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紅茶は、時間や手間を惜しまずに、贅沢に楽しみたいものです。 おいしい紅茶をいただくためのティーアクセサリー そして、いれ方を紹介しましょう。

おいしい紅茶を飲むための基本の茶器とアクセサリー ティーポット おいしい紅茶をいれるには、茶葉をじっくり蒸らさなくてはいけません。 丸型のほうがジャンピングが起きやすく紅茶のエキスが十分に引き出せます。 ティーカップ 口当たりの良い薄手の方が繊細な風味を味わうのに良いです。それと水色を美しく見せるとともに香りが豊かに広がるようにカップの直径が大きく浅い方がいいです ティースプーン コーヒースプーンよりひと回り大きく、BOPの茶葉を山盛りにすくうと約３グラムになりメジャースプーンとしても使われます。 ミルクピッチャー ミルクティーには欠かせませんね。１５０〜２００�M入る大きいのがいいです。 シュガーポット ティーポット・ミルクピッチャーとお揃いにすると、おしゃれで素敵ですよ。 ストレーナー いろんな形が出回っているので、いくつか揃えて使い分けると楽しいです。 砂時計 おいしい紅茶は、蒸らし時間も大切なポイント。 ホットウォータージャグ お湯差しのことで濃すぎた紅茶を薄めるのに使います。保温性の高い小型の魔法瓶でもいいです。ティーポットのひと回り小さいのを使うことが多いです。 ＜あると便利な小物＞ ティーコゼ ポットの紅茶が冷めないようにかぶせる帽子。ポットマットとお揃いにするとオシャレ ティータオル ティーパーティーの時などに、テーブルのアクセサリー、アクセントとして使います。 ティーキャニスター 茶葉を保存する容器のことです。密閉度の高いものを選びましょう。 おいしい紅茶を入れるための水の条件 水道水はカルキ臭があるので、浄水器などで除いたものを使い、 やかんに入れる時、蛇口から勢いよく注ぎ酸素をたくさん混ぜるようにします。 酸素が混ざることによりジャンピングが起こりやすくなります。 ペットボトルのミネラルウォーターは、使用前によく振って酸素を混ぜるようにしましょう。 つぎに沸かし方ですが、 細かい気泡がいっぱいに立ち、直径１センチ位の泡が５〜６個上がり始めたら火を止めます。 　沸かし過ぎは、水中の酸素を失ってしまうので茶葉からおいしさを引き出すことができません。 『必ず沸かしたてを使う』これが、ポイント！ お湯の量と茶葉の量 お湯の量 ティーポットを使って入れる場合、1人分の飲む量に基準をおきます。 1人分はティーカップ２杯半分の３５０�Mとします。 ティーフードと共に楽しむ紅茶は、1杯では足りないので、この量になります。 1杯目は香りを、2杯目に色と味、そして最後の一滴（ベストドロップ）まで入れて3杯目とします。 　　　　　　　 茶葉の量 １人分の熱湯３５０�Mに対し、ティースプーン２杯です。 これは昔からイギリスで言い伝えられている「One for me, One for pot」人数分＋１杯の量。 例えば３人分ならばTSP３杯＋ポットの分TSP１杯=TSP４杯になります。 　ジャンピングについて 茶葉をポットに入れ、新鮮な沸かしたての熱湯を勢いよく注ぐと、茶葉はほとんど上に浮かび上がります。 このまま放置しておくと、ほとんどの茶葉は数分後に雪が降るように下に落ち 一部の茶葉は、また上に浮かび、やがて全て底に沈みます。 この茶葉の上下運動は、ポットの中の湯の対流運動によるもので ジャンピングといい、この現象が起こっている時、最も良く抽出が行われています。 ジャンピングを起こす条件 　・酸素をたくさん含んだ、汲みたての新鮮な水を使いましょう。 　・沸かし過ぎない・・酸素が抜けてしまうので、直径１センチ程の泡が５〜６個上がり始めたころが良い。 　・お湯は、茶葉めがけて高い位置から勢いよくたたきつけるように注ぎます。 　・茶葉の浮き沈みがスムーズに起こるよう、ポットは、ボールのような丸型が最適です。 　・室温が低い場合は、ポットを温めたりティーコゼをかぶせたりして、高温を維持することも大切です。 ジャンピングが起こらない場合 　・長時間沸騰させた熱湯や、汲み置いた酸素の少ない水、ペットボトルの水、何度も沸かし直した水。 　・ぬるいお湯を使った場合。 　・静かに熱湯を注いだ場合や、やかんの注ぎ口が小さく、注ぐ湯に勢いがない場合。 ホットウォータージャグについて ホットウォータージャグは、ティーポットの次に大切なものとして扱われます。 濃すぎた紅茶を自分の好みに薄めるためのお湯を入れておきます。 薄めることは、ちっとも失礼にあたりません。 緑茶やウーロン茶などは、茶葉の残った急須に湯を加えて薄め２杯目を飲みますが 紅茶の場合、この方法だと繊維質がカップに入り、強い渋みとなって感じるので ポットの中に湯を足して２杯目を飲むようなことはしません。 最初に抽出したカフェインとタンニンの渋みが主な味となります。 紅茶は、あらゆる飲み物の中で唯一、飲む人が自分の好みに合わせて 味を調整することが許されている飲み物です。 ホットウォータージャグを上手に使って 幼児から大人まで、みんな一緒に紅茶を楽しみましょう。 最後に・・・まとめです。 ゴールデンルール・・・茶葉の持ち味を十分に引き出すために大切な基本ルール ・良質の茶葉を使いましょう ・ティーポットを温めましょう ・茶葉の量を量りましょう ・新鮮な沸騰しているお湯を使いましょう ・茶葉を蒸らす時間を待ちましょう　 これで、基本の紅茶はおいしくいれることができますね。 モーニングティーからナイトキャップティーまで 『A nice cup of tea』 そこで・・・ 紅茶の楽しさをますます広げるために バリエーションティーは、いかがですか？ クリックしてね Tea Room 紅茶のお話 アイスティー ティーパーティ コーヒー Home リビングルーム 日記 ミニエッセイ