着うた作成方法(au j-phone tuka対応)

着声作りその1ではau専用のファイルしか作成できませんでした。
しかしながら携帯電話での音声再生技術は実は他にもあります。
着信音作りで紹介したSMAFという技術、実はこれは着メロの中に音楽・音声ファイルを使用できるようになっています。本来この技術は例えば着メロの中で掛け声だけは音声を使いたい、というばあに使えるものですが、 これを利用して音楽・音声ファイルのみの着信音、つまりは着声のようなものを作る事が可能です。

まず初めに

必用な物

その1ではpurevoiceコンバーターを使用しましたが、今回使用するのはYAMAHAが配布しているWSC-MA2-SMAFという(ちょっとごちゃっとした名前の)ソフトです。残念ながらMac版はありませんが無料です。
WSC-MA2-SMAF
このサイトにあるSMAF演奏系という所からダウンロードできます。似たような名前のソフトが幾つかあるので間違えないようにしてください。

ヘルプファイルも日本語ですし見なくても簡単ですが一通りの解説を。

WAVEファイルのサンプリングレイトを変更する

元となるWAVEファイルはその1と同じ物を使用しています。

waveファイル(64.5KB)

SMAFとして作成する場合は、元のファイルが8Khzのほかに4KHzでも使用することが出来ます。
また、アプリケーション自体で8KHzから4KHzへの変換も可能です。
8KHzのファイルを作成する方法はしたのリンクを参考にしてください。

WAVEファイルのリサンプル

ファイルのリサンプルを行って8000Hzにしたファイルがこちらになります。

waveファイル(11.8KB)


また、ビットデプスは16Bit、チャンネルはモノラルにしてください。

WSC-MA2-SMAFを使ってmmfファイルに変換する

ダウンロードしたら適当なフォルダに解凍してください。
作成されるwscma2というフォルダの中にあるプログラムを起動すると
このような画面が出ます、なお分かり難いですが終了ボタンは一番右下です。

WSC-MA2-SMAFのメイン画面です。
非常にシンプルで「ここにWAVEファイルをドロップして!」何て書いてある通りです。んじゃあお言葉に甘えてドロップ。
リサンプルされていないWAVEファイルをドロップすると対応してないとかでるので注意。

WAVEファイルをドロップするとこのような画面になると思います。
タイトルは変更しても作成されるファイル名が変わる訳ではありません。

転送不可のチェックボックスは携帯電話から他の携帯電話へメール添付で送ることを許可するか同化です。8KHz→4KHzをチェックすると音質もサイズも半分になります。
あとはOKを押せばもとのWAVEファイルがあった場所にファイル名.mmfというファイルが作成されているのでこれで成功です。

なお、あまり長いファイルは使用不可です。
とはいえ携帯電話にあまり長い物を使うのはいい事ではないのでそれを考えると丁度良いとも言えるでしょう。


これでezweb、J-Skyと2種類の携帯電話で音楽・音声のファイルを使用することが可能になりました

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