赤い奴だけは印刷/地肌のパターンが逆で、本来タダの2重丸で処理されたライトとおぼしき部分が、これのみ白フチ付きの日の丸。白の分一色多くリッチだ。ところで4台とも車体に書かれた番号が違う。SU85、M60、は、まぁ、アレなんだなと分かるが、ST39A201は良く分からない。もしかしたらそういう現用戦車があるのかも知れない。ならば相当マニアックと言えよう。 ・・・って、なに言ってんだか。
 ゴチャゴチャしとる。11/15
 いいですね〜。安物SFメカを思わせる違和感あるフォルムとディテールの過多ぶり。菱形戦車に「艦橋」を付けたのは、より陸上戦艦たろうとした為であろうか ・・・これでKV戦車あたりより小さいのだから、チャンチャラ可笑しい陸上戦艦であります。

 特に現在これを作っている訳でもないのですが、以前組んだ時に劣化した瞬間接着剤を使ったため、直ぐに硬化せずに流れ出した部分があったり、接着した部分が脆くてパカッと剥がれたりで中断。で、最近、サラサラタイプの瞬着と「はがし液」を買ったので、大がかりな修復をしたのです。こうして見るとあと一歩で完成ですが、モデルセラー社のキャタピラが手に入らないと完成は無理かな。どっかに売ってません?。
 息抜きに作るキットの条件・・・11/7
 ソ連の飛行艇MBR 2bisの1/72キットをいじったりしてます。極々たま〜に1/48の飛行機を買いますが、何故か昔から飛行艇だけは1/72でも欲しくなります。これは店でお客同士の会話にのって買っちゃった物ですが、いい感じのキットでした。紅の豚の戦闘飛行艇と同様のエンジン配置なので空間的なボリュームは手頃。完成すると存在感が有りそうです。

 息抜きに作るキットって、こういう出来が良からず悪からず、珍しくて資料が無く、形が面白くて存在感だけはソコソコある物なんじゃないかしら。マーケティングで出来た日本製キットにはそういうの無いんだよな。それはそれで良かろうけんど。

 (この飛行機、写真集が何冊も出ていてハセガワ1/48で出るくらいのメジャーアイテムだったらどうしよう・・・その際は御免!。)
 バリエーション11/2
 チョコエッグ第4弾は、今現在まだ発売されていない地域も多いそうです。そう考えると、第5弾への移行はまだまだ先でしょう。(なんか西はペットシリーズ、東は日本の動物第4弾って感じみたい。北海道は両方売ってます。)

 このシリーズ、同じアイテムでも途中で色指定が変更になったり、手作業で塗られる事によるイレギュラーがあったり(過去には金型の変更さえあった)で、コレクター心をくすぐってくれます。第4弾が当分続くなら、これらマイナーチェンジも増える可能性あり。

 で、今回見つけたマイナーチェンジ物がこれ(?)。ほぼ原寸サイズと言えるサンショウウオ、テロ〜リとしてリアルでチョ〜お気に入り。この2個はモールド色自体が異なっていて、一方は乳白色、一方は透明です。透明の方は尻尾の下面が塗装されずに透明なまま。
 第4弾になって透明素材を生かしたアイテムが出てきました。それが上手くいったので後から変更したのでしょうか。

 モデルメーカー・・・フルタえらい!10/31
 良くは分からないけれど、フルタって食玩の世界では大した事なかった気がする。でも、今はとっても凄いのだ。 写真は、1/72スケールの「R-TYPE CAR」チョコのオマケ2台と、チョコエッグの当たりオマケ。

 車は、サーブ9.3とメルセデスAクラス。もうちょっとディフォルメした方が良いんじゃないの?と思う程のリアルなスタイル。勿論ミニチャンプス当たりとは比べられないけど、トミカやホットウィールよりはリアルじゃないかと。

 恐竜「キタダニリュウ」は、チョコエッグ第4弾のシークレット動物。まぁ、「ドロマエオサウルス科の恐竜」と言うべき物。映画ジュラシックパークのラプター並みの大きい個体とすると1/35スケールで通用しそう。タミヤの恐竜キットと比べると面白いかも。(ところで、尻尾はこんなに曲がるの?。)

 フルタは、チョコエッグ以外にも、海洋堂と組んだ、竹谷隆之原型の妖怪シリーズ「百鬼夜行」、チョコエッグを大きくしたような「レッドデータアニマルズ」も出してる。どれも、大人が見て満足な出来。

 以上、知ってる人には当たり前すぎる話でしたが、当HPをご覧の方で、そっち系に興味無い方には是非食わず嫌いせず「造形」を味わって欲しい商品群です。
フルタのHP http://www.furuta.co.jp・・・たいした内容ではない。(笑)
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