目次へ  次の項目へ



【あ】

 

あーばんらいなー 【アーバンライナー】
   近鉄21000系の愛称。名古屋〜大阪間の所要時間を大幅に短縮し、運賃の優位性も武器として新幹線を相手に
   大善戦している。

あいしょう 【愛称】
   列車にも、特に特急等には、分かりやすいようにこれが付けられている。
   また、最近は路線等にも正式名称と別にこれをつける例も見られる。
   ただし、つけたはいいが馴染んでもらえずに忘れ去られてしまう事もある(E電なんかはその典型)。
   このことを「相性が悪い」という。

あいし−い− 【ICE】
   ドイツの高速列車の名称。

あおでん 【青電】
   京成の旧型電車はずっと昔青い色に塗られていたのでこうよばれる。

あおでんとしょく 【青電塗色】
   上記の電車の塗色をこういう。

あおどうしゃ 【青胴車】
   阪神の普通用事両の愛称。下半分が青いのでこうよばれる。
   ちなみに、加速、減速性能が高いことから、「ジェットカー」という愛称もある。

あかじ 【赤字】
   支出が収入を上回ること。末期の国鉄は慢性的なコレ。
   反対語→黒字  関連語→収支係数

あかでん 【赤電】
   赤電話ではない。京成の在来車は昔赤い色に塗られてたのでこうよばれる。
   常磐線の中距離電車も以前同じ理由でこうよばれていた。

あかどうしゃ 【赤胴車】
   阪神の急行用車両の愛称。下半分が赤いのでこうよばれる。

あかぼう 【赤帽】
   駅で有償で手荷物を運ぶ人。サービス。空港のポーターみたいなもん。今でははとんどいない。

あきたしんかんせん 【秋田新幹線】
   説明する必要ない気もするが、「こまち」のことである。
   ただ盛岡から秋田のあいだは、盛岡〜大曲が田沢湖線、大曲〜秋田が奥羽本線の一部であり、あくまでも在
   来線であって、新幹線の線路ではない。たまにこの区間のことを秋田新幹線というときがあるがあくまで通
   称である。
   類似→山形新幹線

あこも 【アコモ】
   内装のこと。アコモデーションの略。 

あし 【足】
  1.台車等の床下の部分をこうよぶ。
  2.「足が長い列車」というと、走る距離が長い列車のこと。

あしまわり 【足まわり】
   上記1.参照。

あすとらむらいん 【アストラムライン】
   広島の新交通システム。 

あっしゅくくうき 【圧縮空気】
   コンプレッサーによって圧力を高められた空気。エアタンクに貯められていて、プレーキ、ドアの開閉、空
   気はねに使われる。

あつりょくけい 【圧力計】
   ブレーキやドアの開閉につかう圧縮空気をためておくエアタンクやブレーキシリンダの空気圧を表示する計
   器。どんな鉄道車両にも必ずついている。

あとす 【ATOS】
   JR東日本が首都圏で導入しっっある新しい運行管理システム。ATOSとは、「Autonomous Decentralized
   Transport Control System(東京圏輸送管理システム)」の略で、ダイヤ計画から運行管理、異常時の運転整理、
   ポイント操作などの進路制御、保守の計画・管理、駅の放送や案内表示までコンピューターネットワークで一元
   管理している。導入当初はトラブル続出でしょっちゅう電車が止まっていた。

あぷとしき 【アプト式】
   鉄道は鉄のレールの上を鉄の車輪で走っているので、レールと車輪の間の摩擦が小さい。従って坂道によわい。
   無理に登ろうとしても車輪がスリップしてしまうのである。そこで2本のレールの間に歯形を刻んだレールを
   しいて車両側についた歯車とかみあわせて滑り落ちるのを防ぎながら登る方式が考え出された。これをラック
   レール方式と言い、アプト式はその一種。
   日本では唯一、静岡県の大井川鉄道井川線で使われている。昔は信越本線の碓氷峠でも使われていた。
   関連語→ストルプ式 リッゲンバッハ(マーシュ)式
   参照→ラックレール

あむとらっく 【Amtrak】
   アメリカの鉄道会社。詳しくは私も良く知りません。

あるうぇーぐしき(ものれーる) 【アルウェ−グ式モノレール】
   1本のレールの上に跨がってゴムタイヤで走行する方式のモノレール。跨座式の一種。日本に存在する跨座式
   モノレールはほとんどこの方式。奈良のドリームランドに出来たものが最初(ただし遊戯物扱いで鉄道として
   は認可されていない。認可されたものでは犬山にある名鉄のモノレールが最初。)
   関連語→サフェージュ式、ロッキード式、懸垂式

あるなこうき 【アルナ工機】
   関西の鉄道車両メーカー。昔はナニワ工機といい、鉄道車両用のアルミサッシのシェアがトップだったことから、
   「アルミのナニワ」ということで現在の社名に改名した。

あんぜんそくせん 【安全側線】
   退避線などから誤って列車が進出しても本線へ進入しないように設けられた側線のこと。下図面参照。

誤って出発した場合、安全側線がないと本線を走る列車と衝突する



安全側線があると、誤って出発した列車の脱線のみで済む。

 




目次へ  次の項目へ