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3月15・16日新潟・松本地裁抗議活動!!(詳細ページ)

裁判員裁判への抗議を!!2月1日仙台・沼津・堺、2日札幌・前橋・名古屋・岐阜・津・大津、3日堺・岡山、4日大阪、8日立川・金沢・神戸・熊本、9日前橋・岡山、15日山形・大阪・姫路、16日札幌・釧路・函館・小田原・甲府・松本・山口・高松・徳島・宮崎・那覇、17日神戸、18日水戸・大阪の各地裁 (詳細裁判員制度はいらない!大運動)
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裁判長!話が違うじゃないですか 小学館
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裁判員制度を批判する
小田中聰樹著 花伝社
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裁判員制度以外のイベント情報
前田朗先生の非国民入門セミナーの主旨に賛同いたします
オンライン書店ビーケーワン:裁判員制度とは何か
裁判員制度とは何か
岡島 実著 生活書院

オンライン書店ビーケーワン:小説恐怖の裁判員制度 囁く葦の秘密 続 ワッ赤紙が来た!懲役と罰金のワナ!
小説恐怖の裁判員制度
雨宮惜秋著 鶴書院
やっぱりヒドかった裁判員裁判の実態。市民の力の結集で絶対に潰せ!!

・「9割選任手続出席」の大ウソ!!反対派市民はあらかじめ選任過程から除外?実際の出席率は軒並み半数以下!!
・断りきれずに参加強制、「二度とやりたくない」本音の裁判員に記者会見で「意義を伝えたい」と偽装宣伝までさせる!!
・性犯罪事件も多数起訴。被害者が裁判員裁判を嫌って被害者側から起訴見送り要請の実例も
・ヤクザ事件も極力裁判員裁判に。無言の圧力が裁判員の判断に影響して減軽された可能性も
・国費と組織で圧倒的に勝る検察側に対して弁護士自ら「戦車と竹槍の実力差」と自認。そのツケは最も弱い立場の被告人に
・元々国民性から治安統制思想の根強い市民裁判員が被告人に対して糾弾質問を乱発。裁判官が強引に誘導質問させた例も
検察に加えて被害者参加で市民が被害者側に立つ判断、弁護側の情状弁護方針は崩壊して一方的な重罰化へ
・弁護士さえ「裁判員裁判は市民の判断ゆえ尊重を」の理由で制度違憲主張・控訴は極力断念するよう被告人を説得する
・第一号事件で被告人控訴、しかし東京高裁「第一審尊重」方針からして被告人にとっての控訴審は絶望的、実質一審制
・10月までの事件はほぼ自白事件のみ。11月以降公判事案で無罪主張・死刑求刑事件での市民の負担は途方もない

オンライン書店ビーケーワン:裁判員制度の正体
裁判員制度の正体
西野喜一著 講談社
オンライン書店ビーケーワン:殺人犯を裁けますか?-裁判員制度の問題点-
つぶせ!裁判員制度
井上薫著 新潮新書
・官僚、最高裁、メディア等あきれる裁判員制度広報活動。無批判的参加は国家のインチキへの加担です!!

・法務省司法改悪タウンミーティングでヤラセ質問、最高裁裁判員フォーラムでサクラ動員。目的は不公正な民意誘導そのもの
・最高裁裁判員フォーラムで遡り契約、司法の最高府が法律違反。新聞広告・映画での不正契約、談合、虚偽公文書作成疑惑も
・法務省広報アニメで裁判員の個人情報口外行為。
裁判員法101条違反で、口外された本人は安心しての裁判員任務不能
・職業倫理上
絶対に偽装、ヤラセの許されぬ司法の世界で行われた上、内閣府TM中司法TMのヤラセ回数や割合が極めて多い
・メディア自身が制度推進立場ゆえ
司法ヤラセTM問題を十分追及せず。教育TMでの徹底批判との比較でも極端なトーンダウン
・NHK裁判員広報番組でタレントが評議内容を口外。
実際の裁判員裁判で同様に口外すれば守秘義務違反行為で逮捕される!!
・日弁連の法曹増員見直し姿勢を、大半の大手新聞が会長選後「司法改革は国民の期待」捏造世論を論拠に不公正な非難記事
・最高裁、内閣府とも世論誘導目的で「義務なら参加しかない」を参加容認派として「国民の6割が裁判員参加意向」と宣伝
・選任手続参加拒否姿勢を示した市民を呼出対象から除いた上で「9割参加で制度が国民に理解されてきた」と公表する不公正解釈
・経験者記者会見「制度の意義が見えない」感想について大手メディアが報道抹殺

オンライン書店ビーケーワン:裁判が日本を変える!
裁判が日本を変える!
生田 暉雄著
2007.8 日本評論社

オンライン書店ビーケーワン:殺人犯を裁けますか?-裁判員制度の問題点-
殺人犯を裁けますか? -裁判員制度の問題点-
田中克人著 駒草出版
・裁判員制度はこんなにヒドい法律です。絶対に破綻させなければなりません!!

 ・共産社民を含め国会全会一致、司法権力協力、日弁連翼賛、メディアの完全無批判、権力総与党化、憲政史上の大暴挙!!
 ・オウムや和歌山カレー事件の類の裁判に当たれば長期拘束で生活にも重大な支障。この制度の為に人生狂わされかねない
 ・裁判員法反対、死刑反対の思想を持とうが指名されれば拒否することは至難。国家権力による思想信条統制の危険性も
 ・捜査当局情報を無批判的に報道するメディア姿勢が判断に重大な影響を及ぼす。松本サリン事件の悲劇再来も
 ・出産育児でも平気でリストラされる社会で「裁判員任務によるリストラは起こらない」との推進側の説明は全く信用できない
 ・重罪事件を扱うため評議中セクハラ・暴言等の不法行為が起こりやすい上、その被害も守秘義務で立証不可能ゆえ泣き寝入り
 ・2ch等で少年事件被告人の実名流出が平気で起こる社会で個人情報は厳重に保護されるという推進側説明も全く信用できない
 ・凶悪事件被告人に顔見せを強制され、氏名も知らされるため、個人情報保護の保障がない以上逆上被害を受ける危険性も
 ・外国人と日本人の共同犯罪の場合、極端な思想を持った市民裁判員が外国人だけに極端に重い刑罰を言い渡す危険性
 ・市民にとって制度への有効な反対手法がなく手をこまねいている間にも、皆様の血税がこんな大悪法推進に次々に
 ・嫌々ながらの強制任務ゆえ裁判員が自らの生活優先のため適当な判断を行えば無罪を争うべき被告人への冤罪も起こりうる

2010年2月9日

虚飾の宣伝は根っこから崩れる

 姫路獨協大学ロースクールで合格者が0になりました。「下位ロー」といわれる新司法試験合格率低迷法科大学院はこれから淘汰の波にさらされることになるでしょう。この件が意味するところは、いかに年間3000人という法曹増員計画を広げようとも、それに見合うだけの在野人材がいない、あるいは学費を投資できる人材がいないということで、いかに無理な計画だったかが分かろうとしたものです。
 大風呂敷を広げているといえば、裁判員制度そのものにも言える問題です。選任手続の出席率が8〜9割だとか、裁判員記者会見で「やってよかった」とか、まさしく宣伝文句ばかりが表のメディアから報道される情勢です。現実には「やってよかった」という感想を述べる一方で「二度とやりたくない」感想を述べる経験者もいますが、「二度とやりたくない」感想については二重にも三重にもフィルタがかかっています。まずは、選任手続出席率の段階で「やりたくない」と述べそうな候補者を裁判所側が除外して、裁判員制度宣伝に都合の良い候補者を中心にピックアップしていること、記者会見の場では「二度とやりたくない」感想を述べにくいムードを作り出すこと、さらに、「二度とやりたくない」感想については報道機関が意図的に削除するケースもあるからです。
 このようにして、まさに実態を隠して、制度推進に都合の良いところだけ「虚飾の宣伝」をする裁判員制度。虚飾を並べ立てようとも、それに見合う実態はまるでないのは、共同通信記事から昨年11月段階で全国では1割にも満たない被告人しか判決を出せず、東奥日報から青森では11件中2件だけしか判決を出せていないことからでも明らかです。しかも、この1割程度の被告人は、大半が単一被告人や自白事件など裁判員対象事件の中でも軽度なものです。今年は今月22日から鳥取で始まる死刑求刑予想事件や、全面無罪主張事件、メディアに取り上げられた有名事件などもあります。このまま進めば裁判員裁判が崩壊するのは目に見えているのですが、これをあくまで「課題」といった言い方でゴマカすメディアや推進権力側のやり方も欺瞞に満ちています。
 いかにトップ中のトップが総与党化して宣伝の大号令をかけても、根っこのところが崩れればどうにもならないのは、裁判員制度だけではありません。今の日本社会全体が崩壊の兆しを見せているといわれるのは、ワーキングプアといわれる貧困層割合の拡大に要因があり、これが自民党時代の新自由主義的政策がもたらしたものといわれています。そのような足元からの崩壊現象について、日本のトップにいるとなかなか気づくものではありません。冒頭に述べたロースクール問題もそうです。ロースクールの一つ潰れたからといってたいした影響はないだろう、とか考えていると、やがては全体が崩れることにつながるのです。今からでも権力側が「裁判員制度は崩壊間違いなし」ということを認めて撤退しなければ傷はますます深まるだけです。裁判員制度が国の信用に直結する問題だからこそなおさらです。

 なお、3月15日(月)→16日(火)に私は新潟地裁前と長野地裁松本支部前で裁判員裁判抗議活動を行います。このページに詳細を掲載いたしました。私とともに行動してくださる方も募集しております(随時内容更新しますので、最新情報をご利用ください)。また、近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。こちらのページ、または、こちらのスペアページにて徹底的に続けます。
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投稿者 高野 善通 : 23:04 | 裁判員制度徹底糾弾 | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年2月8日

小沢事件、検察審査会へ?

 「第一号裁判員裁判」が行われる地裁(支部)も残りわずかとなりました。本日は金沢地裁で第一号裁判員裁判が始まりましたが、初期抽出段階で110人のうち出席者は36.3%の40人、冬の北陸地区を考えるとむしろよく集まったのかな、という見方も出来ないではありません。一方で本日は千葉地裁での近隣トラブルからの殺人事件で懲役17年(求刑は懲役18年)判決が言い渡されましたが、判決でも、メディアによる裁判員取材でも「これまでの判例から重い刑を科すよう改めるべき」という指摘がなされました。裁判員制度の本質がまさしく現れた件と言ってよいでしょう。

 さて、検察審査会が最近大きな話題になっています。無論明石歩道橋事件の起訴議決、JR尼崎脱線事件における起訴議決の可能性もそうですが、市民団体からの告発を受けた小沢民主党幹事長政治資金事件が不起訴になったことにより、検察審査会に確実にかけられるといわれているからです。最近の世論調査でも、小沢幹事長事件について検察の説明と小沢幹事長の説明のどちらが信用できるかという設問において、圧倒的に検察の説明のほうが信用できるという結果も出ています。
 仮にでもこの事件について、検察審査員11人中8人賛成の起訴相当議決が2度連続して強制起訴ということにでもなれば、何しろ手がけた事件はとことんまでやりぬく「天下の東京地検特捜部」でさえ不起訴にした事件が起訴されることになり、東京地検特捜部にとってはまさに屈辱的事態といえましょう。逆にいえば、この事件を担当する検察審査会には「東京地検特捜部は間違った判断をしない」なる「特捜神話」の圧力もかかることになります。検察審査会が起訴判断をすれば、今度はこの件を判断する裁判所側にも圧力がかかるでしょう。裁判官は一応独立な判断をすることになっているとはいえ、裁判官は検察との交流が深いため国家権力に都合の良い判断をしがちな傾向があるのです。その意味では検察審査会段階から「有罪に持ち込める見通しがある上で起訴できるかどうか」だけの見地からでなく、(たとえ裁判で無罪になろうとも)起訴した場合の政治的影響、国内的影響なども総合的に勘案して公正に判断されることが求められる、極めて繊細な事案といえます。
 その意味ではメディアにも極めて慎重で公正な報道が求められます。先の明石歩道橋事件では検察審査会の起訴議決判断を大手を振って総翼賛化していました。直接的に検察審査会を肯定するよりも、真の目的は裁判員制度翼賛推進でありそのネタとして検察審査会を使った印象さえ強くありました。小沢事件においても、現段階でさえ検察審査会への移行を指摘した上で、裁判員制度と絡めた社説もありました。メディアが裁判員制度を総翼賛しているがゆえに、裁判員制度と連動する形で検察審査会も総翼賛化しています。小沢事件への判断も検察審査会そのものを総翼賛化するような報道姿勢になりかねません。政治的に繊細な案件を、検察審査会総翼賛化というメディアの論理ゆえに政治的な意味で極めて不公正な報道にされたらたまったものではありません。
 検察審査会の存在そのものにも批判的な視点があることも忘れてはなりません。明石歩道橋、尼崎脱線、小沢幹事長事件の場合は権力や大企業に批判の矛先を向けている意味で、私としても存在を大いに評価できる状況です。しかし、改正検察審査会法と裁判員制度が連動すれば怖い事態も想定されます。すなわち、権力にとって気に入らない勢力を、検察審査会の起訴議決→裁判員裁判という形で市民レベルで重罪犯罪者に陥れる道ができたということです。無辜の市民を市民レベルで重罪犯罪者に陥れる道に、この政策に総翼賛化したメディアが加担する危険性さえあるのです。我々としても、検察審査会の全体的な動きも厳重に監視する必要があります。

 なお、3月15日(月)→16日(火)に私は新潟地裁前と長野地裁松本支部前で裁判員裁判抗議活動を行います。このページに詳細を掲載いたしました。私とともに行動してくださる方も募集しております(随時内容更新しますので、最新情報をご利用ください)。また、近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。こちらのページ、または、こちらのスペアページにて徹底的に続けます。
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投稿者 高野 善通 : 22:44 | 裁判員制度徹底糾弾 | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年2月7日

現段階で裁判員制度違憲主張?

 本日は、お世話になっているヤメ蚊先生のブログから。小沢民主党幹事長プラス側近捜査でも問題になった捜査可視化の件についてですが、国家公安委員長が2年かけて可視化検討するというのですが、足利事件の件を考えると、今すぐにでも実現しなければならない喫緊の課題というしかありません。そういえば、本日は日経新聞書評に捜査可視化問題に関する書籍特集が組まれていましたが、その中で日本では犯罪者に人権はないという刑事司法に対する考え方が根深いという件もありました。
 犯罪者に人権はないという根深い考え方に基づく日本の刑事司法。まさしく世界の刑事司法の常識からすれば真っ向から正反対に位置するものですが、こんな根底的思想の下で「司法への市民参加」と称した裁判員制度など導入すればどうなるか一目瞭然としたもの。ますます世界の刑事司法の常識と真っ向から反する性格が強まり、それに市民の「お墨付き」も与えられることで制度そのものへの批判さえも許されなくなります。無論、犯罪者に人権はないという根深い考え方からすれば、市民が入れば厳罰傾向になるのは容易に想定できることです。
 上記ヤメ蚊先生のブログでは、現段階で被疑者・被告人にとっての可視化実現への道が記されています。ただ、現実的にこのような態度を取れば検察側に「反省してない」という見られ方をして、有罪になったときに量刑面で不利になる危険性と隣り合わせということはいえるでしょう。特に裁判員裁判ともなればなおさらといえます。仮に可視化が実現できたところで、検察側による証拠写真のビジュアル化などによる証拠変造が行われれば冤罪の危険性も高まります。根底的に冤罪の温床がある裁判員制度はどう見ても憲法違反ですが、最高裁が不公正な宣伝をまかり通す裁判員制度を「憲法違反」などと判断することはほぼありません。では、被告人にとって裁判員制度を憲法違反と主張するにはどうすれば良いか?国内レベルでの人権保障が絶望的ならば、海外から批判してもらうしかないのです。
 日本は国連自由権規約・個人通報制度に批准していないため、裁判員制度の例のように、国内で解決できない人権侵害を受けてしまえば人権回復はほぼ不可能になります。となれば、日本の主権の及ばないところに身柄を移すことで、人権侵害国家日本の影響を避けるという手段があります。ヒントは下記のリンク先です。近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。こちらのページ、または、こちらのスペアページにて徹底的に続けます。なお、3月15日(月)→16日(火)に私は新潟地裁前と長野地裁松本支部前で裁判員裁判抗議活動を行います。このページに詳細を掲載いたしました。私とともに行動してくださる方も募集しております(随時内容更新しますので、最新情報をご利用ください)。
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投稿者 高野 善通 : 21:56 | 裁判員制度徹底糾弾 | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年2月6日

日弁連会長選挙結果を見て

 日弁連会長選挙、結果はご存知のとおり再投票となりました。日弁連HPの投票結果も見ましたが、単純な票数だけ考えると主流派の山本候補が東京3会と大阪で約3000票の差をつけておりますが、一方で単位会レベルでは全52単位会のうち8割以上にあたる42単位会で宇都宮候補が勝利しています。地方で深刻化する生活・借金問題で宇都宮候補が票を獲得してきたことを考えると地方での山本候補の逆転の見込みが少ない一方、中央における派閥の論理を考えると宇都宮候補が東京・大阪での3000票差を逆転させるのも極めて難しいものがあります。そうなると、どちらも譲らず再々投票となる可能性が十分考えられます。
 地方単位会レベルでは宇都宮候補、票数レベルでは山本候補がどちらも譲らず叩き合う。日弁連内部の論理でこんな争いが延々と続くようだと、市民が弁護士を見る目も厳しくなってくるでしょう。それもこれも、本来争うべき人権問題、すなわち裁判員制度問題を権力側の論理で争点化させない不正な工作が行われたことがそもそもの原因です。逆にいえば、裁判員制度反対側勢力とすれば、日弁連会長選挙という(本来争点にすべき問題を争点にせず、別の問題が争点化した)不毛な論争を「高みの見物」としておけば良いのです。お互いが叩き合って疲弊したところで、外部の勢力が「おいしいところをせしめる」こともできるからです。
 ただし、今回の選挙において現執行部側候補が勝利するケースには注意が必要です。今回の選挙における混乱について、日弁連会長選規程のシステムに責任転嫁することが考えられるからです。すなわち、国政選挙違憲訴訟ではないですが「一票の格差」論を持ち出して、例えば東京や大阪などの大票田については複数単位会の配分を計ることが考えられるのです。今の国政選挙にも共通の問題ですが、中央の論理に基づいて中央に都合の良い選挙システムにしようという発想を日弁連もしようものなら、こちらも市民が日弁連のやり方を信用できなくなるでしょう。
 多数決論理よりもまず個人の人権を守ることを使命とする弁護士の職責から考えても、地方の論理が重視される現在の会長選挙のあり方には一定の理屈はあると考えています。裁判員制度にも共通の論理ですが、(こんなことはありえないでしょうが)たとえ国民の大多数が裁判員制度を支持しようとも、一人の被告人が「裁判員裁判は絶対に受け入れられない」と拒否すれば制度自体が潰れる性格のものです。単純な多数決論理では割り切れないところが、法律の世界では存在するのです。ともあれ、日弁連の内輪の論理でゴタゴタが続くことは決して好ましいことではありません。会長選挙が「取り直し」の結末を迎えることは私もあまり想定していませんでした。明日以降の各新聞社説は注目です。

 なお、3月15日(月)→16日(火)に私は新潟地裁前と長野地裁松本支部前で裁判員裁判抗議活動を行います。このページに詳細を掲載いたしました。私とともに行動してくださる方も募集しております(随時内容更新しますので、最新情報をご利用ください)。また、近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。こちらのページ、または、こちらのスペアページにて徹底的に続けます。
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投稿者 高野 善通 : 16:50 | 裁判員制度徹底糾弾 | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年2月5日

わが国に根付く根底的悪弊

 本日から私は話題の「twitter」を始めました。IDは「dprkorya」でこちらが私のtwitterページになりますが、あくまで読み方は「dprこーや」であることをお断り申し上げます。ある近隣諸国のつづりとは一切関係ございませんのであしからず。そういえばアメリカでは陪審員が職務期間内にtwitterで裁判の様子をアップして解任なり罰金を科されたケースがあったそうです(参考記事)。守秘義務にうるさい日本でも同じようなことが起きるのかどうかも注目されます。

 さて、最近の社会情勢、注目されるニュースが多々おきています。民主党小沢幹事長不起訴・側近起訴事件、朝青龍引退、トヨタ欠陥リコール問題、横浜事件刑事補償認定判決などなど…これらの事件は相互に関係があるわけではありませんが、わが国にはびこる悪弊という観点では共通の根を持つ意味もあります。裁判員制度をめぐる現状の問題と絡むこともあり、指摘したいと思います。
 これらの件に共通に存在する問題として、まず、批判を受けるべき当事者が自己擁護を第一に社会に対して責任を回避しようとの姿勢を強く持っていることが挙げられます。その結果、問題が長期化するとか、新たにさらなる問題が噴出するなどしてより状況が悪化することにもつながります。自己擁護のために根底的な問題を隠蔽した上で事をさらに進めていけば、最早立ち行かなくなったときに「根底的な問題があった」と社会に初めて非を認めようとも、社会からは「なぜもっと早くに問題を洗い出しておかなかったのか」という非難を受けても仕方ないのです。まして、日本の政権与党の幹部である小沢民主党幹事長、日本の国技大相撲の横綱朝青龍、日本を代表する大企業トヨタ自動車、日本の司法は、すべて日本国を代表する立場でもあり、社会的責任は極めて大きな存在です。
 このように問題が長引けば長引くほど、責任を負う立場とそれを見る市民との対立は深まるばかりです。対立が深まれば深まるほどどちらにも良い結果は出ません。本日の日経一面に掲載されたコラムでは検察と与党との対立について述べられましたが、権力同士が対立することによる最大の敗者は一般国民であるとの内容でした。まさに、不毛な争論のツケが一般市民に押し付けられるというとんでもない不幸に陥るのです。喜ぶのはこの争論に関係ない立場の者たちで、例えば、トヨタリコール問題では他の自動車メーカーであったり、大相撲問題では他のスポーツ関係者だったりするわけです。
 裁判員制度においては、その存在そのものについて根底的な意味で問題が続出しているにも関わらず、権力や権威が総与党化したために「最早引くに引けない」という論理を優先するあまり、問題を徹底的に隠蔽した上で突っ走る姿勢です。「最早立ち行かなくなってしまった」と総与党化した権力・権威側がギブアップしたときに自己擁護の姿勢を徹底すれば、その責任を我々一般市民や裁判員制度反対派弁護士に押し付けられる危険性も十分考えておかねばなりません。そんな場合の対策も私としては考えております。裁判員制度問題に関係ない外部の立場にこのインチキを告発することで、それは、まさしく海外にこの不正政策を伝えることに他なりません。

 本日は日弁連会長選挙投開票日ですが、私は選挙の大前提として「裁判員制度の是非」を争点にさせない不公正な工作行為が行われた以上、どちらが会長になるかについての注目はほとんどしません。むしろ、選挙の大前提段階における公正さが損なわれたことに対する批判(無効票数や投票率)がどれほど集まるのかが最大の注目であることは、以前に述べたとおりです。

 なお、3月15日(月)→16日(火)に私は新潟地裁前と長野地裁松本支部前で裁判員裁判抗議活動を行います。このページに詳細を掲載いたしました。私とともに行動してくださる方も募集しております(随時内容更新しますので、最新情報をご利用ください)。また、近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。こちらのページ、または、こちらのスペアページにて徹底的に続けます。
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投稿者 高野 善通 : 15:49 | 裁判員制度徹底糾弾 | コメント (4) | トラックバック (0)

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