東地中海編




東地中海ふらりふらり 99.4〜5




中東、その響きはなんだかあやしげ。東地中海、リゾートの雰囲気。ふらりふらりと行ってみれば・・・カイロ3泊、アテネ2泊、イスタンブール3泊の旅!初のイスラム教国、ドキドキ・・・

全体のはなし


気候について
カイロではすでに30度を超える暑さ、しかし夜にはぐっと気温が下がり、半袖では肌寒い。砂漠の気候といった感じです。アテネはそれに比べると昼は27、8度、夜も比較的暖かく半袖でも歩ける感じ。イスタンブールは天気によりけり。ある日は半袖でも暑かった。でも次の日雨が降ったら、息が白くなるほど寒かった・・・。

街の比較あれこれ
<<カイロ>>
道路には人があふれ、暑いときには歩道で寝ているおじさんたちも・・・。服装はラフな感じのが多く、サラリーマンは青系シャツが多かったように思う。女性はスカーフをきっちり巻いていて、うむ、イスラム教国だ・・・と思ったりする。道路は場所によってはすごい。修繕されていないアスファルトだったりして、でこぼこしている。それから熱砂の時期のせいかとっても砂っぽかったです。 建物は近代的なのから人は住んでいるのかい?ってな家までいろいろ。貧富の差がはげしそう・・・。ホテルはけっこう古いものが多いようです。というのも、世界的景勝地ゆえに早くから観光地として栄えたせいでしょうね。うむ。

<<アテネ>>
近代的な建物が多かったです。到着したとき空港が日本の地方都市よりもしょぼかったのでちょっとビックリしました。街には看板やポスターがあふれなんだかとっても日本みたいな感じがしました。(ギリシャはギリシャ正教)

<<イスタンブール>>
なんといっても街のあちこちにあるモスクでしょう!全体的に平らなところが少なく、丘に面しているといった感じで、そこかしこにモスクがあります。特に到着時夜だったのですが、ライトアップされたモスクは圧巻でした。あ〜、なんてすばらしい建物なんだろう。街並みはビザンティウム時代のヨーロッパ風の建物も多く、アジアとヨーロッパの交差点というよりは、やはりヨーロッパ的な感じがします。

おすすめの本
・世界の宗教がわかる本 ひろ さちや監修(主婦と生活社)
・古代への情熱 ハインリッヒ シュリーマン()
・トルコで私も考えた1 高橋由佳利(集英社)
#これはマンガです。トルコに行くなら絶対におすすめの一冊だと私は思います!6月頃2巻が出ます。


デザートの話
上記の「私もトルコで考えた」の中でトルコ人のだんな様が日本に来たときに「日本の大福はしょっぱい!バクラヴァが食べたい〜!」というシーンがあります。(これはこの1巻には出ていないけど)また頭が痛くなるほど甘いお菓子として紹介されていました。糖蜜に漬け込んだお菓子とのこと。食いしん坊の私はこれがずっと食べてみたいものとしてインプットしていたのだ。イスタンブールでは「バクラヴァ」だ・・・と。そしたら今回旅行した3都市全部にあったんですよ。名前まで同じの「バクラヴァ」が! あの地方では名物のお菓子だったのかしら。というわけで、カイロ以外ではチャレンジしました。見た目はナッツのはいったパイといった感じ。それを蜂蜜のようなシロップに漬け込んだもの。確かに甘かったですぅ。歯にしみいるほどに・・・。なのになぜかまた食べたい気になってしまうの。なぜ?きっと暑い国なので物が悪くならないため、そしてお酒を飲まない宗教であるがゆえ、甘党が多いのかもしれない・・・(あくまで推測)。

イスラム教でなくってよかった
イスラム教の女性はスカーフをかぶっている。(イスタンブールでは少ないけどね)髪も耳もすべて覆っているけど、目鼻立ちのはっきりした女性が多く、きれいさがよけい際立っているように思う。また顔も小さい。今回持参したスカーフでさっそく試してみた。 ・・・同行者の爆笑をかう。そうとってもとってもお笑いなのだ。丸いお盆のような平らな顔、そして大きい頭何もかもが似合わない。イスラム教だったら毎日これかよぉ・・・。私はイスラム教でなくって本当によかったと思った。

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